JP2019168047A - 無段変速機 - Google Patents

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良太 高柳
Ryota Takayanagi
良太 高柳
尚悟 沖
Takasato Oki
尚悟 沖
村上 守
Mamoru Murakami
守 村上
崇志 足森
Takashi Ashimori
崇志 足森
裕介 櫻井
Yusuke Sakurai
裕介 櫻井
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Abstract

【課題】エネルギー消費を抑える。【解決手段】無段変速機の中間部14は、入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラに接触する第1中間ローラ30と、入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラを挟んで第1中間ローラ30とは反対側に配置され、入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラに接触する第2中間ローラ32と、中間部14が入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されていないときに第1中間ローラ30と第2中間ローラ32との距離を規定値よりも短くさせ、中間部14が入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されたときに第1中間ローラ30と第2中間ローラ32との距離を規定値(距離D20)にさせるとともに、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラに押し付ける付勢力を発生する付勢部(第1付勢部42および第2付勢部44)とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、無段変速機に関する。
特許文献1には、円錐駆動車、逆円錐従動車および一対の中間遊動車を含んで構成される無段変速機が開示されている。円錐駆動車および逆円錐従動車は、互いに間隔を置き、円錐向きを逆にし、かつ、中心軸を平行にして配列される。一対の中間遊動車は、円錐駆動車と逆円錐従動車とを挟み込むようにして配置される。各中間遊動車は、油圧によって円錐駆動車および逆円錐従動車に押し付けられる。特許文献1の無段変速機では、円錐駆動車が駆動されると中間遊動車を介して逆円錐従動車にトルクが伝達される。また、特許文献1の無段変速機は、中間遊動車が円錐駆動車および逆円錐従動車に沿って移動されることで無段変速する。
特開2001−349404号公報
しかし、特許文献1の無段変速機では、中間遊動車を円錐駆動車および逆円錐従動車に押し付ける油圧を発生させる油圧ポンプを駆動させる必要がある。このため、特許文献1の無段変速機では、油圧ポンプを駆動させるために電力を供給しなければならず、エネルギーが多く消費される。
そこで、本発明は、エネルギー消費を抑えることが可能な無段変速機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の無段変速機は、入力軸に接続され、周方向に回転可能な円錐台状に形成される入力側円錐ローラと、出力軸に接続され、周方向に回転可能な円錐台状に形成され、中心軸が入力側円錐ローラの中心軸に平行となり、外周面のテーパの向きが入力側円錐ローラの外周面のテーパの向きに対して逆になる姿勢で配置される出力側円錐ローラと、入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に設けられ、入力側円錐ローラに入力されるトルクを出力側円錐ローラに伝達する中間部と、中間部を入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラのテーパ方向に移動させる中間部移動機構と、を備え、中間部は、入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラに接触する第1中間ローラと、入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラを挟んで第1中間ローラとは反対側に配置され、入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラに接触する第2中間ローラと、中間部が入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されていないときに第1中間ローラと第2中間ローラとの距離を規定値よりも短くさせ、中間部が入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されたときに第1中間ローラと第2中間ローラとの距離を規定値にさせるとともに、第1中間ローラおよび第2中間ローラを入力側円錐ローラおよび出力側円錐ローラに押し付ける付勢力を発生する付勢部と、を備える。
また、中間部は、第1中間ローラと第2中間ローラとを連結する連結部を備え、付勢部は、第1中間ローラの中心軸に対して第2中間ローラとは反対側において連結部に支持され、中間部が入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されたときに第1中間ローラの中心軸を第2中間ローラ側へ付勢する第1付勢部と、第2中間ローラの中心軸に対して第1中間ローラとは反対側において連結部に支持され、中間部が入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されたときに第2中間ローラの中心軸を第1中間ローラ側へ付勢する第2付勢部と、のいずれか一方または双方を含んでもよい。
また、第1中間ローラと第2中間ローラとを連結する連結部の少なくとも一部を弾性体により構成することで連結部を付勢部として機能させてもよい。
また、入力側円錐ローラの小径側端と出力側円錐ローラの大径側端との間隔に比べ、入力側円錐ローラの大径側端と出力側円錐ローラの小径側端との間隔が広くてもよい。
本発明によれば、エネルギー消費を抑えることが可能となる。
第1実施形態による無段変速機の構成を示す概略図である。 図1のII−II線断面図である。 中間部の構成を示す側面図である。 入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されたときの中間部の側面図である。 図3のV−V線断面図である。 第2実施形態による中間部の構成を示す側面図である。 入力側円錐ローラと出力側円錐ローラとの間に配置されたときの中間部の側面図である。 第3実施形態による中間部の構成を示す側面図である。 第4実施形態による無段変速機の構成を示す概略図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による無段変速機1の構成を示す概略図である。図1では、無段変速機1の側面が示されている。図2は、図1のII−II線断面図である。無段変速機1は、入力側円錐ローラ10、出力側円錐ローラ12、中間部14、中間部移動機構16を含んで構成される。無段変速機1は、例えば、自動車に適用され、エンジンの回転速度を無段変速して、エンジンのトルクを車輪に伝達する。
入力側円錐ローラ10は、円錐台状に形成されている。入力側円錐ローラ10の小径側端10aには、駆動源に接続される入力軸20が接続されている。入力側円錐ローラ10は、入力軸20の回転に応じて周方向に回転可能となっている。
出力側円錐ローラ12は、円錐台状に形成されている。出力側円錐ローラ12の小径側端12aには、出力軸22が接続されている。出力軸22は、例えば、車輪などに接続される。出力側円錐ローラ12は、周方向に回転可能となっている。出力軸22は、出力側円錐ローラ12の回転に応じて回転する。
入力側円錐ローラ10の中心軸10cは、出力側円錐ローラ12の中心軸12cに平行となっている。また、出力側円錐ローラ12は、出力側円錐ローラ12の外周面のテーパの向きが、入力側円錐ローラ10の外周面のテーパの向きに対して逆になる姿勢で配置される。また、出力側円錐ローラ12は、出力側円錐ローラ12の外周面と入力側円錐ローラ10の外周面との間に所定間隔をあけて配置される。
入力側円錐ローラ10の小径側の外周面は、出力側円錐ローラ12の大径側の外周面に対向する。入力側円錐ローラ10の大径側の外周面は、出力側円錐ローラ12の小径側の外周面に対向する。入力側円錐ローラ10のテーパ角と出力側円錐ローラ12のテーパ角とは、概ね同じになっている。入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12の互いに対向する面は、概ね平行となっている。
入力側円錐ローラ10には、駆動源から入力軸20を介してトルクが入力される。中間部14は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に設けられる。中間部14は、入力側円錐ローラ10に入力されるトルクを出力側円錐ローラ12に伝達する。出力側円錐ローラ12に伝達されたトルクは、出力軸22から出力される。
図2に示すように、中間部14は、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を含んで構成される。第1中間ローラ30は、入力側円錐ローラ10の中心軸10cおよび出力側円錐ローラ12の中心軸12cを含む面に対して一方側(図2の左側)に配置される。第1中間ローラ30は、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12にそれぞれ接触する。
第2中間ローラ32は、入力側円錐ローラ10の中心軸10cおよび出力側円錐ローラ12の中心軸12cを含む面に対して他方側(図2の右側)に配置される。換言すると、第2中間ローラ32は、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12を挟んで第1中間ローラ30とは反対側に配置される。第2中間ローラ32は、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12にそれぞれ接触する。
例えば、入力側円錐ローラ10が図2の時計回りに回転すると、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32が反時計回りに回転する。第1中間ローラ30および第2中間ローラ32が反時計回りに回転すると、出力側円錐ローラ12が時計回りに回転する。このようにして、トルクが伝達される。
なお、入力側円錐ローラ10、出力側円錐ローラ12、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32の各外周面には、無段変速機1内において循環されるオイルが散布される。このオイルは、各ローラ間の焼き付きを防止するとともに、各ローラ間のトルクの伝達を滑らかにする。
図1に戻って、中間部移動機構16は、ねじ軸34およびモータ36を含んで構成される。ねじ軸34は、外周面にらせん状の溝が形成された棒状部材である。ねじ軸34は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置される。また、ねじ軸34は、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12のテーパに沿って配置される。また、ねじ軸34は、第1中間ローラ30の中心軸および第2中間ローラ32の中心軸にそれぞれ配置される。ねじ軸34の一端には、ねじ軸34を周方向に回転させるモータ36が接続される。
中間部移動機構16は、中間部14を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12のテーパ方向(つまり、ねじ軸34の軸方向)に移動させる。例えば、モータ36がねじ軸34を一方(例えば、時計回り)に回転させると、中間部14は、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に沿って、入力側円錐ローラ10の小径側端10a(出力側円錐ローラ12の大径側端12b)に向かって移動する。また、モータ36がねじ軸34を他方(例えば、反時計回り)に回転させると、中間部14は、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に沿って、入力側円錐ローラ10の大径側端10b(出力側円錐ローラ12の小径側端12a)に向かって移動する。
中間部14がねじ軸34の軸方向に移動すると、中間部14が接触する位置での入力側円錐ローラ10の直径と、中間部14が接触する位置での出力側円錐ローラ12の直径との比が変化する。これにより、無段変速機1では、入力側円錐ローラ10の回転数と出力側円錐ローラ12の回転数との比が変化して無段変速される。
図3は、中間部14の構成を示す側面図である。図3は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されていないときの中間部14を示す。中間部14は、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32に加え、連結部40、第1付勢部42および第2付勢部44を含んで構成される。
連結部40は、平板状に形成されており、中央部40aと第1端部40bと第2端部40cとに区分される。中央部40aは長方形状に形成されている。第1端部40bは、中央部40aの一方の短辺側(図3の左側)に連続しており、第2端部40cは、中央部40aの他方の短辺側(図3の右側)に連続している。第1端部40bおよび第2端部40cは、丸みを帯びた長方形状に形成されている。中央部40aの長辺間の幅は、第1端部40bの幅および第2端部40cの幅よりも小さくなっている。つまり、連結部40は、中央部40aが第1端部40bおよび第2端部40cよりも絞られたダンベルのような形に形成されている。
第1端部40bは、第1中間ローラ30に連結されており、第2端部40cは、第2中間ローラ32に連結されている。また、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32は、2個の連結部40によって挟まれている。例えば、第1中間ローラ30における中心軸方向の一端側(例えば、図2の正面側)には、一方の連結部40の第1端部40bが連結されており、第2中間ローラ32における中心軸方向の一端側(例えば、図2の正面側)には、一方の連結部40の第2端部40cが連結されている。また、第1中間ローラ30における中心軸方向の他端側(例えば、図2の背面側)には、他方の連結部40の第1端部40bが連結されており、第2中間ローラ32における中心軸方向の他端側(例えば、図2の背面側)には、他方の連結部40の第2端部40cが連結されている。そして、連結部40は、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を各々の中心軸の周りに回転可能に支持する。
また、第1端部40bは、第1中間ローラ30の直径よりも小さくなっている。このため、連結部40は、第1端部40bを入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に接触させることなく、第1中間ローラ30を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に接触させることができる。また、第2端部40cは、第2中間ローラ32の直径よりも小さくなっている。このため、連結部40は、第2端部40cを入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に接触させることなく、第2中間ローラ32を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に接触させることができる。また、連結部40は、中央部40aが絞られているため、中央部40aを入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に接触させることなく、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に接触させることができる。
第1端部40bの中央付近には、円筒状のシャフト50が設けられている。シャフト50には、ねじ軸34が貫通している。第1端部40bのシャフト50は、第1中間ローラ30を支持する。第1中間ローラ30の中心軸は、第1端部40bを貫通するねじ軸34の中心軸に重なっている。
第2端部40cの中央付近には、円筒状のシャフト50が設けられている。シャフト50には、ねじ軸34が貫通している。第2端部40cのシャフト50は、第2中間ローラ32を支持する。第2中間ローラ32の中心軸は、第2端部40cを貫通するねじ軸34の中心軸に重なっている。
また、第1端部40bにおける第1中間ローラ30の中心軸に対して第2端部40cとは反対側には、スペース52が形成されている。このスペース52は、シャフト50が収容される空間に連通している。このスペース52には、カラー部54および第1付勢部42が配置されている。カラー部54は、半円柱状の窪みが形成されたブロック状に形成される。カラー部54は、半円柱状の窪みにシャフト50を収容させるようにして配置される。カラー部54およびシャフト50は、スペース52内において連結部40の長辺方向に移動可能となっている。
第1付勢部42は、例えば、皿ばねである。第1付勢部42は、スペース52における第1中間ローラ30の中心軸から最も離れた内面52aと、カラー部54との間に配置される。例えば、第1付勢部42である皿ばねの皿の底部側は、スペース52における第1中間ローラ30の中心軸からもっとも離れた内面52aに接触する。また、第1付勢部42である皿ばねの皿の縁側は、カラー部54に接触する。このように、第1付勢部42は、第1中間ローラ30の中心軸に対して第2中間ローラ32とは反対側において連結部40に支持される。
また、第2端部40cにおける第2中間ローラ32の中心軸に対して第1端部40bとは反対側には、スペース56が形成されている。このスペース56は、シャフト50が収容される空間に連通している。このスペース56には、カラー部58および第2付勢部44が配置されている。カラー部58は、半円柱状の窪みが形成されたブロック状に形成される。カラー部58は、半円柱状の窪みにシャフトを収容させるようにして配置される。カラー部58およびシャフト50は、スペース56内において連結部40の長辺方向に移動可能となっている。
第2付勢部44は、例えば、皿ばねである。第2付勢部44は、スペース56における第2中間ローラ32の中心軸から最も離れた内面56aと、カラー部58との間に配置される。例えば、第2付勢部44である皿ばねの皿の底部側は、スペース56における第2中間ローラ32の中心軸からもっとも離れた内面56aに接触する。また、第2付勢部44である皿ばねの皿の縁側は、カラー部58に接触する。このように、第2付勢部44は、第2中間ローラ32の中心軸に対して第1中間ローラ30とは反対側において連結部40に支持される。
ここで、中間部14は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されていないとき、第1中間ローラ30の中心軸と第2中間ローラ32の中心軸との間の距離が、規定値よりも短くなるように設定される。以後、第1中間ローラ30の中心軸と第2中間ローラ32の中心軸との間の距離を、中間ローラ間距離と呼ぶ。図3では、中間ローラ間距離が規定値よりも短い距離D10となっている。
規定値は、中間部14が入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたときの中間ローラ間距離に相当する。換言すると、規定値は、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32が入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に適切に接触可能な距離に相当する。
図4は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたときの中間部14の側面図である。なお、図4では、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12の表示が省略されている。
中間部14は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたとき、中間ローラ間距離が、規定値にされる。図4では、中間ローラ間距離が規定値である距離D20となっている。なお、図4では、比較のため、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されていないときの中間ローラ間距離(距離D10)が併記されている。
また、無段変速機1では、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に中間部14が配置されていない状態から、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に中間部14を配置する際、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を互いに離隔する方向の力を中間部14に与えつつ、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に中間部14を挿入する。
このような組み立て時、第1中間ローラ30および第1中間ローラ30を支持するシャフト50には、連結部40の長辺方向における第2端部40cとは反対方向の力が与えられる。これにより、第1中間ローラ30、シャフト50、カラー部54は、連結部40に対して相対的に第2端部40cとは反対方向に移動する。
このとき、第1付勢部42は、カラー部54の移動を妨げるように、カラー部54を第2端部40c側に付勢する。その結果、第1中間ローラ30は、カラー部54およびシャフト50を介して第2中間ローラ32側に付勢される。つまり、第1付勢部42は、中間部14が入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたときに第1中間ローラ30の中心軸を第2中間ローラ32側へ付勢する。これにより、第1中間ローラ30は、第1付勢部42による付勢力によって、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けられる。
また、組み立て時、第2中間ローラ32および第2中間ローラ32を支持するシャフト50には、連結部40の長辺方向における第1端部40bとは反対方向の力が与えられる。これにより、第2中間ローラ32、シャフト50、カラー部58は、連結部40に対して相対的に第1端部40bとは反対方向に移動する。
このとき、第2付勢部44は、カラー部58の移動を妨げるように、カラー部58を第1端部40b側に付勢する。その結果、第2中間ローラ32は、カラー部58およびシャフト50を介して第1中間ローラ30側に付勢される。つまり、第2付勢部44は、中間部14が入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたときに第2中間ローラ32の中心軸を第1中間ローラ30側へ付勢する。これにより、第2中間ローラ32は、第2付勢部44による付勢力によって、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けられる。
第1中間ローラ30および第2中間ローラ32が入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けられると、第1中間ローラ30と入力側円錐ローラ10との間、第1中間ローラ30と出力側円錐ローラ12との間、第2中間ローラ32と入力側円錐ローラ10との間、第2中間ローラ32と出力側円錐ローラ12との間の摩擦力が大きくなる。これにより、無段変速機1では、入力側円錐ローラ10の回転およびトルクが、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を介して出力側円錐ローラ12に適切に伝達される。
図5は、図3のV−V線断面図である。図5では、第1中間ローラ30、連結部40(第1端部40b)、シャフト50が断面図で示されている一方、説明の便宜上、ねじ軸34が側面図で示されている。
第1中間ローラ30とシャフト50との間には、ベアリング60aが設けられている。ベアリング60aは、第1中間ローラ30に与えられるラジアル方向の力を支持する。また、第1中間ローラ30と連結部40との間には、ベアリング60bが設けられている。ベアリング60bは、第1中間ローラ30に与えられるスラスト方向の力を支持する。
ねじ軸34およびシャフト50は、ボールねじを構成している。シャフト50の内面には、ねじ軸34の溝62のピッチと等間隔の溝64が設けられている。シャフト50の溝64内、および、シャフト50の溝64の範囲内におけるねじ軸34の溝62内には、複数のボール66が収容されている。ねじ軸34が回転すると、複数のボール66が転動して、シャフト50をねじ軸34の軸方向に移動させる。なお、複数のボール66は、不図示の循環機構によってシャフト50の溝64内およびねじ軸34の溝62内を循環する。
なお、第1中間ローラ30側の構成を説明したが、第2中間ローラ32側も図5に示す第1中間ローラ30側と同様の構成となっている。
以上のように、第1実施形態の無段変速機1では、中間部14が入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されていないときに第1中間ローラ30と第2中間ローラ32との距離(中間ローラ間距離)が規定値よりも短くなっている。そして、第1実施形態の無段変速機1では、中間部14が入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたときに第1中間ローラ30と第2中間ローラ32との距離(中間ローラ間距離)が規定値となり、第1付勢部42および第2付勢部44の付勢力によって第1中間ローラ30および第2中間ローラ32が入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けられる。
これにより、第1実施形態の無段変速機1は、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けるための油圧を発生させる油圧ポンプを設ける必要がない。このため、第1実施形態の無段変速機1では、油圧によって各中間ローラを各円錐ローラに押し付ける比較例に比べ、油圧ポンプを駆動させるエネルギー(電力)を削減することができる。
したがって、第1実施形態の無段変速機1によれば、エネルギー消費を抑えることが可能となる。
また、第1実施形態の無段変速機1では、油圧ポンプを設ける必要がないため、無段変速機1の構成を簡素化することができる。また、第1実施形態の無段変速機1では、油圧ポンプ自体のコストを削減することができる。
なお、第1実施形態において、第1付勢部42および第2付勢部44は、皿ばねであった。しかし、第1付勢部42および第2付勢部44は、皿ばねに限らず、例えば、コイルばねなどであってもよい。
また、第1実施形態では、第1付勢部42および第2付勢部44の双方が設けられていた。しかし、第1付勢部42および第2付勢部44のいずれか一方のみが設けられてもよい。少なくとも第1付勢部42および第2付勢部44のいずれか一方が設けられていれば、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けることができるからである。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態による中間部114の構成を示す側面図である。図6は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されていないときの中間部114を示す。なお、第2実施形態において、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12については、第1実施形態と同様である。
中間部114は、連結部40に代えて連結部140を有する点において第1実施形態の中間部14と異なる。連結部140は、中央部140aと第1端部140bと第2端部140cとに区分される。第1端部140bは、中央部140aの一方の短辺側(図6の左側)に連続しており、第2端部140cは、中央部140aの他方の短辺側(図6の右側)に連続している。連結部140の外形は、連結部40の外形と同様である。
第1端部140bは、スペース52、カラー部54、第1付勢部42が設けられていない点において第1実施形態の第1端部40bと異なる。このため、連結部140では、第1端部140bの中心位置に対して第1中間ローラ30の中心軸の位置、シャフト50の位置、ねじ軸34の位置が固定されている。第2端部140cは、スペース56、カラー部58、第2付勢部44が設けられていない点において第1実施形態の第2端部40cと異なる。このため、連結部140では、第2端部140cの中心位置に対して第2中間ローラ32の中心軸の位置、シャフト50の位置、ねじ軸34の位置が固定されている。
また、中央部140aは、弾性体(例えば、ゴム)により構成されている点において第1実施形態の中央部40aと異なる。
中間部114は、第1実施形態の中間部14と同様に、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されていないとき、中間ローラ間距離が、規定値よりも短くなるように設定される。
図7は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたときの中間部114の側面図である。なお、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12の表示が省略されている。
組み立て時において、連結部140の中央部140aには、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を互いに離隔する方向の力が与えられる。これにより、中央部140aは、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を互いに離隔する方向に伸ばされる。その結果、中間部114は、第1実施形態の中間部14と同様に、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されたときに、中間ローラ間距離が、規定値(距離D20)にされる。
また、このとき、中央部140aは、自身の伸びを妨げるように、第1端部140bを第2端部140c側に付勢するとともに、第2端部140cを第1端部140b側に付勢する。その結果、第1端部140bに連結される第1中間ローラ30は、第2中間ローラ32側に付勢され、第2端部140cに連結される第2中間ローラ32は、第1中間ローラ30側に付勢される。これにより、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32は、中央部140aの付勢力によって、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けられる。
つまり、連結部140の中央部140aは、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付ける付勢力を発生する付勢部として機能する。
以上のように、第2実施形態の中間部114は、第1中間ローラ30の中心軸と第2中間ローラ32の中心軸との間にある中央部140aを弾性体により構成することで、連結部140を付勢部として機能させる。このため、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、エネルギー消費を抑えることが可能となる。
なお、第2実施形態では、連結部140の中央部140aを弾性体により構成していた。しかし、中央部140aを弾性体により構成する態様に限らない。連結部140は、付勢部として機能できればよく、少なくとも一部が弾性体により構成されればよい。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態による中間部214の構成を示す側面図である。図8は、入力側円錐ローラ10と出力側円錐ローラ12との間に配置されていないときの中間部214を示す。なお、第3実施形態において、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12については、第1実施形態と同様である。
中間部214は、連結部40に代えて連結部240を有する点において第1実施形態の中間部14と異なる。連結部240は、中央部40aに代えて中央部240aを有する点において第1実施形態の連結部40と異なる。また、第1端部40bのシャフト50および第2端部40cのシャフト50には、ねじ軸34が設けられていない。
中央部240aの中央には、円筒状のシャフト50が設けられている。シャフト50には、ねじ軸234が貫通している。ねじ軸234の中心軸は、入力側円錐ローラ10の中心軸および出力側円錐ローラ12の中心軸を含む平面上に位置する。ねじ軸234は、周方向に回転することで、中間部214を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12のテーパ方向に移動させる。つまり、ねじ軸234は、中間部移動機構を構成する。
以上のように、第3実施形態では、中間部移動機構を構成するねじ軸234が1個だけ設けられている。このため、第3実施形態によれば、無段変速機の構成をより簡素化することができる。また、第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、エネルギー消費を抑えることが可能となる。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態による無段変速機300の構成を示す概略図である。第4実施形態の無段変速機300は、入力側円錐ローラ10に代えて入力側円錐ローラ310、出力側円錐ローラ12に代えて出力側円錐ローラ312を有する点において第1実施形態の無段変速機1と異なる。
入力側円錐ローラ310は、小径側端310aの直径が入力側円錐ローラ10の小径側端10aの直径と同じであるが、大径側端310bの直径が入力側円錐ローラ10の大径側端10bの直径よりも小さい。つまり、入力側円錐ローラ310は、テーパ角が入力側円錐ローラ10よりも小さい。
出力側円錐ローラ312は、大径側端312bの直径が出力側円錐ローラ12の大径側端12bの直径と同じであるが、小径側端312aの直径が出力側円錐ローラ12の小径側端12aの直径よりも小さい。つまり、出力側円錐ローラ312は、テーパ角が出力側円錐ローラ12よりも大きい。
このため、無段変速機300では、入力側円錐ローラ310の小径側端310aと出力側円錐ローラ312の大径側端312bとの間隔D30に比べ、入力側円錐ローラ310の大径側端310bと出力側円錐ローラ312の小径側端312aとの間隔D40が広くなっている。つまり、無段変速機300では、入力側円錐ローラ310および出力側円錐ローラ312の互いに対向する面の間隔が、入力側円錐ローラ310の小径側端310aから大径側端310bに進むにしたがって徐々に広くなっている。
ここで、入力側円錐ローラ310の小径側に中間部14がある場合、無段変速機300の変速比は、ロー(低速)側となる。一方、入力側円錐ローラ310の大径側に中間部14がある場合、無段変速機300の変速比は、ハイ(高速)側となる。
ところで、第1実施形態の無段変速機1では、入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12の互いに対向する面の間隔が、入力側円錐ローラ10の小径側端10aから大径側端10bに亘って一定となっていた。このため、第1実施形態の無段変速機1では、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32の押し付け力(付勢力)が、変速比に依らず一定となっていた。
しかし、変速比がハイ側のときに、変速比がロー側のときと同様の押し付け力で、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32を入力側円錐ローラ10および出力側円錐ローラ12に押し付けると、入力軸20および出力軸22を支持するベアリングなどに余計な荷重がかかり、そのベアリングなどにおいて動力のロスが生じるおそれがある。また、変速比がハイ側のときには、変速比がロー側のときに比べ、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32の押し付け力を減少させても、トルクを十分に伝達することが可能である。
そこで、第4実施形態の無段変速機300では、変速比がロー側からハイ側に変化するにしたがって、入力側円錐ローラ310および出力側円錐ローラ312の対向面の間隔を徐々に広くした。これにより、第4実施形態の無段変速機300では、変速比がハイ側のときの第1中間ローラ30および第2中間ローラ32の押し付け力が、変速比がロー側のときの第1中間ローラ30および第2中間ローラ32の押し付け力に比べ、小さくなる。
無段変速機300では、入力側円錐ローラ310の小径側に中間部214が配置されたときに、中間ローラ間距離が規定値になるように設定される。これにより、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32には、変速比がロー側のときに、第1実施形態の無段変速機1と同様の大きさの押し付け力が発生する。このため、変速比がロー側のとき、トルクが十分に伝達される。
また、無段変速機300では、入力側円錐ローラ310の大径側に中間部214が配置されたときに、中間ローラ間距離が、中間部214が入力側円錐ローラ310と出力側円錐ローラ312との間に配置されていないときの中間ローラ間距離と、規定値との間の値になる。これにより、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32には、変速比がハイ側のときに、変速比がロー側のときの押し付け力よりも小さな押し付け力が発生する。変速比がハイ側のときの押し付け力(換言すると、入力側円錐ローラ310の大径側端310bと出力側円錐ローラ312の小径側端312aとの間隔D40)は、変速比がハイ側のときのトルクを十分に伝達することが可能な範囲に設定される。
以上のように、第4実施形態の無段変速機300では、変速比がロー側からハイ側に変わるにしたがって、第1中間ローラ30および第2中間ローラ32の押し付け力が小さくなる。したがって、第4実施形態の無段変速機300では、変速比に依らずトルクを十分に伝達することが可能であるとともに、入力軸20および出力軸22を支持するベアリングなどにおける動力のロスを低減することが可能である。また、第4実施形態の無段変速機300では、第1実施形態と同様に、エネルギー消費を抑えることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、無段変速機に利用できる。
1、300 無段変速機
10、310 入力側円錐ローラ
10a、12a、310a、312a 小径側端
10b、12b、310b、312b 大径側端
10c、12c 中心軸
12、312 出力側円錐ローラ
14、114、214 中間部
16 中間部移動機構
20 入力軸
22 出力軸
30 第1中間ローラ
32 第2中間ローラ
34、234 ねじ軸
40、140、240 連結部
42 第1付勢部
44 第2付勢部

Claims (4)

  1. 入力軸に接続され、周方向に回転可能な円錐台状に形成される入力側円錐ローラと、
    出力軸に接続され、周方向に回転可能な円錐台状に形成され、中心軸が前記入力側円錐ローラの中心軸に平行となり、外周面のテーパの向きが前記入力側円錐ローラの外周面のテーパの向きに対して逆になる姿勢で配置される出力側円錐ローラと、
    前記入力側円錐ローラと前記出力側円錐ローラとの間に設けられ、前記入力側円錐ローラに入力されるトルクを前記出力側円錐ローラに伝達する中間部と、
    前記中間部を前記入力側円錐ローラおよび前記出力側円錐ローラのテーパ方向に移動させる中間部移動機構と、
    を備え、
    前記中間部は、
    前記入力側円錐ローラおよび前記出力側円錐ローラに接触する第1中間ローラと、
    前記入力側円錐ローラおよび前記出力側円錐ローラを挟んで前記第1中間ローラとは反対側に配置され、前記入力側円錐ローラおよび前記出力側円錐ローラに接触する第2中間ローラと、
    前記中間部が前記入力側円錐ローラと前記出力側円錐ローラとの間に配置されていないときに前記第1中間ローラと前記第2中間ローラとの距離を規定値よりも短くさせ、前記中間部が前記入力側円錐ローラと前記出力側円錐ローラとの間に配置されたときに前記第1中間ローラと前記第2中間ローラとの距離を前記規定値にさせるとともに、前記第1中間ローラおよび前記第2中間ローラを前記入力側円錐ローラおよび前記出力側円錐ローラに押し付ける付勢力を発生する付勢部と、
    を備える無段変速機。
  2. 前記中間部は、前記第1中間ローラと前記第2中間ローラとを連結する連結部を備え、
    前記付勢部は、
    前記第1中間ローラの中心軸に対して前記第2中間ローラとは反対側において前記連結部に支持され、前記中間部が前記入力側円錐ローラと前記出力側円錐ローラとの間に配置されたときに前記第1中間ローラの中心軸を前記第2中間ローラ側へ付勢する第1付勢部と、
    前記第2中間ローラの中心軸に対して前記第1中間ローラとは反対側において前記連結部に支持され、前記中間部が前記入力側円錐ローラと前記出力側円錐ローラとの間に配置されたときに前記第2中間ローラの中心軸を前記第1中間ローラ側へ付勢する第2付勢部と、
    のいずれか一方または双方を含む請求項1に記載の無段変速機。
  3. 前記第1中間ローラと前記第2中間ローラとを連結する連結部の少なくとも一部を弾性体により構成することで前記連結部を前記付勢部として機能させる請求項1に記載の無段変速機。
  4. 前記入力側円錐ローラの小径側端と前記出力側円錐ローラの大径側端との間隔に比べ、前記入力側円錐ローラの大径側端と前記出力側円錐ローラの小径側端との間隔が広い請求項1から3のいずれか1項に記載の無段変速機。
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