JP2019172620A - 炎症後色素沈着改善剤 - Google Patents

炎症後色素沈着改善剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2019172620A
JP2019172620A JP2018064235A JP2018064235A JP2019172620A JP 2019172620 A JP2019172620 A JP 2019172620A JP 2018064235 A JP2018064235 A JP 2018064235A JP 2018064235 A JP2018064235 A JP 2018064235A JP 2019172620 A JP2019172620 A JP 2019172620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
post
pih
pigmentation
improving agent
ascorbic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018064235A
Other languages
English (en)
Inventor
真理子 横田
Mariko Yokota
真理子 横田
由紀 佐藤
Yuki Sato
由紀 佐藤
彰一 矢作
Shoichi Yahagi
彰一 矢作
秀哉 安藤
Hideya Ando
秀哉 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmos Technical Center Co Ltd
Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
Original Assignee
Cosmos Technical Center Co Ltd
Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cosmos Technical Center Co Ltd, Nikko Chemicals Co Ltd, Nippon Surfactant Industries Co Ltd filed Critical Cosmos Technical Center Co Ltd
Priority to JP2018064235A priority Critical patent/JP2019172620A/ja
Publication of JP2019172620A publication Critical patent/JP2019172620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

【課題】クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させることが可能な、炎症後色素沈着(PIH)を効果的に治療できる薬剤の提供。【解決手段】リノール酸誘導体を有効成分とする、炎症後色素沈着改善剤の提供。リノール酸誘導体は、リノール酸エチルであり、炎症後色素沈着に起因するしみを改善する。また、炎症後色素沈着に起因する皮膚明度低下を抑制する。経皮投与され、さらに、アスコルビン酸およびアスコルビン酸誘導体の少なくとも1種を含む。【選択図】なし

Description

本発明は、炎症後色素沈着改善剤に関する。
しみは、皮膚にメラニンが蓄積し周囲の皮膚よりも濃い茶褐色を帯びた状態を指す。このようなしみを症状として示す疾患としては、皮膚科学的疾患分類として種々の疾患が含まれ、例えば、老人性色素斑、脂漏性角化症、光線性花弁状色素斑、肝斑、炎症後色素沈着などが挙げられる。このうち、炎症後色素沈着(Post Inflammatory Hyperpigmentation、単にPIHとも称する)は、かぶれや虫刺され、ニキビなどの炎症に起因して生ずる色素沈着である。
炎症後色素沈着において、強い炎症が起きた場合には、表皮細胞の崩壊に伴い、表皮ケラチノサイトが含有するメラニンが真皮に滴落して、紫褐色、灰紫褐色の色素沈着を呈する(非特許文献1)。炎症後色素沈着の発生機序については、アラキドン酸代謝物質、スーパーオキシド、いくつかのサイトカインなどの関与が報告されているが未だ不明な点が多い。PG(プロスタグランジン;prostaglandin)も炎症細胞から放出されるが、このうちPGE2(プロスタグランジンE2;prostaglandin E2)やPGF2α(プロスラグランジンF2α;prostaglandin F2α)は、メラノサイトの樹状突起形成を促進させる。また、LTC4(ロイコトリエンC4;leukotriene C4)、LTD4(ロイコトリエンD4;leukotriene D4)についてもメラノサイトを活性化することが報告されている。IFN−γ(インターフェロンγ;interferon−gamma)は、メラノサイト上のα−MSH(α−メラノサイト制御ホルモン;alpha−Melanocyte−stimulating hormone)レセプター発現を増加させることで、α−MSHの存在下でメラニン産生を亢進するとの報告がある。
一般的な色素沈着は、紫外線等による過剰なメラニン産生とターンオーバー遅延に伴う排泄異常が一因であることが知られており、多くの美白剤はこれらをターゲットとするものである。炎症後色素沈着も色素沈着症の一種であることから、炎症後色素沈着の改善を目的としてこれらの美白剤が用いられることもある。しかしながら、上述のように、炎症後色素沈着の発生機序は、不明な点が多く、美白剤は一般的な対症療法として用いられうるに過ぎず、根本的な改善を促すものではなかった。
また、炎症後色素沈着の改善においては有効な薬剤の報告例は少ない。例えば、非特許文献2では、座瘡に起因する炎症後色素沈着について検討がなされており、クリンダマイシンおよびトレチノインを含む局所ゲルを使用した場合、12週の投与後、若干の改善作用があることが報告されている。したがって、炎症後色素沈着の投与が長い時間を要し、また、その改善作用も限定的であった。
よって、薬剤を用いた炎症後色素沈着の治療は十分ではなく、炎症後色素沈着の治療は、レーザーによる治療が主流となっている。
アンチ・エイジングシリーズ No.2 皮膚の抗老化最前線、株式会社エヌ・ティー・エス、48−49、2006 Efficacy and Safety of Clindamycin Phosphate 1.2% and Tretinoin 0.025% Gel for the Treatment of Acne and Acne-induced Post-inflammatory Hyperpigmentation in Patients with Skin of Color.,Callender VD, Young CM, Kindred C, Taylor SC.,J Clin Aesthet Dermatol. 2012 Jul;5(7):25-32
しかしながら、レーザー治療は通院が必要であることや痛みを伴うことから、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させる観点からPIHを効果的に治療できる薬剤の開発が望まれている。
したがって、本発明は、PIHを効果的に治療できる薬剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、PIHを改善する薬剤について鋭意研究した結果、リノール酸誘導体がPIHの改善に顕著な有用性を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
リノール酸誘導体を有効成分として含むことで、PIH改善に顕著な有用性を示す。
本発明は、リノール酸誘導体を有効成分とする、炎症後色素沈着改善剤である。以下、炎症後色素沈着改善剤を単にPIH改善剤とも称する。炎症後色素沈着は、例えば、皮膚の火傷、創傷、座瘡、特定の医薬の使用、皮膚炎などの炎症に起因して発生する色素沈着過剰を指す。
PIHは他の色素沈着症と比較して、表皮層の深部への色素沈着を特徴とし、軽度な炎症では真皮上層、また強い炎症では表皮基底膜の崩壊による真皮の影響を受ける。本発明者らは、このような炎症後色素沈着特有の現象に着目し、鋭意検討した結果、リノール酸誘導体がPIHの症状を顕著に改善したことから、本発明を完成させた。
リノール酸誘導体とは、リノール酸の一部が他の原子または置換基で置換されて得られる化合物を意味する。リノール酸誘導体としては、特に限定されるものではないが、リノール酸エステルであることが好ましい。リノール酸エステルとしては、具体的には、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、リノール酸イソステアリル、リノール酸オレイル、リノール酸グリセリル、リノール酸トコフェロール、リノール酸レチノール、リノール酸ラノリル、リノール酸ポリグリセリル−10、リノール酸メントールエステル等が挙げられる。中でも、効果の観点から、リノール酸誘導体は、リノール酸と一価アルコールとのエステルであることが好ましく、リノール酸エチルまたはリノール酸イソプロピルであることがより好ましく、リノール酸エチルであることがさらに好ましい。リノール酸誘導体は、それぞれ単独でまたは混合して用いることができる。
PIH改善剤における、リノール酸誘導体の含有量は、用途、剤型、配合目的等によって異なり、特に限定されるものではないが、例えば、リノール酸誘導体として、改善剤中0.001〜10.0質量%が好ましく、より好ましくは0.01〜5.0質量%であり、特に好ましくは0.5〜2.0質量%である。
本発明においては、PIH改善剤を1日1〜数回に分けて投与すればよい。
投与経路は特に限定されないが、本発明の効果が効率的に奏されることから、経皮投与であることが好ましい。すなわち、本発明のPIH改善剤は皮膚外用剤であることが好ましい。
本発明のPIH改善剤は、炎症後色素沈着を改善する。例えば、本発明のPIH改善剤は、炎症後色素沈着に起因するしみを改善する。ここでいうしみとは、後述の実施例で記載する表在性のしみ(可視化できるしみ)を指す。好ましくは、本発明のPIH改善剤は、表在性のしみおよび潜在的なしみ(将来顕在化するしみ)の双方を改善する。双方のしみを改善することで、改善効果が長期にわたり発現される。ここで、しみの改善とは、PIH改善剤適用前と比較してしみが薄くなる、PIH改善剤適用前と比較してしみが消失する、およびPIH改善剤適用前と比較して一定面積あたりのしみの面積が減少するから選択される少なくとも一を指す。PIH改善剤適用前と比較して一定面積あたりのしみの面積が減少するとは、具体的には、PIH改善剤適用前と比較して、4週間後の面積あたりの表在性のしみの個数が、p値が0.025未満の有意差をもって減少することが好ましい。
また、本発明のPIH改善剤は、炎症後色素沈着に起因する皮膚明度低下を抑制することが好ましい。皮膚明度は後述の実施例に記載の方法により測定することができる。具体的には、PIH改善剤適用前と比較して、皮膚の明度がp値が0.01未満の有意差で増加することが好ましい。明度の測定方法は、後述の評価例1に記載の色彩色素計を用いて測定することができる。
PIH改善剤には、公知の抗炎症剤、肌荒れ予防/改善剤、美白剤を配合することができる。
中でも、PIH改善剤は、顕著な効果が得られることからアスコルビン酸およびアスコルビン酸誘導体の少なくとも1種を含むことが好ましい。
アスコルビン酸はD体、L体、DL体のいずれであってもよいが、好ましくはL体である。
アスコルビン酸誘導体とは、アスコルビン酸の一部が他の原子または置換基で置換されて得られる化合物を意味する。アスコルビン酸誘導体の母体であるアスコルビン酸誘導体としては、例えば、アスコルビン酸のエステル誘導体またはその塩、アスコルビン酸のエーテル誘導体またはその塩、アスコルビン酸の塩等が挙げられる。
アスコルビン酸のエステル誘導体としては例えば、アスコルビン酸と、硫酸、リン酸、テトラ高級脂肪酸等の酸とのエステルが挙げられる。アスコルビン酸とテトラ高級脂肪酸とのエステルとしては、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、テトライソパルミチン酸アスコルビル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなどのテトラ高級脂肪酸アスコルビルが挙げられる。
アスコルビン酸のエーテル誘導体としては例えば、アスコルビン酸グルコシド(例、アスコルビン酸−2−グルコシド)などが挙げられる。
アスコルビン酸誘導体は、アスコルビン酸の塩またはアスコルビン酸誘導体の塩であってもよい。塩としては例えば下記の塩が挙げられる:ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム、カルシウム、バリウム等のアルカリ土類金属塩、およびアルミニウム等の多価金属塩などの各種の金属塩;アンモニウム、トリシクロヘキシルアンモニウム等のアンモニウム塩;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等の各種のアルカノールアミン塩等。
中でもアスコルビン酸誘導体としては、アスコルビン酸の塩、アスコルビン酸エステル誘導体およびその塩、アスコルビン酸のエーテル誘導体またはその塩であることが好ましく、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸−2−グルコシド、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルであることがより好ましい。アスコルビン酸誘導体は1種単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。
PIH改善剤におけるアスコルビン酸誘導体の配合量は、PIH改善剤に対して0.1〜30質量%であることが好ましく、1〜5質量%であることがより好ましい。
リノール酸誘導体およびアスコルビン酸誘導体のPIH改善剤における含有質量比は特に限定されるものではないが、効果の観点から、リノール酸誘導体:アスコルビン酸誘導体=1:0.1〜100であることが好ましい。
PIH改善剤には、本発明の効果を損なわない範囲で製薬上許容される成分をさらに含むことができる。当該成分としては、例えば、炭化水素、植物油脂、ロウ類、合成エステル油、シリコーン系の油相成分、フッ素系の油相成分、高級アルコール類、脂肪酸類、増粘剤、紫外線吸収剤、粉体、顔料、色材、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、多価アルコール、糖、高分子化合物、生理活性成分、経皮吸収促進剤、溶媒、酸化防止剤、香料、防腐剤等が挙げられる。
PIH改善剤に係る剤型は任意であり、液状、乳液状、クリーム、パック、軟膏、分散液、固形物、ムース等の任意の剤型をとることができる。
PIH改善剤は、PIHを予防または治療するために用いられる。本発明でいうPIH改善剤は、PIHに起因する色素沈着の改善を目的とした医薬品、医薬部外品または特定保健用食品(健康増進法(平成14年法律第103号)第26条第1項の許可又は第29条第1項の承認を受け、「食生活において特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」)として使用されうる。
本発明の効果を、以下の実施例および比較例を用いて説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。実施例において「部」あるいは「%」の表示を用いる場合があるが、特に断りがない限り、「質量部」あるいは「質量%」を表す。また、特記しない限り、各操作は、室温(25℃)で行われる。
評価例1:画像解析システムVISIAによるしみ領域の評価
1.試料の調製
実施例1および比較例1:炎症後色素沈着抑制剤(クリーム)
表1(質量基準)に記載の各成分を用い、クリーム調製の常法にて実施例1及び比較例1を得た。
2.評価方法
座瘡に起因するPIHと診断された女性21名(年齢:20〜55歳、平均年齢;41.86±6.37歳)を対象とした。実施例1のリノール酸エチル配合クリームおよび比較例1のリノール酸エチル未配合クリームの試験試料を顔に朝と夜の1日2回塗布し、これを4週間継続した。継続使用後の対象者について、画像解析システムによるしみ領域の変化を測定した。なお、測定は被験部位を洗顔後、20〜25℃、相対湿度40〜60%の環境下で30分馴化させた後に実施した。測定はVISIA−CR(登録商標)(Canfield Imaging System、Canfield Scientific社製)を用いた画像解析システムにより、可視光照射下で撮影される写真から解析されるしみ(目視できるしみ、表在性のしみ)(一定面積当たりのしみ領域の面積(cm))、および紫外線照射下で撮影される写真から解析されるしみ(潜在的なしみ、皮膚直下のしみ)(一定面積あたりのしみ領域の面積(A.U.))について解析を行った。
3.結果
結果を表2に示す。2%リノール酸エチル配合クリーム(実施例1)連用部位において、可視光照射下で撮影される写真から解析される表在性のしみは、0週および未配合クリーム(比較例1)塗布部位と比較して、使用2週および4週後に有意かつ顕著に減少した。一方、2%リノール酸エチル配合クリーム(実施例1)連用部位において、紫外線照射下で撮影される写真から解析されるしみは、未配合クリーム(比較例1)塗布部位と比較して、使用2週および4週後に有意に減少した。
実施例1のPIH改善剤は、2週間連用によって、リノール酸エチルを配合していない比較例1と比較して、PIH患者の表在性のしみを顕著に改善させた。以上より、実施例1のPIH改善剤により、PIH患者において色素沈着部位の改善が確認された。また、潜在的なしみについても効果を奏することがわかった。このことから、将来的に顕在化するPIH起因のしみに対しても本発明のPIH改善剤は有用であり、持続的にPIHに起因する症状(しみ)を改善できることが示唆される。
評価例2:PIHに起因する皮膚明度低下に対する改善作用の評価
1、試験の概要
PIH患者に対する臨床での改善作用について、皮膚の明度を指標として評価した。
2、試験方法
座瘡に起因するPIHと診断された女性21名(年齢:20〜55歳、平均年齢; 41.86±6.37歳)を対象とした。試験試料は実施例1および比較例1と同じものを使用した。各試験試料を顔に朝と夜の1日2回塗布し、これを4週間継続した。なお、測定は被験部位を洗顔後、20〜25℃、相対湿度40〜60%の環境下で30分馴化させた後に実施した。測定は、色彩色差計(Chromameter CR-400、コニカミノルタ社製)を用いて、明度(L*値)を測定した。
3、結果
結果を表3に示す。2%リノール酸エチル配合クリーム(実施例1)連用部位において、明度は0週と比較して、使用4週後に有意に増加した。
PIH改善剤による皮膚明度低下の抑制は、PIHに起因する色素沈着の消失または改善に基づくものと考察される。
評価例3:角層細胞面積におけるターンオーバー促進作用の評価
1、試験の概要
PIH患者に対する臨床での改善作用について、角層細胞面積を指標としてターンオーバーの促進作用を評価した。
2、試験方法
座瘡に起因するPIHと診断された女性21名(年齢:20〜55歳、平均年齢; 41.86±6.37歳)を対象とした。試験試料は実施例1および比較例1と同じものを使用した。各試験試料を顔に朝と夜の1日2回塗布し、これを4週間継続した。なお、測定は被験部位を洗顔後、20〜25℃、相対湿度40〜60%の環境下で30分馴化させた後に実施した。ケラチンステッカーを用いて頬部の角層を採取した後、i-Scope(登録商標)(モリテックス社製)を用いて角層細胞面積を指標として測定した。
3、結果
結果を表4に示す。2%リノール酸エチル配合クリーム(実施例1)連用部位において、細胞面積は0週と比較して、使用2週および4週後に有意に減少したことから、ターンオーバーの促進が確認された。したがって、本発明のPIH改善剤の投与により、PIH患者群における皮膚のターンオーバーが促進されることが確認された。このようなターンオーバーの促進は、本発明のPIH改善剤がPIHに起因する色素沈着を改善する一機序であると考察される。なお、PIHは上述のようにその作用機序が不明であり、複雑な要因がからみあって生ずる疾患であるため、皮膚のターンオーバーを促進させる化合物が必ずしもPIHを改善するとは限らない。
以下、リノール酸誘導体を配合したPIH改善剤の処方例を処方例1〜10に記載する。
処方例1:液晶クリーム (質量%)
(A)NIKKOLニコムルスLC 4.0
NIKKOLシルブレンド91 6.7
トリエチルヘキサン酸グリセリル 3.0
リノール酸エチル 2.0
スクワラン 1.0
バチルアルコール 0.5
(B)グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ペンチレングリコール 1.0
カルボマー 0.14
KSP−102 10.0
防腐剤 適量
水 残量
(C)アルギニン 0.14
水 5.0
(D)エタノール 5.0
※NIKKOLニコムルスLC(日光ケミカルズ社製):セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、フィトステロールズ、ステアリン酸グリセリル、PEG−20フィトステロール、水添レシチン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
NIKKOLシルブレンド91(日光ケミカルズ社製):シクロペンタシロキサン
KSP−102(信越シリコーン社製):(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー。
(製造方法)
(1)(A)、(B)をそれぞれ80℃で均一混合する。
(2)(B)に(A)を撹拌しながら徐々に添加する。
(3)(2)に、予め均一に混合した(C)を徐々に加える。
(4)(3)を撹拌しながら45℃まで冷却し、(D)を加える。35℃まで冷却する。
処方例2:オールインワンゲル (質量%)
(A)NIKKOLニコムルスSE W 4.5
プロパンジオール 5.0
防腐剤 適量
香料 適量
(B)NIKKOL SG−G2424 3.0
ヒアルロン酸 0.01
水酸化カリウム 0.09
キレート剤 適量
水 残量
(C)グリセリン 10.0
TEFLOSE 1.0
水 10.0
(D)ジメチコン 8.0
シクロペンタシロキサン 8.0
リノール酸エチル 1.5
NIKKOL NATURAL OILS−1 1.5
※NIKKOL ニコムルス SE W(日光ケミカルズ社製):トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、1,3−ブチレングリコール、セスキイソステアリン酸ソルビタン、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー、PPG−8セテス−20、水
NIKKOL SG−G2424(日光ケミカルズ社製):PEG−24グリセレス−24
TEFLOSE(日光ケミカルズ社製):プロパンジオール、水、ラムノース、グルコース、グルクロン酸
NIKKOL NATURAL OILS−1(日光ケミカルズ社製):スクワラン、マカデミアナッツ油、ホホバ種子油、オリーブ油、ローズヒップ油、トコフェロール、ジパルミチン酸アスコルビル。
(製造方法)
(A)を撹拌しながら(B)、(C)、(D)の順に徐々に添加する。
処方例3:保湿クリーム (質量%)
(A)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 7.0
リノール酸エチル 2.0
ホホバ油 2.0
メドウフォーム油 2.0
シクロペンタシロキサン 2.0
パルミチン酸エチルヘキシル 0.5
エチルヘキサン酸セチル 0.5
NIKKOL Nikkomulese WO−NS 4.0
NIKKOL WOOD WAX 5.0
NIKKOL NIKKOWAX LM 2.0
マイクロクリスタリンワックス 1.0
防腐剤 適量
(B)1,3−ブチレングリコール 2.0
グリセリン 10.0
(C)キサンタンガム 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
キレート剤 適量
水 残量
※NIKKOL Nikkomulese WO−NS(日光ケミカルズ社製):ポリリシノレイン酸ポリグリセリル−6、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジステアルジモニウムヘクトライト
NIKKOL WOOD WAX(日光ケミカルズ社製):(ミリスチン酸/パルミチン酸/ステアリン酸/リシノレイン酸/エイコサン二酸)グリセリズ、パルミチン酸デキストリン
NIKKOL NIKKOWAX LM(日光ケミカルズ社製):(ポリヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10、ステアリン酸デキストリン。
(製造方法)
(1)(B)を加温溶解する。(C)を撹拌しながら、(B)を徐々に添加する。
(2)(A)を50℃に加温溶解し、撹拌しながら(1)を徐々に添加し、乳化させる。
処方例4:スキンクリーム (質量%)
(A)ステアリン酸ソルビタン 10.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 8.0
ステアリン酸ポリグリセリル−10 3.0
オリーブ油 8.0
リノール酸エチル 1.0
ジメチコン 0.2
酸化防止剤 適量
(B)グリセリン 5.0
キサンタンガム(2%水溶液) 10.0
防腐剤 適量
水 残量。
(製造方法)
(A)、(B)を80℃に加温し溶解する。(A)を撹拌しながら(B)を徐々に添加し、添加終了後に、撹拌しながら30℃まで冷却し、終了とする。
処方例5:W/Oクリーム (質量%)
(A)スクワラン 4.0
エチルヘキサン酸セチル 3.0
オレイルグリセリル 2.0
リノール酸エチル 1.0
防腐剤 適量
(B)グリセリン 5.0
硫酸マグネシウム 0.5
水 残量。
(製造方法)
(A)を撹拌しながら(B)を徐々に添加する。添加終了後、5分撹拌し終了とする。
処方例6:クレンジングミルク (質量%)
(A)シクロペンタシロキサン 5.0
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 5.0
ラウリン酸メチルヘプチル 5.0
ミネラルオイル 3.0
リノール酸エチル 1.0
ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル 10.0
イソステアリン酸ソルビタン 1.0
テトラオレイン酸ソルベス−30 1.0
ポリソルベート60 1.0
ノムコートSG 0.8
セテアリルアルコール 0.5
(B)グリセリン 10.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
カルボマー 0.2
PEMULEN TR−1 0.1
キレート剤 適量
防腐剤 適量
水 残量
(C)水酸化カリウム 0.07
水 5.0
※ノムコートSG(日清オイリオ社製):トリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル
PEMULEN TR−1(日本ルブリゾール社製):(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー。
(製造方法)
(A)、(B)を80℃に加温し、均一に溶解する。(B)を撹拌しながら、(A)を徐々に添加し、乳化する。さらに(C)を添加し、撹拌しながら35℃まで冷却し、終了とする。
処方例7:メンズ用保湿クリーム (質量%)
(A)オリーブスクワラン 8.0
トリエチルヘキサノイン 8.0
リノール酸エチル 2.0
ミリスチルアルコール 2.0
セタノール 2.0
パルミチン酸セチル 2.0
NIKKOL レシノール S−10 PLUS 2.0
NIKKOL セラリピッド PS236 0.1
ホホバ種子油 1.0
ジメチコン 1.0
(B)グリセリン 8.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
キサンタンガム 0.2
防腐剤 適量
水 残量
(C)フィテレンEGX−252(BG) 0.1
水 3.0
(D)AQUASPEED 3.0
水 3.0。
※NIKKOL レシノール S−10 PLUS(日光ケミカルズ社製):水添レシチン
NIKKOL セラリピッド PS236(日光ケミカルズ社製):フィトスフィンゴシン、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル−10、ステアロイルラクチレートNa
フィテレンEGX−252(BG)(グリーンテック社製):セイヨウオトギリソウエキス、ゴボウ根エキス、サボンソウ葉エキス、セージ葉エキス、トウキンセンカ花エキス、ホップ球果エキス、レモン果実エキス、1,3−ブチレングリコール、水
AQUASPEED(バーネット社製):スイカ果実エキス、リンゴ果実エキス、ヒラマメ果実エキス、PCA−Na、乳酸Na、グリセリン、水。
(製造方法)
(A)、(B)を80℃で加温溶解し、(A)をホモミキサーで撹拌しながら(B)を徐々に添加する。その後、45℃まで冷却し、(C)および(D)を添加する。
処方例8:日焼け止めクリーム (質量%)
(A)CMIP40VMJ 15.0
CMIP50XZ4J 15.0
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 10.0
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 3.0
ミリスチン酸ソルビタン 2.0
ミリスチン酸ポリグリセリル−10 0.5
リノール酸エチル 0.5
トコフェロール 0.1
(B)1,3−ブチレングリコール 7.0
キサンタンガム(2%水溶液) 5.0
ヒアルロン酸ナトリウム(1%水溶液) 5.0
Plastic Powder D−400 2.0
NIKKOLニコムルスLH 3.0
FUCOGEL1.5P 1.0
ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5
防腐剤 適量
水 残量
(C)エタノール 5.0
水 5.0。
※CMIP40VMJ(KOBOディスパテック社製):酸化チタン、シクロペンタシロキサン、パルミチン酸エチルヘキシル、アルミナ、ポリヒドロキシステアリン酸、メチコン
CMIP50XZ4J(KOBOディスパテック社製):酸化亜鉛、シクロペンタシロキサン、パルミチン酸エチルヘキシル、ポリヒドロキシステアリン酸、メチコン
Plastic Powder D−400(東色ピグメント社製):(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、シリカ
NIKKOLニコムルスLH(日光ケミカルズ社製):グリセリン、水添レシチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、スクワラン、ステアロイルメチルタウリンナトリウム
FUCOGEL1.5P(ソラビア社製):ビオサッカリドガム−1、水。
(製造方法)
80℃にて(B)をホモミキサーで撹拌しながら、(A)を徐々に添加する。撹拌しながら40℃まで冷却し、(C)を添加、35℃で終了とする。
処方例9:日焼け止めスプレー用ジェル (質量%)
(A)NIKKOLニコムルスSE 3.5
NIKKOL SG−G2424 2.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
(B)水酸化カリウム(10%水溶液) 0.4
キレート剤 適量
防腐剤 適量
水 残量
(C)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 4.5
エチルヘキシルトリアゾン 1.8
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン 1.8
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2.1
アジピン酸ジイソプロピル 3.0
リノール酸エチル 2.0
ポリシリコン−15 0.9
トコフェロール 0.1
(D)シクロペンタシロキサン 3.0
ジメチコン 3.0
NIKKOLニコガード88 0.4
(E)UP−611 3.0
エタノール 5.0
水 10.0。
※NIKKOLニコムルスSE(日光ケミカルズ社製):テトライソステアリン酸ソルベス−30、セスキイソステアリン酸ソルビタン、PPG−8セテス−20、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー、フェノキシエタノール、水
NIKKOL SG−G2424(日光ケミカルズ社製):PEG−24グリセレス−24
NIKKOLニコガード88(日光ケミカルズ社製):エチルヘキシルグリセリン、トコフェロール、カプリル酸グリセリル
UP−611(東色ピグメント社製):メタクリル酸メチルクロスポリマー、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー。
(製造方法)
(A)、(B)、(D)、(E)をそれぞれ撹拌し、(C)は80℃に加温し均一にする。(A)に(B)を徐々に加え、撹拌する。さらに(C)、(D)の順に加え、乳化する。(E)を加え均一になれば調製を終了する。
処方例10:W/Oファンデーション (質量%)
(A)パルミチン酸エチルヘキシル 11.0
リンゴ酸ジイソステアリル 5.0
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 10.0
ジメチコン 6.0
ニコムルスWO−CF 3.0
リノール酸エチル 2.0
X−21−5250L 1.0
(B)ポリエチレン 4.0
マイクロクリスタリンワックス 3.0
セレシン 5.0
(C)FDP−C−111S−13 15.0
Plastic Powder D−400 10.0
(D)防腐剤 適量
水 残量。
※ニコムルスWO−CF(日光ケミカルズ社製):ジステアルジモニウムヘクトライト、PEG−10ジメチコン、ジメチコン
X−21−5250L(信越シリコーン社製):トリメチルシロキシケイ酸、ジメチコン
FDP−C−111S−13(東色ピグメント社製):マイカ、酸化チタン、ハイドロゲンジメチコン、水酸化アルミニウム、シリカ、酸化鉄
Plastic Powder D−400(東色ピグメント社製):(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、シリカ。
(製造方法)
(A)、(D)をそれぞれ80℃に加温し、撹拌する。(A)に(B)を添加し、均一溶解させる。(C)を添加し、ディスパーミキサーで分散させる。ミキサーをかけながら、(D)を徐々に添加し、乳化する。高温のまま容器に充填し、冷蔵庫で冷却し、終了とする。

Claims (6)

  1. リノール酸誘導体を有効成分とする、炎症後色素沈着改善剤。
  2. 前記リノール酸誘導体が、リノール酸エチルである、請求項1に記載の炎症後色素沈着改善剤。
  3. 炎症後色素沈着に起因するしみを改善する、請求項1または2に記載の炎症後色素沈着改善剤。
  4. 炎症後色素沈着に起因する皮膚明度低下を抑制する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の炎症後色素沈着改善剤。
  5. 経皮投与される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の炎症後色素沈着改善剤。
  6. さらに、アスコルビン酸およびアスコルビン酸誘導体の少なくとも1種を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の炎症後色素沈着改善剤。
JP2018064235A 2018-03-29 2018-03-29 炎症後色素沈着改善剤 Pending JP2019172620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064235A JP2019172620A (ja) 2018-03-29 2018-03-29 炎症後色素沈着改善剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064235A JP2019172620A (ja) 2018-03-29 2018-03-29 炎症後色素沈着改善剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019172620A true JP2019172620A (ja) 2019-10-10

Family

ID=68167719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018064235A Pending JP2019172620A (ja) 2018-03-29 2018-03-29 炎症後色素沈着改善剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019172620A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07196465A (ja) * 1993-12-29 1995-08-01 Sunstar Inc 皮膚新陳代謝促進剤
JP2002145802A (ja) * 2000-11-02 2002-05-22 Lion Corp ニキビ用皮膚外用剤
JP2007320851A (ja) * 2004-09-10 2007-12-13 Kose Corp 皮膚外用剤
JP2009137879A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Nikko Chemical Co Ltd 美白剤及びこれを含有する美白化粧料
KR20120052011A (ko) * 2010-11-15 2012-05-23 부산대학교 산학협력단 에틸 리노레이트를 유효성분으로 포함하는 염증 예방 및 치료용 약학적 조성물
JP2014505687A (ja) * 2011-01-07 2014-03-06 アラーガン、インコーポレイテッド メラニン改変組成物および使用方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07196465A (ja) * 1993-12-29 1995-08-01 Sunstar Inc 皮膚新陳代謝促進剤
JP2002145802A (ja) * 2000-11-02 2002-05-22 Lion Corp ニキビ用皮膚外用剤
JP2007320851A (ja) * 2004-09-10 2007-12-13 Kose Corp 皮膚外用剤
JP2009137879A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Nikko Chemical Co Ltd 美白剤及びこれを含有する美白化粧料
KR20120052011A (ko) * 2010-11-15 2012-05-23 부산대학교 산학협력단 에틸 리노레이트를 유효성분으로 포함하는 염증 예방 및 치료용 약학적 조성물
JP2014505687A (ja) * 2011-01-07 2014-03-06 アラーガン、インコーポレイテッド メラニン改変組成物および使用方法

Non-Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
BIOL. PHARM. BULL., vol. 33, no. 7, JPN6021041654, 2010, pages 1242 - 1245, ISSN: 0004866550 *
BR. J. DERMATOL., vol. 157, JPN6022014447, 2007, pages 569 - 574, ISSN: 0004866551 *
J. INVEST. DERMATOL., vol. 89, JPN6022014446, 1987, pages 299 - 301, ISSN: 0004866552 *
KOREAN J. PHYSIOL. PHARMACOL., vol. 22, no. 1, JPN6022014445, January 2018 (2018-01-01), pages 53 - 61, ISSN: 0004866553 *
皮膚, vol. 第22巻 第4号, JPN6021041656, 1980, pages 555 - 567, ISSN: 0004752846 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6766047B2 (ja) 加齢皮膚およびしわの処置用および予防用のγ−ジケトン
US20240285510A1 (en) Skin care formulations
US20210251869A1 (en) Skin treatment methods
JP2010513289A (ja) スキンケア組成物
US11497942B2 (en) Cosmetic or dermatological preparation comprising a combination of a dye and an anti-inflammatory active ingredient
JP2023513759A (ja) 化粧品用途のための重水素化多価不飽和脂肪酸またはそのエステル
KR101590803B1 (ko) 칼라민을 포함하는 즉각미백 또는 안색개선용 화장료 조성물
JP2003306419A (ja) 化粧料
JP2006327965A (ja) 皮膚外用剤とその適用
US9572767B2 (en) Luminate hand cream
JP2007099654A (ja) 保湿用の化粧料セット
JP2003342159A (ja) 皮膚老化防止化粧料
KR20110138709A (ko) 5-아미노레불린산 또는 이의 에스테르를 포함하는 여드름 개선용 조성물
JP4515109B2 (ja) 脂質分解促進効果を有する皮膚外用剤および繊維
JP6783512B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2006327966A (ja) 皮膚外用剤とその適用
JP2005132828A (ja) 外用組成物
JP2019172620A (ja) 炎症後色素沈着改善剤
JP2004051610A (ja) 美白化粧料
JP7159435B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
JP2020015677A (ja) コレステロール及び/又はフィトステロールを含有する外用組成物
JP2720247B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2010030932A (ja) 皮膚外用剤
JP6823938B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2016088930A (ja) αゲル構造体を形成してなる小じわ改善剤およびこれを含有する小じわ改善用化粧料または小じわ改善用皮膚外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20180427

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220419

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20220422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220906