JP2019164517A - 情報処理端末、その制御方法、プログラム、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置の処理能力に基づいてジョブの処理中に印刷が停止するか否かを判断し、ジョブを投入したユーザに警告する仕組みを提供する。【解決手段】情報処理端末は、ユーザ操作を介して画像形成装置へ投入する印刷ジョブを受け付け、画像形成装置の能力情報を取得する。また、本情報処理端末は、受け付けた印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、取得した能力情報に含まれる、画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する。さらに、本情報処理端末は、比較の結果、全印刷枚数が最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する。【選択図】 図5
Description
本発明は、情報処理端末、その制御方法、プログラム、及び画像形成装置に関する。
情報処理端末等にインストールされたプリンタドライバから画像形成装置に印刷開始時刻を指定した予約印刷ジョブを投入すると、画像形成装置が指定された時刻に印刷を開始する「予約印刷」が存在する。「予約印刷」は、ユーザが大量印刷を所望する際に、深夜や昼休みを印刷開始時刻に指定することで他のユーザの妨げにならないよう印刷を行うことを目的としている。
一方で、深夜などユーザが不在となる時間に予約印刷ジョブを実行した場合、ジョブ中にユーザの対応が必要となる場合に当該ジョブを完了することができない。例えば、画像形成装置の給紙トレイに格納できる最大収容枚数や排紙トレイの最大積載枚数を超える印刷ジョブを実行すると、印刷途中で停止し、ユーザがトレイ上に積載された用紙を取り除かなければ、その後の処理を継続することができず、印刷が完了しない。
特許文献1には、プリンタドライバから印刷ジョブを送る際に、予め設定された閾値以上の処理負荷、例えば印刷枚数であれば、ユーザに対して印刷したいデータが正しいか否かを確認させる警告メッセージを表示する技術が提案されている。これにより、無駄な印刷を防止している。
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。例えば、上記従来技術では、給紙トレイに格納できる最大収容枚数や排紙トレイの最大積載枚数は、画像形成装置によって異なるため、予め設定した閾値による判断では、ジョブの処理中に印刷が停止するか否かを判断できない。つまり、上記従来技術では、無駄な印刷を防止することを目的としており、装置における処理能力を考慮したものではなく、管理者やユーザからの観点で閾値が設定されている。よって、警告メッセージが行われる場合であっても、ジョブの処理中に印刷が停止しない場合もあり、警告メッセージが行われない場合であっても、ジョブの処理中に印刷が停止する場合もありうる。
本発明は、上述の問題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、画像形成装置の処理能力に基づいてジョブの処理中に印刷が停止するか否かを判断し、ジョブを投入したユーザに警告する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置へ印刷ジョブを投入する情報処理端末であって、ユーザ操作を介して前記画像形成装置へ投入する印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記画像形成装置の能力情報を取得する能力取得手段と、前記受付手段によって受け付けた前記印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、前記能力取得手段によって取得した前記能力情報に含まれる、前記画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する警告手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、例えば、画像形成装置であって、ユーザ操作を介して印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けた前記印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、前記画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する警告手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の処理能力に基づいてジョブの処理中に印刷が停止するか否かを判断し、ジョブを投入したユーザに警告することができる。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確立されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
<第1の実施形態>
以下では、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、情報処理端末から印刷開始時刻(以下では、予約時刻と称する。)が指定された印刷ジョブ(以下では、予約印刷ジョブと称する。)を画像形成装置に送信する際の情報処理端末における制御方法について説明する。なお、本発明を以下で説明する形態に限定することは意図しておらず、例えば、情報処理端末で行う処理の一部を画像形成装置で行うようにしてもよい。例えば、ユーザが画像形成装置に設けられたユーザインタフェースを介して印刷ジョブを投入する場合には、以下で説明する全ての処理が画像形成装置において行われることとなる。
以下では、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、情報処理端末から印刷開始時刻(以下では、予約時刻と称する。)が指定された印刷ジョブ(以下では、予約印刷ジョブと称する。)を画像形成装置に送信する際の情報処理端末における制御方法について説明する。なお、本発明を以下で説明する形態に限定することは意図しておらず、例えば、情報処理端末で行う処理の一部を画像形成装置で行うようにしてもよい。例えば、ユーザが画像形成装置に設けられたユーザインタフェースを介して印刷ジョブを投入する場合には、以下で説明する全ての処理が画像形成装置において行われることとなる。
<システム構成>
まず、図1を参照して、本実施形態に係るシステムの構成例を説明する。図1に示すように、本システムは、情報処理端末101と画像形成装置111とがLAN105を介して相互に通信可能に接続されている。なお、通信接続については、有線接続及び無線接続の何れの形態でもよい。また、各装置については複数台が本システムに接続されてもよい。情報処理端末101は、画像形成装置のプリンタドライバやアプリケーションをインストールした、パーソナルコンピュータ、ノートPC、タブレットPCや、スマートフォンなどである。画像形成装置111は、情報処理端末101から受信した印刷ジョブの印刷が可能なプリンタである。
まず、図1を参照して、本実施形態に係るシステムの構成例を説明する。図1に示すように、本システムは、情報処理端末101と画像形成装置111とがLAN105を介して相互に通信可能に接続されている。なお、通信接続については、有線接続及び無線接続の何れの形態でもよい。また、各装置については複数台が本システムに接続されてもよい。情報処理端末101は、画像形成装置のプリンタドライバやアプリケーションをインストールした、パーソナルコンピュータ、ノートPC、タブレットPCや、スマートフォンなどである。画像形成装置111は、情報処理端末101から受信した印刷ジョブの印刷が可能なプリンタである。
<情報処理端末の構成>
次に、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理端末101の内部構成例を説明する。情報処理端末101は、CPU201、RAM202、補助記憶装置203、画像表示装置204、入力装置205、及びNIC(Network Interface Card)206を備える。各コンポーネントは、メインバス209を介して相互に情報を送受することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理端末101の内部構成例を説明する。情報処理端末101は、CPU201、RAM202、補助記憶装置203、画像表示装置204、入力装置205、及びNIC(Network Interface Card)206を備える。各コンポーネントは、メインバス209を介して相互に情報を送受することができる。
CPU201は、本発明の特徴的な処理を制御する際の情報処理を実行する中央処理装置である。RAM202は、CPU201のワークエリアを提供するメモリである。補助記憶装置203は、本実施形態における制御プログラムを提供する記憶装置(ハードディスク、フロッピーディスク、及びCD-ROM等)である。
画像表示装置204は、ユーザにメッセージを通知するために使用される表示部(具体的には、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等)である。入力装置205は、ユーザ操作を受け付けてコマンドを入力するユーザインタフェース(具体的には、マウス、キーボード等)である。NIC206は、LAN105を介して他のネットワーク機器と相互にデータを送受するためのネットワークインタフェースカード(NIC)である。
<画像形成装置の構成>
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像形成装置111の内部構成例を説明する。画像形成装置111は、装置を統括的に制御するコントローラ部300、原稿から画像を読み取る読取部308、及び用紙に画像を印刷する印字部307を備える。また、コントローラ部300は、CPU301、RAM302、補助記憶装置303、画像表示装置304、入力装置305、NIC306、デバイスI/F310、及びタイマ313を備える。各コンポーネントは、メインバス309を介して相互に情報を送受することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像形成装置111の内部構成例を説明する。画像形成装置111は、装置を統括的に制御するコントローラ部300、原稿から画像を読み取る読取部308、及び用紙に画像を印刷する印字部307を備える。また、コントローラ部300は、CPU301、RAM302、補助記憶装置303、画像表示装置304、入力装置305、NIC306、デバイスI/F310、及びタイマ313を備える。各コンポーネントは、メインバス309を介して相互に情報を送受することができる。
CPU301は、画像形成装置111を制御する際の情報処理を実行する中央処理装置である。RAM302は、CPU301のワークエリアの提供やデータの一時保管を行うためのメモリである。補助記憶装置303は、データの一時保管や、RAM302の代わりに用いられる記憶装置(ハードディスク、CD−ROM等)である。
画像表示装置304は、タッチパネル等の表示部であり、画像形成装置の状態や、エラーメッセージ等を表示する。入力装置305は、ユーザのコマンドを入力するタッチパネル等のユーザインタフェースであり、所望する印刷ジョブの指定等をユーザが操作するために使用される。NIC306はLAN105を介して、他のネットワーク機器と双方向にデータを送受するためのネットワークインタフェースカードである。
印字部307は、読取部308で読み取られた画像データや、外部の装置から受信した画像データ等を用紙に印刷する。読取部308は、原稿台に置かれた紙原稿をスキャンし、白黒2値やカラー多値の画像データ等を生成するスキャナである。読み取った画像データは、そのまま印字部307で印刷することが可能であり、また補助記憶装置303に留め置いて任意のタイミングで印刷することも可能である。
デバイスI/F310は、読取部308及び印字部307に接続し、各部とのデータ送受信を制御する。タイマ313は、時刻管理を行うタイマであり、例えば、予約印刷ジョブを印刷開始時刻に印刷する際の時刻判断等で使用される。
<情報処理装置のソフトウェア構成>
次に、図4を参照して、情報処理端末101における印刷処理のソフトウェア構成例を説明する。情報処理端末101は、ソフトウェア構成として、アプリケーション401、グラフィックエンジン402、プリンタドライバ403、システムスプーラ404、スプーラ405、及びスプールファイル406を備える。これらのソフトウェア構成は、例えば補助記憶装置203に保存されたファイルとして存在する。それぞれが実行される場合にOSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM202にロードされ実行されるプログラムモジュールである。また、アプリケーション401及び、プリンタドライバ403は、不図示のCD−ROM、あるいは不図示のネットワークを経由して補助記憶装置203に追加することが可能である。補助記憶装置203に保存されているアプリケーション401は、CPU201によってRAM202にロードされて実行される。
次に、図4を参照して、情報処理端末101における印刷処理のソフトウェア構成例を説明する。情報処理端末101は、ソフトウェア構成として、アプリケーション401、グラフィックエンジン402、プリンタドライバ403、システムスプーラ404、スプーラ405、及びスプールファイル406を備える。これらのソフトウェア構成は、例えば補助記憶装置203に保存されたファイルとして存在する。それぞれが実行される場合にOSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM202にロードされ実行されるプログラムモジュールである。また、アプリケーション401及び、プリンタドライバ403は、不図示のCD−ROM、あるいは不図示のネットワークを経由して補助記憶装置203に追加することが可能である。補助記憶装置203に保存されているアプリケーション401は、CPU201によってRAM202にロードされて実行される。
アプリケーション401から画像形成装置111に対して印刷を行う際には、同様にRAM202にロードされ実行可能となっているグラフィックエンジン402を利用して描画データの出力を行う。ここで、米国マイクロソフト社のWindows(登録商標)OSを用いて説明を行う。Windows(登録商標)では、OSのグラフィックエンジン402は、一般にGDI(Graphic Device Interface)と呼ばれる。アプリケーション401は、グラフィックエンジンであるGDIに対してGDI関数と呼ばれる描画データを出力する。
グラフィックエンジン402は、画像形成装置ごとに用意されたプリンタドライバ403を同様に補助記憶装置203からRAM202にロードする。その後、グラフィックエンジン402は、アプリケーション401からのGDI関数の出力をライブラリに基づいてDDI関数(Device Driver Interface)に変換して、プリンタドライバ403へDDI関数を出力する。続いて、プリンタドライバ403は、グラフィックエンジン402から受け取ったDDI関数に基づいて、プリンタが認識可能な制御コマンド、例えばPDL(PageDescriptionLanguage)に変換する。変換されたプリンタ制御コマンドは、OSによってRAM202にロードされたシステムスプーラ404を経てLAN105経由で画像形成装置111へ印刷データとして出力される。
更に、本実施形態のシステムでは、アプリケーション401からの印刷データを一旦中間コードデータでスプールする構成を有する。一旦スプールする場合には、プリンタドライバ403がPDLをページ単位に中間コードに変換して、スプーラ405に送付し、スプーラ405がスプールファイル406として格納する。スプールファイル406にページ単位の中間データを溜め置くことで、印刷ジョブの論理ページ数をカウントし、印刷設定に応じた全印刷枚数の計算が可能となる。
このページ単位に格納されている中間コードのスプールファイルをページ描画ファイル(PDF:PageDescription File)と称する。また、スプーラ405は、プリンタドライバ403に対して設定されている印刷データに関する印刷設定(予約印刷、給紙部、排紙先、Nup、両面等)をプリンタドライバ403から取得してジョブ単位のファイルとしてスプールファイル406に保存する。このジョブ単位に格納されている設定ファイルをジョブ設定ファイル(簡略してSDF:Spool Description Fileとも称する。)と称する。印刷データに関する印刷設定は、アプリケーションから印刷指示を出す前に、予めプリンタドライバ403の設定を操作者が行っておく。
また、プリンタドライバ403は、能力取得手段として機能し、LAN105経由で画像形成装置111に対して、当該画像形成装置111の能力情報の取得要求を送信する。画像形成装置111は、プリンタドライバ403からの能力情報の取得要求に応答して、当該能力情報として処理可能な最大印刷枚数に関する情報をプリンタドライバ403に送信する。ここで、最大印刷枚数とは、給紙トレイ(給紙カセット)の最大収容枚数と、排紙トレイの最大積載枚数との情報を含み、ユーザが給紙トレイに用紙を補給せず、かつ、排紙トレイに積載された印刷後の用紙を取り除くことなく継続可能な印刷枚数の最大値である。図11は、プリンタドライバ403が受信する画像形成装置111の能力情報の一例を示す。能力情報には、各給紙トレイに対応した最大収容枚数と、収容可能な用紙サイズと、各排紙トレイに対応した最大積載枚数との情報が含まれる。図11に示すように、画像形成装置111が複数の給紙カセットや複数の排紙トレイを備える場合には、それぞれの可能枚数や用紙サイズの情報が含まれる。
<画面例>
次に、図9及び図10を参照して、情報処理端末101の画像表示装置204に表示される画面例について説明する。
次に、図9及び図10を参照して、情報処理端末101の画像表示装置204に表示される画面例について説明する。
図9(a)は、ユーザが印刷設定を指定するためにプリンタドライバ403が画像表示装置204に表示する指定画面900の一例である。906は印刷ジョブを画像形成装置111が処理する方法を指定する出力方法である。本実施形態では、ユーザは出力方法906として「プリント」、「予約印刷」を選択できるものとする。ユーザが出力方法906で予約印刷を選択した場合は予約時刻907も指定する可能となる。予約時刻は絶対時刻であっても、現在時刻に対する相対時刻であってもよいが、ここでの一例はユーザが予約時刻907として絶対時刻を指定する例を示す。指定画面900は、印刷部数、ステイプル設定、パンチ設定、給紙設定、解像度設定、印字色等の指定を例えば901から905のメニューにより設定することが可能である。本実施形態では、関係する仕上げ903及び給紙904のメニューについて説明する。
図9(b)は、ユーザが排紙先を指定するためにプリンタドライバ403が画像表示装置204に表示する指定画面910を示す。911は、印刷ジョブの画像形成装置111における排紙先を決定するためのリストである。ユーザはプルダウンメニューから所望の排紙先を選択することができる。また、図9(c)は、ユーザが給紙部を指定するためにプリンタドライバ403が画像表示装置204に表示する指定画面920を示す。921は、印刷ジョブの画像形成装置111における給紙部を決定するためのリストである。
指定画面900でユーザがOKボタン908を押下すると、プリンタドライバ403は、出力方法がプリントの場合は、システムスプーラ404を経てLAN105を介して画像形成装置111に印刷ジョブを送信する。一方、出力方法が予約印刷の場合は、プリンタドライバ403は、一旦スプーラを経て中間データをスプールファイル406に溜め置き、全印刷枚数の計算を行う。印刷ジョブの全印刷枚数が、画像形成装置111の最大能力を超えない場合は、プリンタドライバ403が、システムスプーラ404、及びLAN105を介して画像形成装置111に印刷ジョブを送信する。一方、印刷ジョブの全印刷枚数が、画像形成装置111の最大能力を超える場合は、プリンタドライバ403は、画像表示装置204に警告画面を表示する。
図10は、プリンタドライバ403が画像表示装置204に表示する警告画面の一例を示す。なお、ここでは、警告メッセージの出力方法として、情報処理端末101の画像表示装置204に警告画面を表示する例について説明するが、本発明を限定する意図はない。例えば、警告メッセージを音声やバイブレーションで出力してもよいし、それらを組み合わせて出力するようにしてもよい。
図10(a)は、印刷ジョブの全印刷枚数が画像形成装置111の給紙カセットの最大収容枚数を超えていた場合に表示する警告画面1000を示す。警告画面1000には、ボタン1001、1002が選択可能に表示される。ボタン1001が選択されると、印刷をそのまま開始し、ボタン1002が選択されると印刷をキャンセルする。
図10(b)は、印刷ジョブの全印刷枚数が画像形成装置111の排紙トレイの最大積載枚数を超えていた場合に表示する警告画面1010を示す。警告画面1010には、ボタン1011、1012が選択可能に表示される。ボタン1011が選択されると、印刷をそのまま開始し、ボタン1012が選択されると印刷をキャンセルする。
図10(c)は、印刷ジョブの全印刷枚数が画像形成装置111の給紙カセットの最大収容枚数、及び排紙トレイの最大積載枚数を超えていた場合に表示する警告画面1020を示す。警告画面1020には、ボタン1021、1022が選択可能に表示される。ボタン1021が選択されると、印刷をそのまま開始し、ボタン1022が選択されると印刷をキャンセルする。
<印刷データの生成処理>
次に、図5を参照して、本実施形態における情報処理端末101の印刷データの生成プロセスの処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
次に、図5を参照して、本実施形態における情報処理端末101の印刷データの生成プロセスの処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
S501で、CPU201は、アプリケーション401を介して、ユーザからの印刷指示を受け付ける。例えば、指定画面900のOKボタン908が押下されたことにより情報処理端末101から送信された印刷ジョブを受信する。続いて、S502で、CPU201は、指定画面900で設定された印刷設定情報の出力方法を参照して、予約印刷であるか否かを判断する。出力方法が予約印刷の場合は、S503に進み、予約印刷以外の場合は、S513に進む。
S503で、CPU201は、印刷データの論理ページ数のカウントを行い、S504に進む。論理ページ数のカウント方法についての詳細は後述する。S504で、CPU201は、印刷データの全印刷枚数のカウントを行い、S505に進む。全印刷枚数のカウント方法についての詳細は後述する。ここで、全印刷枚数のカウント値をZとする。全印刷枚数Zは、プリンタドライバ403が、RAM202又は補助記憶装置203に保存し、いつでも参照可能なものとする。
S505で、CPU201は、画像形成装置111の最大能力情報を取得し、S506に進む。画像形成装置111の最大能力情報の取得方法についての詳細は後述する。続いて、S506で、CPU201は、印刷データの全印刷枚数Zが画像形成装置111の最大収容枚数を超えるかどうかを比較する。比較の結果、印刷データの全印刷枚数Zが画像形成装置111の最大収容枚数を超える場合は、S508に進み、超えない場合はS507に進む。
S508で、CPU201は、印刷データの全印刷枚数Zが画像形成装置の最大積載枚数を超えるかどうかを比較し、比較の結果、超える場合はS509に進み、図10(c)の警告画面1020に示すように、警告メッセージを画像表示装置204に表示する。一方、S508で、印刷データの全印刷枚数Zが画像形成装置の最大積載枚数を超えない場合はS510に進み、CPU201は、図10(a)の警告画面1000に示すように、警告メッセージを画像表示装置204に表示する。
一方、S507で、CPU201は、S508と同様に印刷データの全印刷枚数Zが画像形成装置の最大積載枚数を超えるかどうかを比較し、比較の結果、超える場合はS511に進み、超えない場合はS513に進む。S511で、CPU201は、図10(b)の警告画面1010に示すように、警告メッセージを画像表示装置204に表示し、S512に進む。
S512で、CPU201は、ユーザからの印刷を継続するかどうかの「はい」のボタン1001、1011、1021、又は、「いいえ」のボタン1002、1012、1022の押下を受け付ける。「いいえ」のボタン押下を受け付けた場合には、印刷データの生成プロセスを終了する。一方、「はい」のボタン押下を受け付けた場合には、S513に進む。
S513で、CPU201は、アプリケーション401から出力された、又は、スプールファイル406に溜め置かれた印刷ジョブの中間データをPDLデータに変換して、印刷データを生成し、S514に進む。S514で、CPU201は、印刷データをシステムスプーラ404経由で、画像形成装置111に送信し、本フローチャートの処理を終了する。
<論理ページ数のカウント処理>
次に、図6を参照して、本実施形態における情報処理端末101における、上記S503の論理ページ数のカウント処理の詳細を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
次に、図6を参照して、本実施形態における情報処理端末101における、上記S503の論理ページ数のカウント処理の詳細を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
S601で、プリンタドライバ403がアプリケーション401からグラフィックエンジン402を介して印刷要求の入力を受け付ける。プリンタドライバ403が印刷要求を受け付けた場合は、S602に進み、プリンタドライバ403は、受け付けた印刷要求が印刷ジョブの開始要求であるか否かを判断する。印刷ジョブの開始要求である場合はS603に進む。印刷ジョブの開始要求でない場合は、S605に進む。
S603で、プリンタドライバ403は、スプーラ405を介して、スプールファイル406に中間データファイルを作成し、S604に進む。S604で、プリンタドライバ403は、印刷データの論理ページ数のカウンタの初期化を実行し、S601に戻る。S605で、プリンタドライバ403は、受け付けた印刷要求が印刷ジョブの終了要求か否かを判断し、終了要求の場合はS606に進む。S606で、プリンタドライバ403は、当該印刷ジョブのスプール処理が終了したと判断し、スプールファイルのクローズを行い、本フローチャートの処理を終了する。
一方、S605で受け付けた印刷要求が終了要求でない場合はS607に進む。S607で、プリンタドライバ403は、受け付けた印刷要求が改ページかどうかの判断を行い、改ページの場合はS608に進み、改ページでない場合はS609に進む。S608で、プリンタドライバ403は、論理ページ数のカウンタを1増加させて、S601に戻り、次の印刷要求の受付を行う。一方、S609で、プリンタドライバ403は、印刷要求をスプールファイル406へ格納するために中間データへの変換を行い、S610に進む。S610で、プリンタドライバ403は、スプーラ405を介して、中間データをスプールファイル406に格納し、S601に戻る。
以上が、印刷データの論理ページ数のカウント処理である。論理ページ数カウンタは、プリンタドライバ403が、RAM202又は補助記憶装置203に保存し、いつでも参照可能なものとする。
<全印刷枚数のカウント処理>
次に、図7を参照して、本実施形態における情報処理端末101における、上記S504の全印刷枚数のマウント処理の詳細を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
次に、図7を参照して、本実施形態における情報処理端末101における、上記S504の全印刷枚数のマウント処理の詳細を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
S701で、プリンタドライバ403は、RAM202又は補助記憶装置203に保存された印刷データの論理ページ数を参照し、保持する。ここで保持した論理ページ数をRとする。S701の後、S702に進み、プリンタドライバ403は、印刷ジョブの設定に、複数ページを1枚の用紙にまとめて印刷するNup設定がされているかどうかを判断する。Nup設定がされている場合はS703に進み、Nup設定がされていない場合はS704に進む。
S703で、プリンタドライバ403は、論理ページ数RをNで割った数をRに上書きして保持し、S704に進む。S704で、プリンタドライバ403は、印刷ジョブの設定に両面設定がされているかどうかを判断し、両面設定がされている場合はS705に進み、両面設定がされていない場合はS706に進む。S705で、プリンタドライバ403は、Rを2で割った数をRに上書きして保持し、S706に進む。
S706で、プリンタドライバ403は、印刷ジョブに設定された部数をRに掛け、その数を印刷ジョブの全印刷枚数として、RAM202又は補助記憶装置203に保存する。
以上が、印刷データの全印刷枚数のカウント処理である。全印刷枚数は、プリンタドライバ403が、RAM202又は補助記憶装置203に保存し、いつでも参照可能なものとする。
<画像形成装置の能力情報取得処理>
次に、図8を参照して、本実施形態における情報処理端末101における、上記S505の能力情報取得処理の詳細を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
次に、図8を参照して、本実施形態における情報処理端末101における、上記S505の能力情報取得処理の詳細を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
S801で、プリンタドライバ403は、画像形成装置111に対して、LAN105を介して能力情報取得要求を送信し、S802に進む。S802で、プリンタドライバ403は、画像形成装置111からの応答を受信したかどうかを判断する。画像形成装置111からの応答を受信した場合はS803に進み、応答がない場合はS802で応答を待つ。
S803で、プリンタドライバ403は、取得した能力情報を元に、画像形成装置の最大能力情報を取得する。例えば、印刷ジョブの設定で、印刷用紙サイズがA3であり給紙部は自動が設定され、排紙先に排紙トレイ2が設定されている場合の、最大収容枚数と最大積載枚数は次のようになる。例えば、図11に示す画像形成装置の能力情報を例にした場合、最大収容枚数は、給紙部が自動であるため、カセット1、カセット2、手差しが対象となるが、印刷用紙サイズA3がサポートされるカセット2及び手差しの最大収容枚数の合計となる。排紙トレイの最大積載枚数についても同様に、図11で示した画像形成装置の能力情報に示される、各排紙トレイの最大積載枚数と印刷ジョブで設定された排紙先を照らし合わせることで、最大積載枚数を取得する。取得した印刷ジョブに対応する最大能力情報は、プリンタドライバ403が、RAM202又は補助記憶装置203に保存し、いつでも参照可能なものとする。
また、ここでは、印刷ジョブの実行時に画像形成装置の能力情報を取得するようにしている。しかし、本発明はこの形態に限定されず、例えば、プリンタドライバ403を補助記憶装置203に追加する際に、対応する画像形成装置111の能力情報を取得して、RAM202又は補助記憶装置203に予め保存しておいてもよい。この場合、印刷ジョブの実行時において、能力情報を取得せず、保存した情報を参照することができ、より高速に処理を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理端末は、ユーザ操作を介して画像形成装置へ投入する印刷ジョブを受け付け、画像形成装置の能力情報を取得する。また、本情報処理端末は、受け付けた印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、取得した能力情報に含まれる、画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する。さらに、本情報処理端末は、比較の結果、全印刷枚数が最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する。このように、本実施形態によれば、印刷ジョブの全印刷枚数が画像形成装置の最大収容枚数又は、最大積載枚数を超えるような場合に、警告画面1000、1010、1020に示すような警告メッセージを表示することが可能となる。よって、画像形成装置の処理能力に基づいてジョブの処理中に印刷が停止するか否かを判断し、ジョブを投入したユーザに好適に警告メッセージを出力し、ユーザは、予約印刷ジョブが印刷途中で止まることを知ることができる。これにより、ユーザが不在中に予約印刷ジョブが開始され、印刷が途中で停止し、印刷が完了しないままとなることを防ぐことが可能となる。
<変形例>
本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば上記実施形態では、予約印刷ジョブの場合に限って警告メッセージ等を表示するか否かを制御したが、通常の印刷ジョブであってもその投入時に行うようにしてもよい。なお、通常の印刷ジョブであっても上述のような制御を行うか否かを管理者等による設定に応じて決定してもよい。この場合、各画像形成装置で設定可能にするように制御してもよい。
本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば上記実施形態では、予約印刷ジョブの場合に限って警告メッセージ等を表示するか否かを制御したが、通常の印刷ジョブであってもその投入時に行うようにしてもよい。なお、通常の印刷ジョブであっても上述のような制御を行うか否かを管理者等による設定に応じて決定してもよい。この場合、各画像形成装置で設定可能にするように制御してもよい。
<第2の実施形態>
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、印刷データの全印刷枚数と画像形成装置の能力情報との比較を行ったが、本実施形態では、画像形成装置が既に受信済の予約印刷ジョブの情報を取得し、予約印刷ジョブに影響のある受信済予約印刷ジョブの印刷枚数を加味した全印刷枚数と比較を行うようにする。情報処理端末101の内部構成及びソフトウェアと、画像形成装置111の構成等は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。本実施形態では、上記第1の実施形態との差分に関して主に説明する。
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、印刷データの全印刷枚数と画像形成装置の能力情報との比較を行ったが、本実施形態では、画像形成装置が既に受信済の予約印刷ジョブの情報を取得し、予約印刷ジョブに影響のある受信済予約印刷ジョブの印刷枚数を加味した全印刷枚数と比較を行うようにする。情報処理端末101の内部構成及びソフトウェアと、画像形成装置111の構成等は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。本実施形態では、上記第1の実施形態との差分に関して主に説明する。
<予約印刷ジョブ情報>
図12を参照して、本実施形態に係る予約印刷ジョブ情報について説明する。予約印刷ジョブ情報1200は、プリンタドライバ403が画像形成装置111から取得した受信済の予約印刷ジョブ情報の一例を示す。予約印刷ジョブ情報1200は、既に画像形成装置111に予約されている印刷ジョブの情報であり、まだ印刷が行われていない全ての情報を含む。本実施形態では、これらの情報も勘案して、情報処理端末101から画像形成装置111へ投入しようとしている印刷ジョブの実行中に印刷が停止するか否かを判断して、ユーザに警告する。
図12を参照して、本実施形態に係る予約印刷ジョブ情報について説明する。予約印刷ジョブ情報1200は、プリンタドライバ403が画像形成装置111から取得した受信済の予約印刷ジョブ情報の一例を示す。予約印刷ジョブ情報1200は、既に画像形成装置111に予約されている印刷ジョブの情報であり、まだ印刷が行われていない全ての情報を含む。本実施形態では、これらの情報も勘案して、情報処理端末101から画像形成装置111へ投入しようとしている印刷ジョブの実行中に印刷が停止するか否かを判断して、ユーザに警告する。
予約印刷ジョブ情報1200には、画像形成装置111が受信済の予約印刷ジョブ毎に全印刷枚数、用紙サイズ、給紙部、排紙先、及び予約時間の情報が含まれる。例えば、予約ジョブ「job1」では、全印刷枚数が「100枚」で、用紙サイズが「A4」、指定された給紙部が「カセット1」、排紙先が「トレイ1」で、予約時間が「21:00」となっている。この場合、投入しようとしている印刷ジョブの予約時間が「21:00」より後であれば、予約ジョブ「job1」の後に実行されることとなるため、当該予約ジョブの印刷枚数等を考慮する必要がある。つまり、全印刷枚数は、今から投入しようとしている印刷ジョブの枚数に、予約ジョブ「job1」の全印刷枚数100枚を加えて最大収容枚数や最大積載枚数と比較する必要がある。他のジョブについても同様に、考慮する必要がある。なお、給紙部や排紙先が異なるのであれば考慮する必要はない。
<全印刷枚数の算出処理>
次に、図13を参照して、本実施形態における全印刷枚数の算出処理を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
次に、図13を参照して、本実施形態における全印刷枚数の算出処理を説明する。以下で説明する処理は、例えば、情報処理端末101のCPU201が、補助記憶装置203に記憶されたプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。
S1301で、プリンタドライバ403が印刷データの論理ページ数カウントを行う処理であるが、S503と同じ処理であるため、説明を省略する。続いて、S1302で、プリンタドライバ403は、印刷データの全印刷枚数をカウントする処理を実行するが、S504と同じであるため、説明を省略する。ここで、S1302でカウントした全印刷枚数をZとする。
次に、S1303で、プリンタドライバ403は、画像形成装置の最大能力情報の取得を行うが、S505と同じであるため説明を省略する。続いて、S1304で、プリンタドライバ403は、予約情報取得手段として機能し、画像形成装置111に対して、受信済の予約印刷ジョブ情報の取得要求をLAN105を介して送信し、S1305に進む。S1305で、プリンタドライバ403は、画像形成装置111から受信済予約印刷ジョブ情報の応答を受信したかどうかを判断する。応答を受信した場合はS1306に進み、S1305で応答を受信していない場合はS1305に戻り、応答を待つ。
S1306で、プリンタドライバ403は、取得した受信済の予約印刷ジョブ情報から、印刷データで指定された予約時刻よりも前の予約印刷ジョブで、かつ、同じ用紙サイズで給紙部、かつ、同じ排紙トレイを使用する予約印刷ジョブがあるかを判断する。あれば影響のある予約済み印刷ジョブが存在すると判断してS1307へ進み、なければ本フローチャートの処理を終了する。S1307で、プリンタドライバ403は、受信済予約印刷ジョブの全印刷枚数をS1302で保持した全印刷枚数Zに加算し、Zを上書きし、本フローチャートの処理を終了する。本フローチャートの処理で保存した全印刷枚数Zを使用して、警告メッセージを表示する処理は、図5のS506以降の処理と同じであるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理端末は、予約印刷ジョブを画像形成装置へ投入する際に、既に画像形成装置で予約済みの印刷ジョブの情報を取得し、それらの予約印刷ジョブの印刷枚数等も考慮して警告メッセージ等の表示を行う。従って、情報処理端末101から送信する印刷データが、画像形成装置111の最大収容枚数と排紙トレイの最大積載枚数は超えないが、受信済の予約印刷ジョブと合わせると超えてしまう場合に警告メッセージを表示することが可能となる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:情報処理端末、105:LAN、111:画像形成装置
Claims (12)
- 画像形成装置へ印刷ジョブを投入する情報処理端末であって、
ユーザ操作を介して前記画像形成装置へ投入する印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記画像形成装置の能力情報を取得する能力取得手段と、
前記受付手段によって受け付けた前記印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、前記能力取得手段によって取得した前記能力情報に含まれる、前記画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する警告手段と
を備えることを特徴とする情報処理端末。 - 前記警告手段は、前記受付手段によって受け付けた前記印刷ジョブが指定した時刻に印刷を実行する予約印刷である場合であって、かつ、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超える場合に、前記警告メッセージを出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理端末。
- 前記警告手段は、前記受付手段によって受け付けた前記印刷ジョブを開始する表示と、キャンセルする表示とを選択可能に含む警告画面を前記情報処理端末の表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理端末。
- 前記能力情報には、前記画像形成装置に備えられた給紙カセットごとの最大収容枚数と、当該用紙のサイズと、前記画像形成装置に備えられた排紙トレイごとの最大積載枚数との情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理端末。
- 前記最大印刷枚数には、前記最大収容枚数と、前記最大積載枚数とが含まれ、
前記警告手段は、前記全印刷枚数が、前記最大収容枚数及び前記最大積載枚数の少なくとも一方を超える場合には、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超えると判断して、前記警告メッセージを出力することを特徴とする請求項4に記載の情報処理端末。 - 前記画像形成装置に予約済みの印刷ジョブの情報を示す予約情報を該画像形成装置から取得する予約情報取得手段をさらに備え、
前記比較手段は、前記予約情報取得手段によって取得された予約情報について、前記受付手段で受け付けた前記印刷ジョブに影響のある印刷ジョブにおける印刷枚数を前記全印刷枚数に加算して、比較を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理端末。 - 前記受付手段で受け付けた前記印刷ジョブに影響のある印刷ジョブとは、前記受付手段で受け付けた前記印刷ジョブの予約時刻よりも前の予約時刻が指定された印刷ジョブであって、前記受付手段で受け付けた前記印刷ジョブと、同じ給紙カセットと、同じ用紙サイズと、同じ排紙トレイとを用いる該印刷ジョブであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理端末。
- 前記能力取得手段は、前記画像形成装置へネットワークを介して能力情報の要求を送信し、該要求の応答として前記画像形成装置から前記能力情報を受信すること特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理端末。
- 前記画像形成装置へ印刷ジョブを投入するためのプリンタドライバを前記情報処理端末にインストールする際に、前記画像形成装置から前記能力情報を取得して保存する保存手段をさらに備え、
前記能力取得手段は、前記保存手段から前記能力情報を取得することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理端末。 - 画像形成装置へ印刷ジョブを投入する情報処理端末の制御方法であって、
受付手段が、ユーザ操作を介して前記画像形成装置へ投入する印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
能力取得手段が、前記画像形成装置の能力情報を取得する能力取得工程と、
比較手段が、前記受付工程で受け付けた前記印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、前記能力取得工程で取得した前記能力情報に含まれる、前記画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する比較工程と、
警告手段が、前記比較工程による比較の結果、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する警告工程と
を含むことを特徴とする情報処理端末の制御方法。 - 画像形成装置へ印刷ジョブを投入する情報処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
受付手段が、ユーザ操作を介して前記画像形成装置へ投入する印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
能力取得手段が、前記画像形成装置の能力情報を取得する能力取得工程と、
比較手段が、前記受付工程で受け付けた前記印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、前記能力取得工程で取得した前記能力情報に含まれる、前記画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する比較工程と、
警告手段が、前記比較工程による比較の結果、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する警告工程と
を含むことを特徴とするプログラム。 - 画像形成装置であって、
ユーザ操作を介して印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けた前記印刷ジョブを処理する際の全印刷枚数と、前記画像形成装置がユーザの対応を必要とすることなく処理可能な最大印刷枚数と、を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記全印刷枚数が前記最大印刷枚数を超える場合には、ユーザの対応が必要となる旨を含む警告メッセージを出力する警告手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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