JP2019178103A - 美白剤及び抗老化剤、並びに化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】優れた美白作用を有し、安全性の高い美白剤、優れた抗老化作用を有し、安全性の高い抗老化剤、並びに優れた美白作用及び抗老化作用の少なくともいずれかを有し、安全性の高い化粧料の提供。【解決手段】日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有する美白剤又は抗老化剤、並びに前記美白剤及び抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種を含有する化粧料である。【選択図】なし
Description
本発明は、美白剤及び抗老化剤、並びに化粧料に関する。
従来、皮膚色素沈着症、シミ、ソバカス等の予防、治療又は改善には、ハイドロキノン等の化学合成品を有効成分とする美白剤を外用する処置が行われてきた。しかしながら、ハイドロキノン等の化学合成品は、皮膚刺激、アレルギー等の副作用のおそれがある。そこで、安全性の高い天然原料を有効成分とする美白剤の開発が望まれており、チロシナーゼ活性阻害作用を有するものとしては、例えば、ヤナギタデ抽出物(例えば、特許文献1参照)等が知られている。また、メラニン産生抑制作用を有するものとしては、例えば、サウスウレア(Saussurea)属植物からの抽出物(例えば、特許文献2参照)等が知られている。
表皮は、外部刺激を緩和し、水分等の体内成分の逸失を制御する働きをしており、最下層である基底層から始まって、有棘層、顆粒層、角質層へと連なる4層構造から構成されている。各層に存在する大部分の細胞は、基底層から分化した角化細胞である。基底層で分裂、増殖した角化細胞は、有棘層、顆粒層を通過しながら分化し角質細胞となって、強固な架橋結合をもったケラチン蛋白線維で構成された角質層を構成し、最終的には垢として角質層から脱落する。この角質層は、皮膚の最外殻に存在しており、外界からの刺激に対する物理的なバリアとしての役割を果たしている。皮膚ではこのバリア機能を持たせるため、角化細胞が基底層で産生されてから垢となって剥がれ落ちるまでのサイクル(角化)を通常4週間の周期で繰り返し、表皮の新陳代謝を行っている。
ところが、皮膚において紫外線、著しい空気の乾燥、過度の皮膚洗浄、喫煙等の外的因子の影響を受けたり、加齢が進んだりすると、表皮細胞の活動や増殖能が低下し、それに伴い表皮のターンオーバー速度が遅延するため、表皮の菲薄化や角質層肥厚などの分化不全が引き起こされる。その結果、皮膚の保湿機能や弾力性が低下し、角質の異常剥離が起こり、また皮膚が老化してシワ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等の変化が生じる。皮膚のターンオーバーを促進するためには、例えば、角化細胞の増殖を促進することが考えられる。従来、表皮角化細胞増殖促進作用を有するものとして、土貝母抽出物(例えば、特許文献3参照)等が知られている。
また、細胞の増殖を促進するためには、細胞分裂に必要なエネルギーを細胞に補給することが重要である。生体のエネルギー物質としては、ATPが挙げられ、このATPの産生量を上げることにより、細胞内のエネルギー代謝が促進され、細胞増殖につながると考えられる。しかし、上記のように、機能の低下した細胞や老化した細胞では、エネルギー物質であるATP量が正常細胞より減少することが報告されている(例えば、特許文献4参照)。
そのため、細胞におけるATPの産生を促進することができれば、その細胞を活性化して細胞分裂を促し、その細胞の増殖能を回復することができると考えられる。特に、皮膚の細胞においてATPの産生を促進することは、皮膚のターンオーバーを促進し、肌の新陳代謝機能を回復させ、シワ、くすみ、きめの消失等の皮膚の老化を予防・改善する上で重要である。従来、ATP産生促進作用を有するものとして、グリコーゲン(例えば、特許文献4参照)、ウコン等の天然物からの抽出物(例えば、特許文献5参照)等が知られている。
しかしながら、より優れた美白作用又は抗老化作用を有し、かつ安全性が高く、美白剤、抗老化剤又は化粧料の有効成分として用いることができる物質に対する要望は依然として強く、その速やかな開発が求められているのが現状である。
本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、優れた美白作用を有し、安全性の高い美白剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、優れた抗老化作用を有し、安全性の高い抗老化剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、優れた美白作用及び抗老化作用の少なくともいずれかを有し、安全性の高い化粧料を提供することを目的とする。
また、本発明は、優れた抗老化作用を有し、安全性の高い抗老化剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、優れた美白作用及び抗老化作用の少なくともいずれかを有し、安全性の高い化粧料を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物が、優れた美白作用及び抗老化作用を有することを知見し、本発明を完成したものである。
本発明は、本発明者らの前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有することを特徴とする美白剤である。
<2> チロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン産生抑制作用の少なくともいずれかを有する前記<1>に記載の美白剤である。
<3> 日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有することを特徴とする抗老化剤である。
<4> 表皮角化細胞増殖促進作用及びATP産生促進作用の少なくともいずれかを有する前記<3>に記載の抗老化剤である。
<5> 前記<1>から<2>のいずれかに記載の美白剤及び前記<3>から<4>のいずれかに記載の抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする化粧料である。
<1> 日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有することを特徴とする美白剤である。
<2> チロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン産生抑制作用の少なくともいずれかを有する前記<1>に記載の美白剤である。
<3> 日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有することを特徴とする抗老化剤である。
<4> 表皮角化細胞増殖促進作用及びATP産生促進作用の少なくともいずれかを有する前記<3>に記載の抗老化剤である。
<5> 前記<1>から<2>のいずれかに記載の美白剤及び前記<3>から<4>のいずれかに記載の抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする化粧料である。
本発明の美白剤によると、従来における前記諸問題を解決し、優れた美白作用を有し、安全性の高い美白剤を提供することができる。
本発明の抗老化剤によると、従来における前記諸問題を解決し、優れた抗老化作用を有し、安全性の高い抗老化剤を提供することができる。
本発明の化粧料によると、従来における前記諸問題を解決し、優れた美白作用及び抗老化作用の少なくともいずれかを有し、安全性の高い化粧料を提供することができる。
本発明の抗老化剤によると、従来における前記諸問題を解決し、優れた抗老化作用を有し、安全性の高い抗老化剤を提供することができる。
本発明の化粧料によると、従来における前記諸問題を解決し、優れた美白作用及び抗老化作用の少なくともいずれかを有し、安全性の高い化粧料を提供することができる。
(美白剤及び抗老化剤)
本発明の美白剤及び抗老化剤は、日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
本発明の美白剤及び抗老化剤は、日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記美白剤は、チロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン産生抑制作用の少なくともいずれかを有する。
前記抗老化剤は、表皮角化細胞増殖促進作用及びATP産生促進作用の少なくともいずれかを有する。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物が含有する、チロシナーゼ活性阻害作用、メラニン産生抑制作用、表皮角化細胞増殖促進作用及びATP産生促進作用の少なくともいずれかを発揮する物質の詳細については不明であるが、前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物がこのような優れた作用を有し、美白剤及び抗老化剤として有用であることは、従来は全く知られておらず、本発明者らによる新たな知見である。
<日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物>
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、アブラナ科の植物であり、広島県尾道市因島で栽培されている。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は新品種であり、品種名「千齢三」(ちよみ、チヨミ)として、平成29年6月26日に種苗法に基づく品種登録の出願済である(品種登録出願の番号第32256号)。また、日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、「シマフリル」(登録商標)で商標登録されている(商標登録第5242988号)。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、母親として「日本あざみ菜」と父親として「赤・青大葉高菜」とを交配して育成された植物である。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の葉は緑色で光沢が中、裂片が極多、葉肉の辛味が僅な生食向きの品種である。草姿は開であり、分げつ性及び茎の肥大性は無である。葉数は中、葉形は短楕円、葉長はかなり短く、葉緑の切れ込みは深裂、裂片の多少は極多、鋸歯の多少はやや多い。葉色は緑、葉面の着色は無く、葉面の毛じは無く、葉緑の波打ちは多く、葉柄・中助の形は半円形、幅は狭、葉柄の長さは短である。根の肥大性は無く、早晩性は早く、球根性は無く、葉肉の辛味は僅である。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、葉菜として栽培され、葉茎は油炒め、おひたし、漬物、天ぷら、サラダなどに利用されている。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、アブラナ科の植物であり、広島県尾道市因島で栽培されている。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は新品種であり、品種名「千齢三」(ちよみ、チヨミ)として、平成29年6月26日に種苗法に基づく品種登録の出願済である(品種登録出願の番号第32256号)。また、日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、「シマフリル」(登録商標)で商標登録されている(商標登録第5242988号)。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、母親として「日本あざみ菜」と父親として「赤・青大葉高菜」とを交配して育成された植物である。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の葉は緑色で光沢が中、裂片が極多、葉肉の辛味が僅な生食向きの品種である。草姿は開であり、分げつ性及び茎の肥大性は無である。葉数は中、葉形は短楕円、葉長はかなり短く、葉緑の切れ込みは深裂、裂片の多少は極多、鋸歯の多少はやや多い。葉色は緑、葉面の着色は無く、葉面の毛じは無く、葉緑の波打ちは多く、葉柄・中助の形は半円形、幅は狭、葉柄の長さは短である。根の肥大性は無く、早晩性は早く、球根性は無く、葉肉の辛味は僅である。
日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種は、葉菜として栽培され、葉茎は油炒め、おひたし、漬物、天ぷら、サラダなどに利用されている。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出部位としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、葉部、茎部等の全草、花部、根部、又はこれらの混合物などが挙げられる。これらの中でも、地上部が好ましい。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出部位の調製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、各部位を乾燥させた後、そのまま又は粗砕機を用い粉砕して溶媒抽出に供することにより得ることができる。前記乾燥は、天日で行ってもよいし、通常使用されている乾燥機を用いて行ってもよい。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出部位の調製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、各部位を乾燥させた後、そのまま又は粗砕機を用い粉砕して溶媒抽出に供することにより得ることができる。前記乾燥は、天日で行ってもよいし、通常使用されている乾燥機を用いて行ってもよい。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物は、植物の抽出に一般に用いられる方法により容易に得ることができる。前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、抽出液の希釈液、濃縮液、抽出液の乾燥物、粗精製物、精製物などが挙げられる。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料である前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の前記抽出部位を投入し、必要に応じて適宜撹拌しながら可溶性成分を溶出した後、濾過して抽出残渣を除くことにより抽出液を得る方法などが挙げられる。
また、ヘキサン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
また、ヘキサン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出条件(抽出時間及び抽出温度)、抽出溶媒及びその使用量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記抽出溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、親水性溶媒、又はこれらの混合溶媒などが挙げられる。
前記水としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水などが挙げられる。
前記親水性溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜5の低級アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2〜5の多価アルコールなどが挙げられる。
前記混合溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、低級アルコールを使用する場合は、水10質量部に対して1質量部〜90質量部、低級脂肪族ケトンを使用する場合は、水10質量部に対して1質量部〜40質量部、多価アルコールを使用する場合は、水10質量部に対して1質量部〜90質量部添加することが好ましい。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出溶媒は、室温乃至溶媒の沸点以下の温度で用いることが好ましい。
これらの中でも、水(例えば、10℃〜30℃水)や、水とエタノールとの混合溶媒(例えば、40質量%〜80質量%エタノール水溶液)を用いて抽出することが、好ましい。
これらの中でも、水(例えば、10℃〜30℃水)や、水とエタノールとの混合溶媒(例えば、40質量%〜80質量%エタノール水溶液)を用いて抽出することが、好ましい。
得られた前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物は、前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物の希釈物、濃縮物、乾燥物、粗精製物、精製物などを得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製などの処理を施してもよい。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物の精製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、液−液分配抽出、各種クロマトグラフィー、膜分離などの精製方法が挙げられる。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物の精製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、液−液分配抽出、各種クロマトグラフィー、膜分離などの精製方法が挙げられる。
得られた前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物は、そのままでも前記美白剤及び前記抗老化剤のいずれかとして使用することができるが、利用しやすい点で、前記濃縮液、前記乾燥物が好ましい。前記乾燥物を得るに当たって、吸湿性を改善するためにデキストリン、シクロデキストリンなどのキャリアーを加えてもよい。
前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物の美白剤及び抗老化剤における含有量としては、特に制限はなく、前記抽出物の生理活性等によって適宜調整することができる。前記美白剤及び抗老化剤は、前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物のみからなるものであってもよい。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、前記美白剤及び抗老化剤の利用形態に応じて適宜選択することができる。例えば、賦形剤、防湿剤、防腐剤、強化剤、増粘剤、乳化剤、酸化防止剤、甘味料、酸味料、調味料、着色料、香料、美白剤、保湿剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、アルコール類、粉末成分、色剤、水性成分、水、皮膚栄養剤等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、前記美白剤及び抗老化剤の利用形態に応じて適宜選択することができる。例えば、賦形剤、防湿剤、防腐剤、強化剤、増粘剤、乳化剤、酸化防止剤、甘味料、酸味料、調味料、着色料、香料、美白剤、保湿剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、アルコール類、粉末成分、色剤、水性成分、水、皮膚栄養剤等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<用途>
本発明の美白剤及び抗老化剤の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、医薬品、医薬部外品、化粧品などが挙げられる。
本発明の美白剤及び抗老化剤の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、医薬品、医薬部外品、化粧品などが挙げられる。
本発明の美白剤及び抗老化剤は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物(例えば、マウス、ラット、ハムスター、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、サルなど)に対して適用することもできる。
また、本発明の美白剤及び抗老化剤は、美白作用や抗老化作用の作用機構に関する研究のための試薬としても用いることができる。
(化粧料)
前記化粧料は、本発明の美白剤及び抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記化粧料は、本発明の美白剤及び抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記美白剤及び抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種の化粧料における含有量としては、特に制限はなく、前記日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物の生理活性等によって適宜調整することができるが、前記抽出物に換算して、0.0001質量%〜20質量%が好ましく、0.0001質量%〜10質量%がより好ましい。前記化粧料は、前記美白剤及び抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種のみからなるものであってもよい。
前記化粧料におけるその他の成分としては、特に制限はなく、通常の化粧料の製造に用いられる主剤、助剤又はその他の成分の中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、収斂剤、殺菌・抗菌剤、美白剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、消炎・抗アレルギー剤、抗酸化・活性酸素除去剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
本発明の化粧料は、日常的に使用することが可能であり、有効成分である日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物の働きによって、美白作用や抗老化作用をはじめとする様々な生理活性作用を極めて効果的に発揮させることができるので、美白用途及び抗老化用途の少なくともいずれかの用途などに好適に用いることができる。
前記化粧料の種類としては、特に制限はなく、皮膚化粧料や頭皮化粧料などの化粧料の用途に応じて適宜選択することができ、例えば、軟膏、クリーム、乳液、美容液、ローション、パック、ファンデーション、ボディーソープ、ヘアトニック、ヘアローション、シャンプー、リンス、コンディショナーなどが挙げられる。
本発明の化粧料は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物(例えば、マウス、ラット、ハムスター、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、サルなど)に対して適用することもできる。
以下、本発明の製造例及び試験例を説明するが、本発明は、これらの製造例及び試験例に何ら限定されるものではない。
以下においては、「日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種」を品種名である「チヨミ(千齢三)」と称する。
以下においては、「日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種」を品種名である「チヨミ(千齢三)」と称する。
(製造例1)
−チヨミの地上部の50質量%エタノール抽出物の製造−
チヨミの地上部の粗粉砕物100gを50質量%エタノール水溶液1,000gに投入し、85℃浴中で2時間、加熱抽出を行った。その後、ろ過し、得られたろ液を濃縮、乾燥して製造例1のチヨミの地上部の50質量%エタノール抽出物を得た。なお、得られたチヨミの地上部の50質量%エタノール抽出物の抽出率は、31.3%であった。
−チヨミの地上部の50質量%エタノール抽出物の製造−
チヨミの地上部の粗粉砕物100gを50質量%エタノール水溶液1,000gに投入し、85℃浴中で2時間、加熱抽出を行った。その後、ろ過し、得られたろ液を濃縮、乾燥して製造例1のチヨミの地上部の50質量%エタノール抽出物を得た。なお、得られたチヨミの地上部の50質量%エタノール抽出物の抽出率は、31.3%であった。
(試験例1:チロシナーゼ活性阻害作用試験)
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、チロシナーゼ活性阻害作用を試験した。
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、チロシナーゼ活性阻害作用を試験した。
48ウェルプレートに、Mcllvaine緩衝液(pH6.8)0.2mL、0.3mg/mLチロシン溶液0.06mL、25%DMSO溶液に溶解した被験試料(試料濃度は下記表1を参照)0.18mLを加え、37℃で10分間静置した。これに、800units/mLチロシナーゼ溶液0.02mLを加え、引き続き37℃で15分間反応させた。反応終了後、波長475nmにおける吸光度を測定した。
また、ブランクとして、酵素溶液を添加しない場合についても同様の操作及び吸光度の測定を行った。さらに、コントロールとして、試料溶液を添加せずに蒸留水を添加した場合についても同様の測定を行った。得られた測定結果から、下記式1によりチロシナーゼ活性阻害率(%)を算出した。結果を表1に示す。
<式1>
チロシナーゼ活性阻害率(%)={1−(A−B)/(C−D)}×100
式1中のA〜Dは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料添加・酵素添加での波長475nmにおける吸光度
B:被験試料添加・酵素無添加での波長475nmにおける吸光度
C:試料無添加・酵素添加での波長475nmにおける吸光度
D:試料無添加・酵素無添加での波長475nmにおける吸光度
また、ブランクとして、酵素溶液を添加しない場合についても同様の操作及び吸光度の測定を行った。さらに、コントロールとして、試料溶液を添加せずに蒸留水を添加した場合についても同様の測定を行った。得られた測定結果から、下記式1によりチロシナーゼ活性阻害率(%)を算出した。結果を表1に示す。
<式1>
チロシナーゼ活性阻害率(%)={1−(A−B)/(C−D)}×100
式1中のA〜Dは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料添加・酵素添加での波長475nmにおける吸光度
B:被験試料添加・酵素無添加での波長475nmにおける吸光度
C:試料無添加・酵素添加での波長475nmにおける吸光度
D:試料無添加・酵素無添加での波長475nmにおける吸光度
表1の結果から、チヨミの抽出物は、優れたチロシナーゼ活性阻害作用を有することが確認された。
(試験例2:B16メラノーマ細胞に対するメラニン産生抑制作用試験)
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、B16メラノーマ細胞に対するメラニン産生抑制作用を試験した。
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、B16メラノーマ細胞に対するメラニン産生抑制作用を試験した。
B16メラノーマ細胞を、10体積%FBS含有ダルベッコMEMを用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を10体積%FBS及び1mmol/Lテオフィリン含有ダルベッコMEMで24.0×104細胞/mLの濃度に希釈した後、48ウェルプレートに1ウェル当たり300μLずつ播種し、6時間培養した。培養終了後、10体積%FBS及び1mmol/Lテオフィリン含有ダルベッコMEMで溶解した被験試料(試料濃度は下記表2を参照)を各ウェルに300μL添加し、4日間培養した。培養終了後、各ウェルから培地を取り除き、2mol/L NaOH溶液200μLを添加して超音波破砕器により細胞を破壊し、波長475nmにおける吸光度を測定した。測定した吸光度の値から、合成メラニンを用いて作成した検量線をもとにメラニン量を算出した。
また、細胞生存率の測定のため、同様に培養後、400μLのPBS(−)で洗浄し、終濃度0.05mg/mLで10体積%FBS含有ダルベッコMEMに溶解したニュートラルレッドを各ウェルに200μL添加した。2.5時間培養した後、ニュートラルレッド溶液を捨て、エタノール・酢酸溶液(エタノール:酢酸:水=50:1:49、体積比)を各ウェルに200μL添加し、色素を抽出した。抽出後、波長540nmにおける吸光度を測定した。
空試験として、10体積%FBS及び1mmol/Lテオフィリン含有ダルベッコMEMのみで培養した細胞を同様の方法で試験した。得られた測定結果から、下記式2−1及び2−2によりメラニン産生抑制率(%)及び細胞生存率(%)を算出した。結果を表2に示す。
<式2−1>
メラニン産生抑制率(%)={1−(B/D)/(A/C)}×100
<式2−2>
細胞生存率(%)=(D/C)×100
式2−1及び2−2中のA〜Dは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料無添加におけるメラニン量
B:被験試料添加におけるメラニン量
C:被験試料無添加での540nmにおける吸光度
D:被験試料添加での540nmにおける吸光度
また、細胞生存率の測定のため、同様に培養後、400μLのPBS(−)で洗浄し、終濃度0.05mg/mLで10体積%FBS含有ダルベッコMEMに溶解したニュートラルレッドを各ウェルに200μL添加した。2.5時間培養した後、ニュートラルレッド溶液を捨て、エタノール・酢酸溶液(エタノール:酢酸:水=50:1:49、体積比)を各ウェルに200μL添加し、色素を抽出した。抽出後、波長540nmにおける吸光度を測定した。
空試験として、10体積%FBS及び1mmol/Lテオフィリン含有ダルベッコMEMのみで培養した細胞を同様の方法で試験した。得られた測定結果から、下記式2−1及び2−2によりメラニン産生抑制率(%)及び細胞生存率(%)を算出した。結果を表2に示す。
<式2−1>
メラニン産生抑制率(%)={1−(B/D)/(A/C)}×100
<式2−2>
細胞生存率(%)=(D/C)×100
式2−1及び2−2中のA〜Dは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料無添加におけるメラニン量
B:被験試料添加におけるメラニン量
C:被験試料無添加での540nmにおける吸光度
D:被験試料添加での540nmにおける吸光度
表2の結果から、チヨミの抽出物は、優れたメラニン産生抑制作用を有することが確認された。
(試験例3:表皮角化細胞増殖促進作用試験)
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、表皮角化細胞増殖促進作用を試験した。
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、表皮角化細胞増殖促進作用を試験した。
正常ヒト新生児表皮角化細胞(NHEK)を、正常ヒト表皮角化細胞用増殖培地(KGM)を用いて培養した後、トリプシン処理にて細胞を回収した。回収した細胞を3.0×104細胞/mLの濃度にKGM培地で希釈した後、コラーゲンコートした96ウェルプレートに1ウェルあたり100μLずつ播種し、一晩培養した。培養終了後、KGM培地に溶解した被験試料(試料濃度は下記表3を参照)を各ウェルに100μL添加し、3日間培養した。なお、コントロールとして、試料無添加のKMG培地を用いて同様に培養した。
表皮角化細胞増殖促進作用は、MTTアッセイ法を用いて測定した。すなわち、3日間培養後、培地を除去し、終濃度0.4mg/mLでPBS(−)緩衝液に溶解したMTTを各ウェルに100μLずつ添加した。2時間培養した後に、細胞内に生成したブルーホルマザンを2−プロパノール100μLで抽出した。抽出後、波長570nmにおける吸光度を測定した。同時に濁度として波長650nmにおける吸光度を測定し、両者の差をもってブルーホルマザン生成量とした。得られた結果から、下記式3により表皮角化細胞増殖促進率(%)を算出した。結果を表3に示す。
<式3>
表皮角化細胞増殖促進率(%)=A/B×100
式3中のA〜Bは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料添加時の細胞でのブルーホルマザン生成量
B:試料無添加時の細胞でのブルーホルマザン生成量
表皮角化細胞増殖促進作用は、MTTアッセイ法を用いて測定した。すなわち、3日間培養後、培地を除去し、終濃度0.4mg/mLでPBS(−)緩衝液に溶解したMTTを各ウェルに100μLずつ添加した。2時間培養した後に、細胞内に生成したブルーホルマザンを2−プロパノール100μLで抽出した。抽出後、波長570nmにおける吸光度を測定した。同時に濁度として波長650nmにおける吸光度を測定し、両者の差をもってブルーホルマザン生成量とした。得られた結果から、下記式3により表皮角化細胞増殖促進率(%)を算出した。結果を表3に示す。
<式3>
表皮角化細胞増殖促進率(%)=A/B×100
式3中のA〜Bは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料添加時の細胞でのブルーホルマザン生成量
B:試料無添加時の細胞でのブルーホルマザン生成量
表3の結果から、チヨミの抽出物は、優れた表皮角化細胞増殖促進作用を有することが確認された。
(試験例4:ATP産生促進作用試験)
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、ATP産生促進作用を試験した。
製造例1で得られたチヨミの抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により、ATP産生促進作用を試験した。
正常ヒト新生児表皮角化細胞(NHEK)を、正常ヒト表皮角化細胞用増殖培地(KGM)を用いて前培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を2.0×105細胞/mLの濃度にKGM培地で希釈した後、コラーゲンコートした96ウェルプレートに1ウェル当たり100μLずつ播種し、一晩培養した。培養終了後、培地を除去し、被験試料(試料濃度は下記表4を参照)を溶解したKGM培地を各ウェルに100μL添加し、2時間培養した。なお、コントロールとして、試料無添加のKGM培地を用いて同様に培養した。
ATP産生促進作用は、ホタルルシフェラーゼ発光法を用いて細胞内のATP量を測定した。すなわち、2時間培養後、ATP測定試薬(東洋ビーネット社製,商品名『「細胞の」ATP測定試薬』)を各ウェルに100μLずつ添加し、ルシフェラーゼによる化学発光反応を行った。反応後、細胞内ATP量に比例した化学発光量を、化学発光測定装置(ThermoFisher Scientific社製,製品名:Varioskan LUX)を用いて測定した。得られた結果から、下記式4によりATP産生促進率(%)を算出した。結果を表4に示す。
<式4>
ATP産生促進率(%)=A/B×100
式4中のA〜Bは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料を添加した細胞での化学発光量
B:被験試料無添加の細胞での化学発光量
ATP産生促進作用は、ホタルルシフェラーゼ発光法を用いて細胞内のATP量を測定した。すなわち、2時間培養後、ATP測定試薬(東洋ビーネット社製,商品名『「細胞の」ATP測定試薬』)を各ウェルに100μLずつ添加し、ルシフェラーゼによる化学発光反応を行った。反応後、細胞内ATP量に比例した化学発光量を、化学発光測定装置(ThermoFisher Scientific社製,製品名:Varioskan LUX)を用いて測定した。得られた結果から、下記式4によりATP産生促進率(%)を算出した。結果を表4に示す。
<式4>
ATP産生促進率(%)=A/B×100
式4中のA〜Bは、それぞれ以下を表す。
A:被験試料を添加した細胞での化学発光量
B:被験試料無添加の細胞での化学発光量
表4の結果から、チヨミの抽出物は、優れたATP産生促進作用を有することが確認された。
(配合例1)
下記組成の乳液を常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.01g
・ ホホバオイル 4.00g
・ 1,3−ブチレングリコール 3.00g
・ アルブチン 3.00g
・ ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.50g
・ オリーブオイル 2.00g
・ スクワラン 2.00g
・ セタノール 2.00g
・ モノステアリン酸グリセリル 2.00g
・ オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 2.00g
・ パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
・ グリチルレチン酸ステアリル 0.10g
・ 黄杞エキス 0.10g
・ グリチルリチン酸ジカリウム 0.10g
・ イチョウ葉エキス 0.10g
・ コンキオリン 0.10g
・ オウバクエキス 0.10g
・ カミツレエキス 0.10g
・ 香料 0.05g
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
下記組成の乳液を常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.01g
・ ホホバオイル 4.00g
・ 1,3−ブチレングリコール 3.00g
・ アルブチン 3.00g
・ ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.50g
・ オリーブオイル 2.00g
・ スクワラン 2.00g
・ セタノール 2.00g
・ モノステアリン酸グリセリル 2.00g
・ オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 2.00g
・ パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
・ グリチルレチン酸ステアリル 0.10g
・ 黄杞エキス 0.10g
・ グリチルリチン酸ジカリウム 0.10g
・ イチョウ葉エキス 0.10g
・ コンキオリン 0.10g
・ オウバクエキス 0.10g
・ カミツレエキス 0.10g
・ 香料 0.05g
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
(配合例2)
下記組成のクリームを常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.05g
・ クジンエキス 0.1g
・ オウゴンエキス 0.1g
・ 流動パラフィン 5.0g
・ サラシミツロウ 4.0g
・ スクワラン 10.0g
・ セタノール 3.0g
・ ラノリン 2.0g
・ ステアリン酸 1.0g
・ オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.5g
・ モノステアリン酸グリセリル 3.0g
・ 油溶性甘草エキス 0.1g
・ 1,3−ブチレングリコール 6.0g
・ パラオキシ安息香酸メチル 1.5g
・ 香料 0.1g
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
下記組成のクリームを常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.05g
・ クジンエキス 0.1g
・ オウゴンエキス 0.1g
・ 流動パラフィン 5.0g
・ サラシミツロウ 4.0g
・ スクワラン 10.0g
・ セタノール 3.0g
・ ラノリン 2.0g
・ ステアリン酸 1.0g
・ オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.5g
・ モノステアリン酸グリセリル 3.0g
・ 油溶性甘草エキス 0.1g
・ 1,3−ブチレングリコール 6.0g
・ パラオキシ安息香酸メチル 1.5g
・ 香料 0.1g
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
(配合例3)
下記組成の美容液を常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.01g
・ カミツレエキス 0.1g
・ ニンジンエキス 0.1g
・ キサンタンガム 0.3g
・ ヒドロキシエチルセルロース 0.1g
・ カルボキシビニルポリマー 0.1g
・ 1,3−ブチレングリコール 4.0g
・ グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
・ グリセリン 2.0g
・ 水酸化カリウム 0.25g
・ 香料 0.01g
・ 防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 0.15g
・ エタノール 2.0g
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
下記組成の美容液を常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.01g
・ カミツレエキス 0.1g
・ ニンジンエキス 0.1g
・ キサンタンガム 0.3g
・ ヒドロキシエチルセルロース 0.1g
・ カルボキシビニルポリマー 0.1g
・ 1,3−ブチレングリコール 4.0g
・ グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
・ グリセリン 2.0g
・ 水酸化カリウム 0.25g
・ 香料 0.01g
・ 防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 0.15g
・ エタノール 2.0g
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
(配合例4)
下記組成のヘアトニックを常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.4g
・ 酢酸トコフェロール 適量
・ セファラチン 0.002g
・ イソプロピルメチルフェノール 0.1g
・ ヒアルロン酸ナトリウム 0.15g
・ グリセリン 15.0g
・ エタノール 15.0g
・ 香料 適量
・ キレート剤(エデト酸ナトリウム) 適量
・ 防腐剤(ヒノキチオール) 適量
・ 可溶化剤(ポリオキシエチレンセチルエーテル) 適量
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
下記組成のヘアトニックを常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.4g
・ 酢酸トコフェロール 適量
・ セファラチン 0.002g
・ イソプロピルメチルフェノール 0.1g
・ ヒアルロン酸ナトリウム 0.15g
・ グリセリン 15.0g
・ エタノール 15.0g
・ 香料 適量
・ キレート剤(エデト酸ナトリウム) 適量
・ 防腐剤(ヒノキチオール) 適量
・ 可溶化剤(ポリオキシエチレンセチルエーテル) 適量
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
(配合例5)
下記組成のシャンプーを常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.5g
・ マジョラム抽出物 1.0g
・ ウメ果実部抽出物 0.2g
・ ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 10.0g
・ ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 10.0g
・ ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム 20.0g
・ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0g
・ プロピレングリコール 2.0g
・ 香料 適量
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
下記組成のシャンプーを常法により製造した。
・ チヨミの抽出物(製造例1) 0.5g
・ マジョラム抽出物 1.0g
・ ウメ果実部抽出物 0.2g
・ ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 10.0g
・ ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 10.0g
・ ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム 20.0g
・ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0g
・ プロピレングリコール 2.0g
・ 香料 適量
・ 精製水 残部(全量を100gとする)
Claims (5)
- 日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有することを特徴とする美白剤。
- チロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン産生抑制作用の少なくともいずれかを有する請求項1に記載の美白剤。
- 日本あざみ菜と赤・青大葉高菜との交配種の抽出物を含有することを特徴とする抗老化剤。
- 表皮角化細胞増殖促進作用及びATP産生促進作用の少なくともいずれかを有する請求項3に記載の抗老化剤。
- 請求項1から2のいずれかに記載の美白剤及び請求項3から4のいずれかに記載の抗老化剤からなる群から選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018068452A JP2019178103A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 美白剤及び抗老化剤、並びに化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2018068452A JP2019178103A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 美白剤及び抗老化剤、並びに化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019178103A true JP2019178103A (ja) | 2019-10-17 |
Family
ID=68277762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018068452A Pending JP2019178103A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 美白剤及び抗老化剤、並びに化粧料 |
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- 2018-03-30 JP JP2018068452A patent/JP2019178103A/ja active Pending
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