JP2019172346A - 液体充填バルブおよび充填機 - Google Patents

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Abstract

【課題】入味深さの調整を容易に行え、さらに入味深さの微調整も可能な液体充填バルブ、およびそれを備えた充填機の提供。【解決手段】容器2に液体を充填する充填バルブ10は、容器2に挿入されるノズル11を有するバルブ本体12と、バルブ本体12に形成された流路120を延び、ノズル11を通じた容器2への液体の充填中に容器2内の気体が通過するベントチューブ13と、ノズル11の軸方向に伸縮自在であり、バルブ本体12に組み付けられる長さ調整部材20とを備える。長さ調整部材20は、雄ねじ部21と、雄ねじ部21に係合する雌ねじ部22とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、飲料等の液体を容器に充填する液体充填バルブおよびそれを備えた充填機に関する。
従来、液体を壜等の容器に充填する機械式の充填バルブが使用されている。この充填バルブは、液体を貯留する槽から下方に延び、壜に口部から所定の入味深さまで挿入されるノズルと、ノズルに設けられた弁体およびベントチューブと、弁体を収容するケースとを備えている。機械式充填バルブは、センタリングカップ(センタリングベル)により口部が位置決めされている壜によりケースが押し上げられることで液体の流路を開く。そして、製品の液面に相当する入味線に位置したノズルの下端部まで壜に液体が充填されると、壜内の空気を液槽内の液面よりも上方に流出させるベントチューブの下方の開口が液体により閉塞されることで液体の充填を停止する。
ノズルが壜に挿入される入味深さは、充填バルブが開いた状態で、センタリングカップとケースとの間のノズル軸方向の長さを決めるスペーサにより調整されている。入味深さが浅い場合には厚いスペーサが用いられ、入味深さが深い場合には薄いスペーサが用いられる。
スペーサと同様、ケースとセンタリングカップとの間の寸法により入味深さを調整するため、ケースおよびセンタリングカップにそれぞれ設けられたレバーと、それらのレバーの間隔を変更するカムとからなる調整機構を備えた液体充填バルブも知られている(特許文献1)。
実開平4−102299号公報
入味深さは、壜の形状や大きさによって相違するため、製造する品種が切り替わる都度、充填バルブのスペーサを交換する作業が発生する。充填機に多数備えられた充填バルブの各々について、スペーサを取り外し、入味深さに適合する厚さのスペーサを充填バルブに組み付ける作業は非常に繁雑であり、時間が掛かる。また、要求される入味深さ毎に、充填バルブの数だけスペーサが必要となるので、全体として膨大な数のスペーサと、スペーサの保持に必要なホルダ等を調達して管理するコストが高い。
特許文献1のようにレバーおよびカムを用いる調整機構は、入味深さを調整する調整機構のストロークを長く確保しようとすると、レバーが長くなり、周囲の部材と干渉するため、種々の品種の製造に対応することが難しい。
また、スペーサを用いる場合も、レバーおよびカムからなる調整機構を用いる場合も、スペーサや、カム、レバーの寸法および形状が予め設定されているため、入味深さを微調整することが難しい。
以上より、本発明は、入味深さの調整を容易に行え、さらに入味深さの微調整も可能な液体充填バルブ、およびそれを備えた充填機を提供することを目的とする。
本発明は、容器に液体を充填する充填バルブであって、容器に挿入されるノズルを有するバルブ本体と、バルブ本体に形成された流路を延び、ノズルを通じた容器への液体の充填中に容器内の気体が通過するベントチューブと、ノズルの軸方向に伸縮自在であり、バルブ本体に組み付けられる長さ調整部材と、を備え、長さ調整部材は、第1ねじ部と、第1ねじ部に係合する第2ねじ部と、を有することを特徴とする。本発明における長さ調整部材は、容器内における液体の入味深さを決める。
本発明の充填バルブにおいて、第1ねじ部は、バルブ本体の外周に設けられ、雄ねじを有した部材であり、第2ねじ部は、雄ねじと係合する雌ねじを有することが好ましい。
本発明の充填バルブは、第1ねじ部および第2ねじ部を相対的に軸方向に進退させる駆動部を備えることが好ましい。
本発明の充填バルブにおいて、第1ねじ部および第2ねじ部のいずれか一方には、回転されると第1ねじ部および第2ねじ部を相対的に軸方向に進退させるギヤが備えられていることが好ましい。
本発明の充填バルブは、ノズルに対して容器を位置決めする位置決め部材と、位置決め部材を軸方向に沿って案内するガイド軸と、を備え、第1ねじ部および第2ねじ部のいずれか一方は、ガイド軸と係合していることで軸回り方向への回転が規制されていることが好ましい。
本発明の充填バルブにおいて、第1ねじ部および第2ねじ部は、摩擦角よりもリード角が小さいことが好ましい。
本発明の充填バルブは、液体を貯留する貯留部に支持され、バルブ本体および長さ調整部材を下方に向けて加圧するばねを備え、容器によりばねの弾性力に抗して上方へ押圧されたバルブ本体および長さ調整部材がベントチューブに対して軸方向に相対変位されると、充填バルブが開くことが好ましい。
また、本発明は、供給された容器に充填バルブにより液体を充填する充填機に用いられる上述した複数の充填バルブからなる充填バルブ群であって、第1ねじ部および第2ねじ部のいずれか一方には、回転されると第1ねじ部および第2ねじ部を相対的に軸方向に進退させるギヤが備えられ、複数の充填バルブにそれぞれ備わるギヤが、充填機に備わる共通ギヤに従動可能であることを特徴とする。
そして、本発明は、容器に挿入されるノズルを有するバルブ本体を備えた充填バルブに組み付けられ、ノズルの軸方向に伸縮自在な長さ調整部材であって、第1係合部と、第1係合部に対して軸方向に進退自在に係合する第2係合部と、を有することを特徴とする。
本発明の充填機は、上述した複数の充填バルブと、液体を貯留する貯留部と、を備え、供給された容器に、充填バルブにより液体を充填することを特徴とする。
本発明の充填機は、上述した複数の長さ調整部材と、長さ調整部材がそれぞれ組み付けられた複数の充填バルブと、液体を貯留する貯留部と、を備え、供給された容器に、充填バルブにより液体を充填することを特徴とする。
第1係合部は、ねじである第1ねじ部とされ、第2係合部は、第1ねじ部に係合する第2ねじ部とされていることが好ましい。
本発明の充填機において、第1ねじ部および第2ねじ部のいずれか一方には、回転されると第1ねじ部および第2ねじ部を相対的に軸方向に進退させるギヤが備えられ、複数の充填バルブのそれぞれのギヤを連動させる共通ギヤと、共通ギヤを回転させる駆動部と、を備えることが好ましい。
上記構成において、共通ギヤは、リング状であり、共通ギヤの内端または外端に、複数の充填バルブのそれぞれのギヤが係合することが好ましい。
本発明によれば、ねじ等により係合した部材からなる長さ調整部材を用いることにより、入味深さの調整を容易に行え、さらに入味深さの微調整も可能である。
入味深さは長さ調整部材により決まり、個々の充填バルブに適切なスペーサを組み込む繁雑な作業が必要ないため、製造品種の切替えに要する作業負荷を大幅に軽減することができる。
本発明の実施形態に係る充填バルブを示す断面図である。 図1の部分拡大図である。 (a)は、入味深さが深い場合の長さ調整部材の状態を示す図であり、(b)は、入味深さが浅い場合の長さ調整部材の状態を示す図である。 図1に示す充填バルブを備えた充填機を模式的に示す側面図である。 (a)〜(d)は、入味深さが深い場合の充填バルブの充填時動作を示す図である。 (a)〜(d)は、入味深さが浅い場合の充填バルブの充填時動作を示す図である。 本発明の変形例に係る充填バルブを示す模式図である。 本発明の他の変形例に係る充填バルブを示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1に示す充填バルブ10は、飲料製品の図示しない製造ラインを構成する充填機1に備えられる。
〔充填機〕
充填機1(図4および図1)は、軸回りに回転される回転体1Aと、回転体1Aの回転方向に所定間隔をおいて回転体1Aに設置される多数の充填バルブ10(充填バルブ群)と、各充填バルブ10の流路120へと供給される液体(製品液)を貯留する液槽1B(図1および図4)と、回転体1Aの軸回り方向に回転可能な共通ギヤ100と、共通ギヤ100を回転させる駆動部101とを備えている。
共通ギヤ100は、多数の充填バルブ10の各々が有している従動ギヤ221(後述)のいずれをも連動させる。共通ギヤ100は、リング状(円環状)の歯車であることが好ましい。
駆動部101は、例えば、モータ101Aと、モータ101Aの図示しない出力軸に直接あるいは間接に係合した中間ギヤ101Bとを備えている。モータ101Aは、図示しない制御部から与えられた制御指令により駆動制御される。
モータ101Aの出力する回転駆動力により中間ギヤ101Bが回転すると、中間ギヤ101Bに係合した共通ギヤ100が回転体1A(図4)の軸回りに回転し、共通ギヤ100に係合した各充填バルブ10の従動ギヤ221が充填バルブ10の軸回りに回転する。
モータ101Aが出力する回転駆動力を従動ギヤ221に伝達する機構は、上記に限らない。例えば、ウォームや傘歯車を含む適宜な歯車列を採用することができる。
回転体1Aに設けられている図示しない搬送部により、充填バルブ10のノズル11に対応する位置に、容器2(図5および図6)が供給される。その容器2により、充填バルブ10のバルブ本体12(図2)が押し上げられることで充填バルブ10が開く。回転体1Aの回転に伴い容器2が移動されながら、ノズル11から吐出される液体(製品液)が、規定の入味線まで容器2の内部に充填される。容器2に充填された液体によりベントチューブ13の下端の開口が塞がれることで容器2への液体の充填を終えたならば、容器2に蓋を装着する処理等を行う図示しない下流の装置に向けて容器2が排出される。
後述するように、充填バルブ10により液体が充填される容器2の底部から天面までの高さに応じて、液槽1Bおよび充填バルブ10の全体が、容器2を供給する搬送部に対して昇降可能に構成されている。図5および図6に、容器2を支持する搬送面5を示している。
「入味深さ」は、容器2の開口部2Aの天面から、容器2内の液面までの距離を言い、製品の種類や容器2の大きさに応じて適切に定められている。例えば、図5と図6を比較すると、サイズが大きい容器2(図5)の入味深さD1は深く、サイズが小さい容器2(図6)の入味深さD2は浅い。
〔充填バルブ〕
図1および図2に示すように、充填バルブ10は、充填機1において上方に配置された液槽1Bに支持され、液槽1Bから下方に延びている。
充填バルブ10は、容器2に挿入されるノズル11を有したバルブ本体12と、液体の充填中に容器2内の気体が通過するベントチューブ13と、バルブ本体12に組み付けられる長さ調整部材20と、液槽1Bに支持された支持部材14と、バルブ本体12および長さ調整部材20を下方に向けて加圧するばね15と、容器2を位置決めおよびガイドするガイド機構16とを備えている。
(バルブ本体)
バルブ本体12は、筒状であり、ノズル11の下端部11A(先端部)まで液体を導く流路120が内側に形成されている。流路120には、液槽1Bから液体が供給される。
バルブ本体12は、弁座121Aが形成されたケース121と、ケース121の下端部から下方に突出したノズル11とを有している。
ケース121の上端部は、支持部材14の内側に受け入れられる。
ノズル11の上端部111はケース121の下端部121Bの内側に挿入され、円環状の部材113によりケース121に固定されている。ノズル11は、上下方向(鉛直方向)に沿って直線状に延びており、ノズル11の軸方向は上下方向に沿っている。
(ベントチューブ)
ベントチューブ13は、流路120の内部を上下方向に延びており、ノズル11を通じて液体が容器2に充填されている間、容器2内の気体を液槽1Bにおける液面よりも上方の空間1Cに流出させる。ベントチューブ13は、支持部材14に形成されている流路140を上方へ延びて液槽1Bの内部へと延びている。ベントチューブ13の上端部13Bは、液槽1Bにおける液面よりも上方に位置している。ベントチューブ13は、液槽1Bに固定されている。
ベントチューブ13には、バルブ本体12の弁座121Aに下方から突き当てられる弁体131が形成されている。ベントチューブ13に対してバルブ本体12がノズル11の軸方向に沿って相対変位することでバルブ本体12の弁座121Aに弁体131が近接および離隔する。弁体131と弁座121Aとの間はシール132により封止されている。
ベントチューブ13は、弁体131よりも上方ではバルブ本体12および流路120と同軸に配置され、弁体131よりも下方ではバルブ本体12および流路120の断面中心に対して偏心して配置されることが好ましい。
弁座121Aに弁体131が突き当てられて充填バルブ10が閉じているとき、ベントチューブ13の下端部13Aは、ノズル11の下端部11Aの開口を塞いでいる。
上述の入味深さは、容器2の天面(開口部2Aの上端)の位置から、容器2に挿入されたノズル11の下端部11Aまでの距離に相当する。
(長さ調整部材)
長さ調整部材20は、ノズル11の軸方向に伸縮自在であり、容器2内における液体の入味深さを決める。長さ調整部材20は、バルブ本体12に備えられる雄ねじ部21と、雄ねじ部21に係合する雌ねじ部22と、容器2に押される押圧部23とを有している。
雄ねじ部21および雌ねじ部22は、ねじにより相対的に進退可能に係合している。
雄ねじ部21および雌ねじ部22は、ノズル11の軸方向である上下方向に延びている。これらの雄ねじ部21および雌ねじ部22がノズル11の軸方向に沿って相対的に進退されることで、長さ調整部材20の全長が伸縮自在に構成されている。
雄ねじ部21は、バルブ本体12のケース121の外周部に設けられる筒状の部材である。雄ねじ部21の外周部には、雄ねじ部21の全長に亘りねじが形成されている。
本実施形態において、雄ねじ部21の上端部の内側には、摺動用ブッシュ211が装着されている。摺動用ブッシュ211は、雄ねじ部21の内周部と、雄ねじ部21とは別体であるケース121の外周部との間に配置されている。そのため、ケース121に雄ねじ部21が組み付けられている状態で雌ねじ部22を回転させて入味深さを調整する際に、ケース121に対して雄ねじ部21が軸方向にスムーズに摺動する。
雌ねじ部22は、雄ねじ部21の外側に配置される略筒状の部材である。雌ねじ部22の内側に下方より収容されるバルブ本体12の鍔部122により雌ねじ部22が支持される。バルブ本体12は雌ねじ部22を貫通して上方へ延びている。
雌ねじ部22の下端部の内側には、雄ねじ部21の外周部のねじ21Aと係合されるねじ22Aが形成されている。
雄ねじ部21と雌ねじ部22との係合が振動等の外力により緩まないように、それぞれのねじの摩擦角よりもリード角が小さいことが好ましい。緩み防止の観点から、ねじ22Aおよびねじ21Aの断面形状等を適切に選択して、雄ねじ部21と雌ねじ部22とにセルフロック機能を与えることが好ましい。
雌ねじ部22の上端側の外周部には、従動ギヤ221が全周に亘り設けられている。この従動ギヤ221が回転されると、雄ねじ部21と雌ねじ部22とが相対的にノズル11の軸方向に進退される。
ここで、回転体1Aに設けられた多数の充填バルブ10のいずれの従動ギヤ221(図1および図4)も、充填機1の共通ギヤ100に係合しており、共通ギヤ100の回転に従動する。このため、多数の充填バルブ10の各々の長さ調整部材20の長さの調整を一度に行える。
共通ギヤ100がリング状であると、共通ギヤ100の内側に、充填機1を構成する種々の部材を配置できるため、充填機1に共通ギヤ100を容易に設置することができる。
本実施形態では、共通ギヤ100の外端に形成された歯が従動ギヤ221の歯と係合しているが、共通ギヤ100の内端に形成された歯が従動ギヤ221の歯と係合するように構成することもできる。
なお、共通ギヤ100が充填機1に備えられていない場合は、従動ギヤ221は必要ない。この場合は、勿論、雌ねじ部22を工具等により手動で回転させることで、長さ調整部材20の長さの調整が可能である。この場合であっても、長さ調整部材20を備えておらずバルブ本体12とセンタリングカップ161との間の寸法を調整するために充填バルブにスペーサを組み込む場合と比べて、入味深さの調整作業が大幅に容易となる。
なお、雌ねじ部22を手動で回転させる場合、押圧部23の上端と雌ねじ部22の下端との間に、規定の厚さのスペーサ治具を挟む等の方法により、各充填バルブ10の長さ調整部材20を一律の長さに調整することができる。入味深さの調整のために各充填バルブに組み込まれるスペーサが充填バルブの数と同じ数だけ必要となるのとは異なり、スペーサ治具は、充填バルブ10の数にかかわらず、厚さ毎に1つあれば足りる。
図2および図1に示すように、雌ねじ部22の内側に雄ねじ部21のほぼ全体が収容された状態となるように、雄ねじ部21が上方に向けて後退しているとき、長さ調整部材20は最も収縮している。図示を省略するが、雌ねじ部22よりも下方に向けて雄ねじ部21が前進し、雌ねじ部22に、雄ねじ部21の上端部のみがオーバーラップしているとき、長さ調整部材20は最も伸長している。
製造する飲料製品に要求される入味深さの範囲に応じて、長さ調整部材20の全長の最小から最大までの調整幅を確保する。かかる調整幅は、例えば、約10cmあるいはそれ以上である。
本実施形態の長さ調整部材20は、ねじが採用されているため、レバーやカムを用いる場合と比べて可動部が少なく、堅牢である。そのため、耐久性および信頼性が高い。しかも、ねじによれば、長い調整幅を容易に確保できる。
また、ねじにより、長さを微調整し易い上、他の加圧手段等を付加することなくねじ自体にロック機能を持たせることができる。そのため、入味深さを高精度に設定することに寄与できる上、設定した入味深さを維持することができる。
押圧部23は、雄ねじ部21の下端部に一体にフランジ状に形成されており、ノズル11が押圧部23を厚み方向に貫通している。押圧部23には、ガイド機構16のセンタリングカップ161(図1)を介して容器2が下方から突き当てられる。押圧部23には、液体の漏れを防ぐためのシール231,232が装着されている。
押圧部23は、押圧部23の端部を貫通した、雄ねじ部21の軸線と平行なガイド軸162と係合しており、ガイド軸162は、支持部材14により液槽1Bに支持されている。そのため、押圧部23を備えた雄ねじ部21の軸回り方向への回転が規制されている。
以上で説明したバルブ本体12と、雄ねじ部21と、雌ねじ部22とは、相互に組み付けられて、ばね15により下方に向けて加圧されている。
ばね15(図1)は、バルブ本体12の周りに配置され、支持部材14の下端部に固定されたばね受け151に支持された状態で雌ねじ部22を下方に向けて加圧している。ばね15は、雌ねじ部22の上端部に配置された部材152を押さえている。
バルブ本体12、雄ねじ部21、および雌ねじ部22の組付体が、押圧部23に突き当てられた容器2によりばね15の弾性力に抗して押圧されると、ベントチューブ13の弁体131に対して弁座121Aが所定の開閉ストロークSt(図5(e))の分だけ上方へと後退することで、充填バルブ10が開く。
(支持部材)
上述のばね15を液槽1Bに支持する支持部材14と、ベントチューブ13とは、液槽1Bに固定されている。ベントチューブ13は支持部材14を貫通している。ベントチューブ13と支持部材14との間は封止されている。
押圧部23と同様、支持部材14の端部をガイド軸162が厚み方向に貫通している。
(ガイド機構)
ガイド機構16(図1)は、ノズル11に対して容器2を位置決めするセンタリングカップ161と、センタリングカップ161に突き当てられる容器2を上下方向に沿って案内可能なガイド軸162と、ガイド軸162を上下方向に駆動する駆動部163とを備えている。
センタリングカップ161は、ノズル11の位置に対して容器2の軸心を合わせるように容器2を位置決めするとともに、ノズル11から容器2に液体を充填する際に容器2を密閉する。センタリングカップ161の内側には、容器2の開口部2Aを封止するシール161Aが設けられている。容器2の形状に適合した形状のセンタリングカップ161がガイド軸162に装着される。
ガイド軸162は、ノズル11と平行に、直線状に延びている。ガイド軸162の下端側にセンタリングカップ161が支持されている。
ガイド軸162に支持部材14と、雄ねじ部21の押圧部23とが係合しているため、ガイド軸162に沿って、支持部材14、バルブ本体12、および長さ調整部材20の全体の姿勢が真っ直ぐに維持される。このため、雄ねじ部21に対して雌ねじ部22をスムーズに回転させることができる。
ガイド軸162の外周部と、ガイド軸162が貫通している押圧部23や支持部材14の孔の内壁との間には摺動用のブッシュ164(図2)が設定されている。そのため、ガイド軸162は、支持部材14、バルブ本体12、および長さ調整部材20に対して上下方向にスムーズに昇降する。
(入味深さの違い)
本実施形態の充填バルブ10は、ノズル11の軸方向に伸縮自在な長さ調整部材20を備えることを主要な特徴としている。
図2および図3(a)に示すように、長さ調整部材20の全長L1が短ければ、その分、押圧部23の下方にノズル11およびベントチューブ13が突出した長さが長い。その結果、容器2に挿入可能なノズル11およびベントチューブ13の部位の長さが長いため、入味深さD1が深くなる。この例は、典型的には大きな壜に適合する。
一方、図3(b)に示すように、長さ調整部材20の全長L2が長ければ、その分、押圧部23の下方にノズル11およびベントチューブ13が突出した長さが短い。その結果、容器2に挿入可能なノズル11およびベントチューブ13の部位の長さが短いため、入味深さD2が浅くなる。この例は、典型的には小さな壜に適合する。
以上のように、長さ調整部材20の全長に応じて、入味深さが決められることとなる。
図1に示す駆動部101により共通ギヤ100を駆動することで、共通ギヤ100に係合した各従動ギヤ221を一括して、一定の回転角だけ回転させることができる。そのため、多数の充填バルブ10のそれぞれの長さ調整部材20を速やかに所定量だけノズル11の軸方向に伸縮させて、品種に規定の入味深さに対応させることができる。共通ギヤ100を用いて、各従動ギヤ221を僅かな回転角だけ一度に回転させて、入味深さの微調整も容易に行える。
図7に変形例を示すように、共通ギヤ100を使用せず、各充填バルブ10にそれぞれ、雌ねじ部22を個別に回転させる駆動部103を与えることもできる。駆動部103を使用して入味深さの調整を容易に自動的に行える。駆動部103は、例えば、モータ103Aと、モータ103Aから出力された回転駆動力を従動ギヤ221に伝達するウォーム103Bとを備えている。モータ103Aは、図示しない制御部から与えられた制御指令により駆動制御される。
充填バルブ10の部品の組み付け誤差等に起因した入味深さのばらつきがあるとすれば、複数の充填バルブ10の個々に与えられた駆動部103による長さ調整部材20の長さ調整により、入味深さのばらつきに対応することができる。
共通ギヤ100を駆動する駆動部101のモータ101A(図1)や、図7に示す駆動部103のモータ103Aが、逆回転防止のためのブレーキ機能を有する場合は、雄ねじ部21と雌ねじ部22とが必ずしもセルフロック機能を有している必要はない。
〔充填バルブの充填時動作〕
図5を参照し、入味深さが深い場合の充填バルブ10の充填時動作の一部を説明する。以下では、炭酸ガスを含んでいない酒や清涼飲料である液体を、壜である容器2に充填する例を説明する。
製造する品種の容器2の高さおよび入味深さに対応して、液槽1Bおよび充填バルブ10の全体が、図示しない昇降機構により、上下方向の基準の位置である搬送面5に対して適切な高さに配置される。
そして、長さ調整部材20も、容器2に定められた入味深さに適合する長さに調整されるものとする。
図5(a)に、容器2を待ち受けるときの充填バルブ10の状態を示す。このとき、センタリングカップ161は、自重により、搬送面5よりも上方の最下点にある。図5(b)に示す容器2の供給に先立ち、センタリングカップ161をガイド機構16の駆動部163によりガイド軸162に沿って上方へ退避させる。
図示しない搬送部により、図5(b)に示すように容器2がノズル11の下方に供給されると、図5(c)に示すように、センタリングカップ161をガイド軸162に沿って下降させる。センタリングカップ161は容器2の開口部2Aおよびその近傍を収容し、容器2をノズル11に対して位置決めする。充填機1の回転体1Aに設けられている容器搬送部は、回転体1Aの回転に伴って回転体1Aの周方向に移動する。
次いで、図5(d)に示すように、図示しない搬送部に備わる昇降機構により容器2を上昇させると、センタリングカップ161の中央にあいた孔を通じてノズル11が容器2に挿入される。
続いて、バルブ本体12および長さ調整部材20の組付体を支持するばね15の弾性変形を伴って容器2が昇降機構によりさらに上昇する。すると、センタリングカップ161を介して押圧部23に突き当てられた容器2によって押し上げられたバルブ本体12の弁座121Aと、液槽1Bに固定されているベントチューブ13の弁体131との間に隙間Gがあくとともに、ベントチューブ13の下端部13Aに対してノズル11の下端部11Aが上方に変位したことでノズル11の下端の開口が開く。これをもって充填バルブ10が開いた状態となり、液槽1Bの液体が流路120を流れてノズル11から容器2へ吐出される。このときセンタリングカップ161および押圧部23に設けられているシール161A,231,232により容器2の内部は密閉されている。
図5(d)に示すように充填バルブ10が開くと、充填バルブ10が閉じている状態(図5(c))から開閉ストロークStの分だけバルブ本体12が上方へ変位している。
充填バルブ10が開くのと同時に、ベントチューブ13の下端も容器2内に開放されるため、ベントチューブ13を通じて容器2の内部空間と液槽1Bの液面よりも上方の空間1Cとが連通する。
容器2に挿入されたノズル11を通じて容器2内への液体の充填を継続し、液面の高さが規定の入味線(破線で示す)に達したとき、液体によってベントチューブ13の下端の開口が塞がれるため、ノズル11からの液体の吐出が停止する。
その後、図示を省略するが、センタリングカップ161により容器2の開口部2Aをガイド軸162に沿ってガイドしながら、搬送部の昇降機構により容器2を下降させると、ばね15の弾性力によりバルブ本体12および長さ調整部材20の組付体が下方へと復帰する。ノズル11から下方へ離脱した容器2は下流の工程へと搬送される。
次に、図6に示すように、入味深さが浅い品種の製造に切り替えるものとする。製造品種の切り替えのため、容器2の高さおよび入味深さに対応して、液槽1Bおよび充填バルブ10の全体が、図示しない昇降機構により、上下方向の基準の位置である搬送面5に対して適切な高さに配置される。そして、長さ調整部材20も、容器2に定められた入味深さに適合する長さに調整される。
本実施形態の場合は、上述したように、共通ギヤ100を駆動部101により回転させることで全ての充填バルブ10における入味深さ調整を一度に、容易に行うことができる。但し、共通ギヤ100によらなくても、長さ調整部材20の雌ねじ部22を工具等で回転させることで各充填バルブ10における入味深さの調整を簡便に行うことができるので、全ての充填バルブ10の入味深さの調整を行う作業に手間が掛からない。そのため、製造品種の切り替えを短時間で終えることができる。
以上より、本実施形態の長さ調整部材20を備えた充填バルブ10は、多品種小ロット生産にも向いている。
図6(a)〜(d)に示すステップは、上述の図5(a)〜(d)に示すステップと同様であるため、説明を省略する。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
本発明の長さ調整部材の構成は、バルブ本体に組み付けられ、軸方向に伸縮自在である限り、種々の形態に変更することができる。例えば、上記実施形態において、押圧部23(図2)が備わる部材を雌ねじ部に変更し、その雌ねじ部の内側に上方から雄ねじ部を収容し、雄ねじ部でばね15(図2)を受けるようにしてもよい。その場合は、雄ねじ部に、共通ギヤ100と係合する従動ギヤを設けることができる。共通ギヤ100により雄ねじ部が軸回りに回転されると、雄ねじ部に対して雌ねじ部が軸方向に進退することで入味深さが調整される。
本発明に係る長さ調整部材は、必ずしもねじを利用したものには限らない。ねじによる進退機構を、例えば、ラックアンドピニオンによる進退機構や、ボールねじによる進退機構により代替可能である。ピニオンや、ボールねじのねじ軸を回転させるために、上述の共通ギヤ100および駆動部101や、充填バルブ10に個別の駆動部103等を用いることができる。
図8に示す長さ調整部材30は、ラックアンドピニオン機構に相当する。調整部材30は、筒体31の外周部に軸方向に沿って設けられたラック31Aと、ラック31Aに係合するピニオン32とを備えている。ピニオン32の位置は固定されている。ピニオン32を回転させると、ラック31Aの備わる筒体31がピニオン32に対して上下方向に進退することにより、入味深さを調整可能である。
本発明に係る長さ調整部材は、既存の充填機1に備えられた既設の充填バルブに装着して用いることもできる。
1 充填機
1A 回転体
1B 液槽(貯留部)
1C 空間
2 容器
2A 開口部
5 搬送面
10 充填バルブ
11 ノズル
11A 下端部(先端部)
12 バルブ本体
13 ベントチューブ
13A 下端部
13B 上端部
14 支持部材
15 ばね
16 ガイド機構
20,30 長さ調整部材
21 雄ねじ部(第1ねじ部)
21A ねじ
22 雌ねじ部(第2ねじ部)
22A ねじ
23 押圧部
31 筒体
31A ラック(第2係合部)
32 ピニオン(第1係合部)
100 共通ギヤ
101 駆動部
101A モータ
101B 中間ギヤ
103 駆動部
103A モータ
103B ウォーム
111 上端部
113 部材
120 流路
121 ケース
121A 弁座
121B 下端部
122 鍔部
131 弁体
140 流路
151 ばね受け
152 部材
161 センタリングカップ(位置決め部材)
161A シール
162 ガイド軸
163 駆動部
164 ブッシュ
211 摺動用ブッシュ
221 従動ギヤ
231,232 シール
G 隙間
L1 全長
L2 全長
St 開閉ストローク

Claims (14)

  1. 容器に液体を充填する充填バルブであって、
    前記容器に挿入されるノズルを有するバルブ本体と、
    前記バルブ本体に形成された流路を延び、前記ノズルを通じた前記容器への前記液体の充填中に前記容器内の気体が通過するベントチューブと、
    前記ノズルの軸方向に伸縮自在であり、前記バルブ本体に組み付けられる長さ調整部材と、を備え、
    前記長さ調整部材は、第1ねじ部と、前記第1ねじ部に係合する第2ねじ部と、を有する、
    ことを特徴とする充填バルブ。
  2. 前記第1ねじ部は、前記バルブ本体の外周に設けられ、雄ねじを有した部材であり、
    前記第2ねじ部は、前記雄ねじと係合する雌ねじを有する、
    請求項1に記載の充填バルブ。
  3. 前記第1ねじ部および前記第2ねじ部を相対的に前記軸方向に進退させる駆動部を備える、
    請求項1または2に記載の充填バルブ。
  4. 前記第1ねじ部および前記第2ねじ部のいずれか一方には、回転されると前記第1ねじ部および前記第2ねじ部を相対的に前記軸方向に進退させるギヤが備えられている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の充填バルブ。
  5. 前記ノズルに対して前記容器を位置決めする位置決め部材と、
    前記位置決め部材を前記軸方向に沿って案内するガイド軸と、を備え、
    前記第1ねじ部および前記第2ねじ部のいずれか一方は、前記ガイド軸と係合していることで軸回り方向への回転が規制されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の充填バルブ。
  6. 前記第1ねじ部および前記第2ねじ部は、摩擦角よりもリード角が小さい、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の充填バルブ。
  7. 前記液体を貯留する貯留部に支持され、前記バルブ本体および前記長さ調整部材を下方に向けて加圧するばねを備え、
    前記容器により前記ばねの弾性力に抗して上方へ押圧された前記バルブ本体および前記長さ調整部材が前記ベントチューブに対して前記軸方向に相対変位されると、前記充填バルブが開く、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の充填バルブ。
  8. 供給された容器に充填バルブにより液体を充填する充填機に用いられる請求項1から7のいずれか一項に記載の複数の充填バルブからなる充填バルブ群であって、
    前記第1ねじ部および前記第2ねじ部のいずれか一方には、回転されると前記第1ねじ部および前記第2ねじ部を相対的に前記軸方向に進退させるギヤが備えられ、
    前記複数の充填バルブにそれぞれ備わる前記ギヤが、前記充填機に備わる共通ギヤに従動可能である、
    ことを特徴とする充填バルブ群。
  9. 容器に挿入されるノズルを有するバルブ本体を備えた充填バルブに組み付けられ、前記ノズルの軸方向に伸縮自在な長さ調整部材であって、
    第1係合部と、前記第1係合部に対して前記軸方向に進退自在に係合する第2係合部と、を有する、
    ことを特徴とする長さ調整部材。
  10. 請求項1から7のいずれか一項に記載の複数の充填バルブと、
    液体を貯留する貯留部と、を備え、
    供給された容器に、前記充填バルブにより前記液体を充填する、
    ことを特徴とする充填機。
  11. 請求項9に記載の複数の長さ調整部材と、
    前記長さ調整部材がそれぞれ組み付けられた複数の前記充填バルブと、
    液体を貯留する貯留部と、を備え、
    供給された容器に、前記充填バルブにより前記液体を充填する、
    ことを特徴とする充填機。
  12. 前記第1係合部は、ねじである第1ねじ部とされ、
    前記第2係合部は、前記第1ねじ部に係合する第2ねじ部とされている、
    請求項11に記載の充填機。
  13. 前記第1ねじ部および前記第2ねじ部のいずれか一方には、回転されると前記第1ねじ部および前記第2ねじ部を相対的に前記軸方向に進退させるギヤが備えられ、
    前記複数の充填バルブのそれぞれの前記ギヤを連動させる共通ギヤと、
    前記共通ギヤを回転させる駆動部と、を備える、
    請求項10または12に記載の充填機。
  14. 前記共通ギヤは、リング状であり、
    前記共通ギヤの内端または外端に、前記複数の充填バルブのそれぞれの前記ギヤが係合する、
    請求項13に記載の充填機。
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