JP2019170647A - ステント - Google Patents
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Abstract
【課題】ショートニングやエロンゲーションといった現象が発生することを抑制するステントを提供する。【解決手段】本発明に係るステント100は、円筒形状を形作るストラット10を有し、ストラットは、環状に形成され、円筒形状の軸方向Xに並べて配置された複数の環状部20と、複数の環状部において隣接する環状部を互いに接続する複数のリンク部50と、を有し、複数のリンク部は、軸方向に沿って並べて配置され、複数の環状部の周方向において第1位置での隣接する環状部の接近を抑制する第1リンク部61と、軸方向に沿って並べて配置されるとともに周方向において第1リンク部と対面側に位置する第2位置に配置され第2位置において隣接する環状部の離間を抑制する第2リンク部71と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、ステントに関する。
ステントは、血管等の生体管腔内に生じた狭窄部又は閉塞部に拡張した状態で留置され生体管腔の開存状態を維持する。ステントは、様々な形状に屈曲又は湾曲した生体管腔に留置されるため、様々な生体管腔の形状に合わせて拡張できることが望ましい。従来技術では、ジグザグに折曲げたステント主線を端部同士で接合した複数のループステントを、リンクを介して接続したステントにおいてステント主線の曲げ強度よりリンクの曲げ強度を大きくしている(特許文献1参照)。
特許文献1ではステント主線及びリンクが一様に撓むことを意図している。しかし、湾曲形状の血管等にステントを留置する場合、湾曲した血管等に配置されたステントの内側の湾曲部と外側の湾曲部とでは変形の態様が異なる。そのため、特許文献1のステントを用いてもステントを生体管腔に適切に配置できない可能性がある。すなわち、ステントにおいて血管等の内側の湾曲部に位置し、曲率半径が外側の湾曲部より小さい部位はストラットが互いに接近するように変形する。このような現象はショートニングと呼ばれる。また、反対にステントにおいて血管等の外側に位置し、曲率半径が内側より大きい部位はストラットが互いに離間するように変形してステントによる拡張力が維持し難くなる。このような現象はエロンゲーションと呼ばれる。ショートニングやエロンゲーションは生体管腔へのステントの形状の追従性を低下させる要因となりうる。
そこで本発明は、ショートニング及びエロンゲーションといった現象が発生することを抑制するステントを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るステントは、円筒形状を形作るストラットを有し、
前記ストラットは、環状に形成され、前記円筒形状の軸方向に並べて配置された複数の環状部と、複数の前記環状部において隣接する前記環状部を互いに接続する複数のリンク部と、を備え、複数の前記リンク部は、前記軸方向に沿って並べて配置され、複数の前記環状部の周方向における第1位置での隣接する前記環状部の接近を抑制する第1リンク部と、前記軸方向に沿って並べて配置されるとともに前記周方向において前記第1リンク部と対面側に位置する第2位置に配置され前記第2位置において隣接する前記環状部の離間を抑制する第2リンク部と、を備える。
前記ストラットは、環状に形成され、前記円筒形状の軸方向に並べて配置された複数の環状部と、複数の前記環状部において隣接する前記環状部を互いに接続する複数のリンク部と、を備え、複数の前記リンク部は、前記軸方向に沿って並べて配置され、複数の前記環状部の周方向における第1位置での隣接する前記環状部の接近を抑制する第1リンク部と、前記軸方向に沿って並べて配置されるとともに前記周方向において前記第1リンク部と対面側に位置する第2位置に配置され前記第2位置において隣接する前記環状部の離間を抑制する第2リンク部と、を備える。
本発明に係るステントによれば、第1位置において隣接する環状部の接近を抑制する第1リンク部を設け、第1位置と対面側にある第2位置において隣接する環状部の離間を抑制する第2リンク部を設けている。これにより、ステントを湾曲した病変部に留置した際にショートニング及びエロンゲーションといった現象が発生することを抑制できる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(第1実施形態)
図1、図2は本発明の第1実施形態に係るステント100を示す図である。
図1、図2は本発明の第1実施形態に係るステント100を示す図である。
本実施形態に係るステント100は、線状の構成要素であるストラット10を有する。ストラット10は、隙間が形成された円筒形状の外側面を形作っている。本明細書及び図面では、ストラット10が形作る円筒形状の軸方向を軸方向Xと記載する。また、ステント100を側面視する際の方向を側面方向Y又は側面方向Zと記載する。また、円筒形状の周方向又は角度方向を周方向θと記載する。また、円筒形状における径方向又は放射方向を放射方向rと記載する。また、図2及び図4以降における図面右側をステントの先端側、左側を基端側とする。
ストラット10は、図1、図2に示すように環状に形成され、円筒形状の軸方向Xに並べて配置された複数の環状部20と、複数の環状部20において隣接する環状部を互いに接続する複数のリンク部50と、を備える。以下、詳述する。
(環状部)
環状部20は、図2に示すように線材を波状に折り返したような形状を筒形状の側面に並べたものを軸方向Xに複数配置して構成している。
環状部20は、図2に示すように線材を波状に折り返したような形状を筒形状の側面に並べたものを軸方向Xに複数配置して構成している。
ここで、説明の便宜上、複数の環状部20における一の環状部を第1環状部30と称し、第1環状部30に隣接する他の環状部を第2環状部40と称する(図2参照)。
第1環状部30は、図2に示すように波状に折り返されるように形作られることによって屈曲点にあたる波形の山部31及び谷部32を形成する。同様に、第2環状部40は、波状に折り返されるように形作られることによって屈曲点にあたる山部41及び谷部42を形成する。本実施形態において山部31及び谷部42は、第1環状部30及び第2環状部40において他方の環状部に近接する近接屈曲点にあたる。また、谷部32は、第1環状部30及び第2環状部40において山部31よりも第2環状部40に対して離間する離間屈曲点にあたる。山部41は、第1環状部30及び第2環状部40において谷部42よりも第1環状部30に対して離間する離間屈曲点にあたる。
(リンク部)
リンク部50は、軸方向Xに並べて配置され、隣接する第1環状部30と第2環状部40とを互いに接続する。リンク部50は、周方向θにおいて第1角度範囲r1(第1位置に相当)において隣接する第1環状部30と第2環状部40とを互いに接続する第1リンク部61を複数備える。第1リンク部61は、隣接する環状部20の接近を抑制する。第1リンク部61は、図2に示すように隣接する環状部20において各々の近接屈曲点にあたる山部31と谷部42、又は谷部32と山部41を直線的に接続している。
リンク部50は、軸方向Xに並べて配置され、隣接する第1環状部30と第2環状部40とを互いに接続する。リンク部50は、周方向θにおいて第1角度範囲r1(第1位置に相当)において隣接する第1環状部30と第2環状部40とを互いに接続する第1リンク部61を複数備える。第1リンク部61は、隣接する環状部20の接近を抑制する。第1リンク部61は、図2に示すように隣接する環状部20において各々の近接屈曲点にあたる山部31と谷部42、又は谷部32と山部41を直線的に接続している。
リンク部50は、周方向θにおいて第1リンク部61と対面側に位置する第2角度範囲(第2位置に相当)において隣接する第1環状部30と第2環状部40とを互いに接続する第2リンク部71を複数備える。第2リンク部71は、隣接する環状部20の離間を抑制する。第2リンク部71は、隣接する環状部20において離間屈曲点にあたる谷部32と山部41とを直線的に接続している。
第1リンク部61は、図2に示すように軸方向Xにおける位置によって複数種類、本実施形態では2種類設けている。第1リンク部61は、第1環状部30と、第1環状部30よりも先端側に位置する第2環状部40との間に位置する第3リンク部62を備える。また、第1リンク部61は、第1環状部30と、第1環状部30よりも基端側に位置する第2環状部40との間に位置する第4リンク部63と、を備える。
第3リンク部62は、軸方向Xにおける特定の位置において第2リンク部71に対して略180度程度周方向θに角度を離間させて一箇所配置している。第3リンク部62は、本実施形態において図2に示すように軸方向Xに環状部2つ分、間隔を離して配置するように構成している。
第4リンク部63は、図2に示すように軸方向Xにおける特定の位置において周方向θに2箇所設けるように構成している。第4リンク部63は、第3リンク部62を基準として時計回り及び反時計周りに略同一の角度、周方向θに離間して配置するように構成している。しかし、後述するようにステント100を湾曲した生体管腔に配置した際にショートニングを抑制できれば、第4リンク部63の数や角度位置は上記に限定されない。第4リンク部64は、周方向θにおけるショートニングに対する耐性を調整するように、軸方向Xにおいて第3リンク部62よりもリンク部の総数を異ならせるように構成している。
複数の第3リンク部62は、軸方向Xに沿って配置している。ここで、複数の第3リンク部62を軸方向Xに沿って並べて配置しているとは、複数の第3リンク部62の周方向θにおける角度位置がほとんど同一であることを言う。複数の第4リンク部63は、複数の第3リンク部62と同様に軸方向Xに沿って並べて配置している。
第2リンク部71は、周方向θにおいて第1リンク部61と対面側に配置している。本明細書において「対面側」とは、角度にして略180度程度を意味するが、後述するショートニングやエロンゲーションを抑制できれば、第1角度範囲r1と第2角度範囲r2との角度差は180度からプラスマイナス数度程度前後してもよい。
第2リンク部71は、図2に示すように第1環状部30において離間屈曲点にあたる谷部32と、第2環状部40において谷部32と略同一の角度位置に位置し、離間屈曲点にあたる山部41と、を直線形状にて接続することによって構成している。第2リンク部71は、各々のリンク部の長さが第1リンク部61よりも軸方向Xにおいて長くなるように構成している。
もちろん、第2リンク部71が接続する谷部32と山部41の周方向θにおける角度位置は厳密に同一である必要はなく、プラスマイナス数度程度、前後してもよい。
造影部80は、X線等の放射線透視下においてステント100の位置を認識できるように配置している。造影部80は、上記以外にリンク部50の周方向θにおける位置を放射線透視下において認識可能にする。造影部80は、本実施形態においてマーカーによって構成している。造影部80の材料は、放射線透視下において視認可能であれば特に限定されない。具体的には、金、白金、タングステン等の金属、及びこれらを含む合金等の放射線不透過性材料を挙げることができる。
ストラット10は、生体適合性を有する材料から構成される。具体的には、鉄、チタン、アルミニウム、スズ、タンタル若しくはタンタル合金、プラチナ、若しくはプラチナ合金、金若しくは金合金、チタン合金、ニッケル−チタン合金、コバルトベース合金、コバルト−クロム合金、ステンレス鋼、亜鉛−タングステン合金、ニオブ合金等を挙げることができる。
ストラット10の製造方法は、特に限定されないが、例えば上述した材料からなるチューブをレーザーによって切り出す方法、射出成型による方法、3Dプリンター等を用いて積層する方法等が挙げられる。
次に本実施形態に係るステント100を用いた使用例について説明する。図3はステントを湾曲した生体管腔に留置した様子を示す図である。
ステントは、上述したように一般的に図2に示すような波形形状をなす環状部と、隣接する環状部を接続するリンク部と、を有する。ステントは、様々な形状をした生体管腔に挿入されて留置され、様々な形状の生体管腔に合わせて放射方向外方へ拡張力を発揮させることが要求される。
もっとも、ステントが図3に示すような湾曲した生体管腔に配置された場合、湾曲形状の内側における波形形状と、外側に配置される波形形状と、では変形の挙動が異なる場合がある。すなわち、湾曲形状の生体管腔において内側に位置する波形形状は、隣接する環状部20の隙間d1(図3参照)が、ステントを直線状の生体管腔に留置した場合よりも接近するように変形する(ショートニング)。また、軸方向Xにおいて隣接する環状部20は互いが一部重なる場合もある(このような場合をオーバーラップという)。
一方、湾曲形状の生体管腔において外側に位置する部位では、隣接する環状部20の隙間d2(図3参照)が、ステントを直線状の生体管腔に留置した場合よりも離間するように変形する(エロンゲーション)。その結果、ステント本来の機能である生体管腔の拡張機能が減殺され、生体管腔への追従性が低下する可能性が考えられる。
これについて、本実施形態に係るステント100は、円筒形状を形作るストラット10を有する。ストラット10は、環状に形成され、円筒形状の軸方向Xに並べて配置された複数の環状部20と、複数の環状部20において隣接する環状部を互いに接続する複数のリンク部50と、を備える。複数のリンク部50は、軸方向Xに沿って並べて配置され、複数の環状部20の周方向θにおいて第1位置での隣接する環状部20の接近を抑制する第1リンク部61を備える。リンク部50は、軸方向Xに沿って並べて配置されるとともに周方向θにおいて第1リンク部61と対面側に位置する第2位置に配置され、第2位置において隣接する環状部20の離間を抑制する第2リンク部71を備える。
これにより、湾曲した生体管腔に倣ってステント100が変形した際にステント100におけるショートニング又はオーバーラップ及びエロンゲーションを抑制し、ステント100を生体管腔に追従させ易くすることができる。
また、複数の環状部20は波形形状に形成される。第1リンク部61は、第3リンク部62が隣接する環状部20において近接屈曲点にあたる山部31と谷部42とを互いに接続して構成している。また、第1リンク部61は、第4リンク部63が隣接する環状部20において近接屈曲点にあたる谷部32と山部41とを互いに接続して構成している。このように構成することによって、ステント100を湾曲させた際の内側では隣接する環状部同士の接近(ショートニング)等を抑制することができる。
また、複数の環状部20は波形形状に形成される。第2リンク部71は、隣接する環状部20における第1環状部30において第2環状部40に対して離間する離間屈曲点にあたる谷部32と、第2環状部40において第1環状部30に対して離間する離間屈曲点にあたる山部41と、を互いに接続している。このように構成することによって、ステント100を湾曲させた際の外側では隣接する環状部同士の離間(エロンゲーション)を抑制することができる。
また、接続部を構成する第1リンク部61は、第3リンク部62において隣接する環状部20における近接屈曲点にあたる山部31と谷部42とを直線的に接続している。また、第1リンク部61を構成する第4リンク部63では隣接する環状部20における近接屈曲点にあたる山部41と谷部32とを接続している。このように構成することによって、第1角度範囲r1において隣接する第1環状部30と第2環状部40とが接近等することを効果的に抑制できる。
また、第2リンク部71は、隣接する環状部20において第1環状部30における離間屈曲点にあたる谷部32と第2環状部における離間屈曲点にあたる山部41とを直線的に接続するように構成している。そのため、第2角度範囲r2において隣接する第1環状部30と第2環状部40とが離間することを効果的に抑制できる。
また、ステント100は、放射線透視下において視認可能な造影部80を有する。造影部80は、ストラット10の軸方向Xにおける端部であって、周方向θにおいて第2リンク部71と同じ第2角度範囲r2に設けるように構成している。そのため、生体管腔への挿入時にステント100を回転させてリンク部50を構成し第1角度範囲r1に配置した第1リンク部61を湾曲した生体管腔の外側に配置し、第2角度範囲r2に配置した第2リンク部71を湾曲した生体管腔の内側に配置しやすくできる。
(第1実施形態の変形例)
図4は第1実施形態の変形例に係るステント100aのストラット10aを展開した状態を示す平面図である。本変形例ではストラット10における環状部20、造影部80、及びリンク部50aを構成する第2リンク部71及び第3リンク部62が第1実施形態と共通し、リンク部50aを構成する第4リンク部64が第1実施形態と相違する。そのため、第1実施形態と共通する構成の説明を省略する。
図4は第1実施形態の変形例に係るステント100aのストラット10aを展開した状態を示す平面図である。本変形例ではストラット10における環状部20、造影部80、及びリンク部50aを構成する第2リンク部71及び第3リンク部62が第1実施形態と共通し、リンク部50aを構成する第4リンク部64が第1実施形態と相違する。そのため、第1実施形態と共通する構成の説明を省略する。
本変形例では、リンク部50aを構成し、第1リンク部61aを構成する第4リンク部64が図4に示すように軸方向Xにおける同位置において周方向θに2つではなく、4つ設けている。このように構成することによってステント100aを湾曲させた際に中心軸線よりも内側の部分が接近すること(ショートニング)をより強固に抑制できる。そのため、ステント100aを湾曲した生体管腔に配置した際にショートニング等が生じることをより効果的に抑制できる。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態に係るステント100bを構成するストラット10bを展開した状態を示す平面図である。第2実施形態ではストラット10bにおける環状部20、造影部80、及びリンク部50bを構成する第1リンク部61が第1実施形態と共通し、リンク部50bを構成する第2リンク部72が第1実施形態と相違する。そのため、第1実施形態と共通する構成の説明を省略する。
図5は第2実施形態に係るステント100bを構成するストラット10bを展開した状態を示す平面図である。第2実施形態ではストラット10bにおける環状部20、造影部80、及びリンク部50bを構成する第1リンク部61が第1実施形態と共通し、リンク部50bを構成する第2リンク部72が第1実施形態と相違する。そのため、第1実施形態と共通する構成の説明を省略する。
第2リンク部72は、図4に示すように複数の変曲点を備えた曲線形状にて構成している。本明細書において「変曲点」とは、ステント100を側面方向Y又は側面方向Zから側面視した際においてリンク部50の形状を構成する曲線の向きが軸線を基準に反転するような位置を意味する。図5を一例として説明すると、第2リンク部72は、図5の左から右に向かって見て、曲線の傾きが左肩上がりから右肩上がりに変わる変曲点と、右肩上がりから左肩上がりに変わる変曲点を備える。第2リンク部72を上記のように構成することによって、第2リンク部72は、曲線形状が伸長した形状に変形した状態で隣接する環状部20の離間を抑制する。
ステントは一般的に拡張した状態で生体管腔において放射方向rの外方に拡張力を付与する一方で、湾曲した生体管腔の形状にも追従することが求められる。そのため、ステントによる放射方向rの外方への拡張力の付与は、ステントを湾曲した生体管腔に留置した際にも要求される。これらを考慮すると、本明細書における「エロンゲーション」とは、ステントによる拡張力が維持できない程度にステントを構成するストラットが軸方向Xに伸長した状態を意味する。
これについて、第2リンク部72を上記のように構成することによって、ステント100bにおいて隣接する環状部20が、上述した「エロンゲーション」に該当する程度に離間することを抑制できる。すなわち、第2リンク部72を上記のように構成することによって、湾曲した生体管腔の外側の形状に沿う程度にステントの環状部同士の離間を許容するとともに、拡張力を維持できない程度にステントの環状部同士が離間することを抑制できる。
(第2実施形態の変形例)
図6は第2実施形態の変形例について示すステント100cのストラット10cの展開図を示す平面図である。本変形例ではストラット10cにおける環状部20、造影部80、及びリンク部50cを構成する第2リンク部72及び第1リンク部61aを構成する第3リンク部62が第2実施形態と共通し、第4リンク部64が第2実施形態と相違する。そのため、第2実施形態と共通する構成の説明を省略する。
図6は第2実施形態の変形例について示すステント100cのストラット10cの展開図を示す平面図である。本変形例ではストラット10cにおける環状部20、造影部80、及びリンク部50cを構成する第2リンク部72及び第1リンク部61aを構成する第3リンク部62が第2実施形態と共通し、第4リンク部64が第2実施形態と相違する。そのため、第2実施形態と共通する構成の説明を省略する。
第2実施形態では軸方向Xにおいて第1リンク部61を構成する第4リンク部63を軸方向Xにおける所定の位置において周方向θに2つ設ける実施形態について説明した。
しかし、これに限定されず、図6に示す第4リンク部64は、軸方向Xにおける所定の位置において周方向θに4つ配置してもよい。このように構成することによって、第1実施形態の変形例と同様にステント100cを湾曲させた際に中心軸線より内側での第1環状部30と第2環状部40との接近をより抑制できる。そのため、ステント100cを湾曲した生体管腔に留置した際にショートニング等をより効果的に抑制できる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係るステント100dのストラット10dを展開した状態を示す平面図である。本実施形態においてステント100dは、環状部20dと、リンク部50dと、を有する。環状部20dは、第1実施形態の環状部20と比較して波形形状が異なる第1環状部30d及び第2環状部40dを備える。但し、環状部20dにおけるその他の仕様は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。また、造影部80は第1実施形態と同様であるため。説明を省略する。
図7は、第3実施形態に係るステント100dのストラット10dを展開した状態を示す平面図である。本実施形態においてステント100dは、環状部20dと、リンク部50dと、を有する。環状部20dは、第1実施形態の環状部20と比較して波形形状が異なる第1環状部30d及び第2環状部40dを備える。但し、環状部20dにおけるその他の仕様は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。また、造影部80は第1実施形態と同様であるため。説明を省略する。
リンク部50dは、図7に示すように第1リンク部61d及び第2リンク部73と、を備える。第1リンク部61dは、図7に示すように第1環状部30dと、第1環状部30dよりも先端側に位置する第2環状部40dと、を接続する第3リンク部65を備える。また、第1リンク部61dは、第1環状部30dと、第1環状部30dよりも基端側に位置する第2環状部40dと、を接続する第4リンク部66を備える。
第3リンク部65は、図7に示すように第1環状部30dの一の山部31と、第2環状部40dの複数(本実施形態では2つ)の谷部42と、を互いに接続している。第3リンク部65は、本実施形態において図7に示すように軸方向Xにおいて環状部2つ分、間隔をあけて配置するように構成している。すなわち、第3リンク部65は、図7に示すように第1環状部30dと、第1環状部30dよりも先端側に位置する第2環状部40dと、の間に配置される。
第4リンク部66は、図7に示すように第1環状部30dの谷部32と、谷部32と周方向θにおいて近傍に位置する第2環状部40dの山部41と、を直線的に接続している。第4リンク部66は、図7に示すように第1環状部30dと、第1環状部30dよりも基端側に位置する第2環状部40dと、の間に配置される。
第2リンク部73は、本実施形態において第1環状部30dの谷部32と谷部32と周方向θにおいて略同一角度に位置する第2環状部40dの谷部42と、を接続することによって構成している。
このように第1リンク部61dは、第3リンク部65が隣接する環状部20における第1環状部30dの山部31と第2環状部40dの複数の谷部42とを接続するように構成している。このように構成することによって、ステント100dを湾曲させた際の内側における第1環状部30dと第2環状部40dとの接近をより強固に抑制できる。そのため、ステント100dを湾曲した生体管腔に留置した際にショートニング等をより強固に抑制できる。
(第3実施形態の変形例)
図8は第3実施形態の変形例に係るステント100eのストラット10eを展開した状態を示す平面図である。本変形例ではストラット10eにおける環状部20d、造影部80、及びリンク部50eを構成する第2リンク部73が第3実施形態と共通し、第1リンク部61eを構成する第3リンク部65及び第4リンク部66が第3実施形態と相違する。そのため、第3実施形態と共通する構成の説明を省略する。
図8は第3実施形態の変形例に係るステント100eのストラット10eを展開した状態を示す平面図である。本変形例ではストラット10eにおける環状部20d、造影部80、及びリンク部50eを構成する第2リンク部73が第3実施形態と共通し、第1リンク部61eを構成する第3リンク部65及び第4リンク部66が第3実施形態と相違する。そのため、第3実施形態と共通する構成の説明を省略する。
第3実施形態では第3リンク部65が第1環状部30dと、第1環状部30dよりも先端側に位置する第2環状部40dと、の間に配置される実施形態について説明した。しかし、これに限定されず、図7に示す第3リンク部65の形状は、図8に示すように第1環状部30dと、第1環状部30dよりも基端側に位置する第2環状部40dとの間に追加して配置されてもよい。また、第3実施形態では第4リンク部66が第1環状部30dと、第1環状部30dよりも基端側に位置する第2環状部40dと、の間に配置されると説明した。しかし、これに限定されず、図7に示す第4リンク部66の形状は、図8に示すように第1環状部30dと、第1環状部30dよりも先端側に位置する第2環状部40dとの間(図8では最先端と最基端に図示)に追加して配置されてもよい。
このように構成することによってステント100eを湾曲させた際のステント100eの内側における第1環状部30dと第2環状部40dとの接近をより強固に抑制できる。よって、ステント100eを湾曲した生体管腔に留置した際にショートニング等をさらに強固に抑制できる。
(第4実施形態)
図9は第4実施形態に係るステント100fを展開した状態を示す平面図である。第4実施形態では第2リンク部73が第1環状部30dの谷部32と、第1環状部30dに隣接する第2環状部40dの谷部42と、を直線的に接続する実施形態について説明した。しかし、以下のように構成することもできる。
図9は第4実施形態に係るステント100fを展開した状態を示す平面図である。第4実施形態では第2リンク部73が第1環状部30dの谷部32と、第1環状部30dに隣接する第2環状部40dの谷部42と、を直線的に接続する実施形態について説明した。しかし、以下のように構成することもできる。
第4実施形態においてステント100fは、図9に示すように環状部20dと、リンク部50fと、造影部80と、を有する。環状部20d、造影部80、及びリンク部50fを構成する第3リンク部65と第4リンク部66とは第3実施形態と共通する。そのため、第3実施形態と共通する構成の説明を省略する。
リンク部50fを構成する第2リンク部74は、図9に示すように第1環状部30dにおける谷部32と、第1環状部30dに隣接する第2環状部40dにおける谷部42と、を変曲点を備えた曲線形状にて接続する。
このように構成することによって、第2実施形態と同様にステント100fを湾曲させた際のステントの外側においてステントの拡張力が維持できない程度にステント100fのストラット10fが軸方向Xに伸長することを抑制できる。
(第4実施形態の変形例)
図10は第4実施形態の変形例に係るステント100gのストラット10gを展開した状態を示す平面図である。本変形例ではストラット10gにおける環状部20d、造影部80、及びリンク部50gを構成する第2リンク部74が第4実施形態と共通し、第1リンク部61eを構成する第3リンク部65及び第4リンク部66が第4実施形態と相違する。そのため、第4実施形態と共通する構成の説明を省略する。
図10は第4実施形態の変形例に係るステント100gのストラット10gを展開した状態を示す平面図である。本変形例ではストラット10gにおける環状部20d、造影部80、及びリンク部50gを構成する第2リンク部74が第4実施形態と共通し、第1リンク部61eを構成する第3リンク部65及び第4リンク部66が第4実施形態と相違する。そのため、第4実施形態と共通する構成の説明を省略する。
第4実施形態では第3リンク部65が第1環状部30dと、第1環状部30dよりも先端側に位置する第2環状部40dと、の間に配置される実施形態について説明した。しかし、これに限定されず、図9に示す第3リンク部65の形状は、図10に示すように第1環状部30dと、第1環状部30dよりも基端側に位置する第2環状部40dとの間に追加して配置されてもよい。また、第4実施形態では第4リンク部66が第1環状部30dと、第1環状部30dよりも基端側に位置する第2環状部40dと、の間に配置されると説明した。しかし、これに限定されず、図9に示す第4リンク部66の形状は、図10に示すように第1環状部30dと、第1環状部30dよりも先端側に位置する第2環状部40dとの間(図10では最先端と最基端に図示)に追加して配置されてもよい。このように構成することによってステント100gを湾曲させた際のステントの内側において第1環状部30dと第2環状部40dとが接近することをより強固に抑制できる。そのため、ステント100gを湾曲した生体管腔に留置した際にステント100gのショートニングをより強固に抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。
図11、図12は第1リンク部を構成する第3リンク部の変形例を示す図である。
上記では、第1実施形態において図2に示すように第3リンク部62が隣接する環状部20において近接屈曲点にあたる山部31と谷部42とを直線的に接続する実施形態について説明した。しかし、これに限定されない。
第1リンク部を構成する第3リンク部67は、図11に示すように隣接する環状部20において近接屈曲点にあたる山部31及び谷部42を、変曲点を備えた曲線形状にて接続してもよい。このように構成することによって、環状部を仮にらせん構造とした場合にステントが小径化することを抑制できる。
また、図7〜図10において第3リンク部65は第1環状部30dにおける一の山部31と、第1環状部30dと隣接する第2環状部40dの複数の谷部42と、を接続する実施形態について説明した。しかし、これに限定されず、第1リンク部を構成する第3リンク部68は図12に示すように第1環状部30dにおける複数の山部31と、第1環状部30dに隣接する第2環状部40dにおける一の谷部42と、を接続するように構成してもよい。このように構成することによって、ステントを湾曲させた際の内側における第1環状部30dと第2環状部40dとの接近をより強固に抑制できる。そのため、ステントを湾曲した生体管腔に留置した際にショートニング等をより強固に抑制できる。
図13〜図15は第2リンク部の変形例を示す図である。
第1実施形態では第2リンク部71が、図2に示すように第1環状部30の離間屈曲点にあたる谷部32と、第1環状部30に隣接する第2環状部40の離間屈曲点にあたる山部41と、を直線的に接続する実施形態について説明した。しかし、これに限定されず、第1リンク部75は図13に示すように第1環状部30の近接屈曲点にあたる山部31と、第1環状部30に隣接する第2環状部40の離間屈曲点にあたる山部41と、を直線的に接続するように構成してもよい。
また、第2実施形態では図5に示すように第2リンク部72が第1環状部30の離間屈曲点にあたる谷部32と、第1環状部30の離間屈曲点にあたる山部41と、を変曲点を備えた曲線形状にて接続する実施形態について説明した。しかし、これに限定されず、第2リンク部76は上記以外にも図14に示すように第1環状部30の近接屈曲点にあたる山部31と、第2環状部40の離間屈曲点にあたる山部41と、を、変曲点を備えた曲線形状にて接続するように構成してもよい。
また、第3実施形態では第4リンク部66が図7に示すように第1環状部30dの近接屈曲点にあたる一の山部31と、第1環状部30dに隣接する第2環状部40dの近接屈曲点にあたる複数の谷部42と、を接続する実施形態について説明した。しかし、上記に限定されず、第2リンク部77においても第4リンク部66と同様に図15に示すように第1環状部30dの離間屈曲点にあたる一の谷部32と、第2環状部40dの近接屈曲点にあたる複数の谷部42と、を接続するように構成してもよい。このように構成することによってステントを湾曲させた際の外側における第1環状部30dと第2環状部40dとの離間をより強固に抑制できる。そのため、ステントを湾曲した生体管腔に留置した際にエロンゲーションをより強固に抑制できる。
また、上記では第1リンク部61が第3リンク部62及び第4リンク部63を備える実施形態について説明したが、これに限定されない。ステントを湾曲した生体管腔に留置した際にショートニング等を抑制できれば、第1リンク部は第3リンク部のみから構成してもよい。
100、100a〜100g ステント、
10、10a〜10g ストラット、
20 環状部、
30 第1環状部、
40 第2環状部、
50 リンク部、
61、61a、61d、61e 第1リンク部、
71〜77 第2リンク部、
62、65、67、68 第3リンク部、
63、64、66、66a 第4リンク部、
80 造影部、
X 軸方向、
θ 周方向(角度方向)、
r 放射方向(径方向)、
r1 第1角度範囲(第1位置)、
r2 第2角度範囲(第2位置)。
10、10a〜10g ストラット、
20 環状部、
30 第1環状部、
40 第2環状部、
50 リンク部、
61、61a、61d、61e 第1リンク部、
71〜77 第2リンク部、
62、65、67、68 第3リンク部、
63、64、66、66a 第4リンク部、
80 造影部、
X 軸方向、
θ 周方向(角度方向)、
r 放射方向(径方向)、
r1 第1角度範囲(第1位置)、
r2 第2角度範囲(第2位置)。
Claims (10)
- 円筒形状を形作るストラットを有し、
前記ストラットは、
環状に形成され、前記円筒形状の軸方向に並べて配置された複数の環状部と、
複数の前記環状部において隣接する前記環状部を互いに接続する複数のリンク部と、を備え、
複数の前記リンク部は、
前記軸方向に沿って並べて配置され、複数の前記環状部の周方向において第1位置での隣接する前記環状部の接近を抑制する第1リンク部と、
前記軸方向に沿って並べて配置されるとともに前記周方向において前記第1リンク部と対面側に位置する第2位置に配置され前記第2位置において隣接する前記環状部の離間を抑制する第2リンク部と、を備える、ステント。 - 複数の前記環状部は、屈曲点を備えた波形形状に形成され、
前記第1リンク部は、隣接する前記環状部において近接する近接屈曲点を互いに接続する、請求項1に記載のステント。 - 複数の前記環状部は、屈曲点を備えた波形形状に形成され、
前記第2リンク部は、
隣接する前記環状部における一の前記環状部において他の前記環状部に対して近接する近接屈曲点又は離間する離間屈曲点と、前記他の環状部において前記一の前記環状部に対して離間する前記離間屈曲点と、を互いに接続する、請求項1又は請求項2に記載のステント。 - 前記第1リンク部は、隣接する前記環状部において各々の前記近接屈曲点を直線的に接続する、請求項2に記載のステント。
- 前記第1リンク部は、隣接する前記環状部において変曲点を備えた曲線形状を介して各々の前記近接屈曲点を接続する、請求項2に記載のステント。
- 前記第1リンク部は、隣接する前記環状部において一の前記環状部における一の前記近接屈曲点と、他の前記環状部における複数の前記近接屈曲点と、を接続する、請求項2に記載のステント。
- 前記第2リンク部は、隣接する前記環状部において前記一の環状部における前記近接屈曲点又は前記離間屈曲点と、前記他の環状部における前記離間屈曲点と、を直線的に接続する、請求項3に記載のステント。
- 前記第2リンク部は、隣接する前記環状部において前記一の環状部における前記近接屈曲点又は前記離間屈曲点と、前記他の環状部における前記離間屈曲点と、を、変曲点を備えた曲線形状を介して接続する、請求項3に記載のステント。
- 前記第2リンク部は、隣接する前記環状部において前記一の環状部における複数の前記近接屈曲点と、他の前記環状部における一の前記離間屈曲点と、を接続する、請求項3に記載のステント。
- 放射線透視下において視認可能な造影部をさらに有し、
前記造影部は、前記ストラットの前記軸方向における端部であって、前記周方向において前記リンク部と同じ角度範囲に設けられる、請求項1〜9のいずれか1項に記載のステント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018061808A JP2019170647A (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | ステント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018061808A JP2019170647A (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | ステント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019170647A true JP2019170647A (ja) | 2019-10-10 |
Family
ID=68168873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018061808A Pending JP2019170647A (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | ステント |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019170647A (ja) |
-
2018
- 2018-03-28 JP JP2018061808A patent/JP2019170647A/ja active Pending
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