JP2019165754A - 医療用長尺体 - Google Patents

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Yuichi Tada
裕一 多田
北岡 孝史
Takashi Kitaoka
孝史 北岡
美朱帆 平尾
Mizuho Hirao
美朱帆 平尾
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Abstract

【課題】高い柔軟性を保持しつつ軸方向への伸びを抑制し、かつ曲げた状態であっても滑らかにトルクを伝達できる医療用長尺体を提供する。【解決手段】管状体70を有する医療用長尺体10であり、管状体70は蛇行しつつ螺旋状に延びるスリット71を有し、スリット71は対をなす第1の対向面100、第2の対向面110から形成され、第1の対向面100は軸方向へ突出する遠位側第1の凸部101を形成し、第2の対向面110は遠位側第1の凸部101を囲む近位側第1の凹部112を形成し、遠位側第1の凸部101は周方向へ突出する遠位側第2の凸部103を形成し、近位側第1の凹部112は遠位側第2の凸部103を囲む近位側第2の凹部114を形成する。【選択図】図4

Description

本発明は、生体管腔内に挿入される医療用長尺体に関するものである。
カテーテル等に用いられるチューブ状の医療用長尺体を持つデバイスは、生体管腔内をその形状に沿って目的部位まで到達できるように、柔軟性や遠位端へのトルク伝達性を持たせる必要がある。チューブ状の医療用長尺体を柔軟にする方法として、医療用長尺体に備えられる管状体に螺旋状のスリットを設ける方法が知られている。しかしながら、螺旋状のスリットを設けた医療用長尺体は、柔軟になる一方で軸方向への伸縮が助長される。さらに、医療用長尺体は、螺旋が縮んだり(巻回が強まったり)拡がったり(巻回が緩んだり)することが可能なために捩れが発生し、遠位端へのトルク伝達性が低下する傾向がある。このため、螺旋状のスリットによって生じる捩れ易さを低減できる医療用長尺体が利用されている。例えば特許文献1には、螺旋状のスリットを構成する対をなす対向面の一方に凸部を設け、対向面の反対側に凸部が収容される凹部を設けた医療用長尺体が記載されている。このような医療用長尺体は、凸部が凹部に収容されているため、凸部が凹部に対して周方向に引っ掛かり、捩れの発生を抑制できる。
国際公開第2014/174661号
しかしながら、特許文献1に記載の医療用長尺体の凸部は、凹部から抜けることができる。このため、上記の医療用長尺体は、捩れを抑制できるが、軸方向の伸びを抑制することが困難である。また、上記の医療用長尺体が曲がると、凸部が凹部から部分的に、または全体的に抜け出るため、捩れを抑制することが困難となり、トルク伝達性が低下する。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、高い柔軟性を保持しつつ軸方向への伸びを抑制し、かつ曲げた状態であっても滑らかにトルクを伝達できる医療用長尺体を提供することを目的とする。
上記目的を達成する医療用長尺体は、管状体を有する医療用長尺体であって、前記管状体は、蛇行しつつ螺旋状に延びるスリットを有し、前記スリットは、対をなす対向面から形成され、少なくとも一方側の前記対向面は、前記管状体の軸方向に沿って突出する第1の凸部を形成し、前記第1の凸部が設けられる対向面と反対側の対向面は、前記第1の凸部を囲んで収容する第1の凹部を形成し、前記第1の凸部および第1の凹部の少なくとも一方は、前記管状体の周方向へ突出する第2の凸部を形成し、前記第2の凸部が設けられる対向面と反対側の対向面は、前記第2の凸部を囲んで収容する第2の凹部を形成する。
上記のように構成した医療用長尺体は、スリットが形成する対向面の第1の凸部、第2の凸部、第1の凹部および第2の凹部を形成するため、対となる対向面の接触面積が増加してトルク伝達性が向上する。また、第2の凸部が第2の凹部に収容されるため、第1の凸部が第1の凹部から離れ難くなり、曲げた状態においても滑らかにトルクを伝達できる。また、周方向へ突出する第2の凸部を有するため、第2の凸部によって対向面同士が引っ掛かり、軸方向への伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる。
実施形態に係る医療用長尺体を示す平面図である。 管状体を示す平面図である。 管状体の一部を示す周方向の展開図である。 管状体の一部を示す周方向の展開図である。 第1の対向面を示す斜視図である。 第2の対向面を示す斜視図である。 第1の変形例の管状体の一部を示す周方向の展開図である。 第2の変形例の管状体の一部を示す周方向の展開図である。 第3の変形例の管状体の一部を示す周方向の展開図である。 第4の変形例の管状体の一部を示す周方向の展開図である。 第5の変形例の管状体の一部を示す周方向の展開図である。 第6の変形例を示す平面図である。 第7の変形例のシャフト部の一部を示す平面図である。 第8の変形例のシャフト部の一部を示す平面図である。 第9の変形例のシャフト部の一部を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
本実施形態に係る医療用長尺体10は、動脈内に挿入され、石灰化したプラークなどの病変部を切削して除去するアテレクトミーに用いられる。本明細書では、デバイスの血管に挿入する側を「遠位側」、操作する手元側を「近位側」と称することとする。
医療用長尺体10は、図1に示すように、長尺であって回転駆動されるシャフト部20と、シャフト部20を収容できる外シース30と、シャフト部20によって回転する切削部40とを備えている。医療用長尺体10は、さらに、シャフト部20を回転させる駆動源(例えば、モータ)を備える回転駆動部50と、シャフト部20の近位側端部に設けられるハブ60とを備えている。切削部40は、病変部を切削できるように、外表面にダイヤモンド粒子(研磨材)が付着している。切削部40の遠位端の周方向に刃面を設けられていてもよい。なお、切削部40の構成は、病変部を切削できれば特に限定されない。
シャフト部20は、回転駆動部50により回転駆動される外管シャフト21と、外管シャフト21の内側に配置され、近位部にハブ60が固着される内管シャフト22とを備えている。外管シャフト21は、柔軟性を得つつ回転駆動力を伝達できるように、螺旋状のスリット71が設けられた管状体70を備えている。
管状体70は、図2〜6に示すように、蛇行しつつ(繰り返し曲がりつつ)螺旋状に延びる通路に沿うスリット71を有している。管状体70は、螺旋状のスリット71が設けられた先端側の柔軟部72と、スリット71が設けられていない基端側の高剛性部73とを備えている。スリット71は、レーザー加工等の一般的に行われる技術を用いてスパイラルスリット加工により形成される。
柔軟部72は、所定のピッチL1でスリット71が設けられている。スリット71は、管状体70の外周面から内周面へ貫通する線状の切り込みであり、管状体70に後述する凸部や凹部を構成するように湾曲しつつ螺旋を描くように連続する。スリット71は、管状体70の遠位側および近位側へ曲線によって繰り返し折り返して波状に螺旋を描く。ピッチL1は、スリット71が、管状体70の周方向Yに360度を巻回することで管状体70の軸方向Xに移動する距離を意味する。管状体70の柔軟部72は、スリット71が設けられることで、曲げ剛性が低減されて曲がりやすい柔軟な構造となっている。なお、螺旋状のスリットが複数設けられることで、管状体70は、多重螺旋構造で構成されてもよい。
スリット71は、対向して配置される対をなす第1の対向面100および第2の対向面110により構成されている。第1の対向面100は、近位側、遠位側または周方向側であり得る。第2の対向面110は、第1の対向面100の反対側である。第1の対向面100は、軸方向に並ぶ2つのスリット71の間に位置する螺旋状の構造体の、遠位側の端面である。第1の対向面100は、管状体70の内周面と外周面を繋ぐ面である。第1の対向面100は、スリット71の間に位置する螺旋状の構造体に沿って、周方向に延びている。第2の対向面110は、軸方向に並ぶ2つのスリット71の間に位置する螺旋状の構造体の、近位側の端面である。第2の対向面110は、管状体70の内周面と外周面を繋ぐ面である。第2の対向面110は、スリット71の間に位置する螺旋状の構造体に沿って、周方向に延びている。第1の対向面100と第2の対向面110は、スリット71を挟んで隣接する(対面する)。第1の対向面100は、近位側へ突出する遠位側第1の凸部101(第1の凸部)を複数備える。第2の対向面110は、遠位側へ突出する近位側第1の凸部111(第1の凸部)を複数備える。
各々の第1の対向面100は、周方向に隣り合う遠位側第1の凸部101(第1の凸部)の間に、近位側第1の凸部111が入り込む遠位側第1の凹部102(第1の凹部)を複数備える。遠位側第1の凸部101および遠位側第1の凹部102のスリット71を構成する縁部は、曲線状である。第2の対向面110は、複数の近位側第1の凸部111の間に、遠位側第1の凸部101が入り込む近位側第1の凹部112(第1の凹部)を複数備える。近位側第1の凸部111および近位側第1の凹部112は、連続するS字状の曲線により構成される。遠位側の遠位側第1の凸部101は、近位側の近位側第1の凹部112に引っ掛かり、軸方向Xおよび周方向Yへの近位側第1の凹部112に対する相対的な移動が制限される。近位側の近位側第1の凸部111は、遠位側の遠位側第1の凹部102に引っ掛かり、軸方向Xおよび周方向Yへの遠位側第1の凹部102に対する相対的な移動が制限される。遠位側第1の凸部101は、周方向に45度毎に配置される。また、近位側第1の凸部111も、周方向に45度毎に配置される。なお、遠位側第1の凸部101および近位側第1の凸部111が配置される間隔は、45度に限定されず、例えばランダムに配置されてもよい。遠位側第1の凸部101は、周方向に45度毎に配置されるために軸方向Xに並ぶ。しかしながら、遠位側第1の凸部101は、配置される角度が異なることで、軸方向Xに並ばなくてもよい。同様に、近位側第1の凸部111は、周方向に45度毎に配置されるために軸方向Xに並ぶ。しかしながら、近位側第1の凸部111は、配置される角度が異なることで、軸方向Xに並ばなくてもよい。
各々の遠位側第1の凸部101は、周方向Yの両側へ延在する2つの遠位側第2の凸部103(第2の凸部)を有している。また、各々の遠位側第1の凸部101は、周方向Yの両側に、遠位側第2の凸部103に隣接して2つの遠位側第2の凹部104(第2の凹部)を有している。隣接する遠位側第2の凸部103および遠位側第2の凹部104は、隣接することで連続するS字状の曲線により構成される。遠位側第2の凸部103は、隣接する遠位側第2の凹部104よりも遠位側第1の凸部101の基部側(遠位側)に位置する。遠位側第1の凸部101と遠位側第2の凸部103との境界部は、接線不連続な角部105が設けられる。なお、接線不連続とは、2つの線が接続点で接続される場合に、各々の線の接続点における接線が異なることを意味する。接線とは、曲線(または直線)上の定点と動点を結ぶ直線があるときの、動点を定点に近づけたときの極限の直線を意味する。なお、接続される2つの線の各々は、直線であっても曲線であってもよい。直線の接線は、その直線と一致する。角部105は、接線不連続であることで鋭利となっている。なお、接線不連続となる角部105は、加工精度等の関係上、ある程度の曲率半径を有することがあり得る。許容される角部105の曲率半径は、1.0mm以下が好ましく、より好ましくは0.5mm以下、さらに好ましくは0.05mm以下である。角部105の曲率半径が小さいほど、後述するように角部105によって噛み合う効果が高い。また、遠位側第1の凸部101と遠位側第2の凹部104との境界部は、接線不連続な隅部106が設けられる。なお、接線不連続となる隅部106も、角部105と同様に、加工精度等の関係上、ある程度の曲率半径を有することがあり得る。
近位側第1の凸部111は、周方向Yの両側へ延在する2つの近位側第2の凸部113(第2の凸部)を有している。また、近位側第1の凸部111は、周方向Yの両側に、近位側第2の凸部113に隣接して2つの近位側第2の凹部114(第2の凹部)を有している。隣接する近位側第2の凸部113および近位側第2の凹部114は、連続するS字状の曲線により構成される。近位側第2の凸部113は、隣接する近位側第2の凹部114よりも近位側第1の凸部111の基部側(近位側)に位置する。近位側第1の凸部111の近位側第2の凸部113との境界部は、接線不連続な角部115が設けられる。角部115は、接線不連続であることで鋭利となっている。なお、接線不連続となる角部115は、加工精度等の関係上、ある程度の曲率半径を有することがあり得る。許容される角部115の曲率半径は、1.0mm以下が好ましく、より好ましくは0.5mm以下、さらに好ましくは0.05mm以下である。角部115の曲率半径が小さいほど、後述するように角部115によって噛み合う効果が高い。また、近位側第1の凸部111と近位側第2の凹部114との境界部は、接線不連続な隅部116が設けられる。なお、接線不連続となる隅部116も、角部115と同様に、加工精度等の関係上、ある程度の曲率半径を有することがあり得る。
近位側第1の凸部111の角部115は、遠位側第1の凸部101の隅部106に収容される。近位側第1の凸部111の隅部116は、遠位側第1の凸部101の角部105を収容する。管状体70にトルクが作用すると、角部115が隅部106に強固に噛み合い、かつ角部105が隅部116に強固に噛み合う。このため、第1の対向面100と第2の対向面110が強固に連結され、トルク伝達性が向上する。周方向展開図において、角部105の角度α1および角部115の角度α2は、90度以下であることが好ましいが、90度を超えてもよい。周方向展開図において、隅部106の角度β1および隅部116の角度β2は、角度α1および角度α2と等しいことが好ましいが、角度α1および角度α2と異なってもよい。角度α1、角度α2、角度β1および角度β2が90度以下であることで、角部105、115が、隅部106、116に強固に噛み合いやすい。
遠位側第1の凸部101に設けられる遠位側第2の凸部103は、当該遠位側第1の凸部101と隣接する近位側第1の凸部111に設けられる近位側第2の凹部114に囲まれて収容され、かつ近位側第2の凸部113と軸方向Xに隣接する。近位側第1の凸部111に設けられる近位側第2の凸部113は、当該近位側第1の凸部111と隣接する遠位側第1の凸部101に設けられる遠位側第2の凹部104に囲まれて収容され、かつ遠位側第2の凸部103と軸方向Xに隣接する。
遠位側第1の凸部101の幅は、遠位側第2の凸部103が設けられる位置で最も大きく、この位置よりも基部側(突出方向の反対側)において、遠位側第2の凸部103が設けられる位置よりも小さい。このため、遠位側第1の凸部101が、近位側第1の凹部112から抜け出ることを抑制できる。
近位側第1の凸部111の幅は、近位側第1の凸部が設けられる位置で最も大きく、この位置よりも基部側(突出方向の反対側)において、近位側第2の凸部113が設けられる位置よりも小さい。このため、近位側第1の凸部111が、遠位側第1の凹部102から抜け出ることを抑制できる。
遠位側第1の凸部101および近位側第1の凸部111の軸方向Xへの突出長さである距離L2は、螺旋状のスリット71のピッチL1の半分以下であることが好ましいが、これに限定されない。距離L2がピッチL1の半分以下であると、軸方向Xに並ぶ2つのスリット71とスリット71の間の間隔が狭くなり過ぎる部位が生じる可能性を抑制し、2つのスリット71の間の材料の幅を維持できる。これにより、管状体70は、適切な強度を確保できる。距離L2は、遠位側第1の凸部101および近位側第1の凸部111の強度を確保できるように、小さ過ぎずにある程度の長さが確保されることが好ましい。ピッチL1は、特に限定されないが、例えば0.1mm〜30mmである。距離L2は、特に限定されないが、例えば0.05mm〜18mmである。
周方向に隣接する遠位側第1の凸部101および近位側第1の凸部111は、展開図において点対称形状である。すなわち、遠位側第1の凸部101および近位側第1の凸部111は、大きさおよび形状が同一である。なお、大きさが同一とは、寸法が同一であることを意味する。また、形状が同一とは、展開図において形状が相似関係にあることを意味する。
管状体70の構成材料は、比較的剛性の高い材質であることが好ましく、例えばNi−Ti、真鍮、SUS、アルミ等の金属を用いることが好ましい。なお、比較的剛性の高い材質であれば、管状体70の構成材料は特に限定されず、例えばポリイミド、塩化ビニル、ポリカーボネート等の樹脂であってもよい。
管状体70の寸法は、特に限定されない。例えば、管状体70の外径は約0.5mm〜3.5mm、肉厚は約10μm〜170μm、長さは約1100mm〜1400mmである。
スリット71の隙間の幅(第1の対向面100と第2の対向面110の離間距離)は、特に限定されないが、例えば約0.01mm〜0.05mmである。
次に、本実施形態に係る医療用長尺体10の使用方法を、動脈内の石灰化した病変部を切削する場合を例として説明する。
本実施形態の医療用長尺体10を使用する際には、ガイドワイヤ(図示せず)を血管内に挿入し、ガイドワイヤをガイドとして、医療用長尺体10を屈曲させたり回転させたりしつつ、石灰化した病変部の位置の近位側へ到達させる。
次に、切削部40が病変部の近傍まで進入した状態で、回転駆動部50によりシャフト部20を回転させると、切削部40もそれに伴って回転する。この状態で切削部40を血管内で移動させると、切削部40が病変部に接触し、切削部40が血管内で固着した状態の病変部を切削する。切削部40は、一方向へ連続的に回転するが、必要に応じて逆回転してもよい。
切削された病変部は、血管内に別途取り付けられたフィルターに捕集される。フィルターに捕集された病変部は、フィルターとともに血管外へ排出できる。または、切削された病変部は吸引して血管外へ排出することもできる。病変部を切削した後、回転動を停止する。この後、医療用長尺体10を血管から抜去し、手技が完了する。
以上のように、実施形態に係る医療用長尺体10は、管状体70を有する医療用長尺体10であって、管状体70は、蛇行しつつ螺旋状に延びるスリット71を有し、前記スリット71は、対をなす第1の対向面100および第2の対向面110から形成され、第1の対向面100は、管状体70の軸方向Xに沿って突出する遠位側第1の凸部101(第1の凸部)を形成し、第2の対向面110は、遠位側第1の凸部101を囲んで収容する近位側第1の凹部112(第1の凹部)を形成し、遠位側第1の凸部101は、管状体70の周方向Yへ突出する遠位側第2の凸部103(第2の凸部)を形成し、近位側第1の凹部112は、遠位側第2の凸部103を囲んで収容する近位側第2の凹部114(第2の凹部)を形成する。
上記のように構成した医療用長尺体10は、スリット71が、第1の対向面100および第2の対向面110の遠位側第1の凸部101(第1の凸部)および遠位側第2の凸部103(第2の凸部)、近位側第1の凹部112(第1の凹部)および近位側第2の凹部114(第2の凹部)を形成するため、対となる第1の対向面100および第2の対向面110の接触面積が増加してトルク伝達性が向上する。また、遠位側第2の凸部103が近位側第2の凹部114に収容されるため、遠位側第1の凸部101が近位側第1の凹部112から離れ難くなり、曲げた状態においても滑らかにトルクを伝達できる。し、かつ曲げた状態においても滑らかにトルクを伝達できる。また、遠位側第1の凸部101は、周方向へ突出する遠位側第2の凸部103を有するため、遠位側第2の凸部103によって第1の対向面100および第2の対向面110が引っ掛かる。このため、医療用長尺体10は、軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる。特に、管状体70は、硬い病変部を切削するために、回転して回転力を伝達させるための部材であるため、曲げた状態においても滑らかに効率よくトルクを伝達できることは非常に有効である。なお、ここでは、第1の対向面100の遠位側第1の凸部101(第1の凸部)が、第2の対向面110の近位側第1の凹部112(第1の凹部)に囲まれて収容される構成についての効果を説明しているが、第2の対向面110の近位側第1の凸部111(第1の凸部)が、第1の対向面100の遠位側第1の凹部102(第1の凹部)に囲まれて収容される構成についても、同様の効果を有する。対となる第1の対向面100および第2の対向面110の両方で効果が発揮されることで、相乗的により良い効果が得られる。また、医療用長尺体10は、トルク伝達能力が向上することで、切削抵抗を受ける切削部40において過度の抵抗を受けた場合に、抵抗が近位側へ効果的に伝わり、緊急停止することが可能である。
また、遠位側第1の凸部101、近位側第1の凹部112、遠位側第2の凸部103および近位側第2の凹部114の縁部は、周方向展開図において曲線状である。これにより、医療用長尺体10は、曲げた状態においても滑らかにトルクを伝達できる。
また、対をなす第1の対向面100および第2の対向面110の両方に第2の凸部(遠位側第2の凸部103および近位側第2の凸部113)が設けられる。これにより、対をなす第1の対向面100および第2の対向面110がより強固に連結されるため、管状体70の軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる。
また、対をなす第1の対向面100および第2の対向面110の各々に設けられる遠位側第2の凸部103および近位側第2の凸部113が隣接する。これにより、隣接する遠位側第2の凸部103および近位側第2の凸部113が係合し、対をなす第1の対向面100および第2の対向面110がより強固に連結されるため、管状体70の軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる。
また、対をなす第1の対向面100および第2の対向面110の各々に設けられて隣接する2つの第1の凸部(遠位側第1の凸部101および近位側第1の凸部111)は、周方向展開図において点対称に配置される。これにより、管状体70に力が作用する際に、力が遠位側第1の凸部101および近位側第1の凸部111にバランス良く分散する。このため、医療用長尺体10は、管状体70の軸方向Xへの伸びを効果的に抑制し、かつトルク伝達性を向上できるとともに、破損の発生を抑制できる。
また、遠位側第1の凸部101(第1の凸部)は、管状体70の周方向の一方側へ向かう遠位側第2の凸部103(第2の凸部)および当該遠位側第2の凸部103と隣り合う遠位側第2の凹部104(第2の凹部)を有するとともに、管状体70の周方向の反対側へ向かう遠位側第2の凸部103および当該遠位側第2の凸部103と隣り合う遠位側第2の凹部104を有する。これにより、対をなす第2の対向面110および第2の対向面110がより強固に連結されるため、管状体70の軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる。
また、遠位側第1の凸部101(第1の凸部)に設けられる周方向Yの一方側へ向かう遠位側第2の凸部103(第2の凸部)および遠位側第2の凹部104(第2の凹部)の軸方向Xの配置は、遠位側第1の凸部101に設けられる周方向Yの反対側へ向かう遠位側第2の凸部103および遠位側第2の凹部104の軸方向Xの配置と同一である。これにより、遠位側第1の凸部101の周方向Yの両側に配置される遠位側第2の凸部103および遠位側第2の凹部104の配置が、軸方向Xに対して略線対称で配置される。このため、管状体70に作用する力が2つの第2の凸部(遠位側第2の凸部103および遠位側第2の凹部104)にバランス良く分散する。したがって、医療用長尺体10は、管状体70の軸方向Xへの伸びを効果的に抑制し、かつトルク伝達性を向上できるとともに、破損の発生を抑制できる。
また、遠位側第1の凸部101(第1の凸部)の周方向Yの最大幅は、遠位側第2の凸部103(第2の凸部)に位置する。これにより、遠位側第2の凸部103によって第1の対向面100および第2の対向面110が確実に引っ掛かり、軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、図7に示す第1の変形例である管状体130のように、遠位側第1の凸部131(第1の凸部)と近位側第1の凸部132が、対称形状でなくてもよい。
また、図8に示す第2変形例である管状体140のように、遠位側第2の凸部143(第2の凸部)は、遠位側第1の凸部141(第1の凸部)の頂部から周方向Yへ延在してもよい。また、近位側第2の凸部144(第2の凸部)は、近位側第1の凸部142(第1の凸部)の頂部から周方向Yへ延在してもよい。
また、図9に示す第3変形例である管状体150のように、遠位側第1の凸部151(第1の凸部)および近位側第1の凸部152(第1の凸部)のスリットの縁部が、不連続となる角部や隅部を有さなくてもよい。
また、図10に示す第4変形例である管状体160のように、遠位側第1の凸部161(第1の凸部)に設けられる周方向Yの一方側へ向かう遠位側第2の凸部163(第2の凸部)および遠位側第2の凹部164(第2の凹部)の軸方向Xの配置は、遠位側第1の凸部161に設けられる周方向Yの反対側へ向かう遠位側第2の凸部163および遠位側第2の凹部164の軸方向Xの配置と逆となってもよい。これにより、遠位側第1の凸部161の周方向Yの両側に配置される遠位側第2の凸部163および遠位側第2の凹部164の配置が、軸方向Xに対して略点対称で配置される。このため、管状体160に作用する力が2つの第2の凸部(遠位側第2の凸部163および遠位側第2の凹部164)にバランス良く分散する。したがって、医療用長尺体は、管状体160の軸方向Xへの伸びを効果的に抑制し、かつトルク伝達性を向上できるとともに、破損の発生を抑制できる。
また、図11に示す第5の変形例である管状体170のように、スリット171のピッチL1が軸方向Xに沿って変化してもよい。例えば、遠位側へ向かってスリット171のピッチL1を漸次的に狭くすることで、遠位側ほど曲げ剛性を低くすることができる。これにより、管状体170は、曲げ剛性が高い近位側の部位によって十分な押し込み性を確保できるとともに、柔軟な遠位側の部位によって、生体管腔の湾曲部位をも容易に通過でき、高い到達性および操作性を同時に得られる。また、軸方向Xの位置によって、遠位側第1の凸部172(第1の凸部)や近位側第1の凸部173(第1の凸部)の大きさや形状が異なってもよい。例えば、ピッチL1の大きい近位部では、ピッチL1に余裕があるため、遠位側第1の凸部172(第1の凸部)や近位側第1の凸部173(第1の凸部)を大きくすることができる。スリット171のピッチL1は、傾斜的に変化してもよい。これにより、管状体は、より高い到達性および操作性を得ることができ、かつ応力が一箇所に集中することがなく、破損やキンクの発生を低減できる。また、スリットのピッチL1は、近位側ほど短くてもよい。また、遠位側第1の凸部172(第1の凸部)や近位側第1の凸部173(第1の凸部)の大きさや形状が、近位側ほど小さくてもよい。
また、本実施形態に係る医療用長尺体10は、動脈内で石灰化したプラークなどの病変部を除去するためのデバイスであるが、医療用の長尺体であれば特に限定されない。例えば、医療用長尺体は、深部静脈血栓症において、血管内に挿入されて血栓を破砕するデバイスや、マイクロカテーテル、イメージングカテーテル等の他の用途のカテーテル、ガイドワイヤ等であってもよい。
また、管状体のスリットの螺旋の向きは限定されない。また、管状体の第1の凸部および第2の凸部は、規則性を持って配置されなくてもよく、ランダムに配置されてもよい。これにより、管状体の曲げ剛性の周方向へ異方性を減少できる。なお、管状体の第1の凸部および第2の凸部は、規則性を持って配置されることで、曲げ方向を計画的に調節することができる。
また、本実施形態に係る医療用長尺体10は、外管シャフト21が回転駆動部50により駆動されるが、図12に示す第6の変形例のように、外管シャフト21ではなく内管シャフト22が、回転駆動部50により回転駆動されてもよい。その場合、外管シャフト21の近位部にハブ60が固着される。
また、図13に示す第7の変形例のように、内管シャフト22および外管シャフト部21の両方が、螺旋状のスリット71が設けられた管状体70を有することもできる。
また、図14に示す第8の変形例のように、内管シャフト22が螺旋状のスリット71を有する管状体70を備え、外管シャフト21が、螺旋状のスリット71とは異なる構造のスリット181を有する管状体180を備えてもよい。スリット181は、例えば、周方向展開図において曲線状に折り返しながら螺旋を描いている。これにより、内管シャフト22よりも径が大きいために剛性が高くなりやすい外管シャフト21を柔軟にすることができる。したがって、内管シャフト22により、軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制しつつ、外管シャフト21により、柔軟性および押し込み性を確保できる。この変形例では、スリット71を備えることで、軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる内管シャフト22が、回転駆動されるが、これに限定されない。また、スリット181は、スリット71と逆方向に巻回されている。これにより、異なる螺旋が互いに補強し合うことで強度が向上するとともに、動作の異方性が低減されて操作性が向上する。なお、スリット71とスリット181の巻回方向は、同じであってもよい。
また、図15に示す第9の変形例のように、内管シャフト22が螺旋状のスリット71を有する管状体70を備え、外管シャフト21が、空間部192が設けられたスリット191を有する管状体190を備えてもよい。スリット191は、周方向展開図において凸部193および凹部194を備えるように折り返しながら螺旋を描いている。周方向展開図において、凸部193は湾曲し、凹部194は凸部193を収容しつつ屈曲している。凸部193と凹部194の間に、空間部192が設けられる。これにより、内管シャフト22よりも径が大きいために剛性が高くなりやすい外管シャフト21を柔軟にすることができる。したがって、内管シャフト22により、軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制しつつ、外管シャフト21により、柔軟性および押し込み性を確保できる。この変形例では、スリット71を備えることで、軸方向Xへの伸びと、トルク伝達性を低下させる捩れの発生を抑制できる内管シャフト22が、回転駆動されるが、これに限定されない。また、管状体190を適用した外管シャフト21が押し込まれると、空間部192に凸部193が入り込み、外管シャフト21が直線状になりやすい。このため、管状体190を適用した外管シャフト21は、押し込み力を作用させやすくなる。なお、空間部192の形状は、特に限定されない。また、空間部191には、例えば、管状体191の外周を被覆する被覆層195の一部が入り込むことができる。これにより、被覆層195が、管状体190に対して固定されやすい。
10 医療用長尺体、
20 シャフト部、
70、130、150、160、170、180、190 管状体、
71、171 スリット、
100 第1の対向面、
110 第2の対向面、
101、131、141、151、161、172 遠位側第1の凸部(第1の凸部)、
102 遠位側第1の凹部(第1の凹部)、
103、143、163 遠位側第2の凸部(第2の凸部)、
104、164 遠位側第2の凹部(第2の凹部)、
105、115 角部、
106、116 隅部、
111、132、142、152、173 近位側第1の凸部(第1の凸部)、
112 近位側第1の凹部(第1の凹部)、
113、144 近位側第2の凸部(第2の凸部)、
114 近位側第2の凹部(第2の凹部)、
L1 ピッチ、
L2 距離、
20 シャフト部、
α1、α2 角部の角度、
β1、β2 隅部の角度。

Claims (9)

  1. 管状体を有する医療用長尺体であって、
    前記管状体は、蛇行しつつ螺旋状に延びるスリットを有し、
    前記スリットは、対をなす対向面から形成され、
    少なくとも一方側の前記対向面は、前記管状体の軸方向に沿って突出する第1の凸部を形成し、
    前記第1の凸部が設けられる対向面と反対側の対向面は、前記第1の凸部を囲んで収容する第1の凹部を形成し、
    前記第1の凸部および第1の凹部の少なくとも一方は、前記管状体の周方向へ突出する第2の凸部を形成し、
    前記第2の凸部が設けられる対向面と反対側の対向面は、前記第2の凸部を囲んで収容する第2の凹部を形成する医療用長尺体。
  2. 前記第1の凸部、第1の凹部、第2の凸部および第2の凹部の縁部は、周方向展開図において曲線状である請求項1に記載の医療用長尺体。
  3. 対をなす前記対向面の両方に前記第2の凸部が設けられる請求項1または2に記載の医療用長尺体。
  4. 対をなす前記対向面の各々に設けられる前記第2の凸部が隣接する請求項3に記載の医療用長尺体。
  5. 対をなす前記対向面の各々に設けられて隣接する2つの前記第1の凸部は、周方向展開図において点対称に配置される請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療用長尺体。
  6. 前記第1の凸部は、前記管状体の周方向の一方側へ向かう前記第2の凸部および当該第2の凸部と隣り合う第2の凹部を有するとともに、前記管状体の周方向の反対側へ向かう前記第2の凸部および当該第2の凸部と隣り合う第2の凹部を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の医療用長尺体。
  7. 前記第1の凸部に設けられる前記周方向の一方側へ向かう前記第2の凸部および第2の凹部の軸方向の配置は、前記第1の凸部に設けられる前記周方向の反対側へ向かう前記第2の凸部および第2の凹部の軸方向の配置と同一である請求項6に記載の医療用長尺体。
  8. 前記第1の凸部に設けられる前記周方向の一方側へ向かう前記第2の凸部および第2の凹部の軸方向の配置は、前記第1の凸部に設けられる前記周方向の反対側へ向かう前記第2の凸部および第2の凹部の軸方向の配置と逆である請求項6に記載の医療用長尺体。
  9. 前記第1の凸部の前記周方向への最大幅は、前記第2の凸部に位置する請求項1〜8のいずれか1項に記載の医療用長尺体。
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