JP2019170963A - 皮膚血流測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 迅速且つ簡便に、再現性良く皮膚血流を評価できる皮膚血流測定装置を提供する。【解決手段】 皮膚血流測定装置は、皮膚に近赤外光を照射する発光部と、皮膚からの光を検出する受光部と、を有するセンサ部と、前記センサ部を所定の押圧力で皮膚に接触させるための押圧力制御部と、を備え、前記発光部と前記受光部とが、前記受光部による検出信号に基づいて真皮の毛細血管床の局所酸素飽和濃度を測定し得るように互いに離間して配設されている。【選択図】 図2
Description
本発明は、近赤外線を用いた皮膚血流測定装置に関するものである。
下肢の血行状態を評価するための指標値の一つに、皮膚灌流圧(以下、SPPと記す)がある。SPPの値に基づいて、血行障害の有無や程度が概ね下記のように評価される。
SPP<30mmHg: 重症虚血肢、血行再建が必要
SPP≦40mmHg: 潰瘍治癒はおそらく可能
80≦SPP≦90 : 正常
SPP≦40mmHg: 潰瘍治癒はおそらく可能
80≦SPP≦90 : 正常
診察者指装着型オキシメータ"トッカーレ(KN-15)、[online]、株式会社アステム、[平成30年3月22日検索]、インターネット、http://www.astem-jp.com/product/medical/toccare.html
SPPによる血行状態の評価は、下肢に加圧用のカフを巻き、加圧で駆血された状態から圧力を減らしながら血流量を測定して、再び灌流し始めた時のカフ圧(SPP)を取得し、このSPPを指標値として血行状態を評価するというものである。また、SPPの測定には、通常30分〜60分程の長時間を要するため、虚血状態の患者には負担が大きいという問題がある。
また、非特許文献1の診察者指装着型オキシメータは、指装着型のプローブを患者の皮膚に押し当てて局所酸素飽和濃度を測定し、得られた局所酸素飽和濃度を指標値として皮膚血流を評価するものであるため、測定者の押圧加減によって、測定値に大きなばらつきが生じ、皮膚血流の評価を再現性良く行うことができないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するべく創案されたものであり、その目的は、迅速且つ簡便に、再現性良く皮膚血流を評価できる皮膚血流測定装置を提供することにある。
本発明の一実施形態における皮膚血流測定装置は、皮膚に近赤外光を照射する発光部と、皮膚からの光を検出する受光部と、を有するセンサ部と、前記センサ部を所定の押圧力で皮膚に接触させるための押圧力制御部と、を備え、前記発光部と前記受光部とが、前記受光部による検出信号に基づいて真皮の毛細血管床の局所酸素飽和濃度を測定し得るように互いに離間して配設されていることを特徴とする。
真皮とは、表皮と皮下組織の間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層である。
毛細血管床とは、毛細血管とその周囲にある組織によって構成される領域である。
真皮とは、表皮と皮下組織の間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層である。
毛細血管床とは、毛細血管とその周囲にある組織によって構成される領域である。
また、本発明の一実施形態において、前記押圧力制御部は、前記押圧力を調節するための調節機構を有することが好ましい。
本発明の一実施形態において、前記発光部の中心位置と前記受光部の中心位置との離間距離が0.8〜5mmの範囲から選定されることが好ましい。
本発明の一実施形態において、前記離間距離は2mmであってもよい
本発明によれば、センサ部を所定の押圧力で皮膚に圧接させて、真皮の毛細血管床の局所酸素飽和濃度を測定することができるので、迅速且つ簡便に、再現性良く皮膚血流を評価できる。
以下、一実施形態に係る皮膚血流測定装置を図面に基づいて説明する。図1に示すように、一実施形態に係る皮膚血流測定装置1は、プローブユニット2と、プローブユニット2からの検出信号に基づいて測定処理を行う処理ユニット3と、を有する。
プローブユニット2は、センサ部23と、センサ部23の先端23aを所定の押圧力で皮膚Sに接触させるための押圧力制御部24と、を備えている。センサ部23と押圧力制御部24とが一体化された構成とすることにより、安定した圧力測定値を得ることができる。センサ部23は、皮膚Sに近赤外光を照射する発光部21と、皮膚Sからの光を検出する受光部22と、を先端23aに備えている。
発光部21は、3つのLED(light emitting diode)21A、21B、21Cで構成される。この例では、LED21A、21B、21Cの発振波長は、近赤外線の吸収スペクトルの特性において、酸素ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの吸光度が略一致する805nmと、それより小さい770nm及びそれより大きい870nmに設定される。
受光部22は、PD(photodiode)で構成される。受光部22は、皮膚Sからの各波長の戻り光を検出し、波長毎の受光信号を処理ユニット3に出力する。
発光部21と受光部22とは、受光部22による検出信号に基づいて真皮の毛細血管床の局所酸素飽和濃度(以下、rSO2と略す)を測定し得るように、互いに離間して配設されている。具体的には、発光部21の中心位置P1と受光部22の中心位置P2との離間距離Lは、0.8〜5mmの範囲から選定され、より好ましくは、2mmに選定される。離間距離Lを、0.8〜5mmの範囲から選定することにより、皮膚Sの表面(表皮)から通常約0.6〜3mmの深さ領域にある毛細血管床のrSO2を高精度に測定することが可能となる。離間距離Lを2mmに選定することにより、皮膚Sの表面から約1.4mmの深さの毛細血管床のrSO2を高精度に測定することが可能となる。離間距離Lが0.8mmより短い場合には、皮膚Sの表面から通常約0.6mm未満の浅い領域にある表皮又は真皮の上層部までしか測定範囲に含まれない可能性が高くなり、毛細血管床のrSO2を正確に測定することができない。離間距離Lが5mmより長い場合には、測定範囲が毛細血管床よりも深部に存在する皮下組織や筋肉まで拡大し、毛細血管床のrSO2を正確に測定することができない。
処理ユニット3は、プローブユニット2のLED21A、21B、21Cを駆動制御するLED駆動部31、プローブユニット2の受光部22による検出信号を増幅するアンプ部32、増幅後の検出信号をA/D変換するA/D変換部33、A/D変換後の検出信号に基づいて真皮の毛細血管床のrSO2を算出する演算処理部34、算出されたrSO2を表示する表示部35、算出されたrSO2のデータを記録するメモリ部36、PC(personal computer)など外部装置にデータを出力するためのデータ出力部37、等、によって構成されている。
演算処理部34は、皮膚血流測定装置1の電気的要素を統括制御する。演算処理部34は、LED駆動部31を制御して、LED21A、21B、21Cを個別に強度変調しつつ発光させる。そして、演算処理部34は、LED21A、21B、21Cの発光信号及び受光部22による検出信号に基づき、ベアーランバートの法則を用いて真皮の毛細血管床のrSO2をリアルタイムで演算し、その値を表示部35に表示するとともにメモリ部36に記憶する。また、この例では、演算処理部34は、酸素ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの吸光度が略一致する805nmの吸光度を、ヘモグロビンインデックス(以下、HbIと記す)として表示部35に表示するとともにメモリ部36に記憶する。
図2に示すように、プローブユニット2は、外筒41と内筒42とを有する。外筒41と内筒42は、軸方向(矢印Aの方向)に相対移動可能である。外筒41は、外径が約10mmの細長い円筒状の部材である。内筒42は、外筒41よりも更に細く長い円筒状の部材であり、外筒41の両端から軸方向に突出している。外筒41及び内筒42は、ABS樹脂やアルミニウムなど比較的軽量且つ高強度の材質でできており、プローブユニット2の手軽な操作性と耐久性とを両立させている。
内筒42の先端部(図示左端部)には、センサハウジング43が固定されている。センサハウジング43は、外筒41と外径が等しい円筒状の部材であり、外筒41と同軸に配置されている。センサハウジング43は、外筒41と同じ材質でできている。センサ部23は、センサハウジング43の先端部43aの中央に設けられた凹部に挿入して取り付けられている。センサ部23の周囲には遮光部材47が設けられている。遮光部材47は、測定時にセンサ部23への外光の入射を遮断するための部材であるため、比較的高い遮光性が得られるならば材質は問わないが、測定時に患者の皮膚Sに直に接触する部分であるため、柔軟性と弾力性とを兼ね備えた材質でできていることが好ましい。この種の材質の例として、ブチルゴムを挙げることができる。
内筒42には、信号ケーブル44が挿通されている。内筒42と信号ケーブル44は互いに固定されている。信号ケーブル44の一端44aからは複数のリード線44Lが引き出されている。各リード線44Lは、センサ部23を構成する発光部21及び受光部22の所定の端子に接続されている。信号ケーブル44の他端側は、処理ユニット3の入力端子に接続されている。
内筒42の基端部(図示右端部)には、カラー45が設けられている。カラー45は、外筒41と外径が等しい円筒状の部材である。カラー45と内筒42とは相対移動可能である。カラー45には、径方向に貫通したねじ孔45aが設けられており、ねじ孔45aにはねじ46が螺着している。このねじ46を締めることにより、ねじ46の先端が内筒42に圧接し、内筒42とカラー45とが互いに固定される。カラー45を内筒42に固定されていることで、内筒42に対する外筒41の抜けが防止される。
外筒41とセンサハウジング43との間には、押圧力制御部24が設けられている。押圧力制御部24は、外筒41とセンサハウジング43との間にばね力を生じさせるコイルばね25と、測定時におけるばね力を調節する調節機構26、とを有する。
コイルばね25は、内筒42の外側に装着されている。コイルばね25の一端25aは、センサハウジング43の基端部43bに設けられた環状の凹部43cの底面に当接している。コイルばね25の他端25bは、外筒41の先端部41aに設けられた環状の凹部41bに挿入され、調節機構26に当接している。
調節機構26は、外筒41の凹部41b内に外筒41の長手方向に移動可能に設けられた位置可変部材27と、位置可変部材27をその移動範囲における任意の位置で外筒41に固定するための固定機構28と、を有して構成される。位置可変部材27には、コイルばね25の他端25bが当接している。位置可変部材27は、内筒42と外筒41との間に同軸的に設けられた円筒状の部材であり、内筒42及び外筒41の双方に対して相対移動可能である。固定機構28は、外筒41の外周面41cから凹部41bに連通するねじ挿通孔41dと、ねじ挿通孔41dに挿通されたねじ29と、とを有する。位置可変部材27は、ねじ29により外筒41に固定される。
この調節機構26によれば、位置可変部材27に螺着したねじ29を取り外し、位置可変部材27を外筒41の長手方向に移動させた後、再度ねじ29を螺着することにより、位置可変部材27の位置を調整できる。コイルばね25の他端25bが位置可変部材27に当接しているため、位置可変部材27の位置を調節することにより、コイルばね25のばね力すなわち、センサ部23と皮膚Sとの接触圧(押圧力)が調整される。なお、所定の押圧力とは、毛細血管(動脈端)を閉塞しない程度の押圧力であって、測定部位や被験者の測定部位における虚血状態に応じて適宜選定すればよい。調節機構26によるばね力の調整可能範囲は、例えば当該押圧力が32mmHgを越えない範囲であることが好ましく、30mmHg以下であることがより好ましい。当該押圧力が30mmHg以下であれば、柔らかい組織で構成される真皮内の毛細血管をさほど変形させないため、測定部位の毛細血管に血流阻害を生じさせることなく、rSO2を正確に測定可能である。
次に、上記のように構成された皮膚血流測定装置1による測定方法について説明する。
処理ユニット3を稼働させた後、測定者は、プローブユニット2の外筒41をペンを持つように保持し、図3Aに示すように、プローブユニット2の先端(すなわちセンサ部23の先端23a)を患者の下肢の皮膚Sに隙間なく接触させる。この時点で、センサ部23への外光の入射が遮光部材47により遮光される。その後、測定者は、図3Bに示すように、プローブユニット2の外筒41をコイルばね25のばね力に抗して皮膚S側に押していく。これにより、センサハウジング43と外筒41との間でコイルばね25が圧縮され、そのばね力により、プローブユニット2の先端が接触している部分の皮膚Sが押圧される。測定者は、図3Cに示すように、外筒41の先端部41aがセンサハウジング43の基端部43bに当接した時点で、外筒41を皮膚S側に押す動作を止める。そして、数秒乃至5秒間その状態を維持する。その間に、発光部21による近赤外光の発光及び受光部22による受光が実行され、受光部22による検出信号に基づいて処理ユニット3により真皮の毛細血管床のrSO2が測定される。rSO2の測定値はリアルタイムで表示部35に表示されるとともに、メモリ部36に記憶される。
処理ユニット3を稼働させた後、測定者は、プローブユニット2の外筒41をペンを持つように保持し、図3Aに示すように、プローブユニット2の先端(すなわちセンサ部23の先端23a)を患者の下肢の皮膚Sに隙間なく接触させる。この時点で、センサ部23への外光の入射が遮光部材47により遮光される。その後、測定者は、図3Bに示すように、プローブユニット2の外筒41をコイルばね25のばね力に抗して皮膚S側に押していく。これにより、センサハウジング43と外筒41との間でコイルばね25が圧縮され、そのばね力により、プローブユニット2の先端が接触している部分の皮膚Sが押圧される。測定者は、図3Cに示すように、外筒41の先端部41aがセンサハウジング43の基端部43bに当接した時点で、外筒41を皮膚S側に押す動作を止める。そして、数秒乃至5秒間その状態を維持する。その間に、発光部21による近赤外光の発光及び受光部22による受光が実行され、受光部22による検出信号に基づいて処理ユニット3により真皮の毛細血管床のrSO2が測定される。rSO2の測定値はリアルタイムで表示部35に表示されるとともに、メモリ部36に記憶される。
このように、本実施形態の皮膚血流測定装置1によれば、測定者がプローブユニット2を手に持ち、プローブユニット2の先端を患者の下肢の皮膚Sに数秒乃至5秒間押し付けるという迅速且つ簡便な操作により、真皮の毛細血管床のrSO2を測定することができる。また、コイルばね25による適正な押圧力でセンサ部23を皮膚Sに接触させることができるので、センサ部23による押圧力が強すぎることによる血流阻害及び押圧力不足による測定不良が生じ難い。これにより、真皮の毛細血管床のrSO2を再現性良く測定することができる。測定者は、正常組織のrSO2の値は60%〜80%、虚血肢に於けるrSO2の値は50%以下という知見と、皮膚血流測定装置1の表示部35に表示されたrSO2の測定値とに基づき、測定部位が即虚血ぎみであるか否かを正確に評価し得る。
また、本実施形態の皮膚血流測定装置1によれば、測定部位などに応じてセンサ部23による押圧力を調節できるので、測定部位などによらず常に高精度に、真皮の毛細血管床のrSO2を測定することができる。
また、本実施形態の皮膚血流測定装置1によれば、発光部21の中心位置P1と受光部22の中心位置P2との離間距離Lを、0.8〜5mmの範囲から選定することにより、皮膚Sの表面から約0.6〜3mmの深さ領域のrSO2を高精度に測定し、局所の皮膚血流を正確に評価することができる。
また、本実施形態の皮膚血流測定装置1によれば、発光部21の中心位置P1と受光部22の中心位置P2との離間距離Lを、2mmに選定することにより、皮膚Sの表面から約1.4mmの深さ領域(所謂真皮部位)のrSO2を高精度に測定し、局所の皮膚血流を正確に評価することができる。
また、本実施形態の皮膚血流測定装置1によれば、プローブユニット2の皮膚Sに接触する部分の外径が約10mmであり、一箇所当りの測定時間が数秒程度であるので、複数の局所部位の真皮の毛細血管床のrSO2を次々と迅速に測定することができる。例えば、潰瘍の周囲の複数の局所部位のrSO2を迅速に測定することができ、それらの測定結果に基づいて切除範囲などを迅速且つ正確に特定することが可能となる。
また、本実施形態の皮膚血流測定装置1によれば、rSO2と同時にHbIを測定することができるので、HbIの測定値により得られる血流量情報を加味して局所の皮膚血流を正確に評価することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、上記実施形態では、発光部21の中心位置P1と受光部22の中心位置P2との離間距離Lを固定値としたが、真皮の毛細血管床のrSO2を測定し得る範囲において、離間距離Lを変更可能としてもよい。この構成によれば、真皮の毛細血管床の深さが測定部位によって異なる場合でも、離間距離Lを変更することで、各測定部位におけるrSO2の測定が可能となる。
また、上記実施形態では、押圧力制御部24がコイルばね25を備え、皮膚Sに対するセンサ部23の押圧力が、コイルばね25のばね力によって所定の押圧力に制御される構成としたが、コイルばね25の代わりに、その他の板ばねやゴムなどその他の弾性部材を用いてもよい。また、オイルダンパ又はエアダンパにより所定の押圧力を得るように構成してもよい。
また、上記実施形態では、rSO2と同時にHbIを測定しているが、HbIの測定は必須ではない。
また、上記実施形態では、調節機構26のみによりコイルばね25のばね力を調整しているが、内筒42に対するカラー45の固定位置を変えることによってもコイルばね25のばね力を調整することも可能である。
また、上記実施形態では、センサ部23が発光部21及び受光部22を1つずつ備えているが、例えば1つの発光部に対し2以上の受光部を備えてもよい。この場合、発光部と各受光部との中心間距離が各受光部による検出信号に基づいて真皮の毛細血管床の局所酸素飽和濃度を測定し得るように選定される。
また、上記実施形態では、発光部21を3つのLED21A、21B、21Cで構成したが、2つ或いは4つ以上のLEDで構成することも可能である。また、発光部21にレーザ光源を使用することも可能である。
1 皮膚血流測定装置
2 プローブユニット
3 処理ユニット
21 発光部
22 受光部
23 センサ部
24 押圧力制御部
26 調節機構
L 離間距離
P1 中心位置
P2 中心位置
S 皮膚
2 プローブユニット
3 処理ユニット
21 発光部
22 受光部
23 センサ部
24 押圧力制御部
26 調節機構
L 離間距離
P1 中心位置
P2 中心位置
S 皮膚
Claims (4)
- 皮膚に近赤外光を照射する発光部と、皮膚からの光を検出する受光部と、を有するセンサ部と、
前記センサ部を所定の押圧力で皮膚に接触させるための押圧力制御部と、を備え、
前記発光部と前記受光部とが、前記受光部による検出信号に基づいて真皮の毛細血管床の局所酸素飽和濃度を測定し得るように互いに離間して配設されていることを特徴とする皮膚血流測定装置。 - 前記押圧力制御部は、前記押圧力を調節するための調節機構を有することを特徴とする請求項1記載の皮膚血流測定装置。
- 前記発光部の中心位置と前記受光部の中心位置との離間距離が0.8〜5mmの範囲から選定されることを特徴とする請求項1又は2記載の皮膚血流測定装置。
- 前記離間距離が2mmであることを特徴とする請求項3記載の皮膚血流測定装置。
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