JP2019175622A - 検知エリアの生成方法、照明器具の点灯制御方法および照明システム - Google Patents

検知エリアの生成方法、照明器具の点灯制御方法および照明システム Download PDF

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Abstract

【課題】被照射体を検知するための検知エリアを簡易に生成できる。【解決手段】照明光が照射される被照射体T1を検知するための検知エリアA1〜A4の生成方法であって、建物の天井51および天井51に設置された複数の照明器具Lを撮像することで第1画像P1を取得する、および、建物の床52を撮像することで第2画像P2を取得する画像取得工程と、第1画像P1に基づいて、第1画像P1上における複数の照明器具の位置情報iを取得する情報取得工程と、取得した位置情報iを反転させて第2画像P2に転写し、転写することで得た転写位置情報itを含むエリアを検知エリアA1〜A4として生成するエリア生成工程とを含む。【選択図】図5

Description

本発明は、被照射体を検知するための検知エリアの生成方法、この検知エリアを用いた照明器具の点灯制御方法および照明システムに関する。
従来、複数の照明器具と、複数の照明器具を制御する照明コントローラとを備える照明システムが知られている。この種の照明システムの一例として、特許文献1には、照明システムが備える検知センサによって人などの被照射体の存否を検出し、被照射体の存否に応じて照明器具の光出力を調整する技術が開示されている。
特開2013−182811号公報
しかしながら、検知センサを備える照明システムでは、被照射体を検知するための検知エリアを人が設定する必要があり、設定するための作業に労力を有するという問題がある。
そこで、本発明は、被照射体を検知するための検知エリアを簡易に設定できる検知エリアの生成方法等を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る検知エリアの生成方法は、照明光が照射される被照射体を検知するための検知エリアの生成方法であって、建物の天井および前記天井に設置された複数の照明器具を撮像することで第1画像を取得する、および、前記建物の床を撮像することで第2画像を取得する画像取得工程と、前記第1画像に基づいて、前記第1画像上における前記複数の照明器具の位置情報を取得する情報取得工程と、取得した前記位置情報を反転させて前記第2画像に転写し、転写することで得た転写位置情報を含むエリアを前記検知エリアとして生成するエリア生成工程とを含む。
本発明の一態様に係る照明器具の点灯制御方法は、複数の照明器具を点灯する照明器具の点灯制御方法であって、上記検知エリアの生成方法にて生成された検知エリアにて、被照射体が検知されるか否かを判断する工程と、前記複数の照明器具のうち、前記被照射体が検知された前記検知エリアに対応する照明器具を点灯制御する工程とを含む。
本発明の一態様に係る照明システムは、建物の天井に設置された複数の照明器具と、前記天井、前記複数の照明器具および前記建物の床を撮像する撮像部と、前記複数の照明器具を点灯制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記撮像部にて撮像した画像に基づいて、前記画像上における前記複数の照明器具の位置情報を取得し、前記位置情報を前記天井および前記床に平行な中間線を基準線として反転させて前記画像上に転写し、転写することで得た転写位置情報を含むエリアを検知エリアとして生成し、前記撮像部による撮像で前記検知エリアに被照射体が検知された場合に、前記複数の照明器具のうち前記被照射体が検知された前記検知エリアに対応する照明器具を点灯制御する。
被照射体を検知するための検知エリアを簡易に生成することができる。
実施の形態に係る照明システムを水平方向から見た場合の概略図である。 実施の形態に係る照明システムを垂直方向から見た場合の概略図である。 実施の形態に係る照明システムの制御構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る照明システムの撮像部を示す図である。 実施の形態の撮像部にて撮像された画像の一例を示す図である。 実施の形態に係る検知エリアの生成方法を示すフローチャートである。 実施の形態の照明システムにおいて、天井および照明器具を撮像することで得られる第1画像を示す図である。 図7Aの第1画像上における照明器具の位置情報を示す図である。 図7Bの位置情報から生成された第2画像上の検知エリアを示す図である。 実施の形態の照明システムにおける、第1画像上の照明器具の位置座標を示すデータである。 図8Aに示す照明器具の位置座標を含むエリア情報を示すデータである。 図8Bのエリア情報を第2画像上に転写して得られる検知エリアを示すデータである。 実施の形態に係る照明器具の点灯制御方法を示すフローチャートである。 実施の形態の変形例1の照明システムにおいて、天井および照明器具を撮像することで得られる第1画像を示す図である。 図10Aの第1画像上における照明器具の位置情報を示す図である。 図10Bの位置情報から生成された第2画像上の検知エリアを示す図である。 実施の形態の変形例2に係る照明システムにおいて、撮像部にて撮像された画像の一例を示す図である。 実施の形態の変形例3に係る照明システムにおいて、撮像部の撮像軸が基準点から横にずれている様子を示す図である。 実施の形態の変形例3に係る撮像部を示す図である。 実施の形態の変形例3に係る照明システムにおいて、撮像部の角度調整を行う一例を示す図である。 実施の形態の変形例3に係る照明システムにおいて、撮像部の角度調整を行う他の一例を示す図である。 実施の形態の変形例3に係る照明システムにおいて、角度調整を行った後に検知エリアを生成した状態を示す図である。 実施の形態の変形例4に係る撮像部を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態)
[1.照明システムの構成]
まず、実施の形態に係る照明システム1の構成について、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態に係る照明システム1を水平方向から見た場合の概略図である。図2は、照明システム1を垂直方向から見た場合の概略図である。図3は、照明システム1の制御構成を示すブロック図である。
照明システム1は、複数の照明器具L11、L12、L13、L14、L21、L22、L23、L24、L31、L32、L33、L34、L41、L42、L43、L44と、制御部10と、撮像部20とを備える。撮像部20は、制御部10に有線で接続されている。複数の照明器具L11〜L44は、無線r1によって制御部10に接続されている。以降、照明器具L11〜L44の全部または一部を指して照明器具Lと呼ぶ場合がある。
照明システム1は、例えば、体育館、劇場、工場、オフィスなど、内部空間を有する建物で使用される。建物内の内部空間は直方体状であり、天井51と、天井51に対向する床52と、天井51および床52を繋ぐ複数の壁面とを有している。複数の壁面のうちの少なくとも一対の壁面53a、53bは互いに対向している。一対の壁面53a、53bのうち一方の壁面53aは、例えば建物が体育館または劇場である場合に、舞台側に位置する面である。
複数の照明器具Lのそれぞれは、白色光、赤色光、緑色光または青色光を発する複数の発光素子を有している。各照明器具Lは、天井51から床52に向かって、すなわち垂直方向の下向きに光を照射する。各照明器具Lは、制御部10によって点灯、調光および調色制御される。
複数の照明器具Lは、天井51に設置されている。複数の照明器具Lは、互いに間隔をあけ、行列状に配置されている。各照明器具Lの床52からの高さは同じある。図2では16台の照明器具が示されているが、この図は一例であり、実際は天井51に100台以上の照明器具が設置されることがある。
各照明器具Lは、制御部10と無線r1で通信可能となっている。無線r1による通信方式としては、920MHz帯または2.4GHz帯の周波数を利用した特定小電力無線、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、または、WiFi(登録商標)などの方式が用いられる。なお、各照明器具Lは、無線r1に限られず、有線で制御部10と通信可能であってもよい。
撮像部20は、天井51、床52、壁面53a、53b、照明器具Lおよび被照射体T1を撮像する。被照射体T1は、照明光が照射される対象であり、例えば人、動物または物などの移動体である。撮像部20は、一方の壁面53aに対向する他方の壁面53bに設けられている。
図4は、照明システム1の撮像部20を示す図である。撮像部20は、後述する第2制御部12が収納された筐体15に取り付けられている。
撮像部20は、撮像素子を有するカメラ21と、撮像部20の撮像軸20aの角度を変更する角度変更部22とを備えている。カメラ21は、例えば検知角度が120°の広角レンズを有している。本実施の形態では、天井51および床52を同時に撮像するため、検知角度105°以上180°以下のいずれかの値を有する広角レンズが使用される。角度変更部22は、例えばレバー、軸受け、角度検出器等によって構成されている。撮像部20は、撮像軸20aが壁面53a、53bと垂直となるように角度調整されている。
図5は、撮像部20にて撮像された画像P10の一例を示す図である。
撮像部20にて撮像された画像P10には、天井51、複数の照明器具L、壁面53aおよび床52が表されている。また、画像P10には、撮像対象全体の中心である基準点bp、および、基準点bpを通る基準線bLが示されている。基準線bLは、天井51および床52に平行な中間線である。カメラ21のアイレベルは、基準線bLと一致するように調整されている。本実施の形態では、画像P10上における撮像軸20aは、基準点bpと一致している。
また、図5には、画像P10上における照明器具の位置情報i、および、被照射体T1を検知するための検知エリアA1、A2、A3、A4が示されている。
照明器具の位置情報iは、画像P10上にて帯状に延びる領域を有する複数のエリアデータi1、i2、i3、i4を有する。各エリアデータi1は、例えば、同じ行に配置された両端の照明器具L11、L14の各位置座標を含む領域に形成されている。エリアデータi1〜i4を構成するためのエリア形状は、帯状に限られず、長円状、台形状または平行四辺形状であってもよい。
各検知エリアA1〜A4は、画像P10上における各エリアデータi1〜i4を、基準線bLを基準として反転した位置に形成されている。具体的には、検知エリアA1はエリアデータi1を反転した位置に形成され、検知エリアA2はエリアデータi2を反転した位置に形成され、検知エリアA3はエリアデータi3を反転した位置に形成され、検知エリアA4はエリアデータi4を反転した位置に形成されている。
本実施の形態では、撮像部20を用いて検知エリアA1〜A4に被照射体T1が存在するか否かを検出し、その検出結果に応じて、制御部10が各照明器具Lを点灯制御する。
制御部10は、第1制御部11と第2制御部12とを備えている。第1制御部11は、例えば照明コントローラであり、各照明器具Lを点灯制御、調光制御および調色制御する。第1制御部11には、第1制御部11を介して各照明器具Lをオンオフするためのスイッチ14が接続されている。
第2制御部12は、前述した検知エリアA1〜A4を生成する。第2制御部12は、演算を行うCPU(central processing unit)、および、記憶部13であるRAM(Random Access Memory)およびROM(read only memory)などによって構成されている。記憶部13には、前述した検知エリアA1〜A4が記憶されている。また、記憶部13には、検知エリアA1〜A4を生成するためのプログラムが格納されている。
第2制御部12は、検知エリアA1〜A4を生成するため、撮像部20にて撮像した画像P10から、画像P10上における複数の照明器具に関する位置情報i(例えばエリアデータi1〜i4)を取得する。また、制御部10は、位置情報iを天井51および床52に平行な中間線を基準線bLとして反転させて画像P10上に転写し、転写することで得た各転写位置情報it(例えばit1、it2、it3、it4)を含むエリアを各検知エリアA1〜A4として生成する。
これにより、被照射体T1を検知するための検知エリアA1〜A4を簡易に設定できるので、検知エリアA1〜A4を設定するための労力を低減することができる。なお、各検知エリアA1〜A4は、対応する各転写位置情報it1〜it4と同じエリアデータであってもよいし、対応する各転写位置情報it1〜it4の全てを含むエリアデータであってもよい。
また、制御部10は、撮像部20の撮像によって検知エリアA1〜A4に被照射体T1が検知された場合に、複数の照明器具Lのうち、被照射体T1が検知された検知エリア(例えばA1)に対応する照明器具(例えばL11、L12、L13、L14)を点灯制御する。これにより、被照射体T1が存在する場所に応じて照明器具を点灯させることができる。
[2.検知エリアの生成方法および照明器具の点灯制御方法]
次に、検知エリアA1〜A4の生成方法について、図6〜図8Cを参照しながら説明する。
図6は、検知エリアA1〜A4の生成方法を示すフローチャートである。図6に示すフローは、記憶部13に格納されているプログラムに基づいて実行される。
まず、制御部10は、撮像部20を用いて天井51および複数の照明器具Lを撮像することで第1画像P1を取得する。また、制御部10は、撮像部20を用いて床52を撮像することで第2画像P2を取得する(S10:画像取得工程)。このステップS10は、照明器具Lが点灯された状態で実行される。撮像部20にて撮像される第1画像P1および第2に画像P2は、静止画像である。
ステップS10における第1画像P1および第2画像P2は、実際には1つのカメラ21を用いて同時に撮像され、1つの画像P10として取得される。そのため画像P10には、天井51、照明器具L、床52および壁面53aの画像が含まれる。なお、第1画像P1および第2画像P2は、異なる時に撮像されることで形成されてもよい。以下では、画像P10を、第1画像P1と第2画像P2とに分けて説明する。
図7Aは、天井51および照明器具Lを撮像することで得られる第1画像P1を示す図である。図7Aの第1画像P1には、天井51、複数の照明器具L、壁面53a、基準点bpおよび基準線bLが示されている。なお、第2画像P2には、床52、基準点bpおよび基準線bLが示される(図7C参照)。このように、ステップS10では、撮像部20を用いて第1画像P1および第2画像P2が取得される。
次に制御部10は、ステップS10にて取得した第1画像P1に基づいて、第1画像P1上における複数の照明器具の位置情報iを取得する(S20:情報取得工程)。
図7Bは、第1画像P1上における照明器具の位置情報iを示す図である。本実施の形態の位置情報iは、照明器具の位置座標(x、y)を含むエリアデータi1〜i4を有している。各エリアデータi1〜i4は、図7Bにおいて、帯状に延びる領域で示されている。
ここで、位置座標(x、y)およびエリアデータi1〜i4について、図8Aおよび図8Bを参照しながら具体的に説明する。
位置座標(x、y)は、基準点bpを原点とする2次元xy座標によって表される。例えば図8Aに示すように、第1画像P1上の照明器具L11の位置座標はi11(−400,400)であり、照明器具L14の位置座標はi14(400,400)である。
各エリアデータi1〜i4は、対応する各位置座標(x、y)を含み、かつ、所定のエリア形状を有している。例えば図8Bに示すように、エリアデータi1は、複数の照明器具Lのうち同じ行に配置された両端の照明器具L11、L14に対応する各位置座標(−400,400)、(400,400)を含んでいる。また、エリアデータi1は、幅80、長さ1000を有する帯状のエリア形状に関するデータを含んでいる。エリア形状の大きさに関するデータは、遠近法等を用いて算出される。このようにしてステップS20では、第1画像P1上における照明器具の位置情報iが取得される。
なお、上記例ではエリアデータi1が、同じ行に配置された両端の照明器具L11、L14の各座標データi11、i14を含むように構成されているが、それに限られず、同じ列に配置された両端の照明器具(例えばL11、L41)の各座標データi11、i41を含むように構成されてもよい。
図7Cは、位置情報iから生成された第2画像P2上の検知エリアA1〜A4を示す図である。
制御部10は、取得した位置情報iを、天地を反転させて第2画像P2に転写する。制御部10は、位置情報iを転写する際、前述した基準線bLを基準として反転させ、第2画像P2に重畳させ転写する。そして、転写することで得た転写位置情報itを含むエリアを、検知エリアA1〜A4として生成する(S30:エリア生成工程)。
具体的に制御部10は、位置情報iであるエリアデータi1を転写することで転写位置情報it1を生成し、この転写位置情報it1を検知エリアA1とする。制御部10は、同様に、エリアデータi2を転写することで転写位置情報it2を生成し、この転写位置情報it2を検知エリアA2とする。また制御部10は、エリアデータi3を転写することで転写位置情報it3を生成し、この転写位置情報it3を検知エリアA3とする。また制御部10は、エリアデータi4を転写することで転写位置情報it4を生成し、この転写位置情報it4を検知エリアA4とする。例えば検知エリアA1は、図8Cに示すように、両端の位置座標(−400,−400)、(400,−400)を含み、幅80、長さ1000を有する帯状のエリア形状で構成されている。
このようにステップS30では、エリアデータi1〜i4を有する位置情報iを反転させ、第2画像P2に転写することで検知エリアA1〜A4を生成する。照明システム1では、情報取得工程にて取得した照明器具の位置情報iを用いて自動で検知エリアA1〜A4を生成することができ、検知エリアA1〜A4を簡易に生成することができる。
次に、照明器具Lの点灯制御方法について説明する。図9は、照明器具Lの点灯制御方法を示すフローチャートである。
まず、照明用のスイッチ14がオンされる(S51)。これにより、照明器具Lが点灯制御され得る状態となる。
次に、制御部10は、ステップS30にて生成された検知エリアA1〜A4にて、被照射体T1が検知されているか否かを判断する(S52)。具体的は、撮像部20により取得した撮像データから、各検知エリアA1〜A4に被照射体T1が存在するか否かを判断する。
制御部10は、被照射体T1が検知された場合に(S52のY)、複数の照明器具Lのうち被照射体T1が検知された検知エリア(例えばA1)に対応する照明器具(L11、L12、L13、L14)を点灯制御する(S53)。一方、制御部10は、被照射体T1が検知されていない場合に(S52のN)、被照射体T1が検知されていない検知エリアに対応する照明器具を消灯する(S54)。
次に、制御部10は、スイッチ14がオフになっているか否かを判断し、スイッチ14がオンである場合は(S55のN)、ステップS52に戻り、スイッチ14がオフである場合は(S55のN)、照明器具Lを強制的に消灯させる(S56)。これにより、照明システム1の点灯制御を行うことができる。
[3.効果等]
本実施の形態に係る検知エリアの生成方法は、照明光が照射される被照射体T1を検知するための検知エリアA1〜A4の生成方法であって、建物の天井51および天井51に設置された複数の照明器具Lを撮像することで第1画像P1を取得する、および、建物の床52を撮像することで第2画像P2を取得する画像取得工程と、第1画像P1に基づいて、第1画像P1上における複数の照明器具の位置情報iを取得する情報取得工程と、取得した位置情報iを反転させて第2画像P2に転写し、転写することで得た転写位置情報itを含むエリアを検知エリアA1〜A4として生成するエリア生成工程とを含む。
このように、撮像によって第1画像P1および第2画像P2を取得し、第1画像P1上における照明器具の位置情報iを反転させ第2画像P2に転写して検知エリアA1〜A4を生成することで、検知エリアA1〜A4を簡易に生成することができる。これにより、例えば複数の照明器具Lを備える照明システム1において、検知エリアA1〜A4の設定にかかる労力を低減することができる。
また、画像取得工程における第1画像P1および第2画像P2は、1つのカメラ21を用いて同時に撮像され、1つの画像P10として取得されてもよい。
このように、第1画像P1および第2画像P2が1つの画像P10に収められることで、検知エリアA1〜A4を簡易に生成することができる。
また、エリア生成工程における転写位置情報itは、1つの画像P10において、上記位置情報iを、天井51および床52に平行な中間線を基準線bLとして反転させ、転写することで得られてもよい。
このように、1つの画像P10において、照明器具の位置情報iを、基準線bLを基準として反転させることで、検知エリアA1〜A4を簡易に形成することができる。
また、上記位置情報iは、第1画像P1上における複数の照明器具の位置座標を含むエリアデータi1〜i4を有していてもよい。
このように、位置情報iとしてエリアデータi1〜i4を用いることで、検知エリアA1〜A4を簡易に形成することができる。また、エリアデータi1〜i4のデータ使用量は多くないので、でデータ処理のスピード化を図ることができる。
また、複数の照明器具Lは、天井51に行列状に配置され、位置情報iは、第1画像P1上における複数の照明器具のうち、同じ行に配置された両端の照明器具(例えばL11、L14)の位置座標を含むエリアデータi1、または、同じ列に配置された両端の照明器具(例えばL11、L41)の位置座標を含むエリアデータを有していてもよい。
これによれば、検知エリアA1を生成する場合に、位置情報iのデータ使用量を減らすことができ、簡易に検知エリアA1〜A4を生成することができる。また検知エリアA1〜A4を用いてデータ処理する際の処理スピードを向上することができる。
また、画像取得工程は、複数の照明器具Lが点灯された状態で実行されてもよい。
これによれば、照明器具Lと天井51との区別がつきやすくなり、撮像によって得られた画像に基づいて、照明器具の位置情報iを精度よく取得することができる。
また、上記位置情報iは、複数の照明器具Lのうち同じ輝度、色温度または色の照明器具に関する位置情報を有していてもよい。
これによれば、同じ輝度、色温度または色を有する複数の照明器具を、検知エリアA1〜A4を生成すべき照明器具Lとみなすことができ、常夜灯などの他の照明器具と区別することができる。これにより、検知エリアA1〜A4を生成すべき照明器具を確実に区別したうえで、検知エリアA1〜A4を生成することができる。
また、エリア生成工程は、画像取得工程にて取得した位置情報iの数が、予め決められた位置情報の数と同じである場合に実行されてもよい。
これによれば、例えば、画像取得工程にて取得した位置情報iの数が、予め決められた位置情報の数と異なる場合に、検知エリアの生成を中止することができる。これにより、検知エリアA1〜A3を生成すべき対象でない照明器具に、誤って検知エリアが生成されることを抑制することができる。
本実施の形態に係る照明器具Lの点灯制御方法は、上記検知エリアの生成方法にて生成された検知エリアにて、被照射体T1が検知されるか否かを判断する工程と、複数の照明器具Lのうち、被照射体T1が検知された検知エリアA1〜A4に対応する照明器具Lを点灯制御する工程とを含む。
これによれば、検知エリアA1〜A4を使って照明器具Lの点灯制御を簡易に行うことができる。また、データ使用量が少ない検知エリアA1〜A4を用いることで、データ処理する際の処理スピードを向上することができる。
また、被照射体T1は、移動体であってもよい。
このように、被照射体T1が移動体であり、検出することが容易でない場合であっても、簡易な検知エリアA1〜A4の設定で被照射体T1を検出することができる。
本実施の形態に係る照明システム1は、建物の天井51に設置された複数の照明器具Lと、天井51、複数の照明器具Lおよび建物の床52を撮像する撮像部20と、複数の照明器具Lを点灯制御する制御部10とを備える。制御部10は、撮像部20にて撮像した画像P10に基づいて、画像P10上における複数の照明器具の位置情報iを取得し、上記位置情報iを天井51および床52に平行な中間線を基準線bLとして反転させて画像P10上に転写し、転写することで得た転写位置情報itを含むエリアを検知エリアA1〜A4として生成する。そして制御部10は、撮像部20による撮像で検知エリアA1〜A4に被照射体T1が検知された場合に、複数の照明器具Lのうち被照射体T1が検知された検知エリアA1〜A4に対応する照明器具Lを点灯制御する。
また、撮像部20は、検知角度が105°以上180°以下のカメラを有していてもよい。
これによれば、撮像部20の近くに位置する照明器具Lを撮像することが可能となり、より多くの照明器具に対して検知エリアA1〜A4を設定することができる。
また、さらに、制御部10の少なくとも一部を収納する筐体15を備え、撮像部20は、筐体15に設けられていてもよい。
これによれば、撮像部20を確実に固定することができ、精度の高い画像を取得することができる。
また、制御部10は、無線で複数の照明器具Lを制御してもよい。
これによれば、複数の照明器具Lを遠隔制御することが可能となる。
[4.実施の形態の変形例1]
次に、実施の形態の変形例1に係る検知エリアの生成方法について説明する。変形例1では、照明器具の位置情報iとして、エリアデータi1〜i4ではなく複数の座標データを用いる例について説明する。なお、変形例1の検知エリアA1〜A4の生成方法を示すフローは、上記実施の形態と概略同じであるので、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、制御部10は、撮像部20を用いて天井51および複数の照明器具Lを撮像することで第1画像P1を取得する。また、制御部10は、撮像部20を用いて床52を撮像することで第2画像P2を取得する(S10:画像取得工程)。
図10Aは、天井51および照明器具Lを撮像することで得られる第1画像P1を示す図である。図10Aの第1画像P1には、天井51、複数の照明器具L、壁面53a、基準点bpおよび基準線bLが示されている。なお、第2画像P2には、床52、基準点bpおよび基準線bLが示される(図10C参照)。このステップS10は、上記実施の形態と同様である。
次に制御部10は、ステップS10にて取得した第1画像P1に基づいて、第1画像P1上における複数の照明器具の位置情報iを取得する(S20:情報取得工程)。
図10Bは、第1画像P1上における照明器具の位置情報iを示す図である。変形例1の位置情報iは、照明器具の位置座標(x、y)に関する座標データi11、i14、i21、i24、i31、i34、i41、i44(以下、座標データi11〜i44と呼ぶ)を有している。座標データi11〜i44は、基準点bpを原点とする2次元xy座標によって表される。
次に制御部10は、取得した位置情報iである座標データi11〜i44を反転させて第2画像P2に転写する。図10Cは、図10Bの位置情報iから生成された第2画像P2上の検知エリアA1〜A4を示す図である。図10Cに示すように、座標データi11〜i44を転写することで座標データからなる転写位置情報it11、it14、it21、it24、it31、it34、it41、it44が得られる。
そして制御部10は、転写位置情報it11、it14を含むエリアを、検知エリアA1として生成する(S30:エリア生成工程)。制御部10は、同様に、転写位置情報it21、it24を含むエリアを、検知エリアA2として生成する。また制御部10は、転写位置情報it31、it34を含むエリアを、検知エリアA3として生成する。また制御部10は、転写位置情報it41、it44を含むエリアを、検知エリアA4として生成する。例えば、検知エリアA1は、同じ行に配列された両端の転写位置情報it11、it14を含む。この場合、両端の転写位置情報it11、it14のそれぞれは、座標データで表される。また、検知エリアA1は、幅、長さを有する帯状のエリア形状に関するデータを含んでいる。
このようにステップS30では、座標データi11〜i44を有する位置情報iを反転させ、第2画像P2に転写することで検知エリアA1〜A4を生成する。変形例1の照明システム1では、情報取得工程にて取得した照明器具の位置情報iを用いて自動で検知エリアA1〜A4を生成することができ、検知エリアA1〜A4を簡易に生成することができる。
変形例1の検知エリアの生成方法における位置情報iは、第1画像P1上における複数の照明器具の位置座標に関する座標データi11〜i44を有している。
これによれば、位置情報iとして座標データi11〜i44を用いることができ、検知エリアA1〜A4を簡易に形成することができる。また、座標データi11〜i44のデータ使用量は多くないので、データ処理のスピード化を図ることができる。
[5.実施の形態の変形例2]
次に、実施の形態の変形例2に係る検知エリアの生成方法について説明する。変形例2では、各照明器具Lと各検知エリアとが1対1で対応する例について説明する。
図11は、変形例2に係る照明システム1において、撮像部20にて撮像された画像P10の一例を示す図である。
撮像部20にて撮像された画像P10には、天井51、複数の照明器具L、壁面53aおよび床52が表されている。また、画像P10には、画像P10の中心である基準点bp、および、基準点bpを通る基準線bLが示されている。
また、図11には、画像P10上における照明器具L、および、被照射体T1を検知するための検知エリアA11、A12、A13、A14、A21、A22、A23、A24、A31、A32、A33、A34、A41、A42、A43、A44が示されている。
照明器具の位置情報は、画像P10上にて各照明器具Lに対応するエリアデータを有する。具体的には、照明器具の位置情報は、画像P10上における複数の照明器具Lのうち、1つの照明器具の位置座標(x、y)を含むエリアデータによって構成されている。また、エリアデータは、例えば、矩形状、円形状または楕円状などのエリア形状に関するデータを有している。各検知エリアA11〜A44は、画像P10上における各エリアデータを、基準線bLを基準として反転した位置に形成されている。
変形例2の検知エリアの生成方法は、建物の天井51および天井51に設置された複数の照明器具L、および、建物の床52を撮像することで画像P10を取得する画像取得工程と、画像P10に基づいて、画像P10上における複数の照明器具の位置情報を取得する情報取得工程と、取得した位置情報を反転させて画像P10に転写し、転写することで得た転写位置情報を含むエリアを検知エリアA11〜A44として生成するエリア生成工程とを含む。
このように、撮像によって画像P10を取得し、画像P10上における照明器具の位置情報を反転させ画像P10に転写して検知エリアA11〜A44を生成することで、検知エリアA11〜A44を簡易に生成することができる。これにより、例えば複数の照明器具Lを備える照明システム1において、検知エリアA11〜A44の設定にかかる労力を低減することができる。
また、位置情報は、画像P10上における複数の照明器具Lのうち1つの照明器具の位置座標を含むエリア情報を有していてもよい。
これによれば、各照明器具Lにて検知エリアを設定し、各照明器具Lを個別に点灯制御することができる。
[6.実施の形態の変形例3]
次に実施の形態の変形例3について、図12〜図15を参照しながら説明する。変形例3では、撮像部20の撮像軸20aが、基準点bpからずれている場合について説明する。
図12は、変形例3に係る照明システム1において、撮像部20の撮像軸20aが基準点bpから横にずれている様子を示す図である。
図12に示す場合においても、制御部10は、撮像部20にて撮像した画像P10に基づいて、画像P10上における複数の照明器具に関する位置情報を取得し、上記位置情報を基準線bLを基準として反転させ、画像P10上に転写することで検知エリアA1〜A4を生成することができる。これにより、検知エリアA1〜A4を簡易に生成することができる。
なお、撮像軸20aが横にずれるような場合は、例えば、図13に示すような撮像部20を用いることで、撮像軸20aを基準点bpに合わせることができる。
図13は、変形例3に係る撮像部20を示す図である。図13に示す撮像部20は、ケーブル25を介して筐体15に接続されている。この構造によれば、撮像部20の位置が基準点bpからずれている場合であっても、ケーブル25が届く範囲で、撮像軸20aを基準点bpに合わせることができる。
図14は、変形例3に係る照明システム1において、撮像部20の角度調整を行う一例を示す図である。この変形例3では、基準点bpとなるマークが、一方の壁面53aに形成されている。撮像軸20aを合わせる作業者は、この基準点bpに撮像軸20aが合うように、撮像部20の角度変更部22を用いて調整を行うことができる。
図15Aは、変形例3に係る照明システムにおいて、撮像部20の角度調整を行う他の一例を示す図である。図15Aでは、撮像軸20aが基準点から左にずれているが、角度変更部22によって、右側にずらすことで、撮像軸20aを基準点bpにあわせることができる。
図15Bは、角度調整を行った後に検知エリアを生成した状態を示す図である。図15Bに示すように、角度調整を行って基準点bpを一致させることで、検知エリアA1〜A4の生成を簡易に行うことができる。
変形例3の照明システム1の撮像部20は、撮像軸20aの角度を変更する角度変更部22を備えている。
これによれば、撮像軸20aがずれるように撮像部20が設置された場合であっても、角度変更部22を用いて撮像軸20aを基準点bpに一致させることができる。これにより、検知エリアA1〜A4の生成を簡易に行うことができる。
[7.実施の形態の変形例4]
図16は、実施の形態の変形例4に係る撮像部20を示す図である。
変形例4の照明システム1の撮像部20は、互いに対向する一対のカメラ21を備えている。各カメラ21は、一方の壁面53aおよび、他方の壁面53bのそれぞれに設けられている。各カメラ21の撮像軸は、互いに一致している。
制御部10は、複数のカメラ21にて撮像された画像に基づいて、照明器具の位置情報を取得する。その際、複数のカメラ21によって位置補間が行われる。これにより、照明器具の位置情報の精度を向上することができ、検知エリアを高精度に生成することができる。また、被照射体T1を検知する場合も、被照射体T1が存在する位置を高精度に検知することができる。
変形例4の照明システム1の撮像部20は、複数のカメラ21を備えている。制御部10は、複数のカメラ21にて撮像された画像に基づいて、複数の照明器具の位置情報を取得する。
これによれば、照明器具の位置情報の精度を向上することができ、検知エリアを高精度に生成することができる。
(その他の形態)
以上、検知エリアの生成方法、照明器具の点灯制御方法および照明システム等について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、制御部10が第1制御部11および第2制御部12を備えている例を示したが、制御部10が第1制御部11を備える代わりに、第2制御部12が第1制御部11の機能を兼ね備えていてもよい。
例えば、上記実施の形態における照明器具のエリアデータは、隣り合うエリアデータ同士で間隔をあけている必要はなく、隣り合うエリアデータ同士で重複する部分を有していてもよい。また、検知エリアも、隣り合う検知エリア同士で重複する部分を有していてもよい。
1 照明システム
10 制御部
15 筐体
20 撮像部
20a 撮像軸
21 カメラ
22 角度変更部
51 天井
52 床
53a、53b 壁面
A1、A2、A3、A4、A11、A12、A13、A14、A21、A22、A23、A24、A31、A32、A33、A34、A41,A42、A43、A44 検知エリア
bL 基準線
bp 基準点
i 位置情報
i1、i2、i3、i4 エリアデータ
i11、i14、i21、i24、i31、i34、i41、i44 座標データ
it、it1、it2、it3、it4、it11、it14、it21、it24、it31、it34、it41、it44 転写位置情報
L、L11、L12、L13、L14、L21、L22、L23、L24、L31、L32、L33、L34、L41、L42、L43、L44 照明器具
P1 第1画像
P2 第2画像
P10 画像
r1 無線
T1 被照射体

Claims (18)

  1. 照明光が照射される被照射体を検知するための検知エリアの生成方法であって、
    建物の天井および前記天井に設置された複数の照明器具を撮像することで第1画像を取得する、および、前記建物の床を撮像することで第2画像を取得する画像取得工程と、
    前記第1画像に基づいて、前記第1画像上における前記複数の照明器具の位置情報を取得する情報取得工程と、
    取得した前記位置情報を反転させて前記第2画像に転写し、転写することで得た転写位置情報を含むエリアを前記検知エリアとして生成するエリア生成工程と
    を含む検知エリアの生成方法。
  2. 前記画像取得工程における前記第1画像および前記第2画像は、1つのカメラを用いて同時に撮像され、1つの画像として取得される
    請求項1に記載の検知エリアの生成方法。
  3. 前記エリア生成工程における前記転写位置情報は、前記1つの画像において、前記位置情報を、前記天井および前記床に平行な中間線を基準線として反転させ、転写することで得られる
    請求項2に記載の検知エリアの生成方法。
  4. 前記位置情報は、前記第1画像上における前記複数の照明器具の位置座標に関する座標データを有する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の検知エリアの生成方法。
  5. 前記位置情報は、前記第1画像上における前記複数の照明器具の位置座標を含むエリアデータを有する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の検知エリアの生成方法。
  6. 前記複数の照明器具は、前記天井に行列状に配置され、
    前記位置情報は、前記第1画像上における前記複数の照明器具のうち、同じ行に配置された両端の照明器具の位置座標を含むエリアデータ、または、同じ列に配置された両端の照明器具の位置座標を含むエリアデータを有する
    請求項5に記載の検知エリアの生成方法。
  7. 前記位置情報は、前記第1画像上における前記複数の照明器具のうち、1つの照明器具の位置座標を含むエリアデータを有する
    請求項5に記載の検知エリアの生成方法。
  8. 前記画像取得工程は、前記複数の照明器具が点灯された状態で実行される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の検知エリアの生成方法。
  9. 前記位置情報は、前記複数の照明器具のうち同じ輝度、色温度または色の照明器具に関する位置情報を有する
    請求項8に記載の検知エリアの生成方法。
  10. 前記エリア生成工程は、前記画像取得工程にて取得した前記位置情報の数が、予め決められた位置情報の数と同じである場合に実行される
    請求項9に記載の検知エリアの生成方法。
  11. 複数の照明器具を点灯する照明器具の点灯制御方法であって、
    請求項1〜10のいずれか1項に記載された検知エリアの生成方法にて生成された検知エリアにて、被照射体が検知されるか否かを判断する工程と、
    前記複数の照明器具のうち、前記被照射体が検知された前記検知エリアに対応する照明器具を点灯制御する工程と
    を含む照明器具の点灯制御方法。
  12. 前記被照射体は、移動体である
    請求項11に記載の照明器具の点灯制御方法。
  13. 建物の天井に設置された複数の照明器具と、
    前記天井、前記複数の照明器具および前記建物の床を撮像する撮像部と、
    前記複数の照明器具を点灯制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記撮像部にて撮像した画像に基づいて、前記画像上における前記複数の照明器具の位置情報を取得し、前記位置情報を前記天井および前記床に平行な中間線を基準線として反転させて前記画像上に転写し、転写することで得た転写位置情報を含むエリアを検知エリアとして生成し、前記撮像部による撮像で前記検知エリアに被照射体が検知された場合に、前記複数の照明器具のうち前記被照射体が検知された前記検知エリアに対応する照明器具を点灯制御する
    照明システム。
  14. 前記撮像部は、検知角度が105°以上180°以下のカメラを有する
    請求項13に記載の照明システム。
  15. 前記撮像部は、撮像軸の角度を変更する角度変更部を備える
    請求項14に記載の照明システム。
  16. さらに、前記制御部の少なくとも一部を収納する筐体を備え、
    前記撮像部は、前記筐体に設けられている
    請求項13〜15のいずれか1項に記載の照明システム。
  17. 前記制御部は、無線で前記複数の照明器具を制御する
    請求項13〜16のいずれか1項に記載の照明システム。
  18. 前記撮像部は、複数のカメラを備え、
    前記制御部は、前記複数のカメラにて撮像された画像に基づいて、前記複数の照明器具の位置情報を取得する
    請求項13〜17のいずれか1項に記載の照明システム。


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