JP2019176209A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019176209A
JP2019176209A JP2018059128A JP2018059128A JP2019176209A JP 2019176209 A JP2019176209 A JP 2019176209A JP 2018059128 A JP2018059128 A JP 2018059128A JP 2018059128 A JP2018059128 A JP 2018059128A JP 2019176209 A JP2019176209 A JP 2019176209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
data
stored
increment
modulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018059128A
Other languages
English (en)
Inventor
鉄範 服部
Tetsunori Hattori
鉄範 服部
亮介 中村
Ryosuke Nakamura
亮介 中村
久司 石川
Hisashi Ishikawa
久司 石川
淳太郎 村
Juntaro Mura
淳太郎 村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, East Japan Railway Co filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2018059128A priority Critical patent/JP2019176209A/ja
Publication of JP2019176209A publication Critical patent/JP2019176209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】伝送品質を低下させることなくデータ伝送速度を向上させることができる無線通信システムを提供する。【解決手段】複数の変調方式による変調を実行可能な送信装置と、前記複数の変調方式に対応した複数の復調方式による復調を実行可能な受信装置とを備えた無線通信システムにおいて、ヘッダ部(HD)に変調方式に関する情報が格納されているか否か示す情報ビット(CB)が含まれており、受信装置は、受信したヘッダ部に含まれている情報ビットが当該ヘッダ部に変調方式に関する情報が格納されていることを示している場合には、当該ヘッダ部に格納されている変調方式に関する情報に基づいてデータ部の送信データを復調し、受信したヘッダ部に含まれている情報ビットが変調方式に関する情報が格納されていないことを示している場合には、前に受信したデータ列の復調と同じ方式又は予め決められた復調方式で送信データを復調するように構成した。【選択図】図2

Description

本発明は、変調方式を切り替えながら無線通信を実行することが可能な無線通信システムに関し、例えば列車無線通信システムに適用して有用な技術に関する。
線路上を走行する列車と地上側の装置との間の通信方式として、LCXケーブル(Leaky Coaxial Cable;同軸漏洩ケーブル)を鉄道軌道に沿って敷設し、そのケーブルから漏洩する電波を用いて通信を行うLCX方式がある。LCX方式の無線通信では、通信の途中で変調方式を切り替えて通信を行いたいことがある。
従来、一定時間ごとに変調方式を変化させる無線通信技術として、送信装置側で変調方式の情報を含んだ制御信号を送信し、受信装置側では切り替え判定回路からの変調方式判定信号に従い復調するようにした発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、「変調方式の情報」は、多重化、符号化等に関する情報を含んでも良い。
また、従来の無線通信システムには、送信側においてデータ信号に変調方式の情報を含む制御信号を多重化して送信を行い、受信側において受信した信号からデータ信号と制御信号とを分離した後、先に制御信号を復調して復調方式を確定し、確定した復調方式でデータ信号を復調するようにしているものがある。
特開2009−65401号公報
しかしながら、送信側でデータ信号に変調方式の情報を含む制御信号を多重化し、受信側では先に制御信号を復調して復調方式を確定するという上記従来の無線通信技術にあっては、所定のデータ長を有するスロットを単位として送受信を繰り返すというものであり、連続する複数のスロットが同じ変調方式である場合にも、スロット毎に制御情報に変調方式を示す情報ビットを含ませて送信するため、制御情報のビット数分だけ、単位時間に送信できるデータ量が減少してデータ伝送速度が低下してしまうという課題がある。
ところで、無線通信においては、スロットやパケットの順序を示す番号のような単純増加または単純減少で変化する数値情報を送信したいことがある。また、列車無線通信システムにおいては、列車の車上装置から地上側装置へ、音声データに多重化して列車の位置情報(キロ程情報)のような単純増加または単純減少する情報を送信したいことがある。このような情報を送信する場合に、情報に変化がないにもかかわらず、それらの情報ビットをスロット毎に含ませて送信すると、その情報ビット数分だけデータ伝送速度が低下してしまうという課題がある。
本発明は上記のような課題に着目してなされたもので、データ信号に変調方式の情報を含む制御信号を多重化して送信する無線通信システムにおいて、伝送品質を低下させることなくデータ伝送速度を向上させることができる無線通信技術を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、単純増加または単純減少で変化する数値情報を送信する場合におけるデータ伝送速度を向上させることができる無線通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本出願に係る発明は、
複数の変調方式による変調を実行可能な送信装置と、前記複数の変調方式に対応した複数の復調方式による復調を実行可能な受信装置とを備え、
前記送信装置は、変調方式に関する情報を格納したヘッダ部と送信データを格納したデータ部とからなるデータ列を、所定時間ごとに変調方式を決定して送信可能に構成され、
前記受信装置は、受信した前記ヘッダ部に格納されている変調方式に関する情報に基づいて前記データ部の送信データを復調可能に構成されている無線通信システムであって、
前記ヘッダ部には、前記変調方式に関する情報が格納されているか否か示す情報ビットが含まれており、
前記受信装置は、
受信した前記ヘッダ部に含まれている前記情報ビットが当該ヘッダ部に変調方式に関する情報が格納されていることを示している場合には、当該ヘッダ部に格納されている変調方式に関する情報に基づいて前記データ部の送信データを復調し、
受信した前記ヘッダ部に含まれている前記情報ビットが当該ヘッダ部に変調方式に関する情報が格納されていないことを示している場合には、前に受信したデータ列の復調と同じ方式または予め決められた復調方式で前記データ部の送信データを復調するように構成したものである。
上記のような構成を有する無線通信システムによれば、送信されるデータ列(スロット)のヘッダ部には変調方式に関する情報が格納されているか否か示す情報ビットが含まれているため、変調方式を変更しない場合にはデータ列(スロット)毎に変調方式に関する情報をヘッダ部に格納して送信する必要がないので、省略した情報の分だけ伝送できる送信データの量を多くすることができ、トータルのデータ伝送速度を向上させることができる。
ここで、望ましくは、前記ヘッダ部には、単純増加または単純減少する所定の情報の更新に関する情報が格納されているか否か示す第2の情報ビットが含まれており、
前記第2の情報ビットが前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていないことを示している場合は前記更新に関する情報は省略され、
前記第2の情報ビットが前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていることを示している場合は前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されており、
前記受信装置は、受信した前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていた場合は当該更新に関する情報に従って前記所定の情報を単純増加または単純減少させるように構成する。
かかる構成によれば、ヘッダ部には、例えばキロ程のような単純増加または単純減少する所定の情報(単純変化情報)の更新に関する情報が格納されているか否か示す第2の情報ビットが含まれているため、単純変化情報を送信したい場合には、データ列(スロット)毎に第2の情報ビットを送信することで、単純変化情報をヘッダ部に格納して送信する必要がなくなるので、第2の情報ビットとの差分だけ伝送できる送信データの量を多くすることができ、トータルのデータ伝送速度を向上させることができる。
さらに、望ましくは、前記第2の情報ビットが前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていることを示している場合に、前記ヘッダ部に前記所定の情報の値を直接指示する情報が格納され、
前記受信装置は、受信した前記ヘッダ部に前記所定の情報の値を直接指示する固有値情報が格納されていた場合は当該固有値情報に従って前記所定の情報を置換するように構成する。
かかる構成によれば、ヘッダ部に所定の情報(単純変化情報)の値を直接指示する情報を格納して送信することができるので、ノイズ等の影響により単純変化情報が誤った値になったとしても修正することができるとともに、単純変化情報が非単純変化(飛び番)することがあるようなシステムにも適用することができる。これにより、例えば列車無線システムに適用した場合には、車上側の送信装置から列車位置情報(キロ程)を送信し、地上側の装置がその情報を受信することで列車位置を正確に把握することができる。
さらに、望ましくは、前記送信装置は、前記情報ビット(制御情報有無ビット)および前記更新に関する情報を予め決められた信頼性の高い変調方式で送信し、前記更新に関する情報および前記固有値情報を前記ヘッダ部に格納した変調方式に関する情報に対応する変調方式で送信するように構成する。
かかる構成によれば、制御情報有無ビットを含むヘッダ部を、送信装置が実行可能な変調方式のうち最も伝送品質の高い変調方式で変調し、受信装置側では予め設定された復調方式でヘッダ部を復調することによって、制御情報有無ビットの信頼性を高めることができ、伝送品質を低下させることなくデータ伝送速度を向上させることができる。
また、望ましくは、前記送信装置は鉄道軌道上を走行する車両に搭載された装置であり、前記受信装置は地上側に設置された装置であり、前記所定の情報は車両の位置を示すキロ程情報であるようにする。
かかる構成によれば、列車無線システムに適用した際に、車両に搭載された車上装置から列車位置情報(キロ程)の更新に関する情報または列車位置情報(キロ程)の値を直接指示する情報を送信し、地上側の装置では受信した情報を復調して対応する更新処理または受信した情報に置換することによって車両位置を正確に把握することができる。また、地上側の装置から車上装置へ所定の情報を送信する場合にも適用することができる。
本発明に係る無線通信システムによれば、データ信号と変調方式の情報を含む制御信号とを多重化して送信する無線通信システムにおいて、伝送品質を低下させることなくデータ伝送速度を向上させることができる。また、単純増加または単純減少で変化する数値情報を送信する場合におけるデータ伝送速度を向上させることができるという効果がある。
本発明に係る無線通信システムの第1実施形態を示すシステム構成図である。 第1実施形態の無線通信システムにおいて送信装置から送信されるスロットの構成を示す図である。 第1実施形態の無線通信システムを構成する送信装置の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態の無線通信システムを構成する受信装置の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態の無線通信システムの構成する受信装置において実行されるデータ受信処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る無線通信システムの第2実施形態を示すシステム構成図である。 第2実施形態の無線通信システムにおいて送信装置から送信されるスロットの構成を示す図である。 第2実施形態の無線通信システムを構成する送信装置の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態の無線通信システムを構成する受信装置の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態の無線通信システムの構成する受信装置において実行されるデータ受信処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明に係る無線通信システムの実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る無線通信システムの第1実施形態の構成例を示す図、図2は第1実施形態の無線通信システムにおいて送信装置から受信装置へ送信されるデータのフォーマットすなわちスロットの構成を示す図である。
図1に示すように、送信側は変調部を有する送信装置20およびその上位装置10により、受信側は復調部を有する受信装置30およびその上位装置40により構成され、送信装置20に設けられたアンテナAT1から受信装置30に設けられたアンテナAT2へ無線信号(所定周波数帯の電波)が送信される。送信側においては、上位装置10から送信装置20へ送信したいデータ(送信データ列)および変調方式を指示する情報(変調指示情報)が伝達され、送信装置20は受け取った情報を用いて、図2に示すフォーマットのデータ列(以下、スロットと称する)を生成して送信する。なお、列車無線通信システムに適用した場合には、アンテナAT2はLCXケーブルである。
第1実施形態において使用される伝送用のスロットは、図2に示すように、ヘッダ部HDとデータ部DTとから構成される。ヘッダ部HDは、当該ヘッダ部に制御情報が含まれているか否か示す制御情報有無ビットCBと制御情報CNTとから構成される。データ部DTには、送信するデータのビット列が格納される。また、特に限定されるものでないが、本実施形態では、このデータ部DTの時間長さは全スロット同一であるが、単位時間当たりの伝送量は変調方式に依存するため、データ部DTに入るデータの情報量(ビット数)は変調方式によって異なる。列車無線システムに適用する場合には、データ部DTに格納されるデータを音声データとすることができる。
図2に示されているスロットSL1のように、制御情報有無ビットCBが「1」すなわちヘッダ部に制御情報が含まれていることを示しているときは、ヘッダ部HDには、制御情報有無ビットCBに続いて制御情報CNTが付加される。一方、スロットSL2のように、制御情報有無ビットCBが「0」すなわちヘッダ部に制御情報が含まれていないことを示しているときは、ヘッダ部HDは制御情報有無ビットCBのみで構成される。従って、本実施形態では、スロットの形態は2種類である。また、本実施形態では、制御情報CNTに、変調方式を指定する情報が格納される。
図3には送信装置20の構成例が示されている。
図3に示すように、送信装置20は、上位装置10から送信データに同期して供給される変調指示情報に従って制御情報有無ビットCBを生成する制御情報有無ビット生成部21と、ここで生成された制御情報有無ビットCBをヘッダ部HDに付加するとともにデータ部DTに上位装置10からの送信データを格納したデータ列(スロット)を生成する制御情報有無ビット付加部22を備える。
また、送信装置20は、上位装置10からの変調指示情報に従って制御情報(変調方式)を生成する制御情報生成部23と、ここで生成された制御情報をスロットのヘッダ部HDの制御情報有無ビットCBの直後に付加する制御情報付加部24を備える。
さらに、送信装置20は、上位装置10からの変調指示情報等に従った変調方式で所定周波数の搬送波(基本波)を変調する変調部25を備え、変調された搬送波はアンテナAT1より電波として送信される。なお、変調部25は、ヘッダ部HDを送信する際には、当該送信装置20が実行可能な変調方式のうち最も伝送品質の高い(伝送速度は最も遅い)変調方式で変調を実行し、データ部DTを送信する際には、送信側の上位装置10からの変調指示情報に従って変調を実行する。
図4には受信装置30の構成例が示されている。
図4に示すように、受信装置30は、アンテナAT2により受信したスロットのヘッダ部HDから制御情報有無ビットCBを分離する制御情報有無ビット分離部31と、分離された制御情報有無ビットを判定する制御情報有無ビット判定部32と、判定結果に応じて制御情報CNTの分離処理を実行する制御情報分離部33と、分離された制御情報に基づいて復調方式を判定し復調指示を出す制御情報判定部(復調方式判定部)34と、指示された復調方式でスロットのデータ部DTを復調する復調部35を備える。復調部35で復調された受信データ列は上位装置40へ送られる。上記制御情報有無ビット分離部31は、予め設定された復調方式で復調する固定復調手段を含んでいる。
図5には、上記制御情報有無ビット分離部31によって分離された制御情報有無ビットおよび制御情報分離部33によって分離された制御情報に基づいて受信装置30において実行される処理の手順が示されている。
図5に示すように、受信装置30は、ステップS1で制御情報有無ビット分離部31によって分離された制御情報有無ビットCBを判定し(ステップS2)、制御情報有無ビットCBが「制御情報有」を示している時は、ステップS3へ進んで、制御情報分離部33による制御情報CNTの分離を実行し制御情報を判定する(ステップS4)。そして、制御情報CNTから判定された復調方式でスロットのデータ部DTを復調する(ステップS5)。一方、ステップS2で制御情報有無ビットCBが「制御情報無」を示していると判定した時は、ステップS6へ進んで、前のスロットと同じ復調方式でデータ部DTを復調する。
上述したように、第1実施形態の無線通信システムにおいては、制御情報が含まれているか否か示す制御情報有無ビットCBを含むヘッダ部HDとデータ部DTとから構成されたスロットを送信するため、制御情報がないスロットを送信することで、省略した制御情報の分だけ所定時間に伝送できる送信データの量を多くすることができ、トータルのデータ伝送速度を向上させることができる。また、制御情報有無ビットCBの位置が固定であるため、ヘッダ部を、実行可能な変調方式のうち最も伝送品質の高い(伝送速度は最も遅い)変調方式で変調し、受信装置30側では予め設定された復調方式で復調することによって、制御情報有無ビットの信頼性を高めることができる。その結果、伝送品質を低下させることなくデータ伝送速度を向上させることができる。
(第2実施形態)
図6には本発明に係る本発明に係る無線通信システムの第2実施形態の構成例が、また図7には第2実施形態の無線通信システムにおいて送信装置20から受信装置30へ送信されるスロットの構成が示されている。
図6に示されているように、第2実施形態の無線通信システムの構成は、図1に示す第1実施形態の無線通信システムの構成と同一である。第1実施形態の無線通信システムとの差異は、第2実施形態の無線通信システムにおいては、送信データの他にインクリメントに関する情報を送信するようにしている点である。
第2実施形態の無線通信システムにおいて送信装置20から受信装置30へ送信されるスロットは、図7に示すように、ヘッダ部HDに、当該ヘッダ部に制御情報が含まれているか否か示す制御情報有無ビットCB1とインクリメントデータ有無ビットCB2が制御情報CNTの前に位置するように設けられているとともに、制御情報CNTの次にインクリメント情報ビットINCとインクリメント固有値IPVが追加されている。
ここで、「インクリメント情報ビット」はインクリメントするかデクリメントするかを指示する情報であり、例えば「1」はインクリメントを、「−1」はデクリメントを、「0」は更新なしを意味する。従って、「インクリメント情報ビット」は2ビットあればよい。「インクリメント固有値」はインクリメントの対象の値を直接指定する情報である。
上記のような形態のスロットを送信することで、列車の位置情報(キロ程情報)のような単純増加または単純減少する情報(単純変化情報)を順次送信したい場合に、対象の情報そのものを送るのではなく、更新の情報(更新なしを含む2ビットの情報)を送り、受信側で更新の情報に従って対象の情報を処理することで、送りたい情報を生成することができる。これにより、例えば送信したい情報が16ビットで表わされるデータの場合、16ビットを2ビットに圧縮することできるため、送信データの量を減らしてデータ伝送速度を向上させることができるようになる。
また、インクリメント固有値すなわち単純変化情報そのものを送ることもできるため、ノイズ等の影響により単純変化情報が誤った値になったとしても修正することができるとともに、単純変化情報が非単純変化(飛び番)することがあるようなシステムにも適用することができる。
特に限定されるものでないが、第2実施形態の無線通信システムにおいては、ヘッダ部HDのデータがすべて固定された変調方式で送信されるものでなく、制御情報有無ビットCB1から制御情報CNTまでが予め指定された変調方式(固定変調方式)で変調して送信され、インクリメント情報ビットINCとインクリメント固有値IPVは、制御情報CNTで指示された変調方式で変調して送信される。
図7(A)に示すスロットSL1はインクリメントデータ有無ビットCB2が「1」でありインクリメント情報ビットINCのみが含まれるスロット、SL2はインクリメントデータ有無ビットCB2が「1」でありインクリメント情報ビットINCとインクリメント固有値IPVが含まれるスロットである。スロットSL1,SL2以外に、図7(B)に示すように、インクリメントデータ有無ビットCB2が「0」でありインクリメント情報ビットINCもインクリメント固有値IPVも含まれていない構成のスロットSL4や、制御情報有無ビットCBが「0」で制御情報CNTのないスロットSL3もある。第2実施形態では、スロットの形態は6種類である。
図8には第2実施形態の無線通信システムにおける送信装置20の構成例が示されている。図8に示すように、送信装置20は、上位装置10からの変調指示情報に従って制御情報有無ビットCB1を生成する制御情報有無ビット生成部201と、上位装置10からのインクリメントデータに従ってインクリメントデータ有無ビットCB2を生成するインクリメントデータ有無ビット生成部202と、上位装置10からの変調指示情報に従って制御情報(変調方式)CNTを生成する制御情報生成部203と、上位装置10からのインクリメントデータに従ってインクリメント情報ビットINCを生成するインクリメント情報ビット生成部204と、上位装置10からのインクリメントデータに従ってインクリメント固有値IPVを生成するインクリメント固有値生成部205を備える。
また、送信装置20は、制御情報有無ビット生成部201で生成された制御情報有無ビットCB1をデータ部DTの前にヘッダ部HDとして付加する制御情報有無ビット付加部206と、インクリメントデータ有無ビット生成部202で生成されたインクリメントデータ有無ビットCB2をヘッダ部HDに付加するインクリメントデータ有無ビット付加部207と、制御情報生成部203で生成された制御情報CNTがある場合には制御情報をヘッダ部HDに付加する制御情報付加部208と、インクリメント情報ビット生成部204で生成されたインクリメント情報ビットINCがある場合にはインクリメント情報ビットをヘッダ部HDに付加するインクリメント情報ビット付加部209と、インクリメント固有値生成部205で生成されたインクリメント固有値IPVがある場合にはインクリメント固有値をヘッダ部HDに付加するインクリメント固有値付加部210を備える。
さらに、送信装置20は、上位装置10からの変調指示情報等に従った変調方式で所定周波数の搬送波(基本波)を変調する変調部211を備え、変調された搬送波はアンテナAT1より電波として送信される。なお、変調部211は、ヘッダ部HDを送信する際には、当該送信装置20が実行可能な変調方式のうち最も伝送品質の高い(伝送速度は最も遅い)変調方式で変調を実行し、データ部DTを送信する際には、上位装置10からの変調指示情報に従って変調を実行する。
図9には第2実施形態の無線通信システムにおける受信装置30の構成例が示されている。図9に示すように、第2実施形態の無線通信システムにおける受信装置30は、アンテナAT2により受信したスロットのヘッダ部HDから制御情報有無ビットCB1を分離する制御情報有無ビット分離部301と、分離された制御情報有無ビットを判定する制御情報有無ビット判定部302と、スロットのヘッダ部HDからインクリメントデータ有無ビットCB2を分離するインクリメントデータ有無ビット分離部303と、分離されたインクリメントデータ有無ビットを判定するインクリメントデータ有無ビット判定部304と、制御情報有無ビット判定部302での判定結果に応じて制御情報CNTを分離する制御情報分離部305と、分離された制御情報に基づいて復調方式を判定する制御情報判定部(復調方式判定部)306と、判定された復調方式でスロットのインクリメント情報ビットINCとインクリメント固有値IPVおよびデータ部DTを復調する復調部307を備える。
また、受信装置30は、復調部307で復調されたデータ列からインクリメントデータ有無ビット判定部304での判定結果に応じてインクリメント情報ビットINCを分離するインクリメント情報ビット分離部308と、分離されたインクリメント情報ビットを判定するインクリメント情報ビット判定部309と、インクリメント情報ビット判定部309での判定結果に応じて復調されたデータ列からインクリメント固有値IPVを分離するインクリメント固有値分離部310と、分離されたインクリメント固有値IPVを判定するインクリメント固有値判定部311と、インクリメント情報ビット判定部309およびインクリメント固有値判定部311で判定されたインクリメントに関するデータを一時的に記憶するメモリ部312を備える。
メモリ部312に記憶されたインクリメントデータおよびインクリメント固有値分離部310で分離された受信データは、上位装置40へ送られる。
図10には、受信装置30において実行されるデータ受信処理の手順が示されている。
図10に示すように、受信装置30は、先ずアンテナAT2により受信したスロットのヘッダ部HDから制御情報有無ビットCB1を分離する(ステップS11)。そして、分離された制御情報有無ビットCB1を判定し(ステップS12)、制御情報有無ビットCB1が「制御情報有」を示している時はステップS13へ進む一方、制御情報有無ビットCB1が「制御情報無」を示していると判定した時は、ステップS25へ進む。
「制御情報有」と判定して移行したステップS13では、スロットのヘッダ部HDからインクリメントデータ有無ビットCB2を分離し、分離されたインクリメントデータ有無ビットCB2を判定する(ステップS14)。
ステップS14で、インクリメントデータ有無ビットCB2が「有」であると判定すると、ステップS15へ進んでヘッダ部HDから制御情報CNTを分離して、制御情報を判定する(ステップS16)。そして、制御情報CNTから判定された復調方式でスロットのデータを復調する(ステップS17)。続いて、復調されたデータからインクリメント情報ビットを分離し(ステップS18)、分離されたインクリメント情報ビットを判定する(ステップS19)。ここで、インクリメント情報ビットがインクリメント値(−1,0,+1)であると判定すると、ステップS20へ進んで、インクリメント値(−1,0,+1)に基づいてメモリ部に記憶されているインクリメントデータを更新する。また、ステップS19で、インクリメント情報ビットがインクリメント固有値であると判定すると、ステップS21へ進んで、インクリメント固有値をメモリ部に記憶されているインクリメントデータに上書き(置換)する。
一方、ステップS14で、インクリメントデータ有無ビットCB2が「無」であると判定すると、ステップS22へ進んでヘッダ部HDから制御情報CNTを分離して、制御情報を判定する(ステップS23)。そして、制御情報CNTから判定された復調方式でスロットのデータを復調する(ステップS24)。
また、ステップS12で制御情報有無ビットCB1が「制御情報無」を示していると判定して移行したステップS25では、スロットのヘッダ部HDからインクリメントデータ有無ビットCB2を分離し、分離されたインクリメントデータ有無ビットCB2を判定する(ステップS26)。
ステップS26で、インクリメントデータ有無ビットCB2が「有」であると判定すると、ステップS27へ進んで、前回受信したスロットと同じ復調方式でスロットのデータを復調する。続いて、復調されたデータからインクリメント情報ビットを分離し(ステップS28)、分離されたインクリメント情報ビットを判定する(ステップS29)。ここで、インクリメント情報ビットがインクリメント値(−1,0,+1)であると判定すると、ステップS30へ進んで、インクリメント値(−1,0,+1)に基づいてメモリ部に記憶されているインクリメントデータを更新する。また、ステップS29で、インクリメント情報ビットがインクリメント固有値であると判定すると、ステップS31へ進んで、インクリメント固有値をメモリ部に記憶されているインクリメントデータに上書き(置換)する。
一方、ステップS26で、インクリメントデータ有無ビットCB2が「無」であると判定すると、ステップS32へ進んで、前回受信したスロットと同じ復調方式でスロットのデータを復調する。
上述したように、第2実施形態の無線通信システムにおいては、制御情報が含まれているか否か示す制御情報有無ビットCB1およびインクリメントデータ有無ビットCB2を含むヘッダ部HDとデータ部DTとから構成されたスロットを送信するため、制御情報やインクリメントデータがないスロットを送信することで、省略した情報の分だけ所定時間に伝送できる送信データの量を多くすることができ、トータルのデータ伝送速度を向上させることができる。また、制御情報有無ビットCB1およびインクリメントデータ有無ビットCB2の位置が固定であるため、ヘッダ部を、実行可能な変調方式のうち最も伝送品質の高い変調方式で変調を実行し、受信装置30側では、予め設定された復調方式で復調することによって、制御情報有無ビットおよびインクリメントデータ有無ビットの信頼性を高めることができる。その結果、伝送品質を低下させることなくデータ伝送速度を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、上記実施形態では、伝送されるスロットのデータ部DTの長さは同一であると説明したが、データ部DTの長さを可変とし、ヘッダ部HDにデータ部DTの長さを指示する情報を付加して送信するように構成しても良い。また、上記実施形態では、1チャンネルでデータを送信することを想定した無線通信システムついて説明したが、複数の周波数のそれぞれにチャンネルが割り当てられた複数チャンネル方式でデータを送信する場合にも適用することができる。
さらに、上記第2実施形態では、制御情報有無ビットCB1から制御情報CNTまでが固定変調方式で変調して送信され、インクリメント情報ビットINCとインクリメント固有値IPVは制御情報CNTで指示された変調方式で変調して送信されると説明したが、インクリメント情報ビットINCとインクリメント固有値IPVも固定変調方式で変調しデータ部のみ制御情報CNTで指示された変調方式で変調して送信するように構成しても良い。
また、本発明は、ケーブル式アンテナを使用するLCX方式の列車無線通信システムに限定されず、ケーブル式アンテナを使用しない無線通信システム一般に利用することができる。
10 送信側の上位装置
20 送信装置
21,201 制御情報有無ビット生成部
22,206 制御情報有無ビット付加部
23,203 制御情報生成部
24,208 制御情報付加部
25,211 変調部
202 インクリメントデータ有無ビット生成部
204 インクリメント情報ビット生成部
205 インクリメント固有値生成部
207 インクリメントデータ有無ビット付加部
209 インクリメント情報ビット付加部
210 インクリメント固有値付加部
30 受信装置
31,301 制御情報有無ビット分離部
32,302 制御情報有無ビット判定部
33,305 制御情報分離部
34,306 制御情報判定部(復調方式判定部)
35,307 復調部
303 インクリメントデータ有無ビット分離部
304 インクリメントデータ有無ビット判定部
308 インクリメント情報ビット分離部
309 インクリメント情報ビット判定部
310 インクリメント固有値分離部
311 インクリメント固有値判定部
312 インクリメントメモリ部
40 受信側の上位装置

Claims (5)

  1. 複数の変調方式による変調を実行可能な送信装置と、前記複数の変調方式に対応した複数の復調方式による復調を実行可能な受信装置とを備え、
    前記送信装置は、変調方式に関する情報を格納したヘッダ部と送信データを格納したデータ部とからなるデータ列を、所定時間ごとに変調方式を決定して送信可能に構成され、
    前記受信装置は、受信した前記ヘッダ部に格納されている変調方式に関する情報に基づいて前記データ部の送信データを復調可能に構成されている無線通信システムであって、
    前記ヘッダ部には、前記変調方式に関する情報が格納されているか否か示す情報ビットが含まれており、
    前記受信装置は、
    受信した前記ヘッダ部に含まれている前記情報ビットが当該ヘッダ部に変調方式に関する情報が格納されていることを示している場合には、当該ヘッダ部に格納されている変調方式に関する情報に基づいて前記データ部の送信データを復調し、
    受信した前記ヘッダ部に含まれている前記情報ビットが当該ヘッダ部に変調方式に関する情報が格納されていないことを示している場合には、前に受信したデータ列の復調と同じ方式または予め決められた復調方式で前記データ部の送信データを復調するように構成されていることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記ヘッダ部には、単純増加または単純減少する所定の情報の更新に関する情報が格納されているか否か示す第2の情報ビットが含まれており、
    前記第2の情報ビットが前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていないことを示している場合は前記更新に関する情報は省略され、
    前記第2の情報ビットが前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていることを示している場合は前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されており、
    前記受信装置は、受信した前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていた場合は当該更新に関する情報に従って前記所定の情報を単純増加または単純減少させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記第2の情報ビットが前記ヘッダ部に前記更新に関する情報が格納されていることを示している場合に、前記ヘッダ部に前記所定の情報の値を直接指示する情報が格納され、
    前記受信装置は、受信した前記ヘッダ部に前記所定の情報の値を直接指示する固有値情報が格納されていた場合は当該固有値情報に従って前記所定の情報を置換するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記送信装置は、前記情報ビットおよび前記更新に関する情報を予め決められた信頼性の高い変調方式で送信し、前記更新に関する情報および前記固有値情報を前記ヘッダ部に格納した変調方式に関する情報に対応する変調方式で送信するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記送信装置は鉄道軌道上を走行する車両に搭載された装置であり、前記受信装置は地上側に設置された装置であり、前記所定の情報は車両の位置を示すキロ程情報であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の無線通信システム。
JP2018059128A 2018-03-27 2018-03-27 無線通信システム Pending JP2019176209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018059128A JP2019176209A (ja) 2018-03-27 2018-03-27 無線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018059128A JP2019176209A (ja) 2018-03-27 2018-03-27 無線通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019176209A true JP2019176209A (ja) 2019-10-10

Family

ID=68169268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018059128A Pending JP2019176209A (ja) 2018-03-27 2018-03-27 無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019176209A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083728A1 (ja) * 2006-01-23 2007-07-26 Sharp Kabushiki Kaisha 基地局装置、移動局装置、移動局識別情報割り当て方法、プログラム及び記録媒体
JP2012160806A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 列車無線システム、基地局および移動局
JP2017200085A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱電機株式会社 鉄道車両無線通信システム、地上無線通信装置、車上無線通信装置および無線通信方法
JP2017212525A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 三菱電機株式会社 Lcx中継システムおよびlcx中継ネットワーク

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083728A1 (ja) * 2006-01-23 2007-07-26 Sharp Kabushiki Kaisha 基地局装置、移動局装置、移動局識別情報割り当て方法、プログラム及び記録媒体
JP2012160806A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 列車無線システム、基地局および移動局
JP2017200085A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱電機株式会社 鉄道車両無線通信システム、地上無線通信装置、車上無線通信装置および無線通信方法
JP2017212525A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 三菱電機株式会社 Lcx中継システムおよびlcx中継ネットワーク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2009220329B9 (en) Method and apparatus for transmitting/receiving control information in a wireless communication system
US5708662A (en) Transmission method and receiving apparatus of emergency information which is frequency-multiplexed on an FM broadcast radio wave
WO2012067448A3 (ko) 무선 통신 시스템에서 하향링크제어채널을 송수신하는 방법 및 장치
KR101027968B1 (ko) 무선 오디오 스피커
JP2004096186A (ja) パイロット信号またはパイロットキャリアの伝送方法
JP2019176209A (ja) 無線通信システム
JP2012160806A (ja) 列車無線システム、基地局および移動局
JP2006295433A (ja) 列車無線システム及び送信局及び受信局
JP5867778B2 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム
JP5021081B2 (ja) ヘリコプター衛星通信システム、及びこれに用いるヘリコプター搭載通信装置
CN103916175A (zh) 接收装置、半导体装置以及接收方法
CN102386969A (zh) 一种光通信系统接收性能优化方法及装置
JP5510961B2 (ja) 車両用受信装置
WO2011138971A1 (ja) 伝送装置、伝送方法及び伝送システム
JP2007251739A (ja) 伝送装置のアンテナ制御方法
CN102647249A (zh) 信号获取装置和方法
JP2010081179A (ja) 通信装置、通信方法および通信システム
US8693884B2 (en) Optical transmission system
US20140150035A1 (en) Apparatus and method for receiving satellite broadcast
WO2012164840A1 (ja) 無線伝送装置、無線伝送システム、及び無線伝送装置の制御方法
WO2019077839A1 (ja) 無線通信局、システム、方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
MY166498A (en) Mobile terminal apparatus and radio communication method
CN1222128C (zh) 处理源编码音频数据的方法以及相应的发射机和接收机
KR101144417B1 (ko) 라디오 주파수를 이용한 데이터 통신 장치 및 그 방법
JP7122878B2 (ja) 無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210203

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220816