JP2019179341A - タッチ式入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイからのノイズの影響を緩和して、タッチ位置の検出精度を向上させることが可能なタッチ式入力装置を提供する。【解決手段】タッチ式入力装置1において、マルチプレクサは第1接続状態と第2接続状態とを相互に切替え、タッチ位置認識部10は、前記第1接続状態で検出される前記タッチ位置と、前記第2接続状態で検出される前記タッチ位置とに基づいて前記タッチ位置を認識し、前記タッチパネル上の第1領域では第1演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、前記タッチパネル上の第2領域では第2演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、表示制御部21は、所定の画像を前記第2領域に対応する領域に表示させ前記第1領域に対応する領域に表示させない。【選択図】図13
Description
本発明は、タッチ式入力装置に関する。
従来、タッチ式入力装置として、タッチパネルと、複数の第1信号線と複数の第2信号線との交点にそれぞれ形成される複数の静電容量の値の分布を検出する静電容量値分布検出回路と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記タッチ式入力装置において、タッチパネルは、水平方向に沿って互いに平行に配置された複数のドライブラインと、垂直方向に沿って互いに平行に配置された複数のセンスラインとを備える。
静電容量値分布検出回路は、複数のドライブラインに電圧を印加し、タッチパネルの複数のドライブラインと複数のセンスラインとの交点に静電容量を形成するドライバを備える。また、静電容量値分布検出回路は、タッチ入力により変化した各交点の静電容量に対応する電圧の線形和を読み出すセンスアンプを備える。
静電容量値分布検出回路は、このように読み出された電圧の線形和に基づき、タッチパネル上の静電容量分布を計算してタッチパネル上のタッチされた位置を検出する。
近年、このような静電容量値分布検出回路を備えたタッチ式入力装置において、ファントムノイズ等の電磁ノイズに起因する誤信号の影響を低減すべく、マルチチャンネルのタッチ式入力装置の発明が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
マルチチャンネルのタッチ式入力装置は、複数の第1信号線(Ach)を複数のドライブラインに接続し、複数の第2信号線(Bch)を複数のセンスラインに接続する第1接続状態(Xセンサ読取り状態)と、複数の第2信号線(Bch)を複数のドライブラインに接続し、複数の第1信号線(Ach)を複数のセンスラインに接続する第2接続状態(Yセンサ読取り状態)とを切り替えるマルチプレクサを備えている。
このように、複数のチャンネルを1フレームごとに切り替えるマルチチャンネルのタッチ式入力装置を用いることによって、電磁ノイズが発生しても、第1接続状態と第2接続状態とのいずれか一方のタイミングでタッチ位置の検出が可能となる。
一方、タッチパネルとディスプレイとの間の隙間をなくして貼り合わされ(ダイレクトボンディング)、実際のタッチ位置と画像の表示面との間の視差を低減することにより、タッチ位置の検出精度を高めるダイレクトボンディング技術の採用が増加しつつある。
しかしながら、静電容量値分布検出回路を備えた従来のタッチ式入力装置にダイレクトボンディング技術を採用すると、ディスプレイのゲートドライバおよびソースドライバなどの駆動回路から発生する信号ノイズの影響を静電容量値分布検出回路が直に受けるため、タッチ位置の検出精度が低下するという問題が生じることがある。また、タッチ位置の検出精度が低下すると、例えばユーザーがタッチパネルをタッチ操作するための設定画像において、正しい設定が行われないという問題が生じる。
本発明の目的は、全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイからのノイズの影響を緩和して、タッチ位置の検出精度を向上させることが可能なタッチ式入力装置を提供するものである。
本発明の一の態様に係るタッチ式入力装置は、ディスプレイと、前記ディスプレイに所定の画像を表示させる表示制御部と、前記ディスプレイにダイレクトボンディングされるタッチパネルと、前記タッチパネル上の複数の第1信号線と複数の第2信号線との交点にそれぞれ形成される複数の静電容量の値の分布を検出して、前記タッチパネル上のタッチされた位置を表すタッチ位置を認識するタッチ位置認識回路と、を備え、前記タッチ位置認識回路は、前記複数の第1信号線および前記複数の第2信号線に接続されたマルチプレクサと、前記マルチプレクサに接続されたドライバと、前記マルチプレクサに接続されたセンスアンプと、前記センスアンプに電気的に接続され、前記タッチ位置を認識するタッチ位置認識部と、を備え、前記マルチプレクサは、前記複数の第1信号線を前記ドライバに接続し、前記複数の第2信号線を前記センスアンプに接続する第1接続状態と、前記複数の第1信号線を前記センスアンプに接続し、前記複数の第2信号線を前記ドライバに接続する第2接続状態と、を相互に切替え、前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態において検出される前記タッチ位置と、前記第2接続状態において検出される前記タッチ位置とに基づいて、前記タッチ位置を認識し、前記タッチ位置認識部は、さらに、前記タッチパネル上の、前記ディスプレイを駆動する駆動回路に近い側の予め設定された本数の信号線を含む第1領域では、第1演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、前記タッチパネル上の、前記第1領域を除いた第2領域では第2演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、前記表示制御部は、前記所定の画像を、前記ディスプレイの表示領域のうち、前記第2領域に対応する領域に表示させ、前記第1領域に対応する領域に表示させない。
本発明によれば、全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイからのノイズの影響を緩和して、タッチ位置の検出精度を向上させることが可能なタッチ式入力装置が実現される。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[実施形態1]
[実施形態1]
[タッチ式入力装置1の構成]
以下、図1〜図4に基づき、本発明の実施形態1に係るタッチ式入力装置1について説明する。
以下、図1〜図4に基づき、本発明の実施形態1に係るタッチ式入力装置1について説明する。
図1は、実施形態1に係るタッチ式入力装置1の構成を示すブロック図である。図2は、タッチ式入力装置1に設けられたタッチパネル3の構成を示す模式図である。
タッチ式入力装置1は、ディスプレイ20(図5、図13参照)とタッチパネル3とタッチ位置認識回路2とを備えている。タッチパネル3は、水平方向に沿って互いに平行に配置された信号線HL1〜HLM(Ach)(本発明の第1信号線に対応)と、垂直方向に沿って互いに平行に配置された信号線VL1〜VLM(Bch)(本発明の第2信号線に対応)と、信号線HL1〜HLMと信号線VL1〜VLMとの交点にそれぞれ形成される静電容量C11〜CMMとを備えている。タッチパネル3は、入力用ペンを把持した手を着くことができる広さを有していることが好ましいが、スマートフォンに使用される大きさであってもよい。また、タッチパネル3は、ディスプレイ20にダイレクトボンディングされて固定される。タッチ位置認識回路2は、タッチパネル3上の信号線HL1〜HLMと信号線VL1〜VLMとの交点にそれぞれ形成される静電容量C11〜CMMの値の分布を検出して、タッチパネル3上のタッチされた位置を表すタッチ位置を認識する。
図3は、前記タッチパネル3に接続された信号線HL1〜HLM、VL1〜VLMと、ドライバ5a,5b(図1参照)に接続されたドライブラインDL1〜DLMおよびセンスアンプ6a,6b(図1参照)に接続されたセンスラインSL1〜SLMとの接続切替回路(マルチプレクサ4a,4b)の構成を示す回路図である。
タッチ位置認識回路2は、2個のマルチプレクサ4a,4bを有している。マルチプレクサ4aは、信号線HL1〜HLMを介して固定的にタッチパネル3に接続されている。
タッチ位置認識回路2には、ドライバ5aおよびセンスアンプ6aが設けられている。ドライバ5aは、符号系列に基づいて順次、ドライブラインDL1〜DLMに電圧を印加する。ドライバ5aは、ドライブラインDL1〜DLMを介してマルチプレクサ4aに接続されており、センスアンプ6aは、センスラインSL1〜SLMを介してマルチプレクサ4aに接続されている。センスアンプ6aは、各静電容量に対応する電荷の線形和を、センスラインSL1〜SLMを通して読み出して、AD変換器8aに供給する。
タッチ位置認識回路2は、AD変換器8aおよびタイミングジェネレータ7aを有している。
AD変換器8aは、センスアンプ6aからセンスラインSL1〜SLMを通して読み出した各静電容量に対応する電荷の線形和をAD変換して容量分布計算部9に供給する。
タイミングジェネレータ7aは、ドライバ5aの動作を規定する信号と、センスアンプ6aの動作を規定する信号と、AD変換器8aの動作を規定する信号とを生成して、ドライバ5a、センスアンプ6a、およびAD変換器8aに供給する。タイミングジェネレータ7aは、マルチプレクサ4aを制御するための信号を、制御ラインCLaを介して供給する。
マルチプレクサ4bは、信号線VL1〜VLMを介して固定的にタッチパネル3に接続されている。
タッチ位置認識回路2には、ドライバ5bおよびセンスアンプ6bが設けられている。ドライバ5bは、ドライブラインDL1〜DLMを介してマルチプレクサ4bに接続されており、センスアンプ6bは、センスラインSL1〜SLMを介してマルチプレクサ4bに接続されている。
タッチ位置認識回路2は、AD変換器8bおよびタイミングジェネレータ7bを有している。
AD変換器8bは、センスアンプ6bからの出力をAD変換して容量分布計算部9に供給する。
タイミングジェネレータ7bは、ドライバ5bの動作を規定する信号と、センスアンプ6bの動作を規定する信号と、AD変換器8bの動作を規定する信号とを生成して、ドライバ5b、センスアンプ6b、およびAD変換器8bに供給する。タイミングジェネレータ7bは、マルチプレクサ4bを制御するための信号を、制御ラインCLbを介して供給する。
タッチ位置認識回路2は、同期信号生成部11を有している。同期信号生成部11は、信号線HL1〜HLM(Ach)をドライバ5aに接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をセンスアンプ6bに接続する第1接続状態と、信号線HL1〜HLM(Ach)をセンスアンプ6aに接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をドライバ5bに接続する第2接続状態とを相互に切替えるようにタイミングジェネレータ7a,7bがマルチプレクサ4a,4bを制御するための同期信号を生成してタイミングジェネレータ7a,7bに供給する。
容量分布計算部9は、AD変換器8a,8bから供給された各静電容量に対応する電荷の線形和と符号系列とに基づいて、タッチパネル3上の静電容量分布を計算してタッチ位置認識部10に供給する。
タッチ位置認識部10は、AD変換器8a,8bおよび容量分布計算部9を介して、センスアンプ6a,6bに電気的に接続されている。タッチ位置認識部10は、容量分布計算部9から供給された静電容量分布に基づいて、タッチパネル3上のタッチ位置を認識する。また、タッチ位置認識部10は、演算設定部12において設定された演算方法(AND演算処理、OR演算処理)に基づいて、タッチ位置を認識する。
図4は、タッチ式入力装置1のタッチ位置認識回路2に設けられたマルチプレクサ4a,4bの構成を示す回路図である。マルチプレクサ4aは、直列に接続された2個のCMOSスイッチSW1,SW2を有している。タイミングジェネレータ7aからの制御ラインCLaは、CMOSスイッチSW1におけるCMOSスイッチSW2とは反対側の一端と、CMOSスイッチSW2におけるCMOSスイッチSW1とは反対側の一端と、反転器inVの入力とに接続されている。タイミングジェネレータ7bからの制御ラインCLbも同様である。反転器inVの出力は、CMOSスイッチSW1とCMOSスイッチSW2との間に接続されている。信号線HL1〜HLM,VL1〜VLMは、CMOSスイッチSW1,SW2に接続されている。ドライブラインDL1〜DLMは、CMOSスイッチSW1に接続されている。センスラインSL1〜SLMは、CMOSスイッチSW2に接続されている。
[タッチ式入力装置1の動作]
次に、実施形態1に係るタッチ式入力装置1の動作について説明する。
次に、実施形態1に係るタッチ式入力装置1の動作について説明する。
制御ラインCLaの信号をLowにすると、マルチプレクサ4aにおいて、信号線HL1〜HLMは、ドライブラインDL1〜DLMに電気的に接続される。制御ラインCLaの信号をHighにすると、信号線HL1〜HLMは、センスラインSL1〜SLMに電気的に接続される。マルチプレクサ4bも同様に構成されている。
このように、タッチ式入力装置1は、相似な構成のマルチプレクサ4a,4bを備え、マルチプレクサ4aはタッチパネル3の信号線HL1〜HLMと固定的に接続され、マルチプレクサ4bはタッチパネル3の信号線VL1〜VLMと固定的に接続される。マルチプレクサ4a,4bは、同期信号生成部11が生成した同期信号に基づいて、同期して動作する。マルチプレクサ4aがドライバ5aに電気的に接続されるときは、マルチプレクサ4bはセンスアンプ6bに電気的に接続され、マルチプレクサ4aがセンスアンプ6aに電気的に接続されるときは、マルチプレクサ4bはドライバ5bに電気的に接続される。
[タッチ式入力装置1の問題点]
次に、図5〜図7に基づき、タッチ式入力装置1のタッチパネル3にディスプレイ20をダイレクトボンディングした際のノイズの影響について説明する。
次に、図5〜図7に基づき、タッチ式入力装置1のタッチパネル3にディスプレイ20をダイレクトボンディングした際のノイズの影響について説明する。
図5は、タッチ式入力装置1のタッチパネル3の概略構成を示す説明図である。図6は、XセンサおよびYセンサの読取り時におけるAchおよびBchのドライブラインおよびセンスラインの切り替えの一例を示す説明図である。
図5に示すように、水平方向に沿って互いに平行に配置された信号線HL1〜HLM(Ach)から構成されるセンサをXセンサ、垂直方向に沿って互いに平行に配置された信号線VL1〜VLM(Bch)から構成されるセンサをYセンサとする。
XセンサおよびYセンサを含むタッチパネル3はディスプレイ20にダイレクトボンディングされ、Yセンサは、Xセンサよりもディスプレイ20に近い側に設けられているものとする。
なお、実際には、Xセンサ、Yセンサおよびディスプレイ20の間には、PETフィルムが設けられているが、図5の説明では省略している。
図6に示すように、信号線HL1〜HLM(Ach)をドライバ5aに電気的に接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をセンスアンプ6bに電気的に接続する第1接続状態(Xセンサ読取り時)では、Achがドライブライン、Bchがセンスラインとして機能する。
一方、信号線HL1〜HLM(Ach)をセンスアンプ6aに電気的に接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をドライバ5bに電気的に接続する第2接続状態(Yセンサ読取り時)では、Achがセンスライン、Bchがドライブラインとして機能する。この結果、XセンサおよびYセンサはそれぞれの読取り時において、二次元的なタッチ位置の検出が可能となる。
図7は、タッチ式入力装置1のタッチパネル3のXセンサ、Yセンサの読取り時における静電容量分布へのノイズの影響を示す説明図である。図7(A)は、ディスプレイ20からXセンサへのノイズの影響を示す説明図であり、図7(B)は、ディスプレイ20からYセンサへのノイズの影響を示す説明図である。
図7(A)および図7(B)はそれぞれ、XセンサおよびYセンサの読取り時における静電容量の分布(タッチ面に何も触れていない状態の初期ノイズ)を示すものである。
図7(A)に示すように、Xセンサは、ドライブラインの一端にディスプレイ20からのノイズが現れることがわかる。また図7(B)に示すように、Yセンサは、ドライブラインの両端にディスプレイ20からのノイズが現れることがわかる。これらのノイズは、ディスプレイ20のゲートドライバおよびソースドライバなどの駆動回路から発生する信号ノイズの影響であるものと考えられる。
図7(A)のドライブラインの一部の拡大図を図7(A)の右下に示す。図7(B)のドライブラインの一部の拡大図を図7(B)の左下に示す。
これらの拡大図に示すように、特に駆動回路に近い数ライン(1〜5ライン程度)でディスプレイ20からのノイズが顕著に現れることがわかる。
このように、タッチ式入力装置1のタッチパネル3にダイレクトボンディング技術を用いてディスプレイ20を直付けした場合、ディスプレイ20から発生するノイズにより、XセンサおよびYセンサの端部にノイズの影響が顕著に現れることがわかる。
このようなノイズを防止する方法としては、例えば、Yセンサとディスプレイ20のゲートドライバとの間を銅箔で覆う方法が考えられるが、この方法は、ディスプレイ20の表面とYセンサとの間に銅箔による段差が生じ、ダイレクトボンディングの貼合精度に影響を及ぼすため、工程上での実現が困難である。
[タッチ式入力装置1のディスプレイ20からのノイズの緩和方法]
次に、図8に基づき、実施形態1に係るタッチ式入力装置1のディスプレイ20からのノイズの緩和方法について説明する。
次に、図8に基づき、実施形態1に係るタッチ式入力装置1のディスプレイ20からのノイズの緩和方法について説明する。
図8は、実施形態1に係るタッチ式入力装置1のディスプレイ20からのノイズの緩和方法の概要を示す説明図である。図8(A)は、XセンサおよびYセンサの読取り時における演算方法(演算領域)の一例を示す説明図であり、図8(B)は、図8(A)のXセンサおよびYセンサを上から見たときの演算方法(演算領域)を表す説明図である。
タッチ式入力装置1は、ディスプレイ20からのノイズの影響を緩和するための対応策として、図8(A)に示すように、XセンサおよびYセンサの上端、下端、左端、右端のそれぞれ数ライン分の外側領域(第1領域)では、AND演算処理(第1演算方法)によりタッチパネル3上のタッチ位置を認識する。また、タッチ式入力装置1は、XセンサおよびYセンサの外側領域を除いた内側の内側領域(第2領域)では、OR演算処理(第2演算方法)によりタッチパネル3上のタッチ位置を認識する。
図9は、タッチ式入力装置1のタッチパネル3の演算方法の設定画面を示す説明図である。ディスプレイ20に表示される設定画面において、タッチパネル3上の前記外側領域(第1領域)および前記内側領域(第2領域)それぞれの位置を受け付けるとともに、前記外側領域および前記内側領域それぞれに設定される演算処理ついて、AND演算処理(第1演算処理)またはOR演算処理(第2演算処理)を受け付ける。例えば、ユーザーが、図9に示す設定画面において、前記演算方法を設定することが可能となっている。図9に示す設定画面の上側には、Ach(信号線HL1〜HLM)とBch(信号線VL1〜VLM)のチャンネル番号(信号線の配列番号)の設定が示されている。ここでは、Achの信号線HL0〜HL35(36ライン)を示し、Bchの信号線VL0〜VL62(63ライン)を示している。図9に示す設定画面の下側には、前記演算方法が設定される。ここでは、前記外側領域ではAND演算処理が設定され、前記内側領域ではOR演算処理が設定されていることを示している。また、Xセンサでは、上端から1ライン分と下端から4ライン分とが前記外側領域に予め設定され、Yセンサでは、左端から2ライン分と右端から3ライン分とが前記外側領域に予め設定されていることを示している。
上記のように演算方法が設定された場合、タッチ位置認識部10は、容量分布計算部9から供給された静電容量分布に基づいて、以下のようにして、タッチ位置を認識(判定)する。
例えば、タッチ位置認識部10は、外側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時(第2接続状態)にタッチ位置を検出し(「1」)、Xセンサの読取り時(第1接続状態)にタッチ位置を検出しない(「0」)場合、タッチパネル3上をタッチされていない(「0」)と判定する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に何も触れていない状態の初期ノイズを検出した場合に対応する。
また、タッチ位置認識部10は、外側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時にタッチ位置を検出し(「1」)、Xセンサの読取り時にタッチ位置を検出した(「1」)場合、タッチパネル3上のタッチ位置を認識(判定)(「1」)する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に通常のタッチ操作が行われた場合に対応する。
このように、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3の外側領域において、Xセンサの読取り時(第1接続状態)のタッチ位置の検出結果と、Yセンサの読取り時(第2接続状態)のタッチ位置の検出結果とを入力信号としたAND演算処理により、タッチ位置の認識を行う。図10には、前記外側領域に対応するAND演算処理の真理値表を示している。タッチ位置認識部10は、前記外側領域においては図10に示す真理値表に基づいて、タッチパネル3上のタッチ位置を認識(判定)する。このため、タッチ位置認識部10は、前記外側領域において、Xセンサの読取り時(第1接続状態)およびYセンサの読取り時(第2接続状態)のうちの一方でタッチ位置を検出し、他方でタッチ位置を検出しない場合、タッチパネル3上をタッチされていないと判定する。
これに対して、例えば、タッチ位置認識部10は、内側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時にタッチ位置を検出せず(「0」)、Xセンサの読取り時にタッチ位置を検出しない(「0」)場合、タッチパネル3上をタッチされていない(「0」)と判定する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に何も触れていない場合に対応する。また、前記外側領域において初期ノイズを検出した場合もこのケースに含まれる。
また、タッチ位置認識部10は、内側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時およびXセンサの読取り時の少なくとも何れかにおいて、タッチ位置を検出した場合(「1」)、タッチ位置を認識(判定)(「1」)する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に通常のタッチ操作が行われた場合に対応する。
このように、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3の内側領域において、Xセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果と、Yセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果とを入力信号としたOR演算処理により、タッチ位置の認識を行う。図11には、前記内側領域に対応するOR演算処理の真理値表を示している。タッチ位置認識部10は、前記内側領域においては図11に示す真理値表に基づいて、タッチパネル3上のタッチ位置を認識(判定)する。このため、タッチ位置認識部10は、内側領域において、Xセンサの読取り時(第1接続状態)およびYセンサの読取り時(第2接続状態)の少なくとも何れかでタッチ位置を検出した場合、タッチパネル3上のタッチ位置を認識する。
上記のように、タッチ位置認識部10は、第1接続状態において検出されるタッチ位置と、第2接続状態において検出されるタッチ位置とに基づいて、タッチ位置を認識し、さらに、タッチパネル3上の第1領域では第1演算処理(AND演算処理)に基づいて前記タッチ位置を認識し、タッチパネル3上の第2領域では第2演算処理(OR演算処理)に基づいて前記タッチ位置を認識する。この構成によれば、前記外側領域においては、Xセンサの読取り時およびYセンサの読取り時の何れか一方でタッチ位置が検出された場合は、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3上のタッチ位置を認識しない。これに対して、Xセンサの読取り時およびYセンサの読取り時の両方でタッチ位置が検出された場合は、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3上のタッチ位置を認識にする。よって、全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイ20からのノイズの影響を緩和するタッチ式入力装置1を実現できる。
なお、上述の構成では、タッチ位置認識部10は、Xセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果と、Yセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果とを入力信号としたAND演算処理およびOR演算処理を実行している。他の実施形態として、例えば、タッチ位置認識部10は、Xセンサの読取り時の静電容量値と、Yセンサの読取り時の静電容量値とを入力信号としたAND演算処理およびOR演算処理を実行してもよい。この場合、タッチ位置認識部10は、各演算処理の出力信号(静電容量値)と、予め設定される閾値とに基づいて、タッチ位置を認識(判定)する。
また、上述の構成では、ユーザーが、図9に示す設定画面において前記演算方法(AND演算処理、OR演算処理)を設定しているが、他の実施形態として、演算設定部12が、前記演算方法を設定してもよい。例えば、タッチ式入力装置1の電源がONされたときの初期状態(タッチ面に何も触れていない初期状態)においてXセンサ読取り時にタッチ位置が検出された場合、演算設定部12は、検出されたXセンサのライン分(例えば、上端の1ライン分、下端の4ライン分)を前記外側領域に設定し、前記初期状態においてYセンサ読取り時にタッチ位置が検出された場合、演算設定部12は、検出されたYセンサのライン分(例えば、左端の2ライン分、右端の3ライン分)を前記外側領域に設定する。また、演算設定部12は、前記外側領域をAND演算処理に設定し、前記内側領域をOR演算処理に設定する。このように、前記演算方法の設定処理は、タッチ式入力装置1において自動的に行われてもよい。
[実施形態2]
上述の実施形態1に係るタッチ式入力装置1では、タッチ位置認識部10が、タッチパネル3の外側領域ではAND演算処理によりタッチ位置を認識し、タッチパネル3の内側領域ではOR演算処理によりタッチ位置を認識している。これに対して、実施形態2に係るタッチ式入力装置1では、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3の外側領域では第1閾値に基づいてタッチ位置を認識し、タッチパネル3の内側領域では第2閾値に基づいてタッチ位置を認識する。
上述の実施形態1に係るタッチ式入力装置1では、タッチ位置認識部10が、タッチパネル3の外側領域ではAND演算処理によりタッチ位置を認識し、タッチパネル3の内側領域ではOR演算処理によりタッチ位置を認識している。これに対して、実施形態2に係るタッチ式入力装置1では、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3の外側領域では第1閾値に基づいてタッチ位置を認識し、タッチパネル3の内側領域では第2閾値に基づいてタッチ位置を認識する。
具体的には、前記外側領域では、タッチ面に何も触れていない状態において、ノイズの影響に起因する静電容量に対応する電荷が発生する。そこで、タッチ位置認識部10がタッチ位置を認識するトリガーとなる閾値について、前記外側領域の第1閾値を、前記内側領域の第2閾値より大きい値に設定する。例えば、前記内側領域の静電容量分布の閾値(第2閾値)がT2に設定されている場合において、ノイズの影響に起因する静電容量分布の値がT0であった場合、前記外側領域の静電容量分布の閾値(第1閾値)T1を、「T2+T0」に設定する。
前記閾値は、図12に示す設定画面においてユーザーが設定してもよいし、タッチ式入力装置1の電源がONされたときの初期状態に、演算設定部12が設定してもよい。
[実施形態3]
図13は、ディスプレイ20の表示領域を示す図である。図13に示すように、ディスプレイ20は、所定の画像については、タッチ位置の検出精度が高い領域に表示する。実施形態3に係るタッチ式入力装置1は、ディスプレイ20と、ディスプレイ20に所定の画像を表示させる表示制御部21と、ディスプレイ20にダイレクトボンディングされるタッチパネル3と、タッチ位置認識回路2とを含む。
図13は、ディスプレイ20の表示領域を示す図である。図13に示すように、ディスプレイ20は、所定の画像については、タッチ位置の検出精度が高い領域に表示する。実施形態3に係るタッチ式入力装置1は、ディスプレイ20と、ディスプレイ20に所定の画像を表示させる表示制御部21と、ディスプレイ20にダイレクトボンディングされるタッチパネル3と、タッチ位置認識回路2とを含む。
具体的には、表示制御部21は、ユーザーがタッチパネル3をタッチ操作するための画像(例えば、設定画像、メニュー選択画像、デスクトップ画像など)については、ディスプレイ20の表示領域のうち、ノイズの影響を受け難くタッチ位置の検出精度が高い領域である、OR演算処理によりタッチ位置を認識する領域(本発明の第2領域に対応)(例えば内側領域)(図13参照)に対応する領域(有効表示領域)、又は、閾値が低い値に設定される領域(例えば内側領域)(図12参照)に対応する領域(有効表示領域)に表示させる。
また表示制御部21は、前記画像については、ディスプレイ20の表示領域のうち、ノイズの影響を受け易くタッチ位置の検出精度が低い領域である、AND演算処理によりタッチ位置を認識する領域(本発明の第1領域に対応)(例えば外側領域)(図13参照)に対応する領域(無効表示領域)、又は、閾値が高い値に設定される領域(例えば外側領域)(図12参照)に対応する領域(無効表示領域)に表示させない。
これにより、タッチパネル3において前記所定の画像に対するユーザーのタッチ位置の検出精度を向上させることができるため、ユーザーのタッチ操作に応じた処理を確実に実行することが可能となる。
ここで、上述した各実施形態では、前記外側領域は、タッチパネル3の外周を囲う領域に設定されているが、これに限定されない。少なくとも、ディスプレイ20のゲートドライバおよびソースドライバなどの駆動回路に近い領域が前記外側領域に設定されていればよい。このため、例えば、平面的に見て、ゲートドライバがタッチパネル3の左側だけに設けられ、ソースドライバがタッチパネル3の下側だけに設けられている場合は、タッチパネル3の左端の数ライン分の領域と、タッチパネル3の下端の数ライン分の領域とが、前記外側領域に設定されてもよい。
上述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1 :タッチ式入力装置
2 :タッチ位置認識回路
3 :タッチパネル
4a,4b :マルチプレクサ
5a,5b :ドライバ
6a,6b :センスアンプ
7a,7b :タイミングジェネレータ
8a,8b :AD変換器
9 :容量分布計算部
10 :タッチ位置認識部
11 :同期信号生成部
12 :演算設定部
20 :ディスプレイ
21 :表示制御部
C11〜CMM :静電容量
CLa,CLb :制御ライン
DL1〜DLM :ドライブライン
HL1〜HLM :信号線
VL1〜VLM :信号線
inV :反転器
SL1〜SLM :センスライン
SW1,SW2 :スイッチ
2 :タッチ位置認識回路
3 :タッチパネル
4a,4b :マルチプレクサ
5a,5b :ドライバ
6a,6b :センスアンプ
7a,7b :タイミングジェネレータ
8a,8b :AD変換器
9 :容量分布計算部
10 :タッチ位置認識部
11 :同期信号生成部
12 :演算設定部
20 :ディスプレイ
21 :表示制御部
C11〜CMM :静電容量
CLa,CLb :制御ライン
DL1〜DLM :ドライブライン
HL1〜HLM :信号線
VL1〜VLM :信号線
inV :反転器
SL1〜SLM :センスライン
SW1,SW2 :スイッチ
Claims (5)
- ディスプレイと、
前記ディスプレイに所定の画像を表示させる表示制御部と、
前記ディスプレイにダイレクトボンディングされるタッチパネルと、
前記タッチパネル上の複数の第1信号線と複数の第2信号線との交点にそれぞれ形成される複数の静電容量の値の分布を検出して、前記タッチパネル上のタッチされた位置を表すタッチ位置を認識するタッチ位置認識回路と、
を備え、
前記タッチ位置認識回路は、前記複数の第1信号線および前記複数の第2信号線に接続されたマルチプレクサと、前記マルチプレクサに接続されたドライバと、前記マルチプレクサに接続されたセンスアンプと、前記センスアンプに電気的に接続され、前記タッチ位置を認識するタッチ位置認識部と、を備え、
前記マルチプレクサは、前記複数の第1信号線を前記ドライバに接続し、前記複数の第2信号線を前記センスアンプに接続する第1接続状態と、前記複数の第1信号線を前記センスアンプに接続し、前記複数の第2信号線を前記ドライバに接続する第2接続状態と、を相互に切替え、
前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態において検出される前記タッチ位置と、前記第2接続状態において検出される前記タッチ位置とに基づいて、前記タッチ位置を認識し、
前記タッチ位置認識部は、さらに、前記タッチパネル上の、前記ディスプレイを駆動する駆動回路に近い側の予め設定された本数の信号線を含む第1領域では、第1演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、前記タッチパネル上の、前記第1領域を除いた第2領域では第2演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、
前記表示制御部は、前記所定の画像を、前記ディスプレイの表示領域のうち、前記第2領域に対応する領域に表示させ、前記第1領域に対応する領域に表示させない、
タッチ式入力装置。 - 前記所定の画像は、ユーザーが前記タッチパネルをタッチ操作するための画像である、
請求項1に記載のタッチ式入力装置。 - 前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態における前記タッチ位置の検出結果と、前記第2接続状態における前記タッチ位置の検出結果とを入力信号としたAND演算処理により、前記タッチ位置を認識し、
前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態における前記タッチ位置の検出結果と、前記第2接続状態における前記タッチ位置の検出結果とを入力信号としたOR演算処理により、前記タッチ位置を認識する、
請求項1又は請求項2に記載のタッチ式入力装置。 - 前記タッチ位置認識部は、前記第1領域において、前記第1接続状態および前記第2接続状態のうちの一方で前記タッチ位置を検出し、他方で前記タッチ位置を検出しない場合、前記タッチパネル上をタッチされていないと判定する、
請求項3に記載のタッチ式入力装置。 - 前記タッチ位置認識部は、前記第2領域において、前記第1接続状態および前記第2接続状態の少なくとも何れかで前記タッチ位置を検出した場合、前記タッチ位置を認識する、
請求項3又は請求項4に記載のタッチ式入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018067369A JP2019179341A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | タッチ式入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018067369A JP2019179341A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | タッチ式入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019179341A true JP2019179341A (ja) | 2019-10-17 |
Family
ID=68278729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018067369A Pending JP2019179341A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | タッチ式入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019179341A (ja) |
-
2018
- 2018-03-30 JP JP2018067369A patent/JP2019179341A/ja active Pending
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