JP2019166874A - 中間シャフト - Google Patents
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Abstract
Description
このため、車両に組み付ける間、中間シャフトのチューブ側からシャフト側へ抜け出し(脱落)を防止する中間シャフトがある。
また、特許文献2は、インナシャフトに外嵌したダストカバーの軸方向の移動を、ストッパリングの円周方向1箇所に存在するねじ孔に螺合されたねじの先端部とストッパリングのうちねじ孔に対して径方向反対側に位置する部分との間でインナシャフトが挟持される態様のねじ止めによって、インナシャフトに対するストッパリングが開示されている。
そこで、本発明は、上述の様な事情に鑑み、部品コスト、組み立てコストと重量を嵩むことがなく、車両組み付けまでの間、チューブからのダストカバーの抜止め防止とシャフトの抜止め防止の構成要素を少なくてよりシンプルに実現する中間シャフトを提供するものである。
第2の発明の中間シャフトは第1の発明において、前記第一突起部は、前記チューブの外径側の一部に少なくとも一つが一体的に設けられ、前記第二突起部は、前記チューブの内径側の一部に少なくとも一つが一体的に設けられている。
第3の発明の中間シャフトは第1の発明又は第2発明において、前記第一突起部及び前記第二突起部は、前記チューブの軸方向の片側端部の同じ位置に一体的に設けられている。
第4の発明の中間シャフトは第1の発明から第3の発明のいずれかにおいて、前記軸部と前記チューブは、スプライン嵌合である。
第5の発明の中間シャフトは第1の発明から第3の発明のいずれかにおいて、前記軸部と前記チューブは、セレーション嵌合である。
第6の発明の中間シャフトは第1の発明から第5の発明のいずれかにおいて、前記チューブの円筒部内周面と前記軸部の円筒部外周面との間に転動体を介在させる。
図1は、本実施形態のステアリング装置の模式図である。図2は、本実施形態のステアリング装置の斜視図である。図1に示すように、ステアリング装置80は、ステアリングホイール81と、第1ステアリングシャフト82と、操舵力アシスト機構83と、第1ユニバーサルジョイント84と、第2ステアリングシャフト85と、第2ユニバーサルジョイント86と、を備え、第3ステアリングシャフト87に接合されている。以下の説明においては、ステアリング装置80が搭載された車両における前方は単に前方と記載され、車両における後方は単に後方と記載される。
を隔てる仕切り板である。
このために、図4(b)に示すように、本実施形態における中間シャフト85は、雄溝24を外周に有する円柱状の軸部2と、軸部2の雄溝24を外嵌する雌溝12を内周に有する円筒状のチューブ1と、チューブ1に外嵌し、中間シャフト85の外周面と通孔の内周面との隙間を塞ぐための環状のダストカバー3と、を有している。
この雌溝12と雄溝24とは、スプライン嵌合又はセレーション嵌合である。以下の説明においては、スプライン嵌合の態様で説明をする。
なお、図5に示すように、テーパー(傾斜)部23の面取り角度がαであり、第二突起部14の傾斜角度がβであると、α≦βに設定してある。
ダストカバー3は、可撓性を有するカバー本体としてのベローズ31と、ブッシュ32と、シール部材としてのシールリップ33と、シールリップ34と、取付部材35と、を備える。ベローズ31、ブッシュ32、シールリップ33、シールリップ34及び取付部材35は、それぞれ環状に形成されている。ベローズ31は、例えばゴムで形成されている。
そして、図4(b)に示すように、第一突起部13及び第二突起部14からなる突起部は、チューブ1の端部の(図面上)上下の対向する位置に2個が設けられている。
ただし、第一突起部13及び第二突起部14からなる突起部は、2個に限らず、1個でもよく、3個以上であってもよい。また、その突起部の位置は、図面上の上下対向に制限されることなく備えることができる。
2 軸部
3 ダストカバー
10 ダッシュパネル
11 円筒部(チューブ雌スプライン側)
12 雌溝
13 第一突起部
13a 凹部
14 第二突起部
14a 凹部
21 円筒部(軸部雄スプライン側)
22 円筒部(軸部非雄スプライン側)
23 テーパー部
24 雄溝
31 ベローズ
32 ブッシュ
33 シールリップ
34 シールリップ
35 取付部材
80 ステアリング装置
81 ステアリングホイール
82 ステアリングシャフト
82a 入力軸
82b 出力軸
83 操舵力アシスト機構
84 第1ユニバーサルジョイント
85 中間シャフト
86 第2ユニバーサルジョイント
87 ピニオンシャフト
88 ステアリングギヤ
88a ピニオン
88b ラック
89 タイロッド
90 ECU
92 減速装置
93 電動モータ
94 トルクセンサ
95 車速センサ
98 イグニッションスイッチ
99 電源装置
101 筒状部材
Claims (6)
- 車両のダッシュパネルに設けられた通孔を挿通する状態で配置されるダストカバー付きの中間シャフトであって、
前記中間シャフトは、
雄溝を外周に有する円柱状の軸部と、
前記軸部の雄溝に外嵌する雌溝を内周に有する円筒状のチューブと、
前記チューブに外嵌し、前記中間シャフトの外周面と前記通孔の内周面との隙間を塞ぐための環状のダストカバーと、を有し、
前記チューブの軸方向の片側端部には、
前記ダストカバーが前記チューブから抜け出ることを防止する第一突起部と、
前記軸部が前記チューブから抜け出ることを防止する第二突起部と、を備えていることを特徴とする中間シャフト。 - 前記第一突起部は、前記チューブの外径側の一部に少なくとも一つが一体的に設けられ、前記第二突起部は、前記チューブの内径側の一部に少なくとも一つが一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の中間シャフト。
- 前記第一突起部及び前記第二突起部は、前記チューブの軸方向の片側端部の同じ位置に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中間シャフト。
- 前記軸部と前記チューブは、スプライン嵌合であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の中間シャフト。
- 前記軸部と前記チューブは、セレーション嵌合であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の中間シャフト。
- 前記チューブの円筒部内周面と前記軸部の円筒部外周面との間に転動体を介在させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の中間シャフト。
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JP2018054324A JP6973222B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 中間シャフト |
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JP2018054324A JP6973222B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 中間シャフト |
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ID=68106100
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Cited By (2)
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CN111994166A (zh) * | 2020-09-09 | 2020-11-27 | 吉安汽车配件(苏州)有限公司 | 汽车转向中间轴 |
JP7523336B2 (ja) | 2020-12-09 | 2024-07-26 | 日本精工株式会社 | ステアリングシャフト |
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CN111994166A (zh) * | 2020-09-09 | 2020-11-27 | 吉安汽车配件(苏州)有限公司 | 汽车转向中间轴 |
CN111994166B (zh) * | 2020-09-09 | 2021-08-31 | 吉安汽车配件(苏州)有限公司 | 汽车转向中间轴 |
JP7523336B2 (ja) | 2020-12-09 | 2024-07-26 | 日本精工株式会社 | ステアリングシャフト |
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JP6973222B2 (ja) | 2021-11-24 |
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