JP2019170803A - プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置10の外観を例示する図である。情報処理装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末または携帯用ゲーム装置等の可搬型の情報処理装置である。情報処理装置10は、タッチパネル11を含む。
操作領域Rは、ゲームに関する指示の入力のために、タッチパネル11において視認可能な態様で設けられた領域の一例である。
「タッチパネル11において視認可能な態様で設けられた領域」は、例えば、タッチパネル11に表示された仮想的な上下左右の方向キーであってもよいし、タッチパネル11に表示された仮想的な十字キーであってもよい。
「上下左右の方向キー」は、上方向を指定するための上キーと、下方向を指定するための下キーと、左方向を指定するための左キーと、右方向を指定するための右キーとを有してもよい。この場合、上キーと下キーと左キーと右キーとは、相互に接触していてもよいし、間隔をあけて配置されていてもよい。
なお、操作領域Rは、ゲームに関する指示の入力のために、タッチパネル11において視認されない態様で設けられた仮想的な領域であってもよい。
例えば、タッチパネル11への圧力が第1閾値以上である場合、情報処理装置10は、顔向き指示が入力されたと判定する。一方、タッチパネル11への圧力が第1閾値未満である場合、情報処理装置10は、操作領域Rへのタッチがあっても、顔向き指示が入力されていないと判定する。以下、顔向き指示が入力されていない状態を「ニュートラル状態」と称する。
情報処理装置10は、上述したタッチパネル11に加えて、圧力検出装置12と、振動装置13と、制御装置14と、記憶装置15とを含む。
圧力情報取得部145は、圧力検出装置12が出力した圧力情報を取得する。
例えば、指示内容判定部147は、タッチ位置情報の示すタッチ位置と操作領域Rとの位置関係に基づいて、顔向き指示が示す方向を判定する。なお、以下において、「タッチ位置」は、特に断りがない場合には、「タッチ位置情報の示すタッチ位置」を表すこととする。
一方、圧力情報の示す圧力が第1閾値未満である場合、入力有無判定部146は、顔向き指示の入力がない旨を判定する。さらに言えば、圧力情報の示す圧力が第1閾値未満である場合では、タッチパネル11へのタッチがあっても、入力有無判定部146は、顔向き指示の入力がない旨を判定する。顔向き指示の入力がない旨の判定は、「タッチパネル11への指示の入力の状態は、ニュートラル状態である旨の判定」と換言できる。
図5は、ユーザの親指Fが第1閾値未満の圧力で操作領域Rにタッチしている状態を示した図である。
このため、ユーザは、タッチパネル11をタッチしていてもタッチパネル11に加える圧力を第1閾値未満にすれば、タッチパネル11への誤った指示の入力を防ぐことができる。
したがって、ユーザは、タッチパネル11に対して指示を入力しない場合に、タッチ位置をタッチパネル11上のニュートラル領域に移動する必要が無くなり、タッチ位置とニュートラル領域とのずれに基づく誤入力を軽減できる。
さらに言えば、ユーザは、例えば、親指Fをタッチパネル11から離すという負荷のかかる動作を行うことなく、タッチパネル11に指示を入力しない状態を実現できる。
また、ニュートラル領域そのものが不要になるため、タッチ位置をニュートラル領域に移動させるために指をスライドさせるような指の動きが不要になる。そして、親指Fを傾けるような指の動き、すなわち、スライドよりも移動量を小さくできる指の動きによって、ニュートラル状態を生じさせることが可能になり、操作性が向上する。
第1実施形態において、タッチパネル11のうちタッチ位置に基づく位置に、操作領域Rが設定されてもよい。
なお、操作領域Rが再設定される位置は、基準点Qがタッチ位置となる位置に限らず適宜変更可能である。
入力有無判定部146における判定の結果が肯定である場合、設定部142は、例えば、タッチ位置に基づく位置に、操作領域Rを設定してもよいし、タッチ位置の移動に伴い、タッチ位置の移動先に操作領域Rを再設定してもよいし、タッチ位置が移動しても操作領域Rを再設定しなくてもよいし、タッチ位置とタッチパネル11への圧力とに基づいて、操作領域Rを再設定してもよい。
第1実施形態および変形例A1において、設定部142は、タッチ位置情報と圧力情報とに基づいて、タッチパネル11において操作領域Rの位置を設定してもよい。
例えば、変形例A2における設定部142は、弱タッチが生じた場合、タッチ位置に基づく位置に、基準点Qを設定してもよいし、タッチ位置の移動に伴い、タッチ位置の移動先に基準点Qを再設定してもよいし、タッチ位置が移動しても操作領域Rの位置を再設定しなくてもよいし、入力有無判定部146における判定の結果が肯定である場合と同様にタッチ位置と圧力とに基づいて、操作領域Rの位置を再設定してもよい。
また、変形例A2における設定部142は、入力有無判定部146の判定の結果とは関係なく、タッチ位置と圧力とに基づいて、操作領域Rの位置を再設定してもよい。
第1実施形態および変形例A1から変形例A2において、上方向領域R1、右方向領域R2、下方向領域R3および左方向領域R4が省略され、指示内容判定部147が、基準点Qからタッチ位置に向かう方向を、顔向き指示が示す方向として判定してもよい。
変形例A3によれば、4つ以上の方向を入力可能となるため、上方向領域R1、右方向領域R2、下方向領域R3および左方向領域R4を有する構成に比べて、操作の自由度が向上する。
第1実施形態および変形例A1から変形例A3において、操作領域Rが省略され、指示内容判定部147が、タッチ位置の変化に基づいて、顔向き指示が示す方向を判定してもよい。
なお、変形例A4では、ユーザは、複数の顔向き指示をタッチパネル11に入力する場合、顔向き指示をタッチパネル11に入力するごとに、ニュートラル状態を生じさせることになる。
第1実施形態および変形例A1から変形例A4において、設定部142は、タッチパネル11に、顔向き指示を入力するための顔向き指示入力領域(操作領域Rが設定される領域)と、キャラクタCの攻撃または防御の動作の指示(以下「攻守動作指示」と称する)を入力するための攻守動作入力領域と、を設定してもよい。
攻守動作入力領域は、ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域の一例である。顔向き指示は、変形例A5では、ゲームに関する第2指示の一例である。顔向き指示入力領域は、ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域の一例である。
このため、顔向き指示入力領域Raと攻守動作入力領域Rbとに同時にタップが生じた場合(以下「マルチタップ」と称する)、圧力検出装置12が検出した圧力が顔向き指示入力領域Raと攻守動作入力領域Rbとのいずれで生じたのかは不明となる。
したがって、マルチタップが生じた状況でタッチパネル11への圧力が第1閾値以上になった場合、顔向き指示の入力があるか否かの判定において誤りが生じやすくなる。
なお、本変形例では、例えば、攻守動作入力領域Rbへのタッチの終了に応じて、顔向き指示の入力があるか否かの判定が再開されたり、顔向き指示の入力がある場合における顔向き指示の示す方向の判定が再開されたり、ゲーム制御部141が入力有無判定部146および指示内容判定部147の各々の判定の結果を破棄することを停止したりする。
すなわち、第2入力有無判定部146A2は、第1タッチ位置情報をタッチ位置情報取得部144が取得したときに圧力情報取得部145が取得した圧力情報(以下「第1圧力情報」と称する)に基づいて、顔向き指示の入力があるか否かを判定する。
変形例A5では、攻守動作指示の入力がタップによる入力のような短い時間で完了する場合を想定した。
しかしながら、攻守動作指示の入力のうちガード指示の入力などは、ユーザが敵のキャラクタの様子を見ている間、すなわち比較的長い時間、継続されることが想定される。
そこで、変形例A6では、変形例A5において攻守動作指示の入力が第4時間(例えば、1秒)以上続く場合、第2入力有無判定部146A2は、攻守動作指示の入力が第4時間継続したときのタッチパネル11への圧力に基づいて、第1閾値を調節する。なお、第4時間は、1秒に限らず適宜変更可能である。
そして、第1閾値が調節された後に、以下の状況(状況その1)が生じた場合に、第2入力有無判定部146A2は、顔向き指示の入力があったと判定する。
状況その1:タッチ位置情報取得部144が取得したタッチ位置情報が第1タッチ位置情報である状況において、タッチパネル11への圧力が調節後の第1閾値以上になった場合。
なお、第2入力有無判定部146A2は、以下の2つの状況(状況その2および状況その3)のいずれかが生じた場合に、顔向き指示の入力があったと判定してもよい。
状況その2:顔向き指示入力領域Raに新たなタッチがあった場合。
状況その3:顔向き指示入力領域Raにおけるタッチ位置が所定の距離以上移動した場合。
変形例A6によれば、攻守動作指示の入力が第4時間以上継続しても、顔向き指示の入力を受け付けることが可能になる。
なお、攻守動作指示の入力が終了すると、第2入力有無判定部146A2は、調節後の第1閾値を、調節前の第1閾値に戻す。
例えば、調節後の第1閾値は、第1入力有無判定部146A1における判定の結果が肯定の場合のときの圧力情報の示す圧力の大きさだけ、調節前の第1閾値よりも大きい。なお、調節前の第1閾値と調節後の第1閾値との差は、第1入力有無判定部146A1における判定の結果が肯定の場合のときの圧力情報の示す圧力の大きさに限らず適宜変更可能である。例えば、調節前の第1閾値と調節後の第1閾値との差は、第4時間の期間において圧力情報の示す圧力の平均値でもよい。
すなわち、第2入力有無判定部146A2は、第1閾値の調節後に取得された圧力情報の示す圧力が調節後の第1閾値(第1基準値)以上であるとき、顔向き指示の入力がある旨の判定(以下「第1判定」と称する)をする。一方、第1閾値の調節後に取得された圧力情報の示す圧力が調節後の第1閾値未満であるとき、第2入力有無判定部146A2は、顔向き指示の入力がない旨の判定をする。
この場合、攻守動作指示の入力があっても、顔向き指示の入力を受け付けることが可能になる。
第1実施形態および変形例A1から変形例A6において、入力有無判定部146は、圧力情報の示す圧力の変化の速度に基づいて、顔向き指示の入力があるか否かを判定してもよい。例えば、入力有無判定部146は、圧力情報の示す圧力の変化の速度が第1速度基準値以上の場合に、顔向き指示の入力がある旨の判定をする。
第1実施形態、変形例A1から変形例A3、および、変形例A5から変形例A7において、操作領域Rが設定される場合、タッチパネル11において上下左右を規定する座標系(以下「画面座標系」と称する)と、操作領域Rに固定された座標系(以下「操作座標系」と称する)とが設定されてもよい。
操作座標系は、図18に示したように、操作領域Rにおける基準点Qに原点を有し、互いに直交するXs軸およびYs軸を有する座標系である。
なお、第1実施形態などでは、操作領域Rの上下左右方向が、画面座標系の上下左右方向と一致していたが、図18に示したように傾いていてもよい。
Xs軸およびYs軸は、タッチパネル11に平行な軸線である。Xs軸は操作領域Rの左右方向に相当し、Ys軸は操作領域Rの上下方向に相当する。換言すると、Xs軸は操作領域Rの横方向に相当し、Ys軸は操作領域Rの縦方向に相当する。
第1実施形態、変形例A1から変形例A3、および、変形例A5から変形例A8において、振動制御部148は、タッチ位置が操作領域Rの境界を通過したとき、例えば、タッチ位置が操作領域Rから外れたとき、および、操作領域Rから外れていたタッチ位置が操作領域R内に戻ったとき、の一方または両方のとき、振動装置13を第1所定時間だけ振動させてもよい。
第1実施形態および変形例A1から変形例A9において、タッチパネル11が、タッチパネル11のうち物体が接触している接触領域の形状に関する接触情報も出力し、タッチ位置情報取得部144が、タッチパネル11が出力した接触情報も取得してもよい。
第1実施形態および変形例A1から変形例A10において、表示制御部143は、指示内容判定部147における判定の結果に関する情報をタッチパネル11に表示させてもよい。
上述したゲームに関する指示は、「指示」の一例である。「指示」は、例えば、「ゲームに関する指示」の他に、「タッチパネルを用いて提供される任意のサービスに係る指示」を含む概念であってもよい。
また、上述した「ゲームに関する第1指示」は「第1指示」の一例であり、「ゲームに関する第2指示」は「第2指示」の一例である。
「第1指示」は、例えば、「ゲームに関する指示」の他に、「タッチパネル11を用いて提供される任意のサービスに係る指示」を含む概念であってもよい。
「第2指示」は、例えば、「ゲームに関する指示」の他に、「タッチパネル11を用いて提供される任意のサービスに係る指示」を含む概念であってもよい。
上述した「指示が示すゲームに関する方向」は、顔向き指示が示す方向に限らない。
「指示が示すゲームに関する方向」は、例えば、ゲームに係る仮想空間Vにおける方向でもよいし、ゲームに係る画像が表示される画像上の方向でもよい。
ゲームに係る仮想空間における方向は、例えば、ゲームに係る仮想空間Vに存在する仮想的な物体(ゲームの進行に係るゲーム要素)の位置および姿勢の一方または両方の変化の方向である。例えば、「ユーザが操作するキャラクタの移動の方向」が、「ゲームに係る仮想空間における方向」の一例として、さらに言えば、「指示が示すゲームに関する方向」の一例として挙げられる。
ここで、「ゲームに係る仮想空間に存在する仮想的な物体」は、例えば、ゲームのキャラクタ、オブジェクト、または、仮想空間を撮像する仮想カメラである。
「ゲームに係る画像が表示される画像上の方向」は、例えば、ゲームに係る画像において表示される仮想的な物体(ゲームの進行に係るゲーム要素)の当該画像における位置および姿勢の一方または両方の変化の方向でもよいし、ゲームに係るメニュー画面において表示されるポインタ等(ゲームの進行に関係しないゲーム要素)の当該メニュー画面における移動方向でもよい。
上述した「ゲームに関する第1指示」は、攻守動作指示に限らない。
「第1指示」は、例えば、ゲームに係る仮想空間Vに存在する仮想的な物体(ゲームの進行に係るゲーム要素)の動作に関する指示でもよいし、ゲームに関する方向についての指示でもよい。
「仮想的な物体の動作」は、例えば、仮想的な物体がゲームのキャラクタである場合、上述したようなキャラクタの攻撃の動作でもよいし、上述したようなキャラクタの防御の動作でもよい。
上述した「ゲームに関する第2指示」は、顔向き指示に限らない。
「第2指示」は、例えば、ゲームに関する方向についての指示でもよいし、仮想的な物体の動作に関する指示でもよい。
上述した「第1領域」は、攻守動作入力領域に限らない。
「第1領域」は、タッチパネル11に設定された領域であって、第1指示を受け付ける領域の一例であって、例えば、第1指示の入力のために、タッチパネル11において視認可能な態様で設けられた領域であってもよいし、第1指示の入力のために、タッチパネル11において視認されない態様で設けられた仮想的な領域であってもよい。
ここで「タッチパネルにおいて視認可能な態様で設けられた領域」とは、例えば、タッチパネル11に表示された仮想的なキーである。
仮想的なキーは、例えば、攻撃の動作を入力するためのキーでもよいし、防御の動作を入力するためのキーでもよい。
上述した「第2領域」は、顔向き指示入力領域に限らない。
「第2領域」は、タッチパネル11に設定された第1領域とは異なる領域であって、第2指示を受け付ける領域の一例であって、例えば、第2指示の入力のために、タッチパネル11において視認可能な態様で設けられた領域であってもよいし、第2指示の入力のために、タッチパネル11において視認されない態様で設けられた仮想的な領域であってもよい。
ここで「タッチパネルにおいて視認可能な態様で設けられた領域」とは、例えば、タッチパネル11に表示された仮想的な上下左右の方向キーであってもよいし、タッチパネル11に表示された仮想的な十字キーであってもよい。
ここで、「上下左右の方向キー」とは、上方向を指定するための上キーと、下方向を指定するための下キーと、左方向を指定するための左キーと、右方向を指定するための右キーとを有するものであってもよい。
この場合、上キーと下キーと左キーと右キーとは、相互に接触していてもよいし、間隔をあけて配置されていてもよい。
次に、第2実施形態を説明する。以下の各例示において機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜省略する。
第2実施形態では、タッチパネル11のうち物体が接触している領域に関する情報を用いて、例えば、タッチパネル11に対する指示の入力の有無を判定する。
タッチパネルにおける方向に関する指示は、「指示」の一例である。
「指示」は、例えば、「タッチパネルにおける方向に関する指示」の他に、「選択肢を選択するための指示」を含む概念である。「選択肢を選択するための指示」は、例えば、タッチパネル11に選択肢として表示された数字または記号を選択する旨の指示である。
パネル方向指示の入力は、例えば、ユーザの親指によって行われる。ユーザの親指は、物体の一例である。
そこで、第2実施形態に係る情報処理装置10は、接触領域Sに応じて、パネル方向指示の入力があるか否かを判定する。
なお、第2実施形態に係る制御装置14は、記憶装置15に記憶されたプログラムを実行することで、ゲーム制御部141、表示制御部143、圧力情報取得部145、振動制御部148、接触情報取得部1401および判定部1402として機能する。制御装置14の機能の一部または全部を専用の電子回路で実現してもよい。
判定部1402は、接触情報取得部1401が取得した接触情報が、タッチパネル11に対して物体の接触があることを示す場合、例えば、接触情報の示す接触領域の面積が「0」よりも大きい場合、当該接触情報に基づいて、パネル方向指示の入力があるか否かを判定する。なお、以下において、「接触情報」は、特に断りがない場合には、「接触情報取得部1401が取得した接触情報」を表すこととする。
判定部1402は、図26に示した処理を行ってもよい。具体的には、第2実施形態では、図25に示したように最初にパネル方向指示の入力の有無を判定する処理を実行し、入力がある場合に、指示の内容を判定する処理を実行したが、これらの処理をまとめて実行してもよい。図26では、図25に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下、図26に示した処理について、図25に示した処理と異なる点を中心に説明する。
変形例B1によれば、図25に示したS202およびS204を、S302においてまとめて行うので、第2実施形態に比べて判定の処理を簡略化できる。
第2実施形態において、右指示状況が生じた場合の接触領域の面積と、左指示状況が生じた場合の接触領域の面積と、の差が大きくない場合、パネル方向指示について左方向の判定と右方向の判定とで誤判定が生じる可能性がある。
そこで、タッチパネル11へのタッチ位置を補助的に用いて、パネル方向指示について左方向と右方向とを判定してもよい。
なお、変形例B2では、左右の判定にタッチ位置を用いたが、上下左右の判定にタッチ位置が用いられてもよい。
第2実施形態、変形例B1および変形例B2において、判定部1402は、接触情報の示す接触領域の面積の変化の速度に基づいて、パネル方向指示のタッチパネル11への入力があるか否かを判定してもよい。例えば、判定部1402は、接触情報の示す接触領域の面積の変化の速度が第3速度基準値以上の場合に、パネル方向指示のタッチパネル11への入力がある旨の判定をする。
第2実施形態、変形例B1および変形例B2において、接触情報は、接触領域の面積ではなく、少なくとも接触領域の形状を示してもよい。
すなわち、接触情報取得部1401が接触情報を取得すると(S200)、判定部1402は、判定用テーブルJ1を参照し、接触情報に基づいて、パネル方向指示のタッチパネル11への入力があるか否かを判定する(S202)。
判定部1402は、接触領域の縦横比が、第7所定範囲に属する場合、上方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。
判定部1402は、接触領域の縦横比が、第8所定範囲に属する場合、下方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。
判定部1402は、接触領域の縦横比が、第9所定範囲に属する場合、左方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。
判定部1402は、接触領域の縦横比が、第10所定範囲に属する場合、右方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。
判定部1402は、接触領域の縦横比が、第7所定範囲、第8所定範囲、第9所定範囲および第10所定範囲のいずれにも属さない場合、パネル方向指示の入力がない旨の判定を行う。
変形例B4において、判定部1402は、接触領域の縦横比の変化の速度に基づいて、パネル方向指示のタッチパネル11への入力があるか否かを判定してもよい。例えば、判定部1402は、接触領域の縦横比の変化の速度が第5速度基準値以上の場合に、パネル方向指示のタッチパネル11への入力がある旨の判定をする。
第2実施形態および変形例B1から変形例B3において、接触情報が、接触領域の面積および形状を示す場合、判定部1402は、判定用テーブルJと判定用テーブルJ1とを用いて、パネル方向指示のタッチパネル11への入力があるか否かを判定してもよい。
すなわち、接触領域の面積が第1所定範囲に属し接触領域の縦横比が第7所定範囲に属する場合、判定部1402は、上方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。接触領域の面積が第5所定範囲に属し接触領域の縦横比が第8所定範囲に属する場合、判定部1402は、下方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。接触領域の面積が第4所定範囲に属し接触領域の縦横比が第9所定範囲に属する場合、判定部1402は、左方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。接触領域の面積が第3所定範囲に属し接触領域の縦横比が第10所定範囲に属する場合、判定部1402は、右方向を示すパネル方向指示の入力がある旨の判定を行う。
第2実施形態および変形例B1から変形例B3において、判定部1402は、接触情報の示す面積と圧力情報とに基づいて、パネル方向指示の入力があるか否かを判定してもよい。
第2実施形態および変形例B1から変形例B7において、表示制御部143は、判定部1402おける判定の結果のうちパネル方向指示の示す方向に関する情報を、上述した変形例A11と同様にタッチパネル11に表示させてもよい。
上述した「物体」はユーザの親指Fに限らない。
物体は、例えば、タッチパネルと接触しているときの姿勢の変化に応じて、タッチパネル11との接触領域の面積および形状の少なくとも一方が変化する物体でもよいし、タッチパネル11と接触しているときにタッチパネル11へ伝える圧力の変化に応じて、タッチパネル11との接触領域の面積および形状の少なくとも一方が変化する物体でもよい。
具体的には、「物体」は、上述した親指Fを包含する人間の指でもよいし、先端がゴム等の弾性体で形成されたペン形状の指示棒でもよい。
上述した「タッチパネルにおける方向に関する指示」は、パネル方向指示に限らない。
「タッチパネルにおける方向に関する指示」は、例えば、「タッチパネル11」または「タッチパネル11上に設けられた座標系」、を基準とした方向を示す情報を含む指示である。
「タッチパネル11」または「タッチパネル11上に設けられた座標系」、を基準とした方向を示す情報は、例えば、タッチパネル11上に設けられた座標系において規定されるベクトルの示す情報でもよい。
上述した「タッチパネルにおける方向」は、タッチパネル11上の方向に限らない。
「タッチパネルにおける方向」は、例えば、タッチパネル11が存在する平面上の方向であってもよいし、タッチパネル11に対して法線方向の成分を含んでもよい。
ここで「タッチパネル11が存在する平面上の方向」は、例えば、タッチパネル11に表示された、または、仮想的に設定された、上、下、左、右の方向キーまたは十字キーが示す方向でもよい。
上述した「第1条件」は「第1判定条件」に限らない。
第1条件は、例えば、「接触領域Sの面積が、第1の範囲に属さないという条件」でもよいし、「接触領域Sの面積が、第2の範囲に属するという条件」でもよい。
ここで、「第1の範囲」は、例えば、物体とタッチパネル11との間の圧力が第1所定値以下である場合に、接触領域Sが取り得る面積の範囲であってもよい。
また、「第2の範囲」は、例えば、タッチパネル11の面積以下の面積の範囲のうち、第1の範囲を除く面積の範囲であってもよい。
ここで、「第1の範囲」および「第2の範囲」は、それぞれ、例えば、固定された範囲でもよいし、ユーザによって変更される範囲でもよい。
上述した「第2条件」は「第2判定条件」に限らない。
第2条件は、例えば、接触領域Sの形状に応じて定められる1または複数の指標値が、所定の特徴を有するという条件であってもよい。
ここで、「1または複数の指標値」は、例えば、上述した接触領域Sの縦横比であってもよいし、接触領域Sの向きであってもよいし、接触領域Sの縦横比と接触領域Sの向きの両方を含んでもよい。
ここで、「接触領域Sの向き」は、例えば、接触領域Sを楕円により近似した場合に、タッチパネル11に固定された座標系からみた当該楕円の長軸方向の向き(例えば、長軸方向に延在する単位ベクトルの各成分の値)であってもよいし、楕円の短軸方向の向き(例えば、短軸方向に延在する単位ベクトルの各成分の値)であってもよい。
接触領域Sの縦横比と接触領域Sの向きとの両方が用いられる場合、例えば、ニュートラルか否かの判定は、判定用テーブルJ1に示された接触領域Sの縦横比に基づいて実行され、上下左右の判定は、接触領域Sの向きに基づいて実行される。
接触領域Sを近似した楕円の長軸とY軸とのなす角度は、右指示状況、下指示状況、左指示状況、上指示状況の順に大きくなる。なお、右指示状況、下指示状況および左指示状況では、当該楕円の長軸の向きは、親指Fの長さ方向とほぼ平行になるが、上指示状況では、当該楕円の長軸の向きは、親指Fの幅方向とほぼ平行になる。
このため、接触領域Sの向きに基づく上下左右の判定は、接触領域Sを近似した楕円の長軸とY軸とのなす角度を用いて行うことが可能である。
「1または複数の指標値」が「接触領域の縦横比」である場合、「第2条件」とは、例えば、「縦横比が、第3の範囲に属さないという条件」でもよいし、「縦横比が、第4の範囲に属するという条件」でもよい。
ここで、「第3の範囲」は、例えば、物体とタッチパネル11との間の圧力が第2所定値以下である場合に、接触領域Sの縦横比が取り得る範囲であってもよい。
また、「第4の範囲」は、例えば、「0」よりも大きい範囲のうち、第3の範囲を除く範囲であってもよい。
「1または複数の指標値」が「接触領域Sの向き」である場合、「第2条件」は、例えば、「接触領域Sを近似した楕円の長軸方向が、第5の範囲に属さないという条件」でもよいし、「接触領域Sを近似した楕円の長軸方向が、第6の範囲に属するという条件」でもよい。
ここで、「第5の範囲」は、例えば、物体とタッチパネル11との間の圧力が第3所定値以下である場合に、タッチパネル11に固定された座標系において、接触領域を近似した楕円の長軸方向が取り得る範囲であってもよい。
また、「第6の範囲」は、例えば、タッチパネル11に固定された座標系において、第5の範囲を除く範囲であってもよい。
なお、第3乃至第6の範囲は、それぞれ、例えば、固定された範囲でもよいし、ユーザによって変更される範囲でもよい。
第1実施形態、第2実施形態、変形例A1から変形例A17および変形例B1から変形例B13の少なくともいずれか以下の変形がなされてもよい。
顔向き指示が示す方向、または、パネル方向指示が示す方向は、上下左右の4つの方向に限らない。これらの指示が示す方向の数は、1以上であればよく、例えば、2でもよいし、8でもよいし、基準点を始点としタッチ位置を終点とするベクトルの方向であってもよい。
タッチパネル11に入力される指示は、方向に関する指示に限らず、例えば、選択に関する指示であってもよい。一例を挙げると、複数の選択肢の中から選択された一の選択肢を示す指示が挙げられる。この場合、例えば、図1に示した操作領域Rの代わりに、選択肢の領域が設定され、選択肢の領域内に、第1選択肢と第2選択肢と第3選択肢と第4選択肢が設定される。
振動制御部148は、省略されてもよい。タッチパネル11と圧力検出装置12と振動装置13の一部または全部は、外部要素であってもよい。また、ゲーム制御部141と設定部142と表示制御部143と検出部149と左右判定領域設定部1403の一部または全部は、外部要素であってもよい。
第1実施形態、第2実施形態、変形例A1からA17および変形例B1からB13の少なくとも一には、以下の態様が含まれる。
プロセッサを、
タッチパネルにおけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部、
前記タッチパネルへの圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部、
前記圧力情報取得部が取得した圧力情報に基づいて、指示の入力があるか否かを判定する入力有無判定部、および
前記入力有無判定部における判定の結果が肯定の場合に、前記タッチ位置情報取得部が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記指示の内容を判定する指示内容判定部
として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
プロセッサを、
タッチパネルのうち物体が接触している接触領域の面積および形状の少なくとも一方に関する接触情報を取得する接触情報取得部、
前記接触情報取得部が取得した接触情報が、前記タッチパネルに対して前記物体の接触があることを示す場合、当該接触情報に基づいて、指示の入力があるか否かを判定部
として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
プロセッサを、
第1指示を入力するための第1領域と、第2指示を入力するための第2領域とが設定されたタッチパネルにおけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部、
前記タッチパネルへの圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部、
前記タッチ位置情報取得部が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部、および、
前記タッチ位置情報取得部の取得したタッチ位置情報が前記第2領域に対するタッチがあることを示す場合に前記圧力情報取得部が取得した圧力情報と、当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果とに基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部、
として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
プロセッサを、
第1指示を入力するための第1領域と、第2指示を入力するための第2領域とが設定されたタッチパネルにおけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部、
前記タッチパネルへの圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部、
前記タッチ位置情報取得部が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部、および、
前記第2領域に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が否定の場合、
当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部が取得したときに前記圧力情報取得部が取得した圧力情報に基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部、
として機能させ、
前記第1指示および前記第2指示に基づく処理は、
前記第2領域に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が肯定となる期間においては、
前記第2領域に対するタッチの影響を受けない、
ことを特徴とするプログラム。
以上の記載から、本発明は例えば以下のように把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書きで付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
本発明の一態様に係るプログラムは、プロセッサ(14)を、ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域(Rb)と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域(Ra)とが設定されたタッチパネル(11)におけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部(144)、前記タッチパネル(11)への圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部(145)、前記タッチ位置情報取得部(144)が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部(146A1)、および、前記タッチ位置情報取得部(144)の取得したタッチ位置情報が前記第2領域(Ra)に対するタッチがあることを示す場合に前記圧力情報取得部(145)が取得した圧力情報と、当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果とに基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部(146A2)、として機能させる。
このため、マルチタッチが生じていることを考慮せずに、第2指示の入力があるか否かの判定を行う構成に比べて、マルチタッチが生じている状況において、第2指示に関する判定の動作において誤りが生じることを抑制できる。
ここで、「ゲームに係る仮想空間に存在する仮想的な物体」は、例えば、ゲームのキャラクタ、オブジェクト、または、仮想空間を撮像する仮想カメラである。
「仮想的な物体の動作」は、例えば、仮想的な物体がゲームのキャラクタである場合、キャラクタの攻撃の動作でもよいし、キャラクタの防御の動作でもよい。
「ゲームに関する方向」は、例えば、ゲームに係る仮想空間における方向でもよいし、ゲームに係る画像が表示される画像上の方向でもよい。
「ゲームに係る仮想空間における方向」は、例えば、ゲームに係る仮想空間に存在する仮想的な物体(ゲームの進行に係るゲーム要素)の仮想空間における位置および姿勢の一方または両方の変化の方向である。
「ゲームに係る画像が表示される画像上の方向」は、例えば、ゲームに係る画像において表示される仮想的な物体(ゲームの進行に係るゲーム要素)の当該画像における位置および姿勢の一方または両方の変化の方向でもよいし、ゲームに係るメニュー画面において表示されるポインタ等(ゲームの進行に関係しないゲーム要素)の当該メニュー画面における移動方向でもよい。
「タッチパネル(11)において視認可能な態様で設けられた領域」とは、例えば、タッチパネル(11)に表示された仮想的なキーである。
仮想的なキーは、例えば、攻撃の動作を入力するためのキーでもよいし、防御の動作を入力するためのキーでもよい。
「タッチパネル(11)において視認可能な態様で設けられた領域」とは、例えば、タッチパネル(11)に表示された仮想的な上下左右の方向キーであってもよいし、タッチパネル(11)に表示された仮想的な十字キーであってもよい。
ここで、「上下左右の方向キー」とは、上方向を指定するための上キーと、下方向を指定するための下キーと、左方向を指定するための左キーと、右方向を指定するための右キーとを有するものであってもよい。
この場合、上キーと下キーと左キーと右キーとは、相互に接触していてもよいし、間隔をあけて配置されていてもよい。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1に記載のプログラムにおいて、前記第2判定部(146A2)は、前記第1判定部(146A1)における判定の結果が肯定である間、前記タッチ位置情報が前記第2領域に対するタッチがあることを示す場合、当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部(144)が取得したときに前記圧力情報取得部(145)が取得した圧力情報の示す圧力が第1基準値以上であるときに、前記第2指示の入力がある旨の判定をし、当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果が否定の場合、当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部(144)が取得したときに前記圧力情報取得部(145)が取得した圧力情報の示す圧力が前記第1基準値よりも小さい第2基準値以上であるときに、前記第2指示の入力がある旨の判定をする。
このため、マルチタッチが生じている場合、マルチタッチが生じていない場合に比べて、第2指示の入力がある旨の判定が行われ難くなる。このため、例えば、第1指示の入力に伴う圧力が、第2指示の入力に伴う圧力として判定され、第2指示の入力がないのに第2指示に入力があるという誤った判定がなされることを抑制できる。
本発明の他の態様に係るプログラムは、プロセッサ(11)を、ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域(Rb)と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域(Ra)とが設定されたタッチパネル(11)におけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部(144)、前記タッチパネル(11)への圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部(145)、前記タッチ位置情報取得部(144)が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部(146A1)、および、前記第2領域(Rb)に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果が否定の場合、当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部(144)が取得したときに前記圧力情報取得部(145)が取得した圧力情報に基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部(146A2)、として機能させ、前記ゲームは、前記第2領域(Rb)に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果が肯定となる期間においては、前記第2領域に対するタッチの影響を受けない。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1から3のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記プロセッサ(14)を、前記第2判定部(146A2)における判定の結果が肯定の場合に、前記タッチ位置情報取得部(144)が取得した前記第2領域(Ra)に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づいて、前記第2指示が示す前記ゲームに関する方向を判定する指示内容判定部(147)、としてさらに機能させる。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記4に記載のプログラムにおいて、前記ゲームは、前記第2領域(Ra)に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果が肯定となる期間においては、前記第2指示の影響を受けない。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記4または5に記載のプログラムにおいて、前記プロセッサ(14)を、前記第2判定部(146A2)の判定の結果が変化した場合、および、前記指示内容判定部(147)の判定の結果が変化した場合、の少なくとも一方の場合に、前記タッチパネル(11)を振動させる振動制御部(148)としてさらに機能させる。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記4から6のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記プロセッサ(14)を、前記指示内容判定部(147)の判定の結果に関する情報を前記タッチパネル(11)に表示させる表示制御部(143)としてさらに機能させる。
本発明の他の態様に係る情報処理装置(10)は、ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域(Rb)と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域(Ra)とが設定されたタッチパネル(11)におけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部(144)と、前記タッチパネル(11)への圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部(145)と、前記タッチ位置情報取得部(144)が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部(146A1)と、前記タッチ位置情報取得部(144)の取得したタッチ位置情報が前記第2領域(Ra)に対するタッチがあることを示す場合に前記圧力情報取得部(145)が取得した圧力情報と、当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果とに基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部(146A2)と、を含む。
このため、マルチタッチが生じていることを考慮せずに、第2指示の入力があるか否かの判定を行う構成に比べて、マルチタッチが生じている状況において、第2指示に関する判定において誤りが生じることを抑制できる。
本発明の他の態様に係る情報処理装置(10)は、ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域(Rb)と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域(Ra)とが設定されたタッチパネル(11)におけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部(144)と、前記タッチパネル(11)への圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部(145)と、前記タッチ位置情報取得部(144)が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部(146A1)と、前記第2領域(Ra)に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果が否定の場合に、当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部(144)が取得した場合に前記圧力情報取得部(145)が取得した圧力情報に基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定し、当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部(146A1)における判定の結果が肯定となる期間において、前記第2指示の入力があるか否かの判定を停止する第2判定部(146A2)と、を含む。
Claims (9)
- プロセッサを、
ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域とが設定されたタッチパネルにおけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部、
前記タッチパネルへの圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部、
前記タッチ位置情報取得部が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部、および、
前記タッチ位置情報取得部の取得したタッチ位置情報が前記第2領域に対するタッチがあることを示す場合に前記圧力情報取得部が取得した圧力情報と、当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果とに基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部、
として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 前記第2判定部は、
前記第1判定部における判定の結果が肯定である間、前記タッチ位置情報が前記第2領域に対するタッチがあることを示す場合、
当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部が取得したときに前記圧力情報取得部が取得した圧力情報の示す圧力が第1基準値以上であるときに、前記第2指示の入力がある旨の判定をし、
当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が否定の場合、
当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部が取得したときに前記圧力情報取得部が取得した圧力情報の示す圧力が前記第1基準値よりも小さい第2基準値以上であるときに、前記第2指示の入力がある旨の判定をする、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。 - プロセッサを、
ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域とが設定されたタッチパネルにおけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部、
前記タッチパネルへの圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部、
前記タッチ位置情報取得部が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部、および、
前記第2領域に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が否定の場合、
当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部が取得したときに前記圧力情報取得部が取得した圧力情報に基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部、
として機能させ、
前記ゲームは、
前記第2領域に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が肯定となる期間においては、
前記第2領域に対するタッチの影響を受けない、
ことを特徴とするプログラム。 - 前記プロセッサを、
前記第2判定部における判定の結果が肯定の場合に、前記タッチ位置情報取得部が取得した前記第2領域に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づいて、前記第2指示が示す前記ゲームに関する方向を判定する指示内容判定部、
としてさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記ゲームは、
前記第2領域に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が肯定となる期間においては、
前記第2指示の影響を受けない、
ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。 - 前記プロセッサを、
前記第2判定部の判定の結果が変化した場合、および、前記指示内容判定部の判定の結果が変化した場合、の少なくとも一方の場合に、前記タッチパネルを振動させる振動制御部
としてさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項4または5に記載のプログラム。 - 前記プロセッサを、
前記指示内容判定部の判定の結果に関する情報を前記タッチパネルに表示させる表示制御部
としてさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のプログラム。 - ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域とが設定されたタッチパネルにおけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部と、
前記タッチパネルへの圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部と、
前記タッチ位置情報取得部が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部と、
前記タッチ位置情報取得部の取得したタッチ位置情報が前記第2領域に対するタッチがあることを示す場合に前記圧力情報取得部が取得した圧力情報と、当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果とに基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定する第2判定部と、
を含むことを特徴とする情報処理装置。 - ゲームに関する第1指示を入力するための第1領域と、前記ゲームに関する第2指示を入力するための第2領域とが設定されたタッチパネルにおけるタッチ位置に関するタッチ位置情報を取得するタッチ位置情報取得部と、
前記タッチパネルへの圧力に関する圧力情報を取得する圧力情報取得部と、
前記タッチ位置情報取得部が取得したタッチ位置情報に基づいて、前記第1指示の入力があるか否かを判定する第1判定部と、
前記第2領域に対するタッチがあることを示すタッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が否定の場合に、
当該タッチ位置情報を前記タッチ位置情報取得部が取得した場合に前記圧力情報取得部が取得した圧力情報に基づいて、前記第2指示の入力があるか否かを判定し、
当該タッチ位置情報に基づく前記第1判定部における判定の結果が肯定となる期間において、
前記第2指示の入力があるか否かの判定を停止する第2判定部と、
を含むことを特徴とする情報処理装置。
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