JP2019168823A - 誤飲報知装置及び誤飲報知プログラム - Google Patents

誤飲報知装置及び誤飲報知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動物にセンサを取り付けることなく画像情報を用いて誤飲を検知できる誤飲報知装置及び誤飲報知プログラムを提供する。【解決手段】誤飲報知装置1は、動物が存在する環境を撮像して画像情報を得る撮像部10と、撮像部10により得られた画像情報から、環境内の動物及びものを検知する検知部と、検知部により検知したものが動物の口周辺で検知できなくなり、かつ、所定の条件を満たす場合に、誤飲の発生を報知する報知部20と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明の技術は、誤飲報知装置及び誤飲報知プログラムに関する。
特許文献1には、動物の嚥下をセンシングする嚥下センシング部と、前記嚥下センシング部が出力するセンシングデータに基づいて嚥下を検知し、嚥下に関する情報である嚥下情報を出力する嚥下検知部と、前記動物の摂食に関する情報の入力を受け付け、摂食情報として出力する摂食情報入力部と、前記動物の誤飲を判定する誤飲判定部とを備え、前記誤飲判定部は、前記嚥下情報に含まれる日時情報と、前記摂食情報に含まれる日時情報とに基づいて、前記動物の誤飲を判定する誤飲検知装置が開示されている。
特開2014−223062号公報
動物の頚部又は胸部等にセンサを取り付けて動物の嚥下を検知し、さらに摂食時間を考慮することにより、動物の誤飲を検知する装置が提案されている。しかし、このような装置では、動物にセンサを直接取り付ける必要がある。誤飲を検知する対象である動物が、人等である場合には、センサが手で外されてしまう可能性がある。動物が犬又は猫であっても、脚で引っ掻いて、センサを取り外してしまう可能性がある。センサが外れてしまうと、誤飲が検知できなくなってしまう。
本発明は、動物にセンサを取り付けることなく画像情報を用いて誤飲を報知できる誤飲報知装置及び誤飲報知プログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、動物が存在する環境を撮像して画像情報を得る撮像部と、前記撮像部により得られた画像情報から、前記環境内の動物及びものを検知する検知部と、前記検知部により検知したものが動物の口周辺で検知できなくなり、かつ、所定の条件を満たす場合に、誤飲の発生を報知する報知部と、を有する誤飲報知装置である。
請求項2記載の発明は、食事シーンか否かを判定する判定部を更に有し、前記所定の条件は、前記判定部により前記食事シーンではないと判定されることを含む。
請求項3記載の発明においては、前記食事シーンか否かは、前記環境内の動物及びものが検知された時間又は検知される場所に基づいて判断される。
請求項4記載の発明においては、前記所定の条件は、前記画像情報から、前記動物の口周辺において食事に用いる器具又は容器が前記検知部により検知されていないことを含む。
請求項5記載の発明においては、前記所定の条件は、動物の口周辺で検知できなくなったものが食べ物ではないことを含む。
請求項6記載の発明においては、前記所定の条件は、前記動物が手に取ったものが前記動物の口周辺で前記手から離れる行為が検知されることを含む。
請求項7記載の発明においては、前記所定の条件は、前記検知部により前記動物による咀嚼動作及び嚥下動作の少なくとも一方が検知されることを含む。
請求項8記載の発明においては、前記報知部は、前記検知部が前記画像情報から検知したものの種類に従って、前記ものが動物の口周辺で検知できなくなくなるよりも先に、警告を報知する。
請求項9記載の発明においては、前記検知されたものの種類が嚥下すると危険な嚥下危険物である場合、前記報知部は、前記検知部により前記嚥下危険物が前記動物の手に取られたことが検知されると、警告を報知する。
請求項10記載の発明においては、前記検知されたものの種類が接触すると危険な接触危険物である場合、前記報知部は、前記検知部により前記接触危険物が検知された時点で警告を報知する
請求項11記載の発明は、動物が存在する環境を撮像して画像情報を得る撮像ステップと、前記撮像ステップにおいて得られた画像情報から、前記環境内の動物及びものを検知する検知ステップと、前記検知ステップにおいて検知したものが動物の口周辺で検知できなくなり、かつ、所定の条件を満たす場合に、誤飲の発生を報知する報知ステップと、をコンピュータに実行させる誤飲報知プログラムである。
請求項1記載の発明によれば、動物にセンサを取り付けることなく誤飲を報知できる。
請求項2記載の発明によれば、食事シーンを誤飲と区別できる。
請求項3記載の発明によれば、場所又は時間に応じて誤飲報知できる。
請求項4記載の発明によれば、食事に用いる器具等が存在することにより、誤飲報知しないようにできる。
請求項5記載の発明によれば、口に入れたものの種類に応じて、誤飲報知できる。
請求項6記載の発明によれば、誤飲発生前の予備動作も考慮して誤飲報知できる。
請求項7記載の発明によれば、誤飲発生後の事後動作も考慮して誤飲報知できる。
請求項8記載の発明によれば、動物の口周辺で検知したものの種類に応じて、誤飲がなくても、警告を報知できる。
請求項9記載の発明によれば、誤飲の検知対象が誤飲すると危険なものがある場合は、誤飲がなくても、警告を報知できる。
請求項10記載の発明によれば、誤飲の検知対象が環境に存在する場合は、即座に警告を報知できる。
請求項11記載の発明によれば、動物にセンサを取り付けることなく誤飲を報知できる。
本発明の技術の実施形態に係る誤飲報知装置の一例を示す図である。 誤飲報知装置の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。 制御部の機能構成の例を示すブロック図である。 誤飲報知装置による誤飲報知処理の流れを示すフローチャートである。 第1の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。 第2の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。 第3の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。 第4の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。 第5の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。 動物がものを飲み込むまでの段階的な状態を示す図である。 第1の状態から第4の状態を判定する状態判定処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の警告報知処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の技術の実施形態に係る誤飲報知装置の一例を示す図である。
図1に示すように、誤飲報知装置1は、撮像部10、報知部20及び制御部30を有する。誤飲報知装置1は、人又は家畜等の動物の誤飲を検知する装置である。
撮像部10は、誤飲の検知対象である動物が存在する環境内に設置され、環境の画像を撮像する。動物が存在する環境は、例えば、保育園の室内、学校の教室又は介護施設の部屋等の居住部屋、或いは、保育園の園庭、学校の校庭又は公園等の屋外等である。撮像部10は、環境の全体を視野に入れられるように、360度の視野を有したり、或いは、環境内に複数設置されたりする。例えば、撮像部10は、部屋の天井の中央に設置され、魚眼レンズ等を介して、部屋全体の画像を撮像する。
報知部20は、誤飲が検知された場合に、警告を報知する。報知部20は、例えば、警告音または警告のメッセージを音声により報知する報知機、又は警告の画像を視覚的に表示するディスプレイである。或いは、報知部20は、ユーザが有する携帯端末またはコンピュータにおいて、音声を発生させたり、メッセージ等を表示させたりすることによって、警告を報知してもよい。
制御部30は、撮像部10により得られた画像情報から、動物の誤飲を検知する。制御部30は、動物の誤飲を検知した場合に、報知部20を制御して、警告を報知する。
次に、誤飲報知装置1の制御部30のハードウェア構成について説明する。
図2は、誤飲報知装置の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御部30は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、ストレージ34、及び通信部35の各構成を有する。各構成は、バス39を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU31は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU31は、ROM32又はストレージ34からプログラムを読み出し、RAM33を作業領域としてプログラムを実行する。CPU31は、ROM32又はストレージ34に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM32又はストレージ34には、誤飲を検知する誤飲報知プログラムが格納されている。
ROM32は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM33は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ34は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
通信部35は、撮像部10及び報知部20等と通信するためのインタフェースである。
通信部35は、無線で撮像部10及び報知部20等と通信してもよく、この場合、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi−Fi(登録商標)等の規格を用いて通信を行なう。或いは、通信部35は、有線により撮像部10及び報知部20等と通信してもよい。
次に、制御部30の機能構成について説明する。
図3は、制御部の機能構成の例を示すブロック図である。
図3に示すように、制御部30は、取得部301、検知部302、食事シーン判定部303、誤飲判定部304及び報知制御部305を有する。各機能構成は、CPU31がROM32又はストレージ34に記憶された誤飲報知プログラムを読み出して、RAM33に展開して実行することにより実現される。
取得部301は、撮像部10が撮像して得た環境の画像情報を、撮像部10から取得する。
検知部302は、取得部301が取得した画像情報から、環境内の動物(人又は家畜)及びものを検知する。環境内の人及びものは、パターン認識により画像情報から検出可能である。検知部302により検知されるものには、有機物及び無機物が含まれる。パターン認識には、機械学習を用いた画像認識等が含まれる。動物及びものの検知は、既知の技術により達成できるので、ここでの説明は省略する。
食事シーン判定部303は、部屋の中における場面が、人が食事をする場面であるか否かを判定する。
誤飲判定部304は、検知部302により検知した動物が誤飲したか否かを判定する。誤飲判定部304は、例えば、検知部302により検知したものが、動物の口周辺で検知できなくなり、かつ、所定の条件を満たす場合に、誤飲が発生したと判定する。所定の条件とは、例えば、食事シーン判定部303により食事シーンではないと判定されることである。誤飲の判定について、詳細は後述する。
報知制御部305は、誤飲判定部304により動物が誤飲したと判定した場合に、報知部20を制御して、誤飲の発生を報知させる。
次に、誤飲報知装置1の作用について説明する。
図4は、誤飲報知装置による誤飲報知処理の流れを示すフローチャートである。CPU31がROM32又はストレージ34から誤飲報知プログラムを読み出して、RAM33に展開して実行することにより、誤飲報知処理が行なわれる。
CPU31は、誤飲が発生した場合の報知方法について設定を受け付ける(ステップS101)。報知方法としては、上述のように、音声による報知又は、画像による報知がある。報知方法の設定を受け付けることをトリガーとして、誤飲報知処理が開始されてもよい。
CPU31は、録画を開始する(ステップS102)。具体的には、CPU31は、撮像部10により撮像された画像を連続的にストレージ34に保存することにより、動物が存在する環境の様子、例えば部屋の様子を動画として録画し始める。
CPU31は、誤飲判定部304として、撮像された画像に基づいて、誤飲の発生を判定する(ステップS103)。誤飲発生の判定処理の詳細については、後述する。
CPU31は、誤飲発生の判定処理の結果、誤飲が発生したと判定したか否か確認する(ステップS104)。誤飲が発生していない場合(ステップS104:NO)、CPU31は、ステップS107の処理に進む。誤飲が発生している場合(ステップS104:YES)、CPU31は、報知制御部305として、報知部20を制御して、誤飲の発生を報知する(ステップS105)。
CPU31は、ステップS102から録画している動画において、ステップS103で誤飲が発生したと判定した根拠となる部分、すなわち誤飲が発生したときの様子を示す部分を切り出す(ステップS106)。CPU31は、切り出した動画の部分を、録画中の動画とは別に、ストレージ34に格納する。
CPU31は、動物の見守り(監視)を終了するか否か判断する(ステップS107)。動物の見守りは、例えば、ユーザが、誤飲報知装置1の図示しない入力部に対して、見守りを終了する旨を入力することにより終了される。見守りが終了されない場合(ステップS107:NO)、CPU31は、ステップS103以降の処理を繰り返す。見守りが終了される場合(ステップS107:YES)、CPU31は、ステップS102で開始した録画を終了し(ステップS108)、誤飲報知処理を終了する。録画した動画は、記録としてストレージ34に保存される。
なお、上記の誤飲報知処理では、ステップS102からステップS108で動画を録画している。しかし、これに限定されない。例えば、ステップS103の誤飲発生の判定処理において、特定の予備行為により誤飲発生を判定する場合には、当該特定の予備行為をトリガーとして録画を開始し、誤飲発生と判定した後に録画を終了してもよい。特定の予備行為とは、例えば、図8を参照して後述する誤飲発生の判定処理における、ものを掴む行為である。動物がものを掴んだと判断した時点から、誤飲発生と判定した時点まで録画してもよい。
また、上記の誤飲報知処理において、ステップS102からステップS108で録画した動画は、ステップS106で切り出した動画の部分を除いて破棄してもよい。破棄するタイミングは、例えば、ステップS106で切り出した動画の部分をストレージ34に別途保存した後である。或いは、ステップS102から録画し始めた動画は、古い時間から順次削除、又は上書きされて良い。古い時間は、任意に設定できる。例えば、ストレージに保持される録画時間が1時間となるように、1時間前の動画から順次上書きされて、削除される。この場合でも、もちろん、ステップS106で切り出した動画の部分は、ストレージ34に引き続き保存される。
次に、ステップS103における誤飲発生の判定について、詳細に説明する。誤飲発生の判定には、種々のバリエーションがある。種々のバリエーションについて、図5〜図9を参照して説明する。なお、以下で説明する誤飲発生の判定の際には、食事シーンか否かを判断する。食事シーンは、撮像部10が撮像して得た画像情報から判断でき、また、画像が撮像される際の属性情報からも判断できる。画像情報から判断する場合、例えば、画像情報から、食事に用いる機器等が特定されたり、大人が食事をしている様子が特定されたりすれば、食事シーンと判断できる。なお、大人かどうかは、画像情報から年齢を推定して判断可能である。属性情報から判断する場合、例えば、時間又は場所等といった属性を示す情報から食事シーンを判断できる。朝の7時、昼の12時、夜の18時といった特定の食事時間を食事シーンを表す属性情報として設定できる。又は、食堂及び給食ルームを、食事シーンを表す属性情報として設定できる。以下、詳細に説明する。
(第1の誤飲発生判定処理)
図5は、第1の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。
CPU31は、食事シーンか否か判断する(ステップS201)。食事シーンか否かは、例えば、時間の属性情報により判断される。この場合、食事時間が事前に設定されており、CPU31は、現在時刻が設定された食事時間の間であれば食事シーンと判断し、食事時間の間でなければ食事シーンではないと判断する。食事時間は、事前に設定されていなくてもよい。この場合、食事の開始と終了がユーザによって、誤飲報知装置1に入力される。
また、食事シーンか否かは、場所の属性情報によって判断されてもよい。この場合、CPU31は、撮像部10が設置された場所の情報を取得し、設置された場所が食堂等の食事をするための場所であれば、食事シーンと判断する。
ステップS201の説明に戻って、食事シーンであると判断される場合(ステップS201:YES)、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。食事シーンでないと判断される場合(ステップS201:NO)、CPU31は、撮像部10が撮像した画像において動物を特定し、さらに、動物の口周辺を特定して、観察する(ステップS202)。動物および動物の口周辺の特定は、パターン認識により可能である。口周辺は、例えば、動物の口から頬、及び口から首を含む範囲として特定される。
CPU31は、検知されたものが動物の口周辺で検知不能になったか否か判断する(ステップS203)。CPU31は、環境において一旦検知したものには全て固有の識別番号を与え、検知したものを混同しないように監視する。ある固有の識別番号を付したものが、動物の口周辺で急に環境から見えなくなった(確認できなくなった)場合、CPU31は、ものが検知不能になったと判断する。
検知されたものが口周辺で検知不能になっていない場合(ステップS203:NO)、環境にものが残っているので、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。検知されたものが口周辺で検知不能になった場合(ステップS203:YES)、CPU31は、誤飲が発生したと判定する(ステップS204)。そして、CPU31は、図4の誤飲報知処理に戻る。
(第2の誤飲発生判定処理)
図6は、第2の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。
CPU31は、撮像部10が撮像した画像において人を特定し、さらに、人の口周辺を特定して、観察する(ステップS301)。
CPU31は、検知部302として検知したものが口周辺に運ばれ、さらに、検知した口周辺に存在するものに食事用の器具又は容器が含まれるか否か判断する(ステップS302)。食事に用いる器具は、例えば、フォーク、スプーン又は箸等であり、食事に用いる容器は、皿、碗、または家畜用の餌入れ等である。口周辺に存在するものに食事用の器具又は容器が含まれる場合(ステップS302:YES)、CPU31は、食事シーンであるから誤飲は発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。
口周辺に存在するものに食事用の器具又は容器が含まれない場合(ステップS302:NO)、CPU31は、検知されたものが動物の口周辺で検知不能になったか否か判断する(ステップS303)。
検知されたものが口周辺で検知不能になっていない場合(ステップS303:NO)、環境にものが残っているので、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。検知されたものが口周辺で検知不能になった場合(ステップS303:YES)、CPU31は、誤飲が発生したと判定する(ステップS304)。そして、CPU31は、図4の誤飲報知処理に戻る。
このように、第2の誤飲発生判定処理においては、食事シーンか否かを、画像情報に基づいて、口周辺に存在するものが食器等であるか否かにより判断する点で、第1の誤飲発生判定処理とは異なる。なお、画像情報に基づいて食事シーンか否かを判断する際、食事に用いる器具が画像に含まれるか否かを判断する代わりに、食事をする大人が存在するか否かを判断してもよい。大人が食事していれば、幼児等も一緒に食事していてもおかしくないため、このような状況であれば食事シーンと判断されうる。
(第3の誤飲発生判定処理)
図7は、第3の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。
CPU31は、撮像部10が撮像した画像において人を特定し、さらに、人の口周辺を特定して、観察する(ステップS401)。
CPU31は、検知部302として検知したものが口周辺に運ばれ、さらに、検知されたものが動物の口周辺で検知不能になったか否か判断する(ステップS402)。
検知されたものが口周辺で検知不能になっていない場合(ステップS402:NO)、環境にものが残っているので、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。検知されたものが口周辺で検知不能になった場合(ステップS402:YES)、CPU31は、検知不能になったものが食べ物か否か判断する(ステップS403)。検知部302による食べ物の特定は、パターン認識により可能である。なお、食べ物でないものとしては、種々考えられるが、塩等の調味料以外で外見から無機物と判断されるものは大抵は食べ物ではない。従って、ステップS403で検知不能になったものが無機物であれば、食べ物ではないものとみなしてもよい。
検知不能になったものが食べ物である場合(ステップS403:YES)、CPU31は、食事シーンであるから誤飲は発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。検知不能になったものが食べ物ではない場合(ステップS403:NO)、CPU31は、誤飲が発生したと判定する(ステップS404)。そして、CPU31は、図4の誤飲報知処理に戻る。
このように、第3の誤飲発生判定処理においては、食事シーンか否かを、口周辺で検知できなくなったものが食べ物か否かにより判断する点で、第1の誤飲発生判定処理とは異なる。
(第4の誤飲発生判定処理)
図8は、第4の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8に示す第4の誤飲発生判定処理では、動物がものを掴んだか否かを判定する。従って、図8に示す処理において対象とする動物は、人又は猿等の手でものが掴める動物である。
CPU31は、食事シーンか否か判断する(ステップS501)。食事シーンか否かの判断は、上述の第1の誤飲発生判定処理から第3の誤飲発生判定処理のいずれによって判定してもよい。
食事シーンである場合(ステップS501:YES)、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。食事シーンでないと判断される場合(ステップS501:NO)、CPU31は、検知部302により検知された動物が、検知部302により検知されたものを掴んだか否か判断する(ステップS502)。動物がものを掴んでいない場合(ステップS502:NO)、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。
動物がものを掴んだ場合(ステップS502:YES)、CPU31は、動物の口周辺を観察する(ステップS503)。
CPU31は、動物が掴んだものを離したか否か判断する(ステップS504)。動物が掴んだものを離していない場合(ステップS504:NO)、CPU31は、口周辺の観察を続ける。動物が掴んだものを離した場合(ステップS504:YES)、CPU31は、口周辺から、さらに範囲を絞って口元で動物がものを離したか否か判断する(ステップS505)。動物および動物の口元の特定は、パターン認識により可能である。口元は、例えば、動物の口(唇)を含み、頬や首等は含まない範囲として特定される。
口元で動物がものを離していない場合(ステップS505:NO)、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。口元で動物がものを離した場合(ステップS505:YES)、CPU31は、検知部302として検知したものが口元に運ばれ、さらに、検知されたものが動物の口元で検知不能になったか否か判断する(ステップS506)。
検知されたものが口元で検知不能になっていない場合(ステップS506:NO)、環境にものが残っているので、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。検知されたものが口元で検知不能になった場合(ステップS506:YES)、CPU31は、誤飲が発生したと判定する(ステップS507)。そして、CPU31は、図4の誤飲報知処理に戻る。
このように、第4の誤飲発生判定処理においては、動物により掴まれたものが口元で検知不能になったか否かにより、誤飲の発生を判定する。
(第5の誤飲発生判定処理)
図9は、第5の誤飲発生判定処理の流れを示すフローチャートである。
CPU31は、食事シーンか否か判断する(ステップS601)。食事シーンか否かの判断は、上述の第1の誤飲発生判定処理から第3の誤飲発生判定処理のいずれによって判定してもよい。
食事シーンである場合(ステップS601:YES)、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。食事シーンでないと判断される場合(ステップS601:NO)、CPU31は、頬周辺又は喉周辺を観察する(ステップS602)。
CPU31は、頬周辺又は喉周辺の動きに基づき、咀嚼動作又は嚥下動作が見られるか否か判断する(ステップS603)。CPU31は、頬周辺を観察する場合、ものを咀嚼する際の頬が膨らんだり萎んだりする動きが観察されると、咀嚼動作が見られると判断する。また、CPU31は、喉周辺を観察する場合、喉にものが通る際の上下の動きが観察されると、嚥下動作が見られると判断する。
咀嚼動作又は嚥下動作が見られない場合(ステップS603:NO)、CPU31は、誤飲が発生していないと判定して、図4の誤飲報知処理に戻る。咀嚼動作又は嚥下動作が見られる場合(ステップS603:YES)、CPU31は、誤飲が発生したと判定する(ステップS604)。そして、CPU31は、図4の誤飲報知処理に戻る。
このように、第5の誤飲発生判定処理においては、ものが口の中に入った後の動作を確認することにより、誤飲の発生を判定する。
以上のように、本実施形態においては、種々の誤飲発生判定処理により誤飲の発生を判定し、誤飲が発生したと判定した場合に、警告を報知する。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態においては、誤飲が発生したと判定された場合に警告を報知している。つまり、誤飲の発生が起こった後に事後的に警告を報知している。第2実施形態においては、誤飲の発生の可能性、或いは危険な状態が発生する可能性に基づいて、警告を報知する。第2実施形態では、動物がものを飲み込むまでの状態を段階的に特定し、各段階において必要に応じて警告を報知する。
図10は、動物がものを飲み込むまでの段階的な状態を示す図である。
第2実施形態においては、図10に示すように、ものを飲み込むまでの段階を、第1の状態から第4の状態として特定する。
第1の状態は、動物がものを飲み込む気配もない、いわゆる通常の状態である。第2の状態は、動物がものを飲み込む可能性があるものの、ものを口に入れる前の状態である。第3の状態は、ものを口に入れたが飲み込む前の状態である。第4の状態は、ものを口に入れて飲み込んだ状態である。
第1の状態において、動物がものを掴むと、第2の状態に移る。第2の状態において、動物がものを離すと、第1の状態に戻る。
第2の状態において、動物がものを離し、更に離したものが検知不可能になると、第3の状態に移る。第3の状態において、検知不能だったものが再度検知可能になると、第1の状態に戻る。再度検知可能になれば、口の中に入れていなかった、あるいは口から出したことが分かるからである。
第3の状態において、咀嚼動作又は嚥下動作が確認されると、第4の状態に移る。
図10に示す第1の状態から第4の状態を判定する判定処理について説明する。
図11は、第1の状態から第4の状態を判定する状態判定処理の流れを示すフローチャートである。CPU31がROM32又はストレージ34から状態判定プログラムを読み出して、RAM33に展開して実行することにより、状態判定処理が行なわれる。なお、図11に示す第4の状態判定処理では、動物がものを掴んだか否かを判定する。従って、図11に示す処理において対象とする動物は、人又は猿等の手でものが掴める動物である。
CPU31は、まず、初期状態として第1の状態と判定する(ステップS701)。CPU31は、取得部301が取得した画像情報から、動物がものを掴んだか否か判断する(ステップS702)。動物がものを掴まない場合(ステップS702:NO)、CPU31は、第1の状態との判定を維持する。
動物がものを掴んだ場合(ステップS702:YES)、CPU31は、第2の状態と判定する(ステップS703)。CPU31は、動物がものを離した否か判断する(ステップS704)。動物がものを離していない場合(ステップS704:NO)、CPU31は、第2の状態との判定を維持する。
動物がものを離した場合(ステップS704:YES)、CPU31は、離されたものが検知不能になったか否か判断する(ステップS705)。ものが検知不能になっていない場合(ステップS705:NO)、CPU31は、ステップS701に戻り、再び第1の状態と判定する。
ものが検知不能になった場合(ステップS705:YES)、CPU31は、第3の状態と判定する(ステップS706)。CPU31は、ステップS705において検知不能と判断されたものが再度検知されたか否か判断する(ステップS707)。ステップS705において検知不能と判断されたものが再度検知された場合(ステップS707:YES)、CPU31は、ステップS701に戻り、再び第1の状態と判定する。
ステップS705において検知不能と判断されたものがそのまま検知されない場合(ステップS707:NO)、CPU31は、咀嚼動作又は嚥下動作が見られるか否か判断する(ステップS708)。咀嚼動作又は嚥下動作が見られない場合(ステップS708:NO)、CPU31は、第3の状態の判定を維持し、ステップS707の処理に戻る。
咀嚼動作又は嚥下動作が見られた場合(ステップS708:YES)、CPU31は、第4の状態と判定する(ステップS709)。
なお、以下では、便宜上、第1の状態を最も低い状態とし、第4の状態を最も高い状態と呼ぶ。したがって、例えば、第1の状態以上の状態というと、第1の状態から第4の状態が含まれることを意味する。第2の状態以上の状態というと、第2の状態から第4の状態が含まれることを意味する。
図11における状態の判定結果を利用した警告報知処理ついて説明する。
図12は、第2実施形態の警告報知処理の流れを示すフローチャートである。CPU31がROM32又はストレージ34から誤飲報知プログラムを読み出して、RAM33に展開して実行することにより、誤飲報知処理が行なわれる。
CPU31は、検知部302により検知した環境中のものの種類を特定する(ステップS801)。ものの種類の特定は、パターン認識により実現できる。誤飲報知装置1は、予め、パターン認識用に様々なもののパターンサンプルを記憶しており、あるいは、クラウド等の外部サーバからパターンサンプルを受信して、パターン認識によりものの種類を特定する。
CPU31は、ステップS801の特定結果に基づいて、環境内に接触すると危険なもの(以下、接触危険物と呼ぶ)が存在するか否か判断する(ステップS802)。接触危険物は、例えば、カッター、ナイフ、はさみ又は包丁などの刃物、或いはライター又は火のついたタバコ等であり、触れると、肌を切ったり、火傷をしたりするものである。接触危険物が存在しない場合(ステップS802:NO)、CPU31は、ステップS804の処理に進む。接触危険物が存在する場合(ステップS802:YES)、CPU31は、第1の状態以上の状態であれば、警告を報知する(ステップS803)。すなわち、接触危険物が環境内で検知される限り、第1の状態から第4の状態のいずれの状態であっても、ステップS803においては、警告が報知される。
CPU31は、ステップS801の特定結果に基づいて、環境内に、食べてしまう(嚥下する)と危険なものであって、食べ物でないもの(以下、非食物の嚥下危険物と呼ぶ)が存在するか否か判断する(ステップS804)。非食物の嚥下危険物とは、例えば、火がついていないタバコ、口に入る大きさのブロック等であり、飲み込むと毒性があったり、消化できなかったり、体内を傷つける虞があったりするものである。非食物の嚥下危険物が存在しない場合(ステップS804:NO)、CPU31は、ステップS806の処理に進む。非食物の嚥下危険物が存在する場合(ステップS804:YES)、CPU31は、第2の状態以上の状態であれば、警告を報知する(ステップS805)。
CPU31は、ステップS801の特定結果に基づいて、環境内に、食べてしまう(嚥下する)と危険な食べ物(以下、食物の嚥下危険物と呼ぶ)が存在するか否か判断する(ステップS806)。食物の嚥下危険物とは、例えば、餅、ナッツ、こんにゃく又はゼリー等であり、飲み込む際に喉に詰まらせる可能性があるものである。食物の嚥下危険物が存在しない場合(ステップS806:NO)、CPU31は、ステップS808の処理に進む。食物の嚥下危険物が存在する場合(ステップS806:YES)、CPU31は、第3の状態以上の状態であれば、警告を報知する(ステップS807)。
CPU31は、ステップS801の特定結果に基づいて、咀嚼動作又は嚥下動作が見られるか否か判断する(ステップS808)。咀嚼動作又は嚥下動作が見られない場合(ステップS808:NO)、CPU31は、ステップS810の処理に進む。咀嚼動作又は嚥下動作が見られた場合(ステップS808:YES)、CPU31は、第4の状態であれば、警告を報知する(ステップS809)。
CPU31は、動物の見守り(監視)を終了するか否か判断する(ステップS810)。動物の見守りは、例えば、ユーザが、誤飲報知装置1の図示しない入力部に対して、見守りを終了する旨を入力することにより終了される。見守りが終了されない場合(ステップS810:NO)、CPU31は、ステップS801から処理を繰り返す。見守りが終了される場合(ステップS810:YES)、CPU31は、誤飲報知処理を終了する。なお、第2の実施形態においては、説明を省略しているが、第1の実施形態と同様に、誤飲報知装置1は、撮像部10により撮像した画像(動画)を録画しておいてもよい。そして、ステップS803、805、807又は809において警告を報知する場合に、当該警告の根拠となる様子を示す部分を動画から切り出して、後に参照しやすいように、別途保存してもよい。
本発明は、上記第1実施形態及び第2実施形態に限定されない。本発明の技術的思想の範囲内において種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態において、動物の年齢は特に考慮されていない。しかし、動物が人である場合、撮像部10により撮像して得た画像情報から人の顔を検知し、さらに顔の画像から年齢を推定することもできる。推定した年齢に応じて警告の際の報知に重みを付けてもよい。例えば、検知した人の年齢が、所定の第1の年齢以下、又は所定の第2の年齢以上であれば重みを大きくし、第1の年齢より大きく第2の年齢未満であれば、重みを小さくできる。第1の年齢は、例えば6歳であり、第2の年齢は、例えば65歳である。このようにすれば、6歳以下の幼児及び65歳以上の高齢者について、誤飲が発生した場合に、大きな重みで警告が報知される。6歳以下の幼児及び65歳以上の高齢者については誤飲する虞が高く、警告の重みを大きくすることで、ユーザにより注意を喚起する。警告の重みは、例えば、警告する音声の音量により設定できる。重みが大きい程、大きな音声で警告し、逆に、重みが小さい程、小さな音声で警告する。あるいは、警告の重みに応じて、メロディーを変更してもよい。あるいは、警告の重みに応じて、警告方法を変更してもよい。例えば、重みが大きな警告の場合は、ユーザの携帯端末に警告を送信し、重みが小さな警告の場合は、撮像部10の設置場所において警告音を鳴らす。更に重みが小さな警告の場合は、ディスプレイ15に警告メッセージを表示する。
また、上記実施形態においては、嚥下動作が見られるかを確認するために、喉周辺を観察している。ここで、嚥下動作だけでなく、喉にものが詰まっているか否かを確認してもよい。喉が詰まっている場合、例えば、喉の動きが通常よりも大きくなったり、或いは、手が使える動物の場合、喉を手で押さえたり叩いたりする。このような動き又は動作を検知することにより喉詰まりを検知してもよい。喉詰まりが検知された場合、誤飲報知装置1は、警告を報知する。
また、環境内において検知した動物が背を向けていたり、物陰に隠れたりして、誤飲発生の判定の妨げになる場合、誤飲発生の判定ができない状態であることを知らせるために、警告を報知してもよい。
上記の処理は、専用のハードウェア回路によっても実現することもできる。この場合には、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
また、誤飲報知装置1を動作させるプログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、メモリ又はストレージ等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、誤飲報知装置1の一機能としてその各装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
1 誤飲報知装置
10 撮像部
20 報知部
30 制御部
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 ストレージ
35 通信部
39 バス
301 取得部
302 検知部
303 食事シーン判定部
304 誤飲判定部
305 報知制御部

Claims (11)

  1. 動物が存在する環境を撮像して画像情報を得る撮像部と、
    前記撮像部により得られた画像情報から、前記環境内の動物及びものを検知する検知部と、
    前記検知部により検知したものが動物の口周辺で検知できなくなり、かつ、所定の条件を満たす場合に、誤飲の発生を報知する報知部と、
    を有する誤飲報知装置。
  2. 食事シーンか否かを判定する判定部を更に有し、
    前記所定の条件は、前記判定部により前記食事シーンではないと判定されることを含む請求項1に記載の誤飲報知装置。
  3. 前記食事シーンか否かは、前記環境内の動物及びものが検知された時間又は検知される場所に基づいて判断される請求項2に記載の誤飲報知装置。
  4. 前記所定の条件は、前記画像情報から、前記動物の口周辺において食事に用いる器具又は容器が前記検知部により検知されていないことを含む請求項1〜3のいずれか一項に記載の誤飲報知装置。
  5. 前記所定の条件は、動物の口周辺で検知できなくなったものが食べ物ではないことを含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の誤飲報知装置。
  6. 前記所定の条件は、前記動物が手に取ったものが前記動物の口周辺で前記手から離れる行為が検知されることを含む請求項2〜5のいずれか一項に記載の誤飲報知装置。
  7. 前記所定の条件は、前記検知部により前記動物による咀嚼動作及び嚥下動作の少なくとも一方が検知されることを含む請求項2〜6のいずれか一項に記載の誤飲報知装置。
  8. 前記報知部は、前記検知部が前記画像情報から検知したものの種類に従って、前記ものが動物の口周辺で検知できなくなくなるよりも先に、警告を報知する請求項1〜7のいずれか一項に記載の誤飲報知装置。
  9. 前記検知されたものの種類が嚥下すると危険な嚥下危険物である場合、前記報知部は、前記検知部により前記嚥下危険物が前記動物の手に取られたことが検知されると、警告を報知する請求項8に記載の誤飲報知装置。
  10. 前記検知されたものの種類が接触すると危険な接触危険物である場合、前記報知部は、前記検知部により前記接触危険物が検知された時点で警告を報知する請求項8又は請求項9に記載の誤飲報知装置。
  11. 動物が存在する環境を撮像して画像情報を得る撮像ステップと、
    前記撮像ステップにおいて得られた画像情報から、前記環境内の動物及びものを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて検知したものが動物の口周辺で検知できなくなり、かつ、所定の条件を満たす場合に、誤飲の発生を報知する報知ステップと、
    をコンピュータに実行させる誤飲報知プログラム。
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