JP2019173514A - 弁装置 - Google Patents

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尚史 小里
Hisafumi Kozato
尚史 小里
清水 晃治
Koji Shimizu
晃治 清水
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Abstract

【課題】温度調節および流量調節の細かい操作が可能な水栓を提供する。【解決手段】水栓は、吐水または止水を切り替える止弁装置と、止弁装置とは別の箇所に設けられており、水および湯が供給され、吐水温度を調節する温度調節部4および吐水流量を調節する流量調節部5を有する調節弁装置100と、を備える。温度調節部4は、吐水温度を調節すべく一の軸線まわりに回動する温調操作部40を有する。流量調節部5は、吐水流量を調節すべく温度調節部4と同一の軸線まわりに回動する流調操作部53を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、水栓に関する。
例えば特許文献1には、非接触式の人体検知センサによる人体検知に基づいて自動的に吐水および止水し、レバーハンドルによって温度調節および流量調節を行う水栓が記載されている。
レバーハンドルは、左右方向および上下方向へ回動可能に支持されている。レバーハンドルは、左右方向への回動操作によって水と湯との混合比を変化させて吐水温度を調節し、上下方向への回動操作によって吐水流量を調節する。
特開2011−094480号公報
特許文献1に記載の水栓は、1つのレバーハンドルを直交する2軸まわりに回動操作するため、回転範囲が制限され、操作力を2軸まわりに加減して吐水温度および吐水流量を細かく調節することが難しかった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、温度調節および流量調節の細かい操作が可能な水栓を提供することにある。
本発明に係る水栓は、吐水または止水を切り替える止弁装置と、前記止弁装置とは別の箇所に設けられており、水および湯が供給され、吐水温度を調節する温度調節部および吐水流量を調節する流量調節部を有する調節弁装置と、を備える水栓において、前記温度調節部は、吐水温度を調節すべく一の軸線まわりに回動する温調操作部を有し、前記流量調節部は、吐水流量を調節すべく前記軸線まわりに回動する流調操作部を有する。
本発明によれば、水栓は温度調節および流量調節の細かい操作が可能となる。
実施形態に係る水栓の構成を示す模式図である。 実施形態に係る調節弁装置の外観を示す斜視図である。 調節弁装置の上面図である。 図3に示すA−A線による調節弁装置の断面図である。 図3に示すB−B線による調節弁装置の断面図である。 貫通孔付近の制御軸の部分を拡大した断面図である。 流路の切替について説明するための模式図である。
以下、本発明を好適な実施形態をもとに図1から図7を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る水栓110の構成を示す模式図である。水栓110は、吐水管90、センサ95、コントローラ96、止弁装置97および調節弁装置100を備える。吐水管90は、図1に示すように例えば逆さL字状をなし、先端部に吐水部90aが設けられている。吐水管90には赤外線等による人体検知用のセンサ95が取り付けられており、センサ95による検知信号がコントローラ96へ送られる。
コントローラ96は、センサ95による検知信号に基いて、止弁装置97に設けられた開閉弁97aおよび開閉弁97bを制御し、水供給路98aおよび湯供給路98bを開閉する。止弁装置97は、例えば吐水管90を取り付けるカウンターなどの下方に設けられ、開閉弁97aおよび開閉弁97bを開閉することによって、吐水部90aにおける吐水および止水を切り替える。また、センサ95の代わりに押圧ボタンなどを設け、該押圧ボタンの押圧操作に基づいて開閉弁97aおよび開閉弁97bの開閉が制御されるようにしてもよい。
水供給路98aおよび湯供給路98bは、調節弁装置100に接続されている。調節弁装置100は、同一の軸線まわりに回動する温調ハンドル100aおよび流調ハンドル100bを有し、各ハンドルの回動によって、吐水部90aから吐水される水の温度調節および流量調節を行う。調節弁装置100は、吐水管90の基端部から先端部の任意の箇所に設けることができるが、図1に示すように吐水管90の先端部に設けることでユーザの手が届き易くなり、意匠的にもシンプルな印象を与える。調節弁装置100は、水栓110において止弁装置97とは別の箇所に設けられている。上述のように、調節弁装置100は、吐水管90の基端部から先端部の任意の箇所に設ける自由度を持たせて、止弁装置97とは別の箇所に別体として設けることで、ユーザの利便性がより高くなる工夫が可能である。
調節弁装置100は、吐水温度および吐水流量の調節機能に加えて、吐水する流路を切り替える流路切替機能を備えるものとしてもよい。例えば吐水部90aにシャワー吐水用の流路とストレート吐水用の流路を設け、調節弁装置100によってシャワー吐水またはストレート吐水を切り替えるようにしてもよい。また、調節弁装置100の流路切替機能によって、吐水管90の別の位置から吐水することなども可能となる。また、止弁装置97は、調節弁装置100への水供給路98aおよび湯供給路98bを開閉するほか、調節弁装置100から吐水部90aへの流路に開閉弁を設け、該開閉弁を開閉することによって吐水および止水を切り替えるようにしてもよい。
図2は実施形態に係る調節弁装置100の外観を示す斜視図であり、図2は調節弁装置100の上面図である。図1および図2において、温調ハンドル100aおよび流調ハンドル100bの記載は省略されている。調節弁装置100は、円筒状であり、軸線まわりに回動可能な、温調操作部40、流調操作部53および流路切替操作部70が設けられている。温調ハンドル100aは温調操作部40に、流調ハンドル100bは流調操作部53に取り付けられる。調節弁装置100は、円筒状のハウジング10の側面に水側流入口11aおよび湯側流入口12aを有している。ハウジング10には、水側流入口11aからハウジング10の内部に延びる水側流入路11、および湯側流入口12aからハウジング10の内部に延びる湯側流入路12が設けられている。水側流入口11aおよび湯側流入口12aは、水供給路98aおよび湯供給路98bに接続される。ハウジング10の内部には吐水路13が設けられており、下部の側面に吐水口13aが形成されている。
温調操作部40および流調操作部53は、ハウジング10に対して相対的に回動させることができる。流路切替操作部70は、ハウジング10に固定されており、ハウジング10とともに回動させることができる。調節弁装置100は、温調操作部40を回動させることによって吐水温度を調節し、流調操作部53を回動させることによって吐水流量を調節する。調節弁装置100は、流路切替操作部70をハウジング10とともに回動させることによって、吐水路13を接続する流路を切り替える。
図4は図3に示すA−A線による調節弁装置100の断面図であり、図5は図3に示すB−B線による調節弁装置100の断面図である。調節弁装置100は、ハウジング10、温度調節部4、流量調節部5、および流路切替部7を備える。ハウジング10は円筒状であり、中央の筒孔部分により吐水路13が形成されている。吐水路13の底部における側面には、吐水口13aが設けられている。水側流入路11および湯側流入路12は、ハウジング10の軸方向の中途部に、軸方向に間隔を空けて設けられており、半径方向に延びてハウジング10の周側部を内外に貫通する。ハウジング10の外周面には、水側流入路11の水側流入口11aおよび湯側流入路12の湯側流入口12aが形成される。水側流入口11aおよび湯側流入口12aは、ハウジング10の外周面において円弧状に設けられている。
温度調節部4は、一端が温調操作部40となる制御軸3、回動部41および温調弁部42を備える。制御軸3は、細長い棒状であり、ハウジング10の軸線上に設けられている。制御軸3は、ハウジング10の底部から、調節弁装置100全体の上部に突き出すように延びている。回動部41は、円筒状であり、筒内部に挿通された制御軸3との間で回転が拘束されており、制御軸3と一体的に軸線まわりに回動する。回動部41の筒内部は、軸方向に貫通しており、吐水路13の一部となっている。回動部41の外周面には雄ねじが形成されている。
温調弁部42は、円環板状であり、内周面に形成された雌ねじが回動部41の外周面に形成された雄ねじに螺合している。温調弁部42は、上端面42aが水側流入路11に連続する水側弁座14aに対向し、下端面42bが湯側流入路12に連続する湯側弁座14bに対向するように設けられている。温調弁部42は、軸方向に貫通する貫通孔42cを有し、湯側流入路12から貫通孔42cを通って湯が流れる。
貫通孔42cにはハウジング10から延びるガイド軸14cが挿通されており、ガイド軸14cによって温調弁部42の軸線まわりの回転が拘束されている。このため、温調弁部42は、制御軸3および回動部41の回動によって軸方向に移動する。温調弁部42が軸方向に移動することで、上端面42aが水側弁座14aに対して、下端面42bが湯側弁座14bに対して接近および離間し、水側流入路11および湯側流入路12の開度が変化して、水および湯の混合比が変化する。
温調弁部42の外周面42dには、対向するハウジング10の内周面との間にパッキンが設けられており、水側流入路11および湯側流入路12が連通しないように封じられている。
流量調節部5は、胴体部51、流調弁部52および流調操作部53を有する。胴体部51は、外側に外筒部51aを有し、外筒部51aの内側に内筒部51bを有する。外筒部51aと内筒部51bの間には流入路51cが形成されており、水側流入路11および湯側流入路12からの水および湯が流入路51cに流れ込む。内筒部51bの内側は、吐水路13の一部となっている。内筒部51bの上端部は弁座51dとなっている。
流調弁部52は、主弁20および内蓋24を備える。主弁20は、硬質の主弁本体21、主弁本体21に保持されたゴム製のダイアフラム22、および小孔23を備える。主弁本体21は円板状であり、中央に制御軸3を挿通する貫通孔21aを有する。ダイアフラム22は、周縁部が胴体部51の外筒部51aに嵌め合わされており、内蓋24の周縁部の底面によって押圧するようにして胴体部51の内部に取り付けられる。内蓋24は、皿状であり、底部24aの内側であって、主弁20の背面側に背圧室24bを画成する。内蓋24の底部24aの中央部には、制御軸3を挿通する貫通孔が設けられている。小孔23は、主弁本体21およびダイアフラム22を貫通するように設けられており、流入路51cと背圧室24bとを連通する。
制御軸3は、上述のように主弁本体21の中央に設けた貫通孔21aに挿入されている。貫通孔21aの内周面に設けた環状溝にシールリング25が保持されている。貫通孔21aに連続するように吐水路13へ連通するパイロット流路26が形成されている。
図6は、貫通孔21a付近の制御軸3の部分を拡大した断面図である。制御軸3は、シールリング25に接触する外径を有するシール部30aと、シールリング25の内径より小さい外径を有する環状の凹所30bを有する。凹所30bの軸方向における端部は、底部からシール部30aへ拡幅するテーパ面30cとしてある。
図4、図5および図6に示す制御軸3は、シール部30aがシールリング25に接触することで、背圧室24bからパイロット流路26へ水が流れない状態となる。このとき、小孔23を通して背圧室24bに水が流れ込んで背圧室24bの水圧が上昇し、主弁20が弁座51dに接触して止水状態となる。制御軸3を軸方向に上昇させ、シールリング25に凹所30bまたはテーパ面30cを対向させるようにすると、背圧室24bからパイロット流路26へ水が流れて背圧室24bの水圧が低下し、主弁20が弁座51dから離れて、流入路51cから吐水路13へ水が流れる。制御軸3を軸方向に上昇させる程度に応じて主弁20が弁座51dから離間する距離が変化し、吐水流量が調節される。
流調操作部53は円筒状であり、流路切替操作部70に内挿されて温調操作部40と同軸まわりに回動可能に支持されている。流調操作部53の内周面には雌ねじが形成されており、該雌ねじに螺合する雄ねじが形成された可動部35が制御軸3の端部に配設されている。可動部35は、円柱の周面における対向する両側部を平坦状に切除した形状であり、平坦面がガイド板55に接触して回転拘束され、雄ねじ部分が流調操作部53の雌ねじに螺合し、流調操作部53の回動によって軸方向に直動する。ガイド板55は、ハウジング10側に固定的に設けられる。
流量調節部5は、流調操作部53の回動操作によって、可動部35が直動して制御軸3が軸方向に移動し、流調弁部52が開閉するように機能する。流量調節部5は、制御軸3の軸方向位置によって、流調弁部52の開度が定まり、吐水路13へ流れる吐水流量を調節する。
流路切替部7は、流路切替操作部70および切替弁部71によって構成されている。切替弁部71は、ハウジング10の下部として形成されており、上述のとおり側面に吐水口13aが設けられている。切替弁部71は、温調弁部42および流調弁部52の下流側に設けられている。図7は、流路の切替について説明するための模式図である。図7は、吐水口13aを含む切替弁部71の軸線方向に直交する断面を表している。ハウジング10内には吐水路13が形成されており、吐水路13の下流側に切替弁部71が設けられている。
吐水口13aは、吐水路13の下流側に設けられ、切替弁部71の側面に表われている。流路切替操作部70は、ハウジング10の下部の切替弁部71と一体的に回動し、吐水口13aの位置を切り替えることができる。流路切替部7は、流路切替操作部70の回動操作によって、吐水路13を接続する流路を図7に示す流路91または流路92に切り替える。
次に、実施形態に係る調節弁装置100を備える水栓110の動作について説明する。温度調節部4は、温調操作部40を回動させることによって制御軸3および回動部41が回動し、温調弁部42が軸方向に移動する。温調弁部42が軸方向に移動することによって、温調弁部42の上端面42aが水側弁座14aに、下端面42bが湯側弁座14bに接近または離間する。温度調節部4は、温調弁部42が水側弁座14aおよび湯側弁座14bに接近または離間させることによって、水側流入口11aおよび湯側流入口12aから流入する水および湯の混合比を変化させ、吐水温度を調節する。
流量調節部5は、流調操作部53を回動させることによって、制御軸3を軸方向に移動させる。制御軸3の移動位置に応じて背圧室24bがパイロット流路26に連通して生じるパイロット流を利用して流調弁部52を可動する。流量調節部5は、制御軸3の移動位置に対応して流調弁部52の開度が定まり、吐水路13へ通流する吐水流量を調節する。流調弁部52は、流調操作部53の手動によって直接的に操作しなくて済み、パイロット流を利用して可動されるので、流調操作部53における操作荷重を軽減することができる。
流路切替部7は、流路切替操作部70をハウジング10の下部の切替弁部71と一体的に回転させることで、切替弁部71に設けた吐水口13aの位置を切り替え、吐水路13を接続する流路を切り替える。切替弁部71は、温調弁部42および流調弁部52の下流側に設けられているので、吐水路13において水と湯が撹拌され、温度調節によって期待される温度により近い温度の水を吐水口13aから吐水することができる。
調節弁装置100は、温度調節部4による温度調節および流量調節部5による流量調節の各機能を有して小型化することができる。調節弁装置100は、温調操作部40および流調操作部53が同一の軸線まわりに回動する。図1に示すように、温調操作部40に温調ハンドル100aを、流調操作部53に流調ハンドル100bを取り付けて、各ハンドルを同一の軸線まわりに操作することで、水栓110の温度調節および流量調節の操作が一軸まわりの回動で行える。水栓110は、同一軸まわりのそれぞれ独立した回動によって、温度調節および流量調節の細かい操作が可能となる。
さらに調節弁装置100は、温度調節および流量調節に加えて、流路切替部7による流路切替の機能を含めて小型化することができる。流路切替部7における流路切替は、温度調節部4による温度調節および流量調節部5による流量調節の操作と同一の軸線まわりの回動操作によって行うことができるので、操作が分かり易い。
温調弁部42、流調弁部52および切替弁部71は、軸線の軸方向に重なるように設けられているので、軸線の径方向における調節弁装置100の寸法を小さくすることができる。また、温調弁部42、流調弁部52および切替弁部71は、軸線の径方向に重なるように設けてもよく、この場合、軸線の軸方向における調節弁装置100の寸法を小さくすることができる。
温調弁部42は、制御軸3が軸線まわりに回動することによって、軸方向に可動する機構となっている。また、流調弁部52は、制御軸3の軸方向の移動に伴って主弁20が軸方向に可動する機構となっている。水栓110は、調節弁装置100における温調弁部42および流調弁部52が軸線の軸方向に可動する機構としてあることで、径方向の寸法を小さくすることができる。
制御軸3は、温調操作部40および流調操作部53の回動操作によって可動する。温度調節部4および流量調節部5は、温調弁部42および流調弁部52が一本の制御軸3の軸線まわりの回動および軸方向へ移動による動きに連動して機能するので、調節弁装置100の部品点数が削減される。
図1に示すように、調節弁装置100は、吐水管90の先端部に配設することができる。水栓110は、調節弁装置100を吐水管90の先端部に配設することによって、温調ハンドル100aおよび流調ハンドル100bにユーザの手が届き易くなり、操作性が向上する。
次に、実施形態に係る水栓110の特徴を説明する。
本発明の実施形態に係る水栓110は、吐水または止水を切り替える止弁装置97と、止弁装置97とは別の箇所に設けられており、水および湯が供給され、吐水温度を調節する温度調節部4および吐水流量を調節する流量調節部5を有する調節弁装置100と、を備える。温度調節部4は、吐水温度を調節すべく一の軸線まわりに回動する温調操作部40を有する。流量調節部5は、吐水流量を調節すべく温度調節部4と同一の軸線まわりに回動する流調操作部53を有する。これにより、水栓110は、同一軸まわりのそれぞれ独立した回動によって、温度調節および流量調節の細かい操作が可能となる。
また調節弁装置100は、吐水する流路を切り替える流路切替部7を有する。これにより、水栓110は、調節弁装置100において温度調節、流量調節および流路切替の各機能を持たせて小型化することができる。
また温度調節部4は、温調操作部40の回動に連動し、供給される水および湯の混合比を変化させる温調弁部42を有する。流量調節部5は、流調操作部53の回動に連動し、通流させる流量を変化させる流調弁部52を有する。温調弁部42および流調弁部52は、軸線の軸方向に重なるように設けられている。これにより、水栓110は、温調操作部40および流調操作部53を回動させる軸線の径方向における調節弁装置100の寸法を小さくすることができる。
また温調弁部42および流調弁部52は軸線の軸方向に可動する機構としてある。これにより、水栓110は、調節弁装置100における径方向の寸法を小さくすることができる。
また調節弁装置100は、軸線上に配置される一本の制御軸3を有し、制御軸3が温調操作部40および流調操作部53の回動によって可動する。温調弁部42および流調弁部52は制御軸3の動きに連動する。これにより、水栓110は、調節弁装置100の部品点数を削減することができる。
以上、本発明の実施形態をもとに説明した。これらの実施形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
3 制御軸、 4 温度調節部、 40 温調操作部、 42 温調弁部、
5 流量調節部、 52 流調弁部、 53 流調操作部、 7 流路切替部、
97 止弁装置、 100 調節弁装置、 110 水栓。

Claims (5)

  1. 吐水または止水を切り替える止弁装置と、
    前記止弁装置とは別の箇所に設けられており、水および湯が供給され、吐水温度を調節する温度調節部および吐水流量を調節する流量調節部を有する調節弁装置と、
    を備える水栓において、
    前記温度調節部は、吐水温度を調節すべく一の軸線まわりに回動する温調操作部を有し、
    前記流量調節部は、吐水流量を調節すべく前記軸線まわりに回動する流調操作部を有することを特徴とする水栓。
  2. 前記調節弁装置は、吐水する流路を切り替える流路切替部を有することを特徴とする請求項1に記載の水栓。
  3. 前記温度調節部は、前記温調操作部の回動に連動し、供給される水および湯の混合比を変化させる温調弁部を有し、
    前記流量調節部は、前記流調操作部の回動に連動し、通流させる流量を変化させる流調弁部を有し、
    前記温調弁部および前記流調弁部は、前記軸線の軸方向に重なるように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の水栓。
  4. 前記温調弁部および前記流調弁部は、前記軸線の軸方向に可動する機構としてあることを特徴とする請求項3に記載の水栓。
  5. 前記調節弁装置は、前記軸線上に配置される一本の制御軸を有し、
    前記制御軸は、前記温調操作部および前記流調操作部の回動によって可動し、
    前記温調弁部および前記流調弁部は、前記制御軸の動きに連動することを特徴とする請求項3または4に記載の水栓。
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