JP2019163219A - セルフタンニング化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】貯蔵安定性に優れ、肌のタンニング速度と肌タンニングの均一性、肌タンニングの着色が日光で日焼けをした着色と同じ肌色を与える性能に優れた化粧料の提供。【解決手段】銀塩が、硫酸銀、乳酸銀、クエン酸銀、酸化銀のいずれの一種、又は二種以上で、0.5%以上、及びN−アセチル−DL−メチオニン、又はN−アセチル−L−メチオニンが0.5%以上溶解している水溶液であることを特徴とするセルフタンニング化粧料。【選択図】図3
Description
本発明は、セルフタンニング化粧料に関する。
セルフタンニング化粧料は、ジヒドロキシアセトン等のタンニング剤を含有し、タンニング剤が皮膚上のアミノ酸とメイラード反応を生じ、日焼けした肌のようなタンニング肌を作り出すことができる化粧料である。
一般にタンニング剤は発色するまでに時間がかかり、タンニング効果が十分発現するまでに、5、6時間の時間を必要する。セルフタンニング化粧料を皮膚に塗った直後は無色であるため、均一に塗布したか否かが判定できず、皮膚に均一に塗布できなかった場合には、肌がオレンジ色に着色されてしまう、肌の色がまだらに見えるなどの問題が生じることになる。
上記のような問題を解決するため、例えば特許文献1ではエリスリトールを配合し、着色性を改善している。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載の発明では、ジヒドロキシアセトンを主剤とし、着色の安定性を改善するため、エリスリトールやテトラヒドロキシクルクミノイドを配合してジヒドロキシアセトンの着色性の欠点を補うものであった。
本発明は、ジヒドロキシアセトンを使用せず、セルフタンニングの優れた化粧料を提供することにある。
そこで、本発明者は、鋭意検討した結果、銀イオンが還元して発色する機能を見出し、セルフタンニングできる化粧料の本発明を完成した。
銀イオンを含む化粧料は、銀イオンが光によって還元され、析出した金属銀の微粒子が皮膚表面の角質層に吸着されることにより短時間で発色する。発色は、野外の日光暴露や室内照明下でも可能である。
特に野外の日光暴露では、5分足らずと短時間で染まる。発色は褐色を帯び、日光で日焼けした皮膚色に近いものである。銀イオンを含む化粧料は、クリームやジェル、ローションといった多様な剤形にできること、皮膚に塗布して太陽光等を浴びるだけで簡単に染まる。
銀イオンは、アレルギー性が低く安全性が高い。皮膚に塗布しても銀イオンの特性から経皮吸収せず、皮膚角質層の吸着にとどまる。金属銀により着色した皮膚の角質層は、皮膚ターンオーバーによる角質層の剥離と共に1週間ほどで自然になくなり皮膚に残らない。
すなわち、本発明は、下記(A)〜(B)成分を含有する化粧料に関する。
(A)硫酸銀、酸化銀、乳酸銀、クエン酸銀から選択される1種以上、若しくはこれらの混合物
(B)N−アセチル―LメチオニンまたはNーアセチル―DL−メチオニンから選択される1種以上、
若しくはこれらの混合物
また、本発明は、上記の化粧料のセルフタンニング化粧料としての使用に関する。
さらに、本発明は、上記の化粧料を皮膚に局所適用することを含む、皮膚の色調を調整する方法に関する。
銀イオンを含む化粧料は、銀イオンが光によって還元され、析出した金属銀の微粒子が皮膚表面の角質層に吸着されることにより短時間で発色する。発色は、野外の日光暴露や室内照明下でも可能である。
特に野外の日光暴露では、5分足らずと短時間で染まる。発色は褐色を帯び、日光で日焼けした皮膚色に近いものである。銀イオンを含む化粧料は、クリームやジェル、ローションといった多様な剤形にできること、皮膚に塗布して太陽光等を浴びるだけで簡単に染まる。
銀イオンは、アレルギー性が低く安全性が高い。皮膚に塗布しても銀イオンの特性から経皮吸収せず、皮膚角質層の吸着にとどまる。金属銀により着色した皮膚の角質層は、皮膚ターンオーバーによる角質層の剥離と共に1週間ほどで自然になくなり皮膚に残らない。
すなわち、本発明は、下記(A)〜(B)成分を含有する化粧料に関する。
(A)硫酸銀、酸化銀、乳酸銀、クエン酸銀から選択される1種以上、若しくはこれらの混合物
(B)N−アセチル―LメチオニンまたはNーアセチル―DL−メチオニンから選択される1種以上、
若しくはこれらの混合物
また、本発明は、上記の化粧料のセルフタンニング化粧料としての使用に関する。
さらに、本発明は、上記の化粧料を皮膚に局所適用することを含む、皮膚の色調を調整する方法に関する。
本発明のセルフタンニング化粧料は、銀イオンがN−アセチルメチオニンと安定な錯体を形成しており、長期間保管することができ、低温下、高温下においても保存安定性に優れている。
また、N−アセチルメチオニンを配合することにより、皮膚の着色がより褐色を帯び、日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。
本発明のセルフタンニング化粧料は、銀イオンの濃度を広い範囲で調整することができ、銀イオンの濃度により、セルフタンニングに適用する時間や着色性を調整することができる。
また、N−アセチルメチオニンを配合することにより、皮膚の着色がより褐色を帯び、日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。
本発明のセルフタンニング化粧料は、銀イオンの濃度を広い範囲で調整することができ、銀イオンの濃度により、セルフタンニングに適用する時間や着色性を調整することができる。
本発明のセルフタンニング化粧料は、着色した金属銀が皮膚角質層に強く吸着するため、衣服などに付着しない。また、通常の洗顔やボディ用の洗浄剤を使用しても落ちにくい。
たとえば、日常生活を送りながら太陽光や照明機器からの光を浴びるだけで皮膚を着色することができる。
たとえば、日常生活を送りながら太陽光や照明機器からの光を浴びるだけで皮膚を着色することができる。
本発明のセルフタンニング化粧料は、銀イオンとN−アセチルメチオニンが溶解している水溶液を含有する。
銀イオンとN−アセチルメチオニンとともに溶解させることにより、銀イオンが吸着した皮膚の着色がより褐色を帯び、日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。
銀イオンとN−アセチルメチオニンとともに溶解させることにより、銀イオンが吸着した皮膚の着色がより褐色を帯び、日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。
銀イオンを含有する物質としては、硫酸銀、乳酸銀、クエン酸銀、酸化銀のいずれか、または二種以上を使用することができる。保存安定性に特に優れているため、硫酸銀が好ましい。水溶液中の銀イオンを含有する物質濃度の下限は、0.5wt%以上であり、1.5wt%以上が好ましく、2.0wt%以上がより好ましく、2.5wt%以上がさらに好ましく、3.0wt%以上が最も好ましい。銀イオン濃度が高いほど、皮膚が褐色に着色するまでの時間が短くすることができる。水溶液中の銀塩濃度の上限は、5.0wt%である。これ以上増加すると水に対する溶解度を超えてしまい、銀イオンを含有する物質の不溶物が析出する。
N−アセチルメチオニンは、L体とD体の光学異性体が存在する。N−アセチルメチオニンとしてはN−アセチル−L−メチオニン、N−アセチル−D−メチオニン、および混合物であるN−アセチル−DL−メチオニンのいずれも使用することができる。水溶液中のN−アセチルメチオニン濃度は、
0.5wt%以上20wt%以下である。N−アセチルメチオニンの量を多くすることにより、銀イオンの飽和溶解濃度を上げることが可能であるが、N−アセチルメチオニンを20wt%より多くしても、銀イオンの溶解濃度を増やすことはできない。
また、N−アセチルメチオニンの水に対する溶解度を超えてしまい、不溶物と共に再結晶化して、固化してしまう。
0.5wt%以上20wt%以下である。N−アセチルメチオニンの量を多くすることにより、銀イオンの飽和溶解濃度を上げることが可能であるが、N−アセチルメチオニンを20wt%より多くしても、銀イオンの溶解濃度を増やすことはできない。
また、N−アセチルメチオニンの水に対する溶解度を超えてしまい、不溶物と共に再結晶化して、固化してしまう。
銀とN−アセチルメチオニンとからなる溶液は、保存安定性に優れている。
その理由として、溶液のPHが影響している。N−アセチルメチオニンは、構造上アセチル基をもつため、N−アセチルメチオニン水溶液は、PH2付近を示す。この溶液に銀イオンを含有する物質、硫酸銀、乳酸銀、クエン酸銀、酸化銀を加えた溶解液は、PHをほとんど変化させず、PH2付近を保つ。
銀イオンは酸性領域で安定であり、中性からアルカリ性に近づくほど不安定になり、還元しやすく金属銀に変化しやすくなる。よってN−アセチルメチオニンは、銀イオンが吸着した皮膚の着色をより褐色にさせるだけでなく、保存安定性にも関与している。
その理由として、溶液のPHが影響している。N−アセチルメチオニンは、構造上アセチル基をもつため、N−アセチルメチオニン水溶液は、PH2付近を示す。この溶液に銀イオンを含有する物質、硫酸銀、乳酸銀、クエン酸銀、酸化銀を加えた溶解液は、PHをほとんど変化させず、PH2付近を保つ。
銀イオンは酸性領域で安定であり、中性からアルカリ性に近づくほど不安定になり、還元しやすく金属銀に変化しやすくなる。よってN−アセチルメチオニンは、銀イオンが吸着した皮膚の着色をより褐色にさせるだけでなく、保存安定性にも関与している。
銀イオンとN−アセチルメチオニンが溶解している水溶液を含有するセルフタンニング化粧料は、短時間で染まる。特に野外の日光暴露では、5分で染まる。染まる時間は、日中が最も早く5分、薄曇りでも30分あれば染まる。また、室内でも蛍光灯下でも染まり2時間で染まる。
セルフタンニング化粧料に汎用されるジヒドロキシアセトンを含む化粧料は、染まるまで半日以上かかるのか欠点であるが、本発明のセルフタンニング化粧料は、短時間で染まる。
セルフタンニング化粧料に汎用されるジヒドロキシアセトンを含む化粧料は、染まるまで半日以上かかるのか欠点であるが、本発明のセルフタンニング化粧料は、短時間で染まる。
銀イオンとN−アセチルメチオニンが溶解している水溶液を含有するセルフタンニング化粧料は、
日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。これは、セルフタンニングには大変有用である。日焼けした肌色は、健康的はイメージを連想させる。そのため肌色は大変重要である。たとえ染まったとしても、健康的な色合いでは、健康というイメージからずれてしまう。本発明のセルフタンニング化粧料は、健康的な肌色に染まることができる。
日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。これは、セルフタンニングには大変有用である。日焼けした肌色は、健康的はイメージを連想させる。そのため肌色は大変重要である。たとえ染まったとしても、健康的な色合いでは、健康というイメージからずれてしまう。本発明のセルフタンニング化粧料は、健康的な肌色に染まることができる。
本発明のセルフタンニング化粧料は、銀イオンとN−アセチルメチオニンとからなる成分の溶解に影響しない範囲で、化粧品の配合成分として一般的に用いられる界面活性剤、油剤、増粘剤、保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤、香料、着色料、その他の美容成分、薬効成分等を適宜配合することができる。
これらは、銀塩とN−アセチルメチオニンとが水に溶解して錯体を形成した後に混合することが好ましい。本発明のセルフタンニング化粧料は、銀塩とN−アセチルメチオニンが溶解している水溶液を含有しており、水性化粧料、または、W/O型エマルション、O/W型エマルション、W/O/W型エマルション、O/W/O型エマルションである乳化型化粧料とすることができる。
これらは、銀塩とN−アセチルメチオニンとが水に溶解して錯体を形成した後に混合することが好ましい。本発明のセルフタンニング化粧料は、銀塩とN−アセチルメチオニンが溶解している水溶液を含有しており、水性化粧料、または、W/O型エマルション、O/W型エマルション、W/O/W型エマルション、O/W/O型エマルションである乳化型化粧料とすることができる。
本発明のセルフタンニング化粧料は、例えば、ローション、ジェル、クリーム、乳液、ムース等の剤形にすることができる。本発明のセルフタンニング化粧料を、上記した剤形として、毎日から一週間に一度程度使用することにより、日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。
次に、本発明を実施例に基づいて、さらに具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
「実験1」
実施例1〜4として、下記表1に示す組成を有するジェルを調製した。表1に示す配合比の値は質量%である。調製手順は以下の通りである。なお、N−アセチルメチオニンとしては、N−アセチル−DL−メチオニンを使用した。
精製水に、銀塩各種と、N―アセチルメチオニンを加え、撹拌して溶解させる。次いで、残りの成分をすべて加え、70℃まで加温して均一になるまで撹拌後、室温まで冷却する。
実施例1〜4として、下記表1に示す組成を有するジェルを調製した。表1に示す配合比の値は質量%である。調製手順は以下の通りである。なお、N−アセチルメチオニンとしては、N−アセチル−DL−メチオニンを使用した。
精製水に、銀塩各種と、N―アセチルメチオニンを加え、撹拌して溶解させる。次いで、残りの成分をすべて加え、70℃まで加温して均一になるまで撹拌後、室温まで冷却する。
色合いの評価
以下の基準で、調製したジェルを評価した。結果を表1に示す。
(1)色合い
ヒト前腕部に、調製したジェル1.0gを均一に1回塗布後、10分間晴天下、日光に暴露する。その後、1分間洗い流した後の肌の色合いを評価した。
◎:非常に濃いブラウン
○:濃いブラウン
△:薄いブラウン
以下の基準で、調製したジェルを評価した。結果を表1に示す。
(1)色合い
ヒト前腕部に、調製したジェル1.0gを均一に1回塗布後、10分間晴天下、日光に暴露する。その後、1分間洗い流した後の肌の色合いを評価した。
◎:非常に濃いブラウン
○:濃いブラウン
△:薄いブラウン
(2)外観、形状
調製したジェルを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰めて室温に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
○:異臭、変色は観察されないが、室温保存に比べると若干の粘度変化が見られる
(3)安定性
調製したジェルを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰めて5℃および45℃に設定した恒温槽に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
○:異臭、変色は観察されないが、室温保存に比べると若干の粘度変化が見られる
調製したジェルを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰めて室温に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
○:異臭、変色は観察されないが、室温保存に比べると若干の粘度変化が見られる
(3)安定性
調製したジェルを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰めて5℃および45℃に設定した恒温槽に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
○:異臭、変色は観察されないが、室温保存に比べると若干の粘度変化が見られる
いずれの銀塩においても、日光で日焼けした肌色に近い色合いを出すことができる。
特に硫酸銀、乳酸銀は、外観、安定性もよいものであった。
特に硫酸銀、乳酸銀は、外観、安定性もよいものであった。
「実験2」
実施例1〜5として、下記表2に示す組成を有するジェルを調製した。表2に示す配合比の値は質量%である。調製手順は以下の通りである。なお、N−アセチルメチオニンとしては、N−アセチル−DL−メチオニンを使用した。
精製水に、硫酸銀と、N―アセチルメチオニンを加え、撹拌して溶解させる。次いで、残りの成分をすべて加え、70℃まで加温して均一になるまで撹拌後、室温まで冷却する。
実施例1〜5として、下記表2に示す組成を有するジェルを調製した。表2に示す配合比の値は質量%である。調製手順は以下の通りである。なお、N−アセチルメチオニンとしては、N−アセチル−DL−メチオニンを使用した。
精製水に、硫酸銀と、N―アセチルメチオニンを加え、撹拌して溶解させる。次いで、残りの成分をすべて加え、70℃まで加温して均一になるまで撹拌後、室温まで冷却する。
色合いの評価
以下の基準で、調製したジェルを評価した。結果を表1に示す。
(1)色合い
ヒト前腕部に、調製したジェル1.0gを均一に1回塗布後、10分間晴天下、日光に暴露する。その後、1分間洗い流した後の肌の色合いを評価した。
◎:非常に濃いブラウン
○:濃いブラウン
△:薄いブラウン
以下の基準で、調製したジェルを評価した。結果を表1に示す。
(1)色合い
ヒト前腕部に、調製したジェル1.0gを均一に1回塗布後、10分間晴天下、日光に暴露する。その後、1分間洗い流した後の肌の色合いを評価した。
◎:非常に濃いブラウン
○:濃いブラウン
△:薄いブラウン
(2)外観、形状
調製したジェルを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰めて室温に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
×:異臭、変色、粘度変化が観察される
(3)安定性
調製したヘアクリームを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰め、5℃および45℃に設定した恒温槽に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
×:異臭、変色、粘度変化が観察される
調製したジェルを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰めて室温に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
×:異臭、変色、粘度変化が観察される
(3)安定性
調製したヘアクリームを遮光性軟膏容器(アルミホールで完全遮光した50ml軟膏容器)に約40g詰め、5℃および45℃に設定した恒温槽に放置した。1日1回、蓋を開けて、異臭、変色、粘度変化を60日間目視で観察した。
◎:60日間ほとんど変化ない
×:異臭、変色、粘度変化が観察される
実施例4、5は、色合いに優れていた。実施例1は、N―アセチルメチオニンが配合されていないため、色合いはやや劣るものであった。外観、安定性では実施例1から5まで60日間放置しても、ほとんど変化は観察されなかった。
Claims (2)
- 銀塩が、硫酸銀、乳酸銀、クエン酸銀、酸化銀のいずれか、または二種以上で、0.5%以上、
及びN−アセチルメチオニンが0.5%以上溶解している水溶液であることを特徴とするセルフタンニング化粧料。 - 剤形が、ローション、トニック、ジェル、クリーム、乳液、ムースのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のセルフタンニング料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018051778A JP2019163219A (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | セルフタンニング化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018051778A JP2019163219A (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | セルフタンニング化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019163219A true JP2019163219A (ja) | 2019-09-26 |
Family
ID=68064685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018051778A Pending JP2019163219A (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | セルフタンニング化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019163219A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112020004233T5 (de) | 2019-09-06 | 2022-06-15 | Sumitomo Electric Sintered Alloy, Ltd. | Verarbeitungssystem und Verfahren zur Herstellung eines verarbeiteten Produkts |
-
2018
- 2018-03-19 JP JP2018051778A patent/JP2019163219A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112020004233T5 (de) | 2019-09-06 | 2022-06-15 | Sumitomo Electric Sintered Alloy, Ltd. | Verarbeitungssystem und Verfahren zur Herstellung eines verarbeiteten Produkts |
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