JP2019174153A - レベル表示、プログラムおよびリモコン装置 - Google Patents

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志銘 小林
Shimei Kobayashi
志銘 小林
佐野 雅彦
Masahiko Sano
雅彦 佐野
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Abstract

【課題】直観的にレベルを認識できるなど、ユーザー感覚に適したレベル表示を提供する。【解決手段】画像表示を用いたレベル表示であって、低レベルを表す低レベル表示(ふもとレベル表示4−1)、高レベルを表す高レベル表示(登頂レベル表示4−3)、前記低レベルと前記高レベルの間の中間レベルを表す中間レベル表示(途上レベル表示4−2)に共通の固定表示部(背景表示8、山表示10)とともに切替え表示部(登山者表示12、段階表示14−1、14−2)を含み、該切替え表示部に生じる表示変化で前記低レベル表示、前記中間レベル表示または前記高レベル表示を表す。【選択図】図1

Description

本発明はたとえば、水位や温度などのレベルの表示技術およびその利用に関する。
ふろ給湯装置では浴室内などにリモコン装置が備えられ、このリモコン装置の表示部には水位や湯温などが表示される。その表示は現在状態を表し、達成状態や入浴可能かなどの判断に利用される。
このリモコン装置の表示に関し、消費すべき目標エネルギーと実際の消費エネルギーとから達成レベルを算出し、達成レベルに応じた表示パターンを表示することが知られている(たとえば、特許文献1)。
このリモコン表示について、現在情報と設定値情報との比較により、到達度合いを表す出力情報を数値で表すことが知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2011−166504号公報 特開2016−205727号公報
ところで、温度などの状態推移を表示する場合、状態を表す数値などを詳細に表示すれば、提供情報が精緻化されることは、情報量が多くなる反面、ユーザーにすれば、判読しがたいし、確認が面倒であるなどの課題がある。ユーザーが真に知りたい情報は精緻な数値情報ではなく、概算的な情報であればよい。その表示が水位であれば、十分である、少ない、入浴には適さないなどの感覚的であればよい。数値表示が正確な値を示していても、直観的に水位の状態を知ることができない、水位表示がユーザー感覚との間にずれがあると却って表示が曖昧であるなどの課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、直観的にレベルを認識できるなど、ユーザー感覚に適したレベル表示を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のレベル表示の一側面によれば、画像表示を用いたレベル表示であって、低レベルを表す低レベル表示、高レベルを表す高レベル表示、前記低レベルと前記高レベルの間の中間レベルを表す中間レベル表示に共通の固定表示部とともに切替え表示部を含み、該切替え表示部に生じる表示変化で前記低レベル表示、前記中間レベル表示または前記高レベル表示を表す。
このレベル表示において、前記固定表示部に斜面部を含む山表示を備え、かつ前記切替え表示部に前記山表示の前記斜面部を登る登山者表示、該登山者表示の移動を表す段階表示を備え、前記山表示に対する前記登山者表示および前記段階表示の位置を以てレベルを表示してよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータで実現するためのプログラムであって、画像を表示する機能と、低レベルを表す低レベル表示、高レベルを表す高レベル表示、前記低レベルと前記高レベルの間の中間レベルを表す中間レベル表示に共通の固定表示部とともに切替え表示部を含み、該切替え表示部に生じる表示変化で前記低レベル表示、前記中間レベル表示または前記高レベル表示を生成する機能とを前記コンピュータにより実現する。
上記目的を達成するため、本発明のリモコン装置の一側面によれば、レベル表示を含むリモコン装置であって、画像を表示する画像表示部と、低レベルを表す低レベル表示、高レベルを表す高レベル表示、前記低レベルと前記高レベルの間の中間レベルを表す中間レベル表示に共通の固定表示部とともに切替え表示部を含み、該切替え表示部に生じる表示変化で前記低レベル表示、前記中間レベル表示または前記高レベル表示を表す画像表示を含む。
このリモコン装置において、前記固定表示部は、前記切替え表示部と峻別される背景画像または固定画像であればよい。
このリモコン装置において、前記切替え表示部は、複数の固定表示または数値表示の何れかまたは双方を含んでよい。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 固定表示部を視覚の認識基準として切替え表示部の表示変化からレベル表示を容易に認識してレベルを感じ取ることができ、ユーザーが直観的にたとえば、現在の状態や状態変化を認識できる。
(2) 切替え表示からたとえば、レベルのトレンドを容易に感得でき、レベル表示からユーザーがたとえば、最適状態への到達を容易に予測することができる。
Aは一実施の形態に係る最低レベル表示を示す図、Bは一実施の形態に係る中間レベル表示を示す図、Cは一実施の形態に係る最高レベル表示を示すである。 Aは山表示を説明するための図、Bは背景表示から抜き山表示を説明するための図である。 Aは固定表示部を説明するための図、BないしFは切替え表示部を説明するための図である。 レベル表示の処理手順を示すフローチャートである。 実施例1に係るふろ給湯システムを示す図である。 リモコン装置を示す図である。 Aはリモコン装置の前面パネル部を示す図、Bはリモコン表示を示す図である。 Aは到達表示を示す図、Bは到達前の80〔%〕以上〜100〔%〕未満の状態表示を示す図、Cは到達前の60〔%〕以上〜80〔%〕未満の状態表示を示す図、Dは到達前の40〔%〕以上〜60〔%〕未満の状態表示を示す図、Eは到達前の20〔%〕以上〜40〔%〕未満の状態表示を示す図、Fは到達前の20〔%〕未満の状態表示を示す図である。 実施例1に係る状態表示の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る表示パターンを示す図である。 実施例3に係るリモコン装置の表示画面部の表示を示す図である。
<レベル表示>
図1のA、B、Cは一実施の形態に係るレベル表示の一例を示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このレベル表示2にはふもとレベル表示4−1、途上レベル表示4−2、登頂レベル表示4−3が含まれる。ふもとレベル表示4−1は低レベル表示の一例であり、途上レベル表示4−2は中間レベル表示の一例であり、また、登頂レベル表示4−3は高レベル表示の一例である。
レベル表示2にはたとえば、複数の画素で画像を表示する画面表示部6が用いられる。図1のAに示すように、ふもとレベル表示4−1では背景表示8、山表示10、登山者表示12、第1の段階表示14−1が含まれる。
登山者表示12には頭部16、胴部18、腕部20、脚部22が含まれる。ふもとレベル表示4−1では登山者表示12は正面向き表示である。
段階表示14−1は登山者表示12の出発点が山のふもとにあることを表す抜き文字の一例として「ふもと」が表示される。「ふもと」は最低レベルを示唆しており、最低レベル表示であれば「ふもと」なる表示に限定されない。
図1のBは中間レベル表示を示し、この途上レベル表示4−2は最低レベルと最高レベルの間にある中間レベルを表示する。この途上レベル表示4−2には、背景表示8、山表示10、登山者表示12、段階表示14−1および第2の段階表示14−2が含まれる。
登山者表示12は山表示10の斜面を移動しているところ、胴部18、腕部20および脚部22は移動を表す態様表示である。この場合、登山者表示12はレベルに応じた高度へ移動させる。
段階表示14−1は、登山者表示12の中間点のレベルを表す抜き文字「4合目」を表示している。段階表示14−2には複数のたとえば、2〜4個の段階表示24が含まれる。各段階表示24は登山者表示12の位置に対応し、異なる着色、明度、彩度または輝度で表し、レベルの変化を明示する。
図1のCは登頂レベル表示を示し、この登頂レベル表示4−3は高レベル表示の一例である。この登頂レベル表示4−3では、背景表示8、山表示10、登山者表示12、段階表示14−1、太陽表示28が含まれる。段階表示14−1には登頂レベルを表す抜き文字「登頂」および「!」を表示している。
登山者表示12は山表示10の頂部に移動し、正面向きで胴部18、腕部20および脚部22が登頂を感嘆し、風で旗めく様の手旗表示30が表示される。同時に、背景表示8には到達を顕彰する到達表示として太陽表示28およびその太陽光線表示が表示される。
<レベル表示2における固定表示部>
図2のAは、レベル表示2における山表示10の各部を示している。この山表示10は、レベル表示2における固定表示部の一例である。この固定表示部とは、レベルの変化や推移で影響を受けることなく固定状態に表示される表示領域である。
この山表示10は、富士山を彷彿とさせる山形状表示として、画面表示部6のやや右寄りに頂部を配した台形状であり、頂部32、稜線部34、36、雪冠部38および斜面部40が備えられる。
図2のBは、レベル表示2における背景および斜面部40の表示態様を示している。この山表示10では、背景表示8および斜面部40を共通の着色表示とし、頂部32、稜線部34、36および雪冠部38をたとえば、白抜き表示としている。
<レベル表示2における切替え表示部>
図3は、レベル表示2の切替え表示部の表示変化を示している。図3において、図1および図2と同一部分には同一符号を付してある。
レベル表示2において、図中、背景表示8や破線で示す山表示10が静止ないし固定状態であるのに対し、登山者表示12、段階表示14−1、14−2、登山者表示12の頭部16、胴部18、腕部20、脚部22、太陽表示28、手旗表示30が動的な変化を呈する切替え表示である。これらは、レベル段階で変化しまたは該当レベルで突如現れる表示である。
このレベル表示において、Aは低レベル表示の一例であるふもとレベル表示4−1、Bは中間レベル表示の一例である途上レベル表示4−21(2合目表示)、Cは中間レベル表示の一例である途上レベル表示4−22(4合目表示)、Dは中間レベル表示の一例である途上レベル表示4−23(6合目表示)、Eは中間レベル表示の一例である途上レベル表示4−24(8合目表示)、Fは高レベル表示の一例である登頂レベル表示4−3(登頂表示)を示している。
なお、低レベル、高レベルおよび中間レベルは、レベルの相対的な関係であり、中間レベル表示のうち高レベル側を高レベル表示、低レベル側を低レベル表示とし、その中間を中間レベル表示としてよい。
<レベル表示2の処理手順>
図4はレベル表示2の処理手順を示している。この処理手順は動的な画像表示機能を備える表示素子をコンピュータ制御によって実現すればよい。
この処理手順では、固定表示部および切替え表示部を含むレベル表示情報を生成する(S101)。このレベル表示情報において、切替え表示部を変化させて低レベルを表す低レベル表示情報、切替え表示部を変化させて高レベルを表す高レベル表示情報、切替え表示部を変化させて中間レベルを表す単一または複数の中間レベル表示情報を生成する(S102)。
レベル情報とレベル表示情報を対比して表示レベルを判断し(S103)、既述のレベル表示情報から低レベル表示情報、中間レベル表示情報または高レベル表示情報を選択する(S104)。この結果、低レベル表示、中間レベル表示または高レベル表示の何れかのレベル表示をし、または現状のレベル表示から異なるレベル表示に変更する(S105)。この場合、中間レベル表示中のレベルの異なる複数のレベル表示情報を備えてもよく、その場合にはレベル情報に応じて該当するレベル表示を選択すればよい。
<一実施の形態の効果>
この一実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1) 固定表示部と切替え表示部とが対比され、切替え表示部の変化を以てレベル変化を認識させることができる。
(2) 斯かるレベル表示では、直観的且つ感覚的にレベルを感得でき、ユーザーの認識に訴えるレベル表示を提供できる。
<ふろ給湯システム>
図5は、実施例1に係るふろ給湯システムを示している。図5に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。このふろ給湯システムはたとえば、一般的なふろ給湯装置を構成する。
この給湯システム50には、熱源機52およびリモコン装置54が備えられる。熱源機52は、燃料ガスGを燃焼させて得られる燃焼熱を上水に熱交換して得られる温水の浴槽56への給湯、一般給湯などの給湯機能、浴槽56の浴槽水BWを燃焼熱で加熱するいわゆる追焚き機能などが備えられる。熱源機52の上水加熱で生成される温水を暖房に用いてもよい。
この熱源機52には熱源機制御部58が備えられ、この熱源機制御部58には有線または無線によりリモコン装置54が接続される。このリモコン装置54には浴室に設置される浴室リモコン、台所に設置される台所リモコンが含まれる。このリモコン装置54ではリモコン制御部60および情報表示部62が備えられる。リモコン制御部60は、熱源機制御部58と連係し、熱源機52の給湯制御、追焚き制御などの制御に用いられるとともに、情報表示部62の表示制御を行う。
図6は、給湯システム50のシステム構成を示している。リモコン制御部60には入力部64が接続され、この入力部64から設定情報が入力される。この設定情報には浴槽水BWの設定温度や設定レベルなどが含まれる。
リモコン制御部60には情報取込み部66、記憶部68、演算部70、表示制御部72が含まれる。
情報取込み部66は、熱源機52から現在の動作情報状態を表すレベル情報としてたとえば、水位情報などが取り込まれる。入力部64にはタッチパネルやスイッチが備えられ、設定レベル情報などが入力される。
記憶部68はROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )などの記憶素子を備え、プログラムや既述の設定情報などが格納される。この設定情報には、設定レベルやレベル表示情報などが含まれる。
演算部70は、設定情報と情報取込み部66からのレベル情報とを比較し、レベル情報の到達度合いとしてたとえば、目標達成率などを演算し、この目標達成率に応じた表示情報を算出する。
表示制御部72では、予め生成に係るたとえば、記憶部68に格納しているレベル表示情報から該当するレベル表示情報を選択し、情報表示部62に提供する。
情報表示部62には画像表示手段としてたとえば、LCD(Liquid Crystal Display)が備えられ、既述のレベル表示が行われる。
<リモコン装置54の前面パネル部>
図7のAはリモコン装置54の前面パネル部を示している。この前面パネル部74の中央上部には表示画面部76が備えられ、この表示画面部76を以て既述のレベル表示が行われる。この表示画面部76にはタッチセンサ78が備えられる。このタッチセンサ78は入力部64に含まれ、ダイヤログなどの選択入力などの入力操作に用いられる。
この表示画面部76の下側には、スピーカ80の放音孔82、通話ボタン84および動作表示部86、電源スイッチ88が備えられる。
<画面表示>
図7のBは表示画面部76に現れる画面表示を示している。この画面表示90には床暖房表示90−1、ふろ設定表示90−2、メニュー表示90−3、ふろ自動表示90−4が含まれる。これら床暖房表示90−1、ふろ設定表示90−2、メニュー表示90−3、ふろ自動表示90−4の選択のため、画面表示90の下部にはインデックス部92が備えられる。また、画面表示90の上部には共通に現在時点の日時を表す時間表示部93が備えられる。
ふろ自動表示90−4にはお湯張り中表示94が含まれる。このお湯張り中表示94では、タイトル表示部96、ふろ表示部98、水位表示部100、給湯温度表示部102が備えられる。タイトル表示部96にはお湯張り中表示94を表すタイトルとしてたとえば、「お湯張り中」が表示される。
ふろ表示部98には浴槽イラスト、浴槽温度、浴槽水レベルの各表示が含まれる。水位表示部100には水位を表すタイトル表示とともに、既述のレベル表示2(図1〜図3)が用いられている。
給湯温度表示部102には温度昇降指示ボタン、給湯温度、給湯モード、優先モード、燃焼表示などが含まれる。
<達成率表示パターン>
図8は、達成率表示パターンを示している。この達成率表示パターンには複数の段階的表示として、達成率100〔%〕以上を表す表示、達成率80〔%〕以上〜100〔%〕未満を表す表示、達成率60〔%〕以上〜80〔%〕未満を表す表示、達成率40〔%〕以上〜60〔%〕未満を表す表示、達成率20〔%〕以上〜40〔%〕未満を表す表示、達成率20〔%〕未満を表す表示が含まれる。
Aは達成率100〔%〕以上を表す登頂表示パターン、Bは達成率80〔%〕以上〜100〔%〕未満を表す8合目表示パターン、Cは達成率60〔%〕以上〜80〔%〕未満を表す6合目表示パターン、Dは達成率40〔%〕以上〜60〔%〕未満を表す4合目表示パターン、Eは達成率20〔%〕以上〜40〔%〕未満を表す2合目表示パターン、Fは達成率20〔%〕未満を表すふもと表示パターンを示している。
<達成率表示の処理手順>
図9は達成率表示の処理手順を示している。この処理手順では、リモコン制御部60が初期設定の後、動作中の熱源機52から動作情報を取得する(S201)。リモコン制御部60は取得した動作情報から現在情報を抽出する(S202)。
リモコン制御部60の演算部70は、現在情報と設定(目標)情報とを比較し(S203)、設定情報と現在情報を用いて達成率を算出する(S204)。この達成率は、設定情報に対する現在情報の到達度合いを表す数値情報である。
この達成率について、達成率と符合する表示パターンを選択し情報表示部62に提供し、その表示パターンを表示する(S205)。
この処理手順では、動作情報を継続的に取得し、表示内容を更新すればよい。
<実施例1の効果>
この実施例1によれば、次の効果が得られる。
(1) ふろ給湯装置などに接続されるリモコン装置の表示に活用できる。
(2) リモコン装置54ではふろ給湯装置などの動作設定とともに、動作状態の表示を行うことができる。
(3) この状態表示は、加熱動作の稼働状況表示、設定温度表示などを行うことができ、自動運転での浴槽湯張り動作時、その進捗状況表示に利用でき、リモコン表示の利便性を高めることができる。
(4) 進捗状況表示について、その段階表示として最終段階を100〔%〕、達成度合いや〔%〕表示などの表示、棒グラフ表示が可能であるが、実施例1では、山(富士山)表示10に登山者表示12を加え、進捗状況を複数の切替え表示を以て実現しており、ユーザーに直観的かつ感覚的に現在状況を認識させることができる。
(5) 実施例1では進捗状況として目標値に対する達成度を『ふもと』、『2合目』、『4合目』、『6合目』、『8合目』、『登頂!』の複数段階表示とし、達成度が『ふもと』表示では20〔%〕未満、『2合目』表示では20〔%〕以上40〔%〕未満、『4合目』表示では40〔%〕以上60〔%〕未満、『6合目』表示では60〔%〕以上80〔%〕未満、『8合目』表示では80〔%〕以上100〔%〕未満、『登頂!』表示では100〔%〕以上を表し、固定表示部と切替え表示部の組み合わせの段階変化を含むイラスト表示で実現し、認識し易い表示を提供できる。
(6) このリモコン表示は台所リモコンまたは浴室リモコンの何れに使用してよく、入浴者などに感覚に沿った湯張り中などの表示を提供できる。
図10は、実施例2に係るリモコン表示を示している。図10において、図8と同一部分には同一符号を付してある。
実施例1では水位表示にレベル表示を利用したが、実施例2では目標達成度、節約達成度、使用実績などの評価値に符合する表示パターンを設定してよい。
この表示パターンでは、リモコン装置54がガス、お湯(水)、電気などの利用状況を表示する機能を備えた場合には、使用量、使用料金の目標値を設定し、使用量の推移や目標値の達成状況たとえば、節約、使い過ぎなどを表示することができる。
<実施例2の効果>
この実施例2によれば、次の効果が得られる。
(1) ガス使用量やお湯使用量は、熱源機52の使用量であり、リモコン制御部60をガスメーターや電力メーターなどに接続すれば、電気、ガス、水道などのエネルギー利用状況を確認することができる。
(2) 目標達成度やグラフ表示などの規格を実現するため、節約達成度を算出する計算式を設定すれば、その達成度に符合するレベル表示を実現できる。
図11は実施例3に係る表示画面部76の画面表示を示している。この画面表示104にはガス表示104−1、電力表示104−2、お湯表示104−3、光熱費表示104−4が含まれる。これらガス表示104−1、電力表示104−2、お湯表示104−3または光熱費表示104−4の選択のため、画面表示104の上部にはインデックス部106が備えられる。
ガス表示104−1には、目標値表示部108、達成度表示部110および戻るボタン部112が含まれる。
目標値表示部108にはタイトルとして「ガス/目標値(%)」が表示されるとともに、スケールおよび棒グラフが表示されている。棒グラフの先端がスケール上で目標達成度を示している。
達成度表示部110にはレベル表示部114、数値表示部116が含まれる。レベル表示部114には既述のレベル表示2(図1〜図3)が用いられている。数値表示部116には目標値に対する評価表示として、「目標達成度」の表示とともに数値(%)が表示されている。
戻るボタン部112はガス表示104−1から前表示画面の表示に戻る際のタッチ入力操作に用いられる。
<実施例3の効果>
このような表示画面を備えた場合にも達成度などの評価表示に既述のレベル表示2を利用でき、ユーザーに達成度などの状況を直観的且つ感覚的に認識させることができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 実施例1では、設定浴槽水位に対する水位の達成度を表示しているが、このような水位表示に限らず、設定注湯量に対する注湯量状態の表示をしてもよいし、自動湯張りモードにおいて、湯張りの経過時間を設定時間に対する到達度として表示してもよい。
(2) 実施例1〜3ではリモコン装置のレベル表示を例示したが、本発明のレベル表示はリモコン以外の計測器や制御機器の表示に用いてもよい。
以上説明したように、レベル表示やリモコン装置の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、固定表示および切替え表示を含むレベル表示を生成し、切替え表示をレベルによって変化させ、ユーザーに状態や達成度などのレベル変化を容易かつ直観的に認識させることができる。
2 レベル表示
4−1 ふもとレベル表示
4−2 途上レベル表示
4−3 登頂レベル表示
6 画面表示部
8 背景表示
10 山表示
12 登山者表示
14−1 第1の段階表示
14−2 第2の段階表示
14−21、14−22、14−23、14−24 途上レベル表示
16 頭部
18 胴部
20 腕部
22 脚部
24 段階表示
28 太陽表示
30 手旗表示
32 頂部
34、36 稜線部
38 雪冠部
40 斜面部
50 給湯システム
52 熱源機
54 リモコン装置
56 浴槽
58 熱源機制御部
60 リモコン制御部
62 情報表示部
64 入力部
66 情報取込み部
68 記憶部
70 演算部
72 表示制御部
74 前面パネル部
76 表示画面部
78 タッチセンサ
80 スピーカ
82 放音孔
84 通話ボタン
86 動作表示部
88 電源スイッチ
90 画面表示
90−1 床暖房表示
90−2 ふろ設定表示
90−3 メニュー表示
90−4 ふろ自動表示
92 インデックス部
94 お湯張り中表示
96 タイトル表示部
98 ふろ表示部
100 水位表示部
102 給湯温度表示部
104 画面表示
104−1 ガス表示
104−2 電力表示
104−3 お湯表示
104−4 光熱費表示
106 インデックス部
108 目標値表示部
110 達成度表示部
112 戻るボタン部
114 レベル表示部
116 数値表示部

Claims (6)

  1. 画像表示を用いたレベル表示であって、
    低レベルを表す低レベル表示、高レベルを表す高レベル表示、前記低レベルと前記高レベルの間の中間レベルを表す中間レベル表示に共通の固定表示部とともに切替え表示部を含み、該切替え表示部に生じる表示変化で前記低レベル表示、前記中間レベル表示または前記高レベル表示を表すことを特徴とするレベル表示。
  2. 前記固定表示部に斜面部を含む山表示を備え、かつ前記切替え表示部に前記山表示の前記斜面部を登る登山者表示、該登山者表示の移動を表す段階表示を備え、前記山表示に対する前記登山者表示および前記段階表示の位置を以てレベルを表示することを特徴とする請求項1に記載のレベル表示。
  3. コンピュータで実現するためのプログラムであって、
    画像を表示する機能と、
    低レベルを表す低レベル表示、高レベルを表す高レベル表示、前記低レベルと前記高レベルの間の中間レベルを表す中間レベル表示に共通の固定表示部とともに切替え表示部を含み、該切替え表示部に生じる表示変化で前記低レベル表示、前記中間レベル表示または前記高レベル表示を生成する機能と、
    を前記コンピュータにより実現するためのプログラム。
  4. レベル表示を含むリモコン装置であって、
    画像を表示する画像表示部と、
    低レベルを表す低レベル表示、高レベルを表す高レベル表示、前記低レベルと前記高レベルの間の中間レベルを表す中間レベル表示に共通の固定表示部とともに切替え表示部を含み、該切替え表示部に生じる表示変化で前記低レベル表示、前記中間レベル表示または前記高レベル表示を表す画像表示と、
    を含むことを特徴とするリモコン装置。
  5. 前記固定表示部は、前記切替え表示部と峻別される背景画像または固定画像であることを特徴とする請求項4に記載のリモコン装置。
  6. 前記切替え表示部は、複数の固定表示または数値表示の何れかまたは双方を含むことを特徴とする請求項4に記載のリモコン装置。

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