JP2019161884A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図ることができる電力変換装置を提供する。【解決手段】内部に上室R1及び下室R2が区画形成されたケース20と、ケース20の上室R1に配置される2つの発熱部品としての2つのパワーモジュール50,51と、2つのパワーモジュール50,51を冷却するための冷却水路と、を備える。冷却水路は、ケース20の内部における上室R1と下室R2との間に配置され、水平方向に延在し、屈曲した形状を有し、逆方向に流れる一対の経路65,66を繋ぐ経路67が、ケース20の側面の溝100と外部からの蓋体110で形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、電力変換装置に関するものである。
ケースの内部にコンデンサとインバータとを収納した電力変換装置が知られている(特許文献1等)。具体的には特許文献1に開示の電力変換装置においては、筐体とパワーモジュールとコンデンサモジュールとを備えている。筐体は、冷却媒体を流すための流路を形成する。パワーモジュールは、直流電流を交流電流に相互に変換し、かつ流路形成体の一方の面側に配置される。コンデンサモジュールは、パワーモジュールに入力される直流電流を平滑化し、かつ流路形成体の他方の面側に配置される。
特開2010−182898号公報
ところで、発熱部品を冷却すべく冷却水路を形成するためにケース内部に蓋体を配置すると、蓋体の配置スペースを確保する必要がある。
本発明の目的は、小型化を図ることができる電力変換装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、内部に第一室及び第二室が区画形成されたケースと、前記ケースの第一室に配置される2つの発熱部品と、前記2つの発熱部品を冷却するための冷却水路と、を備えた電力変換装置であって、前記冷却水路は、前記ケースの内部における前記第一室と前記第二室との間に配置され、水平方向に延在し、屈曲した形状を有し、逆方向に流れる一対の経路を繋ぐ経路が、前記ケースの側面の溝と外部からの蓋体で形成されてなることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、ケースの内部に第一室及び第二室が区画形成され、第一室に配置される2つの発熱部品を冷却するための冷却水路がケースの内部における第一室と第二室との間に配置される。水平方向に延在し、屈曲した形状を有する冷却水路は、逆方向に流れる一対の経路を繋ぐ経路がケースの側面の溝と外部からの蓋体で形成されていることから、蓋体がケースの外部にある。よって、ケースの内部のスペースが有効利用でき、小型化を図ることができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の電力変換装置において、前記ケースの内部に、直流を入力するコンデンサと、前記コンデンサを通過後の直流を交流に変換するインバータとを収納し、前記第一室には前記インバータを構成する2つの発熱部品としての2つのパワーモジュールが配置され、前記第二室には前記コンデンサが配置され、前記コンデンサの端子が、前記ケースの内部における前記第一室と前記第二室とを区画する内壁において前記冷却水路での逆方向に流れる一対の経路の間において貫通する貫通孔を通して前記第一室に延び前記パワーモジュールと接続してなるとよい。
請求項3に記載のように、請求項2に記載の電力変換装置において、前記ケースの下に配置され、直流を入力するDC/DCコンバータと、前記ケースと前記DC/DCコンバータとの間に配置され、水平方向に延在するコンバータ水路と、を有するとよい。
請求項4に記載のように、請求項3に記載の電力変換装置において、前記ケースの壁の内部に上下方向に延びる水路が形成されており、当該水路により前記冷却水路と前記コンバータ水路とが繋がっているとよい。
請求項5に記載のように、請求項3又は4に記載の電力変換装置において、前記ケースと前記DC/DCコンバータとは別体よりなるとよい。
本発明によれば、小型化を図ることができる。
(a)は実施形態におけるパワーコントロールユニットの平面図、(b)はパワーコントロールユニットの正面図、(c)はパワーコントロールユニットの左側面図、(d)はパワーコントロールユニットの右側面図。 パワーコントロールユニットの電気的構成図。 パワーコントロールユニットの分解斜視図。 インバータ部の分解斜視図。 (a)はケースの平面図、(b)はケースの正面図、(c)はケースの下面図。 (a)はインバータ部の平面図、(b)はインバータ部の正面図、(c)はインバータ部の下面図。 平滑コンデンサとパワーモジュールの配置箇所での斜視図。 (a)は比較例におけるケースの平面図、(b)は(a)のA−A線での端面図、(c)は(a)のB−B線での端面図、(d)は(a)のC−C線での端面図、(e)はケースの下面図。 (a)は比較例におけるインバータ部の平面図、(b)は(a)のA−A線での端面図、(c)は(a)のB−B線での端面図、(d)は(a)のC−C線での端面図、(e)はインバータ部の下面図。
以下、本発明を車載用パワーコントロールユニットに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。なお、図面において、水平面を、直交するX,Y方向で規定するとともに、上下方向をZ方向で規定している。
図1(a)、図1(b)、図1(c)、図1(d)に示すように、電力変換装置としてのパワーコントロールユニット10は、四角枠状のケース(筐体)20を有する。四角枠状のケース20の上面開口部は上蓋体150(図3参照)で塞がれる。
アルミダイカスト製のケース20の内部に、図2に示すように、平滑コンデンサ30とインバータ40とが収納されている。平滑コンデンサ30は車両高圧バッテリから高圧の直流を入力する。インバータ40は平滑コンデンサ30を通過後の直流を交流に変換するためのものである。
図2において、パワーコントロールユニット10は、平滑コンデンサ30と、インバータ40と、DC/DCコンバータ80と、2つの駆動回路C10と、制御回路C11を備えている。
図2,3に示すように、部品の配置として、Z方向において下から、DC/DCコンバータ80、水路90、平滑コンデンサ30、水路60、パワーモジュール50,51、駆動回路C10、制御回路C11の順に配置されている。
平滑コンデンサ30は、車載の高圧バッテリから高圧の直流を入力して平滑化してパワーモジュール50及びパワーモジュール51に出力する。
インバータ40は、パワーモジュール50とパワーモジュール51を有する。パワーモジュール50及びパワーモジュール51は、それぞれ、複数個のパワースイッチング素子としてのIGBTを備えている。パワーモジュール50及びパワーモジュール51は、それぞれ、平滑コンデンサ30を介して車載の高圧バッテリから高圧の直流を入力する。
パワーモジュール50における複数個のIGBTを用いて三相インバータ回路が形成されている。つまり、正負の母線間においてU相上アーム用IGBTとU相下アーム用IGBTとが直列接続され、その中間点がU相出力端子となっている。正負の母線間においてV相上アーム用IGBTとV相下アーム用IGBTとが直列接続され、その中間点がV相出力端子となっている。正負の母線間においてW相上アーム用IGBTとW相下アーム用IGBTとが直列接続され、その中間点がW相出力端子となっている。パワーモジュール50におけるU,V,W相の各出力端子は第1の三相モータに接続される。
同様に、パワーモジュール51における複数個のIGBTを用いて三相インバータ回路が形成されている。つまり、正負の母線間においてU相上アーム用IGBTとU相下アーム用IGBTとが直列接続され、その中間点がU相出力端子となっている。正負の母線間においてV相上アーム用IGBTとV相下アーム用IGBTとが直列接続され、その中間点がV相出力端子となっている。正負の母線間においてW相上アーム用IGBTとW相下アーム用IGBTとが直列接続され、その中間点がW相出力端子となっている。パワーモジュール51におけるU,V,W相の各出力端子は第2の三相モータに接続される。
制御回路C11は上位コントローラ用信号及びモータ用信号を入力する。制御回路C11は駆動回路C10を介してパワーモジュール50の各IGBTを制御するとともにパワーモジュール51の各IGBTを制御する。これにより、パワーモジュール50の各IGBTがスイッチングされて直流が交流に変換されて第1の三相モータに供給されるとともにパワーモジュール51の各IGBTがスイッチングされて直流が交流に変換されて第2の三相モータに供給される。
DC/DCコンバータ80は、例えば絶縁型DC/DCコンバータが用いられ、パワースイッチング素子、トランス、ダイオード、コンデンサ等により構成されている。DC/DCコンバータ80は、車載の高圧バッテリから高圧の直流を入力してパワースイッチング素子のスイッチング動作により12Vに降圧して低圧出力端子から12Vの車両低圧バッテリに出力する。
パワーコントロールユニット10は、車載の高圧バッテリから高圧の直流を入力し、分岐して第1高圧分岐端子及び第2高圧分岐端子から出力する。
このようにパワーコントロールユニット10は、2つのパワーモジュール50,51と、DC/DCコンバータ80を備えており、高圧の直流電圧を入力して2つのモータを駆動することができるとともに降圧して低圧電圧を供給することができるようになっている。
図1(a)、図1(b)、図1(c)、図1(d)及び図2に示すように、パワーコントロールユニット10は、コネクタC1〜C8を備えている。コネクタC1は、高圧電源入力用の高圧入力コネクタである。コネクタC2は、高圧三相出力用の第1の三相モータ用高圧出力コネクタであり、コネクタC3は、同じく高圧三相出力用の第2の三相モータ用高圧出力コネクタである。コネクタC4は、DC/DC変換後の低圧出力用の低圧出力コネクタである。コネクタC5は、高圧電源分岐用の第1高圧分岐出力コネクタであり、コネクタC6は、同じく高圧電源分岐用の第2高圧分岐出力コネクタである。コネクタC7,C8は信号コネクタであって、詳しくは、コネクタC7は、低圧信号用の上位コントローラ用信号コネクタであり、コネクタC8は、同じく低圧信号用のモータ用信号コネクタである。
コネクタC1〜C8の配置として、次のようになっている。
図1(a)〜図1(d)に示すように、パワーコントロールユニット10の全体形状として、DC/DCコンバータ80のケース81の上にケース20が重ねて配置されており、パワーコントロールユニット10の4つの側面は、長方形状をなし、隣接する面が直角に交わっている。パワーコントロールユニット10は4つの側面S1,S2,S3,S4を有し、側面S1と側面S3とが対向するとともに側面S2と側面S4とが対向している。
高圧の直流を入力するための高圧入力コネクタC1は、パワーコントロールユニット10の側面に配置されている。詳しくは、高圧入力コネクタC1は、側面S1と側面S2との角部に配置されている。入力した直流の変換後の三相交流を出力するための2つの三相出力コネクタC2,C3は、パワーコントロールユニット10の側面S1に横に並んで配置されている。2つの信号コネクタ(信号端子コネクタ)C7,C8は、パワーコントロールユニット10の側面S2に横に並んで配置されている。高圧の直流を出力するための2つの高圧出力コネクタC5,C6は、パワーコントロールユニット10の側面S1に横に並んで配置されている。直流の降圧後の低圧の直流を出力するための低圧出力コネクタ(低圧端子コネクタ)C4は、パワーコントロールユニット10の側面S1に配置されている。
なお、高圧入力コネクタC1の配置位置は、側面S1と側面S2との角部に配置したが、これに代わり、三相出力コネクタC2,C3の配置面である側面S1、又は、信号コネクタC7,C8の配置面である側面S2に高圧入力コネクタC1を配置してもよい。また、信号コネクタは、2つの信号コネクタC7,C8であったが、これに代わり、信号コネクタは1つでもよい。
また、側面S3及び側面S4にはコネクタが設置されておらず、パワーコントロールユニット10の一つの面S4に、部品を冷却するための冷却水の入口管P1及び出口管P2が配置されている。
パワーコントロールユニット10には水冷式冷却機構が備えられており、冷却水の入口管P1と出口管P2を具備している。入口管P1と出口管P2とは、パワーコントロールユニット10の一側面において上下に離間して配置されている。入口管P1は下方に、出口管P2は上方に位置している。
そして、入口管P1から入る冷却水は図1(a)、図1(b)に示すように水路90により水平方向(X−Y面)に流れ、その後、ケース20の壁内の水路95により上方に流れ、その後、水路60により水平方向(X−Y面)に流れて出口管P2から排出される。上側の水路60と下側の水路90について、図1(a)に示すように、平面形状として、水路60はU字状をなし、水路90はS字状をなしている。ケース20の壁内の水路95は、図1(c)に示すように真っ直ぐに上下方向(Z方向)に延びている。
図3に示すように、ケース20の内部に第一室としての上室R1が区画形成されている。上室R1には、インバータ40を構成する2つの発熱部品としての2つのパワーモジュール50,51が配置されている。冷却水路60は、2つの発熱部品としての2つのパワーモジュール50,51を冷却するためのものである。
ケース20の内部に第二室としての下室R2が区画形成されている。下室R2には平滑コンデンサ30が配置されている。
図1(a)、図1(b)及び図2に示すように、ケース20の内部における上室R1と下室R2との間に冷却水路60が配置されている。冷却水路60は、水平方向(X−Y面)に延在し、屈曲した形状であるU字状を有する。
図7に示すように、平滑コンデンサ30は、本体部31と、正負の端子(出力端子)35,36と、正負の端子(出力端子)37,38を有する。本体部31は四角箱状をなしている。正負の端子35,36及び正負の端子37,38は帯板状をなしている。本体部31の上面から正負の端子35,36及び正負の端子37,38が上方に延びている。正負の端子35,36及び正負の端子37,38の上端は屈曲形成されている。
ケース20の内部における上室R1と下室R2とを区画する内壁21には貫通孔70,71が形成されている。貫通孔70は、冷却水路60での逆方向に流れる一対の経路65,66の間、即ち、Y方向において略平行な一対の経路65,66の間に上下に貫通している。平滑コンデンサ30の端子35,36が貫通孔70を通して上室R1に延びている。平滑コンデンサ30の端子35,36は、上室R1においてパワーモジュール50の正負の接続端子と接続されている。また、平滑コンデンサ30の端子37,38が貫通孔71を通して上室R1に延びている。平滑コンデンサ30の端子37,38は、上室R1においてパワーモジュール51の正負の接続端子と接続されている。なお、平滑コンデンサ30の正負の端子(出力端子)35,36とパワーモジュール50の正負の接続端子とはネジ締結等により連結固定される。また、平滑コンデンサ30の正負の端子(出力端子)37,38とパワーモジュール51の正負の接続端子とはネジ締結等により連結固定される。
図1(a)〜図1(d)、図2、図3に示すように、ケース20の下にDC/DCコンバータ80が配置されている。DC/DCコンバータ80は、高圧の直流を入力する。DC/DCコンバータ80のアルミ製コンバータケース81と、ケース20とは重ねた状態で配置されている。ケース20とDC/DCコンバータ80との間にコンバータ水路90が配置されている。コンバータ水路90は、水平方向(X−Y面)に延在する。
図3に示すように、ケース20の壁の内部に上下方向(Z方向)に延びる水路95が形成されており、水路95により冷却水路60とコンバータ水路90とが繋がっている。
ケース20とDC/DCコンバータ80とは別体よりなる。水路95の下端開口部はシール部材(ゴム材、接着剤等)を介して水路形成用上プレート92の連通孔92bの開口部と液密状態で連通している。
S字状の水路90について、図3を用いて説明する。
DC/DCコンバータ80におけるコンバータケース81は有蓋四角筒状をなし、下面開口部は下蓋体151(図3参照)で塞がれているとともに、DC/DCコンバータ80のコンバータケース81の上面板部であるアルミ製の水路形成用下ケース91とアルミ製の水路形成用上プレート92を用いてS字状の水路90が形成されている。平板状をなす水路形成用下ケース91には上面に開口する凹部91aが形成され、凹部91aはS字状に延びている。S字状に延びる凹部91aの一端には入口管P1に繋がる連通孔91bが開口している。平板状をなす水路形成用上プレート92には下面に開口する凹部92aが形成され、凹部92aはS字状に延びている。S字状に延びる凹部92aの一端には水路95に繋がる連通孔92bが開口している。水路形成用下ケース91の上面と水路形成用上プレート92の下面とが接触する状態で水路形成用下ケース91と水路形成用上プレート92とが重ねられる。この状態において水路形成用下ケース91の凹部91aと水路形成用上プレート92の凹部92aとによりS字状の水路90が区画形成される。そして、S字状の水路90の一端に冷却水が入口管P1及び連通孔91bを通して供給され、S字状の水路90に冷却水が流れ、S字状の水路90の他端から冷却水が連通孔92bを通して水路95に向かって流れる。
U字状の水路60について、図3、図4、図5(a)、図5(b)、図5(c)、図6(a)、図6(b)、図6(c)及び図7を用いて説明する。
図5(a)〜図5(c)にはケース20の構造を示し、このケース20に対し蓋体(水路カバー)110及びパワーモジュール50,51を配置した状態を図6(a)〜図6(c)に示す。
図5(a)〜図5(c)に示すように、ケース20における四角枠状のケース本体20aでの一側の側壁20bには断面長穴形の水路95がZ方向に延びている。四角枠状のケース本体20a内におけるZ方向の所定位置には水平方向(X−Y面)に延びる平板状の内壁21が形成されている。この内壁21により上室R1と下室R2が区画形成されている。図6(a)〜図6(c)に示すように、逆方向に流れる一対の経路65,66を繋ぐ経路67が、ケース側面に形成した貫通孔101a,101bを通して、ケース20の側面の溝100と外部からの蓋体110で形成されている。
図5(a)〜図5(c)に示すように、平板状の内壁21の上面には2つの環状の突条102,103がX方向に離間して並んだ状態で形成されている。水路入口となる環状の突条102で囲まれた領域の内壁21において角部には水路104の一端が開口している。水路104は内壁21の内部を延び、水路95と連通している。また、水路出口となる環状の突条103で囲まれた領域の内壁21において角部には水路105の一端が開口している。水路105は内壁21の内部を延び、出口管P2と連通している。水路入口となる環状の突条102で囲まれた領域の内壁21において水路104の開口部とは対角となる角部には水路106の一端が開口している。水路106は内壁21の内部を延び、ケース側面の貫通孔101aと連通している。また、水路出口となる環状の突条103で囲まれた領域の内壁21において水路105の開口部とは対角となる角部には水路107の一端が開口している。水路107は内壁21の内部を延び、ケース側面の貫通孔101bと連通している。
図5(a)に示すように、水路104の開口部、水路105の開口部、水路106の開口部、水路107の開口部の位置関係として、水路106の開口部、水路107の開口部は、Y方向において溝100が形成されたケース20の側面の近くに位置し、かつ、X方向において互いに接近した位置に設けられている。一方、水路104の開口部、水路105の開口部は、Y方向において溝100が形成されたケース20の側面から離れた位置においてX方向において互いに離間した位置に設けられている。
図5(a)〜図5(c)に示すように、ケース20の側面S3の外表面には溝100が形成されている。水路となる領域(溝100)の内壁21において貫通孔101a,101bがX方向に離間して並んだ状態で形成されている。
溝100は蓋体110(図6(a)〜図6(c)参照)によって塞がれ、経路67を形成する。また、四角環状の突条102における開口部はパワーモジュール51(図6(a)〜図6(c)参照)によって塞がれる。四角環状の突条103における開口部はパワーモジュール50(図6(a)〜図6(c)参照)によって塞がれる。なお、パワーモジュール50、51には冷却フィンが形成されており、当該冷却フィンが突条102,103における開口部へ嵌るように塞がれる。
図5(a)に示すように四角環状の突条102と四角環状の突条103との間に、貫通孔70が形成されている。四角環状の突条103と貫通孔70と四角環状の突条102と貫通孔71とはX方向において一直線上に形成されている。そして、図6(a)、図6(b)に示すように上室R1において四角環状の突条103の開口部を塞ぐようにパワーモジュール50が配置されるとともに四角環状の突条102の開口部を塞ぐようにパワーモジュール51が配置される。詳しくは、四角環状の突条102,103の開口部はパワーモジュール50,51でシール部材(ゴム材、接着剤等)を介して液密状態で塞がれる。
図3及び図6(a)〜図6(c)に示す蓋体110が、ケース20外部から溝100を塞ぐように配置され、ケース20にネジ締結される。詳しくは、蓋体110とケース20の外表面とはシール部材(Oリング等のゴム材、接着剤等の液体ガスケット)を介して液密状態にされる。パワーモジュール50,51で四角環状の突条102,103の開口部を塞いだ状態において、ケース20側面と蓋体110との間に経路67が形成される。経路67による水路60の一端は水路95に繋がるとともに水路60の他端は出口管P2に繋がる。そして、水路95から水路60の一端に冷却水が供給され、U字状の水路60に冷却水が流れ、水路60の他端から冷却水が出口管P2に向かって流れる。冷却水がU字状の水路60に流れる際にパワーモジュール50で発生した熱が奪われて放熱される。また、冷却水がU字状の水路60に流れる際にパワーモジュール51で発生した熱が奪われて放熱される。
図7に示すように、ケース20内の上室R1にパワーモジュール50,51が配置され、ケース20内の下室R2に平滑コンデンサ30が配置され、上室R1と下室R2との間に配置される冷却水路60は、水平方向に延在し、屈曲した形状であるU状をなしている。また、平滑コンデンサ30の端子35,36が、ケース20内の内壁21において冷却水路60での逆方向に流れる一対の経路65,66の間において貫通する貫通孔70を通して上室R1に延びパワーモジュール50と接続している。
次に、作用について説明する。
インバータでの発熱部品である2つのパワーモジュール50,51と、DC/DCコンバータ80の発熱部品を、水路60,90にて放熱する。水路90は下に、水路60は上に位置し、水路60,90は二段構成となっている。
平滑コンデンサ30と、2つのパワーモジュール50,51とを、水路60を挟んで結線している。
冷却水の流れとして、入口管P1から冷却水が流れ込んで水路90においてDC/DCコンバータ80を冷却し、さらに、インバータ40側に流れる。水路60において冷却水により平滑コンデンサ30及びパワーモジュール50,51が冷却され、その後、出口管P2から排出される。また、平滑コンデンサ30は上下が水路60,90で挟まれており、平滑コンデンサ30の熱を水路60,90に逃がしやすく、冷却性に優れる。なお、平滑コンデンサ30の熱を一方の水路(水路60又は水路90)にのみ逃がすようにしてもよいし、他にも、平滑コンデンサ30の熱をいずれの水路60,90にも逃がさないように構成してもよい。
ケース20において上室R1と下室R2とが内壁21で区画されており、内壁21における冷却水路60での逆方向に流れる一対の経路65,66の間の部位にコンデンサの端子35,36を通す貫通孔70が形成されている。本来この部位は使用してない領域である。つまり、従来、冷却水路を挟んでコンデンサとパワーモジュールを配置する際に両者を電気的に接続する必要があるがコンデンサの接続端子を配置するためのスペースが必要となり、小型化を図る上での阻害要因となっている。これに対し本実施形態においては、コンデンサの端子35,36を、冷却水路60での逆方向に流れる一対の経路65,66の間の部位を通すことによりデッドスペースの有効利用が図られる。このように、効率的な冷却レイアウトのニーズに応えることができる。また、ケース20の下にDC/DCコンバータ80を配置して上下に2段重ねすることにより、パワーモジュール50,51と、DC/DCコンバータ80を一体化することができる。
次に、比較例のU字状の水路について、図8(a)、図8(b)、図8(c)、図8(d)、図8(e)、図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)、図9(e)を用いて説明する。
図8(a)〜図8(e)にはケース20の構造を示し、このケース20に対し水路カバー200及びパワーモジュール50,51を配置した状態を図9(a)〜図9(e)に示す。
図8(a)〜図8(e)に示すように、ケース20における四角枠状のケース本体20aでの一側の側壁20bには断面長穴形の水路95がZ方向に延びている。四角枠状のケース本体20a内におけるZ方向の所定位置には水平方向(X−Y面)に延びる平板状の内壁21が形成されている。この内壁21により上室R1と下室R2が区画形成されている。平板状の内壁21の下面には3つの環状の突条22a,22b,22c(図8(e)参照)が形成されている。水路入口となる環状の突条22b及び水路出口となる環状の突条22aの内部は、それぞれ、内壁21を貫通して上室R1側に連通している。環状の突条22cはX方向に延びている。水路の中間流路となる環状の突条22cの内部は、X方向の一端において内壁21を貫通して上室R1側に連通するとともにX方向の他端において内壁21を貫通して上室R1側に連通している。
また、平板状の内壁21の上面には2つの四角環状の突条23a,23bが形成されている(図8(a)参照)。パワーモジュール50によって塞がれる四角環状の突条23aの内部は、Y方向の一端において内壁21を貫通して下室R2側の環状の突条22aの内部に連通するとともにY方向の他端において内壁21を貫通して下室R2側の環状の突条22cの内部のX方向の一端に連通している。パワーモジュール51によって塞がれる四角環状の突条23bの内部は、Y方向の一端において内壁21を貫通して下室R2側の環状の突条22bの内部に連通するとともにY方向の他端において内壁21を貫通して下室R2側の環状の突条22cの内部のX方向の他端に連通している。
環状の突条22a,22b,22cにおける開口部は水路カバー200(図9(a)〜図9(e)参照)によって塞がれる。また、四角環状の突条23aにおける開口部はパワーモジュール50(図9(a)〜図9(e)参照)によって塞がれる。四角環状の突条23bにおける開口部はパワーモジュール51(図9(a)〜図9(e)参照)によって塞がれる。
図8(a)に示すように四角環状の突条23aと四角環状の突条23bとの間に、貫通孔70が形成されている。四角環状の突条23aと貫通孔70と四角環状の突条23bと貫通孔71とはX方向において一直線上に形成されている。そして、図9(a)、図9(b)に示すように上室R1において四角環状の突条23aの開口部を塞ぐようにパワーモジュール50が配置されるとともに四角環状の突条23bの開口部を塞ぐようにパワーモジュール51が配置される。詳しくは、四角環状の突条23a,23bの開口部はパワーモジュール50,51でシール部材(ゴム材、接着剤等)を介して液密状態で塞がれる。
図9(e)に示す水路カバー200が、内壁21の下面側から環状の突条22a,22b,22cの開口部を塞ぐように配置され、ケース20にネジ締結される。詳しくは、水路カバー200と環状の突条22a,22b,22cの開口部とはシール部材(ゴム材、接着剤等)を介して液密状態にされる。水路カバー200はU字状をなしている。パワーモジュール50,51で四角環状の突条23a,23bの開口部を塞いだ状態において、内壁21と水路カバー200との間に水路60が形成される。水路60の一端は水路95に繋がるとともに水路60の他端は出口管P2に繋がる。そして、水路95から水路60の一端に冷却水が供給され、U字状の水路60に冷却水が流れ、水路60の他端から冷却水が出口管P2に向かって流れる。冷却水がU字状の水路60に流れる際にパワーモジュール50で発生した熱が奪われて放熱される。また、冷却水がU字状の水路60に流れる際にパワーモジュール51で発生した熱が奪われて放熱される。
ここで、比較例ではケース20内に配置される水路カバー200を用いて水路を形成した。本実施形態では図4に示すようにケース20外に配置される蓋体110を用いて水路を形成している。そのための構成として、比較例での図8(a)〜図8(e)及び図9(a)〜図9(e)に代わり、本実施例では図4、図5(a)〜図5(c)及び図6(a)〜図6(c)に示す構成となっている。
つまり、図8(a)〜図8(e)、図9(a)〜図9(e)に示す比較例では、水路封止箇所がケース20の内部で形成されるため防水部位、蓋固定箇所等スペースを使い空間を有効活用できない。本実施形態においては、パワーモジュール50の冷却水路部とパワーモジュール51の冷却水路部を繋ぐ冷却水路をケース20の側面から形成し、側面から蓋体110を用いて密閉する。つまり、冷却水路60におけるパワーモジュール50を冷却する部位(通路)とパワーモジュール51を冷却する部位(通路)とを繋ぐ部位(通路)は、ケース20の側面より形成する。
このように、本実施形態においては、ケース20の内部において蓋をしないためシール部位から万が一、冷却水が漏れてもケース20内に溜まり機能的に不都合なことが発生することを未然に防止している。また、ケース20の内部で蓋をしないため、比較例では水路カバー200の設置箇所に水路カバー200を設置するための空間を設けておく必要があり配線や部品配置に制約を受けるが、本実施形態においては当該空間、即ち、水路カバー200の設置空間に配線したり部品を配置することができ、ケースの内部空間を有効活用できる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電力変換装置としてのパワーコントロールユニット10の構成として、内部に上室R1及び下室R2が区画形成されたケース20と、ケース20の上室R1に配置される2つの発熱部品としての2つのパワーモジュール50,51と、2つのパワーモジュール50,51を冷却するための冷却水路60と、を備える。冷却水路60は、ケース20の内部における上室R1と下室R2との間に配置され、水平方向に延在し、屈曲した形状を有し、逆方向に流れる一対の経路65,66を繋ぐ経路67が、ケース20の側面の溝100と外部からの蓋体110で形成されてなる。よって、蓋体110がケース20の外部にあり、ケース20の内部のスペースが有効利用でき、小型化を図ることができる。
(2)ケース20の内部に、直流を入力するコンデンサとしての平滑コンデンサ30と、平滑コンデンサ30を通過後の直流を交流に変換するインバータ40とを収納している。上室R1にはインバータ40を構成する2つの発熱部品としての2つのパワーモジュール50,51が配置され、下室R2には平滑コンデンサ30が配置される。平滑コンデンサ30の端子35,36が、ケース20の内部における上室R1と下室R2とを区画する内壁21において冷却水路60での逆方向に流れる一対の経路65,66の間において貫通する貫通孔70を通して上室R1に延びパワーモジュール50と接続されている。
よって、ケース20での上室R1と下室R2とを区画する内壁21における冷却水路60での逆方向に流れる一対の経路65,66の間の部位を利用して当該部位に貫通孔70を形成してコンデンサの端子35,36を通してパワーモジュール50と接続する。こうすることにより、デッドスペースの有効利用を図りつつコンデンサとパワーモジュールを結線することができる。その結果、小型化を図ることができる。
(3)ケース20の下に配置され、直流を入力するDC/DCコンバータ80と、ケース20とDC/DCコンバータ80との間に配置され、水平方向に延在するコンバータ水路90と、を有する。よって、平滑コンデンサ30は上下方向において水路60,90に挟まれる構成とすることにより、平滑コンデンサ30の冷却性に優れている。
(4)ケース20の壁の内部に上下方向に延びる水路95が形成されており、当該水路95により冷却水路60とコンバータ水路90とが繋がっている。よって、ケースの外部でパイプにより繋ぐ場合に比べ、小型化を図ることができるとともにパイプレス化によりコストダウンを図ることができる。
(5)ケース20とDC/DCコンバータ80とは別体よりなる。よって、組立性に優れている。
(6)電力変換装置としてのパワーコントロールユニット10の構成として、側面に、高圧の直流を入力するための高圧入力コネクタC1が配置されるとともに、側面に、入力した直流の変換後の三相交流を出力するための2つの三相出力コネクタC2,C3が横に並んで配置され、側面に、信号コネクタC7,C8が配置されている。よって、高圧入力コネクタC1、三相出力コネクタC2,C3、信号コネクタC7,C8の配置として実用上好ましい。
(7)側面に、高圧の直流を出力するための2つの高圧出力コネクタC5,C6が横に並んで配置されている。よって、高圧出力コネクタC5,C6の配置として実用上好ましい。
(8)側面に、直流の降圧後の低圧の直流を出力するための低圧出力コネクタC4が配置されている。よって、低圧出力コネクタC4の配置として実用上好ましい。
(9)1つの面に、部品を冷却するための冷却水の入口管P1及び出口管P2が配置されている。よって、冷却水の入口管及び出口管の配置として実用上好ましい。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 冷却対象となる部品(発熱部品)はパワーモジュール50,51以外でもよく、例えばコイル等でもよい。
○ パワーモジュールの数は「2」であったが、パワーモジュールの数は「1」であっても、「3」以上であってもよい。
○ケース20の壁の内部に上下方向に延びる水路95により冷却水路60とコンバータ水路90とを繋いだが、ケースの外部で冷却水路60とコンバータ水路90とを連結用パイプやホースにより繋いでもよい。
○ 水路90はS状をなし、水路60はU字状をなしていたが、これに限るものではない。例えば、水路90はU状や一直線状に延びていてもよい。水路60はS状に延びていてもよい。
○ ケース20とDC/DCコンバータ80との間に水路90を配置したが、水路90は無い構成としてもよい。
○ ケース20とDC/DCコンバータ80とは一体化された構成であってもよい。
○ ケース20の下にDC/DCコンバータ80を配置したが、DC/DCコンバータ80は無い構成としてもよい。この場合、水路90及び水路95を不要にできる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下に追記する。
(a)側面に、高圧の直流を入力するための高圧入力コネクタが配置されるとともに、
側面に、入力した直流の変換後の三相交流を出力するための2つの三相出力コネクタが横に並んで配置され、
側面に、信号コネクタが配置されていることを特徴とする電力変換装置。
(b)側面に、高圧の直流を出力するための2つの高圧出力コネクタが横に並んで配置されていることを特徴とする(a)に記載の電力変換装置。
(c)側面に、直流の降圧後の低圧の直流を出力するための低圧出力コネクタが配置されていることを特徴とする(a)又は(b)に記載の電力変換装置。
(d)1つの面に、部品を冷却するための冷却水の入口管及び出口管が配置されていることを特徴とする(a)〜(c)のいずれかに記載の電力変換装置。
10…パワーコントロールユニット、20…ケース、21…内壁、30…平滑コンデンサ、35…端子、36…端子、40…インバータ、50…パワーモジュール、51…パワーモジュール、60…冷却水路、65,66…一対の経路、67…経路、70…貫通孔、80…DC/DCコンバータ、90…コンバータ水路、95…水路、100…溝、110…蓋体、R1…第一室としての上室、R2…第二室としての下室。

Claims (5)

  1. 内部に第一室及び第二室が区画形成されたケースと、
    前記ケースの第一室に配置される2つの発熱部品と、
    前記2つの発熱部品を冷却するための冷却水路と、
    を備えた電力変換装置であって、
    前記冷却水路は、前記ケースの内部における前記第一室と前記第二室との間に配置され、水平方向に延在し、屈曲した形状を有し、逆方向に流れる一対の経路を繋ぐ経路が、前記ケースの側面の溝と外部からの蓋体で形成されてなることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記ケースの内部に、直流を入力するコンデンサと、前記コンデンサを通過後の直流を交流に変換するインバータとを収納し、
    前記第一室には前記インバータを構成する2つの発熱部品としての2つのパワーモジュールが配置され、
    前記第二室には前記コンデンサが配置され、
    前記コンデンサの端子が、前記ケースの内部における前記第一室と前記第二室とを区画する内壁において前記冷却水路での逆方向に流れる一対の経路の間において貫通する貫通孔を通して前記第一室に延び前記パワーモジュールと接続してなることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記ケースの下に配置され、直流を入力するDC/DCコンバータと、
    前記ケースと前記DC/DCコンバータとの間に配置され、水平方向に延在するコンバータ水路と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記ケースの壁の内部に上下方向に延びる水路が形成されており、当該水路により前記冷却水路と前記コンバータ水路とが繋がっていることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記ケースと前記DC/DCコンバータとは別体よりなることを特徴とする請求項3又は4に記載の電力変換装置。
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