JP2019168749A - 記憶制御回路、記憶装置、撮像装置、および、記憶制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリにおけるアドレス異常のエラー検出を行う。【解決手段】アドレスエラー検出情報生成部は、メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成する。制御部は、ライトアクセスの際に、アドレスエラー検出情報生成部によって生成されたアドレスエラー検出情報を、メモリに記憶させる。エラー検出部は、リードアクセスの際に、アドレスエラー検出情報生成部によって生成されたアドレスエラー検出情報と、メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較して、エラーを検出する。【選択図】図1
Description
本技術は、記憶装置に関する。詳しくは、エラー検出を行う記憶制御回路、記憶装置、撮像装置、および、記憶制御方法に関する。
メモリは様々な装置に用いられており、故障診断は重要な技術である。特に、車載用途のカメラは、ISO26262の開発プロセスに沿って開発する必要があり、信号処理、システム用途で使用されるメモリの障害発生による故障のリスクを抑制するために、安全機構の配置が必要になる。従来、メモリにおいて生じるエラーを検出するために、パリティやECC(Error Correction Code:エラー訂正符号)などが用いられてきた。例えば、エラー検出機能の故障診断を行うエラー検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の従来技術では、複数のデータを切り替えてパリティビット生成部とパリティチェック部のエラー検出機能の故障診断を行っている。しかしながら、この従来技術では、データ列のエラー検出を対象としており、アドレス異常時のエラー検出を行うことはできなかった。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、メモリにおけるアドレス異常のエラー検出を行うことを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、ライトアクセスの際には上記生成されたアドレスエラー検出情報を上記メモリに記憶させる制御部と、リードアクセスの際には上記生成されたアドレスエラー検出情報と上記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部とを具備する記憶制御回路、記憶装置、撮像装置および記憶制御方法である。これにより、ライトアクセスの際にメモリに記憶されたアドレスエラー検出情報を、リードアクセスの際に参照して、アクセスアドレスに関するエラーを検出するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、ライトアクセスの際には上記生成されたアドレスエラー検出情報をライトデータに関連付けて上記メモリに記憶させるようにしてもよい。より具体的には、上記制御部は、ライトアクセスの際には上記生成されたアドレスエラー検出情報を上記メモリにおいてライトデータと同じアドレスに記憶させるようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記アドレスエラー検出情報は、上記メモリへのアクセスアドレスのパリティであるアドレスパリティを備えるようにしてもよい。この場合において、上記アドレスエラー検出情報は、上記アドレスパリティのパリティをさらに備えるようにしてもよい。
また、この第1の側面において、ライトアクセスの際にはライトデータと上記ライトデータの1ビットエラー訂正符号とアドレスエラー検出情報とから2ビットエラー検出符号を生成する符号生成部をさらに具備し、上記制御部は、ライトアクセスの際には上記生成された2ビットエラー検出符号を上記メモリにさらに記憶させるようにしてもよい。これにより、データの訂正符号にアドレスエラー検出情報を含ませるという作用をもたらす。この場合において、上記エラー検出部は、上記1ビットエラー訂正符号および上記2ビットエラー検出符号によってエラーが検出されず、かつ、上記アドレスエラー検出情報によってエラーが検出された場合には、訂正不可能なエラーが発生した旨を検出するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスおよびリードアクセスの何れについても上記アドレスエラー検出情報を生成するようにしてもよい。一方、上記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスの際に上記アドレスエラー検出情報を生成するライトアドレスエラー検出情報生成部と、リードアクセスの際に上記アドレスエラー検出情報を生成するリードアドレスエラー検出情報生成部とを別々に備えてもよい。
本技術によれば、メモリにおけるアドレス異常のエラー検出を行うことができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(アドレスパリティを用いたエラー検出の例)
2.第2の実施の形態(アドレスパリティのパリティを用いたエラー検出の例)
3.第3の実施の形態(アドレスパリティを用いてDEDを算出する例)
4.第4の実施の形態(ライトとリードでパリティ生成部を別々に設けた例)
5.適用例
1.第1の実施の形態(アドレスパリティを用いたエラー検出の例)
2.第2の実施の形態(アドレスパリティのパリティを用いたエラー検出の例)
3.第3の実施の形態(アドレスパリティを用いてDEDを算出する例)
4.第4の実施の形態(ライトとリードでパリティ生成部を別々に設けた例)
5.適用例
<1.第1の実施の形態>
[記憶装置の構成]
図1は、本技術の第1の実施の形態における記憶装置100の一構成例を示す図である。
[記憶装置の構成]
図1は、本技術の第1の実施の形態における記憶装置100の一構成例を示す図である。
この記憶装置100は、ECCエンコーダ110と、パリティ生成部120と、制御部130と、メモリ150と、ECCデコーダ160と、パリティチェック部180とを備える。
ECCエンコーダ110は、ライトアクセスのライトデータについて、ECC(エラー訂正符号)のエンコード処理を行って、ECCを生成するものである。このECCは、データに関するエラーを検出し、訂正するための符号である。なお、ECCエンコーダ110は、特許請求の範囲に記載の符号生成部の一例である。
パリティ生成部120は、メモリアクセスのメモリアドレスについて、エラー検出のためのアドレスパリティを生成するものである。なお、パリティ生成部120は、特許請求の範囲に記載のアドレスエラー検出情報生成部の一例であり、パリティ生成部120により生成されるアドレスパリティは、特許請求の範囲に記載のアドレスエラー検出情報の一例である。
制御部130は、メモリ150へのアクセスを制御するものである。この制御部130は、ライトアクセスの際には、ライトデータと、ECCエンコーダ110によって生成されたECCと、パリティ生成部120によって生成されたアドレスパリティとを、メモリ150のライトアドレスの示すアドレスに記憶させる。
メモリ150は、データおよびその他の情報を記憶するメモリである。このメモリ150は、アドレス付けされた複数のエントリ(ワード)から構成され、ライトアドレスまたはリードアドレスによって指定された特定のエントリが選択されて、記憶内容の書込みまたは読出しが行われる。このメモリ150としては、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)が想定される。
ECCデコーダ160は、リードアクセスの際には、読み出されたデータおよびECCについてデコード処理を行ってエラーの検出および訂正を行うものである。ここでは、ECCの機能として、1ビットのデータエラーを検出して訂正する機能を有し、2ビットのデータエラーを検出する機能を有することを想定する。なお、ECCデコーダ160は、特許請求の範囲に記載のエラー検出部の一例である。
パリティチェック部180は、リードアクセスの際には、リードアドレスについて生成されたアドレスパリティと、メモリ150から読み出された(記憶されていた)アドレスパリティとを比較してエラーを検出するものである。この例では、アドレス用のパリティとして1ビットを設けることにより、1ビットのアドレスエラーを検出することができる。このアドレスエラー検出には、奇数ビットの異常も含まれる。なお、パリティチェック部180は、特許請求の範囲に記載のエラー検出部の一例である。
なお、ここに説明した記憶装置100のうちのメモリ150を含まない各部は、特許請求の範囲に記載の記憶制御回路の一例である。
[メモリの記憶内容]
図2は、本技術の第1の実施の形態におけるメモリ150の記憶内容の一例を示す図である。
図2は、本技術の第1の実施の形態におけるメモリ150の記憶内容の一例を示す図である。
この例では、メモリ150は、8ビットのデータおよびその他の情報を記憶するものとし、8つのエントリを有してそれぞれアドレス付けがされているものとする。なお、「0x」は、それに続く数字が16進数表記であることを意味する。
各エントリの第1ビットから第8ビットには、8ビットのデータが記憶される。第9ビットから第13ビットには、5ビットのデータECCが記憶される。第14ビットには、1ビットのアドレスパリティが記憶される。すなわち、アドレスパリティはデータに関連付けてメモリ150に記憶される。より具体的には、アドレスパリティはデータと同じアドレスに記憶される。
データに関しては、ライトアクセスの際には、ECCエンコーダ110が、8ビットのライトデータに対して5ビットのデータECCを生成する。そして、リードアクセスの際には、ECCデコーダ160が、読み出された8ビットのデータおよび5ビットのデータECCをデコードして、1ビットのデータエラーの検出および訂正、または、2ビットのデータエラーの検出を行う。
アドレスに関しては、ライトアクセスの際には、パリティ生成部120が、ライトアドレスの1ビットのアドレスパリティを生成する。そして、リードアクセスの際には、パリティチェック部180が、リードアドレスについて生成された1ビットのパリティと、メモリ150から読み出された1ビットパリティとを比較して一致するか否かを判断する。両者が一致していれば、アドレスエラーは発生していないと判断される。一方、両者が一致していなければ、1ビット(または奇数ビット)のアドレスエラーが発生していると判断される。
[動作]
図3は、本技術の第1の実施の形態におけるライトアクセスの際の動作概要例を示す図である。
図3は、本技術の第1の実施の形態におけるライトアクセスの際の動作概要例を示す図である。
ライトアクセスの際には、ECCエンコーダ110が、8ビットのライトデータに対して5ビットのデータECCを生成する。また、パリティ生成部120が、ライトアドレスの1ビットのアドレスパリティを生成する。そして、制御部130によって、これらライトデータ、データECCおよびアドレスパリティ(AP)がメモリ150に記憶される。この場合のメモリ150の記憶対象となるアドレスは、ライトアクセスにおけるライトアドレスである。
図4は、本技術の第1の実施の形態におけるライトアクセスの際の処理手順例を示す流れ図である。
まず、ECCエンコーダ110は、8ビットのライトデータに対して5ビットのデータECCを生成する(ステップS911)。また、パリティ生成部120は、ライトアドレスの1ビットのアドレスパリティを生成する(ステップS912)。
そして、制御部130は、ライトデータ、データECCおよびアドレスパリティを、メモリ150のライトアドレスに書き込む(ステップS913)。
図5は、本技術の第1の実施の形態におけるリードアクセスの際の動作概要例を示す図である。
リードアクセスの際には、ECCデコーダ160が、読み出された8ビットのデータおよび5ビットのデータECCをデコードして、1ビットのデータエラーの検出および訂正、または、2ビットのデータエラーの検出を行う。また、パリティ生成部120が、リードアドレスの1ビットのアドレスパリティを生成する。そして、パリティチェック部180が、リードアドレスについて生成された1ビットのアドレスパリティと、メモリ150から読み出された1ビットのアドレスパリティとを比較して、エラー検出を行う。
図6は、本技術の第1の実施の形態におけるリードアクセスの際の処理手順例を示す流れ図である。
まず、パリティ生成部120は、リードアドレスから1ビットのアドレスパリティを生成する(ステップS921)。また、メモリ150のリードアドレスから、8ビットのリードデータ、5ビットのデータECCおよびアドレスパリティが読み出される(ステップS922)。
ECCデコーダ160は、読み出された8ビットのデータおよび5ビットのデータECCをデコードして、1ビットのデータエラーの検出および訂正、または、2ビットのデータエラーの検出を行う(ステップS923)。
また、パリティチェック部180は、リードアドレスについて生成された1ビットのアドレスパリティと、メモリ150から読み出された1ビットのアドレスパリティとを比較して、1ビットのアドレスエラーを検出する(ステップS924)。
具体例として、リードアドレス「0x2(=0b0010)」に対するリードアクセスにおいて、誤ったアドレス「0x6(=0b0110)」にアクセスした場合の動作について説明する。なお、「0b」は、それに続く数字が2進数表記であることを意味する。
誤ったアドレス「0x6」に対するデータをメモリ150から読み出すと、そのアドレスパリティは「0b0」となっている。一方、正しいリードアドレス「0x2」からパリティ生成部120が生成するアドレスパリティは「0b1」である。パリティチェック部180が両者を比較すると、不一致であることから、アドレス異常が発生したことが検出される。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、メモリ150に1ビットのアドレスパリティを記憶することにより、1ビットのアドレスエラーを検出することができる。
<2.第2の実施の形態>
上述の第1の実施の形態では、メモリ150に1ビットのアドレスパリティを記憶することにより、アドレスエラーを検出していた。この場合、そのアドレスパリティを記憶するメモリセルが放射線の影響によるソフトエラー等により異常状態となっているだけであれば、データやアドレス自体には異常がないため、本来であればエラー状態ではないものとして区別して扱いたい。
上述の第1の実施の形態では、メモリ150に1ビットのアドレスパリティを記憶することにより、アドレスエラーを検出していた。この場合、そのアドレスパリティを記憶するメモリセルが放射線の影響によるソフトエラー等により異常状態となっているだけであれば、データやアドレス自体には異常がないため、本来であればエラー状態ではないものとして区別して扱いたい。
これを区別するためには、1ビットのパリティではなく、複数ビット異常を検出可能なEDC(Error Detection Code:エラー検出符号)を用いる必要がある。この第2の実施の形態では、アドレスエラー検出のために2ビットを確保して、アドレスパリティに加えて、アドレスパリティに対するパリティをメモリ150に記憶する。なお、このアドレスパリティに対するパリティを含んだ2ビットは、特許請求の範囲に記載のアドレスエラー検出情報の一例である。
なお、この第2の実施の形態の記憶装置100の全体構成については、上述の第1の実施の形態と基本的には同様であるため、詳細な説明は省略する。
[メモリの記憶内容]
図7は、本技術の第2の実施の形態におけるメモリ150の記憶内容の一例を示す図である。
図7は、本技術の第2の実施の形態におけるメモリ150の記憶内容の一例を示す図である。
この第2の実施の形態におけるメモリ150の各エントリは、第1ビットから第14ビットまでは上述の第1の実施の形態と同様である。そして、新たに第15ビットに、アドレスパリティ(第14ビット)のパリティを記憶する。例えば、アドレスパリティが「0b0」であれば、アドレスパリティのパリティは「0b1」である。また、アドレスパリティが「0b1」であれば、アドレスパリティのパリティは「0b0」である。
図8は、本技術の第2の実施の形態において使用される符号の算出手法の一例を示す図である。
ここでは、ECCとして、1ビットエラー検出訂正符号(SEC:Single-bit Error Correction)と、2ビットエラー検出符号(DED:Double-bit Error Detection)の2種類を分けて示している。すなわち、第9ビットから第12ビットの4ビットがSECであり、第13ビットの1ビットがDEDである。4ビットのSECは、8ビットのデータから算出される。1ビットのDEDは、8ビットのデータと4ビットのSECから算出される。なお、これら4ビットのSECおよび1ビットのDEDは、ECCエンコーダ110が算出する。
また、第15ビットのアドレスパリティのパリティ(APP)は、第14ビットのアドレスパリティ(AP)から算出される。上述のように、正常状態であれば、両者は結果として同じ値を示すはずである。読み出した際に、両者が不一致であれば、アドレスパリティを記憶するメモリセルがソフトエラー等により異常状態となっているものと判断することができる。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、メモリ150にアドレスパリティのパリティを記憶することにより、アドレスパリティを記憶するメモリセルの異常を検出することができる。この場合、データやアドレス自体には異常がないため、本来のエラー状態ではないものとして区別して扱うことができる。
<3.第3の実施の形態>
上述の第2の実施の形態では、アドレスパリティのパリティをメモリ150に記憶することにより、アドレスパリティを記憶するメモリセルの異常を検出していた。この場合、アドレスパリティのパリティを記憶するためのセル領域を1ビット余計に確保する必要があった。これに対し、この第3の実施の形態では、DEDの算出にアドレスパリティを含めて入れ込むことにより、アドレスパリティのパリティを記憶するためのセル領域を不要にする。
上述の第2の実施の形態では、アドレスパリティのパリティをメモリ150に記憶することにより、アドレスパリティを記憶するメモリセルの異常を検出していた。この場合、アドレスパリティのパリティを記憶するためのセル領域を1ビット余計に確保する必要があった。これに対し、この第3の実施の形態では、DEDの算出にアドレスパリティを含めて入れ込むことにより、アドレスパリティのパリティを記憶するためのセル領域を不要にする。
なお、この第3の実施の形態の記憶装置100の全体構成については、上述の第1の実施の形態と基本的には同様であるため、詳細な説明は省略する。
[メモリの記憶内容]
図9は、本技術の第3の実施の形態において使用される符号の算出手法の一例を示す図である。
図9は、本技術の第3の実施の形態において使用される符号の算出手法の一例を示す図である。
この第3の実施の形態では、上述の第2の実施の形態と異なり、第13ビットにアドレスパリティを記憶して、第14ビットにDEDを記憶する。8ビットのデータから4ビットのSECを算出する点は、上述の第2の実施の形態と同様である。ただし、この第3の実施の形態では、1ビットのDEDは、8ビットのデータと、4ビットのSECと、1ビットのアドレスパリティから算出される。すなわち、アドレスパリティを既存のECCアルゴリズムに融合して、DEDの算出にアドレスパリティを含めて入れ込んでいる。これにより、上述の第2の実施の形態のようなアドレスパリティのパリティを記憶するためのセル領域を不要にしながら、アドレスパリティの異常をDEDに反映させることができる。なお、これら4ビットのSECおよび1ビットのDEDは、ECCエンコーダ110が算出する。
[メモリの状態]
図10は、本技術の第3の実施の形態におけるメモリ150の状態の真理値表の例を示す図である。
図10は、本技術の第3の実施の形態におけるメモリ150の状態の真理値表の例を示す図である。
ここでは、ECCデコーダ160によるデコードの結果を、診断結果として示している。メモリ150が正常状態であれば、SEC、アドレスパリティ、DEDの全てが「0」を示す(ケース1)。ケース2乃至5は、アドレスパリティが「0」の場合で、一般的なSECDEDの故障検出となっている。また、ケース6乃至9は、アドレスパリティが「1」の場合で、アドレスエラーが検知された状態を示している。
データおよびSECにおいて1ビット故障が発生している場合、アドレスパリティが「0」、DEDが「1」、SECが「0以外」を示す(ケース2)。この場合、故障した1ビットは訂正することができる。
DEDにおいて1ビット故障が発生している場合、アドレスパリティが「0」、DEDが「1」、SECが「0」を示す(ケース3)。この場合、データ自体には異常がない。
データおよびSECにおいて2ビット故障が発生している場合、アドレスパリティが「0」、DEDが「0」、SECが「0以外」を示す(ケース4)。この場合、データを訂正することはできず、クリティカルエラーが発生したことになる。また、データ、SECおよびDEDにおいて2ビット故障が発生している場合(ケース5)も同様である。
アドレスパリティにおいて1ビット故障が発生している場合、アドレスパリティが「1」、DEDが「1」、SECが「0」を示す(ケース6)。この場合、データには異常はなく、アドレスパリティのセルにエラーが発生したことになる。
データ、SECおよびアドレスパリティにおいて2ビット故障が発生している場合、アドレスパリティが「1」、DEDが「0」、SECが「0以外」を示す(ケース7)。この場合、アドレスパリティのエラーの他に、データおよびSECにおいて1ビット故障が発生していることになるため、故障した1ビットは訂正することができる。
アドレスパリティおよびDEDにおいて2ビット故障が発生している場合、アドレスパリティが「1」、DEDが「0」、SECが「0」を示す(ケース8)。また、データに異常がなく、アドレスのみがエラーを発生したアドレス真正エラーの場合も、アドレスパリティが「1」、DEDが「0」、SECが「0」を示す(ケース9)。ケース9については、クリティカルエラーとして扱うべき状態である。一方、ケース8の場合は、データ自体には異常がなく、本来は正常動作が可能であるが、ECCデコーダ160によるデコード結果がケース9と同じであるため、両者を区別することができない。したがって、ケース8についても、ケース9と同様にクリティカルエラーとして扱うことになる。
このように、本技術の第3の実施の形態によれば、アドレスパリティおよびDEDにおいて2ビット故障が発生した場合にアドレス真正エラーと区別できなくなるものの、アドレスパリティのパリティを記憶するためのセル領域を不要にすることができる。
<4.第4の実施の形態>
上述の第1乃至3の実施の形態では、ライトアクセスおよびリードアクセスの何れについてもパリティ生成部120がアドレスパリティを生成していた。すなわち、ライトアクセス用とリードアクセス用とでパリティ生成部120が共通化されていた。これに対し、この第4の実施の形態では、ライトアクセス用とリードアクセス用とで別々のパリティ生成部を備える例について説明する。
上述の第1乃至3の実施の形態では、ライトアクセスおよびリードアクセスの何れについてもパリティ生成部120がアドレスパリティを生成していた。すなわち、ライトアクセス用とリードアクセス用とでパリティ生成部120が共通化されていた。これに対し、この第4の実施の形態では、ライトアクセス用とリードアクセス用とで別々のパリティ生成部を備える例について説明する。
[記憶装置の構成]
図11は、本技術の第4の実施の形態における記憶装置100の一構成例を示す図である。
図11は、本技術の第4の実施の形態における記憶装置100の一構成例を示す図である。
この第4の実施の形態の記憶装置100は、ECCエンコーダ110と、パリティ生成部120と、制御部130と、メモリ150と、ECCデコーダ160と、パリティチェック部180とに加えて、パリティ生成部170を備える。この第4の実施の形態においては、パリティ生成部120はライトアクセスの際のアドレスパリティ生成に用いられ、パリティ生成部170はリードアクセスの際のアドレスパリティ生成に用いられる。これ以外の点は、上述の第1乃至3の実施の形態と同様である。
このように、本技術の第4の実施の形態によれば、ライトアクセス用のパリティ生成部120とリードアクセス用のパリティ生成部170とを別々に備えて、両者を独立に制御することができる。
<5.適用例>
上述の実施の形態により説明した記憶装置100は、様々な製品に応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット、建設機械、農業機械(トラクター)などのいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。ここでは、撮像装置および移動体制御システムに適用した場合の例について説明する。
上述の実施の形態により説明した記憶装置100は、様々な製品に応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット、建設機械、農業機械(トラクター)などのいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。ここでは、撮像装置および移動体制御システムに適用した場合の例について説明する。
[撮像装置]
図12は、本技術の実施の形態の適用例である撮像装置500の一構成例を示す図である。
図12は、本技術の実施の形態の適用例である撮像装置500の一構成例を示す図である。
撮像装置500は、被写体を撮像して、図示しないホストコンピュータに撮像データを出力するものである。この撮像装置500は、例えば、車載用のカメラとして利用され得る。この撮像装置500は、画素アレイ510と、アナログデジタル(A/D)変換器520と、センサインターフェース(I/F)530と、デジタルデータ処理部540と、出力データ処理部550とを備える。また、これらA/D変換器520、センサI/F530、デジタルデータ処理部540および出力データ処理部550のそれぞれには、安全機構562乃至565が設けられる。また、この撮像装置500は、エラー収集部570と、レジスタ580とを備える。
画素アレイ510は、被写体を撮像する撮像素子の画素をアレイ状に配置したものである。なお、画素アレイ510は、特許請求の範囲に記載の撮像素子の一例である。A/D変換器520は、画素アレイ510の撮像素子によって撮像された撮像信号をアナログ値からデジタル値に変換するものである。センサI/F530は、デジタル値に変換された撮像信号をデジタルデータとしてデジタルデータ処理部540に供給するものである。デジタルデータ処理部540は、デジタルデータについて所定の信号処理を施すものである。出力データ処理部550は、信号処理が施されたデータをホストコンピュータに出力するものである。
安全機構562乃至565は、それぞれA/D変換器520、センサI/F530、デジタルデータ処理部540および出力データ処理部550のエラー診断を行うものである。エラー収集部570は、安全機構562乃至565において検出されたエラー信号を収集するものである。レジスタ580は、エラー収集部570において収集されたエラー信号をエラー情報として保持するレジスタである。
センサI/F530、デジタルデータ処理部540および出力データ処理部550は、それぞれメモリ531、541および551を備えており、これらにおいて、上述の実施の形態により説明した技術を適用することができる。そして、メモリ531、541および551において検出されたエラー信号は、安全機構563乃至565を介してエラー収集部570において収集されてレジスタ580に保持される。
レジスタ580に保持されたエラー情報は、例えば、以下の3つの手法によりホストコンピュータに出力され得る。第1に、エラー情報は、出力データ処理部550によってデータに埋め込まれて、エンベデッドデータとして出力され得る。第2に、エラー情報は、エラー収集部570からエラーピンを介して出力され得る。第3に、エラー情報は、レジスタ580からシリアル通信(例えば、I2C)を介して出力され得る。
このように、本技術の実施の形態の記憶装置100は、撮像装置500のメモリ531、541および551に適用することができる。
[移動体制御システム]
図13は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システム7000の概略的な構成例を示すブロック図である。車両制御システム7000は、通信ネットワーク7010を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図13に示した例では、車両制御システム7000は、駆動系制御ユニット7100、ボディ系制御ユニット7200、バッテリ制御ユニット7300、車外情報検出ユニット7400、車内情報検出ユニット7500、及び統合制御ユニット7600を備える。これらの複数の制御ユニットを接続する通信ネットワーク7010は、例えば、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、LAN(Local Area Network)又はFlexRay(登録商標)等の任意の規格に準拠した車載通信ネットワークであってよい。
図13は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システム7000の概略的な構成例を示すブロック図である。車両制御システム7000は、通信ネットワーク7010を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図13に示した例では、車両制御システム7000は、駆動系制御ユニット7100、ボディ系制御ユニット7200、バッテリ制御ユニット7300、車外情報検出ユニット7400、車内情報検出ユニット7500、及び統合制御ユニット7600を備える。これらの複数の制御ユニットを接続する通信ネットワーク7010は、例えば、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、LAN(Local Area Network)又はFlexRay(登録商標)等の任意の規格に準拠した車載通信ネットワークであってよい。
各制御ユニットは、各種プログラムにしたがって演算処理を行うマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータにより実行されるプログラム又は各種演算に用いられるパラメータ等を記憶する記憶部と、各種制御対象の装置を駆動する駆動回路とを備える。各制御ユニットは、通信ネットワーク7010を介して他の制御ユニットとの間で通信を行うためのネットワークI/Fを備えるとともに、車内外の装置又はセンサ等との間で、有線通信又は無線通信により通信を行うための通信I/Fを備える。図13では、統合制御ユニット7600の機能構成として、マイクロコンピュータ7610、汎用通信I/F7620、専用通信I/F7630、測位部7640、ビーコン受信部7650、車内機器I/F7660、音声画像出力部7670、車載ネットワークI/F7680及び記憶部7690が図示されている。他の制御ユニットも同様に、マイクロコンピュータ、通信I/F及び記憶部等を備える。
駆動系制御ユニット7100は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット7100は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、及び、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。駆動系制御ユニット7100は、ABS(Antilock Brake System)又はESC(Electronic Stability Control)等の制御装置としての機能を有してもよい。
駆動系制御ユニット7100には、車両状態検出部7110が接続される。車両状態検出部7110には、例えば、車体の軸回転運動の角速度を検出するジャイロセンサ、車両の加速度を検出する加速度センサ、あるいは、アクセルペダルの操作量、ブレーキペダルの操作量、ステアリングホイールの操舵角、エンジン回転数又は車輪の回転速度等を検出するためのセンサのうちの少なくとも一つが含まれる。駆動系制御ユニット7100は、車両状態検出部7110から入力される信号を用いて演算処理を行い、内燃機関、駆動用モータ、電動パワーステアリング装置又はブレーキ装置等を制御する。
ボディ系制御ユニット7200は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット7200は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット7200には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット7200は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
バッテリ制御ユニット7300は、各種プログラムにしたがって駆動用モータの電力供給源である二次電池7310を制御する。例えば、バッテリ制御ユニット7300には、二次電池7310を備えたバッテリ装置から、バッテリ温度、バッテリ出力電圧又はバッテリの残存容量等の情報が入力される。バッテリ制御ユニット7300は、これらの信号を用いて演算処理を行い、二次電池7310の温度調節制御又はバッテリ装置に備えられた冷却装置等の制御を行う。
車外情報検出ユニット7400は、車両制御システム7000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット7400には、撮像部7410及び車外情報検出部7420のうちの少なくとも一方が接続される。撮像部7410には、ToF(Time Of Flight)カメラ、ステレオカメラ、単眼カメラ、赤外線カメラ及びその他のカメラのうちの少なくとも一つが含まれる。車外情報検出部7420には、例えば、現在の天候又は気象を検出するための環境センサ、あるいは、車両制御システム7000を搭載した車両の周囲の他の車両、障害物又は歩行者等を検出するための周囲情報検出センサのうちの少なくとも一つが含まれる。
環境センサは、例えば、雨天を検出する雨滴センサ、霧を検出する霧センサ、日照度合いを検出する日照センサ、及び降雪を検出する雪センサのうちの少なくとも一つであってよい。周囲情報検出センサは、超音波センサ、レーダ装置及びLIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)装置のうちの少なくとも一つであってよい。これらの撮像部7410及び車外情報検出部7420は、それぞれ独立したセンサないし装置として備えられてもよいし、複数のセンサないし装置が統合された装置として備えられてもよい。
ここで、図14は、撮像部7410及び車外情報検出部7420の設置位置の例を示す。撮像部7910,7912,7914,7916,7918は、例えば、車両7900のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部のうちの少なくとも一つの位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部7910及び車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部7918は、主として車両7900の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部7912,7914は、主として車両7900の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部7916は、主として車両7900の後方の画像を取得する。車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部7918は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図14には、それぞれの撮像部7910,7912,7914,7916の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲aは、フロントノーズに設けられた撮像部7910の撮像範囲を示し、撮像範囲b,cは、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部7912,7914の撮像範囲を示し、撮像範囲dは、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部7916の撮像範囲を示す。例えば、撮像部7910,7912,7914,7916で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両7900を上方から見た俯瞰画像が得られる。
車両7900のフロント、リア、サイド、コーナ及び車室内のフロントガラスの上部に設けられる車外情報検出部7920,7922,7924,7926,7928,7930は、例えば超音波センサ又はレーダ装置であってよい。車両7900のフロントノーズ、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部に設けられる車外情報検出部7920,7926,7930は、例えばLIDAR装置であってよい。これらの車外情報検出部7920〜7930は、主として先行車両、歩行者又は障害物等の検出に用いられる。
図13に戻って説明を続ける。車外情報検出ユニット7400は、撮像部7410に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像データを受信する。また、車外情報検出ユニット7400は、接続されている車外情報検出部7420から検出情報を受信する。車外情報検出部7420が超音波センサ、レーダ装置又はLIDAR装置である場合には、車外情報検出ユニット7400は、超音波又は電磁波等を発信させるとともに、受信された反射波の情報を受信する。車外情報検出ユニット7400は、受信した情報に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。車外情報検出ユニット7400は、受信した情報に基づいて、降雨、霧又は路面状況等を認識する環境認識処理を行ってもよい。車外情報検出ユニット7400は、受信した情報に基づいて、車外の物体までの距離を算出してもよい。
また、車外情報検出ユニット7400は、受信した画像データに基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等を認識する画像認識処理又は距離検出処理を行ってもよい。車外情報検出ユニット7400は、受信した画像データに対して歪補正又は位置合わせ等の処理を行うとともに、異なる撮像部7410により撮像された画像データを合成して、俯瞰画像又はパノラマ画像を生成してもよい。車外情報検出ユニット7400は、異なる撮像部7410により撮像された画像データを用いて、視点変換処理を行ってもよい。
車内情報検出ユニット7500は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット7500には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部7510が接続される。運転者状態検出部7510は、運転者を撮像するカメラ、運転者の生体情報を検出する生体センサ又は車室内の音声を集音するマイク等を含んでもよい。生体センサは、例えば、座面又はステアリングホイール等に設けられ、座席に座った搭乗者又はステアリングホイールを握る運転者の生体情報を検出する。車内情報検出ユニット7500は、運転者状態検出部7510から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。車内情報検出ユニット7500は、集音された音声信号に対してノイズキャンセリング処理等の処理を行ってもよい。
統合制御ユニット7600は、各種プログラムにしたがって車両制御システム7000内の動作全般を制御する。統合制御ユニット7600には、入力部7800が接続されている。入力部7800は、例えば、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ又はレバー等、搭乗者によって入力操作され得る装置によって実現される。統合制御ユニット7600には、マイクロフォンにより入力される音声を音声認識することにより得たデータが入力されてもよい。入力部7800は、例えば、赤外線又はその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、車両制御システム7000の操作に対応した携帯電話又はPDA(Personal Digital Assistant)等の外部接続機器であってもよい。入力部7800は、例えばカメラであってもよく、その場合搭乗者はジェスチャにより情報を入力することができる。あるいは、搭乗者が装着したウェアラブル装置の動きを検出することで得られたデータが入力されてもよい。さらに、入力部7800は、例えば、上記の入力部7800を用いて搭乗者等により入力された情報に基づいて入力信号を生成し、統合制御ユニット7600に出力する入力制御回路などを含んでもよい。搭乗者等は、この入力部7800を操作することにより、車両制御システム7000に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
記憶部7690は、マイクロコンピュータにより実行される各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、及び各種パラメータ、演算結果又はセンサ値等を記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。また、記憶部7690は、HDD(Hard Disc Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス又は光磁気記憶デバイス等によって実現してもよい。
汎用通信I/F7620は、外部環境7750に存在する様々な機器との間の通信を仲介する汎用的な通信I/Fである。汎用通信I/F7620は、GSM(登録商標)(Global System of Mobile communications)、WiMAX(登録商標)、LTE(登録商標)(Long Term Evolution)若しくはLTE−A(LTE−Advanced)などのセルラー通信プロトコル、又は無線LAN(Wi−Fi(登録商標)ともいう)、Bluetooth(登録商標)などのその他の無線通信プロトコルを実装してよい。汎用通信I/F7620は、例えば、基地局又はアクセスポイントを介して、外部ネットワーク(例えば、インターネット、クラウドネットワーク又は事業者固有のネットワーク)上に存在する機器(例えば、アプリケーションサーバ又は制御サーバ)へ接続してもよい。また、汎用通信I/F7620は、例えばP2P(Peer To Peer)技術を用いて、車両の近傍に存在する端末(例えば、運転者、歩行者若しくは店舗の端末、又はMTC(Machine Type Communication)端末)と接続してもよい。
専用通信I/F7630は、車両における使用を目的として策定された通信プロトコルをサポートする通信I/Fである。専用通信I/F7630は、例えば、下位レイヤのIEEE802.11pと上位レイヤのIEEE1609との組合せであるWAVE(Wireless Access in Vehicle Environment)、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、又はセルラー通信プロトコルといった標準プロトコルを実装してよい。専用通信I/F7630は、典型的には、車車間(Vehicle to Vehicle)通信、路車間(Vehicle to Infrastructure)通信、車両と家との間(Vehicle to Home)の通信及び歩車間(Vehicle to Pedestrian)通信のうちの1つ以上を含む概念であるV2X通信を遂行する。
測位部7640は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号(例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号)を受信して測位を実行し、車両の緯度、経度及び高度を含む位置情報を生成する。なお、測位部7640は、無線アクセスポイントとの信号の交換により現在位置を特定してもよく、又は測位機能を有する携帯電話、PHS若しくはスマートフォンといった端末から位置情報を取得してもよい。
ビーコン受信部7650は、例えば、道路上に設置された無線局等から発信される電波あるいは電磁波を受信し、現在位置、渋滞、通行止め又は所要時間等の情報を取得する。なお、ビーコン受信部7650の機能は、上述した専用通信I/F7630に含まれてもよい。
車内機器I/F7660は、マイクロコンピュータ7610と車内に存在する様々な車内機器7760との間の接続を仲介する通信インタフェースである。車内機器I/F7660は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)又はWUSB(Wireless USB)といった無線通信プロトコルを用いて無線接続を確立してもよい。また、車内機器I/F7660は、図示しない接続端子(及び、必要であればケーブル)を介して、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface、又はMHL(Mobile High-definition Link)等の有線接続を確立してもよい。車内機器7760は、例えば、搭乗者が有するモバイル機器若しくはウェアラブル機器、又は車両に搬入され若しくは取り付けられる情報機器のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。また、車内機器7760は、任意の目的地までの経路探索を行うナビゲーション装置を含んでいてもよい。車内機器I/F7660は、これらの車内機器7760との間で、制御信号又はデータ信号を交換する。
車載ネットワークI/F7680は、マイクロコンピュータ7610と通信ネットワーク7010との間の通信を仲介するインタフェースである。車載ネットワークI/F7680は、通信ネットワーク7010によりサポートされる所定のプロトコルに則して、信号等を送受信する。
統合制御ユニット7600のマイクロコンピュータ7610は、汎用通信I/F7620、専用通信I/F7630、測位部7640、ビーコン受信部7650、車内機器I/F7660及び車載ネットワークI/F7680のうちの少なくとも一つを介して取得される情報に基づき、各種プログラムにしたがって、車両制御システム7000を制御する。例えば、マイクロコンピュータ7610は、取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット7100に対して制御指令を出力してもよい。例えば、マイクロコンピュータ7610は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行ってもよい。また、マイクロコンピュータ7610は、取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行ってもよい。
マイクロコンピュータ7610は、汎用通信I/F7620、専用通信I/F7630、測位部7640、ビーコン受信部7650、車内機器I/F7660及び車載ネットワークI/F7680のうちの少なくとも一つを介して取得される情報に基づき、車両と周辺の構造物や人物等の物体との間の3次元距離情報を生成し、車両の現在位置の周辺情報を含むローカル地図情報を作成してもよい。また、マイクロコンピュータ7610は、取得される情報に基づき、車両の衝突、歩行者等の近接又は通行止めの道路への進入等の危険を予測し、警告用信号を生成してもよい。警告用信号は、例えば、警告音を発生させたり、警告ランプを点灯させたりするための信号であってよい。
音声画像出力部7670は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声及び画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図13の例では、出力装置として、オーディオスピーカ7710、表示部7720及びインストルメントパネル7730が例示されている。表示部7720は、例えば、オンボードディスプレイ及びヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。表示部7720は、AR(Augmented Reality)表示機能を有していてもよい。出力装置は、これらの装置以外の、ヘッドホン、搭乗者が装着する眼鏡型ディスプレイ等のウェアラブルデバイス、プロジェクタ又はランプ等の他の装置であってもよい。出力装置が表示装置の場合、表示装置は、マイクロコンピュータ7610が行った各種処理により得られた結果又は他の制御ユニットから受信された情報を、テキスト、イメージ、表、グラフ等、様々な形式で視覚的に表示する。また、出力装置が音声出力装置の場合、音声出力装置は、再生された音声データ又は音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して聴覚的に出力する。
なお、図13に示した例において、通信ネットワーク7010を介して接続された少なくとも二つの制御ユニットが一つの制御ユニットとして一体化されてもよい。あるいは、個々の制御ユニットが、複数の制御ユニットにより構成されてもよい。さらに、車両制御システム7000が、図示されていない別の制御ユニットを備えてもよい。また、上記の説明において、いずれかの制御ユニットが担う機能の一部又は全部を、他の制御ユニットに持たせてもよい。つまり、通信ネットワーク7010を介して情報の送受信がされるようになっていれば、所定の演算処理が、いずれかの制御ユニットで行われるようになってもよい。同様に、いずれかの制御ユニットに接続されているセンサ又は装置が、他の制御ユニットに接続されるとともに、複数の制御ユニットが、通信ネットワーク7010を介して相互に検出情報を送受信してもよい。
以上説明した車両制御システム7000において、本実施形態に係る記憶装置100は、図13に示した応用例の統合制御ユニット7600における記憶部7690に適用することができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する記憶制御回路。
(2)前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報をライトデータに関連付けて前記メモリに記憶させる
前記(1)に記載の記憶制御回路。
(3)前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリにおいてライトデータと同じアドレスに記憶させる
前記(1)または(2)に記載の記憶制御回路。
(4)前記アドレスエラー検出情報は、前記メモリへのアクセスアドレスのパリティであるアドレスパリティを備える
前記(1)から(3)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(5)前記アドレスエラー検出情報は、前記アドレスパリティのパリティをさらに備える
前記(4)に記載の記憶制御回路。
(6)ライトアクセスの際にはライトデータと前記ライトデータの1ビットエラー訂正符号とアドレスエラー検出情報とから2ビットエラー検出符号を生成する符号生成部をさらに具備し、
前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成された2ビットエラー検出符号を前記メモリにさらに記憶させる
前記(1)から(5)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(7)前記エラー検出部は、前記1ビットエラー訂正符号および前記2ビットエラー検出符号によってエラーが検出されず、かつ、前記アドレスエラー検出情報によってエラーが検出された場合には、訂正不可能なエラーが発生した旨を検出する
前記(6)に記載の記憶制御回路。
(8)前記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスおよびリードアクセスの何れについても前記アドレスエラー検出情報を生成する
前記(1)から(7)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(9)前記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスの際に前記アドレスエラー検出情報を生成するライトアドレスエラー検出情報生成部と、リードアクセスの際に前記アドレスエラー検出情報を生成するリードアドレスエラー検出情報生成部とを別々に備える
前記(1)から(7)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(10)メモリと、
前記メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する記憶装置。
(11)被写体を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子によって撮像された信号を記憶するメモリと、
前記メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する撮像装置。
(12)メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成する手順と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる手順と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出する手順と
を具備する記憶制御方法。
(1)メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する記憶制御回路。
(2)前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報をライトデータに関連付けて前記メモリに記憶させる
前記(1)に記載の記憶制御回路。
(3)前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリにおいてライトデータと同じアドレスに記憶させる
前記(1)または(2)に記載の記憶制御回路。
(4)前記アドレスエラー検出情報は、前記メモリへのアクセスアドレスのパリティであるアドレスパリティを備える
前記(1)から(3)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(5)前記アドレスエラー検出情報は、前記アドレスパリティのパリティをさらに備える
前記(4)に記載の記憶制御回路。
(6)ライトアクセスの際にはライトデータと前記ライトデータの1ビットエラー訂正符号とアドレスエラー検出情報とから2ビットエラー検出符号を生成する符号生成部をさらに具備し、
前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成された2ビットエラー検出符号を前記メモリにさらに記憶させる
前記(1)から(5)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(7)前記エラー検出部は、前記1ビットエラー訂正符号および前記2ビットエラー検出符号によってエラーが検出されず、かつ、前記アドレスエラー検出情報によってエラーが検出された場合には、訂正不可能なエラーが発生した旨を検出する
前記(6)に記載の記憶制御回路。
(8)前記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスおよびリードアクセスの何れについても前記アドレスエラー検出情報を生成する
前記(1)から(7)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(9)前記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスの際に前記アドレスエラー検出情報を生成するライトアドレスエラー検出情報生成部と、リードアクセスの際に前記アドレスエラー検出情報を生成するリードアドレスエラー検出情報生成部とを別々に備える
前記(1)から(7)のいずれかに記載の記憶制御回路。
(10)メモリと、
前記メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する記憶装置。
(11)被写体を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子によって撮像された信号を記憶するメモリと、
前記メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する撮像装置。
(12)メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成する手順と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる手順と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出する手順と
を具備する記憶制御方法。
100 記憶装置
110 ECCエンコーダ
120 パリティ生成部
130 制御部
150 メモリ
160 ECCデコーダ
170 パリティ生成部
180 パリティチェック部
500 撮像装置
510 画素アレイ
520 アナログデジタル(A/D)変換器
530 センサインターフェース(I/F)
531、541、551 メモリ
540 デジタルデータ処理部
550 出力データ処理部
570 エラー収集部
580 レジスタ
7690 記憶部
110 ECCエンコーダ
120 パリティ生成部
130 制御部
150 メモリ
160 ECCデコーダ
170 パリティ生成部
180 パリティチェック部
500 撮像装置
510 画素アレイ
520 アナログデジタル(A/D)変換器
530 センサインターフェース(I/F)
531、541、551 メモリ
540 デジタルデータ処理部
550 出力データ処理部
570 エラー収集部
580 レジスタ
7690 記憶部
Claims (12)
- メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する記憶制御回路。 - 前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報をライトデータに関連付けて前記メモリに記憶させる
請求項1記載の記憶制御回路。 - 前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリにおいてライトデータと同じアドレスに記憶させる
請求項1記載の記憶制御回路。 - 前記アドレスエラー検出情報は、前記メモリへのアクセスアドレスのパリティであるアドレスパリティを備える
請求項1記載の記憶制御回路。 - 前記アドレスエラー検出情報は、前記アドレスパリティのパリティをさらに備える
請求項4記載の記憶制御回路。 - ライトアクセスの際にはライトデータと前記ライトデータの1ビットエラー訂正符号とアドレスエラー検出情報とから2ビットエラー検出符号を生成する符号生成部をさらに具備し、
前記制御部は、ライトアクセスの際には前記生成された2ビットエラー検出符号を前記メモリにさらに記憶させる
請求項1記載の記憶制御回路。 - 前記エラー検出部は、前記1ビットエラー訂正符号および前記2ビットエラー検出符号によってエラーが検出されず、かつ、前記アドレスエラー検出情報によってエラーが検出された場合には、訂正不可能なエラーが発生した旨を検出する
請求項6記載の記憶制御回路。 - 前記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスおよびリードアクセスの何れについても前記アドレスエラー検出情報を生成する
請求項1記載の記憶制御回路。 - 前記アドレスエラー検出情報生成部は、ライトアクセスの際に前記アドレスエラー検出情報を生成するライトアドレスエラー検出情報生成部と、リードアクセスの際に前記アドレスエラー検出情報を生成するリードアドレスエラー検出情報生成部とを別々に備える
請求項1記載の記憶制御回路。 - メモリと、
前記メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する記憶装置。 - 被写体を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子によって撮像された信号を記憶するメモリと、
前記メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成するアドレスエラー検出情報生成部と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる制御部と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出するエラー検出部と
を具備する撮像装置。 - メモリへのアクセスアドレスに関するエラーを検出するためのアドレスエラー検出情報を生成する手順と、
ライトアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報を前記メモリに記憶させる手順と、
リードアクセスの際には前記生成されたアドレスエラー検出情報と前記メモリに記憶されていたアドレスエラー検出情報とを比較してエラーを検出する手順と
を具備する記憶制御方法。
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---|---|---|---|
JP2018053872A JP2019168749A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 記憶制御回路、記憶装置、撮像装置、および、記憶制御方法 |
US16/980,688 US11348657B2 (en) | 2018-03-22 | 2018-12-07 | Storage control circuit, storage apparatus, imaging apparatus, and storage control method |
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---|---|---|---|
JP2018053872A JP2019168749A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 記憶制御回路、記憶装置、撮像装置、および、記憶制御方法 |
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Family Applications (1)
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JP2018053872A Pending JP2019168749A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 記憶制御回路、記憶装置、撮像装置、および、記憶制御方法 |
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JP6212396B2 (ja) | 2014-01-08 | 2017-10-11 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | データ処理装置 |
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-
2018
- 2018-03-22 JP JP2018053872A patent/JP2019168749A/ja active Pending
- 2018-12-07 WO PCT/JP2018/045048 patent/WO2019181094A1/ja active Application Filing
- 2018-12-07 US US16/980,688 patent/US11348657B2/en active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022085470A1 (ja) * | 2020-10-19 | 2022-04-28 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | メモリセルアレイユニット |
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