JP2019182097A - 光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】擾乱の発生や迷光を抑制しつつ、電力リソースを有効活用でき、機器の経年劣化を抑制可能な光学装置を提供する。【解決手段】宇宙機に搭載され、光を入射する開口20を備える光学装置であって、開口にはシャフトを中心に回動する複数のブレード6a、6b、6cと、複数のブレードを、温度変化に応じて回動させる駆動手段と、駆動手段の温度を制御する温度制御手段とが備えられ、開口は、複数のブレードが回動することによって閉鎖と開放がなされ、ブレードの面には黒色の多層インシュレータが固定される。【選択図】図1

Description

この発明は、人工衛星等の宇宙機に搭載される光学装置に関するものであり、特に、光学装置を設置した容器の開口部分に、角度調整が可能なブレードを設けた光学装置に関するものである。
従来、宇宙空間における熱環境から人工衛星等の宇宙機を守る熱制御装置の一手段としてサーマルルーバが使用されてきた。周囲の温度変化に応じて伸縮するバイメタル駆動部により、ブレードと称される熱遮蔽板を回動させることで、宇宙機上に配置される放熱面等に与えられる外部熱入力量を調整している。
このバイメタル駆動部によりブレードを回動させる構成では、ブレードが全開となる状態とブレードが全閉となる状態とで設定温度幅が小さい場合、回動させる構成自体が大きくなり、ブレードの開閉を精度よく制御することが難しい。また、周囲の温度変化がバイメタル駆動部に伝わって実際に伸縮するまでには時間を要するため、温度変動周期が短い場合には対応することが難しい。
従来、係る課題を解決するため、バイメタル駆動部に取付けたヒータにより、バイメタル駆動部の温度を強制的に制御することが提案されている。これにより、ブレードの全開状態と全閉状態の設定温度幅が小さい場合にも対応でき、ブレードの回動動作の所要時間を短くする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−176200号公報 特開2000−255500号公報
このように、従来、発熱機器が搭載される放熱板等への適用を前提とし、外部熱入力量の調整として開閉可能なブレードを用いている。これらのブレードの表面は金属面としている。
一方で、宇宙機には外界を撮像する撮像装置などの光学装置が搭載される場合がある。光学装置を使用した測定では迷光を除く必要があるが、迷光を生じる表面のブレードは採用できないという課題があった。
一般に光学装置は所定の温度の範囲内で使用することが必要であり、撮像装置などの光学装置が宇宙空間に露出する配置になっている場合には、光学装置を所定の温度範囲に収めるために大容量のヒータによる加熱が必要になる。大容量のヒータの使用は、宇宙機全体の電力リソースを圧迫するという課題があった。
また、コンタミネーション源および放射線が宇宙機内部に侵入することにより、宇宙機に搭載した光学装置の経年劣化が進行するため、宇宙機に搭載する光学装置に対する耐環境要求条件が厳しくなるという課題があった。
この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、擾乱の発生や迷光を抑制しつつ、電力リソースを有効活用でき、機器の経年劣化を抑制可能な光学装置を提供することを目的とする。
この発明に係る光学装置は、宇宙機に搭載され、光を入射する開口を備える光学機器であって、前記開口には、シャフトを中心に回動する複数枚のブレードと、前記ブレードを、温度変化に応じて回動させる駆動手段と、前記駆動手段の温度を制御する制御手段とを備え、回動により前記複数枚のブレードが面一となると、前記開口は前記面一となった複数枚のブレードにより閉鎖され、前記ブレードの両面には黒色の多層インシュレータが固定される。
この発明に係る光学装置によれば、黒色の多層インシュレータを配した複数枚のブレードを設けることで迷光を抑制でき、光学装置等の使用時以外はブレードを閉じることで宇宙機内部の保温性が高まり、内部機器の温度維持に必要な電力量を削減することができる。また、ブレードを閉じることで、コンタミネーション源および放射線が宇宙機内部に侵入する確率が小さくなるため、機器の耐環境条件を緩和することができる。さらに、ブレードの開閉にはモータ等の振動源となる駆動機構を含まないため、擾乱に対する条件が厳しい宇宙機にも適用可能である。
実施の形態1に係る宇宙機に搭載する光学装置の斜視図の一例である。 実施の形態1に係る光学装置(図1)のB-B位置での断面図である。 実施の形態1に係る光学装置(図1)のC-C位置での断面図である。 実施の形態1に係る光学装置の断面図(図3)におけるD部分の拡大図である。 実施の形態1に係る光学装置において、撮像時の状態を説明する図である。 実施の形態1に係る光学装置の撮像動作を説明するフロー図である。 実施の形態1に係る光学装置において、非撮像時の状態を説明する図である。 実施の形態1に係る光学装置の非撮像動作を説明するフロー図である。 従来の宇宙機に搭載する光学装置の斜視図である。 従来の宇宙機に搭載する光学装置(図8)のA-A位置での断面図である。
実施の形態1.
以下、図を参照しながら実施の形態1に係る光学装置を説明する。
図1は、実施の形態1に係る宇宙機(図示せず)に搭載する光学装置100の斜視図である。図1において、6a、6b、6cは各々板状のブレードであり(以下、3枚のブレード6a、6b、6cの間で区別が不要な場合は単にブレード6とする)、7a、7b、7cは後述する駆動コイル9を格納するハウジングであり(区別が不要な場合は単にハウジング7とする)、各々ブレード6a、6b、6cと対応して設けられている。8は光学装置100に光が入射する入射口となる開口20側に設けられたフレームである。2は内部に光学部品1を設置したフードであり、筒状の容器となっている。なお、図1では3枚のブレードを用いているが、3枚は複数枚の一例である。このようにブレードは3枚に限られるものではなく、1枚以上であればよい。
図2は、図1中に示した光学装置100のB-Bの位置での断面図である。光学装置100の筒状外側枠となるフード2の内部には、光学部品1が設置されている。光学部品1は例えばレンズやミラーのほか、撮像素子や、撮像素子を駆動させる電子回路部品なども含まれる。フレーム8は、中央部分に丸穴が開けられた円形状の板であり、中央部分の丸穴を通して撮像対象からの光が入射される。この中央部分の丸穴を開口20と言う。
開口20には3枚のブレード6(ブレード6a、6b、6c)が設置される。ブレード6a、6b、6cは各々、シャフト10a、10b、10cを中心に回転可能であり、シャフト10a、10b、10cの各々は、開口20に対して垂直に立てられた板状のフレーム8の通し孔を通り、シャフト10の一端は各々ハウジング7a、7b、7c内に挿入される。
3枚の回動可能なブレード6a、6b、6cは、角度を開口20の面に揃えると一枚の平板となり、開口20と略同じ形状となって光学装置100の開口20を閉じる構成となっている。
図9は従来の装置で、宇宙機に搭載する従来の光学装置200の斜視図である。図10は図9で示した従来の光学装置200のA-A位置での断面図である。
宇宙空間におかれた従来の光学装置200は装置外部から熱入力3、コンタミネーション源4、放射線5を受けるが、従来の光学装置200では光学部品1は宇宙空間に露出する配置になっているため、装置外部からの熱入力3を受けて光学部品1の温度に変動が生じる。また、コンタミネーション源4および放射線5が宇宙機内部に侵入することにより、光学部品1を含む従来の光学装置200には経年劣化が進行する。
これに対して、実施の形態1に係る光学装置100(図1、図2)は開口20に3枚のブレード6a、6b、6cを備えており、状況に応じてこの3枚のブレード6a、6b、6cの回転角度の制御を行う。これにより、光学装置100を使用しないとき、すなわち、非撮像時には開口20をブレード6a、6b、6cで遮蔽することにより、内部に光学部品1を有する光学装置100を温度変動や経年劣化から守ることが可能となる。
一方、光学装置100を使用するとき、すなわち、撮像時には3枚のブレード6a、6b、6cを回転させて開口20を解放することにより撮像が可能となる。
ここで、本実施の形態では、複数枚(3枚)のブレードを用いて、撮像時と非撮像時で開口20の解放と遮断を行うようにしているので、1枚のブレードで開口20の解放と遮断を行う場合よりも小さい回転力でよく、駆動コイル7を小型化できる。
光学装置100内部の光学部品1を含む光学系は、撮像の際に、ブレード6a、6b、6cが障害にならないように予め光学系が設計される。
次に、実施の形態1に係る光学装置100に設けたブレード6a、6b、6cの回転制御について説明する。
以下の例では、3枚のブレード6a、6b、6cが、同じ回転方向、同じ角度で回転する場合を説明するが、用途に応じて異なる回転方向、異なる角度でこれら3枚のブレード6a、6b、6cを回転させるようにしてもよい。
図3は図1の光学装置100において、ハウジング7bを含むC-C位置での断面図である。ハウジング7bの内部には駆動コイル9bが格納されており、駆動コイル9bがブレード6bを回転方向に駆動させる。駆動コイル9は駆動手段の一例である。
図4は、図3中に円で印したD箇所の拡大図である。
図4において、ブレード6bは駆動コイル9bおよびシャフト10bが取り付けられている。駆動コイル9bはバイメタルや形状記憶合金等で形成された駆動コイルであり、片端はヒータ11bに熱的に固定され、他端は駆動コイルの中心位置に設けられた回転可能なシャフト10bに固定される。ヒータ11bは、断熱材12bを介してフード2に固定される。駆動コイル9bの駆動源となる温度変化は、ハウジング7b内部に配置するヒータ11bにより供給される。また、ヒータ11bの近傍には図示しない温度センサーが設けられる。
ヒータ11、温度センサ、ヒータ制御部は温度制御手段の一例である。
図4でハウジング7bは駆動コイル9bを外部環境から断熱する目的で設置されている。ハウジング7bとフード2bの間には、ヒータ11bによる発熱がフード2に拡散することを防ぐため、断熱材12bが配置されている。
ヒータ11bはヒータ制御部50に接続されており、制御プログラムによりヒータ11bの温度を設定することが可能である。
光学装置100を動作させるにあたり、予め、ヒータ11bの温度と、ヒータ11bと接続されたブレード6bが開く開閉角度とを関連付けした温度相関データ80(図示せず)を作成しておき、作成した温度相関データ80はヒータ制御部50に格納しておく。
ヒータ制御部50は、光学装置100が搭載される衛星の全体動作を制御する制御部60と接続され、制御部60からの指示を受けて、必要に応じて撮像を行う。
図4の構成において、光学装置100が置かれる外部環境やヒータ11bによって駆動コイル9bの温度が変化すると、駆動コイル9bには回転力が生じる(例えば、特許文献2参照)。駆動コイル9bにより生じた回転力はシャフト10を回転させ、シャフト10に固定されたブレード6bを回動させる。
なお上記では、ハウジング7bに納められた駆動コイル9bにより回動するブレード6bの例について説明したが、他のブレード6a、6cや、他のハウジング7a、7cに納められた駆動コイル9a、9cも同様の構造を有して、同様の動作を行う。
ここで、ブレード6の表面処理について説明する。
実施の形態1に係る光学装置では、図4のように黒色の多層インシュレータ13がブレード6の両面に設けられる。多層インシュレータ13は断熱材であり、MLI(Multi Layer Insulation。多層断熱材)とも呼ばれる。
一般に、MLIの外表面は耐紫外線や耐放射線等のためポリイミド系フィルムを使用することがあり、黄色いフィルムにアルミを蒸着しているため金色に見える。このようなMLIのほか、効率的に赤外光を放射できるよう、赤外放射率が大きい黒色塗装を施したMLIもある。
実施の形態1に係るブレード6では、表面処理として黒色の多層インシュレータ13をブレード6の表面に固定している。固定は接着剤を用いた接着のほか、面ファスナーを用いて多層インシュレータ13の裏面側とブレード6の表面とを固定するようにしてもよい。
次に、本実施の形態に係る光学装置100の撮像開始時の動作、撮像終了時の動作について図5〜図8を用いて説明する。
まず、撮像開始時の光学装置100の動作について説明する。
図5は撮像時の光学装置100の断面図、図6は撮像時の動作フローを説明する図である。
撮像開始時、衛星全体の動作を制御する本体制御部1000(図示せず)が、光学装置100のヒータ制御部50および撮像制御部55に向けて撮像開始を指示する撮像開始信号500を出力する(図6のステップS01)。
撮像開始信号500を受信したヒータ制御部50は、送受信を行う構成のほか、ヒータ11a、11b、11c(以下、特に区別する必要がない場合はヒータ11とする)に設定温度を指示する温度制御部51やデータを記憶する記憶部52を備える。記憶部52には、接続するヒータ11a、11b、11cのヒータ温度と、各ヒータがヒータ温度に設定されたときの対応するブレード6a、6b、6cの開閉角度との関連付けを表示したブレード角度相関データD100が格納されている。ブレード角度相関データD100はヒータ11、ブレード6ごとに予め計測していたデータである。
撮像開始信号500を受信すると、ヒータ制御部50の温度制御部51はブレード角度相関データD100にアクセスし、ブレード角度相関データD100に基づいて、所望のブレードの角度に関連付けされたヒータ11の温度(TO)を抽出する(S02)。
ここで所望のブレードの角度は例えば光学装置100が受光可能となる角度であり、例えばフード2の上面に対して90度となる角度である。
ヒータ制御部50は、ヒータ11の温度を抽出した温度(TO)に設定する(S03)。
ヒータ11の温度が抽出した温度(TO)に制御されると、ヒータ制御部50は設定完了信号510を本体制御部1000に出力する(S04)。
本体制御部1000は光学装置に対して撮像指示を出力する(S05)。
このとき、図5で示した3つ設けられたブレードは、駆動コイル9の回転方向の駆動により解放状態となる。
このとき、ブレード6a、6b、6cの各ブレードの両表面には黒色の多層インシュレータ13(多層インシュレータ13a、13b、13c)が設けられているため、光学部品1の入射光側にブレードがある場合でも、ブレード表面による反射などの迷光の影響を抑えて、精度のよい光学情報を取得できる。
このように、ブレード6を開いている状態でも、ブレード上の可視光反射率が小さいため、光学装置100への迷光の影響を小さくすることができる。
また、撮像開始直前まで、ブレード6a、6b、6cの各ブレードは開口面を閉じる状態であったため、ブレード6a、6b、6cが有する断熱材の効果によって、フード2内部は予め所定の温度範囲内にあるため、大容量のヒータによる加熱は必要なく宇宙機全体の電力リソースを圧迫することが抑えられる。
また、撮像開始直前まで、ブレード6a、6b、6cの各ブレードは開口面を閉じる状態であったため、コンタミネーション源および放射線がフード2内部に侵入することにより、光学装置の経年劣化が進行させるということもない。
次に、非撮像時について説明する。
図7は、非撮像時の光学装置を説明する図、図8は、撮像が終了して非撮像の状態にする動作フローを説明する図である。
撮像が終了すると、本体制御部1000(図示せず)が、光学装置100のヒータ制御部50および撮像制御部55に向けて撮像終了を指示する撮像終了信号501を出力する(図8のステップS11)。
ヒータ制御部50は撮像終了信号501を受信すると、前述のブレード角度相関データD100(S12)にアクセスし、ブレード6が閉状態となる角度に関連付けされたヒータ11の温度(TS)を抽出する(S12)。
ヒータ制御部50は、抽出した温度(TS)になるようにヒータ11を制御する(S13)。
温度(TS)に制御された駆動コイル9a、9b、9cは、前述の通りシャフト10a、10b、10cに各々固定された各ブレード6a、6b、6cを回動させる。
温度(TS)では3つ設けられたブレード6a、6b、6cは、図7に示す通りフード2を閉状態とする。
ヒータ制御部50は、ヒータ11の温度が所望の温度(TS)に制御されると、設定完了信号510を本体制御部1000に出力し、撮像を終了する(S14)。
このように本光学装置によれば、多層インシュレータをブレード表面に設けたブレード6(3枚のブレード6a、6b、6c)を用いているため、光学装置の開口を閉じた状態では、宇宙機内部の熱結合が大きくなり、光学系の温度の安定化を図ることができる。
光学系の温度の安定化により大容量のヒータは不要となり、宇宙機の電力リソースを有効活用することが可能となる。
また、ブレード6により光学装置の開口を閉じている状態では、コンタミネーション源および放射線がフード2内部に侵入することがないため、光学装置の経年劣化の進行を抑えることができる。
また、多層インシュレータは黒色のものを用いているため、撮像の際には反射や迷光の影響を抑えることができる。
また、本光学装置によれば、フード上に配置されハウジング内部の駆動コイルにより、ブレード6を回動させるので、モータ等の振動源となる駆動機構は不要であり、擾乱要求条件が厳しい宇宙機にも適用できる。
また、複数枚のブレードを用いて個々のブレードのサイズを小さくしたため、ブレードを回動する駆動コイルのサイズを小さくでき、装置の小型化が可能となる。
1 光学部品、2 フード、3 熱入力、4 コンタミネーション源、5 放射線、6 ブレード、7 ハウジング、8 フレーム、9 駆動コイル、10 シャフト、11 ヒータ、12 断熱材、13 多層インシュレータ、20 開口、50 ヒータ制御部、51 温度制御部、52 記憶部、55 撮像制御部、60 制御部、100 光学装置、200 従来の光学装置、500 撮像開始信号、501 撮像終了信号、510 設定完了信号、1000 本体制御部、D100 ブレード角度相関データ。

Claims (3)

  1. 宇宙機に搭載され、光を入射する開口を備える光学装置であって、
    前記開口には、
    シャフトを中心に回動する複数のブレードと、
    複数の前記ブレードを、温度変化に応じて回動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の温度を制御する温度制御手段と、
    が備えられ、
    前記開口は、複数の前記ブレードが回動することによって閉鎖と開放がなされ、
    前記ブレードの面には黒色の多層インシュレータが固定される、
    ことを特徴とする光学装置。
  2. 前記駆動手段は、バイメタルの材料からなり温度に応じて伸縮するコイルを備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  3. 前記温度制御手段は、前記駆動手段の温度と、前記温度における前記ブレードの回転方向の角度を関連付けした相関データを備え、
    前記温度制御手段は、前記相関データを用いて、所望の前記ブレードの角度に関連付けされた前記駆動手段の温度を抽出し、
    抽出した前記温度に前記駆動手段の温度に制御して前記ブレードの角度を所望の角度に制御する、
    ことを特徴とする請求項2記載の光学装置。
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