JP2019168930A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
R´(x,y)={R(x,y)/255}^γ ・・・式(1)
G´(x,y)={G(x,y)/255}^γ ・・・式(2)
B´(x,y)={B(x,y)/255}^γ ・・・式(3)
Y(x,y)= m21×R´(x,y)+ m22×G´(x,y)+ m23×B´(x,y) ・・・式(5)
Z(x,y)= m31×R´(x,y)+ m32×G´(x,y)+ m33×B´(x,y) ・・・式(6)
上記式(4)〜式(6)において、m11〜m33は、R´G´B´/XYZ変換行列Mの要素であり、例えば、ITU−T BT.709において規定される色変換行列Mは、以下の式(7)で表される。
L(x,y)=116(Y(x,y)/Yw)^(1/3)−16 ・・・式(8)
a(x,y)=500((X(x,y)/Xw)^(1/3)−(Y(x,y)/Yw)^(1/3)) ・・・式(9)
b(x,y)=200((Y(x,y)/Yw)^(1/3)−(Z(x,y)/Zw)^(1/3)) ・・・式(10)
なお、上記式(8)〜式(10)において、Xw、Yw、Zwは、例えばCIE(国際照明員会)の定義では基準白色面の三刺激値であり、それぞれ以下の式(11)〜式(13)で表される。
Yw=1.0 ・・・式(12)
Zw=108.880/100.0 ・・・式(13)
そして、色差ΔEを2点のLab値から求める。算出対象となる2点のLab値を(L1,a1,b1)、(L2,a2,b2)とすると、色差ΔEは以下の式(14)で表すことができる。
ΔE=((L1−L2)^2+(a1−a2)^2+(b1−b2)^2)^(1/2)
・・・式(14)
I_TEST(x,y)=(((L_r−L_t(x,y))^2+(a_r−a_t(x,y))^2+(b_r−b_t(x,y))^2)^(1/2) ・・・式(15)
上述の実施形態では、S702の処理において検査画像の各画素に対して色変換処理がなされ、色差画像を生成したが、検査画像内に評価対象となる画素もしくは画素領域をユーザが別途指定し、当該画素や画素領域のみに対して色変換処理を行ってもよい。その場合、前述のS802に当たる処理において、許容色差画像において対応する画素もしくは画素領域との比較がなされる。
上述の実施形態では、基準色を先ず設定し、その後に当該基準色に対する許容色差を設定していたが、許容色差を先に設定してもよい。以下、基準色よりも先に許容色差を設定する態様を実施形態1の変形例として説明する。図10は、実施形態1の図3のフローに相当する、本変形例に係る色検査処理の流れを示すフローチャートである。以下、図3のフローとの違いを中心に説明する。
正解データである基準画像を用いて基準色を設定するのに代えて、対象物品の検査画像そのものを用いて基準色を設定してもよい。これによっても、検査画像における画像領域間の相対的な色差を評価することができる。ただし、この場合は、設定した基準色そのものが正解データである保証がない。そこで、検査画像から基準色を設定する場合には、設定された基準色が正解データとして適切かどうかの判定ステップを加えることが望ましい。例えば、基準色として設定されたLab値が、本来の望ましいLab値に対して所定の誤差の範囲内に収まっているかどうかをチェックするなどして判定する。このような判定処理を行った結果、設定された基準色が正解データとして相応しくない場合は警告表示を行なう等し、基準色の再設定または修正をユーザに促すようにすればよい。このように検査画像そのものを使用して基準色を設定してもよい。
201 許容色差設定部
203 基準色設定部
204 色差算出部
205 色差判定部
Claims (17)
- 物品の色検査を行う装置であって、
前記色検査における基準色、及び前記物品を撮影した検査対象画像の所定の画像領域毎に前記色検査における許容色差を設定する設定手段と、
前記検査対象画像における前記基準色からの色差を算出する算出手段と、
前記設定手段で設定された許容色差に基づいて、前記算出手段で算出された色差を評価する評価手段と
を備えることを特徴とする装置。 - 前記基準色が前記許容色差よりも先に設定される場合、
前記設定手段は、前記基準色に対する許容色差を、前記所定の画像領域毎に設定し、
前記評価手段は、前記算出手段で算出された色差を、前記所定の画像領域毎に設定された許容色差に基づいて評価する、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記許容色差が前記基準色よりも先に設定される場合、
前記設定手段は、前記所定の画像領域毎の許容色差と前記所定の画像領域相互の間における許容色差を設定した後に、前記基準色を設定し、
前記評価手段は、前記算出手段で算出された色差を、前記所定の画像領域毎及び前記所定の画像領域相互の間に設定された許容色差から得られる、前記基準色に対する前記所定の画像領域毎の許容色差に基づいて評価する、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記算出手段は、前記検査対象画像から算出した色差を画像化した色差画像を生成し、
前記評価手段は、
前記基準色に対する許容色差を画像化した許容色差画像を生成し、
前記評価において、前記許容色差画像と前記色差画像とを画素単位で比較し、前記色差画像の画素値が前記許容色差画像の画素値よりも大きい場合は不合格、前記色差画像の画素値が前記許容色差画像の画素値以下であれば合格と判定する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。 - 前記画素単位の合否判定の結果を2次元的に表示する、又は前記画素単位の合否判定の結果に基づき前記検査対象画像の全体の合否判定を行って得られた結果を1次元的に表示する、表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 前記所定の画像領域は、前記物品を構成する部品に対応する画像領域であり、
前記設定手段は、前記物品を構成する部品のうち特定の部品と紐付けられた色信号値を、前記基準色として設定する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。 - 前記設定手段は、前記物品を構成する部品のうち前記色検査を要しない部品に対応する画像領域については、許容色差を設定しない或いは前記評価に影響を及ぼさない所定の許容色差を設定する、ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
- ユーザ操作を受け付けるユーザインタフェースをさらに備え、
前記ユーザインタフェースを介して、前記部品と対応付けられた所定のコードを受け付けると、
前記設定手段は、前記所定のコードに従って、前記特定の部品と紐付けられた色信号値を前記基準色として設定する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。 - 前記所定のコードは、前記特定の部品と対応付けられた色サンプルを識別する色コード、或いは前記特定の部品そのものを識別する部品コードである、ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
- ユーザ操作を受け付けるユーザインタフェースをさらに備え、
前記ユーザインタフェースを介して、前記物品の理想的な色情報を含む基準画像における特定の画素位置の指定を受け付けると、
前記設定手段は、
前記特定の画素位置が属する画像領域に対応する前記物品を構成する部品と紐付けて、前記特定の画素位置における色信号値を前記基準色として設定し、
設定された前記基準色の色信号値と前記基準画像の各画素の色信号値との差分に所定の色差を加えた値を各画素における許容色差として設定する、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。 - 前記基準画像は、前記物品について理想的な色を持つ製品見本を撮影した画像、前記物品をCGモデリングした画像、或いは前記色検査を行って問題なしと評価された物品の色検査時に用いた検査対象画像であることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- ユーザ操作を受け付けるユーザインタフェースをさらに備え、
前記ユーザインタフェースを介して、前記検査対象画像における特定の画素位置の指定を受け付けると、
前記設定手段は、
前記特定の画素位置が属する画像領域に対応する前記物品を構成する部品と紐付けて、前記特定の画素位置における色信号値を前記基準色として設定し、
設定された前記基準色の色信号値と前記検査対象画像の各画素の色信号値との差分に所定の色差を加えた値を各画素における許容色差として設定する、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。 - 設定された基準色が不適切である場合、警告表示を行なう手段をさらに備えたことを特徴とする請求項12に記載の装置。
- 前記設定手段は、前記物品の特定の部分に対応する所定の表色系で表される色信号値を、前記基準色として設定する
ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の装置。 - 前記所定の表色系は、CIELAB表色系、CIEXYZ表色系、CIELUV表色系、CIELCH表色系、HSV表色系、YIQ表色系、YCbCr表色系のうちの何れかの表色系であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
- 物品の色検査を行う方法であって、
前記色検査における基準色、及び前記物品を撮影した検査対象画像の所定の画像領域毎に前記色検査における許容色差を設定する設定ステップと、
前記検査対象画像における前記基準色からの色差を算出する算出ステップと、
前記設定ステップで設定された許容色差に基づいて、前記算出ステップで算出された色差を評価する評価ステップと
を含むことを特徴とする方法。 - コンピュータを、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の装置として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018056268A JP7154786B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
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JP2019168930A true JP2019168930A (ja) | 2019-10-03 |
JP2019168930A5 JP2019168930A5 (ja) | 2021-05-06 |
JP7154786B2 JP7154786B2 (ja) | 2022-10-18 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021054370A1 (ja) | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 国立大学法人東京医科歯科大学 | 核酸複合体 |
JP7467247B2 (ja) | 2020-06-11 | 2024-04-15 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198491A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Kurabo Ind Ltd | 色抽出装置、色検査装置および色検査方法 |
JP2005091330A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 色調不良検査装置および方法,ならびに薄汚れ検査装置および方法 |
-
2018
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Patent Citations (2)
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