JP2019183967A - 人力駆動車の回転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1部材と第2部材との間の押圧力を好適に調整できる人力駆動車の回転装置を提供する。【解決手段】人力駆動車の回転装置は、支軸に回転可能に設けられる第1回転体と、前記第1回転体に設けられる第1部材、および、前記第1部材に押圧される第2部材を含むクラッチ機構と、前記第2部材が設けられ、前記クラッチ機構を介して前記第1回転体に連結される第2回転体と、前記支軸に関する荷重に応じて前記第1部材と前記第2部材との間の押圧力を調整する調整機構と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、人力駆動車の回転装置に関する。
特許文献1は、人力駆動車の回転装置の一例を開示している。この回転装置は、ハブ軸に回転可能に設けられる第1回転体と、第1回転体に設けられる第1部材、および、第1部材に押圧される第2部材を含むクラッチ機構と、第2部材が設けられ、クラッチ機構を介して第1回転体に連結される第2回転体とを備える。第1回転体と第2回転体とは、第1回転体と第2回転体との間に生じる相対回転力に応じて相対回転する。
特開2007−62718号公報
第1部材と第2部材との間の押圧力を好適に調整できることが好ましい。
本発明の第1側面に従う人力駆動車の回転装置は、支軸に回転可能に設けられる第1回転体と、前記第1回転体に設けられる第1部材、および、前記第1部材に押圧される第2部材を含むクラッチ機構と、前記第2部材が設けられ、前記クラッチ機構を介して前記第1回転体に連結される第2回転体と、前記支軸に関する荷重に応じて前記第1部材と前記第2部材との間の押圧力を調整する調整機構と、を備える。
第1側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、支軸に関する荷重に応じて作動する調整機構によって、第1部材と第2部材との押圧力を好適に調整できる。
前記第1側面に従う第2側面の人力駆動車の回転装置において、前記クラッチ機構は、前記第1部材と前記第2部材とを互いに向けて付勢する付勢部材を含む。
第2側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、第2部材を第1部材に容易に押圧できる。
前記第2側面に従う第3側面の人力駆動車の回転装置において、前記調整機構は、前記付勢部材の付勢力を調整する。
第3側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、第1部材と第2部材との間の押圧力を容易に調整できる。
前記第3側面に従う第4側面の人力駆動車の回転装置において、前記調整機構は、前記支軸の軸方向に移動することによって、前記第1部材および前記第2部材に対する前記付勢部材の付勢力を調整する移動部材を含む。
第4側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、第1部材と第2部材との間の押圧力を容易に調整できる。
前記第4側面に従う第5側面の人力駆動車の回転装置において、前記第1回転体および前記第2回転体の少なくとも一方は第1ねじ部を含み、前記移動部材は、前記第1ねじ部にねじ込まれる第2ねじ部を含み、前記調整機構は、前記第2ねじ部の前記第1ねじ部へのねじ込み量によって前記付勢部材の付勢力を調整する。
第5側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、回転装置を簡素に構成できる。
前記第4または第5側面に従う第6側面の人力駆動車の回転装置において、前記調整機構は、前記移動部材を移動させる移動機構をさらに含む。
第6側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、移動部材を容易に移動できる。
前記第6側面に従う第7側面の人力駆動車の回転装置において、前記移動機構は、前記移動部材を回転させる駆動部を含む。
第7側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、移動部材を容易に回転できる。
前記第7側面に従う第8側面の人力駆動車の回転装置において、前記駆動部は、電気モータを含む。
第8側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、駆動部の機械的な構成を簡素にできる。
前記第8側面に従う第9側面の人力駆動車の回転装置において、前記移動機構は、前記電気モータの回転を変速して前記移動部材に伝達する変速部を含む。
第9側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、電気モータの回転を移動部材に好適に伝達できる。
前記第8または第9側面に従う第10側面の人力駆動車の回転装置において、前記支軸に関する荷重を検出する検出部をさらに備える。
第10側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、支軸に関する荷重を容易に検出できる。
前記第10側面に従う第11側面の人力駆動車の回転装置において、前記検出部は、前記支軸に関する荷重として、前記支軸への荷重、前記人力駆動車のフロントフォークへの荷重、前記人力駆動車へのサドルへの荷重、および、前記人力駆動車のハンドルバーへの荷重の少なくとも1つを検出するように構成される。
第11側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、支軸に関する荷重を多様に検出できる。
前記第10または第11側面に従う第12側面の人力駆動車の回転装置において、前記検出部の検出結果に基づいて前記電気モータを制御する制御部をさらに備える。
第12側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、電気モータの動作を好適に制御できる。
前記第1〜第12側面のいずれか1つに従う第13側面の人力駆動車の回転装置において、前記第1回転体および前記第2回転体は、前記人力駆動車のフレームに回転可能に支持されるハブシェルに設けられる。
第13側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、回転装置を簡素に構成できる。
前記第13側面に従う第14側面の人力駆動車の回転装置において、前記フレームに対して固定されるブラケットをさらに備え前記調整機構は、前記ブラケットに設けられる。
第14側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、調整機構をフレームに容易に固定できる。
前記第14側面に従う第15側面の人力駆動車の回転装置において、前記ブラケットと前記第1回転体との間に設けられるドラムブレーキ機構をさらに備える。
第15側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、第1回転体を好適に制動できる。
前記第14または第15側面に従う第16側面の人力駆動車の回転装置において、前記ブラケットは、前記フレームのフロントフォークに取り付け可能に構成される。
第16側面に従う人力駆動車の回転装置によれば、ブラケットをフロントフォークに容易に取り付けることができる。
本発明に関する人力駆動車の回転装置によれば、第1部材と第2部材との間の押圧力を好適に調整できる。
第1実施形態の人力駆動車の回転装置が搭載される人力駆動車の側面図。 図1の回転装置が取り付けられた状態のフロントフォークおよびハブの正面図。 ハブの外側から見た図1の回転装置の斜視図。 ハブ側から見た図1の回転装置の斜視図。 図3のD5−D5線に沿う断面図。 図5のD6−D6線に沿う断面図。 図5のクラッチ機構、および、クラッチ機構付近の分解斜視図。 図7とは反対側から見た第1回転体の斜視図。 図7とは反対側から見た第2回転体の斜視図。 第2実施形態の回転装置の断面図。
(第1実施形態)
図1を参照して、人力駆動車の回転装置10が適用される人力駆動車Aについて説明する。ここで、人力駆動車は、走行のための原動力に関して、少なくとも部分的に人力を用いる車両を意味し、電動で人力を補助する車両を含む。人力以外の原動力のみを用いる車両は、人力駆動車には含まれない。特に、内燃機関のみを原動力に用いる車両は、人力駆動車には含まれない。通常、人力駆動車には、小型軽車両が想定され、公道での運転に免許を要しない車両が想定される。図示される人力駆動車Aは、電気エネルギーを用いて人力駆動車Aの推進を補助するアシスト装置Eを含む自転車(e−bike)である。より具体的には、図示される人力駆動車Aは、シティサイクルである。人力駆動車Aの構成は、任意に変更可能である。人力駆動車Aは、アシスト装置Eを省いて構成できる。言い換えれば、人力駆動車Aは人力駆動力によってのみ駆動される通常の自転車であってもよい。人力駆動車Aの種類は、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、カーゴバイク、または、リカンベントであってもよい。人力駆動車Aの車輪数は2輪であっても、3輪であってもよく、車輪数は問わない。なお、以下では、人力駆動車の回転装置10を単に回転装置10と称する。
人力駆動車Aは、本体A1、ハンドルバーA2、ホイールA3、ハンドルステムA4、駆動機構B、操作部C、バッテリユニットD、アシスト装置E、および、回転装置10を備える。本体A1はフレームA5を備える。ホイールA3は、フロントホイールA31およびリアホイールA32を備える。
駆動機構Bは、人力駆動力をリアホイールA32に伝達する。駆動機構Bは、フロントスプロケットB1、リアスプロケットB2、チェーンB3、クランク機構F、および、一対のペダルB4を含む。なお、駆動機構Bは、例えば、ベルトドライブタイプ、または、シャフトドライブタイプであってもよい。
クランク機構Fは、クランク軸F1、右クランクアームF2、および、左クランクアームF3を含む。クランク軸F1は、フレームA5に設けられるボトムブラケット(図示略)に回転可能に支持される。右クランクアームF2および左クランクアームF3は、それぞれクランク軸F1に連結される。一対のペダルB4の一方は右クランクアームF2に回転可能に支持される。一対のペダルB4の他方は左クランクアームF3に回転可能に支持される。
フロントスプロケットB1は、クランク軸F1に連結される。クランク軸F1の回転軸心はフロントスプロケットB1の回転軸心と同軸である。フロントスプロケットB1をクランク軸F1と連結するための構造は、任意に選択可能である。クランク軸F1とフロントスプロケットB1との間にワンウェイクラッチ(図示略)が設けられる。ワンウェイクラッチは、前転するクランク軸F1の回転速度が、フロントスプロケットB1の回転速度よりも速い場合に、クランク軸F1の回転をフロントスプロケットB1に伝達する。なお、ワンウェイクラッチは省略されてもよい。
リアスプロケットB2は、リアホイールA32のハブ(リアハブ)に支持される。チェーンB3は、フロントスプロケットB1およびリアスプロケットB2に巻き掛けられる。一対のペダルB4に加えられる人力駆動力によってクランク軸F1およびフロントスプロケットB1が前転する場合、チェーンB3およびリアスプロケットB2を介して伝達される人力駆動力によってリアホイールA32が前転する。
操作部Cは、ハンドルバーA2に取り付けられる。操作部Cは、機械式制御ケーブルG(図3参照)によって、回転装置10のドラムブレーキ機構30(図6参照)と接続されている。操作部Cは、回転装置10の制御部26(図5参照)と無線によって通信可能に接続されてもよい。なお、図1では、機械式制御ケーブルGの図示が省略される。
バッテリユニットDは、バッテリD1、および、バッテリD1をフレームA5に着脱可能に取り付けるためのバッテリホルダD2を備えている。バッテリD1は、1または複数のバッテリセルを含む。バッテリD1は、充電池によって構成される。バッテリD1は、アシスト装置EのモータE3に電気的に接続される。バッテリD1はモータE3に電力を供給する。
アシスト装置Eは、ハウジングE1、駆動回路E2、および、モータE3を備える。ハウジングE1は、フレームA5に設けられる。駆動回路E2およびモータE3はハウジングE1に収容される。駆動回路E2は、バッテリD1からモータE3に供給される電力を制御する。モータE3は、人力駆動車Aの推進をアシストする。モータE3は、電気モータによって構成される。モータE3は、クランク軸F1または内装変速機(図示略)に結合される。モータE3とクランク軸F1または内装変速機との間の動力伝達経路には、クランク軸F1の回転力によってモータE3が回転しないようにワンウェイクラッチ(図示略)が設けられることが好ましい。
図2に示されるように、回転装置10は、フレームA5、および、フレームA5に設けられるフロントホイールA31のハブH(フロントハブH)に取り付けられる。ハブHはフロントフォークA6に設けられる。ハブHは、支軸H1、および、支軸H1に対して回転可能に支軸H1に支持されるハブシェルH2を備える。支軸H1は、ハブ軸である。フロントフォークA6は、ハブHの軸方向の両端部に取り付けられる。
図3〜図6に示されるように、回転装置10は、支軸H1(図2参照)に回転可能に設けられる第1回転体12と、第1回転体12に設けられる第1部材14、および、第1部材14に押圧される第2部材16を含むクラッチ機構18と、第2部材16が設けられ、クラッチ機構18を介して第1回転体12に連結される第2回転体20と、支軸H1に関する荷重に応じて第1部材14と第2部材16との間の押圧力を調整する調整機構22と、を備える。第1回転体12および第2回転体20は、人力駆動車AのフレームA5に回転可能に支持されるハブシェルH2に設けられる。このため、回転装置10を簡素に構成できる。
回転装置10は、好ましくは、支軸H1に関する荷重を検出する検出部24(図2参照)をさらに備える。このため、支軸H1に関する荷重を容易に検出できる。回転装置10は、好ましくは、検出部24の検出結果に基づいて電気モータ68(図5参照)を制御する制御部26(図2参照)をさらに備える。このため、電気モータ68の動作を好適に制御できる。回転装置10は、好ましくは、フレームA5に対して固定されるブラケット28をさらに備え、調整機構22は、ブラケット28に設けられる。このため、調整機構22をフレームA5に容易に固定できる。回転装置10は、好ましくは、ブラケット28と第1回転体12との間に設けられるドラムブレーキ機構30をさらに備える。このため、第1回転体12を好適に制動できる。
図3および図4に示されるブラケット28は、フレームA5に取り付け可能である。ブラケット28は、フロントフォークA6(図2参照)に取り付け可能に構成される。このため、ブラケット28をフロントフォークA6に容易に取り付けることができる。ブラケット28には、ドラムブレーキ機構30を動作させる機械式制御ケーブルGを案内する案内部28Aが設けられる。機械式制御ケーブルGは、ボーデンケーブルである。機械式制御ケーブルGは、インナケーブルG1、および、インナケーブルG1を少なくとも部分的に被覆するアウタケーシングG2を備える。案内部28Aには、アウタケーシングG2の端部が取り付けられる。
図5に示されるように、ドラムブレーキ機構30は、摩擦部材32、冷却ディスク34、および、ブレーキ動作機構36を備える。摩擦部材32は、第1回転体12に接触可能に設けられる。冷却ディスク34は、第1回転体12の外周部に設けられる。冷却ディスク34は、圧入固定、かしめ固定、スプライン嵌合、および、それらの組合せ等によって、第1回転体12と一体的に回転するように構成される。回転装置10は、ブラケット28に取り付けられるカバー38によって第1回転体12および第2回転体20の回転軸方向XにおいてハブシェルH2とは反対側の端部が部分的に覆われる。第1回転体12および第2回転体20の回転軸方向Xは、ハブシェルH2の回転軸心の方向である。
図7〜図9に示されるように、第1回転体12は、円筒形状を有する。第2回転体20は、円筒形状を有する。第2回転体20の少なくとも一部は、第1回転体12の内部に配置される。第2回転体20は、回転軸方向XにおいてハブH側の端部にフランジ部20Aを有する。第2回転体20は、ハブシェルH2とスプライン嵌合する。具体的には、第2回転体20の内周部にはスプライン部20Bが設けられる。このスプライン部20BがハブシェルH2の外周部に設けられる複数の凸部とスプライン嵌合することによって、第2回転体20がハブシェルH2に一体回転可能に連結される。なお、ハブシェルH2と第2回転体20とが一体回転可能に連結する構成であれば、スプライン嵌合以外の構成を採用することもできる。また、ハブシェルH2と第2回転体20とを一体的に形成してもよい。第2回転体20の内周部のうちのスプライン部20Bよりも回転軸方向XにおいてハブシェルH2側の部分には、溝20Cが形成される。図5に示されるように、溝20Cには、シール部材40が設けられる。シール部材40は、ハブシェルH2の外周部と接触可能に溝20Cに設けられる。シール部材40は、クラッチ機構18への異物の侵入を抑制するために設けられる。シール部材40は、第1回転体12と第2回転体20との間に配置される。一例では、シール部材40は、Oリングである。シール部材40は、第2回転体20のうちのフランジ部20Aの外周部と第1回転体12の内周部12Bとの間に配置される。
ブレーキ動作機構36の少なくとも一部は、第1回転体12の内部、かつ、回転軸方向Xにおいて第2回転体20よりもハブシェルH2とは反対側に配置される。第1回転体12は、内周部に摩擦面12Aを有する。摩擦面12Aは、第1回転体12の内周部のうちのブレーキ動作機構36と対向する部分に形成される。図8に示されるように、摩擦面12Aには、第1回転体12の周方向Sに延びる複数の溝12AXが形成される。これによって、摩擦部材32と摩擦面12Aとを複数個所で線状に接触させることができる。
図5および図6に示されるように、ブレーキ動作機構36は、摩擦部材32を第1回転体12に接触させるように構成される。ブレーキ動作機構36は、回転体42、カム部材44、複数の転動体46、および、保持器48を含む。回転体42は、ブラケット28に対して回転可能にブラケット28に取り付けられる。回転体42には、インナケーブルG1の端部が固定されるケーブル固定部42A(図3参照)が設けられる。
カム部材44は、回転体42と一体に回転するように回転体42に連結される。図6に示されるように、カム部材44は、円盤形状を有する。カム部材44は、外周部に設けられる複数の凹部44A、および、隣り合う2つの凹部44Aの間に設けられるカム面44Bを含む。カム面44Bは、第1回転体12の周方向Sの一方(図6においては時計回り方向)に移るにつれて、第1回転体12の径方向DAかつ外側に膨らむように設けられる。非制動状態において、転動体46は、回転体42の外周部、かつ、凹部44Aと対応する位置にそれぞれ配置される。
保持器48は、複数の転動体46をそれぞれ回転可能に保持する。また保持器48は、複数の転動体46をそれぞれ径方向DAに移動可能に保持する。径方向DAにおいて複数の転動体46の外側には、複数の摩擦部材32が配置される。この実施形態において、ブレーキ動作機構36は、3つの摩擦部材32、および、6つの転動体46を含む。また、この実施形態において、2つの転動体46に対して1つの摩擦部材32が配置される。したがって、摩擦部材32は、複数(ここでは2つ)の転動体46と接触可能に設けられる。
摩擦部材32は、例えば、ブレーキシューである。摩擦部材32は、第1回転体12に接触可能に設けられる。摩擦部材32は、第1回転体12の摩擦面12Aに接するように配置される。具体的には、径方向DAにおいて複数の摩擦部材32の外側に第1回転体12の摩擦面12Aが配置される。操作部C(図1参照)の操作に伴ってインナケーブルG1が牽引されることによって、回転体42が回転し、カム部材44を回転させる。カム部材44が転動体46に対して周方向Sの他方(図6においては反時計回り方向)に移動することによって、カム部材44のカム面44Bが転動体46を径方向DAかつ外側に押し上げ、転動体46が摩擦部材32を第1回転体12の摩擦面12Aに押し付ける。摩擦部材32と摩擦面12Aとの間に生じた熱は、冷却ディスク34を通じて回転装置10の外部に放出される。
図5および図7に示されるクラッチ機構18は、第1回転体12と第2回転体20との間に生じる相対回転力に応じて第1回転体12と第2回転体20との相対回転を許容するように第1回転体12と第2回転体20とを連結する。クラッチ機構18は、第1回転体12の内周部12Bと第2回転体20の外周部との間に設けられる。クラッチ機構18は、回転軸方向Xにおいてブレーキ動作機構36よりもハブH側に配置される。
第1部材14は第1回転体12に回転不能に設けられる。第2部材16は、第2回転体20に回転不能に設けられる。この実施形態において、クラッチ機構18は、3つの第1部材14、および、3つの第2部材16を含む。第1部材14の数、および、第2部材16の数は等しいことが好ましい。第1部材14は、円盤形状を有する。第2部材16は、円盤形状を有する。第1部材14および第2部材16は交互に重ね合わせられる。
第1部材14は、第1回転体12の内周部に設けられる。具体的には、第1部材14は、第1回転体12の内周部12Bに設けられる支持部材52を介して、第1回転体12の内周部12Bに設けられる。支持部材52の外周部は、第1回転体12の内周部12Bとスプライン嵌合する。支持部材52の内周部は、第1部材14とスプライン嵌合する。第2部材16は、第2回転体20の外周部に設けられる。第2部材16の内周部は、第2回転体20の外周部とスプライン嵌合する。
第1部材14および第2部材16の少なくとも一方は、第1部材14および第2部材16の他方に面する表面に少なくとも1つの凹部54を有する。図7に示される例では、凹部54は、第1部材14に形成される。凹部54は、貫通孔である。1つの第1部材14において、凹部54は、周方向Sまわりに複数設けられる。複数の第1部材14は、各第1部材14の複数の凹部54の位相が周方向Sまわりに一致するように支持部材52に支持される。複数の第1部材14は、複数の凹部54が回転軸方向Xに並ぶように支持部材52に支持される。凹部54には、潤滑油が保持される。潤滑油は、凹部54の内部と、第1部材14と第2部材16との間において移動する。
図5に示されるクラッチ機構18は、第1部材14と第2部材16とを互いに向けて付勢する付勢部材50を含む。このため、第2部材16を第1部材14に容易に押圧できる。付勢部材50は、回転軸方向Xにおいて、第1部材14および第2部材16に対してハブHとは反対側に配置される。付勢部材50は、例えば、皿ばねである。第1回転体12および第2回転体20の少なくとも一方は、第1部材14および第2部材16を介して付勢部材50の付勢力を受ける受け部56を有する。図5および図9に示されるように、受け部56は、第2回転体20のフランジ部20Aに設けられる。複数の第1部材14および複数の第2部材16は、付勢部材50と受け部56との間に挟み込まれる。
調整機構22は、付勢部材50の付勢力を調整する。このため、第1部材14と前記第2部材16との間の押圧力を容易に調整できる。図5に示されるように、調整機構22は、支軸H1の軸方向に移動することによって、第1部材14および第2部材16に対する付勢部材50の付勢力を調整する移動部材58を含む。このため、第1部材14と第2部材16との間の押圧力を容易に調整できる。第1回転体12および第2回転体20の少なくとも一方は第1ねじ部60を含む。図示される例では、第1ねじ部60は、第2回転体20に設けられる。移動部材58は、第1ねじ部60にねじ込まれる第2ねじ部62を含む。調整機構22は、第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量によって付勢部材50の付勢力を調整する。このため、回転装置10を簡素に構成できる。
図9に示されるように、第1ねじ部60は、回転軸方向Xにおいて受け部56とは反対側の第2回転体20の端部に設けられる。図5に示されるように、第2ねじ部62は、第2回転体20とは別体の移動部材58に設けられる。移動部材58は、例えば、ナットである。図5に示されるように、調整機構22は、移動部材58を移動させる移動機構64をさらに含む。このため、移動部材58を容易に移動できる。移動機構64は、移動部材58を回転させる駆動部66を含む。このため、移動部材58を容易に回転できる。駆動部66は、電気モータ68を含む。このため、駆動部66の機械的な構成を簡素にできる。簡素に構成できる。移動機構64は、電気モータ68の回転を変速して移動部材58に伝達する変速部70を含む。このため、電気モータ68の回転を移動部材58に好適に伝達できる。電気モータ68は、カバー38に固定される。電気モータ68の出力軸68Aは、保持器48に設けられる貫通孔を通るように延びる。これによって、出力軸68Aの端部は、回転軸方向Xにおいてブレーキ動作機構36よりもハブシェルH2側に配置される。変速部70は、電気モータ68の回転を減速して移動部材58に伝達する。変速部70は、第1ギア70Aおよび第2ギア70Bを備える。第1ギア70Aは、電気モータ68の出力軸68Aに連結される。第2ギア70Bは、第1ギア70Aと噛み合うように設けられる。第2ギア70Bは、第1ギア70Aよりも大径のギアである。第2ギア70Bは、移動部材58と結合される。
検出部24(図2参照)は、支軸H1に関する荷重として、支軸H1への荷重、人力駆動車AのフロントフォークA6(図1参照)への荷重、人力駆動車AへのサドルA7への荷重、および、人力駆動車AのハンドルバーA2への荷重の少なくとも1つを検出するように構成される。このため、支軸H1に関する荷重を多様に検出できる。検出部24は、荷重センサである。図示される例では、検出部24は、支軸H1への荷重を検出できるように、支軸H1に取り付けられる。検出部24は、制御部26と有線または無線により通信可能に接続される。検出部24は、検出した支軸H1に関する荷重に応じた信号を制御部26に送信する。
制御部26(図2参照)は、電気モータ68を制御することによって、第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量を調整する。電気モータ68の出力軸68Aが第1方向に回転した場合、電気モータ68の回転が変速部70を介して移動部材58に伝達され、第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量が大きくなる。第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量が大きいほど、付勢部材50の付勢力が大きくなる。すなわち、第1部材14と第2部材16との摩擦力が大きくなる。一方、電気モータ68の出力軸68Aが第2方向に回転した場合、電気モータ68の回転が変速部70を介して移動部材58に伝達され、第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量が小さくなる。第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量が小さいほど、付勢部材50の付勢力が小さくなる。すなわち、第1部材14と第2部材16との摩擦力が小さくなる。一例では、制御部26は、検出部24によって検出される支軸H1に関する荷重が大きいほど、第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量が大きくなるように、電気モータ68を制御する。換言すれば、制御部26は、支軸H1に関する荷重が大きいほど、第1部材14と第2部材16との摩擦力が大きくなるように電気モータ68を制御する。第1部材14と第2部材16とが相対移動しにくいため、クラッチ機構18の容量が大きくなり、第1回転体12と第2回転体20とが相対回転しにくくなる。一例では、制御部26は、検出部24によって検出される支軸H1に関する荷重が小さいほど、第2ねじ部62の第1ねじ部60へのねじ込み量が小さくなるように、電気モータ68を制御する。換言すれば、制御部26は、支軸H1に関する荷重が小さいほど、第1部材14と第2部材16との摩擦力が小さくなるように電気モータ68を制御する。第1部材14と第2部材16とが相対移動しやすいため、クラッチ機構18の容量が小さくなり、第1回転体12と第2回転体20とが相対回転しやすくなる。
第1実施形態の回転装置10によれば、次のような作用および効果が得られる。
回転装置10は、支軸H1に関する荷重に応じて作動する調整機構22によって、第1部材14と第2部材16との押圧力を好適に調整できる。
(第2実施形態)
図10を参照して、第2実施形態の回転装置10について説明する。第2実施形態の回転装置10について、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
回転装置10は、支軸H1に回転可能に設けられる第1回転体12と、第1回転体12に設けられる第1部材14、および、第1部材14に押圧される第2部材16を含むクラッチ機構18と、第2部材16が設けられ、クラッチ機構18を介して第1回転体12に連結される第2回転体20と、支軸H1に関する荷重に応じて第1部材14と第2部材16との間の押圧力を調整する調整機構22と、を備える。第1回転体12および第2回転体20は、人力駆動車AのフレームA5(図1参照)に回転可能に支持されるハブシェルH2に設けられる。回転装置10は、好ましくは、第2回転体20に対して第1回転体12を離間するように付勢する弾性変形部材13をさらに備える。弾性変形部材13は第1回転体12と第2回転体20との間に設けられる。弾性変形部材13は、例えば、ばねである。
クラッチ機構18は、第1回転体12と第2回転体20との間に生じる相対回転力に応じて第1回転体12と第2回転体20との相対回転を許容するように第1回転体12と第2回転体20とを連結する。クラッチ機構18は、第1回転体12の内周部と第2回転体20の外周部との間に設けられる。
第1部材14は第1回転体12に回転不能に設けられる。第2部材16は、第2回転体20に回転不能に設けられる。この実施形態において、クラッチ機構18は、6つの第1部材14、および、6つの第2部材16を含む。第1部材14の数および第2部材16の数は等しいことが好ましい。第1部材14は、円盤形状を有する。第2部材16は、円盤形状を有する。第1部材14および第2部材16は交互に重ね合わせられる。
第1部材14は、第1回転体12の内周部に設けられる。第2部材16は、第2回転体20の外周部に設けられる。第1回転体12の内周部は、第1部材14とスプライン嵌合する。第2部材16の内周部は、第2回転体20の外周部とスプライン嵌合する。
クラッチ機構18は、第1部材14と第2部材16とを互いに向けて付勢する付勢部材50を含む。付勢部材50は、例えば、皿ばねである。付勢部材50は、第1付勢部材50Aおよび第2付勢部材50Bを備える。第1付勢部材50Aは、回転軸方向Xにおいて、支軸H1の一方側に設けられる。第2付勢部材50Bは、回転軸方向Xにおいて、支軸H1の他方側に設けられる。
第1回転体12および第2回転体20の少なくとも一方は、第1部材14および第2部材16を介して付勢部材50の付勢力を受ける受け部56を有する。図示される例では、受け部56は、第2回転体20に設けられる。複数の第1部材14および複数の第2部材16は、付勢部材50と受け部56との間に挟み込まれる。
調整機構22は、付勢部材50の付勢力を調整する。調整機構22は、変位部72、第1移動部材74、および、第2移動部材76を備える。変位部72は、第1回転体12の内周部12Bから支軸H1に向けて突出する。変位部72は、第1回転体12の内周部12Bから支軸H1に向けて先細りのテーパ形状である。変位部72は、支軸H1に関する荷重が大きいほど、先端面72Aが支軸H1に接近するように変位する。
第1移動部材74および第2移動部材76は、変位部72の変位にともない、支軸H1の回転軸方向Xに移動することによって、第1部材14および第2部材16に対する付勢部材50の付勢力を調整する。第1移動部材74は、第1付勢部材50Aと結合される。第1移動部材74は、支軸H1の一方側から中央に向けて傾斜するテーパ面74Aを備える。テーパ面74Aは、変位部72と接触する。第2移動部材76は、第2付勢部材50Bと結合される。第2移動部材76は、支軸H1の他方側から中央に向けて傾斜するテーパ面76Aを備える。テーパ面76Aは、変位部72と接触する。
第2実施形態の回転装置10の作用について説明する。
弾性変形部材13の付勢力を上回る荷重が支軸H1に作用した場合、変位部72の先端面72Aが支軸H1に接近するように変位する。変位部72の先端面72Aが支軸H1に接近する過程において、第1移動部材74および第2移動部材76は変位部72に押されて、支軸H1の回転軸方向Xに移動する。第1移動部材74は、回転軸方向Xにおいて、支軸H1の一方側に移動する。第2移動部材76は、回転軸方向Xにおいて、支軸H1の他方側に移動する。支軸H1に関する荷重が大きくなるほど、換言すれば、変位部72の先端面72Aが支軸H1に接近するほど、第1移動部材74および第2移動部材76の回転軸方向Xにおける移動量が大きくなる。このため、付勢部材50の付勢力が大きくなり、第1部材14と第2部材16との間の摩擦力が大きくなる。第1部材14と第2部材16とが相対移動しにくいため、クラッチ機構18の容量が大きくなり、第1回転体12と第2回転体20とが相対回転しにくくなる。一方、支軸H1に関する荷重が小さくなるほど、換言すれば、変位部72の先端面72Aが支軸H1から離間するほど、第1移動部材74および第2移動部材76の回転軸方向Xにおける移動量が小さくなる。このため、付勢部材50の付勢力が小さくなり、第1部材14と第2部材16との間の摩擦力が小さくなる。第1部材14と第2部材16とが相対移動しやすいため、クラッチ機構18の容量が小さくなり、第1回転体12と第2回転体20とが相対回転しやすくなる。
(変形例)
上記実施形態は、本発明に関する人力駆動車の回転装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に関する人力駆動車の回転装置は、実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その一例は、実施形態の構成の一部を置換、変更、もしくは、省略した形態、または、実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下に実施形態の変形例の一例を示す。
・第1回転体12の構成は任意に変更可能である。一例では、第1回転体12が受け部56を備える。この場合、第1回転体12は、径方向の内方に向かって突出する凸部を備え、この凸部に受け部56が設けられる。
・第1ねじ部60の構成は任意に変更可能である。一例では、第1ねじ部60は、第1回転体12の任意の箇所に設けられる。任意の箇所は、例えば、第1回転体12の内周部12Bである。この場合、調整機構22の外周部に第2ねじ部62が設けられる。
・付勢部材50の配置位置は任意に変更可能である。一例では、付勢部材50は、第1回転体12の回転軸方向Xにおいて、クラッチ機構18に対してハブH側に配置される。この場合、受け部56は、第1回転体12の回転軸方向Xにおいて、クラッチ機構18に対してハブHとは反対側に配置されることが好ましい。
・回転装置10が備えるブレーキ機構は、任意に選択できる。一例では、回転装置10は、ハンドブレーキ機構またはサーブブレーキ機構を備える。
10…回転装置、12…第1回転体、14…第1部材、16…第2部材、18…クラッチ機構、20…第2回転体、22…調整機構、24…検出部、26…制御部、28…ブラケット、30…ドラムブレーキ機構、50…付勢部材、58…移動部材、60…第1ねじ部、62…第2ねじ部、64…移動機構、66…駆動部、68…電気モータ、70…変速部。

Claims (16)

  1. 支軸に回転可能に設けられる第1回転体と、
    前記第1回転体に設けられる第1部材、および、前記第1部材に押圧される第2部材を含むクラッチ機構と、
    前記第2部材が設けられ、前記クラッチ機構を介して前記第1回転体に連結される第2回転体と、
    前記支軸に関する荷重に応じて前記第1部材と前記第2部材との間の押圧力を調整する調整機構と、を備える、人力駆動車の回転装置。
  2. 前記クラッチ機構は、前記第1部材と前記第2部材とを互いに向けて付勢する付勢部材を含む、請求項1に記載の人力駆動車の回転装置。
  3. 前記調整機構は、前記付勢部材の付勢力を調整する、請求項2に記載の人力駆動車の回転装置。
  4. 前記調整機構は、前記支軸の軸方向に移動することによって、前記第1部材および前記第2部材に対する前記付勢部材の付勢力を調整する移動部材を含む、請求項3に記載の人力駆動車の回転装置。
  5. 前記第1回転体および前記第2回転体の少なくとも一方は第1ねじ部を含み、
    前記移動部材は、前記第1ねじ部にねじ込まれる第2ねじ部を含み、
    前記調整機構は、前記第2ねじ部の前記第1ねじ部へのねじ込み量によって前記付勢部材の付勢力を調整する、請求項4に記載の人力駆動車の回転装置。
  6. 前記調整機構は、前記移動部材を移動させる移動機構をさらに含む、請求項4または5に記載の人力駆動車の回転装置。
  7. 前記移動機構は、前記移動部材を回転させる駆動部を含む、請求項6に記載の人力駆動車の回転装置。
  8. 前記駆動部は、電気モータを含む、請求項7に記載の人力駆動車の回転装置。
  9. 前記移動機構は、前記電気モータの回転を変速して前記移動部材に伝達する変速部を含む、請求項8に記載の人力駆動車の回転装置。
  10. 前記支軸に関する荷重を検出する検出部をさらに備える、請求項8または9に記載の人力駆動車の回転装置。
  11. 前記検出部は、前記支軸に関する荷重として、前記支軸への荷重、前記人力駆動車のフロントフォークへの荷重、前記人力駆動車へのサドルへの荷重、および、前記人力駆動車のハンドルバーへの荷重の少なくとも1つを検出するように構成される、請求項10に記載の人力駆動車の回転装置。
  12. 前記検出部の検出結果に基づいて前記電気モータを制御する制御部をさらに備える、請求項10または11に記載の人力駆動車の回転装置。
  13. 前記第1回転体および前記第2回転体は、前記人力駆動車のフレームに回転可能に支持されるハブシェルに設けられる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の人力駆動車の回転装置。
  14. 前記フレームに対して固定されるブラケットをさらに備え、
    前記調整機構は、前記ブラケットに設けられる、請求項13に記載の人力駆動車の回転装置。
  15. 前記ブラケットと前記第1回転体との間に設けられるドラムブレーキ機構をさらに備える、請求項14に記載の人力駆動車の回転装置。
  16. 前記ブラケットは、前記フレームのフロントフォークに取り付け可能に構成される、請求項14または15に記載の人力駆動車の回転装置。
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