JP2019180663A5 - - Google Patents

Description

このようにパチンコ機に関しては、乱数抽選の当選確率（大当たり確率）を任意に変更することは認められていなかったが、釘調整禁止の徹底等の流れにより、パチンコ機でもスロットマシンと同様に乱数抽選の当選確率に対応する設定値を任意に設定することが認められる方向にある。
ところで、設定値の設定を可能にする場合、設定値の設定を行うための処理はもちろん、設定値を表示するための処理等も新たに設ける必要があるため、主制御プログラムの容量が大幅に増加することが懸念される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、設定値の設定を可能にすることによるプログラム容量の増加を小さく抑えることが可能な遊技機を提供することを目的とする。

本発明は、電源投入後の遊技中に乱数抽選で当選した場合に遊技者に有利な特別遊技を実行可能な遊技機において、前記乱数抽選で当選する確率に関する設定値を記憶し、前記設定値に関する設定情報を表示可能な設定表示手段の表示制御を行う第１処理モジュールを備え、電源投入時に第１開始条件を満たす場合には設定値設定処理を実行し、電源投入時に第２開始条件を満たす場合には設定確認処理を実行し、前記設定値設定処理は、前記第１処理モジュールを呼び出すことにより前記設定表示手段に前記設定情報を表示しつつ、所定操作に基づいて前記設定値の設定に関する処理を実行し、前記設定確認処理は、前記第１処理モジュールを呼び出すことにより前記設定表示手段にその時点の前記設定値に関する前記設定情報を表示するように構成したものである。
また、前記設定表示手段はＬＥＤを用いた発光表示手段であり、前記第１処理モジュールはダイナミック点灯方式による表示制御を行うように構成してもよい。
また、電源投入時に所定異常条件を満たす場合に電源再投入待ち処理を実行するように構成し、前記電源再投入待ち処理では、前記第１処理モジュールを呼び出すことにより前記設定表示手段に異常を示す表示を行ってもよい。

本発明によれば、設定値の設定を可能にすることによるプログラム容量の増加を小さく抑えることが可能である。

Claims (3)

1. 電源投入後の遊技中に乱数抽選で当選した場合に遊技者に有利な特別遊技を実行可能な
   遊技機において、
   前記乱数抽選で当選する確率に関する設定値を記憶し、
   前記設定値に関する設定情報を表示可能な設定表示手段の表示制御を行う第１処理モジュールを備え、
   電源投入時に第１開始条件を満たす場合には設定値設定処理を実行し、
   電源投入時に第２開始条件を満たす場合には設定確認処理を実行し、
   前記設定値設定処理は、前記第１処理モジュールを呼び出すことにより前記設定表示手段に前記設定情報を表示しつつ、所定操作に基づいて前記設定値の設定に関する処理を実行し、
   前記設定確認処理は、前記第１処理モジュールを呼び出すことにより前記設定表示手段にその時点の前記設定値に関する前記設定情報を表示するように構成した
   ことを特徴とする遊技機。
2. 前記設定表示手段はＬＥＤを用いた発光表示手段であり、
   前記第１処理モジュールはダイナミック点灯方式による表示制御を行う
   ことを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
3. 電源投入時に所定異常条件を満たす場合に電源再投入待ち処理を実行するように構成し、
   前記電源再投入待ち処理では、前記第１処理モジュールを呼び出すことにより前記設定表示手段に異常を示す表示を行う
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載の遊技機。