JP2019166664A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙などの筆記対象物に対する正しい角度からのずれを抑制することができる筆記具を提供する。【解決手段】筆記具1は、本体2と、3本の指を用いて本体2を予め定められた位置(把持領域22)で支持した際、人差指82の第二関節と第三関節の間の指側面部820に接触する領域(接触領域20a)に対応して設けられ、接触の有無を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて報知を行う報知部と、を備えて概略構成されている。この筆記具1は、紙などの筆記対象物に対する正しい角度θからのずれを抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、筆記具に関する。
従来の技術として、グリップ部の断面形状を三角形にし、テーパー状の先口部と該グリップ部の境界に円周縁を設けるとともに、該円周縁の後方に、触覚で分かる円周突起もしくは段部を設けた幼児用シャープペンシルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この幼児用シャープペンシルは、筆記具の正しい持ち方を体得することができ、しかも回しながら筆記することが可能で同じ太さの字を書くことができる。
特開平10−100582号公報
しかし従来の幼児用シャープペンシルは、グリップ部を正しく把持しても紙とシャープペンシルとの角度が正しい角度であるとは限らない。
従って本発明の目的は、紙などの筆記対象物に対する正しい角度をユーザに自覚させることができる筆記具を提供することにある。
本発明の一態様は、本体と、3本の指を用いて本体を予め定められた位置で把持した際、人差指の第二関節と第三関節の間の指側面部に接触する領域に対応して設けられ、接触の有無を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて報知を行う報知部と、を備えた筆記具を提供する。
本発明によれば、紙などの筆記対象物に対する正しい角度をユーザに自覚させることができる。
図1(a)は、実施の形態に係る筆記具の一例を示す概略図であり、図1(b)は、筆記具の持ち方の一例を示す概略図である。 図2(a)は、実施の形態に係る筆記具の図1(b)のA−A線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、図2(b)は、筆記具の回路図の一例である。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る筆記具は、本体と、3本の指を用いて本体を予め定められた位置で把持した際、人差指の第二関節と第三関節の間の指側面部に接触する領域に対応して設けられ、接触の有無を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて報知を行う報知部と、を備えて概略構成されている。
この筆記具は、正しい角度で本体が支持された場合、接触が検出されると共に検出結果に応じて報知を行うので、この構成を採用しない場合と比べて、紙などの筆記対象物に対する正しい角度をユーザに自覚させることができる。
[実施の形態]
(筆記具1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係る筆記具の一例を示す概略図であり、図1(b)は、筆記具の持ち方の一例を示す概略図である。図2(a)は、実施の形態に係る筆記具の図1(b)のA−A線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、図2(b)は、筆記具の回路図の一例である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また数値範囲を示す「A〜B」は、A以上B以下の意味で用いるものとする。
筆記具1は、例えば、図1(a)〜図2(b)に示すように、本体2と、3本の指を用いて本体2を予め定められた位置で把持した際、人差指82の第二関節と第三関節の間の指側面部820に接触する領域に対応して設けられ、接触の有無を検出する検出部3と、検出部3の検出結果に基づいて報知を行う報知部4と、を備えて概略構成されている。
この予め定められた位置とは、例えば、図1(a)に示す把持領域22である。また人差指82の第二関節と第三関節の間に接触する領域とは、例えば、接触領域20aである。
この筆記具1は、例えば、図1(a)に示すように、本体2が円柱形状を有している。筆記具1は、例えば、鉛筆、シャープペンシル、万年筆などである。なお筆記具1は、例えば、ポインティングデバイスとしてのスタイラスペンであっても良い。本実施の形態の筆記具1は、一例として、スタイラスペンであるものとする。
ここで筆記具1がスタイラスペンである場合、筆記対象物9は、一例として、抵抗膜方式、静電容量方式などのタッチパッドである。本実施の形態の筆記対象物9は、一例として、静電容量方式のタッチパッドである。従って本体2の先端に取り付けられたペン先24は、例えば、導電性シリコンゴムなどの導電性樹脂によって形成されている。
なお本体2は、一例として、樹脂によって形成されるがこれに限定されず、例えば、金属で形成されても良いし、樹脂と金属とによって形成されても良い。
把持領域22は、本体2の先端側の領域である。具体的には、把持領域22は、例えば、図1(b)に示すように、正しい持ち方によって親指81、人差指82及び中指83が接触する、ペン先24の先端から3cm程度の位置を含む領域である。
なお把持領域22は、例えば、断面が円形状に限定されず、三角形状となるようにされても良い。把持領域22は、三角形状とされることにより、把持する位置がより分かり易くなる。
中心軸15は、例えば、図1(a)に示すように、筆記具1の先端から終端を貫く軸である。そして筆記具1は、この中心軸15を回転軸とした回転に対して対称な形状を有している。
(検出部3の構成)
本実施の形態の検出部3は、一例として、接触による本体2の側面20の撓みによって状態が切り替わるマイクロスイッチとして概略構成されている。なお検出部3は、マイクロスイッチに限定されず、荷重を検出するタッチセンサ、荷重センサや歪センサなどであっても良い。
検出部3は、例えば、図2(a)に示すように、接触領域20aに対応する基板10上の位置に配置されている。この基板10は、例えば、プリント配線基板である。
検出部3は、例えば、図2(a)に示すように、本体30と、レバー31と、を備えて概略構成されている。このレバー31は、例えば、本体2の裏面21と接触し、指側面部820の接触による本体2の撓みによって本体30側に移動する。検出部3は、このレバー31の本体30側の移動によって第1の状態(例えば、オフ状態)から第2の状態(例えば、オン状態)に切り替わるように構成されている。
検出部3は、例えば、図2(a)に示すように、指側面部820が接触領域20aに接触すると、オフ状態からオン状態に切り替わって後述する回路6を閉じるように構成されているがこれに限定されず、オン状態からオフ状態に切り替わっても良い。
接触領域20aは、例えば、図1(a)に示すように、ペン先24の先端から距離L、離れた位置を含むように設定される。この距離Lは、例えば、個人差があるので実験などによって定められる。距離Lは、一例として、およそ7〜8cm程度である。
(報知部4の構成)
報知部4は、音、光及び振動の少なくとも1つを用いて接触が検出されたことを示す報知を行う。本実施の形態では、光によって報知を行う。従って報知部4は、一例として、LED(Light Emitting Diode)素子として概略構成されている。
なお報知部4は、例えば、振動によって報知を行う場合、モータや圧電素子を用いたアクチュエータなどによって構成される。また報知部4は、例えば、音によって報知を行う場合、圧電スピーカなどによって構成される。報知部4は、音、光及び振動を組み合わせて報知するように構成されても良い。なお報知部4は、例えば、一定時間報知を行うように構成されても良い。
この報知部4であるLED素子は、例えば、基板10に配置されている。そして報知部4は、例えば、図2(b)に示すように、回路6の一部を構成している。この回路6は、例えば、検出部3、報知部4及び電池5が直列に接続されて概略構成されている。
電池5は、本体2に配置されている。図2(b)に示すように、回路6は、検出部3がオン状態となると、回路が閉じて報知部4としてのLED素子が点灯する。本体2は、LED素子の光が透過する領域を有するように構成されている。
(筆記具1の正しい持ち方について)
筆記具は、例えば、タッチパッドや紙などの筆記対象物9の表面90と中心軸15のなす角度θが、鉛筆なら55〜60度程度、ボールペンなら60〜90度程度の角度で持つことが望ましいとされている。ボールペンは、ペン先の鋼球が回転することで軸内のインクを滲出させて筆記する構造を有しているので、鉛筆と比べて、立てて使うことが望ましい。
筆記具1の正しい持ち方とは、一例として、図1(b)に示すように、手8の小指球80を表面90に接触させて筆記具1と表面90との角度θが上述の角度となるように把持領域22を親指81、人差指82及び中指83によって支持すると共に、人差指82のPIP関節(proximal interphalangeal joint)である第二関節と、MP関節(metacarpophalangeal joint)である第三関節と、の間の指側面部820を接触領域20aに接触させる持ち方である。
つまりユーザは、正しい持ち方として、親指81、人差指82及び中指83を用いて把持領域22を把持すると共に、指側面部820を接触領域20aに接触させて筆記具1を保持する。
ここでユーザが3つの指で把持領域22を正しく把持しても親指81と人差指82の付け根辺りの指又部810に本体2が接触するような持ち方だと角度θが上述の角度より小さくなって正しい持ち方からずれてしまう。なお検出部3は、本体2が指又部810に接触しても状態が切り替わらない位置に配置されている。
しかし本実施の形態の筆記具1は、正しい角度θで把持すると指側面部820が接触領域20aに接触して報知を行うので、ユーザが正しい持ち方を自覚でき、その結果、角度θのずれが小さくなる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る筆記具1は、紙などの筆記対象物9に対する正しい角度θをユーザに自覚させることができる。具体的には、筆記具1は、正しい持ち方がなされた際、人差指82の第二関節と第三関節の間の指側面部820が接触する。この筆記具1は、この接触領域20aに検出部3を配置し、接触が検出されると報知を行うので、この構成を採用しない場合と比べて、ユーザが自覚して持ち方を修正し、正しい角度θからのずれを抑制することができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…筆記具、2…本体、3…検出部、4…報知部、5…電池、6…回路、8…手、9…筆記対象物、10…基板、15…中心軸、20a…接触領域、21…裏面、22…把持領域、24…ペン先、30…本体、31…レバー、80…小指球、81…親指、82…人差指、83…中指、90…表面、810…指又部、820…指側面部

Claims (3)

  1. 本体と、
    3本の指を用いて前記本体を予め定められた位置で把持した際、人差指の第二関節と第三関節の間の指側面部に接触する領域に対応して設けられ、接触の有無を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて報知を行う報知部と、
    を備えた筆記具。
  2. 前記報知部は、音、光及び振動の少なくとも1つを用いて報知を行う、
    請求項1に記載の筆記具。
  3. 前記検出部は、接触による前記本体の側面の撓みによって状態が切り替わるマイクロスイッチである、
    請求項1又は2に記載の筆記具。
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