JP2019186118A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電モジュールの小型化を図ることができる蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電モジュール2は、蓄電セル8が正極集電板16及び負極集電板17を介して積層されてなるセルスタック3と、蓄電セル8の積層方向に延在し、正極集電板16と電気的に接続された正極バスバー5と、蓄電セル8の積層方向に延在し、負極集電板17と電気的に接続された負極バスバー6とを有し、正極バスバー5は、セルスタック3の一端側においてセルスタック3の一端面と対向するように折り曲げられた正極折り曲げ部22を有し、負極バスバー6は、セルスタック3の他端側においてセルスタック3の他端面と対向するように折り曲げられた負極折り曲げ部24を有し、各蓄電モジュール2の正極折り曲げ部22同士は正極接続バスバー28を介して接続され、各蓄電モジュール2の負極折り曲げ部24同士は負極接続バスバー29を介して接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電装置に関する。
従来の蓄電装置としては、例えば特許文献1に記載されている組電池が知られている。特許文献1に記載の組電池は、複数の単電池と、各単電池の端子同士を電気的に接続するバスバーとを備えている。
特開2018−10836号公報
ところで、蓄電装置としては、複数の蓄電モジュールが並んで配置されることがある。例えば蓄電モジュールは、複数の蓄電セルが正極集電板及び負極集電板を介して積層されてなるセルスタックと、蓄電セルの積層方向に延在し、正極集電板と電気的に接続された正極バスバーと、蓄電セルの積層方向に延在し、負極集電板と電気的に接続された負極バスバーとを有している。複数の蓄電モジュールの正極バスバー同士は、正極接続バスバーを介して接続される。複数の蓄電モジュールの負極バスバー同士は、負極接続バスバーを介して接続される。従って、正極バスバーに正極接続バスバーの接続領域を確保するために、セルスタックの積層方向の一端側において正極バスバーを積層方向の外側に延ばす必要があり、負極バスバーに負極接続バスバーの接続領域を確保するために、セルスタックの積層方向の他端側において負極バスバーを積層方向の外側に延ばす必要がある。このため、正極バスバー及び負極バスバーが蓄電セルの積層方向に長くなる。その結果、蓄電モジュールの体格が蓄電セルの積層方向に大きくなってしまう。
本発明の目的は、蓄電モジュールの小型化を図ることができる蓄電装置を提供することである。
本発明の一態様は、複数の蓄電モジュールを備えた蓄電装置において、蓄電モジュールは、複数の電極を含んで構成される蓄電セルが正極集電板及び負極集電板を介して第1方向に積層されてなるセルスタックと、第1方向に延在し、正極集電板と電気的に接続された正極バスバーと、第1方向に延在し、負極集電板と電気的に接続された負極バスバーとを有し、複数の蓄電モジュールは、第1方向に垂直な第2方向に並んで配置されており、正極バスバーは、セルスタックの第1方向の一端側においてセルスタックの第1方向の一端面と対向するように折り曲げられた正極折り曲げ部を有し、負極バスバーは、セルスタックの第1方向の他端側においてセルスタックの第1方向の他端面と対向するように折り曲げられた負極折り曲げ部を有し、複数の蓄電モジュールの正極折り曲げ部同士は、正極接続バスバーを介して接続されており、複数の蓄電モジュールの負極折り曲げ部同士は、負極接続バスバーを介して接続されている。
このような蓄電装置において、正極バスバーは、セルスタックの第1方向の一端側においてセルスタックの第1方向の一端面と対向するように折り曲げられた正極折り曲げ部を有し、負極バスバーは、セルスタックの第1方向の他端側においてセルスタックの第1方向の他端面と対向するように折り曲げられた負極折り曲げ部を有している。そして、正極折り曲げ部に正極接続バスバーが接続され、負極折り曲げ部に負極接続バスバーが接続されている。従って、正極バスバー及び負極バスバーの第1方向の長さが短くなるため、蓄電モジュールの第1方向の寸法が小さくなる。これにより、蓄電モジュールの小型化を図ることができる。
正極バスバー及び負極バスバーは、セルスタックに対して第1方向及び第2方向に垂直な第3方向の同じ側において第2方向に並んで配置されていてもよい。このような構成では、正極バスバーがセルスタックに対して第3方向の一方側に配置され、負極バスバーがセルスタックに対して第3方向の他方側に配置されている場合に比べて、蓄電モジュールの第3方向の寸法が小さくなる。これにより、蓄電モジュールの更なる小型化を図ることができる。
蓄電モジュールは、セルスタックの第1方向の両側に配置され、蓄電セルを第1方向に拘束する1対のエンドプレートと、セルスタックに対して正極バスバー及び負極バスバーと第1方向及び第2方向に垂直な第3方向の同じ側に配置され、第1方向に延在するカバー部材とを有し、カバー部材の第1方向の両端部には、固定具によりエンドプレートに固定される固定部がそれぞれ設けられており、正極折り曲げ部は、エンドプレートを挟んでセルスタックの一端面と対向しており、負極折り曲げ部は、エンドプレートを挟んでセルスタックの他端面と対向しており、正極接続バスバー及び負極接続バスバーは、第1方向において固定具よりもセルスタックの反対側に配置されていてもよい。このような構成では、正極接続バスバー及び負極接続バスバーが第1方向において固定具よりもセルスタックの反対側に配置されているため、正極接続バスバー及び負極接続バスバーの面積を大きくしても、正極接続バスバー及び負極接続バスバーが固定具に干渉することがない。正極接続バスバー及び負極接続バスバーの面積を大きくすることにより、正極接続バスバー及び負極接続バスバーの電気抵抗を低減することができる。
蓄電モジュールは、セルスタックの第1方向の両側に配置され、蓄電セルを第1方向に拘束する1対のエンドプレートを有し、エンドプレートは、セルスタックを第1方向に挟む拘束部と、拘束部からセルスタックの反対側に張り出したベース部とを有し、正極接続バスバー及び負極接続バスバーは、第1方向においてベース部の先端よりもセルスタック側に配置されていてもよい。このような構成では、正極接続バスバー及び負極接続バスバーが第1方向においてエンドプレートのベース部の先端よりもセルスタック側に配置されているため、正極バスバー及び負極バスバーの第1方向の長さが一層短くなる。このため、蓄電モジュールの第1方向の寸法が一層小さくなる。これにより、蓄電モジュールの更なる小型化を図ることができる。
本発明によれば、蓄電モジュールの小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る蓄電装置を示す概略斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1に示された蓄電セルを正極集電板及び負極集電板と共に示す斜視図である。 図4に示された蓄電セルの断面図である。 比較例としての蓄電装置を示す断面図であり、図2に対応する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る蓄電装置を示す概略斜視図である。図2は、図1のII−II線断面図である。図3は、図1のIII−III線断面図である。図1〜図3において、本実施形態の蓄電装置1は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車または電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。
蓄電装置1は、複数(ここでは2つ)の蓄電モジュール2を備えている。蓄電モジュール2は、セルスタック3と、1対のエンドプレート4と、正極バスバー5と、負極バスバー6と、カバー部材7とを有している。
セルスタック3は、複数の蓄電セル8を積層することにより構成されている。セルスタック3は、例えば100体程度の蓄電セル8の集合体である。以下の説明では、蓄電セル8の積層方向をX方向(第1方向)とし、蓄電セル8の幅方向をY方向(第2方向)とし、蓄電セル8の高さ方向をZ方向(第3方向)とする。Y方向は、X方向に垂直な方向である。Z方向は、X方向及びY方向に垂直な方向である。2つの蓄電モジュール2は、Y方向に並んで配置されている。
蓄電セル8は、扁平な略直方体形状をなす単電池である。蓄電セル8は、例えばニッケル水素二次電池またはリチウムイオン二次電池等の二次電池であってもよく、電気二重層キャパシタであってもよい。また、蓄電セル8は、全固体電池であってもよい。本実施形態では、蓄電セル8がバイポーラ型のリチウムイオン二次電池である場合を例示する。
蓄電セル8は、図4及び図5にも示されるように、電極積層体9と、保持部材10とを有している。電極積層体9は、複数のバイポーラ電極11がセパレータ12を介して積層されてなる構造を有している。バイポーラ電極11は、集電体13と、この集電体13の一方面に形成された正極層14と、集電体13の他方面に形成された負極層15とを有している。
集電体13は、略矩形状を呈するシート状の導電部材である。集電体13は、例えば金属箔または合金箔である。金属箔としては、例えば銅箔、アルミニウム箔、チタン箔またはニッケル箔が挙げられる。集電体13が金属箔である場合、機械的強度を確保する観点からアルミニウム箔を用いることが好適である。合金箔としては、例えばステンレス鋼箔または上記金属の合金箔が挙げられる。集電体13が合金箔またはアルミニウム箔以外の金属箔である場合、集電体13の表面にアルミニウムが被覆されていてもよい。
正極層14は、正極活物質と電解質とを含んでいる。正極活物質は、例えば複合酸化物、金属リチウムまたは硫黄等である。複合酸化物の組成には、例えばマンガン、チタン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとが含まれる。電解質は、例えば固体電解質、固体高分子電解質またはゲル状電解質である。固体電解質は、ジルコニアまたはβアルミナを含む。固体高分子電解質は、例えばポリエチレンオキシド(PEO)、ポリプロピレンオキシド(PPO)等のアルキレンオキシド系高分子化合物、若しくはこれらの共重合体を含む。ゲル状電解質は、流動性を完全に若しくはほぼ完全に示さない電解質である。例えば20℃におけるゲル状電解質の粘度は、0.1Pa・S以上である。
正極層14が固体高分子電解質を含む場合、正極層14は、例えばイオン伝導性を高めるための支持塩、電子伝導性を高めるための導電助剤、粘度調整溶媒及び重合開始剤の少なくとも何れかを含む。支持塩は、アルキレンオキシド系高分子化合物に容易に溶解可能な観点から、例えばリチウム塩である。リチウム塩は、例えばLiBF、LiPF、LiN(SOCF、LiN(SO、若しくはこれらの混合物である。導電助剤は、例えばアセチレンブラック、カーボンブラックまたはグラファイト等である。粘度調整溶媒は、例えばN−メチル−2−ピロリドン(NMP)等である。重合開始剤は、例えばアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)等である。
負極層15は、負極活物質と電解質とを含んでいる。負極活物質は、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボンまたはソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、リチウムと合金化可能な元素であるシリコン、スズまたはその化合物、或いはホウ素添加炭素等である。負極層15の電解質は、例えば正極層14に含まれる電解質と同様である。
セパレータ12は、隣り合うバイポーラ電極11同士を隔てる層状部材であり、略矩形状を呈している。セパレータ12は、正極層14及び負極層15に含まれる電解質によって構成されている。また、セパレータ12は、電解質を充填可能な多孔質膜であってもよい。セパレータ12が固体電解質によって構成される場合、セパレータ12は、略矩形の板状を呈していてもよい。
電極積層体9の積層方向の両端には、集電体13がそれぞれ設けられている。電極積層体9の一端(図6の紙面右側の端)に位置する集電体13には、正極層14のみが形成されている。電極積層体9の他端(図6の紙面左側の端)に位置する集電体13には、負極層15のみが形成されている。
保持部材10は、電極積層体9を保持する部材である。保持部材10は、電極積層体9の幅方向の両側面、頂面及び底面を囲む矩形枠状を呈している。保持部材10は、例えば絶縁性及び耐熱性を有する樹脂により形成されている。保持部材10を形成する樹脂としては、例えばポリイミド、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ナイロン66(PA66)等が挙げられる。保持部材10は、バイポーラ電極11を封止し、バイポーラ電極11同士の短絡を防止する機能を合わせ持っている。
蓄電セル8同士は、正極集電板16及び負極集電板17を介して積層されている。正極集電板16及び負極集電板17は、蓄電セル8の主面と略同形の長方形状を呈する金属板である。蓄電セル8の主面は、電極積層体9の積層方向に交差する1対の面であり、具体的には、電極積層体9の積層方向の両端に位置する集電体13の外側面である。正極集電板16及び負極集電板17は、例えば集電体13と同じ金属材料で形成されている。正極集電板16及び負極集電板17は、蓄電セル8を積層方向に挟むように配置されている。正極集電板16は、正極層14のみが形成された集電体13の外側面に接触している。負極集電板17は、負極層15のみが形成された集電体13の外側面に接触している。
正極集電板16は、正極バスバー5と接合される正極タブ16aを有している。正極タブ16aは、蓄電セル8の幅方向の一方側において電極積層体9に対して蓄電セル8の高さ方向に突出している。具体的には、正極タブ16aは、セルスタック3の頂面側に突出している。正極タブ16aの先端側は、蓄電セル8の外側に屈曲している。各正極集電板16の正極タブ16aの屈曲部分は、蓄電セル8の積層方向の一方側を向いて揃っている。そして、各正極集電板16の正極タブ16aの屈曲部分に対して正極バスバー5が溶接等により接合されている(図2参照)。なお、正極タブ16aの幅は、正極集電板16の幅の半分よりも小さい。また、各正極集電板16の正極タブ16aの幅は、互いに等しい。
負極集電板17は、負極バスバー6と接合される負極タブ17aを有している。負極タブ17aは、蓄電セル8の幅方向の他方側において電極積層体9に対して蓄電セル8の高さ方向に突出している。具体的には、負極タブ17aは、セルスタック3の頂面側に突出している。負極タブ17aの先端側は、蓄電セル8の外側に屈曲している。負極タブ17aの屈曲方向は、正極タブ16aの屈曲方向と逆向きとなっている。各負極集電板17の負極タブ17aの屈曲部分は、蓄電セル8の積層方向の他方側を向いて揃っている。そして、各負極集電板17の負極タブ17aの屈曲部分に対して負極バスバー6が溶接等により接合されている(図3参照)。なお、負極タブ17aの幅は、負極集電板17の幅の半分よりも小さい。また、各負極集電板17の負極タブ17aの幅は、互いに等しい。負極タブ17aは、幅方向において正極タブ16aから離間している。
エンドプレート4は、蓄電セル8を積層方向に拘束することにより、蓄電セル8の積層方向への位置ずれを規制する拘束部材である。エンドプレート4は、セルスタック3の積層方向の両側に配置されている。エンドプレート4は、側面視L字状を呈している。具体的には、エンドプレート4は、セルスタック3を積層方向に挟む拘束部18と、この拘束部18の高さ方向の一端部からセルスタック3の反対側(積層方向の外側)に張り出したベース部19とを有している。エンドプレート4は、例えば金属または合金により形成されている。
1対のエンドプレート4同士は、ボルト及びナット等の締結部材により連結されていてもよい。この場合には、締結部材の締め付け力によって、エンドプレート4を介して積層方向に沿った拘束荷重がセルスタック3に付加される。
セルスタック3の積層方向の両端に位置する蓄電セル8とエンドプレート4との間には、絶縁緩衝部材20が配置されている。絶縁緩衝部材20は、蓄電セル8の膨張を吸収する機能を有している。絶縁緩衝部材20は、例えば蓄電セル8の主面と同程度の面積を有する直方体形状を呈している。絶縁緩衝部材20の形成材料としては、例えばPP、PPSまたはPA66等が挙げられる。
正極バスバー5及び負極バスバー6は、セルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の同じ側において蓄電セル8の幅方向に並んで配置されている。具体的には、正極バスバー5及び負極バスバー6は、セルスタック3の頂面側において所定の間隔をもって配置されている。正極バスバー5及び負極バスバー6は、エンドプレート4の拘束部18の高さ方向の他端側(ベース部19とは反対側)に配置されている。正極バスバー5及び負極バスバー6は、平面視で矩形の板状を呈している。
正極バスバー5は、蓄電セル8の積層方向に延在し、各正極集電板16と電気的に接続されたバスバー本体部21と、このバスバー本体部21の積層方向の一端部に設けられた正極折り曲げ部22とを有している(図2参照)。正極折り曲げ部22は、セルスタック3の積層方向の一端側において、エンドプレート4の拘束部18及び絶縁緩衝部材20を挟んでセルスタック3の積層方向の一側面と対向するように、バスバー本体部21に対して垂直に折り曲げられている。正極折り曲げ部22は、積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aよりもセルスタック3側(積層方向の内側)に配置されている。
負極バスバー6は、蓄電セル8の積層方向に延在し、各負極集電板17と電気的に接続されたバスバー本体部23と、このバスバー本体部23の積層方向の一端部に設けられた負極折り曲げ部24とを有している(図3参照)。負極折り曲げ部24は、セルスタック3の積層方向の他端側において、エンドプレート4の拘束部18及び絶縁緩衝部材20を挟んでセルスタック3の積層方向の他側面と対向するように、バスバー本体部23に対して垂直に折り曲げられている。負極折り曲げ部24は、積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aよりもセルスタック3側に配置されている。
正極バスバー5及び負極バスバー6の形成材料は、例えば銅、アルミニウム、チタンまたはニッケル等の金属であってもよく、ステンレス鋼、或いは前述の金属の合金等であってもよい。
カバー部材7は、セルスタック3に対して正極バスバー5及び負極バスバー6と高さ方向の同じ側に配置されている。具体的には、カバー部材7は、セルスタック3の頂面側において正極バスバー5と負極バスバー6との間に配置されている。カバー部材7は、蓄電セル8を高さ方向に拘束することにより、蓄電セル8の高さ方向への位置ずれを規制するバンド状の拘束部材である。カバー部材7は、蓄電セル8の積層方向に延在するカバー本体部25と、このカバー本体部25の積層方向の両端部にそれぞれ設けられ、複数のボルト26(固定具)によりエンドプレート4の拘束部18に固定される1対の固定部27とを有している。
また、蓄電装置1は、各蓄電モジュール2の正極バスバー5の正極折り曲げ部22同士を接続する正極接続バスバー28と、各蓄電モジュール2の負極バスバー6の負極折り曲げ部24同士を接続する負極接続バスバー29とを備えている。正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29は、平面視で矩形の板状を呈している。
正極接続バスバー28は、正極折り曲げ部22の外側面に接合されている。正極接続バスバー28の幅寸法(高さ方向の寸法)は、例えば正極折り曲げ部22の幅寸法と略等しい。正極接続バスバー28は、積層方向においてボルト26よりもセルスタック3の反対側(積層方向の外側)に配置されている。また、正極接続バスバー28は、積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aよりもセルスタック3側(積層方向の内側)に配置されている。正極接続バスバー28には、正極取出端子(図示せず)が接続されている。
負極接続バスバー29は、負極折り曲げ部24の外側面に接合されている。負極接続バスバー29の幅寸法は、例えば負極折り曲げ部24の幅寸法と略等しい。負極接続バスバー29は、積層方向においてボルト26よりもセルスタック3の反対側に配置されている。また、負極接続バスバー29は、積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aよりもセルスタック3側に配置されている。負極接続バスバー29には、負極取出端子(図示せず)が接続されている。
図6は、比較例としての蓄電装置を示す断面図であり、図2に対応する図である。図6において、本比較例の蓄電装置50では、正極バスバー5は、蓄電セル8の積層方向に真っ直ぐに延在している。このとき、正極バスバー5に正極接続バスバー28の接続領域を確保するために、セルスタック3の積層方向の一端側において正極バスバー5がエンドプレート4からセルスタック3の反対側(積層方向の外側)に突出している。また、図示はされていないが、負極バスバー6は、蓄電セル8の積層方向に真っ直ぐに延在している。このとき、負極バスバー6に負極接続バスバー29の接続領域を確保するために、セルスタック3の積層方向の他端側において負極バスバー6がエンドプレート4からセルスタック3の反対側に突出している。
このように正極バスバー5及び負極バスバー6がエンドプレート4から突出しているため、正極バスバー5及び負極バスバー6が積層方向に長くならざるを得ない。従って、蓄電モジュール2の積層方向の寸法が大きくなるため、蓄電モジュール2の体格が増大してしまう。
そのような課題に対し、本実施形態では、正極バスバー5は、セルスタック3の積層方向の一端側においてセルスタック3の積層方向の一端面と対向するように折り曲げられた正極折り曲げ部22を有し、負極バスバー6は、セルスタック3の積層方向の他端側においてセルスタック3の積層方向の他端面と対向するように折り曲げられた負極折り曲げ部24を有している。そして、正極折り曲げ部22に正極接続バスバー28が接続され、負極折り曲げ部24に負極接続バスバー29が接続されている。従って、正極バスバー5及び負極バスバー6の積層方向の長さが短くなるため、蓄電モジュール2の積層方向の寸法が小さくなる。これにより、蓄電モジュール2の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、正極バスバー5及び負極バスバー6は、セルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の同じ側において蓄電セル8の幅方向に並んで配置されている。このような構成では、正極バスバー5がセルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の一方側に配置され、負極バスバー6がセルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の他方側に配置されている場合に比べて、蓄電モジュール2の高さ方向の寸法が小さくなる。これにより、蓄電モジュール2の更なる小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29が積層方向においてボルト26よりもセルスタック3の反対側に配置されているため、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29の面積を大きくしても、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29がボルト26に干渉することがない。正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29の面積を大きくすることにより、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29の電気抵抗を低減することができる。
また、本実施形態では、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29が積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aよりもセルスタック3側に配置されているため、正極バスバー5及び負極バスバー6の積層方向の長さが一層短くなる。このため、蓄電モジュール2の積層方向の寸法が一層小さくなる。これにより、蓄電モジュール2の更なる小型化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29が積層方向においてボルト26よりもセルスタック3の反対側に配置されているが、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29の配置位置としては、特にその形態には限られず、カバー部材7の固定部27及びボルト26に干渉することがなければ、例えばボルト26に対応する位置であってもよい。
また、上記実施形態では、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29が積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aよりもセルスタック3側に配置されているが、正極接続バスバー28及び負極接続バスバー29の配置位置としては、特にその形態には限られず、積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aに対応する位置であってもよいし、積層方向においてエンドプレート4のベース部19の先端19aよりもセルスタック3の反対側であってもよい。このような場合でも、正極接続バスバー28が正極折り曲げ部22に接続され、負極接続バスバー29が負極折り曲げ部24に接続されるため、正極バスバー5及び負極バスバー6が全体的に蓄電セル8の積層方向に延在する構造に比べて、正極バスバー5及び負極バスバー6の積層方向の長さが短くなる。
また、上記実施形態では、エンドプレート4は、拘束部18及びベース部19からなる側面視L字状を呈しているが、エンドプレート4としては、特にそれには限られず、例えば拘束部18のみからなっていてもよい。
また、上記実施形態では、正極バスバー5及び負極バスバー6は、セルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の同じ側に配置されているが、特にその形態には限られず、正極バスバー5がセルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の一方側に配置され、負極バスバー6がセルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の他方側に配置されていてもよい。この場合には、例えばカバー部材7がセルスタック3に対して蓄電セル8の高さ方向の一方側及び他方側にそれぞれ配置される。
また、上記実施形態では、蓄電セル8を高さ方向に拘束するカバー部材7が備えられているが、そのようなカバー部材7は、特に無くてもよい。
また、上記実施形態では、正極バスバー5及び負極バスバー6が蓄電モジュール2に1つずつ設けられているが、特にその形態には限られず、正極バスバー5及び負極バスバー6が蓄電モジュール2に複数設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、2つの蓄電モジュール2が蓄電セル8の幅方向に並んで配置されているが、特にその形態には限られず、3つ以上の蓄電モジュール2が蓄電セル8の幅方向に並んで配置されていてもよい。
1…蓄電装置、2…蓄電モジュール、3…セルスタック、4…エンドプレート、5…正極バスバー、6…負極バスバー、7…カバー部材、8…蓄電セル、11…バイポーラ電極(電極)、16…正極集電板、17…負極集電板、18…拘束部、19…ベース部、19a…先端、22…正極折り曲げ部、24…負極折り曲げ部、26…ボルト(固定具)、27…固定部、28…正極接続バスバー、29…負極接続バスバー。

Claims (4)

  1. 複数の蓄電モジュールを備えた蓄電装置において、
    前記蓄電モジュールは、複数の電極を含んで構成される蓄電セルが正極集電板及び負極集電板を介して第1方向に積層されてなるセルスタックと、前記第1方向に延在し、前記正極集電板と電気的に接続された正極バスバーと、前記第1方向に延在し、前記負極集電板と電気的に接続された負極バスバーとを有し、
    前記複数の蓄電モジュールは、前記第1方向に垂直な第2方向に並んで配置されており、
    前記正極バスバーは、前記セルスタックの前記第1方向の一端側において前記セルスタックの前記第1方向の一端面と対向するように折り曲げられた正極折り曲げ部を有し、
    前記負極バスバーは、前記セルスタックの前記第1方向の他端側において前記セルスタックの前記第1方向の他端面と対向するように折り曲げられた負極折り曲げ部を有し、
    前記複数の蓄電モジュールの前記正極折り曲げ部同士は、正極接続バスバーを介して接続されており、
    前記複数の蓄電モジュールの前記負極折り曲げ部同士は、負極接続バスバーを介して接続されている蓄電装置。
  2. 前記正極バスバー及び前記負極バスバーは、前記セルスタックに対して前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向の同じ側において前記第2方向に並んで配置されている請求項1記載の蓄電装置。
  3. 前記蓄電モジュールは、前記セルスタックの前記第1方向の両側に配置され、前記蓄電セルを前記第1方向に拘束する1対のエンドプレートと、前記セルスタックに対して前記正極バスバー及び前記負極バスバーと前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向の同じ側に配置され、前記第1方向に延在するカバー部材とを有し、
    前記カバー部材の前記第1方向の両端部には、固定具により前記エンドプレートに固定される固定部がそれぞれ設けられており、
    前記正極折り曲げ部は、前記エンドプレートを挟んで前記セルスタックの前記一端面と対向しており、
    前記負極折り曲げ部は、前記エンドプレートを挟んで前記セルスタックの前記他端面と対向しており、
    前記正極接続バスバー及び前記負極接続バスバーは、前記第1方向において前記固定具よりも前記セルスタックの反対側に配置されている請求項1または2記載の蓄電装置。
  4. 前記蓄電モジュールは、前記セルスタックの前記第1方向の両側に配置され、前記蓄電セルを前記第1方向に拘束する1対のエンドプレートを有し、
    前記エンドプレートは、前記セルスタックを前記第1方向に挟む拘束部と、前記拘束部から前記セルスタックの反対側に張り出したベース部とを有し、
    前記正極接続バスバー及び前記負極接続バスバーは、前記第1方向において前記ベース部の先端よりも前記セルスタック側に配置されている請求項1〜3の何れか一項記載の蓄電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023177241A1 (ko) * 2022-03-17 2023-09-21 스탠다드에너지(주) 이차전지

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