JP2019166898A - シートベルト装置 - Google Patents

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Yu Agemura
悠 揚村
祐史 植田
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祐史 植田
実嗣 川尻
Saneji Kawajiri
実嗣 川尻
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大輝 金本
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【課題】シートベルト装置におけるウェビングに作用する張力を可変に制限可能な範囲を広くする。【解決手段】リトラクター2が、ウェビング1を巻き取るスプール21と、スプール21の軸方向一端側に回転可能に配設されたロックホイール22と、一端側がロックホイール22に一体的に回転可能に支持されると共に、他端側がスプール21に一体的に回転可能に支持されるトーションバー24と、予め定められた条件の下でロックホイール22の回転を阻止するロックホイールロック部材27と、スプール21とロックホイール22との相対回転により、スプール21またはロックホイール22の一部を加工する加工部材222と、加工部材222をスプール21とロックホイール22との相対回転に伴って径方向に移動するガイド板213,214とを備えるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両に装備されるシートベルト装置に関する。
シートベルト装置は、乗員のシートからの飛び出しを阻止して乗員を保護する安全装置であり、乗員をシートに拘束するウェビングと、ウェビングの一部または全部を収納してウェビングが引き出される長さ(ウェビング引出量)を調整可能なリトラクターとを含んで構成されている。
リトラクターには、ウェビングの引き出しをロックするELR(Emergency Locking Retractor)機構が備えられている。ELR機構は、車体に大きな加速度または減速度が加わったとき(例えば、車両の衝突時)に、ウェビングの引き出しをロックすることにより、乗員のシートからの飛び出しを阻止して乗員を保護するものである。
また、リトラクターには、ELR機構作動時にウェビングに作用する張力(ウェビング張力)を制限するEA(Energy Absorber)機構が備えられている。EA機構は、ウェビング張力(乗員を拘束するウェビングの張力)が所定値を超えないようにウェビングの引き出しを許容し、所定のウェビング張力で当該ウェビングがリトラクターから引き出されるようにする(ウェビングの引き出しを制限する)ことにより、その間の運動エネルギーを吸収して乗員に作用する衝撃荷重を軽減するものである。
さらに、近年では、ELR機構作動時における多様なエネルギー吸収特性を実現するために、ウェビング張力を可変に制限する可変EA機構が開発されている(例えば、特許文献1−6参照)。可変EA機構は、上述したEA機構(第一のEA機構)に加えて別途の機構(第二のEA機構)を追設したものであり、第一のEA機構によって所定のウェビング張力でリトラクターから引き出されるウェビングに対して、第二のEA機構によって更なる一時的な負荷を与えてウェビング張力を一時的に増加させる(ウェビングの引き出しをさらに制限する)ことにより、運動エネルギーをさらに吸収して乗員に作用する衝撃荷重をさらに軽減するものである。
特開2002−53007号公報 特開2000−85527号公報 特開2002−53008号公報 特開平10−258702号公報 特開2001−106025号公報 特開2002−59809号公報
しかし、従来技術においては、第一のEA機構によって引き出されるウェビング引出量に対して、第二のEA機構によってウェビング張力を増加可能な範囲(ウェビング引出量)が短いため、多様なエネルギー吸収特性を実現するには十分でない。例えば、特許文献1−6に記載された従来技術においては、その構成上、ELR機構作動後にウェビングの引き出しが開始されてからスプール(ウェビングの巻き取り部)が約一回転するまでの範囲(ウェビング引出量)だけでしかウェビング張力を増加させる(可変とする)ことができない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、シートベルト装置におけるウェビングに作用する張力を可変に制限可能な範囲を広くすることを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るシートベルト装置は、乗員をシートに拘束するウェビングと、前記ウェビングの引き出し量を調整可能なリトラクターとを備えるシートベルト装置において、前記リトラクターが、車体に固定されたリトラクターフレームに回転可能に支持されて前記ウェビングを巻き取る第一の回転体と、前記第一の回転体の軸方向一端側に配設されて前記リトラクターフレームに回転可能に支持される第二の回転体と、軸方向一端側が前記第二の回転体に一体的に回転可能に支持されると共に、軸方向他端側が前記第一の回転体に一体的に回転可能に支持される棒状体と、予め定められた条件の下で前記第二の回転体の回転を阻止するロック装置と、前記第一の回転体と前記第二の回転体との相対回転により、前記第一の回転体または前記第二の回転体の一部を加工する加工部材と、前記加工部材を、前記第一の回転体と前記第二の回転体との相対回転に伴って径方向に移動する移動手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明に係るシートベルト装置は、第1の発明において、前記移動手段は、前記第一の回転体または前記第二の回転体に固定され、前記加工部材の径方向位置を規制する案内部材を有することを特徴とする。
また、第3の発明に係るシートベルト装置は、第1または第2の発明において、前記移動手段は、前記第一の回転体または前記第二の回転体に形成される凹部または凸部を有することを特徴とする。
また、第4の発明に係るシートベルト装置は、第1から第3のいずれか一つの発明において、前記移動手段は、前記加工部材を径方向外側または径方向内側へ向けて付勢する付勢手段を有することを特徴とする。
本発明に係るシートベルト装置によれば、シートベルト装置におけるウェビングに作用する張力を可変に制限可能な範囲を広くすることができる。
本発明の実施形態に係るシートベルト装置の構造を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置におけるスプール及びロックホイールを示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置におけるスプールを示す側面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置における構成の一部を変更した例を示す説明図(縦断面図)である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置における構成の一部を変更した例を示す説明図(縦断面図)である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置における構成の一部を変更した例を示す説明図(部分拡大図)である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置における構成の一部を変更した例を示す説明図(部分拡大図)である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置の特性を示すグラフである。
以下、図1から図7を用いて本発明に係るシートベルト装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るシートベルト装置は、自動車等の車両に装備され、乗員のシートからの飛び出しを阻止して乗員を保護する安全装置であり、乗員をシートに拘束するウェビング1と、ウェビング1の引き出し量を調整可能な巻き取り装置であるリトラクター2とを含んで構成されている。
本実施形態においてリトラクター2は、第一の回転体としてのスプール21と、第二の回転体としてのロックホイール22と、ELRホイール23と、棒状体としてのトーションバー24とを含んで構成されている。
スプール21は、概ね円筒状に形成されて、車体に固定されたリトラクターフレーム25に回転可能に支持されている。スプール21は、軸方向(図1では上下方向)両端がウェビング1を巻き取る部分に比較して大径に形成されている。以下、この大径に形成された部分を外端部211,212と称する。
図1及び図2に示すように、ロックホイール22は、概ね円盤状に形成されてスプール21の軸方向一端側(図1及び図2では左側)に配設され、リトラクターフレーム25に回転可能に支持されている。ロックホイール22は、ベルト引出加速度検知部26によりベルト引出加速度が所定値を超えたとき、及び、当該ロックホイール22にELRホイール23に対するウェビング引き出し方向の相対的な回転力が生じたときに、ロック装置としてのロックホイールロック部材27により回転を阻止されるように構成されている。
ロックホイール22には、径方向に延びる長穴221が設けられており、この長穴221には、当該ロックホイール22と対向して配置された一方(図1及び図2では左側)の外端部211を加工(本実施例においては、切削加工)可能な切削刃222aを有する加工部材222が、当該長穴221の長手方向(ロックホイール22の径方向であって、図2では上下方向)に移動可能に設けられている。つまり、加工部材222は、ロックホイール22に対して長穴221の長手方向に沿って当該ロックホイール22の径方向に移動可能である一方、ロックホイール22の周方向(当該ロックホイール22の回転方向)に対しては移動を規制された状態(換言すると、ロックホイール22に径方向のみに移動可能に支持された状態)である。
ここで、図2及び図3に示すように、一方の外端部211には、ロックホイール22(長穴221)における加工部材222の径方向位置を規制する案内部材としてのガイド板(移動手段)213,214が設けられている。一方のガイド板213は、一方の外端部211において径方向外側に位置する周壁211aに固定されており、この一方のガイド板213には、径方向内側に臨んで開口する渦巻状の切り欠き213aが形成されている。他方のガイド板214は、一方の外端部211において径方向内側に位置する周壁211bに固定されており、一方のガイド板213の径方向内側において当該一方のガイド板213と所定の隙間214aを設けて配置される大きさ(直径)の円盤状に形成されている。
加工部材222は、切り欠き213a及び隙間214aを介してガイド板213,214を軸方向に貫通して配置されるようになっており、切削刃222aは、ガイド板213,214よりも外端部211側に位置して当該外端部211に突き当てられている。よって、加工部材222は、スプール21(一方の外端部211)がロックホイール22(加工部材222)に対してウェビング引き出し方向へ回転すると、ガイド板213,214に案内されて切り欠き213a及び隙間214aに沿って移動することにより、長穴221における径方向外側の端部から径方向内側の端部へ移動するようになっている。
図1に示すように、ELRホイール23は、概ね円盤状に形成されてロックホイール22の軸方向一端側に配設され、リトラクターフレーム25に、ロックホイール22と共に回転可能に支持されている。ELRホイール23は、車体加速度検知部28により車体加速度が所定値を超えたことが検知されたときに、ELRホイールロック部材29により回転を阻止されるように構成されている。
トーションバー24は、スプール21に挿通され、一端がロックホイール22に当該ロックホイール22に対して回転方向の移動を規制された状態で(ロックホイール22と一体的に回転可能に)支持されると共に、他端がスプール21の他方の外端部212に当該外端部212に対して回転方向の移動を規制された状態で(スプール21と一体的に回転可能に)支持されている。つまり、リトラクター2においては、スプール21とロックホイール22(およびELRホイール23)との間で、トーションバー24を介した回転運動(回転力)の伝達がなされるようになっている。
ここで、本実施形態においてはロックホイール22,ELRホイール23,ベルト引出加速度検知部26,ロックホイールロック部材27,車体加速度検知部28およびELRホイールロック部材29等によりELR機構が構成される。また、スプール21,ロックホイール22,トーションバー24および加工部材222等により可変EA機構が構成される。
以下、本実施形態に係るシートベルト装置の動作について説明する。
まず、例えば車両に大きな減速度が加わった場合、車体加速度検知部28により車両の急減速が検知されると、ELRホイールロック部材29によりELRホイール23の回転が阻止される(図1参照)。このとき、乗員は慣性により車体に対して相対的に移動しようとし、その運動エネルギーが乗員を拘束しているウェビング1に作用して、ウェビング1に引き出し方向の荷重がかかる。
ELRホイール23の回転が阻止された状態でウェビング1に引き出し方向の荷重がかかると、この荷重がスプール21及びトーションバー24を介してロックホイール22に伝達され、ロックホイール22に、ELRホイール23に対するウェビング引き出し方向の相対的な回転力が生じて、ロックホイールロック部材27によりロックホイール22のウェビング引き出し方向の回転が阻止される。
このように、ロックホイール22のウェビング引き出し方向の回転が阻止されると、トーションバー24は、ロックホイール22に支持された一端側が回転を阻止された状態となる一方、スプール21に支持された他端側は回転可能な状態を維持することとなる。
そのためELRホイール23及びロックホイール22の回転が阻止された状態でウェビング1にさらに大きな引き出し方向の荷重がかかると、この荷重がスプール21を介してトルクとなり、トーションバー24に伝達され、トーションバー24が捩れ始める。
トーションバー24が捩れ始めると、スプール21がウェビング引き出し方向へ回転し始め、スプール21が回転し始めると、一方の外端部211に突き当てられた加工部材222が当該外端部211を削り始める(図1から図3参照)。
このとき、加工部材222が長穴221において径方向に移動可能に設けられ、且つ、当該加工部材222の径方向位置がガイド板213,214によって案内されることから、加工部材222は、径方向に移動しながら円を描くように、すなわち、渦巻状に外端部211を切削する。
その後、加工部材222がスプール21の回転およびガイド板213,214の案内によって長穴221における径方向内側の端部まで移動し、当該径方向位置において略一周(スプール21の略一回転分)の切削がなされると、加工部材222による外端部211の切削代がなくなり、スプール21の回転に対する切削加工による抵抗はなくなる(図3参照)。一方の外端部211を加工部材222で切削することによる抵抗がなくなると、トーションバー24によるウェビング引出の制限のみが継続される。
従って、本実施形態に係るシートベルト装置によれば、トーションバー24が捩れ始めてスプール21が回転すると同時に、スプール21のウェビング引き出し方向への回転に、トーションバー24が捩れることによる抵抗(負荷)に加えて、一方の外端部211を加工部材222で渦巻状に切削することによる抵抗(負荷)を付与することができる。
これにより、図7に示すように、ELR機構作動後に、スプール21の回転エネルギーを十分に吸収し、トーションバー24のみによりウェビング張力を制限する場合に比較して、ウェビング1の引き出しが開始されてからスプール21が約二回転する間、ウェビング張力を増加させることが可能となる。なお、図7中に示す二点鎖線は、従来技術における、スプールが約一回転する間の範囲でウェビング張力を増加させた場合の値の一例を示している。
すなわち、本実施形態に係るシートベルト装置によれば、ウェビング1に作用する張力を可変に制限可能な範囲を従来に比較して広くすることができる。これにより、例えば車両の前面衝突時等において、衝突直後に乗員が前方へ移動する距離をより抑制して、乗員が膨張するエアバッグに接する位置をよりシート側とすることができ、乗員にかかる拘束力が大きくなり過ぎないように制御する等ということを実現しやすくなる。
なお、一方の外端部211を加工部材222で切削することによるウェビング引き出しの制限は、適用する車両の特性(ハンドルの位置やエアバッグの構造等)に応じて設定すればよい。
例えば、ガイド板213,214によって形成される案内経路(切り欠き213a及び隙間214a)の長さを短くすればウェビング張力を増加可能な範囲(ウェビング引き出し量)を短くすることができ、反対に当該案内経路の長さを長くすればウェビング張力を増加可能な範囲(ウェビング引き出し量)を長くすることができる。すなわち、ウェビング張力を増加可能な範囲(ウェビング引き出し量)の設定は、ガイド板213,214の形状(切り欠き213a及び隙間214aの長さ)によって調整することができる。
さらに、加工部材222による外端部211の切削代を少なくする、又は、外端部211の硬度を低くすれば、ウェビング張力の増加分を小さくすることができ、加工部材222による外端部211の切削代を多くする、又は、外端部211の硬度を高くすれば、ウェビング張力の増加分を大きくすることができる。
また、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、図4に示すように、外端部211の端面に凹部(移動手段)216を形成し、この凹部216の側面によって加工部材222の径方向位置を規制するようにしてもよい。この例においては、凹部216を上述した実施形態における案内経路(切り欠き213a及び隙間214a)のように渦巻状に形成することにより、加工部材222によって一方の外端部211を渦巻状に加工(切削加工)することができる。なお、図4においては、上述した実施形態におけるガイド板213,214に代えて凹部216を設けた構成を示したが、上述した実施形態におけるガイド板213,214と共に凹部216を設けた構成(不図示)としてもよい。
また、図5に示すように、外端部211の端面に凸部(移動手段)217を形成すると共に、加工部材222を径方向外側へ向けて付勢する付勢手段としての付勢ばね(移動手段)218を設け、付勢ばね218によって加工部材222を凸部217に突き当てることにより、当該加工部材222の径方向位置を規制するようにしてもよい。この例においては、凸部217を上述した実施形態における案内経路(切り欠き213a及び隙間214a)のように渦巻状に形成することにより、加工部材222によって一方の外端部211を渦巻状に加工(切削加工)することができる。なお、図5においては、上述した実施形態におけるガイド板213,214に代えて凸部217および付勢ばね218を設けた構成を示したが、上述した実施形態におけるガイド板213,214と共に凸部217および付勢ばね218を設けた構成(不図示)としてもよい。
ここで、加工部材222を付勢ばね218によって径方向(径方向内側または径方向外側)へ付勢する場合には、図6Aまたは図6Bに示すように、加工部材222の側部に切削刃222bを設け、外端部211に形成された凹部216の角部216a(図6A参照)または凸部217の角部217a(図6B参照)を切削するようにしてもよい。この例においては、加工部材222の先端に当て付け面222cを設け、この当て付け面222cを一方の外端部211に当て付けることにより、加工部材222による一方の外端部211の切削加工を安定させることができる。
また、上述した実施形態では、加工部材222をロックホイール22に設け、スプール21とロックホイール22とが相対回転する際に、加工部材222によってスプール21における一方の外端部211を加工(切削)する例を示したが、加工部材222をスプール21における一方の外端部211において径方向に移動可能に設け、スプール21とロックホイール22とが相対回転する際に、当該加工部材222によってロックホイール22の端面を加工(切削)するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、スプール21とロックホイール22との相対回転に伴って、加工部材222をガイド板213,214によって径方向外側から径方向内側へ向けて移動させることにより、当該加工部材222によってスプール21における一方の外端部211を渦巻状に加工(切削)する例を示したが、スプール21とロックホイール22との相対回転に伴って、加工部材222を径方向内側から径方向外側へ向けて移動させるようにしてもよい。
1 ウェビング
2 リトラクター
21 スプール
22 ロックホイール
23 ELRホイール
24 トーションバー
25 リトラクターフレーム
26 ベルト引出加速度検知部
27 ロックホイールロック部材
28 車体加速度検知部
29 ELRホイールロック部材
211 一方の外端部
211a 外端部における径方向外側の周壁
211b 外端部における径方向内側の周壁
212 他方の外端部
213 一方のガイド板
213a 切り欠き
214 他方のガイド板
214a 隙間
221 長穴
222 加工部材
222a 切削刃

Claims (4)

  1. 乗員をシートに拘束するウェビングと、前記ウェビングの引き出し量を調整可能なリトラクターとを備えるシートベルト装置において、
    前記リトラクターが、
    車体に固定されたリトラクターフレームに回転可能に支持されて前記ウェビングを巻き取る第一の回転体と、
    前記第一の回転体の軸方向一端側に配設されて前記リトラクターフレームに回転可能に支持される第二の回転体と、
    軸方向一端側が前記第二の回転体に一体的に回転可能に支持されると共に、軸方向他端側が前記第一の回転体に一体的に回転可能に支持される棒状体と、
    予め定められた条件の下で前記第二の回転体の回転を阻止するロック装置と、
    前記第一の回転体と前記第二の回転体との相対回転により、前記第一の回転体または前記第二の回転体の一部を加工する加工部材と、
    前記加工部材を、前記第一の回転体と前記第二の回転体との相対回転に伴って径方向に移動する移動手段と、
    を備える
    ことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記移動手段は、前記第一の回転体または前記第二の回転体に固定され、前記加工部材の径方向位置を規制する案内部材を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  3. 前記移動手段は、前記第一の回転体または前記第二の回転体に形成される凹部または凸部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシートベルト装置。
  4. 前記移動手段は、前記加工部材を径方向外側または径方向内側へ向けて付勢する付勢手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシートベルト装置。
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