JP2019161433A - 無線通信装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】優先させたい無線通信に対するレスポンスを向上させて、使い勝手に優れた無線通信装置を提供する。【解決手段】通信期間と非通信期間とを繰り返して無線通信する、第1の無線通信手段および第2の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段の通信期間が前記第2の無線通信手段の非通信期間中となり、前記第2の無線通信手段の通信期間が前記第1の無線通信手段の非通信期間中となるように制御する制御手段と、を有する無線通信装置であって、前記制御手段は、該無線通信装置の状態に応じて前記第1の無線通信手段の通信間隔を変更するように制御することを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信装置、制御方法およびプログラムに関する。
近年、無線通信機能が搭載されたデジタルカメラ等の撮像装置が知られている。このような無線通信機能を用いて、撮像装置とリモコンまたはスマートフォンとを無線接続することで、ユーザはリモコンまたはスマートフォンから撮像装置を制御することができる。特に、Bluetooth(登録商標) Low Energyを用いることで、リモコンまたはスマートフォンと常時接続しても消費電力を小さくできる。
また、撮像装置とスマートフォンとをWiFi(登録商標)を用いて無線接続し、撮影した画像を直ぐにスマートフォンに無線で送信してSNS(Social Networking Service)で共有する使い方も広まっている。
ISMバンドを使用する機器は同じ周波数帯を用いるため、同時に使用することにより互いに干渉し、通信速度が低下したり切断したりすることがある。特に、上述の2つの無線技術は、撮像装置とスマートフォンとの両方に搭載され、近接した状態で同時に使用される可能性が高いために干渉対策が必要である。
特許文献1には、Bluetooth、IEEE802.11bの各方式の無線通信をMAC(メディアアクセス制御)層で切り替え制御する通信装置が開示されている。
特許文献2には、Bluetooth通信による制御データの所定間隔の間隙を利用して、WiFi通信によるユーザデータの通信を行う無線通信装置が開示されている。
特開2001−217853号公報 特開2005−45368号公報
上述の特許文献1の通信装置では、2種類の無線通信を同時に行いたい場合に無線モジュール内の制御部によって何れの無線通信にどのくらいの時間を割り当てるかが決められてしまう。したがって、例えば、IEEE802.11b通信が優先されているとBluetooth通信のレスポンスが悪くなり使い勝手が悪くなってしまう場合がある。
また、上述の特許文献2の無線通信装置は、WiFi通信による通信量に応じてBluetooth通信による通信タイミングが切替わるために使い勝手が悪くなってしまう場合がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、優先させたい無線通信に対するレスポンスを向上させ、使い勝手に優れた無線通信装置等を提供することを目的とする。
本発明は、通信期間と非通信期間とを繰り返して無線通信する、第1の無線通信手段および第2の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段の通信期間が前記第2の無線通信手段の非通信期間中となり、前記第2の無線通信手段の通信期間が前記第1の無線通信手段の非通信期間中となるように制御する制御手段と、を有する無線通信装置であって、前記制御手段は、該無線通信装置の状態に応じて前記第1の無線通信手段の通信間隔を変更するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、優先させたい無線通信に対するレスポンスを向上させて、使い勝手に優れた無線通信装置を提供することができる。
本実施形態のカメラの構成の一例を示す図である。 無線信号の時系列変化の一例を示す図である。 パケットの構成とパケットのデータサイズの一例を示す図である。 実施例1の通信システムの構成の一例を示す図である。 実施例2の通信システムの構成の一例を示す図である。 実施例1の通信制御の一例を示すフローチャートである。 実施例2の通信制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、無線通信装置の一例として、撮像装置であるデジタルカメラ(以下、カメラという)を取り上げて説明する。
図1は、カメラ100の構成の一例を示す図である。
カメラ100は、無線通信モジュール101、レリーズボタン111、操作ボタン112、撮像センサ113、表示装置114、記憶装置115、メインマイコン116等を備える。
無線通信モジュール101は、メインマイコン116に接続される。無線通信モジュール101は、無線アンテナ105で受信した信号をメインマイコン116に送ったり、メインマイコンから無線を出す指示を受け付けたりする。無線通信モジュール101は、第1の無線通信部102として、Bluetooth通信を実行するBluetooth通信部と、第2の無線通信部103として、WiFi通信を実行するWiFi通信部を備える複合通信モジュールである。第1の無線通信部102は第1の無線通信手段の一例に対応し、第2の無線通信部103は第2の無線通信手段の一例に対応する。
また、無線通信モジュール101は、通信制御部104を備える。通信制御部104は、Bluetooth通信とWiFi通信とを互いに干渉させることなく送受信するように時分割多重化してタイミング制御を行っている。無線通信で送受信されるデータは、撮影された画像データ、遠隔操作に基づくリモートレリーズ信号および遠隔操作に基づくカメラ100の制御信号等である。なお、通信制御部104は設定手段の一例に対応する。
レリーズボタン111は、ユーザが撮影指示を行うためのボタンである。
操作ボタン112は、AFボタン、Zoomボタン、カメラ本体の設定を行うメニューボタン、選択ボタン等のユーザが操作するためのボタンである。なお、操作ボタン112は操作部の一例に対応する。
撮像センサ113は、レリーズボタン111が押されることで画像を撮影し、RAWデータを生成してメインマイコン116に送信する。
表示装置114は、撮像センサ113により撮影された画像を表示したり、メニュー画面を表示したりする。
記憶装置115は、各種データやプログラムを記憶したり、画像データを保存したりする。
メインマイコン116は、カメラ100全体を制御する。メインマイコン116は、制御手段の一例に対応する。具体的に、メインマイコン116は、ユーザに押されたレリーズボタン111や操作ボタン112に応じた動作、例えば、撮影動作、AF動作、表示等の制御を行う。また、メインマイコン116は、撮像センサ113により生成されたRAWデータを画像データとして処理して、表示装置114に画像を表示したり、記憶装置115に保存したりする。なお、メインマイコン116は、画像処理エンジンとしても機能する。
次に、無線通信モジュール101により送信される無線信号の時系列変化について図2 を参照して説明する。
図2(A)は、第1の無線通信としてのBluetooth通信を優先させたモード(以下、Bluetooth通信優先モードという)における無線信号の時系列変化を示す図である。Bluetooth通信優先モードは、第1のモードの一例に対応する。
図2(B)は、第2の無線通信としてのWiFi通信を優先させたモード(以下、WiFi通信優先モードという)における無線信号の時系列変化を示す図である。WiFi通信優先モードは、第2のモードの一例に対応する。
無線通信モジュール101が多重モードによりWiFi通信、Bluetooth通信の両方式による無線通信を実行する際には、図2(A)、(B)に示すように、それぞれの無線通信において各パケットが時分割で通信される。ここで、図2(A)のパケット201以降のパケットはBluetooth通信パケットであり、パケット202以降のパケットはWiFi通信パケットである。
Bluetooth通信は、通信期間と非通信期間を交互に繰り返して、所定の通信間隔で通信している。非通信期間は通信相手と揃っていればよく、変更可能である。通信相手との接続確立前(アドバタイズ通信等)であれば、接続確立のためのネゴシエーション時に非通信期間を通知して設定する。接続確立後の通信中であっても、非通信期間の変更要求を通信相手に伝え、通信相手から承認されれば変更可能である。Bluetooth通信は、消費電力が小さく、データレートが1Mbps程度の規格のため、送受信を行っている通信期間に比べて、送受信を行わない非通信期間の比率が高い。一方、WiFi通信は、Bluetooth通信に比べてより高速なデータ通信の規格であり、多くのデータを送信することを想定しているため、送受信を行っている通信期間が長い。
空中に放射される無線信号を時間軸上で観察すると、空中に放射される無線信号は、必ず何れか一方の通信方式のものとなり、それぞれの通信の無線信号間の干渉が防止されている。すなわち、一方の無線通信の通信期間が、他方の無線通信の非通信期間中になっている。
図2(A)のBluetooth通信優先モードでは、図2(B)のWiFi通信優先モードよりもBluetooth通信の通信間隔が短い。
通信間隔を短くしすぎると、Bluetooth通信の頻度が上がり、WiFi通信で占有可能な通信期間が短くなるのでスループットが低下してしまう。その分、Bluetooth通信のレスポンスが向上するために両者のバランスが重要である。また、WiFi通信のリンクレートやパケットのデータサイズにも依るが、Bluetooth通信の非通信期間中にWiFi通信ができなくなってしまう場合がある。また、無線通信モジュール101内でのアンテナに接続する無線種類のスイッチングにも一定の時間が必要である。したがって、WiFi通信のパケットのデータサイズを小さくして通信期間を短くし、WiFi通信ができる通信期間を確保した上でBluetooth通信の通信間隔を短くすることが好ましい。WiFi通信のパケット内には送受信するデータ本体だけでなく、通信制御用のヘッダー、誤り検査(FCS)が含まれているため、パケットのデータサイズをいくらでも小さくできるわけではない。特に、WiFi通信の高速化のために、パケットを多数連結することで、1回のパケット送信で大量のデータを送信し、データ送信している時間の割合を増やすパケット・アグリゲーションという手法がある。この手法を使うと通信期間が長くなりBluetooth通信の非通信期間中には通信が終わらなくなる場合がある。その場合、WiFi通信を優先していればBluetooth通信ができないため、次の通信期間の時に再度送信を試みることとなり、レスポンスが低下する。したがって、通信の規格やリンクレートに応じてWiFi通信が可能な範囲で、通信期間を短く制御する必要がある。Bluetooth通信の通信間隔は、通信相手と通信確立時に設定できるので、WiFi通信が可能な時間を確保し、無線通信モジュール101内でのアンテナに接続する無線種類の切替え時間も確保した上で設定すればよい。
このように、Bluetooth通信の通信間隔をなるだけ短く設定することで、WiFi通信を維持したまま、Bluetooth通信のレスポンスを向上させることができる。特に、Bluetooth通信では1パケットのデータ送信だけで所望のコマンド、例えばリモートレリーズが実行されることは少なく、ACKの送信も含めて複数回のパケット送受信でコマンドが実行される。そのため、無線の通信間隔が、無線制御での機器のレスポンスの早さに大きく影響する。無線の通信間隔が短いほど、無線制御での機器のレスポンスが向上する。
また、Bluetooth通信は、通信相手と通信確立前に、通信相手と通信を確立するためのアドバタイズ通信も行っている。アドバタイズは基本的に一方向の通信である。通信確立後の通信であるコネクションの通信と同様に、アドバタイズの通信間隔を短く設定することで早く通信相手に検出されるために、Bluetooth通信のレスポンスを向上させることができる。
図2(B)のWiFi通信優先モードでは、図2(A)のBluetooth通信優先モードよりもBluetooth通信の通信間隔が長い。この通信間隔によりWiFi通信が効率的に高速で通信できる。WiFi通信では、図3(B)に示すようにパケットのデータサイズを大きくしたり、図3(D)に示すようにパケットを連結したりすることで、通信時のヘッダーやパケット間の通信間隔を減らすことができ、より短時間にデータを送信できる。そのため、WiFi通信を優先して高速化する場合、途中にBluetooth通信の割り込みが少ない方がよい。そのため、Bluetooth通信の通信間隔をWiFi通信のパケットのデータサイズを大きくしても十分に通信できるような時間に設定する。WiFi通信のデータサイズによっては、図2(B)に示すWiFi通信の3つ目のパケット203のように、Bluetooth通信の通信間隔よりも短い端数のデータサイズのパケットが送信されることがある。しかしながら、Bluetooth通信の通信間隔を切替えるのには、機器との通信が必要で時間が掛かるため、短いWiFi通信が来るたびにBluetooth通信の通信間隔を切替える必要はない。このように、Bluetooth通信の通信間隔を長く設定することで、WiFi通信の通信速度を速くしながら、Bluetooth通信の接続を維持することができる。
以下の実施例では上述した2つのモードをカメラ100の状態に応じて切替える処理について説明する。
<実施例1>
図4は、カメラ100を含む通信システムの構成の一例を示す図である。
通信システムは、カメラ100と、Bluetoothリモコン401と、アクセスポイント(以下、APという)402とを有する。カメラ100は、Bluetoothリモコン401とBluetooth通信で接続し、同時に、無線のAP402とWiFi通信で接続される。このような通信システムによれば、Bluetoothリモコン401でリモートレリーズを行い、カメラ100が撮影した画像をWiFi通信でAP402を経由してPCやサーバ上に自動転送するように構成することができる。なお、Bluetoothリモコン401は、カメラ100を遠隔で操作可能な装置の一例である。
図6は、カメラ100による通信制御の一例を示すフローチャートである。
図6のフローチャートは、カメラ100のメインマイコン116が記憶装置115に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。図6のフローチャートは、ユーザが被写体を撮影する前提として、カメラ100を起動することにより開始される。
なお、カメラ100は予めBluetoothリモコン401とBluetooth通信で接続の設定(ペアリング)をし、同様にAP402を経由してPCとWiFi通信で接続の設定をしておくものとする。
S601では、メインマイコン116はBluetoothリモコン401を使用するか否かを判定する。Bluetoothリモコン401を使用することでカメラ100に対してリモートレリーズをすることができる。例えば、ユーザはカメラ100の設定メニューからBluetoothリモコン401を使用するか否かを選択することで、メインマイコン116はBluetoothリモコン401を使用するか否かを判定する。Bluetoothリモコン401を使用する場合にはS602に進み、使用しない場合にはS610に進む。
S602では、メインマイコン116はカメラ100の本体側の設定を「Bluetoothリモコンを使用する」モードに設定する。このモードでは、メインマイコン116はBluetoothリモコン401からリモートレリーズを受け付ける。
S603では、メインマイコン116はBluetooth通信で接続された他の機器がある場合には、他の機器との通信を切断して、Bluetoothリモコン401と通信可能な状態に移行する。
S604では、メインマイコン116は無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをBluetooth通信優先モードに切替えるように指示する。
S605では、通信制御部104はWiFi通信で接続されているAP402等の機器に対して無線通信の通信間隔をBluetooth通信優先モードの設定に変更を要求する。Bluetooth通信優先モードでは、Bluetooth通信の通信間隔が短くなるので、Bluetooth通信と重ならないようにWiFi通信のパケットが長くならないようにする。例えば、通信制御部104はパケットの連結を禁止したり、パケットのデータサイズを小さく変更したりする。なお、AP402側の設定によってAP402から送信する信号の設定を自由に変更できない場合、無線通信モジュール101がカメラ100側でMTUサイズを変更するだけであってもよい。
なお、Bluetooth通信の非通信期間に比べてWiFi通信の通信期間が既に短く、パケットのデータサイズを小さくしなくても時分割でのWiFi通信が成立する場合がある。このような場合であっても、AP402に同じ周波数帯、同じチャンネルで別の機器が接続されている場合、WiFi通信のパケットが長くならないように設定することが好ましい。すなわち、複数の機器がAP402に接続している場合、AP402側で他の機器とカメラ100との両方で通信を行いたい場合には、通信が時分割で制御されてしまう。すると、AP402側でカメラ100と通信可能なタイミングと、カメラ100内の無線通信モジュール101側でAP402と通信可能なタイミング(=Bluetooth通信の非通信期間)と一致したときしか通信できない。したがって、WiFi通信の通信期間が長くならないように設定することで、通信可能な時間内に通信を完了させ、Bluetooth通信を妨害しないようにすることができる。結果として、AP402側とカメラ100の無線通信モジュール101側の双方の通信可能なタイミングで通信が完了するので、Bluetooth通信を優先させる効果を得ることができる。
S606では、通信制御部104は無線通信の通信間隔をBluetooth通信優先モードの値に切替えて通信を行う。
S607では、メインマイコン116はBluetoothリモコン401からリモートレリーズが行われたか否かを判定する。ユーザは撮影したいタイミングでBluetoothリモコン401のレリーズボタンを押すことでBluetooth通信でリモートレリーズ信号がカメラ100に送信される。
ここで、Bluetoothリモコン401とカメラ100との間のBluetooth通信について説明する。Bluetoothリモコン401は省費電力を低減するために操作されていない場合には無線の送受信を行わない。一方、カメラ100側は、設定した通信間隔でアドバタイズを送信している。Bluetoothリモコン401はレリーズボタンが押された時にアドバタイズを受信可能なスキャンモードになり、カメラ100からの信号を受信してから通信を行う。このとき、カメラ100側のアドバタイズを送信する間隔がBluetooth通信優先モードでは、短い間隔になっているのでBluetoothリモコン401がスキャンモードになると直ぐにアドバタイズを受信できる。したがって、Bluetoothリモコン401でのリモコン操作時におけるカメラ100のレスポンスを向上させることができる。
S608では、メインマイコン116は無線通信モジュール101を介してリモートレリーズ信号を受信することで撮像センサ113を制御して、画像を撮影して画像データを生成する。
S609では、メインマイコン116はBluetooth通信の非通信期間中に、無線通信モジュール101を介して画像データをWiFi通信によりAP402を経由してPC等に送信する。なお、S609のようにWiFi通信により画像データを送信している期間中であっても、ユーザはBluetoothリモコン401を用いてレリーズをしたい場合があり、このような場合にBluetooth通信優先モードに設定することは有効である。
ここで、ユーザが所望するタイミングで撮影を行うにはBluetoothリモコン401のレリーズボタンを押してから実際にカメラ100が撮影するまでのタイムラグを短くする必要がある。本実施例では、「Bluetoothリモコンを使用する」モードにした場合、無線通信のモードをBluetooth通信優先モードに設定する。すると、Bluetooth通信の通信間隔が短くなり、Bluetooth通信のレスポンスを向上させることができる。その結果、リモートレリーズ時のタイムラグを短くすることができる。また、WiFi通信による無線通信をBluetooth通信の非通信期間中に行うことで、Bluetooth通信との干渉を避けつつWiFi通信を維持することができる。その結果、リモートレリーズを待機しながらもAP402を経由してPC等に画像送信することができる。
なお、Bluetooth通信優先モードにおけるWiFi通信では、図3(A)に示すようにパケットのデータサイズを小さくして通信期間が短くなるように設定される。したがって、WiFi通信によるAP402への画像データの送信速度は、Bluetooth通信優先モードではない場合に比べると遅くなる。しかしながら、カメラ100が「Bluetoothリモコンを使用する」モードに設定しているために、画像データの送信速度よりもリモートレリーズ時のタイムラグを短くした方がユーザの使い勝手を向上させることができる。
次に、S601においてBluetoothリモコン401を使用しないことにより、S610に進んだ場合について説明する。
S610では、メインマイコン116はカメラ100の本体側の設定を「Bluetoothリモコンを使用しない」モードに設定する。このモードでは、メインマイコン116はBluetoothリモコン401からのリモートレリーズを受け付けない。Bluetoothリモコン401を使用しない場合には、カメラ100に対してカメラ100のレリーズボタン111、有線リモコン、赤外線リモコンでレリーズをしたり、WiFi通信によりPCやスマートフォンからリモートレリーズをしたりすることができる。Bluetoothリモコン401を使用しない場合には、カメラ100はBluetooth通信ができるストロボやスマートフォン等との接続を維持することができる。
S611では、メインマイコン116は無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをWiFi通信優先モードに切替えるように指示する。
S612では、通信制御部104はWiFi通信およびBluetooth通信で接続されている機器に対して無線通信の通信間隔をWiFi通信優先モードの設定に変更を要求する。具体的には、図2(B)に示すように、図2(A)に示すBluetooth通信優先モードに比べて、Bluetooth通信の通信間隔を長くするように設定する。Bluetooth通信の通信間隔を長くすることで、WiFi通信ではBluetooth通信の非通信期間を長く利用することができる。したがって、通信制御部104は、WiFi通信のパケットのデータサイズを大きくしたり、パケットの連結を有効にしたり、パケットの連結可能数を増やしたりする設定に変更する。
S613では、通信制御部104は無線通信の通信間隔をWiFi通信優先モードの値に切替えて通信を行う。
S614では、メインマイコン116はユーザによりレリーズが行われたか否かを判定する。ユーザは例えばカメラ100のレリーズボタン111を押すことで、レリーズ信号がメインマイコン116に送信される。
S615では、メインマイコン116はレリーズ信号を受信することで撮像センサ113を制御して、画像を撮影して画像データを生成する。
S616では、メインマイコン116はBluetooth通信の非通信期間中に、無線通信モジュール101を介して画像データをWiFi通信によりAP402を経由してPC等に送信する。なお、S616のようにBluetooth通信を維持しながら、WiFi通信により画像データを送信する場合に、WiFi通信優先モードを設定することは有効である。
ここで、ユーザが所望するタイミングで撮影を行うにはレリーズボタン111を押してから実際に撮影するまでのタイムラグを短くする必要がある。しかしながら、「Bluetoothリモコンを使用しない」モードが設定されていることから、Bluetoothリモコン401は使用されず、Bluetooth通信の通信間隔を長くしてもレリーズ時のタイムラグには影響しない。そのために、「Bluetoothリモコンを使用しない」モードでは無線通信のモードをWiFi通信優先モードに設定する。この場合、Bluetooth通信の通信間隔が長くなり、Bluetooth通信のレスポンスが低下するものの、Bluetooth通信は維持されることで、ユーザの使い勝手は低下しない。一方、Bluetooth通信の非通信期間中に行うWiFi通信の占有可能な通信期間が長くなり、WiFi通信の通信速度が向上し、画像送信を高速化することができる。特に、画像を連写撮影した場合や、画素数の大きい画像データを送信する場合に、WiFi通信の通信速度が向上させることによりユーザの使い勝手を向上させることができる。
このように、カメラ100の状態として、Bluetoothリモコン401とBluetooth通信で無線通信する場合には、Bluetoothリモコン401と無線通信しない場合に比べてBluetooth通信の通信間隔が短くする。一方、Bluetoothリモコン401とBluetooth通信で無線通信しない場合には、Bluetoothリモコン401と無線通信する場合に比べてBluetooth通信の通信間隔が長くする。したがって、Bluetoothリモコン401からの操作に対するレスポンス向上と画像送信の高速化とのバランスを図ることができ、カメラ100の使い勝手を向上させることができる。
なお、無線通信のモードを切替えるときに、WiFi通信の高速化のために、パケットの連結(アグリゲーション)の許可、不許可を切替えてもよい。ここで、WiFi通信のパケットの連結について、図3(C)、(D)を参照して説明する。
図3(C)に示すように、通信のパケット300は、データの送信先やデータ形式を表すヘッダー301と、データ本体302と、データの誤り検出用データ303とから構成される。また、パケット300とパケット300の間には短い時間の間隔が空く。送信先が同じアドレスの場合、ヘッダー301の内容が重複するために効率が悪く、パケット300の間隔も無駄である。したがって、図3(D)に示すように、ヘッダー部分を削除してパケットを連結して送信する方式がある。この方式を用いて送信することで実効スループットを向上させることができる。
ここで、パケットの連結の許可、不許可を切替える具体的な処理について説明する。
メインマイコン116は無線通信モジュール101がBluetooth通信優先モードに切替えた場合、WiFi通信でのパケットの連結を許可しない設定にする。このように設定することで、WiFi通信での画像送信時に1回のパケット送信時の通信期間が短くなり、Bluetooth通信の通信間隔を短く設定できる。
一方、メインマイコン116は無線通信モジュール101がWiFi通信優先モードに切替えた場合、WiFi通信でのパケットの連結を許可する設定にする。このように設定することで、WiFi通信での画像送信時に1回のフレーム送信で送信するパケットを多数連結できる。したがって、データ送信する時間の割合を増やすことができるので、実効スループットを向上させることができる。また、メインマイコン116はBluetooth通信の通信間隔を、Bluetooth通信の通信間隔中に、連結したパケットをWiFi通信で送信できるように長い間隔に設定する。
ただし、Bluetooth通信優先モードの場合であっても、Bluetooth通信の通信間隔がある程度長い非通信期間にできる場合には、メインマイコン116はパケットの連結の許可と不許可を切替えず、常時許可してもよい。この場合、メインマイコン116は、パケットの連結数を可変することで通信期間を調整してもよい。
なお、上述した実施例では、無線通信のモードをカメラ100のレリーズの方法、すなわちBluetoothリモコン401を使用するか否かに応じて切替えて設定する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、レリーズの方法に代えてユーザが直接、無線通信のモードを選択できるようにしてもよい。
具体的には、カメラ100の設定メニューに、「常時Bluetooth通信優先モード」、「常時WiFi通信優先モード」のように選択肢を用意し、ユーザはカメラ100の操作ボタン112を操作してカメラ100の設定メニューから所望のモードを選択する。メインマイコン116は選択されたモードを設定する。この場合、メインマイコン116はユーザが選択したモードを解除して、改めて異なるモードを選択しない限り、常時、選択したモードで動作するように制御する。一方、ユーザが選択したモードを解除して、異なるモードを選択した場合には、選択されたモードを設定する。このように、Bluetooth通信を常に優先させたり、逆にWiFi通信を常に優先させたりすることで、ユーザはカメラ100を所望する無線通信で動作させることができ、撮影システムとしての使い勝手を向上させることができる。ただし、カメラ100の設定メニューに選択肢を用意するのは一例であって、カメラ100の本体の操作ボタン112として、常時Bluetooth通信優先モードまたは常時WiFi通信優先モードに切替えるスイッチを付加してもよい。
<実施例2>
図5は、カメラ100を含む通信システムの構成の一例を示す図である。
通信システムは、カメラ100と、スマートフォン501とを有する。カメラ100は、スマートフォン501に対してBluetooth通信およびWiFi通信で接続される。すなわち、Bluetooth通信で接続される機器と、WiFi通信で接続される機器とが同じ機器である。なお、カメラ100と無線通信で接続される機器は、スマートフォン501である場合に限られず、複数の無線通信が可能な情報端末であればタブレットやノートPC等であってもよい。
図5に示すように、カメラ100はスマートフォン501とBluetooth通信で接続され、同時にWiFi通信で接続される。ただし、常時通信しているのは、Bluetooth通信だけであって、WiFi通信は必要な場合のみ接続してデータ通信を行う。このような通信システムでは、スマートフォン501内のアプリを利用して、Bluetooth通信でリモートレリーズを行い、撮影した画像をWiFi通信でスマートフォン501に自動転送するように構成することができる。なお、スマートフォン501は、カメラ100を遠隔で操作可能な装置の一例である。
WiFi通信は高速なデータ通信が可能ではあるが、消費電力が大きいために、データ通信を行わなくても電池が消費されてしまう。また、カメラ100とWiFi通信で接続されている場合にはインターネットに繋がるAP等、他の機器とのWiFi通信ができなくなるために、カメラ100とのWiFi通信は切断する。
図7は、カメラ100による通信制御の一例を示すフローチャートである。
図7のフローチャートは、カメラ100のメインマイコン116が記憶装置115に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
なお、カメラ100は、スマートフォン501とBluetooth通信で接続の設定(ペアリング)をした上で常時接続状態にする。このように、常時接続状態にすることでスマートフォン501からいつでもカメラ100を制御できる。実施例1ではカメラ100がBluetoothリモコン401とアドバタイズ通信により接続したが、本実施例では接続を確立させた後のコネクション通信で接続している。このとき、カメラ100はBluetooth通信優先モードに設定されていない。また、カメラ100はスマートフォン501と予めWiFi通信の接続設定をしておくがWiFi通信自体は切断しておくものとする。
図7のフローチャートは、ユーザがカメラ100で画像を撮影して、撮影した画像をスマートフォンに送信する前提として説明する。
S701では、メインマイコン116はスマートフォン501をリモコンとして使用するか否かを判定する。スマートフォン501をリモコンとして使用することでカメラ100に対してリモート操作をすることができる。例えば、ユーザはスマートフォン501からBluetooth通信を経由してスマートフォン501をリモコンとして使用するか否かを選択することで、メインマイコン116はスマートフォン501をリモコンとして使用するか否かを判定する。スマートフォン501をリモコンとして使用する場合にはS702に進み、使用しない場合にはS709に進む。なお、カメラ100の操作ボタン112からスマートフォン501をリモコンとして使用するか否かを選択してもよい。
S702では、メインマイコン116はカメラ100の本体側の設定を「スマートフォンをリモコンとして使用する」モードに設定する。
S703では、メインマイコン116は無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをBluetooth通信優先モードに切替えるように指示する。
S704では、通信制御部104はWiFi通信で接続されているAP等の機器に対して無線通信の通信間隔をBluetooth通信優先モードの設定に変更を要求する。また、通信制御部104はペアリングされているスマートフォン501と通信して、無線通信の通信間隔をBluetooth通信優先モードの値に変更を要求する。具体的には、通信制御部104はBluetooth通信の通信間隔を短くしBluetooth通信と重ならないようにWiFi通信のパケットのデータサイズを小さくするように制限する。
S705では、通信制御部104は無線通信の通信間隔をBluetooth通信優先モードの値に切替えて、Bluetooth通信およびWiFi通信を行う。
S706では、メインマイコン116はスマートフォン501からリモートレリーズが行われたか否かを判定する。ユーザは撮影したいタイミングでスマートフォン501からレリーズをすることでBluetooth通信でリモートレリーズ信号がカメラ100に送信される。
S707では、メインマイコン116は無線通信モジュール101を介してリモートレリーズ信号を受信することで撮像センサ113を制御して、画像を撮影して画像データを生成する。
S708では、メインマイコン116はBluetooth通信の非通信期間中に、無線通信モジュール101を介して画像データをWiFi通信によりスマートフォン501に送信する。なお、S708のようにWiFi通信により画像データを送信している期間中であっても、ユーザがスマートフォン501を用いてレリーズをしたい場合があり、このような場合に、Bluetooth通信優先モードに設定することは有効である。
ここで、ユーザが所望するタイミングで撮影を行うためにはスマートフォン501からレリーズをしてから実際にカメラ100が撮影するまでのタイムラグを短くする必要がある。本実施例では、「スマートフォンをリモコンとして使用する」モードにした場合、無線通信のモードをBluetooth通信優先モードに設定する。すると、Bluetooth通信の通信間隔が短くなり、Bluetooth通信のレスポンスを向上させることができる。その結果、リモートレリーズ時のタイムラグを短くすることができる。また、WiFi通信による無線通信をBluetooth通信の非通信期間中に行うことで、Bluetooth通信との干渉を避けつつWiFi接続を維持することができる。その結果、レリーズを待機しながらもスマートフォン501に画像データを即座に送信することができる。
なお、Bluetooth通信優先モードにおけるWiFi通信では、図3(A)に示すようにパケットのデータサイズを小さく、あるいは、図3(C)に示すようにパケットを連結しないように設定される。したがって、WiFi通信によるスマートフォン501への画像データの送信速度は、Bluetooth通信優先モードではない場合に比べると遅くなる。しかしながら、カメラ100が「スマートフォンをリモコンとして使用する」モードに設定しているために、画像データの送信速度よりもリモートレリーズ時のタイムラグを短く設定した方がユーザの使い勝手を向上させることができる。
なお、カメラ100とスマートフォン501のWiFi通信による接続では、カメラ100側をAPとして機能させている。APをIEEE802.11nのモードで立ち上げることで、パケットのアグリゲーションが有効になる。一方、APをIEEE802.11gのモードで立ち上げることで、パケットのアグリゲーションが無効になる。このようにカメラ100側がAPのため、AP側で使用する無線の規格を切替えることでパケットのアグリゲーションの許可、不許可を切替えることも可能である。
また、ユーザはスマートフォン501をリモコンとして使用する必要がなくなった場合には、スマートフォン501からBluetooth通信を経由してスマートフォン501をリモコンとして使用しないことを選択する。この場合、メインマイコン116は、「スマートフォンをリモコンとして使用する」モードが解除して、「スマートフォンをリモコンとして使用しない」モードに変更する。次に、メインマイコン116は無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをWiFi通信優先モードに切替えるように指示する。したがって、スマートフォン501をリモコンとして使用するときだけリモートレリーズ時のタイムラグを短く設定してレスポンスを向上させることができる。スマートフォン501への接続を切らずに画像送信を継続させて、電池の消費も抑えることができる。
次に、S701においてスマートフォン501をリモコンとして使用しないことにより、S709に進んだ場合について説明する。
S709では、メインマイコン116はカメラ100の設定を「スマートフォンをリモコンとして使用しない」モードに設定する。「スマートフォンをリモコンとして使用する」モード以外は「スマートフォンをリモコンとして使用しない」モードに相当する。スマートフォン501をリモコンとして使用しない場合には、カメラ100のレリーズボタン111、有線リモコン、赤外線リモコンでレリーズしたり、WiFi通信によりPCやスマートフォン501からリモートレリーズしたりすることができる。
ただし、スマートフォン501を使用しつつも、Bluetoothリモコン401を使用する場合には、実施例1の処理を適用することができる。
S710では、メインマイコン116は無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをWiFi通信優先モードに切替えるように指示する。
S711では、通信制御部104はWiFi通信およびBluetooth通信で接続されている機器に対して無線通信の通信間隔をWiFi通信優先モードの設定に変更を要求する。具体的には、図2(B)に示すように、図2(A)に示すBluetooth通信優先モードに比べて、Bluetooth通信の通信間隔を長くするように設定する。Bluetooth通信の通信間隔を長くすることで、WiFi通信ではBluetooth通信の非通信期間を長く利用することができる。したがって、通信制御部104は、WiFi通信のパケットのデータサイズを大きくしたり、パケットの連結を有効にしたり、パケットの連結可能数を増やしたりする設定に変更する。
S712では、通信制御部104は無線通信の通信間隔をWiFi通信優先モードの値に切替えて通信を行う。
S713では、メインマイコン116はユーザによりレリーズが行われたか否かを判定する。ユーザは例えばカメラ100のレリーズボタン111を押すことで、レリーズ信号がメインマイコン116に送信される。
S714では、メインマイコン116はレリーズ信号を受信することで撮像センサ113を制御して、画像を撮影して画像データを生成する。
S715では、メインマイコン116はBluetooth通信の非通信期間中に、無線通信モジュール101を介して画像データをWiFi通信によりスマートフォン501に送信する。S715のようにBluetooth通信を維持しながら、WiFi通信により画像データを送信する場合に、WiFi通信優先モードを設定することは有効である。
ここで、ユーザが所望するタイミングで撮影を行うにはレリーズボタン111を押してから実際に撮影するまでのタイムラグを短くする必要がある。しかしながら、「スマートフォンをリモコンとして使用しない」モードが設定されていることから、Bluetooth通信の通信間隔を長くしてもレリーズ時のタイムラグには影響しない。そのために、「スマートフォンをリモコンとして使用しない」モードでは無線通信のモードをWiFi通信優先モードに設定する。したがって、この場合、Bluetooth通信の通信間隔が長くなり、Bluetooth通信のレスポンスが低下するものの、Bluetooth通信は維持されることで、ユーザの使い勝手は低下しない。一方、Bluetooth通信の非通信期間中に行うWiFi通信の占有可能な通信期間が長くなり、WiFi通信の通信速度が向上し、画像送信を高速化することができる。特に、画像を連写撮影した場合や、画素数の大きい画像データを送信する場合に、WiFi通信を通信速度を向上させることによりユーザの使い勝手が向上させることができる。
このように、カメラ100の状態として、スマートフォン501とBluetooth通信で無線通信する場合には、スマートフォン501と無線通信しない場合に比べてBluetooth通信の通信間隔を短くする。一方、スマートフォン501とBluetooth通信で無線通信しない場合には、スマートフォン501と無線通信する場合に比べてBluetooth通信の通信間隔を長くする。したがって、スマートフォン501からの操作に対するレスポンス向上と画像送信の高速化とのバランスを図ることができ、カメラ100の使い勝手を向上させることができる。
また、スマートフォン501の操作だけで無線通信のモードを切替えることができることから、カメラ100を遠隔で操作するときの利便性を向上させることができる。
<実施例3>
本実施例では、カメラ100がBluetooth通信により周辺アクセサリと接続する場合について説明する。カメラ100に無線接続する周辺アクセサリとしては、Bluetoothリモコン、ストロボ、マイク、スピーカ、GPS位置情報ユニット等の機器がある。これらの周辺アクセサリをカメラ100で使用できるようにすることでBluetooth通信優先モードを設定する。
具体的には、カメラ100は予め周辺アクセサリとBluetooth通信で接続の設定(ペアリング)をしておく。実際に周辺アクセサリを使用する場合には、ユーザはカメラ100の設定メニューから周辺アクセサリを使用することを選択する。メインマイコン116はユーザによる選択に応じて無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをBluetooth通信優先モードに切替えるように指示する。通信制御部104は、ペアリングされている周辺アクセサリと通信して、無線通信の通信間隔をBluetooth通信優先モードの値に変更する。また、周辺アクセサリの使用が終了した場合には、ユーザはカメラ100の設定メニューから周辺アクセサリの使用を解除することを選択する。メインマイコン116はユーザによる選択に応じて無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをWiFi通信優先モードに切替えるように指示する。
このように、カメラ100の状態として、周辺アクセサリとBluetooth通信で無線通信する場合には、周辺アクセサリと無線通信しない場合に比べてBluetooth通信の通信間隔が短くする。一方、周辺アクセサリとBluetooth通信で無線通信しない場合には、周辺アクセサリと無線通信する場合に比べてBluetooth通信の通信間隔が長くする。したがって、Bluetooth通信で周辺アクセサリを使用する場合でもWiFi通信の接続を維持して画像送信を可能にしつつ、周辺アクセサリのレスポンスを向上させることができる。例えば、周辺アクセサリがストロボであれば、時間同期精度の向上や、Bluetooth通信を経由した設定変更がスムーズになる。また、周辺アクセサリがマイクやスピーカでは、音のサンプリング精度を上げて音質が向上するので撮影システムとしての使い勝手が向上する。
<実施例4>
本実施例では、WiFi通信でISMバンドとは異なる周波数帯も利用できる場合について説明する。例えば、IEEE802.11a規格やIEEE802.11ac規格に対応した、5GHz帯のWiFi通信が利用できる場合である。Bluetooth通信と異なる周波数帯を利用することでWiFi通信とBluetooth通信の干渉の影響を大幅に低減することができる。
具体的には、カメラ100は予め2.4〜2.5GHzのWiFi通信の接続先としてのAP1と無線接続の設定をすると共に、5GHz帯のWiFi通信の接続先としての別のAP2と無線接続の設定をしておく。実際にWiFi通信により機器と接続する場合には、ユーザはカメラ100の設定メニューから機器を使用することを選択する。通信制御部104は、AP2と接続できる場合には、AP1と接続せずにAP2との接続が確立する。また、無線通信モジュール101がメインマイコン116に、5GHz帯のWiFi通信を利用していることを通知する。メインマイコン116は無線通信モジュール101に対して無線通信のモードをBluetooth通信優先モードに切替えるように指示する。通信制御部104は、Bluetooth通信でペアリングされている機器と通信して、無線通信の通信間隔をBluetooth通信優先モードの値に変更する。なお、通信制御部104はBluetooth通信優先モードが設定されている間では2.4〜2.5GHzのWiFi通信は使用しないようにする。
このように、Bluetooth通信と干渉しない5GHz帯のWiFi通信により機器と接続する場合には、Bluetooth通信の通信間隔が短くする。したがって、Bluetooth通信が2.4〜2.5GHz帯のWiFi通信から干渉の影響を受けることを防止することができると共に、5GHz帯のWiFi通信で画像送信等をすることができる。また、Bluetooth通信を利用したカメラ100の制御のレスポンスを高めつつ、WiFi通信での画像送信をすることができユーザの使い勝手を向上させることができる。
以上のように、上述した各実施例によれば、カメラ100の状態に応じて無線通信の通信間隔を変更する。例えば、カメラ100の状態が第1の無線通信部102で他の機器と通信する場合には、第1の無線通信部102の通信間隔を短くするように制御する。この場合には、優先させたい他の機器に対するレスポンスを向上させることができ、使い勝手に優れたカメラ100を提供することができる。
また、上述した各実施例によれば、第2の無線通信部103による通信期間を、変更した第1の無線通信部102の通信間隔に応じて変更する。例えば、第1の無線通信部102で他の機器と通信していない場合には、第1の無線通信部102の通信間隔を長くことに応じて、第1の無線通信部102の非通信期間中に通信する第2の無線通信部103の通信期間も長くする。この場合には、第2の無線通信部103で通信している機器に対して効率的に画像送信を行うことができるので、使い勝手に優れたカメラ100を提供することができる。
また、上述した各実施例によれば、第2の無線通信部103による通信期間を、変更した第1の無線通信部102の通信間隔よりも短くするように制御する。具体的には、図2(A)および図2(B)に示すように、Bluetooth通信優先モードおよびWiFi通信優先モードの何れの場合でも、WiFi通信の通信期間がBluetooth通信の通信間隔よりも短い。したがって、Bluetooth通信とWiFi通信との干渉を避けることができる。
<他の実施例>
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。また、上述した実施例を適宜、組み合せてもよい。
また、上述した実施例では、無線通信装置が撮像装置である場合について説明したが、この場合に限られず、第1の無線通信部102および第2の無線通信部103を有していれば、他の無線通信装置にも適用することができる。
また、上述した実施例では、撮像装置がカメラ100である場合について説明したが、カメラ100は一眼レフカメラやミラーレスカメラ等に限られず、撮像機能があれば他の撮像装置にも適用することができる。
また、上述した実施例においてカメラ100がレリーズに応じて撮影する画像は静止画である場合に限られず、動画であってもよく、静止画を連続して撮影するタイムプラスであってもよい。
また、上述した実施例では、第1の無線通信部102がBluetooth通信部であり、第2の無線通信部103がWiFi通信部である場合について説明したが、この場合に限られず、干渉を受ける他の無線通信にも適用することができる。
なお、Bluetooth通信優先モードが設定されている場合であっても、メインマイコン116がWiFi通信を経由してスマートフォン501から特定の操作を受け付けた場合には、一時的にWiFi通信優先モードに設定してもよい。ここで、特定の操作とは、例えば、ズーム調整あるいはフォーカス調整に関する操作や、設定メニューあるいは設定変更に関する操作である。このような特定の操作をしている間にBluetooth通信でレリーズが行われることは少なく、WiFi通信優先モードに設定することで画像送信を高速化することができる。なお、メインマイコン116は特定の操作の終了を受け付けた場合には再度、Bluetooth通信優先モードを設定する。
また、Bluetooth通信優先モードが設定されている場合であっても、メインマイコン116がBluetooth通信を経由してBluetoothリモコン401から特定の操作を受け付けた場合には、一時的にWiFi通信優先モードに設定してもよい。ここで、特定の操作とは、例えば、設定メニューあるいは設定変更に関する操作である。このような特定の操作をしている間にBluetooth通信でレリーズが行われることは少なく、WiFi通信優先モードに設定することで画像送信を高速化することができる。なお、メインマイコン116は特定の操作の終了を受け付けた場合には再度、Bluetooth通信優先モードを設定する。
また、WiFi通信優先モードが設定されている場合であっても、WiFi通信による画像送信が終了する等して、WiFi通信の通信期間を長くする必要がない場合には、メインマイコン116は一時的にBluetooth通信優先モードに設定してもよい。なお、メインマイコン116は再び画像送信をする場合には再度、WiFi通信優先モードを設定する。
また、カメラ100からの画像送信をしない設定である場合には、メインマイコン116は常にBluetooth通信優先モードに設定する。画像送信をしない場合には、WiFi通信の通信期間を長くする必要がないためである。
100:カメラ 101:無線通信モジュール 102:第1の無線通信部(Bluetooth通信部) 103:第2の無線通信部(WiFi通信部) 104:通信制御部 105:無線アンテナ 116:メインマイコン 401:Bluetoothリモコン 402 アクセスポイント 501:スマートフォン

Claims (18)

  1. 通信期間と非通信期間とを繰り返して無線通信する、第1の無線通信手段および第2の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段の通信期間が前記第2の無線通信手段の非通信期間中となり、前記第2の無線通信手段の通信期間が前記第1の無線通信手段の非通信期間中となるように制御する制御手段と、を有する無線通信装置であって、
    前記制御手段は、
    該無線通信装置の状態に応じて前記第1の無線通信手段の通信間隔を変更するように制御することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第2の無線通信手段の通信期間を、変更した前記第1の無線通信手段の通信間隔に応じて変更するように制御することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記第2の無線通信手段の通信期間を、変更した前記第1の無線通信手段の通信間隔よりも短くするように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第1の無線通信手段で他の機器と無線通信する場合には、前記第1の無線通信手段で他の機器と無線通信しない場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くするように制御することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の無線通信装置。
  5. 該無線通信装置が撮像装置である場合において、
    前記他の機器は、前記撮像装置の周辺アクセサリであることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記制御手段は、
    該無線通信装置が撮像装置である場合において、
    前記第1の無線通信手段で他の機器から撮影指示を受け付ける場合には前記第1の無線手段で他の機器から撮影指示を受け付けない場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くするように制御することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の無線通信装置。
  7. 前記制御手段は、
    該無線通信装置が撮像装置である場合において、
    前記第1の無線通信手段を経由することなく撮影指示を受け付ける場合には前記第1の無線通信手段で他の機器から撮影指示を受け付ける場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を長くするように制御することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記制御手段は、
    ユーザの操作に応じて前記第1の無線通信手段を優先して通信することが設定されている場合には、前記第1の無線通信手段を優先して通信することが設定されていない場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くするように制御することを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の無線通信装置。
  9. 前記制御手段は、
    ユーザの操作に応じて前記第1の無線通信手段を優先して通信する設定が解除された場合には、前記第1の無線通信手段を優先して通信することが設定されている場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を長くするように制御することを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記第2の無線通信手段で他の機器と無線通信しない場合には、前記第2の無線通信手段で他の機器と無線通信する場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くするように制御することを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載の無線通信装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記第2の無線通信手段で、他の機器に対するユーザの特定の操作に基づいた無線通信をしている場合には、前記第2の無線通信手段で、他の機器に対するユーザの特定の操作に基づいた無線通信をしていない場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を長くするように制御することを特徴とする請求項1ないし10の何れか1項に記載の無線通信装置。
  12. 該無線通信装置が撮像装置である場合において、
    前記特定の操作は、ズーム調整またはフォーカス調整に関する操作であることを特徴とする請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 前記制御手段は、
    前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くしている場合には、前記第2の無線通信手段を介して送信するパケットを連結しないように制御することを特徴とする請求項1ないし12の何れか1項に記載の無線通信装置。
  14. 前記制御手段は、
    前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くしている場合には、前記第2の無線通信手段を介して送信するパケットのデータサイズを小さくするように制御することを特徴とする請求項1ないし13の何れか1項に記載の無線通信装置。
  15. 前記制御手段は、
    前記第1の無線通信手段と前記第2の無線通信手段とが異なる周波数帯である場合には、前記第1の無線通信手段と前記第2の無線通信手段とが同じ周波数帯である場合に比べて前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くするように制御することを特徴とする請求項1ないし14の何れか1項に記載の無線通信装置。
  16. 前記第1の無線通信手段の通信間隔を短くして前記第1の無線通信手段の無線通信を優先する第1のモード、または、前記第1の無線通信手段の通信間隔を長くして前記第2の無線通信手段の無線通信を優先する第2のモードを設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1ないし15の何れか1項に記載の無線通信装置。
  17. 通信期間と非通信期間とを繰り返して無線通信する、第1の無線通信手段および第2の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段の通信期間が前記第2の無線通信手段の非通信期間中となり、前記第2の無線通信手段の通信期間が前記第1の無線通信手段の非通信期間中となるように制御する制御手段と、を有する無線通信装置の制御方法であって、
    前記制御手段は、
    該無線通信装置の状態に応じて前記第1の無線通信手段の通信間隔を変更するように制御することを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  18. コンピュータを請求項1ないし16の何れか1項に記載の制御手段として機能させるためのプログラム。
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