JP2019185060A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】美観を損なう部分的な隆起部が上面の外装部材に形成されておらず、表示パネルが視認しやすい状態で前記上面の外装部材に組み込まれた画像形成装置を提供すること。【解決手段】上外装部材5において、第1天板部51は、シート排出口300およびその両側の領域を上方から覆う。第2天板部52は、排出トレイ50の両側各々において第1天板部51よりも低い位置に形成されている。傾斜板部53は、排出トレイ50の両側各々において第1天板部51から第2天板部52に亘る傾斜面を形成する。表示パネル81が、一方の傾斜板部53に組み込まれている。【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、デスクトップタイプの画像形成装置において、装置の上面の外装部材の一部は、装置内から排出される画像形成後のシート材を受ける排出トレイである。また、前記画像形成装置は、液晶表示パネルなどの表示パネルを備える。
前記表示パネルは、前記上面の外装部材における前記排出トレイの側方の部分に組み込まれている。例えば、前記表示パネルが、装置の前面側の斜め上方を向く状態で、前記上面の外装部材の一部に形成された隆起部に組み込まれることが知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、前記表示パネルの視認性が高まる。
ところで、前記画像形成装置の前記上面の外装部材において、前記表示パネルが組み込まれる前記隆起部は、装置の美観を損ねる。さらに、前記隆起部は、排出トレイに排出された前記シート材へのアクセス、および装置の清掃などの各種の作業の邪魔になりやすい。また、前記隆起部が設けられると、操作部の面積が狭くなる。
一方、前記表示パネルが、前記上面の外装部材における平坦な部分に組み込まれることも考えられる。この場合、前記画像形成装置の前方に立つユーザーにとって、前記表示パネルの視認性が悪い。
本発明の目的は、美観を損なう部分的な隆起部が上面の外装部材に形成されておらず、表示パネルが視認しやすい状態で前記上面の外装部材に組み込まれた画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、上外装部材と、表示パネルとを備える。前記上外装部材は、装置の上面の外装を形成する部材である。前記上外装部材は、第1天板部と、排出トレイと、第2天板部と、傾斜板部とを有する。前記第1天板部は、シート排出口およびその両側の領域を上方から覆う部分である。前記シート排出口は、画像が形成されたシート材が装置の背面側から前面側へ向けて排出される開口である。前記排出トレイは、前記シート排出口から排出される前記シート材を受ける部分である。前記第2天板部は、前記排出トレイの両側各々において前記第1天板部よりも低い位置に形成された部分である。前記傾斜板部は、前記排出トレイの両側各々において前記第1天板部から前記第2天板部に亘る傾斜面を形成する部分である。前記表示パネルは、前記上外装部材に組み込まれている。前記表示パネルは、前記排出トレイの一方の側方の前記傾斜板部に対し、前記傾斜面に沿う状態で組み込まれている。
本発明によれば、美観を損なう部分的な隆起部が上面の外装部材に形成されておらず、表示パネルが視認しやすい状態で前記上面の外装部材に組み込まれた画像形成装置を提供することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1を参照しつつ、実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。
まず、図1を参照しつつ、実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。
画像形成装置10は、シート材9に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置である。シート材9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。画像形成装置10は、デスクトップタイプのプリンターである。
画像形成装置10は、本体1およびシート供給部2を備える。さらに、画像形成装置10は、本体1内に、シート搬送部3、現像ユニット4、光走査部40および定着装置49などを備える。
図1に示される画像形成装置10は、タンデム式画像形成装置であり、カラープリンターである。そのため、画像形成装置10は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色に対応した複数の現像ユニット4を備える。
現像ユニット4各々は、感光体41、帯電装置42、現像装置43、一次転写装置45および一次クリーニング装置47などを備える。
タンデム式の画像形成装置10は、中間転写ベルト48、二次転写装置481および二次クリーニング装置482をさらに備える。
シート供給部2は、シートカセット21第1シート送出部22および第2シート送出部23を備える。シートカセット21は、重ねられた複数のシート材9を収容する部分である。第1シート送出部22は、シート材9をシートカセット21から第1搬送路301へ送り出す。第2シート送出部23は、後述する手差しトレイ60に載置されたシート材9を第3搬送路303へ送り出す。
シート搬送部3は、搬送ローラー31および排出ローラー32を備える。搬送ローラー31は、シート供給部2から供給されるシート材9を第1搬送路301から第2搬送路302へ搬送する。また、搬送ローラー31は、手差しトレイ60から送り出されたシート材9を第3搬送路303から第1搬送路301へ搬送する。
排出ローラー32は、第2搬送路302に沿って搬送されるシート材9をシート排出口300から排出トレイ50上へ排出する。通常、排出トレイ50上へ排出されるシート材9は、画像形成後のシート材9であり、印刷物である。
中間転写ベルト48は、環状に形成された帯状部材である。中間転写ベルト48は、2つのローラーに架け渡された状態で回転する。
現像ユニット4各々において、ドラム状の感光体41が回転し、帯電装置42が感光体41の表面を一様に帯電させる。光走査部40は、レーザー光を走査することにより感光体41の表面に静電潜像を書き込む。現像装置43は、感光体41の表面の前記静電潜像をトナーによって現像する。これにより、トナー像が感光体41の表面に形成される。
一次転写装置45は、前記トナー像を感光体41表面から中間転写ベルト48に転写する。中間転写ベルト48は、複数の感光体41各々から前記トナー像が転写される。これにより、各色の前記トナー像が重ねられたカラー画像が中間転写ベルト48に形成される。一次クリーニング装置47は、感光体41表面に残存する前記トナーを除去する。
二次転写装置481は、第2搬送路302におおいて、中間転写ベルト48に形成された前記カラー画像をシート材9に転写する。二次クリーニング装置482は、中間転写ベルト48に残存する前記トナーを除去する。
定着装置49は、第2搬送路302におおいて、シート材9を加熱し、前記カラー画像をシート材9に定着させる。
さらに、画像形成装置10は、制御基板80および表示パネル81を備える。制御基板80は、画像形成装置10の制御に関する電子部品が実装された基板である。表示パネル81は、液晶表示パネルなどの二次元の情報表示装置である。
表示パネル81は、上外装部材5に組み込まれている。上外装部材5は、画像形成装置10の上面の外装を形成する部材である。従来の画像形成装置において、表示パネル81が、装置の前面側の斜め上方を向く状態で、上外装部材5の一部に形成された隆起部に組み込まれる場合がある。
ところで、従来の画像形成装置において、表示パネル81が組み込まれる前記隆起部は、装置の美観を損ねる。さらに、前記隆起部は、排出トレイ50に排出されたシート材9へのアクセス、および装置の清掃などの各種の作業の邪魔になりやすい。また、前記隆起部が設けられると、操作部の面積が狭くなる。
一方、表示パネル81が、上外装部材5における平坦な部分に組み込まれることも考えられる。この場合、画像形成装置10の前方に立つユーザーにとって、表示パネル81の視認性が悪い。
本実施形態に係る画像形成装置10は、美観を損なう部分的な隆起部が上外装部材5に形成されていない。それにも関わらず、画像形成装置10において、表示パネル81は、視認しやすい状態で上外装部材5に組み込まれている。以下、その詳細について説明する。
[画像形成装置10の詳細構成]
図2に示されるように、画像形成装置10の外装部材は、上外装部材5、前面外装部材61、側面外装部材62およびコーナー外装部材63を含む。各外装部材は、合成樹脂の成形部材である。画像形成装置10は、上外装部材5に組み込まれた操作ボタン82も備える。
図2に示されるように、画像形成装置10の外装部材は、上外装部材5、前面外装部材61、側面外装部材62およびコーナー外装部材63を含む。各外装部材は、合成樹脂の成形部材である。画像形成装置10は、上外装部材5に組み込まれた操作ボタン82も備える。
上外装部材5は、画像形成装置10の上面の外装部材である。コーナー外装部材63は、画像形成装置10の側面におけるコーナー部分の外装部材である。
上外装部材5は、第1天板部51と、排出トレイ50と、第2天板部52と、傾斜板部53とを有する。
例えば、上外装部材5において、第1天板部51を含む部材が一体成形部材であり、排出トレイ50、第2天板部52および傾斜板部53を含む部材が、他の一体成形部材であることが考えられる。
第1天板部51は、シート排出口300およびその両側の領域を上方から覆う部分である。シート排出口300は、画像が形成されたシート材9が装置の背面側から前面側へ向けて排出される開口である。シート排出口300は、画像形成装置10における背面寄りの位置に設けられている。シート材9は、画像形成装置10における背面側から前面側へ向けて排出される。
各図に示される方向矢印F,B,U,Dは、それぞれ画像形成装置10の背面から前面へ向かう前面方向F、前面から背面へ向かう背面方向B、上方向Uおよび下方向Dを表す。本実施形態において、前面方向Fがシート材9の排出方向である。
また、各図に示される方向矢印R,Lは、それぞれ画像形成装置10の前面側から見て右方向Rおよび左方向Lを表す。
排出トレイ50は、シート排出口300から排出されるシート材9を受ける部分である。第2天板部52は、排出トレイ50の両側各々において第1天板部51よりも低い位置に形成された部分である。即ち、左右2箇所の第2天板部52が、上外装部材5に形成されている。
排出トレイ50は、シート排出口300から排出されたシート材9が通る経路に形成されている。2箇所の第2天板部52は、シート排出口300から排出されたシート材9が通る経路の両側に形成されている。排出トレイ50は、2箇所の第2天板部52に対して窪んで形成されている。
図2が示すように、シートストッパー500が、排出トレイ50における前面外装部材61寄りの部分に起立可能に支持されている。
シートストッパー500は、根本の軸部によって排出トレイ50に対して回動可能に支持されている。シートストッパー500は、退避位置と起立位置との間で回動可能である。前記退避位置は、排出トレイ50に形成された凹部内に収まる位置である。前記起立位置は、排出トレイ50上に斜めに起立した位置である。
最大サイズのシート材9が排出トレイ50上に排出された場合、シート材9の先端部が、斜めに起立したシートストッパー500に乗り上げる。これにより、起立したシートストッパー500は、シート材9が排出トレイ50を超えて前面外装部材61側へ移動することを妨げる。その結果、シート材9が排出トレイ50から落下することを防止できる。
複数の現像ユニット4は、排出トレイ50の下方に配置されている。前述したように、現像ユニット4は現像装置43を含む。また、制御基板80も、排出トレイ50の下方に配置されている。制御基板80は、排出トレイ50と現像ユニット4との間に配置されている(図1参照)。
傾斜板部53は、排出トレイ50の両側各々において、第1天板部51から第2天板部52に亘る傾斜面を形成する部分である。即ち、左右2箇所の傾斜板部53が、上外装部材5に形成されている。
例えば、傾斜板部53の表面が、水平面に対して10〜50度程度の角度を成す前記傾斜面であることが考えられる。前記傾斜面は、第1天板部51側から第2天板部52側へ向けて徐々に下る面である。
以上に示したように、上外装部材5における排出トレイ50の三方を囲む部分の上面は、第1天板部51の上面と第2天板部52の上面との2段階に形成されている。そして、それら2段階の面の間における段差部が、前記傾斜面を形成する傾斜板部53である。
本実施形態において、第1天板部51の上面は、水平面に沿って形成されている。図2が示す例では、第1天板部51の上面は水平な平面である。第1天板部51の上面が、頭頂部が水平面に沿う複数のリブが形成された面であることも考えられる。さらに、第2天板部52の上面も、水平面に沿って形成されている。
画像形成装置10の上面において、他の部分よりも1段高い第1天板部51は、書類の仮置きの場所などとしての利用に便利である。例えば、ユーザーは、排出トレイ50上の他のユーザーの印刷物を、第1天板部51上に一時退避させることなどが可能である。また、第1天板部51の上面が、水平面に沿って形成されていれば、書類などの仮置きされた物が、第1天板部51からずり落ちにくい。
図2,5に示されるように、表示パネル81は、排出トレイ50の一方の側方の傾斜板部53に組み込まれている。例えば、表示パネル81は、傾斜板部53に形成された開口530に嵌め込まれている(図5参照)。
表示パネル81は、傾斜板部53に対し、その傾斜板部53の傾斜面に沿う状態で組み込まれている。そのため、表示パネル81は、傾斜板部53により、画像形成装置10の前面側の斜め上方を向く状態に保持される。
また、操作ボタン82は、排出トレイ50の一方の側方の第2天板部52に組み込まれている。操作ボタン82は、第2天板部52における表示パネル81寄りの部分の孔520内に組み込まれている(図5参照)。複数の操作ボタン82各々が、第2天板部52の複数の孔520内に組み込まれている。
図6に示されるように、操作ボタン82は、第2天板部52の上面の高さから下方の範囲に設けられている。即ち、操作ボタン82は、操作ボタン82の頭頂部820の高さが第2天板部52の上面における孔520の縁部の高さと同じまたはそれより低い状態で、第2天板部52に組み込まれている。
操作ボタン82が、第2天板部52の上面の高さから突出していないため、ユーザーが誤って操作ボタン82を操作してしまうことを防止できる。さらに、操作ボタン82が、第2天板部52の清掃の邪魔にならない。
表示パネル81および操作ボタン82の各々は、排出トレイ50に対し同じ側における傾斜板部53および第2天板部52の各々に組み込まれている。本実施形態において、表示パネル81および操作ボタン82の各々は、装置前面から見て右側の傾斜板部53および第2天板部52の各々に組み込まれている。
画像形成装置10において、美観を損なう部分的な隆起部が上外装部材5に形成されていない。また、表示パネル81が視認しやすい状態で上外装部材5に組み込まれている。即ち、表示パネル81が斜め上方に向いているため、ユーザーは、装置の前面側から比較的自然な姿勢で表示パネル81を視認できる。さらに、部屋の照明の光が表示パネル81に写り込みにくい。
また、傾斜板部53は、画像形成装置10の奥行き方向における中心から背面側の位置に形成されている。これにより、ユーザーは、より自然な姿勢で表示パネル81を視認できる。
前面外装部材61は、2つのコーナー外装部材63の間において、画像形成装置10の前面を形成する。前面外装部材61は、画像形成装置10の前面において下部を中心に回動可能に支持されている。
前面外装部材61は、不図示のロック機構によって本体1に沿って起立する状態に保持されている。例えば、前記ロック機構が、相互に嵌り合う凸部および凹部であることが考えられる。この場合、前記ロック機構における前記凸部および前記凹部の一方が、前面外装部材61に形成され、他方が、本体1または本体1に固定されたコーナー外装部材63など他の外装部材に形成される。
前面外装部材61は、本体1の外側下方へ倒されることにより、本体1内へ供給されるシート材9が載置される手差しトレイ60を形成する。なお、図2において、手差しトレイ60として機能する前面外装部材61が仮想線で示されている。
前面外装部材61は、本体1の前面における下部から上端に亘って形成されている。図2が示す例において、前面外装部材61の上側縁部が、上外装部材5における前面側の縁の高さと同じ高さに形成されている。
なお、同じ高さとは、概ね同じ高さであることを意味する。従って、前面外装部材61の前記上側縁部と上外装部材5における前面側の縁とにおいて、若干の高さの違いがあることは、同じ高さの範疇に含まれる。
側面外装部材62は、画像形成装置10の側面の外装部材である。画像形成装置10の一方の側面外装部材62は、画像形成装置10の一方の側面開口620を塞いでいる。
画像形成装置10の一方の側面外装部材62は、本体1から取り外し可能である。例えば、側面外装部材62が、ロックの解除が可能なロック機構によって本体1に固定されていることが考えられる。
即ち、一方の側面外装部材62は、側面開口620を開放可能に構成されている。図3は、一方の側面外装部材62が本体1から取り外された画像形成装置10を示す。
画像形成装置10は、現像装置43に供給される前記トナーを収容するトナー容器400を備える。画像形成装置10は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色のトナーを収容する複数のトナー容器400を備える。
図3が示すように、複数のトナー容器400は、上外装部材5における排出トレイ50の一方の側方の部分の下方に配置されている。本実施形態において、複数のトナー容器400が、第2天板部52から傾斜板部53に亘る部分の下方に配置されている。
本実施形態において、側面開口620は、トナー容器400にアクセスする開口である。側面外装部材62は、側面開口620を塞ぎ、側面開口620を開放可能なトナー容器カバー部材である。換言すれば、前記トナー容器カバー部材が、側面外装部材62である。
一方、図4が示すように、主に動力系の機器が、上外装部材5における排出トレイ50のもう一方の側方の部分の下方に配置されている。図4において、取り外された他方の側面外装部材64が、仮想線で示されている。側面外装部材64は、画像形成装置10のもう一方の側面開口640を塞ぐ外装部材である。
例えば、電源ユニット83、モーター84、ギア機構85および換気用の送風機86などが、上外装部材5における排出トレイ50のもう一方の側方の部分の下方に配置されている。モーター84およびギア機構85は、感光体41および現像装置43の現像ローラーなどの回転体の駆動機構である。
一般に、デスクトップタイプのプリンターにおいて、トナー容器400は、排出トレイ50と現像ユニット4との間に配置される。この場合、排出トレイ50および第2天板部52を低くすることが難しい。
一方、本実施形態において、トナー容器400が、現像ユニット4の側方に配置される。この場合、第2天板部52を低くすることにより、第1天板部51と第2天板部52との間の段差を形成することができる。その結果、装置の高さを抑えることができる。そのため、画像形成装置10がデスク上に置かれた場合に、上外装部材5の高さが、操作しやすい高さに抑えられる。
また、手差しトレイ60を形成する前面外装部材61が、本体1の前面における下部から上端に亘って形成されている。即ち、前面外装部材61が、本体1の下部から第2天板部52における前面側の縁の高さまでに亘って形成されている。
従って、前面外装部材61が上外装部材5の下側に配置される場合に比べ、前面外装部材61の縦方向の寸法が長くなる。そのため、前面外装部材61の寸法が、手差しトレイ60に適した寸法に対して不足することを回避できる。
また、トナー容器400にアクセスする開口が、側面開口620であるため、画像形成装置10の本体1を、スキャナー付の画像形成装置の本体と共用しやすい。前記スキャナー付の画像形成装置において、前記スキャナーは、シート排出口300の両側に設けられる連結支柱によって本体1と連結される。
前記スキャナー付の画像形成装置において、前記スキャナーは、画像形成装置10の本体1の上方に保持される。そのため、トナー容器400にアクセスする開口が、装置本体の上面側に存在する場合、その装置本体に前記スキャナーを追加することはできない。
一方、画像形成装置10の本体1に前記スキャナーを追加することは可能である。なお、前記スキャナーが画像形成装置10の本体1に追加された場合、表示パネル81および操作ボタン82は、前記スキャナーに設けられる。
[応用例]
画像形成装置10において、第2天板部52の上面の一部または全部が、水平面に対して傾斜した平面または緩やかな湾曲面に沿って形成されていることも考えられる。
画像形成装置10において、第2天板部52の上面の一部または全部が、水平面に対して傾斜した平面または緩やかな湾曲面に沿って形成されていることも考えられる。
例えば、第2天板部52の上面における少なくとも操作ボタン82が組み込まれた領域が水平面に沿って形成されていることが考えられる。この場合、第2天板部52の上面におけるその他の領域が、傾斜した平面または湾曲面を含むことが考えられる。
なお、本発明に係る画像形成装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :本体
2 :シート供給部
3 :シート搬送部
4 :現像ユニット
5 :上外装部材
9 :シート材
10 :画像形成装置
21 :シートカセット
22 :シート送出部
31 :搬送ローラー
32 :排出ローラー
40 :光走査部
41 :感光体
42 :帯電装置
43 :現像装置
45 :一次転写装置
47 :一次クリーニング装置
48 :中間転写ベルト
49 :定着装置
50 :排出トレイ
51 :第1天板部
52 :第2天板部
53 :傾斜板部
60 :手差しトレイ
61 :前面外装部材
62,64:側面外装部材
63 :コーナー外装部材
80 :制御基板
81 :表示パネル
82 :操作ボタン
83 :電源ユニット
84 :モーター
85 :ギア機構
86 :送風機
300 :シート排出口
301 :第1搬送路
302 :第2搬送路
400 :トナー容器
481 :二次転写装置
482 :二次クリーニング装置
500 :シートストッパー
520 :孔
530 :開口
620,640:側面開口
820 :操作ボタンの頭頂部
2 :シート供給部
3 :シート搬送部
4 :現像ユニット
5 :上外装部材
9 :シート材
10 :画像形成装置
21 :シートカセット
22 :シート送出部
31 :搬送ローラー
32 :排出ローラー
40 :光走査部
41 :感光体
42 :帯電装置
43 :現像装置
45 :一次転写装置
47 :一次クリーニング装置
48 :中間転写ベルト
49 :定着装置
50 :排出トレイ
51 :第1天板部
52 :第2天板部
53 :傾斜板部
60 :手差しトレイ
61 :前面外装部材
62,64:側面外装部材
63 :コーナー外装部材
80 :制御基板
81 :表示パネル
82 :操作ボタン
83 :電源ユニット
84 :モーター
85 :ギア機構
86 :送風機
300 :シート排出口
301 :第1搬送路
302 :第2搬送路
400 :トナー容器
481 :二次転写装置
482 :二次クリーニング装置
500 :シートストッパー
520 :孔
530 :開口
620,640:側面開口
820 :操作ボタンの頭頂部
Claims (5)
- 装置の上面の外装を形成する上外装部材と、
前記上外装部材に組み込まれた表示パネルおよび操作ボタンと、
を備える画像形成装置であって、
前記上外装部材は、
前記画像形成装置の幅方向全体に亘って水平面に沿って形成され、画像が形成されたシート材が前記画像形成装置の背面側から前面側へ向けて排出されるシート排出口およびその両側の領域を上方から覆う第1天板部と、
前記シート排出口から排出される前記シート材を受ける排出トレイと、
前記第1天板部の手前側において水平面に沿って形成され、前記排出トレイの側方において前記第1天板部よりも低い位置に形成された第2天板部と、
前記排出トレイの側方において前記第1天板部から前記第2天板部に亘る傾斜面を形成する傾斜板部と、を有し、
前記第1天板部における前記傾斜板部に対応する部分の手前側の縁は、前記傾斜板部における上側の縁に沿って形成されており、
前記表示パネルは、前記傾斜板部に対し、前記傾斜面に沿う状態で組み込まれている画像形成装置。 - 前記第2天板部は、前記第1天板部よりも奥行き方向の長さが長く、
前記傾斜板部は、前記第1天板部および前記第2天板部よりも奥行き方向の長さが短い、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記操作ボタンは、前記第2天板部における前記表示パネル寄りの部分に組み込まれている、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第2天板部における前記表示パネル寄りの部分に孔が形成されており、
前記操作ボタンは、その頭頂部の高さが、前記第2天板部の上面における前記孔の縁の高さと同じ状態で前記孔内に組み込まれている、請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記上外装部材は、
前記第1天板部と前記排出トレイの側方の前記傾斜板部の外側において前記第1天板部から下方へ延びた部分とを含む第1の一体成形部材と、
前記第2天板部と前記傾斜板部とを含む第2の一体成形部材と、を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019132478A JP2019185060A (ja) | 2019-07-18 | 2019-07-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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