JP2019166511A - フィルタの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボディに対してフィルタをより容易且つ確実に固定しつつ、異物の通路内への流出を確実に防止する。【解決手段】ボディ14の凹部16にフィルタ10が挿入され、このフィルタ10は、金属製の線材が編み込まれた円筒状の濾過部28と、該濾過部28の上端部を覆い保持するプレート体30とからなり、プレート体30は、濾過部28の上端部に当接する円盤状のベース部32にスプリング26の端部が介装されると共に、該ベース部32の略中央部に形成されたガイド部34によって前記スプリング26が同軸に位置決めされ保持される。【選択図】図1
Description
本発明は、ボディの通路内に対して流体中に含まれる異物を除去可能なフィルタを取り付けるためのフィルタの取付け構造に関する。
本出願人は、圧縮天然ガスを減圧するためのガス用減圧弁に用いられるフィルタの取付け構造を提案している(特許文献1参照)。この取付け構造では、ボディの凹部内に有底円筒状のフィルタを収納し、前記フィルタの軸方向に沿った一端側外周に設けられた圧入面が凹部の内周面に圧入されることで該フィルタがボディに対して固定される構成としている。
本発明は、前記の提案に関連してなされたものであり、ボディに対してより容易且つ確実に固定しつつ、異物の通路内への流出を確実に防止することが可能なフィルタの取付け構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、開口を有した円筒状の凹部と、凹部の底壁に開口する底壁側通路と、凹部の側壁に開口する側壁側通路とをボディに備え、凹部には、凹部内を流れる流体中の異物を除去可能で底壁側に開口を有した有底円筒状のフィルタが設けられ、開口を塞ぐプラグとフィルタとの間に設けられたスプリングの弾発力によってフィルタを底壁側へと押圧して保持するフィルタの取付け構造において、
フィルタは、金属製の線材が編み込まれた円筒状の濾過部と、
底壁とは反対側となる濾過部の端部に設けられるプレートと、
を備え、
プレートの中央には、スプリングの端部及び内周側を案内するガイド突起を備えることを特徴とする。
フィルタは、金属製の線材が編み込まれた円筒状の濾過部と、
底壁とは反対側となる濾過部の端部に設けられるプレートと、
を備え、
プレートの中央には、スプリングの端部及び内周側を案内するガイド突起を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ボディに形成された凹部にフィルタを取り付けるフィルタの取付け構造であって、凹部の開口を塞ぐプラグとフィルタとの間に設けられたスプリングによってフィルタを凹部の底壁側へと押圧して保持し、このフィルタが、金属製の線材が編み込まれた円筒状の濾過部と、濾過部の端部に設けられるプレートとから構成し、プレートにはスプリングの端部及び内周側を案内するガイド突起を中央に設けている。
従って、ボディの凹部にフィルタを挿入した後にスプリングを挿入する際、ガイド突起によってスプリングをフィルタの中央へと容易に位置決めして組み付けることができるため、プラグを凹部へと組み付ける際にスプリングの位置合わせが不要となる。その結果、ボディに対するフィルタの組み付けを容易且つ確実に行うことができる。また、フィルタの濾過部を、編み込まれた金属製の線材から構成することで、例えば、濾過材を構成する濾材等の異物が通路内へと流出することが防止される。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、ボディに形成された凹部にフィルタを取り付ける際、凹部にフィルタを挿入した後に挿入されるスプリングを、プレートのガイド突起によってフィルタの中央へと容易に位置決めして組み付けることができるため、凹部の開口を塞ぐプラグを凹部へと組み付ける際、スプリングの位置合わせが不要となる。その結果、ボディに対するフィルタの組み付けを容易且つ確実に行うことができると共に、フィルタの濾過部を編み込まれた金属製の線材から形成することで、例えば、濾過材を構成する濾材等の異物が通路内へと流出することが防止される。
本発明に係るフィルタの取付け構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
このフィルタ10は、図1に示されるように、例えば、高圧の圧力流体(例えば、ガス)を減圧して下流側へと供給可能な減圧装置12に用いられ、前記減圧装置12におけるボディ14の略中央部に形成された有底筒状の凹部16に装着される。
この凹部16は、例えば、断面円形状で軸方向(矢印A、B方向)に沿って所定深さで形成され、上方(矢印A方向)に開口した開口部18と、側壁に接続された上流側通路20(側壁側通路)と、下方(矢印B方向)となる底部(底壁)に接続された下流側通路22(底壁側通路)とを有している。そして、上流側通路20から凹部16内へと高圧の圧力流体が供給され下流側通路22を通じて排出される。
また、凹部16内には、円筒状のフィルタ10と、その開口部18を閉塞するプラグ24と、前記プラグ24と前記フィルタ10との間に介装されるスプリング26とが設けられる。
このフィルタ10は、例えば、金属製の線材が編み込まれ円筒状に形成された濾過部28と、該濾過部28の上端部を覆うプレート体(プレート)30とからなり、前記プレート体30は、前記濾過部28の上端部に当接する円盤状のベース部32と、該ベース部32の略中央部に形成され濾過部28から離間する方向(矢印A方向)に突出したガイド部(ガイド突起)34と、前記略中央部から前記濾過部28側(矢印B方向)に向かって突出して嵌合される挿入部36とを有する。
そして、プレート体30は、挿入部36が濾過部28の内部に嵌合されることで同軸状に保持され、ガイド部34の外側にはスプリング26の一端部が挿通される。
なお、濾過部28の下端部と凹部16の底部との間には、ゴム等の弾性材料からなる環状の第1シール部材38が設けられ挟持される。
プラグ24は、凹部16の内周面に螺合される軸部40と、該軸部40の端部に設けられるフランジ部42とを有し、中空状に形成された前記軸部40の内部にスプリング26が挿入され保持される。そして、プラグ24は、軸部40が凹部16の開口部18に挿入され内周面に形成されたねじ部44に螺合されることで、前記開口部18を閉塞し、且つ、ボディ14の端部にフランジ部42が当接した状態で固定される。この際、フランジ部42及び軸部40の角部とボディ14の開口部18との間に環状の第2シール部材46が挟持され、前記開口部18から外側への圧力流体の漏れを防止している。
スプリング26は、例えば、螺旋状に形成されたコイルスプリングからなり、その一端部がプレート体30のベース部32に当接すると共に、ガイド部34の外側に挿通されることで、前記スプリング26がガイド部34によってプレート体30及び濾過部28と同軸となるように保持される。また、スプリング26の他端部は、プラグ24における軸部40の内部に挿通され端部に当接することで保持される。
そして、フィルタ10の濾過部28には、プレート体30を介して凹部16の底部側(矢印B方向)に向かってスプリング26の弾発力が付勢され、しかも、前記スプリング26、プレート体30及び濾過部28を含むフィルタ10が同軸上に配置されているため、前記フィルタ10が凹部16の軸方向に沿って下方へと付勢される。
本発明の実施の形態に係る取付け構造の適用されたフィルタ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、ボディ14の上流側から上流側通路20へと供給された圧力流体は、凹部16の側方から内部へと供給され、フィルタ10の濾過部28を径方向内側へと通過することで含有される異物が編み込まれた金属製の線材によって捕捉される。この濾過部28によって異物が除去された圧力流体は、該濾過部28の内部を通じて下方へと流れて下流側通路22を通じて下流側へと排出される。
以上のように、本実施の形態では、ボディ14の凹部16にフィルタ10を取り付けるフィルタ10の取付け構造において、前記フィルタ10が、金属製の線材が編み込まれた円筒状の濾過部28と、凹部16の底壁とは反対側となる前記濾過部28の端部に設けられるプレート体30とを備え、プラグ24との間に介装されるスプリング26の端部を、前記プレート体30のガイド部34によって同軸上に位置決めして保持可能とすると共に、前記プレート体30を介してスプリング26の弾発力によって前記濾過部28を凹部16の底部側へと押圧することで確実に保持することができる。
その結果、ボディ14の凹部16にフィルタ10を挿入した後にスプリング26を挿入する際、ガイド部34によって前記スプリング26をフィルタ10の中央へと容易に位置決めして組み付けることができるため、プラグ24を凹部16へと組み付ける際の前記スプリング26の位置合わせが不要となる。その結果、ボディ14に対するフィルタ10の組み付けを容易且つ確実に行うことができる。
また、フィルタ10の濾過部28を、編み込まれた金属製の線材から形成することで、例えば、濾過部28を構成する濾材が脱落してしまうことがなく、濾材の下流側通路22内への流出が防止される。
なお、本発明に係るフィルタの取付け構造は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…フィルタ 14…ボディ
16…凹部 18…開口部
24…プラグ 26…スプリング
28…濾過部 30…プレート体
34…ガイド部 40…軸部
16…凹部 18…開口部
24…プラグ 26…スプリング
28…濾過部 30…プレート体
34…ガイド部 40…軸部
Claims (1)
- 開口を有した円筒状の凹部と、該凹部の底壁に開口する底壁側通路と、前記凹部の側壁に開口する側壁側通路とをボディに備え、前記凹部には、凹部内を流れる流体中の異物を除去可能で前記底壁側に開口を有した有底円筒状のフィルタが設けられ、前記開口を塞ぐプラグと前記フィルタとの間に設けられたスプリングの弾発力によって前記フィルタを前記底壁側へと押圧して保持するフィルタの取付け構造において、
前記フィルタは、金属製の線材が編み込まれた円筒状の濾過部と、
前記底壁とは反対側となる前記濾過部の端部に設けられるプレートと、
を備え、
前記プレートの中央には、前記スプリングの端部及び内周側を案内するガイド突起を備えることを特徴とするフィルタの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018058172A JP2019166511A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | フィルタの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018058172A JP2019166511A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | フィルタの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019166511A true JP2019166511A (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68105956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018058172A Pending JP2019166511A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | フィルタの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019166511A (ja) |
-
2018
- 2018-03-26 JP JP2018058172A patent/JP2019166511A/ja active Pending
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