JP2019168354A - 透磁率センサ及び透磁率検出方法 - Google Patents
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Abstract
Description
その後、図6に示す手順にて透磁率の測定を繰り返し行う(ステップS5)。
なおステップS1の初期補正、ステップS3の強制補正は必須ではなく、要求される仕様に応じて適宜組み合わせても良い。
初期補正を行ったのちに補正及び強制補正を行う場合には、基準コイル(本明細書では第1コイル1)の計測時間を一定とし検知コイル(本明細書では第2コイル2)の計測時間を調整するのが望ましい。
図17は、第1変形例における透磁率センサの構成を示す断面図である。図17において、図1及び図2と同一又は同様な部材には同一番号を付している。第1変形例では、基板10の下面に、例えば銅箔のパターン印刷により、第1コイル1と第2コイル2とを、絶縁層を挟んで同軸状に積層させて形成している。また、基板10の上面には、コイルは形成されておらず、上述した実施の形態と同様な電子チップ4、回路部品5及びコネクタ3が実装されている。第1コイル1及び第2コイル2は、電子チップ4及び回路部品5の実装位置の直下に形成されている。よって、透磁率センサの構成の更なる小型化を図ることができる。
図18は、第2変形例における透磁率センサの構成を示す断面図である。図18において、図1及び図2と同一又は同様な部材には同一番号を付している。第2変形例では、基板10の一端部の下面に、別部品の空心コイルを実装して第2コイル2を形成し、基板10の一端部の上面に、第2コイル2と同軸をなして、別部品の空心コイルを実装して第1コイル1を形成している。基板10の上面の残りの領域には、上述した実施の形態と同様な電子チップ4、回路部品5及びコネクタ3が実装されている。
図19は、第3変形例における透磁率センサの構成を示す断面図である。図19において、図1及び図2と同一又は同様な部材には同一番号を付している。第3変形例では、基板10の一端部の上面に、別部品の2個の空心コイルを積層実装して第1コイル1及び第2コイル2を形成している。2個の空心コイルは基板上に第2コイル2、第1コイル1の順に積層する。第2コイル2と第1コイル1との間には絶縁層を設ける。基板10の上面の残りの領域には、上述した実施の形態と同様な電子チップ4、回路部品5及びコネクタ3が実装されている。なお、図19に示す構成とは異なり、基板10の下面に、上記のような2個の空心コイルの積層構成をなす第1コイル1及び第2コイル2を形成するようにしても良い。
図20は、第4変形例における透磁率センサの構成を示す断面図である。図20において、図1及び図2と同一又は同様な部材には同一番号を付している。第4変形例では、基板10の一端部の下面に、複数のチップコイルを実装して第2コイル2を形成し、基板10の一端部の上面に、第2コイル2と同軸をなして、複数のチップコイルを実装して第1コイル1を形成している。基板10の上面の残りの領域には、上述した実施の形態と同様な電子チップ4、回路部品5及びコネクタ3が実装されている。
2 第2コイル
3 コネクタ
4 電子チップ
5 回路部品
6 第1発振回路
7 第2発振回路
10 基板
20 透磁率センサ
41 記憶部
42 初期設定部
43 計測部
44 調整部
45 算出部
46 変換部
Claims (8)
- 被検出物の透磁率を検出する透磁率センサにおいて、
前記被検出物から磁気を受ける第1コイルを含んで発振する第1発振回路と、
前記被検出物から磁気を受ける第2コイルを含んで発振する第2発振回路と、
前記第1発振回路及び第2発振回路夫々における発振パルス数を計測する計測部と、
複数の感度夫々に対する初期計測時間を記憶する記憶部と、
複数の感度から1つを選択する選択信号を取得し、取得した選択信号により選択された感度に対応する初期計測時間を前記記憶部から読み出し、読み出した初期計測時間を、前記第1発振回路の発振パルス数を計測する第1計測時間、及び前記第2発振回路の発振パルス数を計測する第2計測時間に設定する初期設定部と、
前記第1計測時間で、前記計測部が前記第1発振回路の計測を行って得た発振パルス数、及び、前記第2計測時間で、前記計測部が前記第2発振回路の計測を行って得た発振パルス数の差分を算出する算出部と、
前記算出部にて算出した差分を透磁率に変換する変換部と
を備えることを特徴とする透磁率センサ。 - 前記初期設定部が設定した前記第1計測時間、及び、前記第2計測時間の少なくとも一方を調整する調整部を備え、
前記計測部は、前記調整部の調整結果に基づく、前記第1計測時間、及び、前記第2計測時間にて、前記発振パルス数の計測を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の透磁率センサ。 - 前記調整部は前記第2計測時間を調整する
ことを特徴とする請求項2に記載の透磁率センサ。 - 前記計測部は、前記第1発振回路における発振パルス数と、前記第2発振回路における発振パルス数とを交互に計測するように構成してあることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の透磁率センサ。
- 前記第1コイル及び第2コイルは、同軸状に配されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の透磁率センサ。
- 前記第1発振回路及び第2発振回路の構成部材は、前記第1コイル及び第2コイルを除いて共通であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の透磁率センサ。
- その一面に前記第1コイルが配され、その他面に前記第2コイルが配されている基板を備えることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の透磁率センサ。
- 被検出物の透磁率を検出する透磁率検出方法において、
前記被検出物からの距離を互いに異ならせて第1コイル及び第2コイルを配置し、
複数の感度から1つを選択する選択信号を取得し、
複数の前記感度夫々に対応する初期計測時間を記憶する記憶部から、前記選択信号により選択された前記感度に対応する初期計測時間を読み出し、読み出した初期計測時間を、前記第1コイルを含んで発振する第1発振回路の発振パルス数を計測する第1計測時間、及び前記第2コイルを含んで発振する第2発振回路の発振パルス数を計測する第2計測時間の初期値として設定し、
前記第1計測時間で、前記第1発振回路の計測を行って得た発振パルス数、及び、前記第2計測時間で、前記第2発振回路の計測を行って得た発振パルス数の差分を算出し、
算出した差分を透磁率に変換することを特徴とする透磁率検出方法。
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2018
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