JP2019167519A - 洗浄剤及び洗浄方法 - Google Patents

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あや 小泉
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祐子 田處
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力也 上田
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Abstract

【課題】高温下での洗浄による合成繊維の再汚染を抑制し、さらに、合成繊維に優れた吸水性を付与することができる、合成繊維の洗浄剤を提供する。【解決手段】合成繊維の洗浄剤であって、前記洗浄剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量が、2万以上、10万未満である、合成繊維の洗浄剤。【選択図】なし

Description

本発明は、洗浄剤及び洗浄方法に関する。
従来、繊維製品の洗浄剤として、様々なものが利用されている。例えば、特許文献1には、家庭用の洗濯条件において、布地からの汚れ落ちを促進する洗浄剤が記載されている。
一方、従来、例えば病院、飲食店、工場などの各部屋の出入り口などには、靴などに付着した汚れが拡散することを抑制するために、ダスト・コントロール用のマットが敷かれることがある。また、部屋や通路の汚れを除去するために、モップなども利用されている。
このようなマットやモップは、汚れを吸着することが目的として使用されるため、家庭で使用されている一般的な衣類等とは比較ならない程の多くの汚れが付着する。また、病院、飲食店、工場などで用いられる作業衣においても、油やアルコールを業として用いる場合には、一般的な衣類など比して、多くの汚れが付着する。そして、そのような汚れを落とすためには、より洗浄効果を発揮させる洗浄方法と洗浄機が用いられる。
従って、マット、モップ、作業衣などの汚れの付着の大きな繊維に使用される洗浄剤には、家庭用洗浄剤に比して、優れた洗浄能力が求められる。そして、用いられる洗浄方法及び洗浄機も、そのような洗浄剤の洗浄能力を発揮する仕様となる。
特表2014−518923号公報
前記の通り、マット、モップ、作業衣などの汚れの付着の大きな繊維に使用される洗浄剤には、家庭用洗浄剤に比して、優れた洗浄能力が求められる。
ところが、ポリエステル繊維などの合成繊維は、洗浄による再汚染が生じやすいという問題がある。すなわち、汚れの程度の大きな合成繊維と、汚れの程度の小さな合成繊維とを一緒に洗浄すると、汚れの程度の大きな合成繊維の汚れが、汚れの小さな合成繊維に移行しやすいという問題がある。
さらに、マット、モップ、作業衣などには、高い吸水性が求められるが、従来の洗浄剤では、洗浄によって合成繊維の吸水性が低下するという問題もある。
このような状況下、本発明は、高温下での洗浄による合成繊維の再汚染を抑制し、さらに、合成繊維に優れた吸水性を付与することができる、合成繊維の洗浄剤を提供することを主な目的とする。また、本発明は、当該洗浄剤を用いた合成繊維の洗浄方法を提供することも目的とする。
本発明者らは、上記のような課題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、合成繊維の洗浄剤であって、前記洗浄剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量が、2万以上、10万未満である合成繊維の洗浄剤は、40℃より高い温度における洗浄による合成繊維の再汚染を抑制し、さらに、合成繊維に優れた吸水性を付与できることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて、さらに検討を重ねることにより完成したものである。
すなわち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. 合成繊維の洗浄剤であって、
前記洗浄剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、
前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量が、2万以上、10万未満である、合成繊維の洗浄剤。
項2. 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースのヒドロキシプロポキシル基の割合が、3〜15質量%である、項1に記載の合成繊維の洗浄剤。
項3. 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースのメトキシル基の割合が、25〜32質量%である、項1又は2に記載の合成繊維の洗浄剤。
項4. 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースのメトキシル基置換度が、1.7〜2.0である、項1〜3のいずれか1項に記載の合成繊維の洗浄剤。
項5. 40℃より高い洗浄温度で使用される、項1〜4のいずれか1項に記載の合成繊維の洗浄剤。
項6. 洗浄対象とする前記合成繊維が、ポリエステル繊維及びアクリル繊維、ナイロン繊維の少なくともひとつを含む、項1〜5のいずれか1項に記載の合成繊維の洗浄剤。
項7. 項1〜6のいずれか1項に記載の合成繊維の業務用洗浄剤。
項8. 項1〜7のいずれか1項に記載の洗浄剤と、合成繊維と、水とを混合して40℃より高い温度で洗浄する洗浄工程と、
前記洗浄工程の後、前記合成繊維をすすぎ水ですすぐ工程と、
を備える、合成繊維の洗浄方法。
本発明によれば、高温下の洗浄において合成繊維の再汚染を抑制し、さらに、合成繊維に優れた吸水性を付与することができる、合成繊維の洗浄剤を提供することができる。さらに、本発明によれば、当該洗浄剤を用いた合成繊維の洗浄方法を提供することもできる。
1.洗浄剤
本発明の洗浄剤は、合成繊維を洗浄するために用いられるものであって、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量が2万以上10万未満であることを特徴としている。本発明の洗浄剤は、このような構成を備えていることにより、洗浄による合成繊維の再汚染を抑制し、さらに、合成繊維に優れた吸水性を付与することができる。以下、本発明の洗浄剤について詳述する。
なお、後述のとおり、本発明の洗浄剤は、合成繊維を洗浄するために用いられるものではあるが、合成繊維と共に天然繊維を洗浄するために用いることもできる。また、合成繊維を含まない天然繊維の洗浄に用いても差し支えない。
本発明の洗浄剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む。また、本発明において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量は、2万以上10万未満である。本発明の洗浄剤においては、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量が当該範囲内にあることにより、洗浄による合成繊維の再汚染を抑制しつつ、合成繊維に優れた吸水性を付与することが可能となる。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量については、上記の範囲内にあればよいが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対してさらに優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは3万以上、より好ましくは5万以上が挙げられ、上限については、好ましくは9万以下、より好ましくは8万以下が挙げられる。
また、ヒドロキシプロピルメチルセルロースのヒドロキシプロポキシル基の割合については、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対してさらに優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは3質量%以上、より好ましくは4質量%以上、さらに好ましくは7質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは15質量%以下、より好ましくは13質量%以下、さらに好ましくは12質量%以下が挙げられる。
また、ヒドロキシプロピルメチルセルロースのメトキシル基の割合については、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対してさらに優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは25質量%以上、より好ましくは27質量%以上、さらに好ましくは28質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは32質量%程度以下、より好ましくは30質量%以下が挙げられる。
さらに、ヒドロキシプロピルメチルセルロースのメトキシル基置換度については、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対してさらに優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは1.7以上、より好ましくは1.8以上が挙げられ、上限については、好ましくは2.0以下が挙げられる。なお、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの「メトキシル基置換度」とは、セルロースのグルコース環単位当たり、メトキシル基で置換された水酸基の平均個数を意味している。
本発明の洗浄剤において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、重量平均分子量が2万以上10万未満であり、ヒドロキシプロポキシル基の割合が3〜15質量%程度であり、メトキシル基の割合が25〜32質量%程度であり、さらにメトキシル基置換度が1.7〜2.0程度であるものが好ましく;重量平均分子量が3万〜9万程度であり、ヒドロキシプロポキシル基の割合が4〜13質量%程度であり、メトキシル基の割合が27〜30質量%程度であり、さらにメトキシル基置換度が1.8〜2.0程度であるものがより好ましく;重量平均分子量が5万〜9万程度であり、ヒドロキシプロポキシル基の割合が7〜12質量%程度であり、メトキシル基の割合が28〜30質量%程度であり、さらにメトキシル基置換度が1.8〜2.0程度であるものがさらに好ましく;重量平均分子量が5万〜8万程度であり、ヒドロキシプロポキシル基の割合が7〜12質量%程度であり、メトキシル基の割合が28〜30質量%程度であり、さらにメトキシル基置換度が1.9〜2.0程度であるものが特に好ましい。
本発明において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量は、標準ポリスチレンを用いたゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC法)によって測定された値である。
<分子量の算出方法>
ヒドロキシプロピルメチルセルロースの分子量は、ゲルろ過クロマトグラフィー(GPC)−多角度レーザー光散乱検出装置(MALLS)システムにより測定することができる。(例えば、装置として、送液ポンプ:Shodex DS−4(昭和電工製)、デガッサー:ERC3115(ERC社製)、カラム:Shodex SB−806MHQ(昭和電工製)、光散乱検出器:DOWN(Wyat Technologie社製)、濃度検出器:Shodex RI−71(昭和電工製)を用いることができる。また、操作条件は、溶離液:0.1M NaNO3 1.0ml/min、試料:0.02〜0.3重量% 溶媒は0.1M NaNO3 注入量:200μmで行うことができる。)
本発明の洗浄剤において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの含有量(固形分量)については、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対して優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.08質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、8質量%以下が挙げられる。
本発明の洗浄剤には、前記のヒドロキシプロピルメチルセルロースに加えて、公知の洗浄成分、洗浄助剤、その他添加剤などを配合することができる。
洗浄成分としては、特に制限されないが、好ましくは、アルカリ剤(アルカリ成分)、界面活性剤などが挙げられる。洗浄成分は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
アルカリ剤としては、公知の繊維用洗浄剤に配合されるものが使用でき、特に制限されないが、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウム、結晶性層状珪酸ナトリウム、非結晶性層状珪酸ナトリウム等のアルカリ性塩が挙げられる。より好ましくは炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウムであり、アルカリ剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の洗浄剤にアルカリ剤が含まれる場合、その含有量としては、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対して優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、さらに好ましくは65質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下、さらに好ましくは80質量%以下が挙げられる。
また、界面活性剤としては、公知の繊維用洗浄剤に配合される界面活性剤を使用することができ、例えば、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤などが好適である。
アニオン界面活性剤としては、例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、α−オレフィンスルホン酸塩、直鎖または分岐鎖のアルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩またはアルケニルエーテル硫酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩等のスルホン酸塩型や硫酸エステル塩型のアニオン界面活性剤、脂肪酸、アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレンエーテルカルボン酸、アルキル(又はアルケニル)アミドエーテルカルボン酸、アシルアミノカルボン酸又はこれらの塩等のカルボン酸型のアニオン界面活性剤、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩、グリセリン脂肪酸エステルモノリン酸エステル塩等のリン酸エステル型のアニオン界面活性剤等が挙げられる。これらの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩などのアルカノールアミン塩等が挙げられる。より好ましくは、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、α−オレフィンスルホン酸塩、直鎖または分岐鎖のアルキル硫酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル、脂肪酸またはその塩等である。
これらのアニオン界面活性剤の中でも、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩としては、直鎖アルキル基の炭素数が8〜16のものが好ましく、炭素数10〜14のものが特に好ましい。α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。アルキル硫酸エステル塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。アルキルエーテル硫酸エステル塩またはアルケニルエーテル硫酸エステル塩としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩が好ましく、炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均1〜5モルのアルキレンオキシド(例えば、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドからなる群から選択される少なくとも1種のアルキレンオキシド)を付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩がより好ましい。アルカンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20、好ましくは14〜17のアルキル基を有する2級アルカンスルホン酸塩が好ましい。α−スルホ脂肪酸エステル塩としては、脂肪酸残基の炭素数が10〜20であるα−スルホ脂肪酸エステル塩が好ましい。脂肪酸又はその塩としては、炭素数10〜20の脂肪酸又はその塩が好ましい。
本発明の洗浄剤にアニオン界面活性剤が含まれる場合、その含有量としては、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対して優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは1質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下が挙げられる。
また、ノニオン界面活性剤としては、グリセリン脂肪酸エステル(たとえば、ステアリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル等)、ショ糖脂肪酸エステル(たとえば、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル等)、ソルビタン脂肪酸エステル(たとえば、ラウリン酸ソルビタン、ステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸ソルビタン)等のエステル型界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル(たとえば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル等)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(たとえば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(たとえば、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール等)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(たとえば、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル)等のエーテル型界面活性剤;脂肪酸ポリエチレングリコール(たとえば、ステアリン酸ポリエチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール等)、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン(たとえば、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)等のエステルエーテル型界面活性剤;脂肪酸アルカノールアミド(たとえば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸モノエタノールアミド等)等のアルカノールアミド型界面活性剤;たとえば、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ミリスチルグルコシド等のアルキルグルコシド型界面活性剤;たとえば、オクタノイル−N−メチルグルカミド、ヤシ油脂肪酸アシルメチルグルカミド等のアシルグルカミド型界面活性剤等が例示される。より好ましくは、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルである。
本発明の洗浄剤にノニオン界面活性剤が含まれる場合、その含有量としては、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対して優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、さらに好ましくは20質量%以下が挙げられる。
また、洗浄助剤としては、公知の繊維用洗浄剤に使用されている、有機ビルダー、溶解促進剤、酵素、蛍光増白剤、香料、着色剤などが挙げられる。洗浄助剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
有機ビルダーとしては、有機高分子系ビルダーと有機低分子系ビルダーが挙げられる。有機高分子系ビルダーとしては、アクリル酸系高分子化合物、ポリアセタールカルボン酸塩、イタコン酸、フマル酸、テトラメチレン−1,2−ジカルボン酸、コハク酸、アスパラギン酸等の重合体又は共重合体が挙げられる。また、有機低分子系ビルダーとしては、例えばニトリロトリ酢酸塩、エチレンジアミンテトラ酢酸塩、β−アラニンジ酢酸塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩、メチルグリシンジ酢酸塩、イミノジコハク酸塩等のアミノカルボン酸塩;セリンジ酢酸塩、ヒドロキシイミノジコハク酸塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ジヒドロキシエチルグリシン塩等のヒドロキシアミノカルボン酸塩;ヒドロキシ酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩等のヒドロキシカルボン酸塩;ピロメリット酸塩、ベンゾポリカルボン酸塩、シクロペンタンテトラカルボン酸塩等のシクロカルボン酸塩;カルボキシメチルタルトロネート、カルボキシメチルオキシサクシネート、オキシジサクシネート、酒石酸モノ又はジサクシネート等のエーテルカルボン酸塩等が挙げられる。有機ビルダーとしては、無機イオンに対してキレート作用を示すキレート剤として使用されるものが好ましい。このようなキレート剤としては、メチルグリシン二酢酸三ナトリウムなどのメチルグリシンジ酢酸塩が好ましい。有機ビルダーは、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の洗浄剤に有機ビルダーが含まれる場合、その含有量としては、特に制限されないが、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対して優れた吸水性を付与する観点から、下限については、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.2質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、さらに好ましくは7質量%以下が挙げられる。
また、溶解促進剤としては、例えば、炭酸カリウムや、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム等の無機アンモニウム塩、p−トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、キュメンスルホン酸ナトリウム等の炭素数1〜5の短鎖アルキルを有するベンゼンスルホン酸塩、安息香酸ナトリウム、ベンゼンスルホン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、クエン酸、D−グルコース、尿素、蔗糖等の水溶性物質が挙げられる。このうち、炭酸カリウム、塩化ナトリウムが好ましい。溶解促進剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
本発明の洗浄剤に溶解促進剤が含まれる場合、その含有量としては、特に制限されず下限については、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下が挙げられる。
また、その他の添加剤としては、公知の繊維用洗浄剤に使用されている、蛍光増白剤、香料、色素、増量剤、還元剤、帯電防止剤、酵素などが挙げられる。その他の添加剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。本発明の洗浄剤にその他の添加剤が含まれる場合、その含有量としては、特に制限されず、下限については、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上が挙げられ、上限については、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下が挙げられる。
本発明の洗浄剤の形態は、特に制限されないが、保存安定性や利便性の観点から、粒子状であることが好ましい。
前記のとおり、本発明の洗浄剤は、合成繊維を洗浄するために用いられるものではあるが、合成繊維と共に天然繊維を洗浄するために用いることもできる。また、合成繊維を含まない天然繊維の洗浄に用いても差し支えない。
本発明の洗浄剤が洗浄対象とする合成繊維としては、合成繊維であれば特に制限されないが、特にポリエステル繊維及びアクリル繊維、ナイロン繊維の少なくともひとつを含む合成繊維を洗浄対象とした場合に、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対して特に優れた吸水性を付与することができる。本発明の洗浄剤が洗浄対象とする合成繊維としては、ポリエステル繊維を含む合成繊維であることが特に好ましい。
合成繊維の具体的な形態としては、特に制限されず、例えば、マット、モップ、作業着、白衣、エプロンなどが挙げられる。また、本発明の洗浄剤が洗浄する汚れの種類についても、特に制限されず、油汚れ、泥汚れなどが挙げられる。
本発明の洗浄剤は、合成繊維と水と共に混合することで、合成繊維を洗浄することができる。本発明の洗浄剤の使用量としては、特に制限されないが、合成繊維100質量部に対して、下限については好ましくは0.1質量部以上、上限については好ましくは30質量部以下が挙げられる。また、本発明の洗浄剤を用いて合成繊維を洗浄する際の水の使用量としては、特に制限されないが、合成繊維100質量部に対して、下限については好ましくは100質量部以上、上限については好ましくは500000質量部以下が挙げられる。
本発明の洗浄剤は、洗浄による合成繊維の再汚染を効果的に抑制しつつ、合成繊維に対して優れた吸水性を付与する観点から、40℃より高い洗浄温度で使用されることが好ましい。例えば家庭用の繊維用洗浄剤は、一般に、室温(25℃)付近での洗浄が想定されているが、本発明の洗浄剤は、40℃より高い洗浄温度で使用されることが望ましい。本発明の洗浄剤による洗浄温度としては、下限については、好ましくは45℃以上、より好ましくは50℃以上、さらに好ましくは55℃以上が挙げられ、上限については、好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下、さらに好ましくは80℃以下が挙げられる。
本発明の洗浄剤は、本発明の洗浄剤とは異なる洗浄剤と併用して使用してもよい。
本発明の洗浄剤は、業務用洗浄剤又は業務用洗剤とも呼ばれ、家庭用とは異なり、特に制限されないが、工場、商店、飲食店や事務所等で用いられ、洗浄時には高温で用いられる。また、洗浄機においても、高温において洗浄することができる機器を用いる。
2.合成繊維の洗浄方法
本発明の合成繊維の洗浄方法は、本発明の洗浄剤と、合成繊維と、水とを混合して40℃より高い温度で洗浄する洗浄工程と、洗浄工程の後、合成繊維をすすぎ水ですすぐ工程(すすぎ工程)とを備えていることを特徴としている。
本発明の洗浄剤の詳細については、「1.洗浄剤」の欄で説明した通りである。本発明の洗浄方法が洗浄対象とする合成繊維についても、前述のとおり、ポリエステル繊維及びアクリル繊維の少なくとも一方を含む合成繊維が好ましい。また、合成繊維と共に天然繊維を洗浄してもよいし、天然繊維の洗浄に用いても差し支えない。また、洗浄については、高温下で行うことが望ましい。
また、本発明の洗浄剤を用いた場合の洗浄剤の使用量、水の使用量、洗浄温度についても、前記の通りである。すなわち、洗浄工程における本発明の洗浄剤の使用量としては、特に制限されないが、合成繊維100質量部に対して、下限については好ましくは0.1質量部以上、上限については好ましくは30質量部以下が挙げられる。また、水の使用量としては、特に制限されないが、合成繊維100質量部に対して、下限については好ましくは100質量部以上、上限については好ましくは500000質量部以下が挙げられる。また、洗浄工程における洗浄温度としては下限については、好ましくは45℃以上、より好ましくは50℃以上、さらに好ましくは55℃以上が挙げられ、上限については、好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下、さらに好ましくは80℃以下が挙げられる。
洗浄工程における洗浄時間としては、特に制限されないが、下限については好ましくは3分間以上、上限については好ましくは30分間以下が挙げられる。
本発明の洗浄方法においては、洗浄工程の後、合成繊維をすすぎ水ですすぐ工程を行う。合成繊維をすすぎ水ですすぐ方法は、特に制限されず、公知の繊維製品の洗浄方法におけるすすぎ工程と同様に行うことができる。なお、すすぎ工程の後には、一般の繊維製品の洗浄と同じく、合成繊維の乾燥工程を行うことができる。
本発明の合成繊維の洗浄方法(洗浄工程、すすぎ工程、及び乾燥工程)は、公知の洗濯装置を用いて行うことができる。
以下に、実施例及び比較例を示して本発明を詳細に説明する。ただし、本発明は、実施例に限定されない。なお、実施例及び比較例における装置、材料、実施手順等の詳細は、以下の通りである。
<材料及び装置>
・小型洗濯機(2kg)
・分光測色計CM−600d(コニカミノルタ)
・試験布:ポリエステル布:ポリエステルジャージ(谷頭商店)
・台布および調整布:綿タオル4枚を1試験に使用(綿タオル4枚で150g)
・前処理洗浄剤:一般的な液体洗浄剤を使用した
・硬度調整剤:35%CaCl2
・汚れ:菜種油(100g)にオイルレッドO(0.1g)で着色したものを使用する
・吸水性確認用洗浄剤:0.005%ポリオキシエチレンアルキレンアルキルエーテル水溶液を赤色2号で着色したものを使用した
・洗浄剤:それぞれ、下表1の実施例1〜7及び比較例1〜5に示す組成の粒子とした。なお、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの「メトキシル基置換度」とは、セルロースのグルコース環単位当たり、メトキシル基で置換された水酸基の平均個数である。
[(a)成分]
(a−1)メトローズSM100(信越化学工業(株)製 重量平均分子量が約9万、メトキシル基置換度が1.8、メトキシル基質量%が27.5〜31.5のメチルセルロース)
(a−2)メトローズ60SH3(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約2万、メトキシル基置換度が1.9、メトキシル基質量%が28〜30%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が7〜12のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
(a−3)メトローズ60SH15(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約5万、メトキシル基置換度が1.9、メトキシル基質量%が28〜30%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が7〜12のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
(a−4)メトローズ60SH50(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約8万、メトキシル基置換度が1.9、メトキシル基質量%が28〜30%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が7〜12のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
(a−5)メトローズ65SH50(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約8万、メトキシル基置換度が1.8、メトキシル基質量%が27〜30%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が4〜7.5のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
(a−6)メトローズ65SH400(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約14万、メトキシル基置換度が1.8、メトキシル基質量%が27〜30%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が4〜7.5のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
(a−7)メトローズ60SH4000(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約29万、メトキシル基置換度が1.9、メトキシル基質量%が28〜30%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が7〜12のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
(a−8)トローズ65SH4000(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約29万、メトキシル基置換度が1.8、メトキシル基質量%が27〜30%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が4〜7.5のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
(a−9)トローズ90SH4000(信越化学工業(株)製 重量平均分子量約29万、メトキシル基置換度が1.4、メトキシル基質量%が19〜24%、ヒドロキシプロポキシル基質量%が4〜12のヒドロキシプロピルメチルセルロース)
[その他の成分]
ノニオン界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキレンアルキルエーテル
アニオン界面活性剤:アルカンスルホン酸塩、脂肪酸塩
キレート剤:メチルグリシン二酢酸塩
アルカリ剤:炭酸ナトリウム
Figure 2019167519
<実施手順>
(前処理工程)
小型洗濯機で、試験布であるポリエステルジャージを、洗浄剤0.2%ows.、50〜70℃で15〜30分間洗浄し、十分にすすぎ、乾燥させ、試験に使用した。また、台布および調整布である綿タオルは、洗浄剤0.2%ows.で洗濯した後、洗浄剤を入れずに再度洗った。
(洗浄の準備)
前処理工程の後、前処理された1枚の台布に、前処理した試験布1枚をピンセットで張り付けた。また、1試験につき、調製布を3枚用意した。
(洗浄工程)
洗浄工程の手順は、次のとおりである。洗浄剤0.1%ows.、CaCl2で洗浄硬
度:6度ドイツ硬度に調整した洗浄液(表1に記載の洗浄温度に調整)に、汚れ:菜種油(100g)にオイルレッドO(0.1g)で着色したものを8g添加した。次に、台布に張り付けた試験布と、調製布3枚とを洗浄液に入れ、小型洗濯機で5分洗濯した。洗濯後、排水し、硬度:2.5度ドイツ硬度、水温:25℃のすすぎ水で、台布に張り付けた試験布を3分すすぐ操作を2回行った。その後、試験布を台布から外し、乾燥させた。
(測定・評価段階)
[再汚染の抑制評価]
洗浄前後の試験布について反射率を分光測色計(CM−600d コニカミノルタ)にて測定し、Y値を使用して、次式によって再汚染率(%)を求めた。
再汚染率(%)=(前処理後の試験布の反射率−洗浄後の試験布の反射率)/前処理後の試験布の反射率×100
再汚染率より再汚染防止性を下記のように評価した。結果を表2に示す。
◎:再汚染率10%未満
〇:10%以上15%未満
△:再汚染率15%以上20%未満
×:再汚染率20%以上
[吸水性]
界面活性剤水溶液(0.005%%ポリオキシエチレンアルキレンアルキルエーテル水溶液)に、洗浄後のポリエステル布の端を水に浸し、水面から3cmの高さまで水溶液が吸水するのにかかる時間を測定した。その時間を吸水性として下記のように評価した。結果を表2に示す。
◎:50秒未満
〇:50秒以上70秒未満
△:70秒以上110秒未満
×:110秒以上140秒未満
××:140秒以上
Figure 2019167519
[洗浄性]
台布にポリエステル繊維の汚染布であるCFT P−02(日本資材(株)製)を張り付け、実施例及び比較例の各洗浄剤を用いて、前記の(洗浄工程)の洗浄段階の手順と同様に洗浄試験を行い、洗浄率を求めた。洗浄率は、未汚染布及び洗浄前後の反射率を分光測色計(CM−600d コニカミノルタ)にて測定し、Y値を使用し、次式によって算出した。その結果、いずれの洗浄剤を用いた場合にも、同等の良好な洗浄力を確認した。
洗浄率(%)={(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)/(未汚染布の反射率−洗浄前の反射率)}×100

Claims (8)

  1. 合成繊維の洗浄剤であって、
    前記洗浄剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、
    前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースの重量平均分子量が、2万以上、10万未満である、合成繊維の洗浄剤。
  2. 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースのヒドロキシプロポキシル基の割合が、3〜15質量%である、請求項1に記載の合成繊維の洗浄剤。
  3. 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースのメトキシル基の割合が、25〜32質量%である、請求項1又は2に記載の合成繊維の洗浄剤。
  4. 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースのメトキシル基置換度が、1.7〜2.0である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の合成繊維の洗浄剤。
  5. 40℃より高い洗浄温度で使用される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の合成繊維の洗浄剤。
  6. 洗浄対象とする前記合成繊維が、ポリエステル繊維及びアクリル繊維、ナイロン繊維の少なくともひとつを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の合成繊維の洗浄剤。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の合成繊維の業務用洗浄剤。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗浄剤と、合成繊維と、水とを混合して40℃より高い温度で洗浄する洗浄工程と、
    前記洗浄工程の後、前記合成繊維をすすぎ水ですすぐ工程と、
    を備える、合成繊維の洗浄方法。
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