JP2019173636A - 発電装置の出力増強デバイス及び自然エネルギ型発電装置 - Google Patents

発電装置の出力増強デバイス及び自然エネルギ型発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自然エネルギ型発電装置において、簡易かつ低コストな手段でブレードに付加されるトルク量の増加を可能にする。【解決手段】発電装置の出力増強デバイス22は、再生エネルギによって駆動される少なくとも1本のブレード14、及び前記ブレードが取り付けられたハブ16、を含むロータ12を備える発電装置の出力増強デバイスであって、前記出力増強デバイスは、前記ハブを囲むように配置される筒状のケーシング24であって、前記ブレードが挿通される貫通孔26を有するとともに、前記ロータと共に回転するように構成されたケーシングを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、発電装置の出力増強デバイス及び該出力増強デバイスを備える自然エネルギ型発電装置に関する。
近年、風力発電においては、設置場所や気象条件によって風向きや風速が変わるため、十分な発電効果が得られない場合がある。このため、ブレードに当たる風を増速させてブレードに付加されるトルクを増加させ、これによって、発電効果を高める提案がなされている。
特許文献1には、複数のブレードの先端部分を包絡する筒状体を設け、該筒状体に流入する風を増速させてブレードに当てるようにした構成が開示されている。特許文献2には、ブレードの下流側で翼断面を有する筒状体をナセルに設け、該筒状体の内面又は外面に沿って流れる風を増速させてブレードに付加されるトルクを高めるようにしている。
国際公開第03/081033号明細書 欧州特許出願公開第2578875号明細書
特許文献1に開示された増速装置は、ブレード直径が100mを超える大型の風力発電装置に適用する場合、増速装置自体も大型化するため、現実的には設置が困難であり、また、高コストとなるため、小型機への適用に限定される。
また、特許文献2に開示された増速装置は、筒状体がブレードの下流側に離れて配置されるため、ブレード付近での風の増速効果は大きくならず、従って、ブレードに付加されるトルクもさほど増加しないと考えられる。
一実施形態は、自然エネルギ型発電装置において、簡易かつ低コストな手段でブレードに付加されるトルクの増加を可能にすることを目的とする。
(1)一実施形態に係る発電装置の出力増強デバイスは、
再生エネルギによって駆動される少なくとも1本のブレード、及び前記ブレードが取り付けられたハブ、を含むロータを備える発電装置の出力増強デバイスであって、
前記出力増強デバイスは、前記ハブを囲むように配置される筒状のケーシングであって、前記ブレードが挿通される貫通孔を有するとともに、前記ロータと共に回転するように構成されたケーシングを備える。
上記(1)の構成によれば、出力増強デバイスのケーシングに形成された上記貫通孔にブレードを挿通させることで、出力増強デバイスはブレード先端よりもハブ側に近い位置に設けることができる。これによって、出力増強デバイスのケーシングを小径化できるため、出力増強デバイスを小型化及び低コスト化できる。
また、ブレードに付加されるトルクを増加させるためには、ブレードの翼前縁付近で自然エネルギ源である流体の速度を増加させることが有効である。上記(1)の構成によれば、流体の流れ方向に対して、出力増強デバイスをブレードと同じ位置に設けることができるため、ブレードの翼前縁付近で流体を増速できる。これによって、ブレードに付加されるトルクを効率良く増加できるため、発電装置の出力を向上できる。
(2)一実施形態では、前記(1)の構成において、
前記ケーシングは、前記ケーシングの軸方向断面において、前記ケーシングの外面が背面形状を有し、前記ケーシングの内面が腹面形状を有する翼形に形成される。
一般に、ブレードの翼根部付近では流入する流体が減速するため、ブレードに付加されるトルクは減少する。
上記(2)の構成によれば、ケーシングの外面が背面形状を有するため、ケーシングの外面に沿う流体を増速できる。これによって、元々流体から受けるトルクが内側領域よりも大きいケーシングの外側領域でトルクをさらに増加できるので、ケーシングの内側領域でトルクが減少したとしても、全体としてブレードに付加されるトルクを増加できる。
(3)一実施形態では、前記(1)又は(2)の構成において、
前記ブレードの翼長方向長さをRとし、前記ブレードの回転中心と前記ケーシングとの距離をrとするとき、前記ケーシングは、0.05≦r/R≦0.25を満たす位置に配置される。
上記(3)の構成によれば、上記数値限定範囲を満たす出力増強デバイスのケーシングの配置位置は、ブレードの翼長方向においてハブの外側から翼根部付近の領域となる。この領域は、ブレードに流入する流体が減速しがちな領域である。該領域に出力増強デバイスを設けることで、該領域における流体の流速増加が可能になり、従って、ブレードに付加されるトルクを増加できる。
(4)一実施形態では、前記(1)〜(3)の何れかの構成において、
前記ケーシングの軸方向長さをLとしたとき、
前記貫通孔は、前記出力増強デバイスの軸方向において、前記ケーシングの前端から0.1L以上0.8L以下の位置に配置される。
上記(4)の構成によれば、上記貫通孔が出力増強デバイスのケーシングの前端から0.1L以上0.8L以下の位置に配置されるため、出力増強デバイスで流体が増速される領域にブレードの翼前縁を配置できる。これによって、ブレードに付加されるトルクを増加できる。
(5)一実施形態では、前記(1)〜(4)の何れかの構成において、
前記ケーシングを前記ハブに支持させるための支柱をさらに備える。
上記(5)の構成によれば、支柱によってケーシングをハブに支持させることができる。これによりケーシングをブレードに固定させない構造にすることが可能となり、ブレードにピッチ角制御機能を備えさせることができる。ピッチ角とはブレードに流入する流体に対するブレードの角度であり、ブレードの翼長方向中心軸を中心としてブレードを回動させることで、ピッチ角の制御が可能になる。
(6)一実施形態では、前記(5)の構成において、
前記ブレードの翼コード長をc、前記ブレードの翼長方向長さをRとし、前記翼コード長cと前記翼長方向長さRとの比である翼コード長比をc/Rとしたとき、
前記ケーシングは、前記翼コード長比c/Rが最大値となる前記ブレードの翼長方向位置よりも前記ハブ側の位置に設けられる。
上記(6)の構成によれば、出力増強デバイスのケーシングは、ブレードの翼コード長比c/Rが最大値となる翼長方向の位置よりもハブ側の位置に設けられるため、貫通孔には相対的に翼コード長cが短いブレードの領域が挿入される。従って、ピッチ角制御機能を備えさせた場合においても、貫通孔の直径を小さくできる。従って、該貫通孔と該貫通孔に挿入されるブレードとの隙間を狭くできるので、該隙間からの流体の漏出を抑制できる。これによって、流体の増速効果を維持できる。また、貫通孔の直径を小さくできるため、出力増強デバイスのケーシングの軸方向長さの下限値を小さくできる。
(7)一実施形態では、前記(5)又は(6)の構成において、
前記ケーシングは、前記ブレードの翼長方向と直交する横断面における最大翼厚をtとし、前記ブレードの翼コード長をcとするとき、0.6≦t/cを満たす前記ブレードの翼長方向位置に設けられる。
ブレードは、翼根部に近づくほど翼コード長が短くなると共に、最大翼厚tは大きくなる。上記(7)の構成によれば、出力増強デバイスのケーシングは、翼コード長が短いブレードの翼根部近くの領域に形成されるので、ブレードが挿入される貫通孔の直径を小さくできる。これによって、上述のように、ピッチ角制御機能を備えさせた場合においても、該貫通孔と該貫通孔に挿通されるブレードとの隙間を狭くでき、該隙間からの流体の漏出を抑制できるため、流体の増速効果を維持できる。また、出力増強デバイスのケーシングの軸方向長さは貫通孔の直径以上とする必要があるところ、上記(7)の構成によれば、ブレードが挿入される貫通孔の直径を小さくできるので、ケーシングの軸方向長さの下限値を小さくできる。
(8)一実施形態では、前記(1)〜(7)の何れかの構成において、
前記ケーシングは、第1ケーシング部と、第2ケーシング部とを少なくとも含み、
前記第1ケーシング部と前記第2ケーシング部とは、前記貫通孔を横断する位置において結合される。
上記(8)の構成によれば、ケーシングは貫通孔を横断する位置で分割されているので、ブレードを貫通孔に挿入させた状態でのケーシングの組立てが容易になる。
(9)一実施形態に係る自然エネルギ型発電装置は、
自然エネルギによって駆動される少なくとも1本のブレード、及び前記ブレードが取り付けられたハブ、を含むロータを備える自然エネルギ型発電装置であって、
前記(1)〜(8)の何れかの構成を有する出力増強デバイスを備える。
上記(9)の構成によれば、上記構成の出力増強デバイスを備えることで、出力増強デバイスを小型化及び低コスト化できると共に、流体の流れ方向で出力増強デバイスをブレードと同じ位置に設けることができるため、ブレードの翼前縁付近における流体の増速効果を高めることができる。これによって、ブレードに付加されるトルクを効率良く増加できるため、発電装置の出力を向上できる。
(10)一実施形態では、前記(9)の構成において、
前記ブレードは風力エネルギによって駆動されるように構成される。
上記(10)の構成によれば、上記構成の出力増強デバイスを風力発電装置に適用することで、ロータに設けられる出力増強デバイスを小型化及び低コスト化できると共に、風力エネルギによってブレードに付加されるトルクを効率良く増加できるため、発電装置の出力を向上できる。
幾つかの実施形態によれば、出力増強デバイスを小型化及び低コスト化できると共に、ブレードに付加されるトルクを効率良く増加でき、発電装置の出力を向上できる。
一実施形態に係る風力発電装置の側面図である。 一実施形態に係る風力発電装置の正面図である。 一実施形態に係る出力増強デバイスの平面図である。 一実施形態に係る出力増強デバイスの軸方向における風速分布の一例を示す線図である。 ブレードに付加されるトルクのブレードの翼長方向における分布を示す線図である。 ブレードの翼コード長のブレードの翼長方向における分布を示す線図である。 ブレードの翼厚比のブレードの翼長方向における分布を示す線図である。 一実施形態に係る出力増強デバイスのケーシングを示す斜視図である。 一実施形態に係る出力増強デバイスのケーシングを示す斜視図である。 ブレードの形状の一例を示す斜視図である。 ブレードに加わるトルクの分布の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載され又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1及び図2は、一実施形態に係る風力発電装置10を概略的に示す側面図及び正面図である。
図1及び図2において、風力発電装置10は、少なくとも1本のブレード14と、ブレード14が取り付けられたハブ16とを含んで構成されるロータ12を備える。ロータ12は、ブレード14に流入する風wがもつ風力エネルギによって回転駆動される。ハブ16は、タワー20の頂上に設置されたナセル18に回転自在に支持される。ナセル18の内部には、ロータ12の回転を発電機(不図示)に伝達するトランスミッション(不図示)と、ロータ12の回転によって駆動され電力を生成する該発電機とが収容されている。
風力発電装置10はさらに出力増強デバイス22を備える。出力増強デバイス22は、ハブ16を囲むように配置される筒状のケーシング24を含んで構成される。ケーシング24は、ブレード14が挿通される貫通孔26を有する。ケーシング24は、ブレード14が貫通孔26に挿通された状態でロータ12と共に回転する。
なお、図1では、便宜上、出力増強デバイス22のみ断面で図示している。
ブレード14を貫通孔26に挿通させることで、出力増強デバイス22は、図示のように、ブレード14と交差する位置に設けられる。即ち、ブレード14の翼長方向で、ブレード先端よりもハブ側に近い位置に設けることができるため、ケーシング24を小径化できる。これによって、出力増強デバイス22の小型化及び低コスト化が可能になる。また、風wの流れ方向に対して、ブレード14と同じ位置に設けることができるため、ブレード14の翼前縁付近における風wの増速効果を高めることができる。これによって、ブレード14に付加されるトルクを効率良く増加できるため、発電機の出力を向上できる。
一実施形態では、図1及び図2に示すように、ケーシング24は、軸方向がブレード14の回転中心軸Oに沿うように配置される。これによって、回転中心軸Oに沿って流入する風wを効率良く増速できる。さらに、回転中心軸Oに対して傾斜した角度でケーシング24に流入する風wも増速可能である。
一実施形態では、図2に示すように、ケーシング24をハブ16に支持させるための支柱28を備え、ケーシング24は支柱28を介してハブ16に固定される。
この実施形態によれば、出力増強デバイス22は支柱28によってハブ16に支持され、ブレード14に固定されない。従って、ブレード14はピッチ角制御機能を備えることができる。
図3に示すように、ピッチ角θとはブレード14の風wに対する角度であり、ブレード14の翼長方向回転軸Oを中心としてブレード14を回動させることで、ピッチ角θの制御が可能になる。また、ケーシング24を支柱28で支持することで、ケーシング24の支持構成を簡素化かつ低コスト化できる。この実施形態では、ブレード14は貫通孔26に対して隙間Crを有して挿通される。
上記実施形態のように、貫通孔26に挿通されるブレード14のピッチ角制御が可能になる実施形態においては、貫通孔26は、貫通孔26に挿入されるブレード14の翼コード長c(図10参照)より大きい直径を有する円形の貫通孔とする必要がある。また、ケーシング24の軸方向長さLは、貫通孔26に挿通されるブレード14の翼コード長cより長く設定する必要がある。
一実施形態では、支柱28の横断面を翼形形状とすることができる。これによって、ケーシング24の内側に流入する風wの乱れを抑制できるため、ケーシング24の内側に流入する風wの増速効果を維持できる。
一実施形態では、ケーシング24はブレード14に固定される。この実施形態によれば、ケーシング24は直接ブレード14に固定されることで、出力増強デバイス22はロータ12と共に回転可能である、また、出力増強デバイス22の取付けに支柱28のような支持部材が不要となり、図1及び図2に示す実施形態より低コスト化できる。但し、この実施形態では、ブレード14はピッチ角制御機能を備えることはできない。
幾つかの実施形態では、ケーシング24を軸方向から視認したとき、ケーシング24は、円形であってもよいし、楕円形であってもよい。また、別な実施形態では、例えば、三角形、四角形等又は六角形等の多角形であってもよい。ケーシング24を多角形とすれば、円形、楕円形等と比べて製造が容易になる。
一実施形態では、図1及び図4に示すように、ケーシング24は、ケーシング24の軸方向断面において、ケーシング24の外面40が背面形状を有し、ケーシング24の内面42が腹面形状を有する翼形に形成される。
この実施形態によれば、ケーシング24の外面40が背面形状を有するため、ケーシング24の外面40に沿う風wを増速できる。これによって、元々内側領域より風wから大きいトルクを受けるケーシング24の外側領域で風wの流速をさらに増加できるため、ブレード14に付加されるトルクを増加できる。なお、ケーシング24の内側領域でトルクが減少したとしても、全体としてブレード14に付加されるトルクを増加できる。
図4は、ケーシング24の軸方向における風wの流速分布を示す。
図4において、横軸は、ケーシング24の前端44の位置を0とし、後端46を1とした無次元値を示し、縦軸は、風wの流速を示す。図中、ラインAは、出力増強デバイス22のケーシング24の外面40に沿う風wの流速分布を示し、ラインBは、ケーシング24の軸方向におけるブレード14の翼前縁34の位置を示し、ラインCはブレード14の翼後縁36の位置を示している。
一実施形態では、ケーシング24の軸方向長さをLとしたとき、貫通孔26は、ケーシング24の軸方向において、ケーシング24の前端から0.1L〜0.8Lの位置に配置される。
この実施形態によれば、貫通孔26は、ケーシング24の前端から0.1L〜0.8Lの位置に配置されるため、出力増強デバイス22で風wが増速される領域にブレード14の翼前縁を配置できる。これによって、ブレード14に付加されるトルクを増加できる。
このように、ブレード14の翼前縁に流入する風wの流速を増加させることで、ブレード14が受けるトルクを最も効率良く増加できる。
図4に示されるラインAの流速分布からみて、好ましくは、貫通孔26は、ケーシング24の前端から0.1L〜0.4Lの位置に配置するのがよい。
図10は、ブレード14の形状の一例を示す。図10において、翼根部30は強度を高めるため円柱に近い断面を有する。翼根部30から翼端部32に移行するにつれて、風wに対する抵抗を増加してトルク量を増加させるため、翼コード長cが増加し、回転による周速が大きくなる翼端側領域では、逆に風wの抵抗を減らすために翼コード長cは短くされる。翼長方向と直交する横断面Sにおける最大翼厚tも、翼根部30から翼端部32に移行するにつれて変わる。図中、34はブレード14の翼前縁を示し、36はブレード14の翼後縁を示す。
図11は、ブレード14が風wから受けるトルクを示す図である。翼コード長cが小さく、かつ回転による周速も小さい翼根部は流入する風wから受けるトルクの値は小さい。
一実施形態では、ブレード14の翼長方向長さ(ロータ12の半径)をRとし、ブレード14の回転中心軸Oとケーシング24との距離をrとするとき、ケーシング24は、0.05≦r/R≦0.25を満たす位置に配置される。
この実施形態によれば、上記数値限定範囲を満たすケーシング24の位置は、ブレード14の翼長方向においてハブ16の外側から翼根部付近の領域となる。この領域は、ブレード14に流入する風wが減速しがちな領域である。該領域に出力増強デバイス22を設けることで、該領域における風wの流速増加が可能になり、従って、ブレード14に付加されるトルクを増加できる。
図5は、ブレード14の翼長方向においてブレード14に流入する風wから受けるトルクの分布を示す。
図5において、ラインXは、出力増強デバイス22を設けたときのブレード14が受けるトルクを示し、ラインYは、出力増強デバイス22を設けないときのブレード14が受けるトルクを示している。この実験では、図1及び図4に示すように、ケーシング24の外面40が背面形状を有し、ケーシング24の内面42が腹面形状を有する翼形に形成された出力増強デバイスを用いている。
図5から、上記構成の出力増強デバイス22を用いたときは、出力増強デバイス22を用いないときと比べて、ケーシング24の外面40に沿ってロータ12に流入する風wが増速し、ケーシング24の内面42に沿ってロータ12に流入する風wが減速している。翼根部30に近いケーシング24の内側領域では、元々風wの流速は小さいため、出力増強デバイスの設置による影響は少ない。従って、出力増強デバイス22を備えることで、全体としてブレード14が受けるトルクを増加できる。
好ましくは、ケーシング24は、0.1≦r/R≦0.2を満たす位置に配置される。これによって、外面40に沿ってロータ12に流入する風wをさらに増速でき、ブレード14が受けるトルクをさらに増加できる。
図6は、ブレード14の半径位置r/Rと翼コード長比c/Rとの関係の一例を示す線図である。翼コード長比c/Rは翼コード長cを無次元量で表すものである。同図に示すように、ブレード14は、翼根部では強度が要求されるため、翼コード長比c/Rは低下する。
一実施形態では、出力増強デバイス22は、ブレード14の翼長方向でブレード14の翼コード長比c/Rが最大値となる位置よりもハブ側の位置に設けられる。これによって、貫通孔26には翼コード長cが短いブレード14の領域が挿入されるため、ブレード14のピッチ角制御を可能にする場合であっても、貫通孔26の直径を小さくできる。従って、貫通孔26と貫通孔26に挿通されるブレード14との隙間Cr(図3参照)を低減できるので、隙間Crからの風wの漏出を抑制できる。そのため、風wの増速効果を維持できる。また、貫通孔26の直径を小さくできるため、出力増強デバイス22の軸方向長さの下限値を小さくできる。
図6において、領域a1は、出力増強デバイス22を設ける領域の一例を示している。出力増強デバイス22を領域a1に設けることで、上記作用効果を得ることができる。
図7は、ブレード14の半径位置r/Rと翼厚比t/cとの関係の一例を示す線図である。同図に示すように、翼根部では、強度を高くするため、ブレード14の断面はほぼ円形となる。そのため、翼厚比t/cはほぼ100%となる。翼厚比t/cが50を超える領域では、ブレード14の空力性能は良くなく、風wはあまり増速しない。従って、ブレード14に流入する風wから受けるトルクは多くない。
そこで、一実施形態では、出力増強デバイス22は、0.6≦t/cを満たすブレード14の翼長方向位置に設けられる。
これによって、ブレード14の翼長方向で空力性能が良くない領域の空力性能を高めることができる。また、該領域の翼コード長cは短いので、ケーシング24に形成される貫通孔26の直径を小さくできる。さらに、貫通孔26の直径を小さくすることで、貫通孔26と貫通孔26に挿通されるブレード14との隙間Crを低減でき、該隙間Crからの風wの漏出を抑制できるため、風wの増速効果を維持できると共に、出力増強デバイス22の軸方向長さの下限値を小さくできる。
なお、好ましくは、0.6≦t/c≦0.7を満たすブレード14の翼長方向位置に設ける。これによって、空力性能が良くない領域の空力性能を高めることができ、ブレード14に付加されるトルクを増加できる。
図7において、領域a2は、出力増強デバイス22を設ける領域の一例を示している。出力増強デバイス22を領域a2に設けることで、上記作用効果を得ることができる。
一実施形態では、図8及び図9に示すように、出力増強デバイス22のケーシング24は、第1ケーシング片24aと第2ケーシング片24bとを少なくとも含み、第1ケーシング片24aと第2ケーシング片24bとは、貫通孔26を横断する位置において結合される。
この実施形態によれば、ケーシング24は貫通孔26を横断する位置で分割されているので、ブレード14を貫通孔26に挿入させた状態でのケーシング24の組立てが容易になる。
一実施形態では、図8及び図9に示すように、第1ケーシング片24aと第2ケーシング片24bとは、組み立てられたとき、貫通孔26を横断する位置に端面52が配置され、第1ケーシング片24aと第2ケーシング片24bとは、互いの端面52が結合される。
一実施形態では、ケーシング24は、第1ケーシング片24aと第2ケーシング片24bとを含み、ブレード14の数と同じ数のケーシング片を含み、これらケーシング片が貫通孔26を横断する位置で互いの端面52が結合されて組み立てられる。
一実施形態では、図2に示すように、3本のブレード14がハブ16の周方向に等間隔に設けられ、ケーシング24は、図9に示すように、周方向に3つの等分割されたケーシング片24a、24b及び24cで構成される。各ケーシング片24a〜24cの両端には、夫々半円形状の凹部50a、50b及び50cが形成されている。ケーシング片24a〜24cを組み立てるとき、各凹部50a〜50cで3本のブレード14の各々を挟みながら凹部50a、50b及び50cの両側に形成された端面52を突き合わせ、溶接などの手段で接合する。
これによって、ケーシング24を容易に組み立てることができる。
以上のように、風力発電装置10は、幾つかの実施形態に係る出力増強デバイス22を備えることで、出力増強デバイス自体を小型化及び低コスト化できると共に、風wの流れ方向で出力増強デバイス22をブレード14と同じ位置に設けることができるため、ブレード14の翼前縁付近における風wの増速効果を高めることができる。これによって、ブレード14に付加されるトルクを効率良く増加できるため、発電装置の出力を向上できる。
上記実施形態は、いずれも風力発電装置に適用した実施形態であるが、幾つかの実施形態では、他の自然エネルギ型発電装置に適用可能である。例えば、潮流を自然エネルギ源として発電を行う潮流発電や、海流を自然エネルギとして発電を行う海流発電などにも適用できる。
幾つかの実施形態によれば、自然エネルギ型発電装置において、簡易かつ低コストな手段で自然エネルギによってブレードに付加されるトルクの増加を可能にし、これによって、発電効率を向上できる。
10 風力発電装置
12 ロータ
14 ブレード
16 ハブ
18 ナセル
20 タワー
22 出力増強デバイス
24 ケーシング
24a、24b、24c ケーシング片
26 貫通孔
30 翼根部
32 翼端部
34 翼前縁
36 翼後縁
40 外面
42 内面
44 前端
46 後端
50a、50b、50c 凹部
52 端面
Cr 隙間
回転中心軸
翼長方向回転軸
R ブレード半径
S 横断面
Tr トルク
c 翼コード長
t 最大翼厚
w 風
θ ピッチ角

Claims (10)

  1. 再生エネルギによって駆動される少なくとも1本のブレード、及び前記ブレードが取り付けられたハブ、を含むロータを備える発電装置の出力増強デバイスであって、
    前記出力増強デバイスは、前記ハブを囲むように配置される筒状のケーシングであって、前記ブレードが挿通される貫通孔を有するとともに、前記ロータと共に回転するように構成されたケーシングを備えることを特徴とする発電装置の出力増強デバイス。
  2. 前記ケーシングは、前記ケーシングの軸方向断面において、前記ケーシングの外面が背面形状を有し、前記ケーシングの内面が腹面形状を有する翼形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の発電装置の出力増強デバイス。
  3. 前記ブレードの翼長方向長さをRとし、前記ブレードの回転中心と前記ケーシングとの距離をrとするとき、前記ケーシングは、0.05≦r/R≦0.25を満たす位置に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の発電装置の出力増強デバイス。
  4. 前記ケーシングの軸方向長さをLとしたとき、
    前記貫通孔は、前記ケーシングの軸方向において、前記ケーシングの前端から0.1L以上0.8L以下の位置に形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の発電装置の出力増強デバイス。
  5. 前記ケーシングを前記ハブに支持させるための支柱をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の発電装置の出力増強デバイス。
  6. 前記ブレードの翼コード長をc、前記ブレードの翼長方向長さをRとし、前記翼コード長cと前記翼長方向長さRとの比である翼コード長比をc/Rとしたとき、
    前記ケーシングは、前記翼コード長比c/Rが最大値となる前記ブレードの翼長方向位置よりも前記ハブ側の位置に設けられることを特徴とする請求項5に記載の発電装置の出力増強デバイス。
  7. 前記ケーシングは、前記ブレードの翼長方向と直交する横断面における最大翼厚をtとし、前記ブレードの翼コード長をcとするとき、0.6≦t/cを満たす前記ブレードの翼長方向位置に設けられることを特徴とする請求項5又は6に記載の発電装置の出力増強デバイス。
  8. 前記ケーシングは、第1ケーシング部と、第2ケーシング部とを少なくとも含み、
    前記第1ケーシング部と前記第2ケーシング部とは、前記貫通孔を横断する位置において結合されることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の発電装置の出力増強デバイス。
  9. 自然エネルギによって駆動される少なくとも1本のブレード、及び前記ブレードが取り付けられたハブ、を含むロータを備える自然エネルギ型発電装置であって、
    請求項1乃至8の何れか一項に記載の出力増強デバイスを備えることを特徴とする自然エネルギ型発電装置。
  10. 前記ブレードは風力エネルギによって駆動されるように構成されることを特徴とする請求項9に記載の自然エネルギ型発電装置。
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