JP2019187429A5

JP2019187429A5 -

Info

Publication number: JP2019187429A5
Application number: JP2019113661A
Authority: JP
Filing date: 2019-06-19
Publication date: 2020-01-09

Claims

対照造血幹細胞または造血前駆細胞の基本ＣＸＣＲ４遺伝子発現と比較して少なくとも３０倍高いＣＸＣＲ４遺伝子発現を有する、ヒト造血幹細胞または造血前駆細胞。
前記造血幹細胞または造血前駆細胞が、基本ＣＸＣＲ４遺伝子発現と比較して少なくとも４０倍、５０倍、６０倍、７０倍、または８０倍高いＣＸＣＲ４遺伝子発現を有する、請求項１に記載のヒト造血幹細胞または造血前駆細胞。
前記造血幹細胞および造血前駆細胞が、造血幹細胞および造血前駆細胞の集団である、請求項１に記載のヒト造血幹細胞または造血前駆細胞。
前記集団が、
（ａ）（ｉ）０．１％、０．５％、１％、２％、５％、１０％、１５％、２０％、２５％、もしくは３０％の造血幹細胞または造血前駆細胞、または（ｉｉ）１％〜３％、７０％〜８０％、もしくは９５％〜１００％の造血幹細胞または造血前駆細胞；あるいは
（ｂ）（ｉ）０．１０％未満、０．５０％未満、１．０％未満、３％未満、５％未満、１０％未満、１５％未満、２０％未満、または３０％未満のＣＤ３４ ^＋細胞、（ｉｉ）少なくとも０．０１％でかつ５０％以下のＣＤ３４ ^＋細胞、あるいは（ｉｉｉ）少なくとも１％のＣＤ３４ ^＋細胞、少なくとも３％のＣＤ３４ ^＋細胞、少なくとも５％のＣＤ３４ ^＋細胞、少なくとも９０％のＣＤ３４ ^＋細胞または少なくとも９５％のＣＤ３４ ^＋細胞
を含む、請求項３に記載のヒト造血幹細胞または造血前駆細胞。
前記細胞が、投与を必要とするヒト被験体へ投与準備済みである、請求項３または４に記載のヒト造血幹細胞または造血前駆細胞。
前記造血幹細胞または造血前駆細胞が、治療用組成物の構成成分である、請求項１〜５のいずれか一項に記載のヒト造血幹細胞または造血前駆細胞。
骨髄、臍帯血、動員された末梢血、ホウォートンゼリー、胎盤、胎児血、または人工多能性幹細胞（ｉＰＳＣ）から得られたものである、請求項１〜６のいずれか一項に記載のヒト造血幹細胞または造血前駆細胞。
ヒト被験体における細胞治療のための、請求項１〜７のいずれか一項に記載の細胞を含む組成物。
免疫学的障害または疾患の処置のための、請求項１〜７のいずれか一項に記載の細胞を含む組成物。
前記被験体が、乳がん、卵巣がん、脳がん、前立腺がん、肺がん、結腸がん、皮膚がん、肝がん、膵がん、または肉腫を有する、請求項８に記載の組成物。
前記被験体が、骨髄破壊または骨髄非破壊化学療法または放射線療法を受けている、請求項８に記載の組成物。
前記被験体が骨髄ドナーである、請求項８に記載の組成物。
急性冠状動脈症候群、急性肺傷害（ＡＬＩ）、急性心筋梗塞（ＡＭＩ）、急性呼吸窮迫症候群（ＡＲＤＳ）、動脈閉塞性疾患、動脈硬化症、関節軟骨欠損、無菌性全身性炎症、アテローム硬化性心血管疾患、自己免疫疾患、骨折、脳浮腫、脳低灌流、バージャー病、熱傷、がん、心血管疾患、軟骨損傷、脳梗塞、脳虚血、脳卒中、脳血管疾患、化学療法誘発性ニューロパチー、慢性感染、慢性腸間膜虚血、跛行、うっ血性心不全、結合組織損傷、挫傷、冠動脈疾患（ＣＡＤ）、重症肢虚血（ＣＬＩ）、クローン病、深部静脈血栓症、深部創傷、潰瘍治癒の遅延、創傷治癒の遅延、Ｉ型糖尿病、ＩＩ型糖尿病、糖尿病性ニューロパチー、糖尿病誘発性虚血、播種性血管内凝固（ＤＩＣ）、塞栓性脳虚血、移植片対宿主病、凍傷、遺伝性出血性毛細血管拡張症、高酸素傷害、低酸素症、炎症、炎症性腸疾患、炎症性疾患、傷害を受けた腱、間欠性跛行、腸管虚血、虚血、虚血性脳疾患、虚血性心疾患、虚血性末梢血管疾患、虚血胎盤、虚血性腎疾患、虚血性血管疾患、虚血再灌流傷害、裂傷、左主冠状動脈疾患、肢虚血、下肢虚血、心筋梗塞、心筋虚血、臓器虚血、変形性関節症、骨粗鬆症、骨肉腫、パーキンソン病、末梢動脈性疾患（ＰＡＤ）、末梢動脈疾患、末梢性虚血、末梢性ニューロパチー、末梢血管疾患、前がん、肺水腫、肺塞栓症、リモデリング障害、腎臓虚血、網膜虚血、網膜症、敗血症、皮膚潰瘍、実質臓器移植、脊髄傷害、卒中、軟骨下骨嚢胞、血栓症、血栓性脳虚血、組織虚血、一過性脳虚血発作（ＴＩＡ）、外傷性脳傷害、潰瘍性大腸炎、腎臓の血管疾患、血管の炎症性の状態、フォンヒッペル・リンダウ症候群、または組織もしくは臓器の創傷の処置のための、請求項１〜７のいずれか一項に記載の細胞を含む組成物。