JP2019164219A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】虚像の視認性を高めることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置1は、レーザ光を射出するレーザ素子26と、前記レーザ素子に供給する電流を制御する制御部25aと、前記レーザ素子からのレーザ光を主走査方向MSに複数回走査しながら、前記主走査方向と直交する副走査方向SSに走査することで走査領域SRに画像IMを生成する画像生成部24と、を含み、車両100におけるアイポイントEPに対向する位置に配置された反射部材10に向けて前記画像を表す表示光LDを投射する表示装置20を含み、前記制御部は、前記主走査方向における前記画像のエッジE1において前記レーザ素子に供給する電流の大きさを前記画像における前記エッジ以外において前記レーザ素子に供給する電流の最大値MXよりも大きくする。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
車両のウインドシールドなどを介して虚像を運転者の前方に表示するヘッドアップディスプレイ装置がある。例えば、特許文献1には、撮像手段によって得られた撮像データから所定区画毎の明るさ情報を求め、この明るさ情報に基づいて、表示光の輝度を部分的に変更させることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置、に関する技術が開示されている。
特開2016−97818号公報
ところで、ヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像の視認性を高めることについて、なお改良の余地がある。
本発明の目的は、虚像の視認性を高めることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することである。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、レーザ光を射出するレーザ素子と、レーザ素子に供給する電流を制御する制御部と、レーザ素子からのレーザ光を主走査方向に複数回走査しながら、主走査方向と直交する副走査方向に走査することで走査領域に画像を生成する画像生成部と、を含み、車両におけるアイポイントに対向する位置に配置された反射部材に向けて画像を表す表示光を投射する表示装置を含み、制御部は、主走査方向における画像のエッジにおいてレーザ素子に供給する電流の大きさを画像におけるエッジ以外においてレーザ素子に供給する電流の最大値よりも大きくすることを特徴とする。
本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置において、制御部は、主走査方向における画像のエッジにおいてレーザ素子に供給する電流の大きさを画像におけるエッジ以外においてレーザ素子に供給する電流の最大値よりも大きくする。本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置によれば、表示される虚像の視認性を高めることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す概略図である。 図2は、実施形態の投影装置を示す概略構成図である。 図3は、実施形態の走査領域を示す平面図である。 図4は、実施形態におけるレーザ光の走査時間とレーザ素子への供給電流との関係を示すグラフ図である。 図5は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置における画像の表示方法を示すフローチャート図である。 図6は、第1画像信号からエッジ信号部を判定する過程を示すグラフ図である。 図7は、第1画像信号を第2画像信号に変換する過程を示すグラフ図である。 図8は、第1画像信号に基づいて表示される画像、および第2画像信号に基づいて表示される画像を示す図である。 図9は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像を示す図である。 図10は、実施形態の第1変形例におけるレーザ素子の許容出力とレーザ出力の平均デューティ比との関係を示すグラフ図である。 図11は、実施形態の第2変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す概略図である。 図12は、実施形態の第2変形例の投影装置を示す概略構成図である。 図13は、実施形態の第2変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図9を参照して、実施形態について説明する。実施形態は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。図1は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す概略図である。図2は、実施形態の投影装置を示す概略構成図である。図3は、実施形態の走査領域を示す平面図である。図4は、実施形態におけるレーザ光の走査時間とレーザ素子への供給電流との関係を示すグラフ図である。ここで、図4は、図3に示す領域R1における走査時間とレーザ素子への供給電流との関係を示すグラフ図である。図5は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置における画像の表示方法を示すフローチャート図である。図6は、第1画像信号からエッジ信号部を判定する過程を示すグラフ図である。図7は、第1画像信号を第2画像信号に変換する過程を示すグラフ図である。図8は、第1画像信号に基づいて表示される画像、および第2画像信号に基づいて表示される画像を示す図である。図9は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、車両100に搭載される。実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、表示装置20を含む。実施形態の表示装置20は、車両100のインストルメントパネル101によって覆われた収容部に収容されている。インストルメントパネル101の上面には、開口部101aが設けられている。表示装置20は、開口部101aを介して反射部材10に向けて表示光LDを投射する。
反射部材10は、車両100におけるアイポイントEPに対向する位置に配置されている。反射部材10は、表示装置20から投射される表示光LDを反射する部材である。実施形態の反射部材10は、ウインドシールドである。反射部材10は、入射する光の一部を反射し、光の一部を透過させる半透過性のコーティングなどがなされたウインドシールドであってもよい。表示装置20から反射部材10に向けて投射された表示光LDは、反射部材10から車両100のアイポイントEPに向けて反射される。表示光LDがアイポイントEPに向けて反射されることで、運転者Dから見た場合に反射部材10よりも車両100の前方で虚像Sが結像する。
表示装置20は、投影装置21およびミラー22を含む。投影装置21は、ミラー22に向かって表示光LDを投射する。ミラー22は、投影装置21からの表示光LDを反射部材10に向けて反射する。実施形態のミラー22は、表示光LDを拡大させて反射する拡大ミラーである。例えば、ミラー22として非球面ミラーを用いることができる。
図2に示すように、投影装置21は、レーザ光源部23、画像生成部24、制御部25a、および画像信号処理部25bを含む。レーザ光源部23は、レーザ素子26およびダイクロイックミラー27を含んで構成されている。
実施形態においては、レーザ光源部23は、互いに異なる波長のレーザ光を射出する3つのレーザ素子26(第1レーザ素子26a、第2レーザ素子26b、および第3レーザ素子26c)と、2つのダイクロイックミラー27(第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27b)と、を含んで構成されている。画像生成部24は、走査ミラー28、およびスクリーン29を含む。制御部25aは、レーザ光源部23および画像生成部24を制御する装置である。制御部25aは、車両100に設けられた電源部(図示せず)からの各レーザ素子26への電流値を制御する。
各レーザ素子26(第1〜第3レーザ素子26a〜26c)は、レーザダイオード(Laser Diode:LD)などの発光素子である。レーザ素子26は、制御部25aによって供給された電流に応じた出力でレーザ光を照射する。つまり、制御部25aによってレーザ素子26へ供給される電流が大きい場合、レーザ光の出力も大きくなる。また、制御部25aによってレーザ素子26へ供給される電流が小さい場合、レーザ光の出力も小さくなる。
レーザ素子26には、定格電流が規定されている。ここで、定格電流とは、レーザ光を照射しつづけた状態(連続照射状態)で使用できる最大電流値を指す。
実施形態において、3つのレーザ素子26のうち、第1レーザ素子26aは、赤色のレーザ光(第1レーザ光)を射出するレーザ素子である。また、第2レーザ素子26bは、緑色のレーザ光(第2レーザ光)を射出するレーザ素子である。また、第3レーザ素子26cは、青色のレーザ光(第3レーザ光)を射出するレーザ素子である。
ダイクロイックミラー27は、特定の波長の光を反射し、その他の波長の光を透過する部材である。第1ダイクロイックミラー27aは、赤色のレーザ光を透過させ、かつ緑色のレーザ光を反射する。第2ダイクロイックミラー27bは、赤色のレーザ光および緑色のレーザ光を透過させ、かつ青色のレーザ光を反射する。
第1レーザ素子26aは、走査ミラー28に向けて第1レーザ光を照射できるように配置されている。第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27bは、第1レーザ素子26aと走査ミラー28との間の光軸上に並んで配置されている。第1レーザ光の光軸上において、第2ダイクロイックミラー27bは、第1ダイクロイックミラー27aよりも走査ミラー28側に配置されている。
第1レーザ素子26aから射出された第1レーザ光は、第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27bを透過し、走査ミラー28に入射する。第2レーザ素子26bは、第1ダイクロイックミラー27aにおける第1レーザ光が入射する面とは反対側の面に向けて第2レーザ光を射出する。第2レーザ光は、第1ダイクロイックミラー27aによって走査ミラー28に向けて反射される。このとき、第1ダイクロイックミラー27aによって反射された第2レーザ光は、第1レーザ光と同一軸上で合成される。第3レーザ素子26cは、第2ダイクロイックミラー27bにおける第1レーザ光および第2レーザ光が入射する面とは反対側の面に向けて、第3レーザ光を射出する。第3レーザ光は、第2ダイクロイックミラー27bによって走査ミラー28に向けて反射される。このとき、第2ダイクロイックミラー27bによって反射された第3レーザ光は、第1レーザ光および第2レーザ光と同一軸上で合成される。
つまり、赤色(第1レーザ光)、緑色(第2レーザ光)、および青色(第3レーザ光)の3つのレーザ光は、第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27bによって同一軸上で合成される。したがって、第1〜第3レーザ光は、レーザ光源部23から重畳されて出力される。制御部25aは、各レーザ素子26への電流の供給を制御することによって、第1〜第3レーザ光の出力を調節して、レーザ光源部23から出力されるレーザ光の色を制御することができる。
画像生成部24は、走査ミラー28によって、レーザ素子26(第1〜第3レーザ素子26a〜26c)からのレーザ光(第1レーザ光〜第3レーザ光)でスクリーン29を走査することでスクリーン29に画像を生成する。
走査ミラー28は、MEMS(Micro Electro Mechanical System:微小電気機械システム)技術を利用したMEMSミラーである。MEMSミラーは、機械要素部品、センサ、アクチュエータ、電子回路などが半導体基板上に集積化された光学デバイスである。走査ミラー28は、本体部28a、可動部28b、および可動ミラー部28cを含む。
本体部28aは、貫通孔を有しており、可動部28bおよび可動ミラー部28cは、貫通孔の内側に配置されている。可動部28bは、矩形枠状であり、可動ミラー部28cは、円盤形状の部材である。可動ミラー部28cは、可動部28bで囲まれた空間に配置されている。可動部28bは、第1回転軸X1方向に延在する2本の梁によって本体部28aと接続されている。可動部28bの表面には、図示しないコイルが渦状に巻かれている。コイルには、本体部28aから電流が供給される。実施形態では、車両100に設けられた電源部(図示せず)から本体部28aに電流が供給され、その電流がコイルにも供給される。本体部28aへの電流の供給は、制御部25aによって制御される。可動部28bは、コイルに電流が供給されることにより、第1回転軸X1を回転中心として本体部28aに対して相対回転する。また、可動部28bが第1回転軸X1を回転中心として本体部28aに対して相対回転することにより、可動ミラー部28cも可動部28bと共に本体部28aに対して相対回転する。
可動ミラー部28cは、可動ミラー部28cの両端に設けられた一対のトーションバーを介して可動部28bに接続されている。トーションバーは、第2回転軸X2方向における可動ミラー部28cの両端のそれぞれから、第2回転軸X2方向に沿って延在している。ここで、第1回転軸X1と第2回転軸X2とは、直交している。可動ミラー部28cは、共振によって第2回転軸X2回りに回転振動する。すなわち、可動ミラー部28cは、共振によって可動部28bに対して相対回転する。走査ミラー28は、可動部28bが予め定められた第1周波数で回転振動する場合に、共振によって可動ミラー部28cが第1周波数とは別の第2周波数で回転振動するように設計されている。
可動ミラー部28cは、レーザ光源部23から射出されたレーザ光を反射する部材である。可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光は、可動ミラー部28cが第2回転軸X2回りに回転運動することにより、スクリーン29を主走査方向MSに走査する。また、可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光は、可動部28bが第1回転軸X1回りに回転運動することにより、スクリーン29を主走査方向MSと直交する副走査方向SSに走査する。つまり、画像生成部24は、走査ミラー28によって反射されたレーザ光によって、スクリーン29を主走査方向MSに複数回走査しながら副走査方向SSに走査することでスクリーン29に画像を生成する。
スクリーン29は、可動ミラー部28cとミラー22(図1参照)との間の光路上に配置されている。スクリーン29は、光を透過する平面状の透過性スクリーンである。実施形態のスクリーン29は、マイクロレンズアレイである。つまり、スクリーン29は、集積された多数のマイクロレンズを含んで平面状に構成されている。各マイクロレンズは、レーザ光を拡散させる。レーザ光が拡散されることで、運転者Dの姿勢の変化などによって、運転者Dの視線が所定の範囲内で変動したとしても、反射部材10で反射されるレーザ光が視認可能となる。ここで、スクリーン29は、レーザ光によって走査される走査領域SRを有している。つまり、走査領域SRは、可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光によって画像が生成される領域である。
実施形態の走査領域SRは、矩形状に設定されている。図2に矢印Y1で示すように、画像生成部24は、走査ミラー28によって、レーザ光(第1レーザ光〜第3レーザ光)を走査領域SRに対して主走査方向MSに複数回走査しながら副走査方向SSに走査することで、走査領域SRに画像IM(図3参照)を生成する。実施形態では、走査領域SRに四角形状の画像IMが生成される。走査領域SRには、可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光に対応する画像IMが生成される。そして、そのレーザ光は、走査領域SRを透過して表示光LDとなる。表示光LDは、ミラー22(図1参照)に入射する。
実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1には、画像IF(図8参照)が予め記録されている。ここで、画像IFは、エッジEF(主走査方向MSにおける画像IFのエッジ)の輝度以外が画像IMと実質的に等しい画像である(図8参照)。画像IFにおいて、エッジEFの輝度は、例えば、エッジEF以外の部分の輝度の最大値以下に設定されている。ヘッドアップディスプレイ装置1は、エッジEFの輝度をエッジEF以外の部分における輝度の最大値よりも高い輝度に変更して表示する。この処理によって、ヘッドアップディスプレイ装置1に予め記録されている画像IFは、画像IMとして表示される。なお、画像IFは、ヘッドアップディスプレイ装置1に接続された外部記憶装置に記録されていてもよい。
実施形態の制御部25aは、レーザ素子26によって、主走査方向MSにおける画像IMのエッジE1を生成する際に、エッジE1以外を生成する際にレーザ素子26へ供給する電流の最大値MXよりも大きな電流(強調電流HC)をレーザ素子26へ供給する(図4参照)。この供給電流の制御によって、図3に示すように、主走査方向MSにおける画像IMのエッジE1の輝度は、画像IMの他の部分の輝度と比べて高くなる。つまり、主走査方向MSにおける画像IMの両端部に副走査方向SSに沿って延在し画像IMの他の部分よりも輝度が高いエッジE1が生成される。
図4に示すように、制御部25aは、主走査方向MSにおける一本の走査線において、画像IMのエッジE1に対応する部分を走査する際に、強調電流HC(最大値MXよりも大きな電流)をレーザ素子26に供給する。強調電流HCの値は、例えば、同一走査線におけるエッジE1以外を生成する際にレーザ素子26へ供給される平均電流、レーザ素子26の性能、同一走査線におけるレーザ素子26の総点灯時間などを考慮して決定される。例えば、画像IMのエッジE1以外の部分は、レーザ素子26の定格電流以下の電流で生成され、エッジE1は、レーザ素子26の定格電流よりも大きな電流で生成される。
実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1における画像IMの生成方法の例について説明する。図5に示すように、画像信号処理部25bは、第1画像信号SL1を取得する(S1)。例えば、画像信号処理部25bは、画像信号出力部(図示せず)から出力された第1画像信号SL1を取得する。第1画像信号SL1は、走査領域SRに生成される画像IMの基となる信号である。第1画像信号SL1は、例えば、画像信号出力部によって生成され、画像信号処理部25bに入力される。実施形態の第1画像信号SL1は、レーザ素子26への供給電流に対応する信号である。つまり、第1画像信号SL1は、レーザ素子26に供給される電流を制御することで、レーザ素子26の出力や点灯のタイミングなどを制御する制御信号である。
画像信号処理部25bは、第1画像信号SL1からエッジ信号部ENを判定する(S2)。エッジ信号部ENは、画像IMのエッジE1に対応する信号である。ここで、図6に示す第1画像信号SL1は、図3に示す領域R1を走査する際に制御部25aに入力される信号に対応する。図6に示す上のグラフにおける縦軸は、レーザ素子26への供給電流に対応し、横軸は、走査線における主走査方向MSに沿った位置に対応する。また、図6に示す下のグラフにおける横軸は、第1画像信号SLにおける主走査方向MSに沿った位置に対応する。図6に示すように、実施形態の第1画像信号SL1は台形波であり、第1画像信号SL1における立ち上がりエッジ、および立ち下がりエッジの部分がそれぞれエッジ信号部ENである。
例えば、第1画像信号SL1をハイパスフィルタに通すことによって、第1画像信号SL1からエッジ信号部ENに対応するエッジ信号ESが抽出される。この結果に基づいて、第1画像信号SL1のエッジ信号部ENが判定される。
図5に示すように、画像信号処理部25bは、エッジ信号部ENを強調信号部ALに変換することで、第1画像信号SL1を第2画像信号SL2に変換する(S3)。図7に示すように、画像信号処理部25bは、主走査方向MSにおける画像IMのエッジE1に対応するエッジ信号部ENを強調信号部ALに変換する。強調信号部ALは、レーザ素子26に強調電流HCを供給する制御信号である。つまり、第1画像信号SL1が第2画像信号SL2に変換されることによって、画像IMの生成において、エッジE1を生成する際にレーザ素子26へ供給される電流が強調電流HCとされる。
図5に示すように、制御部25aは、第2画像信号SL2に基づいてレーザ素子26への供給電流を制御する(S4)。制御部25aは、第2画像信号SL2に基づいてレーザ素子26へ供給される電流を制御する。制御部25aに強調信号部ALが入力された場合、制御部25aは、エッジE1以外においてレーザ素子26へ供給される電流の最大値MXよりも大きな電流(強調電流HC)をレーザ素子26に供給する。この電流供給の制御によって、図3に示すように、エッジE1の輝度が、エッジE1以外の部分の輝度よりも高い画像IMが生成される。
ここで、例えば、第1画像信号SL1は、画像信号出力部に予め記録されている画像IFを表す信号である。図8に示すように、画像IFが走査領域SRに生成された場合、エッジEFの輝度は、例えば、エッジEF以外の部分の輝度の最大値以下で生成される。実施形態の場合、画像信号処理部25bによって第1画像信号SL1が第2画像信号SL2に変換されることで、画像信号出力部に予め記録されている画像IFは、画像IMとして表示される。つまり、画像信号処理部25bは、主走査方向MSにおける画像のエッジの輝度をそのエッジ以外の部分における輝度の最大値よりも高い輝度に変更する処理を行う。
以下に、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1によって表示される虚像Sの具体的な例について説明する。図9に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置1は、アイポイントEPから見て、反射部材10であるウインドシールドに虚像Sを表示させる。虚像Sは、走査領域SRに生成された画像IMに対応する。したがって、虚像Sは、反射部材10における走査領域SRに対応する表示領域の範囲内に表示される。
実施形態において、走行速度、積算走行距離、燃料残量、シフトポジションインジケータ、各種の警告灯(ウォーニングランプ、いわゆるテルテール)などの車両に関する運転情報が虚像Sとして表示される。なお、例えば、車両に関する運転情報は、例えば、冷却水温、バッテリ蓄電量、ナビゲーション情報、地図情報などでもよい。
反射部材10(ウインドシールド)の幅方向において虚像Sにおける両端部E2は、虚像Sの両端部E2以外の部分よりも高い輝度で表示されている。この虚像Sの両端部E2は、画像IMのエッジE1に対応する。虚像Sの両端部E2が高い輝度で表示されることにより、反射部材10において、虚像Sが表示されている領域と虚像Sが表示されていない領域との境界が明確となり、虚像の視認性が向上する。
なお、実施形態においては、走査領域SRに表示される画像IMとして四角形状の画像IMを例として説明したが、これに限られない。例えば、画像IMの形状は、オーバル形状、三角形状、円形状であってもよい。例えば、円形状の画像IMの場合、丸状の輪郭部分をエッジE1としてもよい。
以上説明したように、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、レーザ光を射出するレーザ素子26と、レーザ素子26に供給する電流を制御する制御部25aと、レーザ素子26からのレーザ光を主走査方向MSに複数回走査しながら、主走査方向MSと直交する副走査方向SSに走査することで走査領域SRに画像IMを生成する画像生成部24と、を含み、車両100におけるアイポイントEPに対向する位置に配置された反射部材10に向けて画像IMを表す表示光LDを投射する表示装置20を含み、制御部25aは、主走査方向MSにおける画像IMのエッジE1においてレーザ素子26に供給する電流の大きさを画像IMにおけるエッジE1以外においてレーザ素子26に供給する電流の最大値MXよりも大きくする。
実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25aは、主走査方向MSにおける画像IMのエッジE1においてレーザ素子26に供給する電流の大きさを画像IMにおけるエッジE1以外においてレーザ素子26に供給する電流の最大値MXよりも大きくする。この供給電流の制御によって、虚像SにおけるエッジE1に対応する部分の輝度は、虚像SにおけるエッジE1以外に対応する部分の輝度よりも高くなる。実施形態では、虚像Sの幅方向における両端部E2の輝度が他の部分の輝度よりも高くなる。したがって、反射部材10における虚像Sが表示されている領域と虚像Sが表示されていない領域との境界が明確となる。したがって、表示される虚像Sの視認性を高めることができる。
また、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、画像信号処理部25bを更に含み、画像信号処理部25bは、レーザ素子26に供給される電流に対応する第1画像信号SL1からエッジE1に対応するエッジ信号部ENを判定し、エッジ信号部ENを強調信号部ALに変換することで第1画像信号SL1を第2画像信号SL2に変換して出力し、制御部25aは、第2画像信号SL2に基づいてレーザ素子26へ供給される電流を制御し、強調信号部ALが入力された場合、画像IMにおけるエッジE1以外においてレーザ素子26に供給する電流の最大値MXよりも大きな電流をレーザ素子26へ供給させる。
また、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25aは、画像IMのエッジE1においてレーザ素子26に供給する電流の大きさをレーザ素子26の定格電流よりも大きな電流とする。
この供給電流の制御によって、エッジE1の輝度をレーザ素子26に定格電流の範囲内で電流が供給された場合に生成される画像IMの輝度よりも高くすることができる。したがって、虚像SにおけるエッジE1に対応する両端部E2の輝度を高めることができる。
[実施形態の第1変形例]
図10を参照して、実施形態の第1変形例について説明する。実施形態の第1変形例は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。図10は、実施形態の第1変形例におけるレーザ素子の許容出力とレーザ出力の平均デューティ比との関係を示すグラフ図である。本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、画像を走査する走査線におけるレーザ素子26による出力の平均デューティ比が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合にレーザ素子26に供給する電流の大きさを定格電流よりも大きな電流とする点で、上記の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1と異なる。その他の構成は、上記の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1と同様である。
平均デューティ比は、例えば、以下の[数1]のような形で求められる。
Figure 2019164219
ここで、「Dav」は、平均デューティ比(%)を示している。「t」は、主走査方向MSにおける一回のレーザ走査の中で、一本の走査線をn分割するk番目の位置でレーザ射出の際にレーザ素子26に電流が供給される時間を示している。また、「c」は、一本の走査線をn分割するk番目の位置でレーザ射出の際に供給される供給電流(%)を示している。この供給電流「c」は、定格電流の値を100%としたときの供給電流値の割合である。なお、一回のレーザ射出の中で供給電流の値が変動する場合、供給電流「c」には、その電流供給の時間に対する供給電流値の平均値が適用される。また、「T」は、主走査方向MSにおける一回の走査時間を示している。すなわち、平均デューティ比は、主走査方向MSにおける一回の走査時間のうちレーザ素子26にどれだけの電流が供給されて、レーザ素子26がどれだけの時間使用されたかを示す。制御部25aは、主走査方向MSにおいてレーザ走査線についての平均デューティ比を取得する。なお、制御部25aは、主走査方向MSにおいて画像IMを表示する領域が複数のレーザ走査線と交差する場合、それらのレーザ走査線を合わせた平均デューティ比を取得してもよい。
図10に示すように、本変形例のレーザ素子26において、平均デューティ比の値がx%以下の場合に、定格電流を供給された際の出力(定格出力RO)よりも高い出力が許容される。ここで、「x%」は、100%よりも小さく、0%よりも大きい値である。平均デューティ比の値が100%以下でx%よりも大きい場合、許容出力は、定格出力ROと同程度である。したがって、この平均デューティ比の範囲内では、定格出力ROよりも高い出力は、許容されていない。平均デューティ比の値がx%以下で、y%よりも大きい場合、許容出力は、定格出力ROよりも高くなる。この平均デューティ比の範囲内において、許容出力は、平均デューティ比の減少に伴うように上昇する。ここで、「y%」は、x%よりも小さく、0%よりも大きい値である。本変形例では、平均デューティ比の値がx%以下でy%よりも大きい範囲において、許容出力と平均デューティ比との関係は線形関係である。なお、平均デューティ比の値がx%以下でy%よりも大きい範囲において、許容出力と平均デューティ比との関係は非線形関係であってもよい。
平均デューティ比の値が約y%以下の場合では、定格出力ROの2倍程度の出力が許容される。例えば、上述の「x%」は「50%」であり、上述の「y%」は「40%」である。この場合、平均デューティ比が50%以下のときに定格電流よりも大きな強調電流HCをレーザ素子26へ供給することができる。なお、レーザ素子26の平均デューティ比と許容出力との関係は、これに限られない。例えば、レーザ素子26における平均デューティ比と許容出力との関係は、レーザ素子26の種類などによって変わる。
本変形例の制御部25aは、レーザ素子26(第1〜第3レーザ素子26a〜26c)ごとに主走査方向MSにおける平均デューティ比を取得する。そして、制御部25aは、画像IMを走査する走査線におけるレーザ素子26の平均デューティ比の値が100%よりも低い第1の値以下である場合に、レーザ素子26に定格出力よりも大きな電流(強調電流HC)を供給して画像IMのエッジE1を生成する。ここで、本変形例における第1の値は、上述の「x%」である。
以上説明したように、本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25aは、画像IMを走査する走査線におけるレーザ素子26による出力の平均デューティ比が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合に、画像IMのエッジE1においてレーザ素子26に供給する電流の大きさを定格電流よりも大きな電流とする。
本変形例においては、平均デューティ比「Dav」を考慮して供給電流を制御することによって、強調電流HCを供給した際のレーザ素子26への負担を削減することができる。また、レーザ素子26に定格電流よりも大きな電流が供給されることで、レーザ素子26に定格電流の範囲内で電流が供給された場合に生成される画像IMの輝度よりもエッジE1の輝度を高くすることができる。したがって、虚像SにおけるエッジE1に対応する両端部E2を明確に表示することができる。
なお、平均デューティ比の値が第1の値よりも大きい場合、制御部25aは、平均デューティ比が第1の値以下となるように画像IMにおけるエッジE1以外を生成するときの供給電流を低下させてもよい。この場合、制御部25aは、例えば、表示する必要性の低い表示要素を消したり、輝度を下げたり、表示を小さくしたりすることで平均デューティ比の値を第1の値以下になるように調整する。
[実施形態の第2変形例]
図11、図12および図13を参照して、実施形態の第2変形例について説明する。実施形態の第2変形例は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。図11は、実施形態の第2変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す概略図である。図12は、実施形態の第2変形例の投影装置を示す概略構成図である。図13は、実施形態の第2変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像を示す図である。本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、注意情報取得部25cを含む点で、上記の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1と異なる。また、本変形例において車両100に撮像部30が搭載されている点で、上記の実施形態と異なる。本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1におけるその他の構成は、上記の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1と同様である。
図11に示すように、本変形例の車両100には、車両100の前方を撮像する撮像部30が搭載されている。撮像部30は、例えば、車両100の前方を撮像するカメラなどである。また、図12に示すように、本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、注意情報取得部25cを含む。注意情報取得部25cは、車両100の前方にある注意対象AO(図13参照)についての情報(注意情報)を取得する。
本変形例の注意情報取得部25cは、撮像部30から撮像部30が取得した撮像データを受け取り、注意対象AOについての情報を取得する。注意情報取得部25cは、注意対象AOについて、例えば、注意対象AOの位置、車両100と注意対象AOとの距離、注意対象AOの大きさ、注意対象AOの移動方向などの情報を取得する。
なお、車両100に搭載された別の装置(対象物判定部)によって、注意対象AOが判定されてもよい。この場合、例えば、撮像部30からの撮像データは、対象物判定部に送られ、対象物判定部が撮像データから注意対象AOを判定して注意対象AOについての情報を検出する。そして、注意情報取得部25cは、対象物判定部から注意対象AOについての情報を取得する。
図13に示すように、本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、注意情報取得部25cは、車両100の前方にある注意対象AOについての情報(注意情報)を取得する。制御部25aは、注意情報取得部25cが取得した注意情報に基づいて、走査領域SRにおける注意対象AOと対応する位置に画像IMを生成する。この結果、アイポイントEPから見て、画像IMに対応する虚像Sが注意対象AOに重畳して表示される。制御部25aは、画像IMが注意対象AOに重畳して表示される場合に、画像IMのエッジE1においてレーザ素子26に供給する電流の大きさを画像IMのエッジE1以外を生成する際にレーザ素子26へ供給する電流の最大値MXよりも大きくする。
本変形例においては、注意情報取得部25cは、車両100の進行方向前方を歩行する歩行者200を注意対象AOとみなして、その情報を取得する。制御部25aは、画像IMが歩行者200に重畳して表示される場合に、画像IMのエッジE1においてレーザ素子26に供給する電流の大きさを画像IMのエッジE1以外を生成する際にレーザ素子26へ供給する電流の最大値MXよりも大きくする。この供給電流の制御によって、アイポイントEP(図1参照)から見て、歩行者200に重畳する虚像Sの両端部E2の輝度は、虚像Sの他の部分の輝度よりも高く表示される。
以上説明したように、本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、車両100の前方にある注意対象AOについての情報を取得する注意情報取得部25cを更に含み、制御部25aは、画像が注意対象AOに重畳して表示される場合に、画像のエッジにおいてレーザ素子26に供給する電流の大きさを最大値MXよりも大きくする。
本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25aは、画像IMが注意対象AOに重畳して表示される場合に、画像IMのエッジE1においてレーザ素子26に供給する電流の大きさを最大値MXよりも大きくする。この電流制御によって、注意対象AOに重畳して表示された虚像Sの視認性を高めることができる。また、運転者Dが注意対象AOの存在を認識することが容易となる。
なお、本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25aは、画像IMに対応する虚像Sを注意対象AOと重畳させて表示させる場合のみ、エッジE1の輝度を高くしてもよい。また、本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25aは、虚像として表示させる複数の画像のうち、注意対象AOと重畳させて表示させる虚像Sに対応する画像IMについてのみエッジE1の輝度を高くしてもよい。
上記の実施形態および各変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 ヘッドアップディスプレイ装置
10 反射部材
20 表示装置
21 投影装置
22 ミラー
23 レーザ光源部
24 画像生成部
25a 制御部
25b 画像信号処理部
25c 注意情報取得部
26 レーザ素子
26a 第1レーザ素子
26b 第2レーザ素子
26c 第3レーザ素子
27 ダイクロイックミラー
27a 第1ダイクロイックミラー
27b 第2ダイクロイックミラー
28 走査ミラー
28a 本体部
28b 可動部
28c 可動ミラー部
29 スクリーン
30 撮像部
100 車両
101 インストルメントパネル
101a 開口部
200 歩行者
AL 強調信号部
AO 注意対象
D 運転者
E1、EF エッジ
E2 端部
EP アイポイント
EN エッジ信号部
ES エッジ信号
IM、IF 画像
LD 表示光
R1 領域
S 虚像
SL1 第1画像信号
SL2 第2画像信号
SR 走査領域
X1 第1回転軸
X2 第2回転軸

Claims (5)

  1. レーザ光を射出するレーザ素子と、前記レーザ素子に供給する電流を制御する制御部と、前記レーザ素子からのレーザ光を主走査方向に複数回走査しながら、前記主走査方向と直交する副走査方向に走査することで走査領域に画像を生成する画像生成部と、を含み、車両におけるアイポイントに対向する位置に配置された反射部材に向けて前記画像を表す表示光を投射する表示装置を備え、
    前記制御部は、前記主走査方向における前記画像のエッジにおいて前記レーザ素子に供給する電流の大きさを前記画像における前記エッジ以外において前記レーザ素子に供給する電流の最大値よりも大きくする
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 画像信号処理部を更に備え、
    前記画像信号処理部は、前記レーザ素子に供給される電流に対応する第1画像信号から前記画像のエッジに対応するエッジ信号部を判定し、前記エッジ信号部を強調信号部に変換することで前記第1画像信号を第2画像信号に変換して出力し、
    前記制御部は、前記第2画像信号に基づいて前記レーザ素子へ供給される電流を制御し、前記強調信号部が入力された場合、前記最大値よりも大きな電流を前記レーザ素子に供給する
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記車両の前方にある注意対象についての情報を取得する注意情報取得部を更に備え、
    前記制御部は、前記画像が前記注意対象に重畳して表示される場合に、前記画像のエッジにおいて前記レーザ素子に供給する電流の大きさを前記最大値よりも大きくする
    請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記制御部は、前記画像のエッジにおいて前記レーザ素子に供給する電流の大きさを前記レーザ素子の定格電流よりも大きな電流とする
    請求項1から3の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記制御部は、前記画像を走査する走査線における前記レーザ素子による出力の平均デューティ比が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合に、前記画像のエッジにおいて前記レーザ素子に供給する電流の大きさを前記定格電流よりも大きな電流とする
    請求項4に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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