JP2019179340A - タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置 - Google Patents

タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019179340A
JP2019179340A JP2018067368A JP2018067368A JP2019179340A JP 2019179340 A JP2019179340 A JP 2019179340A JP 2018067368 A JP2018067368 A JP 2018067368A JP 2018067368 A JP2018067368 A JP 2018067368A JP 2019179340 A JP2019179340 A JP 2019179340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch position
touch
area
connection state
position recognition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018067368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6979383B2 (ja
Inventor
杉山 晃一
Koichi Sugiyama
晃一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2018067368A priority Critical patent/JP6979383B2/ja
Publication of JP2019179340A publication Critical patent/JP2019179340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6979383B2 publication Critical patent/JP6979383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイからのノイズの影響を緩和するタッチ位置認識回路を提供する。【解決手段】タッチ位置認識回路2において、マルチプレクサは、第1信号線をドライバに接続し、第2信号線をセンスアンプに接続する第1接続状態と、前記第1信号線を前記センスアンプに接続し、前記第2信号線を前記ドライバに接続する第2接続状態とを相互に切替え、タッチ位置認識部10は、前記第1接続状態で検出される前記タッチ位置と、前記第2接続状態で検出される前記タッチ位置とに基づいて前記タッチ位置を認識し、さらに、前記タッチパネル上の第1領域では第1演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、前記タッチパネル上の第2領域では第2演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識する。【選択図】図8

Description

本発明は、タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置に関する。
従来、タッチ式入力装置として、タッチパネルと、複数の第1信号線と複数の第2信号線との交点にそれぞれ形成される複数の静電容量の値の分布を検出する静電容量値分布検出回路と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記タッチ式入力装置において、タッチパネルは、水平方向に沿って互いに平行に配置された複数のドライブラインと、垂直方向に沿って互いに平行に配置された複数のセンスラインとを備える。
静電容量値分布検出回路は、複数のドライブラインに電圧を印加し、タッチパネルの複数のドライブラインと複数のセンスラインとの交点に静電容量を形成するドライバを備える。また、静電容量値分布検出回路は、タッチ入力により変化した各交点の静電容量に対応する電圧の線形和を読み出すセンスアンプを備える。
静電容量値分布検出回路は、このように読み出された電圧の線形和に基づき、タッチパネル上の静電容量分布を計算してタッチパネル上のタッチされた位置を検出する。
近年、このような静電容量値分布検出回路を備えたタッチ式入力装置において、ファントムノイズ等の電磁ノイズに起因する誤信号の影響を低減すべく、マルチチャンネルのタッチ式入力装置の発明が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
マルチチャンネルのタッチ式入力装置は、複数の第1信号線(Ach)を複数のドライブラインに接続し、複数の第2信号線(Bch)を複数のセンスラインに接続する第1接続状態(Xセンサ読取り状態)と、複数の第2信号線(Bch)を複数のドライブラインに接続し、複数の第1信号線(Ach)を複数のセンスラインに接続する第2接続状態(Yセンサ読取り状態)とを切り替えるマルチプレクサを備えている。
このように、複数のチャンネルを1フレームごとに切り替えるマルチチャンネルのタッチ式入力装置を用いることによって、電磁ノイズが発生しても、第1接続状態と第2接続状態とのいずれか一方のタイミングでタッチ位置の検出が可能となる。
米国特許第7812827号明細書 特許第5837131号明細書
一方、タッチパネルとディスプレイとの間の隙間をなくして貼り合わされ(ダイレクトボンディング)、実際のタッチ位置と画像の表示面との間の視差を低減することにより、タッチ位置の検出精度を高めるダイレクトボンディング技術の採用が増加しつつある。
しかしながら、静電容量値分布検出回路を備えた従来のタッチ式入力装置にダイレクトボンディング技術を採用すると、ディスプレイのゲートドライバおよびソースドライバなどの駆動回路から発生する信号ノイズの影響を静電容量値分布検出回路が直に受けるため、タッチ位置の検出精度が低下するという問題が生じることがある。
本発明の目的は、全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイからのノイズの影響を緩和するタッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置を提供するものである。
本発明の一の態様に係るタッチ位置認識回路は、タッチパネル上の複数の第1信号線と複数の第2信号線との交点にそれぞれ形成される複数の静電容量の値の分布を検出して、前記タッチパネル上のタッチされた位置を表すタッチ位置を認識するタッチ位置認識回路であって、前記複数の第1信号線および前記複数の第2信号線に接続されたマルチプレクサと、前記マルチプレクサに接続されたドライバと、前記マルチプレクサに接続されたセンスアンプと、前記センスアンプに接続され、前記タッチ位置を認識するタッチ位置認識部と、を備え、前記マルチプレクサは、前記複数の第1信号線を前記ドライバに接続し、前記複数の第2信号線を前記センスアンプに接続する第1接続状態と、前記複数の第1信号線を前記センスアンプに接続し、前記複数の第2信号線を前記ドライバに接続する第2接続状態と、を相互に切替え、前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態において検出される前記タッチ位置と、前記第2接続状態において検出される前記タッチ位置とに基づいて、前記タッチ位置を認識し、前記タッチ位置認識部は、さらに、前記タッチパネル上の第1領域では第1演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、前記タッチパネル上の第2領域では第2演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識する。
本発明の他の態様に係るタッチ式入力装置は、ディスプレイと、前記ディスプレイにダイレクトボンディングされるタッチパネルと、前記タッチ位置認識回路と、を備える。
本発明によれば、全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイからのノイズの影響を緩和するタッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係るタッチ式入力装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係るタッチ式入力装置に設けられたタッチパネルの構成を示す模式図である。 図3は、本発明の実施形態に係るタッチパネルに接続された信号線とドライバに接続されたドライブラインおよびセンスアンプに接続されたセンスラインとの接続切替回路の構成を示す回路図である。 図4は、本発明の実施形態に係るタッチ式入力装置の静電容量分布検出回路に設けられたマルチプレクサの構成を示す回路図である。 図5は、タッチ式入力装置のタッチパネルの概略構成を示す説明図である。 図6は、XセンサおよびYセンサの読取り時におけるAchおよびBchのドライブラインおよびセンスラインの切り替えの一例を示す説明図である。 図7は、タッチ式入力装置のタッチパネルのXセンサ、Yセンサの読取り時における静電容量分布へのノイズの影響を示す説明図である。図7(A)は、ディスプレイからXセンサへのノイズの影響を示す説明図であり、図7(B)は、ディスプレイからYセンサへのノイズの影響を示す説明図である。 図8は、本発明の実施形態に係るタッチ式入力装置のディスプレイからのノイズの緩和方法の概要を示す説明図である。図8(A)は、XセンサおよびYセンサの読取り時における演算方法(演算領域)の一例を示す説明図であり、図8(B)は、図8(A)のXセンサおよびYセンサを上から見たときの演算方法(演算領域)を表す説明図である。 図9は、本発明の実施形態1に係るタッチ式検出装置のタッチパネルの演算方法の設定画面を示す説明図である。 図10は、本発明の実施形態1に係るタッチパネルの外側領域に対応するAND演算処理の真理値表を示す図である。 図11は、本発明の実施形態1に係るタッチパネルの内側領域に対応するOR演算処理の真理値表を示す図である。 図12は、本発明の実施形態2に係るタッチ式検出装置のタッチパネルの閾値の設定画面を示す説明図である。 図13は、本発明の実施形態3に係るディスプレイの表示領域の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[実施形態1]
[タッチ式入力装置1の構成]
以下、図1〜図4に基づき、本発明の実施形態1に係るタッチ式入力装置1について説明する。
図1は、実施形態1に係るタッチ式入力装置1の構成を示すブロック図である。図2は、タッチ式入力装置1に設けられたタッチパネル3の構成を示す模式図である。
タッチ式入力装置1は、ディスプレイ20(図5、図13参照)とタッチパネル3とタッチ位置認識回路2とを備えている。タッチパネル3は、水平方向に沿って互いに平行に配置された信号線HL1〜HLM(Ach)(本発明の第1信号線に対応)と、垂直方向に沿って互いに平行に配置された信号線VL1〜VLM(Bch)(本発明の第2信号線に対応)と、信号線HL1〜HLMと信号線VL1〜VLMとの交点にそれぞれ形成される静電容量C11〜CMMとを備えている。タッチパネル3は、入力用ペンを把持した手を着くことができる広さを有していることが好ましいが、スマートフォンに使用される大きさであってもよい。また、タッチパネル3は、ディスプレイ20にダイレクトボンディングされて固定される。タッチ位置認識回路2は、タッチパネル3上の信号線HL1〜HLMと信号線VL1〜VLMとの交点にそれぞれ形成される静電容量C11〜CMMの値の分布を検出して、タッチパネル3上のタッチされた位置を表すタッチ位置を認識する。
図3は、前記タッチパネル3に接続された信号線HL1〜HLM、VL1〜VLMと、ドライバ5a,5b(図1参照)に接続されたドライブラインDL1〜DLMおよびセンスアンプ6a,6b(図1参照)に接続されたセンスラインSL1〜SLMとの接続切替回路(マルチプレクサ4a,4b)の構成を示す回路図である。
タッチ位置認識回路2は、2個のマルチプレクサ4a,4bを有している。マルチプレクサ4aは、信号線HL1〜HLMを介して固定的にタッチパネル3に接続されている。
タッチ位置認識回路2には、ドライバ5aおよびセンスアンプ6aが設けられている。ドライバ5aは、符号系列に基づいて順次、ドライブラインDL1〜DLMに電圧を印加する。ドライバ5aは、ドライブラインDL1〜DLMを介してマルチプレクサ4aに接続されており、センスアンプ6aは、センスラインSL1〜SLMを介してマルチプレクサ4aに接続されている。センスアンプ6aは、各静電容量に対応する電荷の線形和を、センスラインSL1〜SLMを通して読み出して、AD変換器8aに供給する。
タッチ位置認識回路2は、AD変換器8aおよびタイミングジェネレータ7aを有している。
AD変換器8aは、センスアンプ6aからセンスラインSL1〜SLMを通して読み出した各静電容量に対応する電荷の線形和をAD変換して容量分布計算部9に供給する。
タイミングジェネレータ7aは、ドライバ5aの動作を規定する信号と、センスアンプ6aの動作を規定する信号と、AD変換器8aの動作を規定する信号とを生成して、ドライバ5a、センスアンプ6a、およびAD変換器8aに供給する。タイミングジェネレータ7aは、マルチプレクサ4aを制御するための信号を、制御ラインCLaを介して供給する。
マルチプレクサ4bは、信号線VL1〜VLMを介して固定的にタッチパネル3に接続されている。
タッチ位置認識回路2には、ドライバ5bおよびセンスアンプ6bが設けられている。ドライバ5bは、ドライブラインDL1〜DLMを介してマルチプレクサ4bに接続されており、センスアンプ6bは、センスラインSL1〜SLMを介してマルチプレクサ4bに接続されている。
タッチ位置認識回路2は、AD変換器8bおよびタイミングジェネレータ7bを有している。
AD変換器8bは、センスアンプ6bからの出力をAD変換して容量分布計算部9に供給する。
タイミングジェネレータ7bは、ドライバ5bの動作を規定する信号と、センスアンプ6bの動作を規定する信号と、AD変換器8bの動作を規定する信号とを生成して、ドライバ5b、センスアンプ6b、およびAD変換器8bに供給する。タイミングジェネレータ7bは、マルチプレクサ4bを制御するための信号を、制御ラインCLbを介して供給する。
タッチ位置認識回路2は、同期信号生成部11を有している。同期信号生成部11は、信号線HL1〜HLM(Ach)をドライバ5aに接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をセンスアンプ6bに接続する第1接続状態と、信号線HL1〜HLM(Ach)をセンスアンプ6aに接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をドライバ5bに接続する第2接続状態とを相互に切替えるようにタイミングジェネレータ7a,7bがマルチプレクサ4a,4bを制御するための同期信号を生成してタイミングジェネレータ7a,7bに供給する。
容量分布計算部9は、AD変換器8a,8bから供給された各静電容量に対応する電荷の線形和と符号系列とに基づいて、タッチパネル3上の静電容量分布を計算してタッチ位置認識部10に供給する。
タッチ位置認識部10は、AD変換器8a,8bおよび容量分布計算部9を介して、センスアンプ6a,6bに電気的に接続されている。タッチ位置認識部10は、容量分布計算部9から供給された静電容量分布に基づいて、タッチパネル3上のタッチ位置を認識する。また、タッチ位置認識部10は、演算設定部12において設定された演算方法(AND演算処理、OR演算処理)に基づいて、タッチ位置を認識する。
図4は、タッチ式入力装置1のタッチ位置認識回路2に設けられたマルチプレクサ4a,4bの構成を示す回路図である。マルチプレクサ4aは、直列に接続された2個のCMOSスイッチSW1,SW2を有している。タイミングジェネレータ7aからの制御ラインCLaは、CMOSスイッチSW1におけるCMOSスイッチSW2とは反対側の一端と、CMOSスイッチSW2におけるCMOSスイッチSW1とは反対側の一端と、反転器inVの入力とに接続されている。タイミングジェネレータ7bからの制御ラインCLbも同様である。反転器inVの出力は、CMOSスイッチSW1とCMOSスイッチSW2との間に接続されている。信号線HL1〜HLM,VL1〜VLMは、CMOSスイッチSW1,SW2に接続されている。ドライブラインDL1〜DLMは、CMOSスイッチSW1に接続されている。センスラインSL1〜SLMは、CMOSスイッチSW2に接続されている。
[タッチ式入力装置1の動作]
次に、実施形態1に係るタッチ式入力装置1の動作について説明する。
制御ラインCLaの信号をLowにすると、マルチプレクサ4aにおいて、信号線HL1〜HLMは、ドライブラインDL1〜DLMに電気的に接続される。制御ラインCLaの信号をHighにすると、信号線HL1〜HLMは、センスラインSL1〜SLMに電気的に接続される。マルチプレクサ4bも同様に構成されている。
このように、タッチ式入力装置1は、相似な構成のマルチプレクサ4a,4bを備え、マルチプレクサ4aはタッチパネル3の信号線HL1〜HLMと固定的に接続され、マルチプレクサ4bはタッチパネル3の信号線VL1〜VLMと固定的に接続される。マルチプレクサ4a,4bは、同期信号生成部11が生成した同期信号に基づいて、同期して動作する。マルチプレクサ4aがドライバ5aに電気的に接続されるときは、マルチプレクサ4bはセンスアンプ6bに電気的に接続され、マルチプレクサ4aがセンスアンプ6aに電気的に接続されるときは、マルチプレクサ4bはドライバ5bに電気的に接続される。
[タッチ式入力装置1の問題点]
次に、図5〜図7に基づき、タッチ式入力装置1のタッチパネル3にディスプレイ20をダイレクトボンディングした際のノイズの影響について説明する。
図5は、タッチ式入力装置1のタッチパネル3の概略構成を示す説明図である。図6は、XセンサおよびYセンサの読取り時におけるAchおよびBchのドライブラインおよびセンスラインの切り替えの一例を示す説明図である。
図5に示すように、水平方向に沿って互いに平行に配置された信号線HL1〜HLM(Ach)から構成されるセンサをXセンサ、垂直方向に沿って互いに平行に配置された信号線VL1〜VLM(Bch)から構成されるセンサをYセンサとする。
XセンサおよびYセンサを含むタッチパネル3はディスプレイ20にダイレクトボンディングされ、Yセンサは、Xセンサよりもディスプレイ20に近い側に設けられているものとする。
なお、実際には、Xセンサ、Yセンサおよびディスプレイ20の間には、PETフィルムが設けられているが、図5の説明では省略している。
図6に示すように、信号線HL1〜HLM(Ach)をドライバ5aに電気的に接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をセンスアンプ6bに電気的に接続する第1接続状態(Xセンサ読取り時)では、Achがドライブライン、Bchがセンスラインとして機能する。
一方、信号線HL1〜HLM(Ach)をセンスアンプ6aに電気的に接続し、信号線VL1〜VLM(Bch)をドライバ5bに電気的に接続する第2接続状態(Yセンサ読取り時)では、Achがセンスライン、Bchがドライブラインとして機能する。この結果、XセンサおよびYセンサはそれぞれの読取り時において、二次元的なタッチ位置の検出が可能となる。
図7は、タッチ式入力装置1のタッチパネル3のXセンサ、Yセンサの読取り時における静電容量分布へのノイズの影響を示す説明図である。図7(A)は、ディスプレイ20からXセンサへのノイズの影響を示す説明図であり、図7(B)は、ディスプレイ20からYセンサへのノイズの影響を示す説明図である。
図7(A)および図7(B)はそれぞれ、XセンサおよびYセンサの読取り時における静電容量の分布(タッチ面に何も触れていない状態の初期ノイズ)を示すものである。
図7(A)に示すように、Xセンサは、ドライブラインの一端にディスプレイ20からのノイズが現れることがわかる。また図7(B)に示すように、Yセンサは、ドライブラインの両端にディスプレイ20からのノイズが現れることがわかる。これらのノイズは、ディスプレイ20のゲートドライバおよびソースドライバなどの駆動回路から発生する信号ノイズの影響であるものと考えられる。
図7(A)のドライブラインの一部の拡大図を図7(A)の右下に示す。図7(B)のドライブラインの一部の拡大図を図7(B)の左下に示す。
これらの拡大図に示すように、特に駆動回路に近い数ライン(1〜5ライン程度)でディスプレイ20からのノイズが顕著に現れることがわかる。
このように、タッチ式入力装置1のタッチパネル3にダイレクトボンディング技術を用いてディスプレイ20を直付けした場合、ディスプレイ20から発生するノイズにより、XセンサおよびYセンサの端部にノイズの影響が顕著に現れることがわかる。
このようなノイズを防止する方法としては、例えば、Yセンサとディスプレイ20のゲートドライバとの間を銅箔で覆う方法が考えられるが、この方法は、ディスプレイ20の表面とYセンサとの間に銅箔による段差が生じ、ダイレクトボンディングの貼合精度に影響を及ぼすため、工程上での実現が困難である。
[タッチ式入力装置1のディスプレイ20からのノイズの緩和方法]
次に、図8に基づき、実施形態1に係るタッチ式入力装置1のディスプレイ20からのノイズの緩和方法について説明する。
図8は、実施形態1に係るタッチ式入力装置1のディスプレイ20からのノイズの緩和方法の概要を示す説明図である。図8(A)は、XセンサおよびYセンサの読取り時における演算方法(演算領域)の一例を示す説明図であり、図8(B)は、図8(A)のXセンサおよびYセンサを上から見たときの演算方法(演算領域)を表す説明図である。
タッチ式入力装置1は、ディスプレイ20からのノイズの影響を緩和するための対応策として、図8(A)に示すように、XセンサおよびYセンサの上端、下端、左端、右端のそれぞれ数ライン分の外側領域(第1領域)では、AND演算処理(第1演算方法)によりタッチパネル3上のタッチ位置を認識する。また、タッチ式入力装置1は、XセンサおよびYセンサの外側領域を除いた内側の内側領域(第2領域)では、OR演算処理(第2演算方法)によりタッチパネル3上のタッチ位置を認識する。
図9は、タッチ式入力装置1のタッチパネル3の演算方法の設定画面を示す説明図である。ディスプレイ20に表示される設定画面において、タッチパネル3上の前記外側領域(第1領域)および前記内側領域(第2領域)それぞれの位置を受け付けるとともに、前記外側領域および前記内側領域それぞれに設定される演算処理ついて、AND演算処理(第1演算処理)またはOR演算処理(第2演算処理)を受け付ける。例えば、ユーザーが、図9に示す設定画面において、前記演算方法を設定することが可能となっている。図9に示す設定画面の上側には、Ach(信号線HL1〜HLM)とBch(信号線VL1〜VLM)のチャンネル番号(信号線の配列番号)の設定が示されている。ここでは、Achの信号線HL0〜HL35(36ライン)を示し、Bchの信号線VL0〜VL62(63ライン)を示している。図9に示す設定画面の下側には、前記演算方法が設定される。ここでは、前記外側領域ではAND演算処理が設定され、前記内側領域ではOR演算処理が設定されていることを示している。また、Xセンサでは、上端から1ライン分と下端から4ライン分とが前記外側領域に予め設定され、Yセンサでは、左端から2ライン分と右端から3ライン分とが前記外側領域に予め設定されていることを示している。
上記のように演算方法が設定された場合、タッチ位置認識部10は、容量分布計算部9から供給された静電容量分布に基づいて、以下のようにして、タッチ位置を認識(判定)する。
例えば、タッチ位置認識部10は、外側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時(第2接続状態)にタッチ位置を検出し(「1」)、Xセンサの読取り時(第1接続状態)にタッチ位置を検出しない(「0」)場合、タッチパネル3上をタッチされていない(「0」)と判定する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に何も触れていない状態の初期ノイズを検出した場合に対応する。
また、タッチ位置認識部10は、外側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時にタッチ位置を検出し(「1」)、Xセンサの読取り時にタッチ位置を検出した(「1」)場合、タッチパネル3上のタッチ位置を認識(判定)(「1」)する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に通常のタッチ操作が行われた場合に対応する。
このように、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3の外側領域において、Xセンサの読取り時(第1接続状態)のタッチ位置の検出結果と、Yセンサの読取り時(第2接続状態)のタッチ位置の検出結果とを入力信号としたAND演算処理により、タッチ位置の認識を行う。図10には、前記外側領域に対応するAND演算処理の真理値表を示している。タッチ位置認識部10は、前記外側領域においては図10に示す真理値表に基づいて、タッチパネル3上のタッチ位置を認識(判定)する。このため、タッチ位置認識部10は、前記外側領域において、Xセンサの読取り時(第1接続状態)およびYセンサの読取り時(第2接続状態)のうちの一方でタッチ位置を検出し、他方でタッチ位置を検出しない場合、タッチパネル3上をタッチされていないと判定する。
これに対して、例えば、タッチ位置認識部10は、内側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時にタッチ位置を検出せず(「0」)、Xセンサの読取り時にタッチ位置を検出しない(「0」)場合、タッチパネル3上をタッチされていない(「0」)と判定する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に何も触れていない場合に対応する。また、前記外側領域において初期ノイズを検出した場合もこのケースに含まれる。
また、タッチ位置認識部10は、内側領域に対応する静電容量分布に基づいて、Yセンサの読取り時およびXセンサの読取り時の少なくとも何れかにおいて、タッチ位置を検出した場合(「1」)、タッチ位置を認識(判定)(「1」)する。このケースは、タッチパネル3上のタッチ面に通常のタッチ操作が行われた場合に対応する。
このように、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3の内側領域において、Xセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果と、Yセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果とを入力信号としたOR演算処理により、タッチ位置の認識を行う。図11には、前記内側領域に対応するOR演算処理の真理値表を示している。タッチ位置認識部10は、前記内側領域においては図11に示す真理値表に基づいて、タッチパネル3上のタッチ位置を認識(判定)する。このため、タッチ位置認識部10は、内側領域において、Xセンサの読取り時(第1接続状態)およびYセンサの読取り時(第2接続状態)の少なくとも何れかでタッチ位置を検出した場合、タッチパネル3上のタッチ位置を認識する。
上記のように、タッチ位置認識部10は、第1接続状態において検出されるタッチ位置と、第2接続状態において検出されるタッチ位置とに基づいて、タッチ位置を認識し、さらに、タッチパネル3上の第1領域では第1演算処理(AND演算処理)に基づいて前記タッチ位置を認識し、タッチパネル3上の第2領域では第2演算処理(OR演算処理)に基づいて前記タッチ位置を認識する。この構成によれば、前記外側領域においては、Xセンサの読取り時およびYセンサの読取り時の何れか一方でタッチ位置が検出された場合は、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3上のタッチ位置を認識しない。これに対して、Xセンサの読取り時およびYセンサの読取り時の両方でタッチ位置が検出された場合は、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3上のタッチ位置を認識にする。よって、全てのチャンネルの切り替えを実現しつつ、ディスプレイ20からのノイズの影響を緩和するタッチ式入力装置1を実現できる。
なお、上述の構成では、タッチ位置認識部10は、Xセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果と、Yセンサの読取り時のタッチ位置の検出結果とを入力信号としたAND演算処理およびOR演算処理を実行している。他の実施形態として、例えば、タッチ位置認識部10は、Xセンサの読取り時の静電容量値と、Yセンサの読取り時の静電容量値とを入力信号としたAND演算処理およびOR演算処理を実行してもよい。この場合、タッチ位置認識部10は、各演算処理の出力信号(静電容量値)と、予め設定される閾値とに基づいて、タッチ位置を認識(判定)する。
また、上述の構成では、ユーザーが、図9に示す設定画面において前記演算方法(AND演算処理、OR演算処理)を設定しているが、他の実施形態として、演算設定部12が、前記演算方法を設定してもよい。例えば、タッチ式入力装置1の電源がONされたときの初期状態(タッチ面に何も触れていない初期状態)においてXセンサ読取り時にタッチ位置が検出された場合、演算設定部12は、検出されたXセンサのライン分(例えば、上端の1ライン分、下端の4ライン分)を前記外側領域に設定し、前記初期状態においてYセンサ読取り時にタッチ位置が検出された場合、演算設定部12は、検出されたYセンサのライン分(例えば、左端の2ライン分、右端の3ライン分)を前記外側領域に設定する。また、演算設定部12は、前記外側領域をAND演算処理に設定し、前記内側領域をOR演算処理に設定する。このように、前記演算方法の設定処理は、タッチ式入力装置1において自動的に行われてもよい。
[実施形態2]
上述の実施形態1に係るタッチ式入力装置1では、タッチ位置認識部10が、タッチパネル3の外側領域ではAND演算処理によりタッチ位置を認識し、タッチパネル3の内側領域ではOR演算処理によりタッチ位置を認識している。これに対して、実施形態2に係るタッチ式入力装置1では、タッチ位置認識部10は、タッチパネル3の外側領域では第1閾値に基づいてタッチ位置を認識し、タッチパネル3の内側領域では第2閾値に基づいてタッチ位置を認識する。
具体的には、前記外側領域では、タッチ面に何も触れていない状態において、ノイズの影響に起因する静電容量に対応する電荷が発生する。そこで、タッチ位置認識部10がタッチ位置を認識するトリガーとなる閾値について、前記外側領域の第1閾値を、前記内側領域の第2閾値より大きい値に設定する。例えば、前記内側領域の静電容量分布の閾値(第2閾値)がT2に設定されている場合において、ノイズの影響に起因する静電容量分布の値がT0であった場合、前記外側領域の静電容量分布の閾値(第1閾値)T1を、「T2+T0」に設定する。
前記閾値は、図12に示す設定画面においてユーザーが設定してもよいし、タッチ式入力装置1の電源がONされたときの初期状態に、演算設定部12が設定してもよい。
[実施形態3]
図13は、ディスプレイ20の表示領域を示す図である。図13に示すように、ディスプレイ20は、所定の画像については、タッチ位置の検出精度が高い領域に表示する。実施形態3に係るタッチ式入力装置1は、ディスプレイ20と、ディスプレイ20に所定の画像を表示させる表示制御部21と、ディスプレイ20にダイレクトボンディングされるタッチパネル3と、タッチ位置認識回路2とを含む。
具体的には、表示制御部21は、ユーザーがタッチパネル3をタッチ操作するための画像(例えば、設定画像、メニュー選択画像、デスクトップ画像など)については、ディスプレイ20の表示領域のうち、ノイズの影響を受け難くタッチ位置の検出精度が高い領域である、OR演算処理によりタッチ位置を認識する領域(本発明の第2領域に対応)(例えば内側領域)(図13参照)に対応する領域(有効表示領域)、又は、閾値が低い値に設定される領域(例えば内側領域)(図12参照)に対応する領域(有効表示領域)に表示させる。
また表示制御部21は、前記画像については、ディスプレイ20の表示領域のうち、ノイズの影響を受け易くタッチ位置の検出精度が低い領域である、AND演算処理によりタッチ位置を認識する領域(本発明の第1領域に対応)(例えば外側領域)(図13参照)に対応する領域(無効表示領域)、又は、閾値が高い値に設定される領域(例えば外側領域)(図12参照)に対応する領域(無効表示領域)に表示させない。
これにより、タッチパネル3において前記所定の画像に対するユーザーのタッチ位置の検出精度を向上させることができるため、ユーザーのタッチ操作に応じた処理を確実に実行することが可能となる。
ここで、上述した各実施形態では、前記外側領域は、タッチパネル3の外周を囲う領域に設定されているが、これに限定されない。少なくとも、ディスプレイ20のゲートドライバおよびソースドライバなどの駆動回路に近い領域が前記外側領域に設定されていればよい。このため、例えば、平面的に見て、ゲートドライバがタッチパネル3の左側だけに設けられ、ソースドライバがタッチパネル3の下側だけに設けられている場合は、タッチパネル3の左端の数ライン分の領域と、タッチパネル3の下端の数ライン分の領域とが、前記外側領域に設定されてもよい。
上述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1 :タッチ式入力装置
2 :タッチ位置認識回路
3 :タッチパネル
4a,4b :マルチプレクサ
5a,5b :ドライバ
6a,6b :センスアンプ
7a,7b :タイミングジェネレータ
8a,8b :AD変換器
9 :容量分布計算部
10 :タッチ位置認識部
11 :同期信号生成部
12 :演算設定部
20 :ディスプレイ
21 :表示制御部
C11〜CMM :静電容量
CLa,CLb :制御ライン
DL1〜DLM :ドライブライン
HL1〜HLM :信号線
VL1〜VLM :信号線
inV :反転器
SL1〜SLM :センスライン
SW1,SW2 :スイッチ

Claims (6)

  1. タッチパネル上の複数の第1信号線と複数の第2信号線との交点にそれぞれ形成される複数の静電容量の値の分布を検出して、前記タッチパネル上のタッチされた位置を表すタッチ位置を認識するタッチ位置認識回路であって、
    前記複数の第1信号線および前記複数の第2信号線に接続されたマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサに接続されたドライバと、
    前記マルチプレクサに接続されたセンスアンプと、
    前記センスアンプに接続され、前記タッチ位置を認識するタッチ位置認識部と、を備え、
    前記マルチプレクサは、前記複数の第1信号線を前記ドライバに接続し、前記複数の第2信号線を前記センスアンプに接続する第1接続状態と、前記複数の第1信号線を前記センスアンプに接続し、前記複数の第2信号線を前記ドライバに接続する第2接続状態と、を相互に切替え、
    前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態において検出される前記タッチ位置と、前記第2接続状態において検出される前記タッチ位置とに基づいて、前記タッチ位置を認識し、
    前記タッチ位置認識部は、さらに、前記タッチパネル上の第1領域では第1演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識し、前記タッチパネル上の第2領域では第2演算処理に基づいて前記タッチ位置を認識する、
    タッチ位置認識回路。
  2. 前記第1領域は、前記タッチパネル上の、前記タッチパネルにダイレクトボンディングされるディスプレイを駆動する駆動回路に近い側の予め設定された本数の信号線を含む領域であり、
    前記第2領域は、前記タッチパネル上の、前記第1領域を除いた領域であり、
    前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態における前記タッチ位置の検出結果と、前記第2接続状態における前記タッチ位置の検出結果とを入力信号としたAND演算処理により、前記タッチ位置を認識し、
    前記タッチ位置認識部は、前記第1接続状態における前記タッチ位置の検出結果と、前記第2接続状態における前記タッチ位置の検出結果とを入力信号としたOR演算処理により、前記タッチ位置を認識する、
    請求項1に記載のタッチ位置認識回路。
  3. 前記タッチ位置認識部は、前記第1領域において、前記第1接続状態および前記第2接続状態のうちの一方で前記タッチ位置を検出し、他方で前記タッチ位置を検出しない場合、前記タッチパネル上をタッチされていないと判定する、
    請求項2に記載のタッチ位置認識回路。
  4. 前記タッチ位置認識部は、前記第2領域において、前記第1接続状態および前記第2接続状態の少なくとも何れかで前記タッチ位置を検出した場合、前記タッチ位置を認識する、
    請求項2又は請求項3に記載のタッチ位置認識回路。
  5. ディスプレイと、
    前記ディスプレイにダイレクトボンディングされるタッチパネルと、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のタッチ位置認識回路と、
    を備えるタッチ式入力装置。
  6. 前記ディスプレイに表示される設定画面において、前記タッチパネル上の前記第1領域および前記第2領域それぞれの位置を受け付けるとともに、前記第1領域および前記第2領域それぞれに設定される演算処理ついて、前記第1演算処理または第2演算処理を受け付ける、
    請求項5に記載のタッチ式入力装置。
JP2018067368A 2018-03-30 2018-03-30 タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置 Active JP6979383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067368A JP6979383B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067368A JP6979383B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019179340A true JP2019179340A (ja) 2019-10-17
JP6979383B2 JP6979383B2 (ja) 2021-12-15

Family

ID=68278733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018067368A Active JP6979383B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6979383B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012022635A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Alps Electric Co Ltd 静電容量式近接センサ装置、及びそれを用いた静電容量式モーション検出装置
JP2013089212A (ja) * 2011-10-24 2013-05-13 Kyocera Corp 携帯端末および低感度領域設定プログラム
JP2014157626A (ja) * 2014-04-30 2014-08-28 Sharp Corp タッチ位置認識方法及びタッチ位置認識回路
JP2016126751A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 表示装置
JP2017507406A (ja) * 2014-01-16 2017-03-16 タクチュアル ラブズ シーオー. タッチセンス装置において軽減された感度で作動するための装置及び方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012022635A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Alps Electric Co Ltd 静電容量式近接センサ装置、及びそれを用いた静電容量式モーション検出装置
JP2013089212A (ja) * 2011-10-24 2013-05-13 Kyocera Corp 携帯端末および低感度領域設定プログラム
JP2017507406A (ja) * 2014-01-16 2017-03-16 タクチュアル ラブズ シーオー. タッチセンス装置において軽減された感度で作動するための装置及び方法
JP2014157626A (ja) * 2014-04-30 2014-08-28 Sharp Corp タッチ位置認識方法及びタッチ位置認識回路
JP2016126751A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6979383B2 (ja) 2021-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160349923A1 (en) Touched position specifying method and touched position specifying circuit
US11287916B2 (en) Display panel with touch detection function, method of driving the same, driving circuit, and electronic unit
US9523725B2 (en) Configurable analog front-end for mutual capacitance sensing and self capacitance sensing
US9170681B2 (en) Noise reduction method and system of capacitive multi-touch panel
US8791916B2 (en) Display panel with touch detection function, method of driving the same, driving circuit, and electronic unit
EP2503433B1 (en) Touch sensing device and scanning method thereof
US9342201B2 (en) Capacitive touch input device
JP6211409B2 (ja) 表示装置
US20140340354A1 (en) Mutual capacitive touch control device
JPH08146381A (ja) アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型タブレット及びその駆動方法
TW201229837A (en) Touch sensing apparatus
JP6030453B2 (ja) タッチ検出装置、これを備えるタッチ検出機能付き表示装置及び電子機器
CN107305445B (zh) 触控杂讯滤除的方法以及触控装置
TWI443570B (zh) 未接地的觸控輸入裝置及其控制裝置
JP6979383B2 (ja) タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置
JP7398660B2 (ja) 表示システム、制御装置および制御方法
JP6795429B2 (ja) タッチ位置認識回路およびタッチ位置認識回路を備えたタッチ式入力装置
JP2019179341A (ja) タッチ式入力装置
JP2012221220A (ja) タッチパネル及びそれを備えた表示装置
JP2013161129A (ja) タッチスクリーン、タッチパネルおよびそれを備える表示装置
JP6012532B2 (ja) タッチスクリーン、及び、それを備えるタッチパネル
TWI552030B (zh) 在觸控裝置上偵測主動式觸控筆的方法及該觸控裝置
JP2020166822A (ja) 表示システム、制御装置、制御方法および表示装置
TWI623869B (zh) 觸控顯示裝置及其觸控訊號處理方法
KR101717424B1 (ko) 정전용량 터치센서에서 인터레이스 방식의 스캔 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6979383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150