JP2019183404A - 防災シェルター - Google Patents
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Abstract
Description
6基のシェルターユニットについてその内側フレームの角部を1点につき合わせることで六角柱形状に形成され、外側面の1つには出入り口としてドアが形成されている。
本発明によれば、シェルター本体を形成するシェルター分割体の天面部が台形状または円弧版状であるためシェルター分割体の組み立てが容易であり、角筒状または円筒状等の筒状のシェルター本体を構築できる。しかも、蓋体の下側であるシェルター本体内部にシェルター分割体のない広いスペースの中央空間を形成できるため、避難者の滞在や移動等に適している。
防災シェルターのシェルター本体を構成するシェルター分割体は、外部に露出する側壁部及び天面部がコンクリート製であるため高強度であり、その内側にスチール製のフレーム部を連結して支持できるため軽量化でき、防災シェルター内部の中央空間を広く形成できる。
シェルター本体を構成するシェルター分割体は、外部に露出する側壁部、天面部及び底部がコンクリート製であるため高強度であり、断面略コの字状に形成されているため自立性があり、フレーム部等の補助部品を必要とせず、防災シェルターの内部空間を広く形成できる。
地下に埋設された防災シェルターは、シェルター本体の上部開口を閉塞する蓋体の開口に設けた出入り口を通して地上に出入りできる。
本発明の第一実施形態による防災シェルターを図1乃至図5に基づいて説明する。
図1に示す防災シェルター1は地中に埋設されている。この防災シェルター1は、避難者が退避可能なシェルター本体2と、その上部開口3を閉鎖する蓋体4と、蓋体4に形成された開口4aから地上に延びる筒状通路としての人孔直壁5(マンホール側塊)と、を備えている。なお、人孔直壁5に代えて斜壁や片面斜壁等を採用してもよく、これらは出入り口に含まれる。
図2において、シェルター本体2は多角形筒状、例えば略六角形筒状を有しており、六角形板状の底版6の上に六角形の各辺毎に6体に分割されたシェルター分割体7を連結することで組み立て可能とされている。そのため、搬送時や保管時等にはシェルター分割体7毎に搬送や保管等ができる。
壁体8は鉄筋コンクリート製とされ、土圧や地上の荷重等に耐え得る高強度を有している。天面部8bは側壁部8a側(下底)の2つの角度θが例えば60度とされ、これに対向する内側(上底)の2つの角度βが例えば120度とされた等脚台形である。なお、天面部8bは等脚台形でなくてもよい。
シェルター分割体7は、外部の土圧や荷重に対して高強度のコンクリート製で断面略L字型をなす壁体8を形成し、内側にスチール製のフレーム部9を設けて支持したことで全体を軽量化できる。また、フレーム部9を利用して内部空間を仕切る壁面やドア、棚等を造作できる。
また、図5(a)に示すように、山形鋼からなる支柱鋼材9aの一の側面同士を当接させ、断面略L字状のガイド板10で2本の支柱鋼材9a一の側面同士を挟んで固定ボルト15と固定ナット16で固定する。或いは、図5(b)に示すように、各フレーム部9の支柱鋼材9aの一の側面同士を互いに当接させ、固定ボルト15と固定ナット16で直接固定してもよい。同様に、第一梁鋼材9b同士も固定ボルト15と固定ナット16で固定する。なお、壁体8の側壁部8a及び天面部8bの側面同士を当接させた状態で側面の間にシール材を充填してシールすることが好ましい。
蓋体4も地盤の地下に埋設されており、土圧や地表上の各種荷重に耐え得るようにコンクリート製であることが好ましい。
即ち、高濃度ホウ素含有コンクリートは、エバポライト型堆積鉱床の鉱石から採取したコレマナイト及び/またはヒルガダイトを主体とした骨材とセメントとを備えている。高濃度ホウ素含有コンクリートは、エバポライト型堆積鉱床の鉱物に含まれるユーレキサイトとサッソライトを除いて、コレマナイト及び/またはヒルガダイトを骨材としてセメントと混和したものである。
防災シェルター1の施工に際して、地表から防災シェルター1を埋設するための穴を掘る。次に、穴底に底版6のコンクリートを打ち込み、シェルター分割体7をクレーン等で穴内に降下させて組み立てる。
組み立てに際して、図4に示すように、底版6上に設置したシェルター分割体7に隣接して他のシェルター分割体7を設置し、各壁体8の側壁部8aと天面部8bの側面同士を当接させる。そして、各壁体8の側壁部8aと天面部8bの側面同士を、ボルトボックス等を介して固定ボルト15と固定ナット16で連結する。
或いは、図5(b)に示すように、各フレーム部9の支柱鋼材9a及び第一梁鋼材9bの一の側面同士を互いに当接させ、固定ボルト15と固定ナット16で直接固定してもよい。そして、各壁体8の側壁部8a及び天面部8bの側面同士を当接させた状態で側面の間にシール材を充填してシールする。このようにして、6基のシェルター分割体7同士を互いに連結し、六角形筒状のシェルター本体2を組み立てる。
そして、蓋体4の開口4aと地上を連結する人孔直壁5を蓋体4に連結固定し、人孔直壁5の上端の開口5aには開閉可能なハッチ11を取り付ける。その後、防災シェルター1を地中に埋設して整地する。
しかも、現場施工する底版6以外のシェルター分割体7や蓋体4、人孔直壁5等は工場で製造できるため、現場での作業時間が短くて済むことになり、短期間で効率的な施工ができる。また、防災シェルター1を地下に組み立てて埋設することで、埋設後の地上を有効利用できる。
なお、本実施形態におけるシェルター本体2にはその上部開口3を閉塞する蓋体4が設置されているが、本実施形態では省略されている。
次に、本発明の第三実施形態による防災シェルター1Bについて、図7により説明する。
防災シェルター1Bは五角形筒状のシェルター本体2を有している。このシェルター本体2は図3に示すものと同様な形状を備えたシェルター分割体7を5基組み立てて連結することで形成されている。各シェルター分割体7は、断面略L字状の壁体8とフレーム部9とで一体形成されている。壁体8の天面部8bにおける角度θは例えば72度に設定されている。
なお、第三実施形態による防災シェルター1Bの変形例として、図8に示すように、断面略L字状でコンクリート製の壁体8とフレーム部9とで形成されるシェルター分割体7を複数基組み立てた防災シェルター1Cを採用してもよい。本変形例では、シェルター分割体7の壁体8は円筒周面形状の側壁部8aと円弧版状の天面部8bとで形成されている。
本実施形態による防災シェルター1Dは、第一実施形態と同様な外形のシェルター本体2を有している。シェルター本体2を構築する複数、例えば6基のシェルター分割体7として、図9に示すものが採用されている。このシェルター分割体7は、断面略コの字状に形成された壁体18であり、全体が例えばコンクリートで形成されている。このシェルター分割体7は、垂直方向に延びる例えば長方形板状の側壁部18aと、その上部に形成された略台形板状の天面部18bと、側壁部18aの下部に形成された略台形板状の底部18cとで形成されている。
本実施形態による防災シェルター1Dにおいても、中央領域に広い中央空間14を有するシェルター本体2を形成できる。
このような構成を採用すれば、防災シェルター1Eは複数のシェルター本体2同士を連通させた広い避難スペースを構築することができる。
また、本発明において、シェルター分割体7は側壁部8a及び天面部8bからなる壁体8で構成されていてもよい。この場合、シェルター本体2の内部の中央空間14は一層広いスペースを確保できる。
2 シェルター本体
3 上部開口
4 蓋体
5 人孔直壁
6 底版
7 シェルター分割体
8、18 壁体
8a、18a 側壁部
8b、18b 天面部
9 フレーム部
9a 支柱鋼材
9b 第一梁鋼材
9c 第二梁鋼材
14 中央空間
15 固定ボルト
16 固定ナット
17 扉部
18c 底部
Claims (4)
- 断面略L字状に形成された側壁部及び台形状または円弧版状をなす天面部を少なくとも有していて、組み立てることで筒状に形成される複数のシェルター分割体と、
複数の前記シェルター分割体を組み立てた状態で複数の前記天面部に囲われた上部開口を閉鎖する蓋体と、を備えており、
前記複数のシェルター分割体と前記蓋体を組み立てることで形成されるシェルター本体の内部に中央空間が形成されていることを特徴とする防災シェルター。 - 前記シェルター分割体は、コンクリート製の前記側壁部及び天面部と、前記側壁部及び天面部に連結されたスチール製のフレーム部と、を有している請求項1に記載された防災シェルター。
- 前記シェルター分割体は、コンクリート製の前記側壁部、前記天面部及び底部を有している請求項1に記載された防災シェルター。
- 前記シェルター本体は地下に埋設されており、前記蓋体の開口に出入り口が設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載された防災シェルター。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111236437A (zh) * | 2020-02-14 | 2020-06-05 | 重庆大学 | 一种可快速搭建的组合式蜂巢建筑 |
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