JP2019175212A - 情報表示装置、記事ページ生成装置、情報処理装置、情報表示システム及びプログラム - Google Patents

情報表示装置、記事ページ生成装置、情報処理装置、情報表示システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記事コンテンツの表示に関する工夫をした情報表示装置、記事ページ生成装置、情報処理装置、情報表示システム及びプログラムを提供する。【解決手段】テキスト又はテキストに加えて画像を含む記事コンテンツが複数配置された記事コンテンツページ70における情報表示を行う情報処理装置1は、記事コンテンツページ70に配置された記事コンテンツごとに記事内容に係るキーワードを生成する文字列生成部19と、文字列生成部19により生成されたキーワードを有するキーワード領域を生成する領域生成部20と、領域生成部20により生成されたキーワード領域を、対応する記事コンテンツの配置位置に配置した領域ページ71を出力する情報ページ出力部21と、領域ページ71を出力した後に、キーワード領域を、記事コンテンツに変更するページ変更部22と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示装置、記事ページ生成装置、情報処理装置、情報表示システム及びプログラムに関する。
昨今、インターネット上の様々なサイトに登録されたニュース等の記事を、スマートフォンやタブレット、パーソナルコンピュータ等に表示することが行われている。このような複数の記事を、レイアウトに変化をつけつつ、効率的に配置する仕組みが開示されている(例えば、特許文献1)。
また、ユーザのコンテンツ閲覧機会を増やすための仕組みが開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2016−62223号公報 特開2013−80323号公報
いずれの特許文献でも、ユーザの興味のある記事や、ユーザにとって有益であろうと思われる記事等のユーザ要望記事を表示する工夫に関するものである。
ユーザ要望記事の表示については、更なる工夫によって、さらにユーザの要望に応えることができると考えられる。
そこで、本発明は、記事コンテンツの表示に関する工夫をした情報表示装置、記事ページ生成装置、情報処理装置、情報表示システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、テキスト又はテキストに加えて画像を含む記事コンテンツが複数配置された記事コンテンツページにおける情報表示を行う情報表示装置であって、前記記事コンテンツページに配置された記事コンテンツごとに記事内容に係る表示文字列を生成する文字列生成手段と、前記文字列生成手段により生成された前記表示文字列を有する文字列領域を生成する領域生成手段と、前記領域生成手段により生成された前記文字列領域を、対応する前記記事コンテンツの配置位置に配置した領域ページを出力する領域ページ出力手段と、前記領域ページを出力した後に、前記文字列領域を、前記記事コンテンツに変更するページ変更手段と、を備えること、を特徴とする情報表示装置である。
第2の発明は、第1の発明の情報表示装置において、前記ページ変更手段は、前記領域ページを出力後の時間経過に応じて、前記領域ページの上から下方向に、かつ、左から右方向に、順番に前記文字列領域を、前記記事コンテンツに変更すること、を特徴とする情報表示装置である。
第3の発明は、第1の発明の情報表示装置において、前記ページ変更手段は、前記表示文字列の文字数に応じた時間経過の後に、前記文字列領域を、前記記事コンテンツに変更すること、を特徴とする情報表示装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの情報表示装置において、前記文字列生成手段は、前記記事コンテンツの表示領域の大きさに対応した文字数の前記表示文字列を生成すること、を特徴とする情報表示装置である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの情報表示装置において、前記領域生成手段は、前記記事コンテンツのカテゴリごとに前記文字列領域の表示態様を異なるものにすること、を特徴とする情報表示装置である。
第6の発明は、テキスト又はテキストに加えて画像を含む記事コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部から複数の前記記事コンテンツを抽出するコンテンツ抽出手段と、前記コンテンツ抽出手段により抽出した前記複数の記事コンテンツの各々について重要度を算出する重要度算出手段と、前記重要度算出手段により算出した前記重要度に応じて、前記コンテンツ抽出手段により抽出した前記複数の記事コンテンツの各々の表示領域の大きさを設定し、設定した各々の表示領域に、対応した前記記事コンテンツを配置した記事コンテンツページを生成する記事ページ生成手段と、を備えること、を特徴とする記事ページ生成装置である。
第7の発明は、第6の発明の記事ページ生成装置において、前記記事ページ生成手段は、前記重要度算出手段により算出した前記重要度が高い順に前記複数の記事コンテンツを配置した記事コンテンツページを生成すること、を特徴とする記事ページ生成装置である。
第8の発明は、第6の発明又は第7の発明の記事ページ生成装置において、ユーザの嗜好を示す嗜好情報を記憶する嗜好情報記憶部を備え、前記重要度算出手段は、前記嗜好情報記憶部に記憶された前記嗜好情報に基づいて、前記複数の記事コンテンツの各々について前記重要度を算出すること、を特徴とする記事ページ生成装置である。
第9の発明は、第6の発明から第8の発明までのいずれかの記事ページ生成装置において、前記コンテンツ抽出手段によって抽出した前記複数の記事コンテンツのうちテキストのみの記事コンテンツに、前記テキストに対応した画像を加える加工を行う記事加工手段を備え、前記記事ページ生成手段は、前記記事加工手段による加工後の前記記事コンテンツを配置した前記記事コンテンツを生成すること、を特徴とする記事ページ生成装置である。
第10の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの情報表示装置と、第6の発明から第9の発明までのいずれかの記事ページ生成装置と、を備えた情報処理装置である。
第11の発明は、第10の発明の情報処理装置において、前記記事コンテンツページを出力する記事ページ出力手段を備えること、を特徴とする情報処理装置である。
第12の発明は、第10の発明の情報処理装置において、ユーザ端末に対して通信可能に接続されており、前記記事コンテンツページを、前記ユーザ端末に対して配信する記事ページ配信手段を備え、前記領域ページ出力手段は、前記領域ページを、前記ユーザ端末に対して配信すること、を特徴とする情報処理装置である。
第13の発明は、第10の発明から第12の発明までのいずれかの情報処理装置と、前記記事コンテンツを記憶する記事コンテンツサーバと、を備えた情報表示システムである。
第14の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの情報表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
第15の発明は、第6の発明から第9の発明までのいずれかの記事ページ生成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、記事コンテンツの表示に関する工夫をした情報表示装置、記事ページ生成装置、情報処理装置、情報表示システム及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る情報表示システムの全体構成図及び情報処理装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置での記事コンテンツページ表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置での重要度の算出方法を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置での他の重要度の算出方法を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置での他の重要度の算出方法を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置での表示領域の設定方法を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置で生成した記事コンテンツページの例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置での情報表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置でのキーワードの生成方法を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置での他のキーワードの生成方法を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置での他のキーワードの生成方法を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置で生成した領域ページの例を示す図である。 変形形態に係る情報処理装置での領域ページの生成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲は、これに限られるものではない。
(実施形態)
<情報表示システム100の全体構成>
図1は、本実施形態に係る情報表示システム100の全体構成図及び情報処理装置1の機能ブロック図である。
情報表示システム100は、情報処理装置1と、記事コンテンツサーバ4とが、通信ネットワークNWを介して接続されている。
情報表示システム100は、情報処理装置1が、複数の記事コンテンツを配置したWebページである記事コンテンツページを生成し、出力するシステムである。その際、情報表示システム100は、情報処理装置1が、記事コンテンツの表示に関する工夫をしたWebページを生成する。
<情報処理装置1>
情報処理装置1は、例えば、ユーザが操作を行って使用するパーソナルコンピュータ(PC)や、スマートフォン、タブレット等である。情報処理装置1は、記事コンテンツサーバ4から抽出した記事コンテンツを複数配置した記事コンテンツページを生成して、表示部36に出力する。また、情報処理装置1は、記事コンテンツページを出力するにあたり、各記事コンテンツを表すキーワードを生成し、記事コンテンツページの各記事コンテンツ上に生成したキーワードを配置して出力する。
情報処理装置1は、制御部10と、記憶部30と、入力部35と、表示部36と、通信部39とを備える。
制御部10は、情報処理装置1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているOS(オペレーティングシステム)や、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、記事ページ生成部11(記事ページ生成装置)と、情報表示部18(情報表示装置)とを備える。
記事ページ生成部11は、記事コンテンツサーバ4から記事コンテンツを抽出して取得し、取得した複数の記事コンテンツを配置した記事コンテンツページを生成する制御部である。
記事ページ生成部11は、コンテンツ抽出部12(コンテンツ抽出手段)と、重要度算出部13(重要度算出手段)と、記事加工部14(記事加工手段)と、記事ページ生成部(記事ページ生成手段)15と、記事ページ出力部16(記事ページ出力手段)とを備える。
コンテンツ抽出部12は、記事コンテンツサーバ4から複数の記事コンテンツを抽出する。コンテンツ抽出部12は、例えば、記事コンテンツの日付に基づいて、複数の記事コンテンツを抽出する。そして、コンテンツ抽出部12は、抽出した複数の記事コンテンツを、抽出コンテンツ記憶部33に記憶させる。記事コンテンツは、例えば、ニュース記事に関するコンテンツであり、テキストのみのコンテンツと、テキスト及び画像のコンテンツとを含む。
重要度算出部13は、抽出コンテンツ記憶部33に記憶された各記事コンテンツの重要度を算出する。重要度算出部13は、後述する嗜好情報記憶部32に記憶された嗜好情報に基づいて、重要度を算出することができる。
記事加工部14は、記事コンテンツがテキストのみのコンテンツである場合に、テキストに対応した画像を加える加工を、記事コンテンツに対して行う。
記事ページ生成部15は、複数の記事コンテンツを含む記事コンテンツページを生成する。記事ページ生成部15は、重要度算出部13により算出された各記事コンテンツの重要度に基づいて、記事コンテンツの表示領域を異なる大きさにして、複数の記事コンテンツをページに配置する。ここで、表示領域は、例えば、矩形である。記事ページ生成部15は、矩形である表示領域を、例えば、タイル状に並べることで、記事コンテンツページを生成する。記事ページ生成部15は、例えば、重要度が高いほど、表示領域を大きくして、該当の記事コンテンツをより目立たせるように、記事コンテンツページを生成する。なお、記事ページ生成部15は、記事加工部14による加工処理後の記事コンテンツを用いる。
記事ページ出力部16は、記事ページ生成部15により生成された記事コンテンツページを、表示部36に出力する。
情報表示部18は、記事コンテンツページの各記事コンテンツの内容に係るキーワード(表示文字列)を含んだキーワード領域(文字列領域)を生成し、記事コンテンツページ上にキーワード領域を一時的に表示させる制御部である。
情報表示部18は、文字列生成部19(文字列生成手段)と、領域生成部20(領域生成手段)と、情報ページ出力部21(領域ページ出力手段)と、ページ変更部22(ページ変更手段)とを備える。
文字列生成部19は、記事コンテンツページの記事コンテンツごとに、記事コンテンツの内容に係るキーワードを生成する。ここで、キーワードは、記事コンテンツの内容を簡潔に示すものであり、例えば、記事コンテンツに含まれる単語から生成してもよい。また、キーワードは、例えば、記事コンテンツのカテゴリ等であってもよい。
文字列生成部19は、生成するキーワードに含まれる文字数を、元の記事コンテンツの表示領域の大きさに対応したものにしてもよい。
領域生成部20は、文字列生成部19により生成したキーワードを有するキーワード領域を生成する。ここで、キーワード領域は、対応する記事コンテンツの大きさとほぼ同じ大きさの領域であってよい。
情報ページ出力部21は、領域生成部20により生成したキーワード領域を、対応する記事コンテンツの配置位置に配置した領域ページを生成して出力する。
ページ変更部22は、領域ページを出力した後に、キーワード領域を、記事コンテンツに変更する。
なお、これらの各機能の詳細については、後述する。
記憶部30は、情報処理装置1の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、情報処理装置1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、嗜好情報記憶部32と、抽出コンテンツ記憶部33とを備える。
プログラム記憶部31は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、ページ生成プログラム31aと、情報表示プログラム31bとを記憶する。
ページ生成プログラム31aは、制御部10のうち記事ページ生成部11の各機能を実行するためのプログラムである。
情報表示プログラム31bは、制御部10のうち情報表示部18の各機能を実行するためのプログラムである。
なお、ページ生成プログラム31aと、情報表示プログラム31bとが1つになったプログラムであってもよい。
嗜好情報記憶部32は、ユーザの嗜好を示す嗜好情報を記憶する記憶部である。
抽出コンテンツ記憶部33は、コンテンツ抽出部12が記事コンテンツサーバ4から抽出した複数の記事コンテンツを一時的に記憶する記憶領域である。
入力部35は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置である。
表示部36は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。
通信部39は、通信ネットワークNWを介して記事コンテンツサーバ4との通信を行うためのインタフェースである。
<記事コンテンツサーバ4>
記事コンテンツサーバ4は、複数の記事コンテンツを記憶する、例えば、データベースサーバである。図1には、1つの記事コンテンツサーバ4を記載しているが、記事コンテンツサーバ4の数に制限はなく、情報処理装置1は、複数の記事コンテンツサーバ4から記事コンテンツを受信してもよい。記事コンテンツサーバ4は、図示しないが、制御部、記憶部、通信部等を備える。
<処理の説明>
次に、情報処理装置1で行う記事コンテンツページを生成して表示する処理について説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置1での記事コンテンツページ表示処理を示すフローチャートである。
図2で説明する記事コンテンツページ表示処理は、情報処理装置1が、例えば、記事コンテンツページを表示するための操作を受け付けたことに応じて、処理を開始する。
図2のステップS(以下、単に「S」という。)10において、情報処理装置1の制御部10(コンテンツ抽出部12)は、記事コンテンツサーバ4に対して通信し、記事コンテンツサーバ4から複数の記事コンテンツを受信する。ここで、制御部10は、記事コンテンツの中から生成日時が新しい記事コンテンツを、記事コンテンツサーバ4から抽出して受信してもよい。また、制御部10は、嗜好情報記憶部32を参照し、嗜好情報に関連する記事コンテンツを抽出して受信してもよい。そして、制御部10は、受信した複数の記事コンテンツを、抽出コンテンツ記憶部33に記憶させる。
S11において、制御部10(重要度算出部13)は、抽出コンテンツ記憶部33に記憶された複数の記事コンテンツのうち、各記事コンテンツの重要度を算出する。制御部10は、嗜好情報記憶部32の嗜好情報に基づいて、各記事コンテンツの重要度を算出する。
ここで、嗜好情報に基づく各記事コンテンツの重要度の算出方法について説明する。
(具体例1)
具体例1は、ユーザが登録したキーワードを、嗜好情報として用いて、重要度を算出するものである。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置1での重要度の算出方法を説明するための図である。
図3(A)は、嗜好情報記憶部32の一例であり、ユーザが登録したキーワードの例を示す。ユーザは、自身の興味のあるキーワードを、嗜好情報記憶部32に予め記憶しておく。そして、情報処理装置1は、嗜好情報記憶部32に記憶されたキーワードを、嗜好情報として利用する。
図3(B)は、抽出コンテンツ記憶部33に記憶された各記事コンテンツに対して重要度を算出し、それらを対応付けたテーブル40の例である。
図3(B)に示すテーブル40は、抽出した記事コンテンツのタイトルに、登場回数と重要度とを対応付けたものである。
登場回数は、記事コンテンツに含まれる、嗜好情報記憶部32に記憶されたキーワードの登場回数である。この例では、記事コンテンツであるコンテンツAは、本文中に、嗜好情報記憶部32に記憶されたキーワード「野球」、「パンケーキ」、「カメラ」のうち少なくともいずれかが、合計8回登場したことを示す。登場回数は、例えば、「パンケーキ」のみが8回であってもよいし、「パンケーキ」の6回と、「カメラ」の2回との合計で8回であってもよい。
図3の例では、重要度は、各記事コンテンツでのキーワードの登場回数を、登場回数の最大値(図3(B)の例では、20回)で正規化した値により示される。この重要度の算出方法を用いると、コンテンツAの重要度は、8/20=0.4になる。
上述した例では、記事コンテンツに含まれるキーワードの登場回数の合計数を用いて重要度を算出するものであるが、他の方法によって重要度を算出してもよい。
例えば、記事コンテンツに含まれるキーワードの登場回数を、その記事コンテンツの全単語数で割った「占有率」を用いて、重要度を算出してもよい。
また、例えば、登場キーワードの異なり数を用いて正規化することで、重要度を算出してもよい。登場キーワードの異なり数とは、図3の例では、図3(A)に登録されたキーワード数(=3個)のうち、各記事コンテンツの中にいくつの種類のキーワードが登場するか、というものである。
(具体例2)
具体例2は、ユーザが閲覧したWebページの履歴を、嗜好情報として用いて、重要度を算出するものである。
図4及び図5は、本実施形態に係る情報処理装置1での他の重要度の算出方法を説明するための図である。
図4(A)は、嗜好情報記憶部32の他の一例であり、ユーザがWebページを閲覧することで記憶される閲覧履歴に含まれる閲覧コンテンツの例を示す。情報処理装置1は、閲覧コンテンツに登場する単語を、閲覧コンテンツに対応付け、単語ごとに登場回数を集計した結果を、テーブル50として記憶部30に記憶する。ここでは、閲覧コンテンツに登場する単語を、ユーザの嗜好が表されたものとして取り扱う。
図4(B)は、抽出コンテンツ記憶部33に記憶されたある記事コンテンツ51の例である。記事コンテンツ51に含まれる単語と、その登場回数とを集計し、その結果をテーブル52として記憶部30に記憶する。
図5のテーブル53は、図4(A)で集計したユーザの嗜好による各単語の登場回数を、ユーザのレコードとし、例えば、図4(B)で集計した記事コンテンツ51に含まれる各単語の登場回数を、記事コンテンツであるコンテンツJのレコードとしたものである。テーブル53は、比較して説明するため、他の記事コンテンツ(この例では、コンテンツK)のレコードを含む。そして、制御部10は、ユーザと、各記事コンテンツとの類似度を算出する。
ここで、ユーザUと、コンテンツXとの類似度Nは、以下の式で算出できる。
Figure 2019175212
上述の式に当てはめると、図5に示すように、ユーザとコンテンツJとの類似度が0.519であるのに対し、ユーザとコンテンツKとの類似度が0.285であり、ユーザとの類似度は、コンテンツJの方が、コンテンツKよりも高い。
なお、上述の式により算出される類似度は、コサイン類似度であり、コンテンツ間の類似性を表すのに用いられる。
そして、制御部10は、類似度Nを、重要度としてもよい。
図2のフローチャートの説明に戻る。
S12において、制御部10は、抽出コンテンツ記憶部33に記憶された記事コンテンツに、テキストのみの記事コンテンツを含むか否かを判断する。テキストのみの記事コンテンツを含む場合(S12:YES)には、制御部10は、処理をS13に移す。他方、テキストのみの記事コンテンツを含まない場合(S12:NO)には、制御部10は、処理をS15に移す。テキストのみの記事コンテンツを含まない場合とは、記事コンテンツがテキストと画像とを含む場合をいう。
S13において、制御部10は、抽出コンテンツ記憶部33からテキストのみの記事コンテンツを取得する。
S14において、制御部10(記事加工部14)は、取得したテキストのみの記事コンテンツに、テキストに対応する画像を加える加工処理を行う。
制御部10は、例えば、取得したテキストのみの記事コンテンツに含まれる単語がタグ付けされた画像を、記事コンテンツサーバ4から取得してもよい。また、制御部10は、例えば、通信ネットワークNWを介して画像データベース等の外部装置(図示せず)にアクセスし、外部装置に記憶された画像を取得してもよい。
そして、制御部10は、例えば、取得した画像とテキストとを結合させて、新たな記事コンテンツを生成する。
S15において、制御部10(記事ページ生成部15)は、重要度に対応した領域を設定し、記事コンテンツを配置して、記事コンテンツページを生成する。
ここで、重要度に対応した領域の設定について説明する。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置での表示領域の設定方法を説明するための図である。
図6(A)は、図2のS11による処理で算出した各記事コンテンツの重要度に関するテーブル60である。
重要度に対応した領域の設定は、以下の処理によって行うことができる。
(1)全記事コンテンツの重要度の総計を算出し、そのうち最大の重要度が占める割合を算出する。
(2)割合に応じた表示領域を割り当てる。
(3)割り当てたものを除いた記事コンテンツの重要度の総計を算出し、そのうち最大の重要度が占める割合を算出する。
(4)以下、(2)及び(3)の処理を繰り返す。
図6(A)の例では、記事コンテンツであるコンテンツAの重要度が最も高い。そこで、制御部10は、コンテンツAについて(1)の処理を行うと、37%と算出される。そこで(2)において、全体の表示領域のうち37%を占める領域を、コンテンツAの領域にする。
次に、制御部10が、コンテンツAの次に重要度が高いコンテンツBについて(3)の処理を行うと、37%と算出される。そこで(2)において、コンテンツAを除く表示領域のうち37%を占める領域を、コンテンツBの領域にする。
このような計算によって割合を追加したテーブル61を、図6(B)に示す。
図6(C)は、図6(B)のテーブル61に対応させて各記事コンテンツを表示する表示領域を割り当てた図である。図6(C)に示す各記事コンテンツの表示領域の大きさは、図6(A)に示す各記事コンテンツの重要度に対応したものになる。例えば、コンテンツAのX方向は、全体の37%になっており、Y方向は100%であるため、全体として37%の占有率になっている。また、コンテンツBのX方向は、コンテンツAのX方向の割合を除いた全てであり、63%である。また、コンテンツBのY方向は37%である。
この図6に示す方法は、ツリーマップ法による表示領域の割り当てである。しかし、この方法に限定されず、他の方法を用いてもよい。例えば、記事コンテンツの重要度に閾値を設け、第1閾値以上であれば表示領域を大とし、第2閾値以上であれば表示領域を中とし、第2閾値未満であれば、表示領域を小とする、等である。
図7は、生成した記事コンテンツページ70の例を示す。
記事コンテンツページ70は、表示領域70a〜70dを含む。なお、記事コンテンツページ70は、スクロールすると表示される他の表示領域も含むが、ここでは、それらの説明は省略する。
そして、表示領域70aの大きさは、表示領域70b〜70dに比べて大きくなっている。つまり、表示領域70aの記事コンテンツは、重要度が最も高い記事コンテンツであることが分かる。
図2のS16において、制御部10(情報表示部18)は、情報表示処理を行う。
ここで、情報表示処理について、図8に基づき説明する。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置1での情報表示処理を示すフローチャートである。
図8のS20において、情報処理装置1の制御部10(文字列生成部19)は、生成した記事コンテンツページに配置された各記事コンテンツについて、記事内容に係るキーワードを生成する。ここで、キーワードは、単語に限定せず、文であってもよい。
ここで、キーワードの生成方法について説明する。
(具体例1)
具体例1は、記事コンテンツに含まれる単語の重要度を算出し、重要度の高い順に単語を表示させるものである。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置1でのキーワードの生成方法を説明するための図である。
この例では、単語の重要度を、tf−idf(term frequency−inverse document frequency)法を用いて行う。
まず、図9(A)に示すように、制御部10は、例えば、記事コンテンツサーバ4から複数の記事コンテンツ80を抽出する。この例では、記事コンテンツ80の母集団Pを200としているが、母集団Pの数は、これに限定されるものではない。
そして、制御部10は、複数の記事コンテンツ80から単語を抽出し、各単語の文書中の登場回数を示すdf(Document Frequency)を算出する。
次に、制御部10は、各単語について、複数の記事コンテンツ80全体の中でその文書を含む文書数の自然対数を示すidf(Inverse Document Frequency)を算出する。
idfは、次の式で表すことができる。
Figure 2019175212
テーブル81は、上記の計算によって算出されたdf及びidfを、各単語に対応付けたものである。
次に、制御部10は、図9(B)に示す記事コンテンツ82についての単語の重要度を算出する。この記事コンテンツ82は、生成した記事コンテンツページに含まれる記事コンテンツの1つである。
まず、制御部10は、記事コンテンツ82から単語を抽出し、各単語の当該記事コンテンツ82の登場回数(tf)を集計する。
次に、制御部10は、各単語の重要度を、tf−idf法を用いて、以下の式によって算出する。
Figure 2019175212
制御部10は、集計した登場回数に、図9(A)で算出したテーブル81のidfを乗算することで算出した重要度(tf−idf)を各単語に対応付けて、テーブル83に記憶する。
テーブル83及びテーブル81を参照すると、単語の登場回数は「販売」が一番多い。しかし、「販売」は、様々な文に登場する語であるため、idfが低く、重要ではないと考えられる。この例では、複数の記事コンテンツ80の一部に登場しないが、記事コンテンツ82では複数回登場している「AI」の単語が、tf−idfの値が大きくなっており、記事コンテンツ82において重要と考えられる。
図9(C)は、表示領域の大きさと、表示可能文字数とを対応付けたテーブル85の例を示す。例えば、記事コンテンツ82の表示領域が、テーブル85の行85aに対応する場合、表示可能文字数は、5である。そのため、制御部10は、記事コンテンツ82を示す「AI販売」というキーワード86を生成する。なお、「AI」と「販売」との間は、空白等の区切り記号を含んでもよい。
(具体例2)
具体例2は、記事コンテンツの文を圧縮して表示させるものである。
図10及び図11は、本実施形態に係る情報処理装置1での他のキーワードの生成方法を説明するための図である。
図10に示す文90は、ある記事コンテンツの一部の文章である。文90は、記事コンテンツのうち、例えば、見出しの文章であってもよい。
制御部10は、文90に対して構文解析を行う。構文解析結果91は、文90を構文解析した結果を示す。
そして、制御部10の係り元文節と係り先文節とを抽出し、係り受け関係に対するスコア付けを行う。図11(A)に示すテーブル92は、係り元文節と係り先文節との関係をスコア付けたものである。
ここで、係り受け関係のスコアは、それぞれの文節に含まれる単語の重度の平均値を用いる。係り受け関係のスコアは、さらに、以下の(a)〜(c)による重みを与えてもよい。
(a)文節に含まれる単語の品詞(例えば、名詞の場合は、2倍にする、等)
(b)文節をつなぐ助詞(例えば、“を”、“に”、“が”は、2倍にする、等)
(c)複数の係り元を持つ係り先(図11(A)の例の場合の“開始した”に重みを付与)
そして、以下のルールによって、生成するキーワードの長さを変更する。
(1)スコアの高い係り受け関係を抽出する。
(2)隣接する(係り先又は係り元に(1)で抽出した文節を含む)係り受け関係のうち、最もスコアが高い関係を抽出する。
(3)規定された文節に到達するまで繰り返す。
図11(B)は、上記のルールによって生成されたキーワードを含むテーブル93である。テーブル93は、ステップが多くなるほど、キーワードの文字数が多いものになっている。
図8のフローチャートの説明に戻る。
図8のS21において、制御部10(領域生成部20)は、生成したキーワードを有するキーワード領域を生成する。キーワード領域は、記事コンテンツの表示領域とほぼ同じの大きさである。また、キーワード領域は、記事コンテンツを覆うように生成され、キーワードのみが視認可能になっており、記事コンテンツを視認できないようにしたものである。
S22において、制御部10(情報ページ出力部21)は、記事コンテンツページの各記事コンテンツの上に、記事コンテンツに対応するキーワード領域を重ねた領域ページを生成する。
図12(A)は、図7の記事コンテンツページ70に対する領域ページ71を示す。領域ページ71に含まれるキーワード領域71a〜71dは、図7に示す記事コンテンツページ70の表示領域70a〜70dに対応する。そして、キーワード領域71a〜71dに示されるキーワードは、対応する記事コンテンツの内容を示すものになっている。
図8のS23において、制御部10(記事ページ出力部16、情報ページ出力部21)は、記事コンテンツページの上に領域ページを重ねて、表示部36に出力する。表示部36には、記事コンテンツページ上に領域ページが重なった状態で表示される。そのため、表示部36に表示されたときには、領域ページのみが視認可能な状態になる。
図12(B)は、記事コンテンツページ70の上に領域ページ71を重ねた表示ページ72の例を示す。
図8のS24において、制御部10は、表示部36に出力後、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過した場合(S24:YES)には、制御部10は、処理をS25に移す。他方、所定時間が経過していない場合(S24:NO)には、制御部10は、所定時間が経過するまで、本処理に留まる。
S25において、制御部10(ページ変更部22)は、記事コンテンツページ上の領域ページを削除する処理を行う。この処理により、表示部36は、記事コンテンツページのみが表示される。そのため、表示部36に表示されたときには、記事コンテンツが視認可能になる。その後、制御部10は、処理を図2に移し、本処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、情報処理装置1は、以下のような効果がある。
(1)記事コンテンツページを表示する際に、まず、記事コンテンツページに含まれる各記事コンテンツの内容を示すキーワードを有するキーワード領域を生成し、生成したキーワード領域を、記事コンテンツの上に配置した領域ページを生成して出力する。
よって、最初は、キーワードが表示されたページが出力されるため、ユーザは、キーワードを見て、短時間で興味のある記事コンテンツを把握することができる。
そして、所定時間が経過したら、記事コンテンツページを出力するので、興味のある記事コンテンツの位置に視線がある状態で、次に、記事コンテンツを見ることができ、効率的に興味のある記事コンテンツを閲覧できる。
(2)キーワードの文字数を、記事コンテンツの表示領域の大きさに対応したものにすることで、表示領域が大きければ、文字数を多く表示でき、表示領域の大きさに関係なく、ユーザが見やすい文字の大きさにできる。
(3)記事コンテンツサーバ4から抽出した記事コンテンツの各々の重要度を算出し、重要度が高い順に記事コンテンツを並べた記事コンテンツページを生成する。よって、重要度が高い記事コンテンツから順番に見せることができる。
(4)記事コンテンツの重要度に応じて、表示領域の大きさを変えるので、重要度が高い記事コンテンツの表示領域を、大きいものにできる。よって、重要度の高い記事コンテンツを、よりユーザに注目させやすくできる。
(5)重要度を、ユーザの嗜好に基づいて算出するので、ユーザが興味のある記事コンテンツを、重要度が高いものにできる。
(6)テキストのみの記事コンテンツを、テキストに対応した画像を加える加工をして、加工後の記事コンテンツを用いる。よって、記事コンテンツに画像を有することで、ユーザが一見して内容を把握しやすい記事コンテンツにできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、記事コンテンツサーバが情報処理装置に対して通信可能に接続されたものであるとして説明したが、これに限定されない。記事コンテンツサーバは、情報処理装置が有してもよい。
(2)本実施形態では、情報処理装置を、ユーザが操作を行って使用するPC等の場合について説明したが、これに限定されない。例えば、情報処理装置は、サーバであってもよく、入力部、表示部及び通信部を有するパーソナルコンピュータ(PC)や、スマートフォン及びタブレットに対応する携帯端末(ユーザ端末)に、(記事ページ配信手段が)記事コンテンツページを配信し、(領域ページ出力手段が)領域ページを配信して、表示部に表示させるものであってもよい。
また、ユーザが操作を行って使用するものに限定されず、例えば、商業施設等に設置されているデジタルサイネージに、記事コンテンツページや、領域ページを配信して表示させるものであってもよい。
(3)本実施形態では、記事コンテンツページの上に、領域ページを配置して出力し、所定時間が経過したタイミングで、領域ページを削除することで、記事コンテンツページを表示するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、最初に領域ページを出力し、所定時間が経過したタイミングで、領域ページから記事コンテンツページに切り替えてもよい。また、この切替は、周期的に繰り返してもよい。
(4)本実施形態では、領域ページから記事コンテンツページへの切替を、所定時間が経過後に行うものを例に説明したが、これに限定されない。時間の経過と共に、一部のキーワード領域を、記事コンテンツに変更するものであってもよい。
ここで、切替の順番は、人が画面を“Z”字に見るZ字法則の習性があることを利用して、上方向から下方向に、かつ、左方向から右方向に変更するものであってもよいし、ランダムに行うものであってもよい。
また、表示したキーワードの文字数に応じて、切替てもよく、例えば、文字数が短いほど、切替タイミングを早くしてもよい。
さらに、記事コンテンツの画像を画像認識した結果得られるキーワードと、記事コンテンツのテキストから得られるキーワードとの類似度が高いほど、切替タイミングを早くしてもよい。
(5)本実施形態では、記事コンテンツのテキストからキーワードを生成するものを例に説明したが、これに限定されない。記事コンテンツの画像から、例えば、公知の説明文生成ソフトウェアである、例えば、“DenseCap”を使用して、画像データに関する説明文を生成し、生成した説明文を用いてキーワードを生成してもよい。また、テキストと画像との両方からキーワードを生成してもよい。
(6)本実施形態では、嗜好情報として、ユーザが予め登録したキーワードを用いたり、ユーザが過去に閲覧した閲覧ページの履歴情報を用いるものを例に説明したが、これに限定されない。ユーザの嗜好を表す情報であれば、他の情報であってもよい。
(7)本実施形態では、領域ページの各キーワード領域について、キーワードを含むものを例に説明したが、これに限定されない。キーワードに加えて、例えば、キーワードのカテゴリに応じて、キーワード領域の表示態様を変えてもよい。
図13は、変形形態に係る情報処理装置1での領域ページの生成例を示す図である。
図13(A)は、記事コンテンツページに表示する記事コンテンツと、キーワードと、分類とを対応付けたテーブル260である。分類は、予め記事コンテンツに対応付けられていてもよい。また、情報処理装置が、記事コンテンツから、分類を生成してもよい。
そして、図13(B)に示すように、分類と色とを対応付けた分類テーブル261を予め準備しておく。
図13(C)は、キーワード領域を分類に対応した色にし、記事コンテンツに対応するキーワードを含むキーワード領域を配置した領域ページ271を示す。図13(C)に示すように、領域ページ271は、記事コンテンツ260a〜260fに対応したキーワード領域271a〜271fを含む。ここで、キーワード領域271aとキーワード領域271cとは、同じスポーツのカテゴリであるため、同色によって示されている。このようにキーワード領域の色をカテゴリによって変えることで、キーワードと、領域の色との2つの観点から、記事コンテンツの内容を簡潔に表すことができる。
(8)本実施形態では、スクロールによって記事コンテンツが順次表示されるものを例に説明したが、これに限定されない。リフレッシュと呼ばれるページを変える処理をすることによって、記事コンテンツの全てを切り替えるものであってもよい。そして、記事コンテンツを切り替えるものである場合、表示されている記事コンテンツに対して類似度の高い他の記事コンテンツを、同じ位置又は近似位置に出力するようにしてもよい。
記事コンテンツ同士の類似度については、例えば、データの集合を部分集合(クラスタ)に切り分けて、それぞれの部分集合に含まれるデータがある共通の特徴を持つようにするデータ解析手法であるクラスタリングを用いて行ってもよい。そして、クラスタリング手法には、最短距離法等の階層的手法と、k−means法等の分割最適化手法とがあるが、いずれの方法を用いてもよい。
そのようにすることで、ユーザは、視点を動かすことなく、自身の関心のある記事コンテンツを、順番にかつスムーズに見ることができる。
1 情報処理装置
4 記事コンテンツサーバ
10 制御部
11 記事ページ生成部
12 コンテンツ抽出部
13 重要度算出部
14 記事加工部
15 記事ページ生成部
16 記事ページ出力部
18 情報表示部
19 文字列生成部
20 領域生成部
21 情報ページ出力部
22 ページ変更部
30 記憶部
31a ページ生成プログラム
31b 情報表示プログラム
32 嗜好情報記憶部
33 抽出コンテンツ記憶部
36 表示部
100 情報表示システム

Claims (15)

  1. テキスト又はテキストに加えて画像を含む記事コンテンツが複数配置された記事コンテンツページにおける情報表示を行う情報表示装置であって、
    前記記事コンテンツページに配置された記事コンテンツごとに記事内容に係る表示文字列を生成する文字列生成手段と、
    前記文字列生成手段により生成された前記表示文字列を有する文字列領域を生成する領域生成手段と、
    前記領域生成手段により生成された前記文字列領域を、対応する前記記事コンテンツの配置位置に配置した領域ページを出力する領域ページ出力手段と、
    前記領域ページを出力した後に、前記文字列領域を、前記記事コンテンツに変更するページ変更手段と、
    を備えること、
    を特徴とする情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の情報表示装置において、
    前記ページ変更手段は、前記領域ページを出力後の時間経過に応じて、前記領域ページの上から下方向に、かつ、左から右方向に、順番に前記文字列領域を、前記記事コンテンツに変更すること、
    を特徴とする情報表示装置。
  3. 請求項1に記載の情報表示装置において、
    前記ページ変更手段は、前記表示文字列の文字数に応じた時間経過の後に、前記文字列領域を、前記記事コンテンツに変更すること、
    を特徴とする情報表示装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報表示装置において、
    前記文字列生成手段は、前記記事コンテンツの表示領域の大きさに対応した文字数の前記表示文字列を生成すること、
    を特徴とする情報表示装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の情報表示装置において、
    前記領域生成手段は、前記記事コンテンツのカテゴリごとに前記文字列領域の表示態様を異なるものにすること、
    を特徴とする情報表示装置。
  6. テキスト又はテキストに加えて画像を含む記事コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部から複数の前記記事コンテンツを抽出するコンテンツ抽出手段と、
    前記コンテンツ抽出手段により抽出した前記複数の記事コンテンツの各々について重要度を算出する重要度算出手段と、
    前記重要度算出手段により算出した前記重要度に応じて、前記コンテンツ抽出手段により抽出した前記複数の記事コンテンツの各々の表示領域の大きさを設定し、設定した各々の表示領域に、対応した前記記事コンテンツを配置した記事コンテンツページを生成する記事ページ生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする記事ページ生成装置。
  7. 請求項6に記載の記事ページ生成装置において、
    前記記事ページ生成手段は、前記重要度算出手段により算出した前記重要度が高い順に前記複数の記事コンテンツを配置した記事コンテンツページを生成すること、
    を特徴とする記事ページ生成装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の記事ページ生成装置において、
    ユーザの嗜好を示す嗜好情報を記憶する嗜好情報記憶部を備え、
    前記重要度算出手段は、前記嗜好情報記憶部に記憶された前記嗜好情報に基づいて、前記複数の記事コンテンツの各々について前記重要度を算出すること、
    を特徴とする記事ページ生成装置。
  9. 請求項6から請求項8までのいずれかに記載の記事ページ生成装置において、
    前記コンテンツ抽出手段によって抽出した前記複数の記事コンテンツのうちテキストのみの記事コンテンツに、前記テキストに対応した画像を加える加工を行う記事加工手段を備え、
    前記記事ページ生成手段は、前記記事加工手段による加工後の前記記事コンテンツを配置した前記記事コンテンツを生成すること、
    を特徴とする記事ページ生成装置。
  10. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報表示装置と、
    請求項6から請求項9までのいずれかに記載の記事ページ生成装置と、
    を備えた情報処理装置。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記記事コンテンツページを出力する記事ページ出力手段を備えること、
    を特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    ユーザ端末に対して通信可能に接続されており、
    前記記事コンテンツページを、前記ユーザ端末に対して配信する記事ページ配信手段を備え、
    前記領域ページ出力手段は、前記領域ページを、前記ユーザ端末に対して配信すること、
    を特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項10から請求項12までのいずれかに記載の情報処理装置と、
    前記記事コンテンツを記憶する記事コンテンツサーバと、
    を備えた情報表示システム。
  14. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  15. 請求項6から請求項9までのいずれかに記載の記事ページ生成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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