JP2019183789A - キャニスタ - Google Patents

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和穂 村田
Kazuho Murata
和穂 村田
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亜希子 伴
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Abstract

【課題】ケース本体にカバーを取り付ける際に圧縮されるコイルスプリングのカバー側の座巻部の位置ずれによるケース本体とカバーとの間への噛み込みを抑制する。【解決手段】キャニスタ10は、吸着室25を有するケース本体12にカバー14が取り付けられてなるケース11と、吸着室25内に充填されかつ蒸発燃料を吸着及び脱離する吸着材31と、吸着室25の開口側に面方向に移動可能に配置されたプレート33と、カバー14とプレート33との間に介在されてプレート33を吸着材31の押圧方向へ付勢するコイルスプリング38と、を備える。コイルスプリング38は、吸着室25の内壁面25aとコイルスプリング38との間の間隔がコイルスプリング38の自由状態から組み付け状態までの間に想定されるカバー側の座巻部38aの半径方向の位置ずれ量よりも大きくなるように配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、キャニスタに関する。
キャニスタには、例えば、自動車等の車両の燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のキャニスタは、吸着室を有するケース本体に吸着室の開口端を封止するカバーが取り付けられてなるケースと、吸着室内に充填されかつ蒸発燃料を吸着及び脱離する吸着材と、を備える。吸着室の開口側には、プレートが面方向に移動可能に配置されている。カバーとプレートとの間には、プレートを吸着材の押圧方向へ付勢するコイルスプリングが介在されている。
特開2010−96118号公報
カバーの内面すなわちコイルスプリング側の面は平面であることが多い。このため、ケース本体にカバーを取り付ける際、カバーで圧縮されるコイルスプリングのカバー側の座巻部が半径方向へ摺動すなわち位置ずれする。このため、コイルスプリングの座巻部がケース本体とカバーとの間に噛み込まれるおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、ケース本体にカバーを取り付ける際に圧縮されるコイルスプリングのカバー側の座巻部の位置ずれによるケース本体とカバーとの間への噛み込みを抑制することのできるキャニスタを提供することにある。
前記した課題は、本発明のキャニスタにより解決することができる。
第1の発明は、吸着室を有するケース本体に前記吸着室の開口端を封止するカバーが取り付けられてなるケースと、前記吸着室内に充填されかつ蒸発燃料を吸着及び脱離する吸着材と、前記吸着室の開口側に面方向に移動可能に配置されたプレートと、前記カバーと前記プレートとの間に介在されて該プレートを前記吸着材の押圧方向へ付勢するコイルスプリングと、を備えるキャニスタであって、前記コイルスプリングは、前記吸着室の内壁面と該コイルスプリングの少なくともカバー側の座巻部との間の間隔が該コイルスプリングの自由状態から組み付け状態までの間に想定される前記座巻部の半径方向の位置ずれ量よりも大きくなるように配置されている、キャニスタである。
第1の発明によると、吸着室の内壁面とコイルスプリングの少なくともカバー側の座巻部との間の間隔が、コイルスプリングの自由状態から組み付け状態までの間に想定されるカバー側の座巻部の半径方向の位置ずれ量よりも大きい。したがって、ケース本体にカバーを取り付ける際に圧縮されるコイルスプリングのカバー側の座巻部の位置ずれによるケース本体とカバーとの間への噛み込みを抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記吸着室の内壁面は、筒状を基本形状としかつ内方に凹む凹状部及び/又は外方へ突出する凸状部を有する異形筒状に形成されている、キャニスタである。
第2の発明によると、吸着室の内壁面が異形筒状に形成されたケースにおいても、ケース本体にカバーを取り付ける際に圧縮されるコイルスプリングのカバー側の座巻部の位置ずれによるケース本体とカバーとの間への噛み込みを抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記コイルスプリングは、前記カバーと前記プレートとの間に並列的に複数個配置されている、キャニスタである。
第3の発明によると、カバーとプレートとの間に並列的に配置された複数個のコイルスプリングにより、吸着室の内壁面の異形筒状に対応する形状のプレートを全体的にかつ弾性的に保持することができる。
第4の発明は、第2の発明において、前記コイルスプリングは、長軸直径及び短軸直径を有する略楕円形状のコイル形状を有する単一のコイルスプリングであり、前記長軸直径は、真円形状のコイル形状を有する単一のコイルスプリングを配置する場合における仮想外径の最大径よりも大きく、前記短軸直径は、前記仮想外径の最大径よりも小さい、キャニスタである。
第4の発明によると、カバーとプレートとの間に配置されかつ略楕円形状のコイル形状を有する単一のコイルスプリングにより、吸着室の内壁面の異形筒状に対応する形状のプレートを全体的にかつ弾性的に保持することができる。また、複数個のコイルスプリングを用いる場合と比べて、コイルスプリングの材料の使用量を減少させることができる。また、自由状態でのコイルスプリングの長さLと、コイル断面積を円形面積に換算したときの直径Dと、の比L/Dが小さくなることにより、コイルスプリングの倒れを抑制することができる。
第5の発明は、第2の発明において、前記コイルスプリングは、前記吸着室の内壁面に倣うコイル形状を有する単一のコイルスプリングである、キャニスタである。
第5の発明によると、カバーとプレートとの間に配置されかつ吸着室の内壁面に倣うコイル形状を有する単一のコイルスプリングにより、吸着室の内壁面の異形筒状に対応する形状のプレートを全体的にかつ弾性的に保持することができる。また、複数個のコイルスプリングを用いる場合と比べて、コイルスプリングの材料の使用量を減少させることができる。また、自由状態でのコイルスプリングの長さLと、コイル断面積を円形面積に換算したときの直径Dと、の比L/Dが小さくなることにより、コイルスプリングの倒れを抑制することができる。
本発明のキャニスタによると、ケース本体にカバーを取り付ける際に圧縮されるコイルスプリングのカバー側の座巻部の位置ずれによるケース本体とカバーとの間への噛み込みを抑制することができる。
実施形態1にかかるキャニスタを示す断面図である。 ケース本体にカバーを組み付ける直前の状態を示す断面図である。 図2のIII−III線矢視断面図である。 実施形態2にかかるコイルスプリングのコイル形状を示す断面図である。 実施形態3にかかるコイルスプリングのコイル形状を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
(キャニスタの構成)
本実施形態では、自動車等の車両の燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するもので、直線状の流路を有するキャニスタを例示する。図1はキャニスタを示す断面図である。図1に示すように、キャニスタ10はケース11を備える。ケース11は、一端を閉鎖する中空筒状のケース本体12に、ケース本体12の開口端(図1では右端側の開口端)を封止するカバー14が取り付けられてなる。
ケース本体12は、樹脂製で、直筒状の筒壁部16と、筒壁部16の一端面(図1において左端面)を閉鎖する端壁部17と、を有する。筒壁部16は、周方向に略一定の肉厚で形成されている。筒壁部16の開口側端部には、外方へ環状に張り出すフランジ状の被取り付け部16aが形成されている。また、端壁部17には、蒸発燃料の導入口となるタンクポート18、及び、脱離された蒸発燃料の導出口となるパージポート19が一体形成されている。
カバー14は、樹脂製で、略平板状に形成されている。カバー14は、その主体をなすカバー本体部21と、カバー本体部21の周囲に環状にかつ外面側(図1において右側)へ一段ずらして形成されたフランジ状の取り付け部22とを有する。カバー本体部21の内面すなわちコイルスプリング側の面は、カバー本体部21の中心線に直交する平面である。カバー14の取り付け部22の内法形状は、吸着室25の内壁面25aの断面形状と同一又は略同一である。カバー14には、大気と連通して大気(外気)の出入口となる大気ポート23が一体形成されている。
ケース本体12の筒壁部16の被取り付け部16aとカバー14の取り付け部22とは、溶着、接着等により接合されている。これにより、ケース11内には、タンクポート18及びパージポート19と大気ポート23との間を連通する略直線状の流路である吸着室25が形成されている。図2はケース本体にカバーを組み付ける直前の状態を示す断面図、図3は図2のIII−III線矢視断面図である。なお、図2ではコイルスプリング38が自由状態で示されている。
図3に示すように、筒壁部16の内壁面により吸着室25の内壁面25aが形成されている。筒壁部16は、縦辺より横辺を長くする長四角筒状を基本形状としかつその一角部(図3において右上角部)に内方に断面L字状に凹む凹状部27を有する異形筒状に形成されている。凹状部27の角部は断面円弧状に丸められている。これにより、吸着室25は、断面積の大きい左側の第1領域R1と、断面積の小さい右側の第2領域R2と、を有する。
図1に示すように、吸着室25の底側である端壁部17側には、吸着材31を保持する通気性を有するシート状のフィルタ29が配置されている。フィルタ29は、吸着室25の内壁面25aの断面形状に対応する形状を有する。フィルタ29には、合成樹脂製の不織布や発泡ウレタン等が用いられている。
吸着室25内には、蒸発燃料を吸着及び脱離する粒状の吸着材31が充填されている。吸着材31としては、例えば、活性炭、造粒炭等が用いられる。なお、吸着室25内には吸着材31と共に蓄熱材が充填されることもある。
吸着室25の開口側には、吸着材31を押圧する平板状の樹脂製のプレート33が面方向(図1において左右方向)に移動可能に嵌合されている。プレート33は、吸着室25の内壁面25aの断面形状に対応する形状を有する。プレート33は、板厚方向に貫通する複数の通気孔34を有する多孔板状に形成されている(図3参照)。プレート33の吸着材31側の面には、吸着材31を保持するフィルタ36が配置されている。フィルタ36には、例えばフィルタ29と同じものが用いられている。
カバー14とプレート33との間には、プレート33を吸着材31の押圧方向(図1において左方)へ付勢する複数(例えば3個)のコイルスプリング38が介在されている(図3参照)。3個のコイルスプリング38には同一形状のものが用いられている。コイルスプリング38は金属製である。コイルスプリング38は、両座巻部38aを含めて真円形状のコイル形状を有する。
図1に示すように、3個のコイルスプリング38は、カバー14とプレート33との間に相互に所定間隔を隔てて並列的にかつ分散的に配置されている。すなわち、図3に示すように、コイルスプリング38は、吸着室25の第1領域R1内に2個配置され、第2領域R2内に1個配置されている。
吸着室25の内壁面25aとコイルスプリング38との間の間隔Kは、コイルスプリング38の自由状態(図2参照)から組み付け状態(図1参照)までの間に想定されるカバー14側の座巻部38aの半径方向の位置ずれ量よりも大きく設定されている。
(ケース本体12へのカバー14の取り付け)
図2に示すように、ケース本体12の開口部を上向きにした状態で、吸着室25内に、順次、フィルタ29、吸着材31、フィルタ36、プレート33が配置される。次に、プレート33上の所定の位置に3個のコイルスプリング38が配置される(図3参照)。次に、それらのコイルスプリング38の上側の座巻部38a上にカバー14のカバー本体部21を載せた状態で、カバー14がコイルスプリング38を圧縮しつつケース本体12の開口端面に押し付けられる。次に、ケース本体12の筒壁部16の被取り付け部16aとカバー14の取り付け部22とが溶着、接着等により接合される。
(実施形態1の利点)
前記したキャニスタ10によると、吸着室25の内壁面25aとコイルスプリング38との間の間隔Kが、コイルスプリング38の自由状態から組み付け状態までの間に想定されるカバー側の座巻部38aの半径方向の位置ずれ量よりも大きい。したがって、ケース本体12にカバー14を取り付ける際に圧縮されるコイルスプリング38のカバー14側の座巻部38aの位置ずれによるケース本体12とカバー14との間への噛み込みを抑制することができる。
また、吸着室25の内壁面25aが長四角筒状を基本形状としかつ内方に凹む凹状部27を有する異形筒状に形成されたケース11においても、ケース本体12にカバー14を取り付ける際に圧縮されるコイルスプリング38のカバー14側の座巻部38aの位置ずれによるケース本体12とカバー14との間への噛み込みを抑制することができる。
また、カバー14とプレート33との間に並列的に配置された3個のコイルスプリング38により、吸着室25の内壁面25aの異形筒状に対応する形状のプレート33を全体的にかつ弾性的に保持することができる。
[実施形態2]
本実施形態は、実施形態1(図1参照)のコイルスプリング38に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、実施形態1と同一部位については同一符号を付して重複する説明を省略する。図4はコイルスプリングのコイル形状を示す断面図である。
図4に示すように、本実施形態では、金属製の単一のコイルスプリング40が用いられている。コイルスプリング40は、長軸直径d1及び短軸直径d2を有する略楕円形状のコイル形状を有する。本実施形態においても、吸着室25の内壁面25aとコイルスプリング40との間の間隔Kは、コイルスプリング40の自由状態から組み付け状態までの間に想定されるカバー14側の座巻部40aの半径方向の位置ずれ量よりも大きく設定されている。
また、コイルスプリング40の長軸直径d1は、真円形状のコイル形状を有する単一のコイルスプリングを配置する場合における仮想外径の最大径dよりも大きく設定されている。また、コイルスプリング40の短軸直径d2は、仮想外径の最大径dよりも小さく設定されている。なお、仮想外径の最大径dについても、吸着室25の内壁面25aと仮想外径の最大径dとの間の間隔kが、コイルスプリングの自由状態から組み付け状態までの間に想定されるカバー側の座巻部の半径方向の位置ずれ量よりも大きく設定されるものとする。
(実施形態2の利点)
本実施形態によると、カバー14(図1参照)とプレート33との間に配置されかつ略楕円形状のコイル形状を有する単一のコイルスプリング40により、吸着室25の内壁面25aの異形筒状に対応する形状のプレート33を全体的にかつ弾性的に保持することができる。また、複数個のコイルスプリング40を用いる場合と比べて、コイルスプリング40の材料の使用量を減少させることができる。また、自由状態でのコイルスプリング40の長さLと、コイル断面積を円形面積に換算したときの直径Dと、の比L/Dが小さくなることにより、コイルスプリング40の倒れを抑制することができる。
[実施形態3]
本実施形態は、実施形態2(図4参照)のコイルスプリング40に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、実施形態2と同一部位については同一符号を付して重複する説明を省略する。図5はコイルスプリングのコイル形状を示す断面図である。
図5に示すように、本実施形態では、金属製の単一のコイルスプリング42が用いられている。コイルスプリング42は、吸着室25の内壁面25aに倣うコイル形状を有する。本実施形態においても、吸着室25の内壁面25aとコイルスプリング42との間の間隔Kは、コイルスプリング42の自由状態から組み付け状態までの間に想定されるカバー14側の座巻部42aの半径方向の位置ずれ量よりも大きく設定されている。
(実施形態3の利点)
本実施形態によると、カバー14(図1参照)とプレート33との間に配置されかつ吸着室25の内壁面25aに倣うコイル形状を有する単一のコイルスプリング42により、吸着室25の内壁面25aの異形筒状に対応する形状のプレート33を全体的にかつ弾性的に保持することができる。したがって、本実施形態によっても、実施形態2と同等の作用・効果を奏することができる。
[他の実施形態]
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、U字状の流路を有するキャニスタ10に適用してもよい。また、本発明は、吸着室25の内壁面25aが、異形筒状に限らず、正方形、長四角形等の角筒状、あるいは、楕円形、長円形、卵形等の円筒状のものにも適用してもよい。また、吸着室25の内壁面25aの異形筒状には、正方形、長四角形等の角筒状、あるいは、楕円形、長円形、卵形等の円筒状を基本形状としかつ内方に凹む少なくとも1個の凹状部及び/又は外方へ突出する少なくとも1個の凸状部を有するものが含まれる。また、コイルスプリング38,40,42は、金属製に限らず、樹脂製でもよい。また、コイルスプリング38,40,42のコイル線の断面形状は、任意に設定してよい。
また、コイルスプリングのカバー側の座巻部のコイル外径がコイル部のコイル外径より大きい場合は、吸着室の内壁面とコイルスプリングの少なくともカバー側の座巻部との間の間隔が、コイルスプリングの自由状態から組み付け状態までの間に想定されるカバー側の座巻部の半径方向の位置ずれ量よりも大きくなるように設定すればよい。また、プレート33に、コイルスプリング38,40,42のプレート33側の座巻部38a,40a,42aの位置ずれを抑制するために、座巻部38a,40a,42aを係止する係止爪を形成したり、座巻部38a,40a,42aを嵌合する嵌合溝を形成したり、座巻部38a,40a,42aを位置決めする突起を形成したりしてもよい。また、カバー14に、コイルスプリング38,40,42のカバー14側の座巻部38a,40a,42aの位置ずれを抑制するために、座巻部38a,40a,42aを係止する係止爪を形成したり、座巻部38a,40a,42aを嵌合する嵌合溝を形成したり、座巻部38a,40a,42aを位置決めする突起を形成したりしてもよい。
また、実施形態1において、コイルスプリング38の個数は、増減してもよい。また、複数個のコイルスプリング38には、同一形状に限らず、コイル径、コイル線の断面形状、自由状態での長さ、コイル形状等の異なるコイルスプリングを用いてもよい。
また、実施形態2におけるコイルスプリング40の略楕円形状のコイル形状には、楕円形状、長円形状、卵形形状等が含まれる。また、略楕円形状のコイル形状において、半径方向内方に凹む凹状部及び/又は外方へ突出する凸状部が形成されてもよい。
10 キャニスタ
11 ケース
12 ケース本体
14 カバー
25 吸着室
25a 内壁面
27 凹状部
31 吸着材
33 プレート
38 コイルスプリング
38a 座巻部
40 コイルスプリング
40a 座巻部
42 コイルスプリング
42a 座巻部
K 間隔
d 仮想外径の最大径
d1 長軸直径
d2 短軸直径

Claims (5)

  1. 吸着室を有するケース本体に前記吸着室の開口端を封止するカバーが取り付けられてなるケースと、
    前記吸着室内に充填されかつ蒸発燃料を吸着及び脱離する吸着材と、
    前記吸着室の開口側に面方向に移動可能に配置されたプレートと、
    前記カバーと前記プレートとの間に介在されて該プレートを前記吸着材の押圧方向へ付勢するコイルスプリングと、
    を備えるキャニスタであって、
    前記コイルスプリングは、前記吸着室の内壁面と該コイルスプリングの少なくともカバー側の座巻部との間の間隔が該コイルスプリングの自由状態から組み付け状態までの間に想定される前記座巻部の半径方向の位置ずれ量よりも大きくなるように配置されている、キャニスタ。
  2. 請求項1に記載のキャニスタであって、
    前記吸着室の内壁面は、筒状を基本形状としかつ内方に凹む凹状部及び/又は外方へ突出する凸状部を有する異形筒状に形成されている、キャニスタ。
  3. 請求項2に記載のキャニスタであって、
    前記コイルスプリングは、前記カバーと前記プレートとの間に並列的に複数個配置されている、キャニスタ。
  4. 請求項2に記載のキャニスタであって、
    前記コイルスプリングは、長軸直径及び短軸直径を有する略楕円形状のコイル形状を有する単一のコイルスプリングであり、
    前記長軸直径は、真円形状のコイル形状を有する単一のコイルスプリングを配置する場合における仮想外径の最大径よりも大きく、
    前記短軸直径は、前記仮想外径の最大径よりも小さい、キャニスタ。
  5. 請求項2に記載のキャニスタであって、
    前記コイルスプリングは、前記吸着室の内壁面に倣うコイル形状を有する単一のコイルスプリングである、キャニスタ。
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