JP2019187129A - 全閉外扇形回転電機および外扇カバー - Google Patents

全閉外扇形回転電機および外扇カバー Download PDF

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Abstract

【課題】全閉外扇形回転電機の外扇カバーの取り扱いを容易にする。【解決手段】全閉外扇形回転電機200は、ロータシャフト11と回転子鉄心とを有する回転子と、固定子鉄心と固定子巻線とを有する固定子と、フレーム40と、2つの軸受と、2つの軸受ブラケットと、外扇55と、フレーム40の径方向外側表面への外気の流路を形成するように外扇55を覆い外気の吸い込み口が形成された端板110と外扇55の径方向外側に配された側板120とを有する外扇カバー100とを備える。側面カバー部120は、ロータシャフト11の回転中心を通る鉛直平面に対して互いに対称な2つのグループを有し、それぞれのグループは、それぞれが周方向に移動可能な複数の部分121、122を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、全閉外扇形回転電機およびその外扇カバーに関する。
回転電機は、回転子、固定子を備えており、また、通常は、さらに、回転子鉄心および固定子を収納するフレームも備えている。また、通常は、フレームの軸方向の両端は、軸受ブラケットにより閉止されている。軸受ブラケットは、回転子を回転可能に支持する軸受を静止支持する。全閉形回転電機においては、フレームと軸受ブラケットおよび軸受により閉空間が形成される。
回転電機の運転により、回転子鉄心および固定子鉄心においては鉄損が、また、固定子巻線においては銅損が、それぞれ発生し、これらの損失による熱が発生する。このため、閉空間内で発生する熱を、閉空間内から除去する必要がある。
このため、閉空間内に冷却管を設けて、冷却管内に冷却用の媒体として、たとえば水や外気を流して、冷却管の管壁を介して冷却する例がある。また、冷却管を設けずに、フレームの表面を介して熱を除去する例がある。この場合は、フレーム表面にフィンを設けてより大きな伝熱面積を確保することが一般的である。
特許第5797183号公報
フレームの表面を介して熱を放出する方式において、フレーム表面の外気と熱伝達を強制対流熱伝達で行う場合は、一般的には、外気をフレーム表面に強制的に送るために、ロータシャフトのフレームより外側の部分に外扇を取り付けることが一般的である。また、外扇により駆動される外気が、フレーム表面に沿って流れるように、外扇の周囲に外扇カバーを設けている。さらに、強制的に軸方向に送られる外気の流れを乱さないように、フレーム表面のフィンは、軸方向に延びるように配される。
たとえば、岩等の破砕用のように粉塵環境に設置される回転電機では、定期的に清掃しないと、粉塵の固着による偏心により振動が発生したり、風量が低下したりする問題が生ずる。このような場合に、外扇カバーを一体で軸方向に取り外すのは、作業場の負荷が大きく、また、軸方向のスペースを確保する必要もある。
このような場合に、外扇カバーを一体で取り外さずに、外扇にアクセス可能な構成が望まれる。また、振動等の異常が発見された場合に、まず、外扇の周囲を簡単に確認できるような構成が望まれる。
そこで、本発明は、全閉外扇形回転電機の外扇カバーの取り扱いを容易にすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る全閉外扇形回転電機は、水平方向に延びて回転可能に支持されたロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心とを有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に設けられた円筒状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心を軸方向に貫通する固定子巻線とを有する固定子と、前記固定子の径方向の外側に配されて前記回転子鉄心と前記固定子を収納するフレームと、前記回転子鉄心を挟んで軸方向の前記ロータシャフトの両側のそれぞれで前記ロータシャフトを支持する2つの軸受と、前記フレームの軸方向の両端を閉止するように寄り付けられて、前記軸受のそれぞれを支持する2つの軸受ブラケットと、前記ロータシャフトの前記軸受ブラケットの一方の軸方向外側に取り付けられて、前記フレームの径方向外側表面に外気を供給する外扇と、前記フレームの径方向外側表面への外気の流路を形成するように前記外扇を覆い、前記外気の吸い込み口が形成された端板と前記外扇の径方向外側に配された側面カバー部とを有する外扇カバーと、を備え、前記側面カバー部は、前記ロータシャフトの回転中心を通る鉛直平面に対して互いに対称な2つのグループを有し、それぞれのグループは、それぞれが周方向に移動可能な複数の部分を有することを特徴とする。
また、本発明に係る外扇カバーは、回転子と、固定子と、フレームと、2つの軸受と、2つの軸受ブラケットと、前記フレームの径方向外側表面に外気を供給する外扇とを備える全閉外扇形回転電機における外扇カバーであって、前記フレームの径方向外側表面への外気の流路を形成するように前記外扇を覆い前記外気の吸い込み口が形成された端板と、前記外扇の径方向外側に配された側面カバー部と、を有し、前記側面カバー部は、前記ロータシャフトの回転中心を通る鉛直平面に対して互いに対称な2つのグループを有し、それぞれのグループは、それぞれが周方向に移動可能な複数の部分を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、全閉外扇形回転電機の外扇カバーの取り扱いを容易にすることができる。
実施形態に係る全閉外扇形回転電機の構成を示す立断面図である。 実施形態に係る全閉外扇形回転電機の外扇および外扇カバーの構成を示す概念的な斜視図である。 実施形態に係る外扇カバーの構成を示す斜視図である。 実施形態に係る外扇カバーにおける側板の通常取り付け状態を示す概念的な横断面図である。 実施形態に係る外扇カバーにおける上部を開放時の側面カバー部の状態を示す概念的な横断面図である。 実施形態に係る外扇カバーにおける下部を開放時の側面カバー部の状態を示す概念的な横断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る全閉外扇形回転電機およびその外扇カバーについて説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
図1は、実施形態に係る全閉外扇形回転電機の構成を示す立断面図である。全閉外扇形回転電機200は、回転子10、固定子20、結合側軸受30a、反結合側軸受30b、フレーム40、結合側軸受ブラケット45a、反結合側軸受ブラケット45b、外扇55、および外扇カバー100を有する。ここでは、全閉外扇形回転電機200が、かご型誘導電動機である場合を例にとって示す。
回転子10は、回転軸方向に水平に延びたロータシャフト11、ロータシャフト11の径方向外側に設けられた回転子鉄心12、および複数の導体部13を有する。ロータシャフト11は、軸方向に回転子鉄心12を挟んだ2箇所でそれぞれ、反結合側軸受30aおよび結合側軸受30bにより回転可能に支持されている。ロータシャフト11の一端には、回転電機が電動機の場合には駆動対象との、あるいは回転電機が発電機の場合には原動機との結合のために、たとえばフランジなどの結合部11aが設けられている。ここでは、軸方向に結合部11aの方向を結合側、その反対方向を反結合側と呼ぶ。
複数の導体部13は、周方向に互いに間隔をおいて配されている。それぞれの導体部13は、回転子鉄心12の径方向の表面近傍を軸方向に貫通する導体バーと、全ての導体バーを回転子鉄心12の軸方向の両外側で互いに結合させ短絡する短絡リングを有する。
ロータシャフト11には、軸方向に回転子鉄心12と反結合側軸受30bの間に、内扇15が取り付けられている。図1に示す内扇15は、遠心ファンの場合を示している。
固定子20は、固定子鉄心21と固定子巻線22とを有する。固定子鉄心21は、回転子鉄心12の径方向外側に設けられ円筒状である。固定子鉄心21の径方向の内面に周方向に互いに間隔を以て回転軸方向に延びた複数のスロット(図示せず)が形成されており、固定子巻線22は、それぞれのスロット内を貫通する。
回転子鉄心12および固定子20は、径方向外側に配されたフレーム40に囲まれている。フレーム40の回転軸方向の両端には、結合側軸受ブラケット45aおよび反結合側軸受ブラケット45bがそれぞれ取り付けられている。ロータシャフト11の回転子鉄心12を挟んだ両側の部分を回転可能に支持する結合側軸受30aおよび反結合側軸受30bは、それぞれ結合側軸受ブラケット45aおよび反結合側軸受ブラケット45bに固定支持されている。
フレーム40、結合側軸受ブラケット45aおよび反結合側軸受ブラケット45b、結合側軸受30aおよび反結合側軸受30bは、互いに相俟って閉空間40aを形成している。閉空間40a内は、たとえば空気などの冷却用気体(内気)が満たされている。
フレーム40には、冷却用気体を循環するために、少なくとも一つ、軸方向に延びたフレーム通風路41が形成されている。フレーム通風路41が複数形成されている場合は、複数のフレーム通風路41は、周方向に互いに間隔をおいて配されている。フレーム40のそれぞれのフレーム通風路41が形成されている部分には、反結合側に入口開口42が、また、結合側には出口開口43が形成されている。それぞれのフレーム通風路41内の通路内空間40cは、入口開口42および出口開口43を介して、回転子鉄心12および固定子20側の発熱側空間40bと連通しており、閉空間40aの一部を形成する。
フレーム40の外表面には、フレーム通風路41が形成されている領域を除いて、複数のフィン(図示せず)が形成されている。
冷却用気体は、内扇15に駆動されて、閉空間40a内を循環し、回転子鉄心12および固定子20等を冷却する。すなわち、内扇15に駆動された冷却用気体は、入口開口42から、フレーム通風路41に流入し、通路内空間41c内を軸方向に結合側に向かって流れ、出口開口43から発熱側空間40bの結合側の部分に流出する。
発熱側空間40bの結合側の部分に流入した冷却用気体は、回転子鉄心12および固定子20側に流入し、これらを冷却した後に、発熱側空間40bの反結合側の部分に流出し、再び、内扇15に流入する。
ロータシャフト11の反結合側軸受30bより軸方向外側の部分には、外扇55が取り付けられている。外扇カバー100は、外扇55を囲むように設けられている。外扇カバー100は、端板110および側面カバー部120を有する。端板110は円形で、外扇55の軸方向外側に配され、外気を取り入れる吸い込み口110aが形成されている。側面カバー部120は、端板110の周囲に接続し、軸方向に円筒状に延びている。側面カバー部120の端板110との接続部と軸方向に反対側の部分は、フレーム40と、軸方向に重複しており、側面カバー部120の内面とフレーム40の外表面の間にギャップ110bが形成されている。
なお、端板110の形状は、フレーム40の断面形状が円形の場合には、前記のように円形とするが、円形には限らない。すなわち、ギャップ110bの寸法が周方向にほぼ一定となるように、フレーム40の断面形状に合わせて形状を決めることが適切である。この際、軸方向に重複する範囲にフィンが形成されている場合は、フィンの頂部と側面カバー部120の内面との間隙寸法をギャップ110bの寸法とする。
図2は、実施形態に係る全閉外扇形回転電機の外扇および外扇カバーの構成を示す概念的な斜視図である。また、図3は、外扇カバーの構成を示す斜視図である。
外扇カバー100は、前述の端板110および側面カバー部120に加えて、複数の側板保持部130、複数の連結部材140、および複数の支持部材150を有する。
端板110および側面カバー部120は、外扇55周りの空間を、外扇カバー100内の空間と、外扇カバー100外の空間とに区画する曲面を形成する。また、側板保持部130、連結部材140、および支持部材150は、端板110および側面カバー部120を支持し、これらの自重をフレーム40に伝達する機能を有する。
複数の側板保持部130は、ほぼ円環状の構造物であり、軸方向に互いに間隔をおいて、3箇所に設けられ、それぞれは、中心軸を回転軸に平行で、かつほぼ同軸に配されている。なお、側板保持部130の設置数は、2つでもよいし、3つ以上でもよい。
複数の連結部材140は、それぞれ軸方向に延びており、互いに周方向に間隔をおいて配されている。複数の連結部材140は、複数の側板保持部130を互いに連結する。互いに結合した複数の連結部材140と複数の側板保持部130は、1つの円筒形のかご形の形状をなす。
複数の支持部材150は、かご形の形状をなす複数の連結部材140と複数の側板保持部130の結合体を、その軸を水平な方向にしてフレーム40と結合させる。具体的には、複数の支持部材150のそれぞれは矩形の板状で、一方の辺は連結部材140に、また、他方の辺はフレーム40の外表面に結合されている。なお、支持部材150の形状は、矩形の板状に限定されずに他の形状であってもよい。また、軸方向に延びて、一定の幅を有するものれば、管状であってもよい。
図4は、実施形態に係る外扇カバーにおける側面カバー部の通常取り付け状態を示す概念的な横断面図である。図5は、外扇カバーにおける上部を開放時の側面カバー部の状態を示す概念的な横断面図である。また、図6は、外扇カバーにおける下部を開放時の側板の状態を示す概念的な横断面図である。それぞれの図において、図示上分かりやすくするために、側板保持部130と連結部材140を実線で、また、側面カバー部120を破線で表示している。
側面カバー部120は、中央の鉛直平面に関して互いに対称な2つのグループに分けられる。ここで、中央の鉛直平面とは、複数の連結部材140と複数の側板保持部130が互いに結合して円筒状のかご形の形状をなす結合体の中心軸を含む鉛直平面、すなわち、左右の中央の鉛直平面である。それぞれのグループは、上部側板121および下部側板122を有する。
それぞれの上部側板121の上辺には、軸方向に延びた上部側板結合部121aが設けられている。上部側板結合部121aは、後述する上部区画部材135と互いに密着するように結合可能でありかつ脱着可能である。
それぞれの下部側板122の上部の外側には、軸方向に延びるシール部材123が取り付けられている。また、それぞれの下部側板122の上辺には、軸方向に延びた下部側板結合部122aが設けられている。下部側板結合部122aは、後述する上部区画部材135と互いに密着するように結合可能でありかつ脱着可能である。また、それぞれの下部側板122の下辺は、後述する下部区画部材134と互いに密着するように結合可能である。
連結部材140は、矩形断面で、軸方向に棒状に延びている。図4ないし図6では、連結部材140は、4本設けられている場合を示している。また、最下部には、軸方向に延びる下部区画部材134が設けられており、最上部には、軸方向に延びる上部区画部材135が設けられている。
それぞれの側板保持部130は、内側環状部材131、下半内側収納部材132、下半外側収納部材133、および下部区画部材134を有する。図4ないし図6では、環状保持部材130の正面図が示されており、環状保持部材130の各部は、それぞれ奥行き、すなわち軸方向の幅を有している。また、概念的な図として、内側環状部材131、下半内側収納部材132、および下半外側収納部材133のそれぞれが曲線で示されているが、それぞれ、径方向に幅を有している。内側環状部材131、下半内側収納部材132、および下半外側収納部材133それぞれの軸方向の幅と径方向の幅は、それぞれ、面内および面外への曲げ剛性を確保するために必要な寸法を有する。
内側環状部材131は、環状の部材である。下半内側収納部材132、および下半内側収納部材132は、内側環状部材131の下半部の径方向外側に、まず、下半内側収納部材132が配され、さらにその径方向の外側に下半外側収納部材133が配されている。この結果、径方向には内側環状部材131と下半内側収納部材132とに挟まれて、最下部は下部区画部材134で仕切られている円弧状の内側受け部132aが形成される。また、径方向には下半内側収納部材132と下半外側収納部材133とに挟まれて、最下部は下部区画部材134で仕切られている円弧状の外側受け部133aが形成される。
それぞれの内側受け部132aは、それぞれの上部側板121を収納可能である。また、それぞれの外側受け部133aは,それぞれの下部側板122を収納可能である。
図4に示すように、通常取り付け状態においては、上部側板121は、上部区画部材135と結合している。また下部側板122は、下部区画部材134と結合している。上部側板121、下部側板122、およびこれらに挟まれたシール部材123が、外扇55の径方向外側を覆う側面カバー部120を形成する。
保守等のために、外扇55にその上方からアクセスする場合は、図5に示すように、それぞれの上部側板結合部121aの上部区画部材135との結合を外して、上部側板121を、周方向にスライドさせて、内側受け部132a内に収納する。この結果、外扇55の径方向外側の上方は、内側環状部材131を残して、開放された状態となる。この結果、上方から外扇55に容易にアクセスすることができる。なお、一方の上部側板結合部121aのみを外して、片側のみを開放することも可能である。
外扇55に下方からアクセスする場合は、図6に示すように、下部側板122を周方向にスライドさせ、上方で、下部側板結合部122aを上部区画部材135と結合させる。この結果、外扇55の径方向外側の下方は、内側環状部材131を残して、開放された状態となる。この結果、下方から外扇55に容易にアクセスすることができる。なお、図6では、下部側板122を2つとも上方に移動させているが、片方のみを移動させることも可能である。
以上のように、本実施形態によれば、全閉外扇形回転電機の外扇カバーを、容易に取り扱うことができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、実施形態では、全閉外扇形回転電機として、かご型誘導電動機の場合を例にとって示したが、これに限定されず、巻線型の誘導型回転電機、同期回転電機であってもよい。
また、実施形態では、内扇15が、回転子鉄心12と反結合側軸受30bの間に取り付けられている場合を示したが、内扇15が、回転子鉄心12と反結合側軸受30aの間に取り付けられている場合であってもよい。あるいは、これらの両側に取り付けられている場合でもよい。
また、実施形態では、側面カバー部120は、左右それぞれに上部側板121と下部側板122の2つの部分を有する場合を例にとって示したが、複数であれば、3つ以上の部分を有することでもよい。
さらに、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、11a…結合部、12…回転子鉄心、13…導体部、15…内扇、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、30a…結合側軸受、30b…反結合側軸受、40…フレーム、40a…閉空間、40b…発熱側空間、40c…通路内空間、41…フレーム通風路、42…入口開口、43…出口開口、45a…結合側軸受ブラケット、45b…反結合側軸受ブラケット、55…外扇、100…外扇カバー、110…端板、110a…吸い込み口、110b…ギャップ、120…側面カバー部、121…上部側板、121a…上部側板結合部、122…下部側板、122a…下部側板結合部、123…シール部材、130…側板保持部、131…内側環状部材、132…下半内側収納部材、132a…内側受け部、133…下半外側収納部材、133a…外側受け部、134…下部区画部材、135…上部区画部材、140…連結部材、150…支持部材、200…全閉外扇形回転電機

Claims (6)

  1. 水平方向に延びて回転可能に支持されたロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心とを有する回転子と、
    前記回転子鉄心の径方向外側に設けられた円筒状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心を軸方向に貫通する固定子巻線とを有する固定子と、
    前記固定子の径方向の外側に配されて前記回転子鉄心と前記固定子を収納するフレームと、
    前記回転子鉄心を挟んで軸方向の前記ロータシャフトの両側のそれぞれで前記ロータシャフトを支持する2つの軸受と、
    前記フレームの軸方向の両端を閉止するように寄り付けられて、前記軸受のそれぞれを支持する2つの軸受ブラケットと、
    前記ロータシャフトの前記軸受ブラケットの一方の軸方向外側に取り付けられて、前記フレームの径方向外側表面に外気を供給する外扇と、
    前記フレームの径方向外側表面への外気の流路を形成するように前記外扇を覆い、前記外気の吸い込み口が形成された端板と前記外扇の径方向外側に配された側面カバー部とを有する外扇カバーと、
    を備え、
    前記側面カバー部は、前記ロータシャフトの回転中心を通る鉛直平面に対して互いに対称な2つのグループを有し、それぞれのグループは、それぞれが周方向に移動可能な複数の部分を有することを特徴とする全閉外扇形回転電機。
  2. 前記側面カバー部は、上部側板および下部側板を有し、
    前記外扇カバーは、
    軸方向に互いに間隔をおいて配されて、上部側板および下部側板がそれぞれ周方向に移動可能に形成された複数の側板保持部と、
    周方向に互いに間隔をおいて配されて、軸方向に延びて、前記複数の側板保持部を支持する複数の連結部材と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の全閉外扇形回転電機。
  3. 前記複数の側板保持部のそれぞれは、
    前記複数の連結部材に結合した環状の内側環状部材と、
    前記内側環状部材の下半部の径方向外側に配されて、前記内側環状部材とともに内側受け部を形成する下半内側収納部材と、
    前記下半内側収納部材の径方向の外側に配されて、前記下半内側収納部材とともに外側受け部を形成する下半外側収納部材と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の全閉外扇形回転電機。
  4. 前記複数の側板保持部のそれぞれの上端を結合する上部区画部材をさらに備え、
    前記上部側板のそれぞれの上辺には、前記上部区画部材と脱着可能な結合部が設けられており、
    前記下部側板のそれぞれの上辺には、前記上部区画部材と脱着可能な結合部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の全閉外扇形回転電機。
  5. 前記下部側板のそれぞれの上辺近傍の内面には、軸方向に延びるシール部材が設けられていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の全閉外扇形回転電機。
  6. 回転子と、固定子と、フレームと、2つの軸受と、2つの軸受ブラケットと、前記フレームの径方向外側表面に外気を供給する外扇とを備える全閉外扇形回転電機における外扇カバーであって、
    前記フレームの径方向外側表面への外気の流路を形成するように前記外扇を覆い前記外気の吸い込み口が形成された端板と、
    前記外扇の径方向外側に配された側面カバー部と、
    を有し、
    前記側面カバー部は、前記ロータシャフトの回転中心を通る鉛直平面に対して互いに対称な2つのグループを有し、それぞれのグループは、それぞれが周方向に移動可能な複数の部分を有する、
    ことを特徴とする外扇カバー。
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