JP2019180523A - 遊技機 - Google Patents

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健弘 山本
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修平 野原
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良幸 倉地
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Abstract

【課題】遊技の趣向性を向上させることが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】遊技者が操作可能な操作手段60と、所定条件の成立を契機として当否判定を行う当否判定手段と、前記当否判定手段による当否判定結果を結末の態様により報知する特定演出10を実行する演出実行手段と、を備え、前記特定演出10は、その結末により当否判定結果が報知されるよりも前に実行される当否分岐部12と、当該当否分岐部12よりも前に実行される遊技者に対し前記操作手段60の操作が要求される操作要求部11と、を含み、前記操作要求部11として特定操作要求部が発生した場合には、当該特定操作要求部における前記操作手段60の操作状況に応じて、前記当否分岐部12の内容が決定されることを特徴とする遊技機。【選択図】図5

Description

本発明は、遊技機に関する。
その結末の態様により当否判定結果を報知するリーチ演出を実行可能な遊技機が種々知られている。下記特許文献1には、リーチ演出(スーパーリーチ演出)中に発生しうるチャンスアップ演出の有無により、当該リーチ演出の結末の態様を示唆する遊技機が記載されている。
特開2016−140523号公報
本発明が解決しようとする課題は、遊技の趣向性を向上させることが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、遊技者が操作可能な操作手段と、所定条件の成立を契機として当否判定を行う当否判定手段と、前記当否判定手段による当否判定結果を結末の態様により報知する特定演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記特定演出は、その結末により当否判定結果が報知されるよりも前に実行される当否分岐部と、当該当否分岐部よりも前に実行される遊技者に対し前記操作手段の操作が要求される操作要求部と、を含み、前記操作要求部として特定操作要求部が発生した場合には、当該特定操作要求部における前記操作手段の操作状況に応じて、前記当否分岐部の内容が決定されることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、遊技の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示装置(表示領域)に表示された識別図柄および保留図柄を示した図である。 特定演出を構成する各部分を説明するための図である。 特定演出の一例を示した図である。 特定演出の一例を示した図(図4の続き)である。 第一具体例(操作要求部にて操作手段の複数回操作が要求される例)を説明するための図である。 第二具体例(操作要求部にて操作手段の維持操作が要求される例)を説明するための図である。 第二具体例を説明するための図である。 第三具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図(その一)である。 第四具体例を説明するための図(その二)である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否判定情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定の報知が開始されていない数値(以下単に保留と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。記憶手段に上記数値(当否判定情報)が記憶されていることは、保留図柄80として表示される(図2参照)。なお、本実施形態では、当否判定の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい(この場合には当否判定結果自体が、当否判定情報に相当することとなる)。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される識別図柄70(図2参照)の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の識別図柄70を含む識別図柄群70g(左識別図柄群70gL、中識別図柄群70gC、右識別図柄群70gR)が変動を開始し、最終的に各識別図柄群70gから一の識別図柄70が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各識別図柄群70gから選択されて停止した識別図柄70の組み合わせは所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄70の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。なお、各図においては、識別図柄70を構成する「数字(文字)」のみを図示するが、当該数字とキャラクタ等が組み合わされた図柄を識別図柄70として設定することができる。
当否判定結果を報知する演出として、種々の演出が実行される。本実施形態では、当該演出の一種として、特定演出10を実行することが可能である。すなわち、特定演出10は、対象の当否判定結果を報知する一連の演出(識別図柄70が変動を開始してから当否判定結果を示す組み合わせで停止するまでに実行される演出)の一部として発生しうるものである。以下、当該特定演出10について詳細に説明する。なお、特に明示した場合を除き、以下の説明における「画像」には、静止画と動画の両方が含まれるものとする。また、特定演出10を説明する各図においては、識別図柄70および保留図柄80の図示を省略する。
本実施形態における特定演出10は、表示装置91の表示領域911を用いて実行される演出であって、いわゆるリーチ演出の一部として実行されるものである。当該リーチ演出は、その結末の態様により当否判定結果を示す演出である。リーチ演出の基本的な態様は、味方側のキャラクタと敵側のキャラクタが争い、味方側のキャラクタが勝利する結末(一旦敗北したように見せかけてそれが覆されるいわゆる「逆転演出」を経た結末を含む)となった場合は大当たり、味方側のキャラクタが敗北する結末(敵側のキャラクタが勝利する結末)となった場合ははずれとなるというものである。端的にいえば、特定演出10は、遊技者側の演出要素と、それに対抗する演出要素を含むものであり、遊技者側の演出要素が有利な状況となることを遊技者が願う演出態様である。
本実施形態における特定演出10は、結末部13、当該結末部13よりも前に実行される当否分岐部12、および、当該当否分岐部12よりも前に実行される操作要求部11を含む(図3、図4参照)。つまり、操作要求部11、当否分岐部12、結末部13の順で実行される部分を含むということである。特定演出10が開始されてから操作要求部11に至るまでの演出の具体的な態様はどのようなものであってもよい。上述したような遊技者側の演出要素とそれに対抗する演出要素を含む演出が実行される。
まず、上記各部の概要を説明する。操作要求部11(特定操作要求部11a)は、遊技者に対して操作手段60(図1参照)の操作が促される部分である。操作手段60それ自体の構成は、遊技者が操作可能なものであればどのようなものであってもよいため説明を省略する。本実施形態における操作手段60は押しボタンである。複数種の操作手段60を備え、これらのうちのいずれかの操作が促される態様としてもよい。当否分岐部12は、特定演出10の結末(結末部13)の態様を前もって示唆する部分である。つまり、当否判定結果が大当たりとなるかどうかを示唆する(いわゆる大当たり信頼度を示す)部分である。結末部13は、特定演出10の結末である。本実施形態では、味方側のキャラクタが勝利する結末に至るか否かにより、当否判定結果が大当たりとなるか否かが示される。このように当否判定結果を示す態様であれば、結末部13それ自体の具体的態様はどのようなものであってもよい。
上述した通り、操作要求部11は、遊技者に対し、操作手段60の操作が促される部分である。操作要求部11においては、操作手段60を表す画像や、操作手段60の操作態様(「押せ」「連打」「長押し」等)が表示されたり、操作手段60の操作が反映される操作有効期間の残り時間(または経過時間)を示すメータが表示されたりする(図4(b)参照)。本実施形態における操作要求部11においては、遊技者に対し、操作手段60を一回操作すること(本実施形態のような押しボタンである場合には一度押圧操作すること)が促される。
操作要求部11において操作有効期間内に操作手段60が操作されると、それを契機とした演出が発生する(以下、応答演出111と称することもある)(図4(c)参照)。当該応答演出111の態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、敵側キャラクタと戦う味方側キャラクタのパワーが増幅されたかのような演出が応答演出111として発生する。一方、操作要求部11において操作手段60が操作されなければ、このような応答演出111は発生しない(図4(d)参照)。このように、操作要求部11において操作有効期間内に操作手段60が操作されたときには、それを契機として(操作直後に)応答演出111が発生するものの、後述する信頼度示唆要素20の表示の有無は当該操作の有無に影響を受けるものの、操作を契機として(操作直後に)信頼度示唆要素20が表示されるものではない。あくまで、応答演出111は操作要求部11において発生し、当該操作要求部11が終了した後当否分岐部12に移行する。
当否分岐部12の内容は、操作要求部11における操作手段60の操作状況に応じて変化する。つまり、演出制御手段(演出制御用の回路)は、操作要求部11における操作状況に応じて、当否分岐部12にて実行する演出の内容を制御する。本実施形態では、操作要求部11にて操作手段60の操作がなされた場合(操作有効期間中に操作手段60の操作が検出された場合)には、当否分岐部12において大当たり信頼度を示唆する(図5(a)参照)。当該大当たり信頼度示唆の態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、信頼度示唆要素20として、「?」「チャンス」「激熱」のいずれかを表示する。「?」「チャンス」「激熱」(最も高い)の順で大当たり信頼度が高くなるように設定されている。つまり、演出制御手段は、特定演出10を経て報知される対象の当否判定結果が大当たりとなるものであるか否かを踏まえ、表示する信頼度示唆要素20を決定する。
なお、本実施形態における「当否分岐部12の内容」とは、信頼度示唆要素20それ自体の態様(本実施形態でいえば、「?」「チャンス」「激熱」の態様)は含まない。つまり、信頼度示唆要素20の態様が異なっていたとしても、それ以外の態様が同じものは、当否分岐部12の内容は同じであるものとする。信頼度示唆要素20の態様は、対象の当否判定結果に依存するものであり、操作要求部11における操作手段60の操作状況には依存しないものである。
一方、操作要求部11にて操作手段60の操作がなされなかった場合(操作有効期間中に操作手段60の操作が検出されなかった場合)には、当否分岐部12において大当たり信頼度の示唆がなされない(図5(b)参照)。つまり、上述した信頼度示唆要素20の表示がなされない。したがって、遊技者は、当否分岐部12における信頼度示唆作用を享受することができない。
演出制御手段は、当否判定結果を踏まえ、予め信頼度示唆要素20を決定しておく。そして、操作要求部11において操作手段60の操作がなされた場合には、当該決定された信頼度示唆要素20を当否分岐部12にて表示する一方、操作手段60の操作がなされなかった場合には、当該決定された信頼度示唆要素20を表示しない。このように、本実施形態では、操作要求部11における操作手段60の操作が、信頼度示唆要素20による大当たり信頼度示唆作用を享受するか否かの分岐になる。つまり、大当たり信頼度示唆作用を享受したい遊技者は操作手段60を操作すればよく、当該作用を享受せずに結末に至るのを待ちたい遊技者は操作手段60を操作しなければよい。すなわち、遊技者任意の選択により、結末の態様が示されるよりも前に、大当たり信頼度示唆作用を享受するか否かを選択することができるため、遊技の趣向性向上に資する。
図示しないが、操作要求部11において操作手段60を操作した場合には、将来的に(当否分岐部12にて)大当たり信頼度が示唆されること、すなわち信頼度示唆要素20が示されることを遊技者が把握することができるような表示がなされてもよい。例えば、操作要求部11において操作手段60の操作が促される際に、「ボタン操作で信頼度示唆発生」といった表示を行う。このような表示を行うことで、遊技者は、信頼度示唆作用を享受したいか否かに応じて操作手段60の操作の有無を決定すればよいということを把握できる。
当該当否分岐部12の後、結末部13が実行される。結末部13の内容は、対象の当否判定結果が大当たりとなるかどうかに応じて決定される(図5(c)参照)。大当たりとなる場合、およびはずれとなる場合の少なくともいずれか一方について、複数種の結末部13の態様が設定された構成としてもよい。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、可能であれば、以下の具体例を用いて説明する技術的事項を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記実施形態では、操作要求部11にて要求される操作手段60の操作は一回のみであることを説明したが、操作要求部11にて要求される操作手段60の操作回数が複数である(以下、複数回操作と称することもある)(図6参照)、または操作状態を維持する操作(以下、維持操作と称することもある)(図7参照)であることに限定する。より具体的には、連続する一の操作有効期間において、複数回操作が要求されたり、維持操作が要求されたりする場合に限り、操作要求部11における操作状況に応じて、当否分岐部12の内容が決定されるようにする。要求される操作手段60の操作が一回のみである場合には、遊技者はそれほど負担に感じず、操作手段60を操作しないケースがそれほど多くはならないと推定することもできる。一方、要求されるのが複数回操作である、または維持操作である場合には、操作手段60の操作を負担に感じ、操作手段60を操作しないケースが多くなることが考えられる。このような状況が増加してしまうと、遊技性の趣向性の低下(特定演出10を設けている意義の低下)を招くため、要求されるのが複数回操作である、または維持操作である場合に限り(操作手段60の操作が一回のみである場合を除いて)操作要求部11における操作状況に応じて、当否分岐部12の内容が決定されるようにする。
操作要求部11にて複数回操作が要求されるものとする場合には、操作要求部11にて実際に操作された回数(操作が検出された回数)に応じて当否分岐部12の内容が決定されるようにすることが考えられる。例えば、遊技者に対し、いわゆる「連打」が求められるように設定した上で、操作回数が所定の閾値未満である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されない一方、操作回数が当該所定の閾値以上である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されるものとする(図6参照)。このようにすることで、大当たり信頼度示唆作用を享受したい遊技者は、操作要求部11にて積極的に操作手段60を操作することになる。なお、いわゆる「連打」等、複数回操作が要求される場合に、遊技者が操作手段60を維持操作したときには、複数回操作されたものとみなして演出に反映させる機能(オート連打機能等と称される)が公知であるところ、当該機能が利用されたときにも、上記のように制御されるようにするとよい。つまり、当該機能によって生じる仮想的な操作手段60の操作回数を操作要求部11における操作回数とみなして当否分岐部12の内容が決定されるようにすればよい。
操作要求部11にて維持操作が要求されるものとする場合には、操作要求部11にて維持操作がなされた時間(維持操作が検出されている時間)に応じて当否分岐部12の内容が決定されるようにすることが考えられる。例えば、遊技者に対し、いわゆる「長押し」が求められるように設定した上で、トータルの維持操作時間が所定の閾値未満である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されない一方、トータルの維持操作時間が当該所定の閾値以上である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されるものとする(図7参照)。このようにすることで、大当たり信頼度示唆作用を享受したい遊技者は、操作要求部11にて積極的に操作手段60を操作することになる。なお、いわゆる「長押し」等、維持操作が要求される場合に、実際に遊技者が維持操作していなくても、維持操作がなされたものとみなして演出に反映させる機能(オート長押し機能等と称される)が公知であるところ、当該機能が利用されたときにも、上記のように制御されるようにするとよい。つまり、当該機能によって生じる仮想的な操作手段60の維持操作を操作要求部11における維持操作の時間とみなして当否分岐部12の内容が決定されるようにすればよい。
なお、操作要求部11において操作手段60が操作(複数回操作や維持操作)された場合に発生する応答演出111の態様はどのようなものであってもよい。例えば、複数回操作が要求されるものとする場合には、操作手段60が操作される度に所定の態様の応答演出111が発生するようにする(図6(b)参照)。また、維持操作が要求されるものとする場合には、維持操作が所定時間継続される度に所定の態様の応答演出111が発生するようにする(図7(b)参照)。本例においても、あくまで操作手段60の操作直後に発生するのは応答演出111であって、当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示される場合であっても当該表示は操作手段60の操作直後に発生するものではない。
○第二具体例
操作要求部11は、複数の単位要求部11tを含むものとする。各単位要求部11tにおいて、操作手段60の操作が要求される。つまり、操作要求部11全体で見れば、操作手段60の複数回の操作が要求されるものとなる。ただし、各単位要求部11tにおいて個別の操作有効期間が設定されるものとする。つまり、操作要求部11全体で見て連続する一の操作有効期間が設定されるものとするのではなく、複数の操作有効期間が設定されるものとする。各単位要求部11tは、所定の間隔(全てが同じ間隔でなくてもよい)で断続的に訪れることになる。すなわち、遊技者に対し断続的に操作手段60の操作が促されることになる(図8(a)(b)参照)。
そして、単位要求部11tにおいて操作手段60の操作状況が所定の要件を満たすものとなったか否かに応じて、当否分岐部12の内容が決定される。例えば、各単位要求部11tにおいて操作手段60を一回操作することが要求されるとする。この場合、ある単位要求部11tの操作有効期間中に実際に操作手段60が操作された(操作が検出された)場合には所定の要件を満たす単位要求部11tとされ、操作手段60が操作されなかった(操作が検出されなかった)場合には所定の要件を満たさない単位要求部11tとされる。当該所定の要件を満たす単位要求部11tの数が所定の閾値未満である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されない一方、当該所定の閾値以上である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されるものとする(図8参照)。このようにすることで、大当たり信頼度示唆作用を享受したい遊技者は、各単位要求部11tにて所定の要件を満たすことになるよう積極的に操作手段60を操作することになる。
なお、各単位要求部11tにおいて操作手段60の操作がなされた場合に発生する応答演出111の態様はどのようなものであってもよい。
○第三具体例(第二具体例をさらに具体化した例)
上記単位要求部11tを、所定のタイミング(以下、特定タイミングと称することもある)で操作手段60の操作を要求するものとする。特定タイミングを遊技者に示す手法はどのようなものであってもよい。本例では、操作内容や操作手段60等を模した画像(以下、操作画像30と称することもある)が所定方向に移動するような表示がなされるとともに、静止した状態にあるタイミング画像31が表示される(図9(a)参照)。操作画像30は、タイミング画像31に向かって移動し、当該操作画像30がタイミング画像31の内側に入り込んだ状態が特定タイミングとして設定される。つまり、特定タイミングに合わせて操作手段60を操作しようとする遊技者は、操作画像30がタイミング画像31の内側に入り込むタイミングに合せて操作手段60を操作することになる(図9(b)参照)。かかる操作の説明を表すような画像(例えば「タイミングよくボタンを押せ」といった表示)が併せてなされるようにしてもよい。
このような構成を前提として、各単位要求部11tにおいて操作手段60の操作タイミングが特定タイミングからどの程度ずれていたかが数値化(ポイントに換算)される。操作タイミングが特定タイミングに近ければ近いほどポイントが高くなるように設定する(操作手段60が全く操作されなかった場合は最もポイントが小さくなる(例えば0となる))。このようにして算出されるポイント(または当該ポイントに相当するようなもの)が、遊技者に把握できるよう実際に表示される(図9(b)参照。当該図では、ポイントに相当するものを「増加体力」として示している)ようにしてもよいし、全く表示されない(内部で計算されるだけ)ものとしてもよい。そして、全ての単位要求部11tにおけるポイントが加算されたものが最終的に得られたポイント(合計ポイント)となる。当該合計ポイントが所定の閾値未満である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されない一方、当該所定の閾値以上である場合には当否分岐部12において信頼度示唆要素20が表示されるものとする(図9参照)。このように、本例においては、各単位要求部11tにおける実際の操作手段60の操作タイミングの、特定タイミングからのずれ量に基づき、当否分岐部12の内容が決定されることになるため、大当たり信頼度示唆作用を享受したいと考える遊技者は、各単位要求部11tにて特定タイミングに合わせて操作手段60を操作することになる。
なお、各単位要求部11tにおいて操作手段60の操作がなされた場合に発生する応答演出111の態様はどのようなものであってもよい。例えば、実際の操作タイミングの特定タイミングからのずれ量の応じた表示が応答演出111として発生するようにすることが考えられる。具体的には、実際の操作タイミングと特定タイミングのずれ量に応じ「Great」(ずれ量が最も小さい)・「Good」・「OK」・「Bad」(ずれ量が最も大きい)といった表示がなされることが例示できる(図9(b)参照)。
○第四具体例
上記実施形態における特定演出10は、操作要求部11および当否分岐部12を含み、操作要求部11における操作状況に応じて当否分岐部12の内容が変化するものであることを説明したが、全ての特定演出10がこのような構成でなければならないわけではない。具体的には、特定演出10として、特定操作要求部11aを含む演出と、通常操作要求部11bを含む演出が設定されている構成とする。
特定操作要求部11aは、上記実施形態で説明した通り、操作手段60の操作状況が当否分岐部12の内容に影響を及ぼすものである(図10参照)。一方、通常操作要求部11bは、操作手段60の操作状況に拘わらず当否分岐部12の内容は変化しないものである(図11参照)。つまり、通常操作要求部11bを含む特定演出10においては、当該通常操作要求部11bにおける操作手段60の操作状況がどのようなものであろうとも、当否分岐部12の内容は変化しない。具体的には、特定操作要求部11aが設定される特定演出10の場合には、当該特定操作要求部11aにおける操作手段60の操作状況に応じて、当否分岐部12にて信頼度示唆要素20を示すか否かが決定される一方(図10参照)、通常操作要求部11bが設定される特定演出10の場合には、当該通常操作要求部11bにおける操作手段60の操作状況によらず、当否分岐部12にて信頼度示唆要素20が必ず示されるものとする(図11参照)。
特定操作要求部11aが設定されているか、通常操作要求部11bが設定されているかを、遊技者が把握できない構成とすることが好ましい。具体的には、同じ種類の特定演出10であっても、特定操作要求部11aが設定されることもあれば、通常操作要求部11bが設定されることもある構成とする。ここで、同じ種類の特定演出10とは、遊技者から見て、リーチ演出(スーパーリーチ演出)としての種類が同じであると認識できるものをいう。つまり、演出の大部分において出力される映像が共通するようなものは、同じ種類のリーチ演出であるということになる。特定演出10が、いわゆる「バトル演出」であるとするのであれば、一または複数の味方側キャラクタとそれに対抗する一または複数の敵側キャラクタの両方が同じ種類のキャラクタであれば同じ種類のリーチ演出であるといえる。このような同じ種類の特定演出10(リーチ演出)において、特定操作要求部11aが設定されることもあれば、通常操作要求部11bが設定されることもある設定とすることで、操作要求部11にて全く操作を行わない遊技者であっても、通常操作要求部11bが設定されたときには当否分岐部12での信頼度示唆作用を享受することができるため、当否分岐部12を設けている意味がなくなってしまうのを抑制することが可能である。
○第五具体例
上記実施形態では、操作要求部11における操作手段60の操作状況に応じて、当否分岐部12にて信頼度示唆要素20が示されるか否かが決定されることを説明したが、操作要求部11における操作手段60の操作状況に応じて信頼度示唆要素20が示される確率が変化するようにしてもよい。つまり、操作状況に応じて信頼度示唆要素20が表示されるか否か(100%or0%)ではなく、操作状況に応じて信頼度示唆要素20を表示するか否かの抽選に当選する確率が決定され、当該確率に基づく抽選に当選した場合に信頼度示唆要素20が表示されるようにする。操作要求部11における操作手段60の操作が積極的であるほど、上記抽選に当選する確率が高くなるようにするとよい。このような構成としても、大当たり信頼度示唆作用を享受したい遊技者は、操作要求部11にて積極的に操作手段60を操作することになる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1はいわゆるぱちんこ遊技機であるが、演出用の表示装置を備えた遊技機であれば、回動式遊技機等の異なる遊技機に対しても同様の技術思想が適用可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
遊技者が操作可能な操作手段と、
所定条件の成立を契機として当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定手段による当否判定結果を結末の態様により報知する特定演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記特定演出は、その結末により当否判定結果が報知されるよりも前に実行される当否分岐部と、当該当否分岐部よりも前に実行される遊技者に対し前記操作手段の操作が要求される操作要求部と、を含み、
前記操作要求部として特定操作要求部が発生した場合には、当該特定操作要求部における前記操作手段の操作状況に応じて、前記当否分岐部の内容が決定されることを特徴とする遊技機。
このような構成とすれば、操作要求部における操作手段の操作状況に応じて当否分岐部の内容が変化することになるため、特定演出の趣向性を向上させることが可能である。
・手段2
前記特定操作要求部は、それぞれにおいて前記操作手段の操作が要求される複数の単位要求部を含むものであり、各単位要求部における前記操作手段の実際の操作内容に基づいて決まる操作状況に応じて前記当否分岐部の内容が決定されることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
・手段3
前記単位要求部は、特定タイミングで前記操作手段を操作することを要求するものであり、当該操作手段の実際の操作タイミングの前記特定タイミングからのずれ量に基づいて前記当否分岐部の内容が決定されることを特徴とする手段2に記載の遊技機。
このようにすれば、当否分岐部の内容は、断続的に訪れる各単位要求部における操作状況に応じて決まることになるから、特定演出の趣向性をさらに向上させることが可能である。
・手段4
前記特定演出において、前記特定操作要求部とは異なる通常操作要求部が発生した場合には、当該通常操作要求部における前記操作手段の操作状況に応じて前記当否分岐部の内容は変化しないことを特徴とする手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、演出のバリエーション(当否分岐部の内容を決めるバリエーション)が増加することになるから、特定演出の趣向性をさらに向上させることが可能である。
1 遊技機
10 特定演出
11 操作要求部
11a 特定操作要求部
11b 通常操作要求部
11t 単位要求部
12 当否分岐部
20 信頼度示唆要素
30 操作画像
31 タイミング画像
91 表示装置
911 表示領域

Claims (4)

  1. 遊技者が操作可能な操作手段と、
    所定条件の成立を契機として当否判定を行う当否判定手段と、
    前記当否判定手段による当否判定結果を結末の態様により報知する特定演出を実行する演出実行手段と、
    を備え、
    前記特定演出は、その結末により当否判定結果が報知されるよりも前に実行される当否分岐部と、当該当否分岐部よりも前に実行される遊技者に対し前記操作手段の操作が要求される操作要求部と、を含み、
    前記操作要求部として特定操作要求部が発生した場合には、当該特定操作要求部における前記操作手段の操作状況に応じて、前記当否分岐部の内容が決定されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定操作要求部は、それぞれにおいて前記操作手段の操作が要求される複数の単位要求部を含むものであり、各単位要求部における前記操作手段の実際の操作内容に基づいて決まる操作状況に応じて前記当否分岐部の内容が決定されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記単位要求部は、特定タイミングで前記操作手段を操作することを要求するものであり、当該操作手段の実際の操作タイミングの前記特定タイミングからのずれ量に基づいて前記当否分岐部の内容が決定されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記特定演出において、前記特定操作要求部とは異なる通常操作要求部が発生した場合には、当該通常操作要求部における前記操作手段の操作状況に応じて前記当否分岐部の内容は変化しないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
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