JP2019160209A - 貸出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の貸出可能期間の設定にかかる負担を軽減することができる貸出システムを提供する。【解決手段】スケジュール情報取得部13は、車両100の所有者又は該所有者と所定関係を有する者である車両提供者Psのスケジュール帳情報Schiを取得する。貸出可能期間設定部19は、スケジュール帳情報Schiに基づいて、車両提供者Psが車両100を使用しない期間である車両不使用期間を推定し、車両不使用期間に基づいて車両100の貸出可能期間を設定する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両の貸出をサポートする貸出システムに関する。
従来、サービスや物品を供給する供給者が使用する供給者端末、及びサービスや物品の提供を求める需要者が使用する需要者端末との間で相互に通信を行って、供給者端末から送信される供給情報と需要者端末から送信される需要情報とのマッチングを行い、マッチングの結果を、供給者端末及び需要者端末に送信するようにしたマッチング支援システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載されたように、供給者が有するリソースの有効活用を図る形態として、例えば、車両の所有者が、車両を使用しない期間を車両の貸出可能期間として登録し、車両を時間貸しにより提供することが考えられる。
しかしながら、車両の所有者が車両を使用するタイミングが不定期であるときには、車両の所有者は、車両の使用予定が決まるたびに、車両の所有者は、車両の貸出可能期間をその都度登録しなければならないという煩わしさがある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、車両の貸出可能期間の設定にかかる負担を軽減することができる貸出システムを提供することを目的とする。
しかしながら、車両の所有者が車両を使用するタイミングが不定期であるときには、車両の所有者は、車両の使用予定が決まるたびに、車両の所有者は、車両の貸出可能期間をその都度登録しなければならないという煩わしさがある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、車両の貸出可能期間の設定にかかる負担を軽減することができる貸出システムを提供することを目的とする。
本発明の貸出システムは、車両の所有者又は該所有者と所定関係を有する者である車両提供者のスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得部と、前記スケジュール情報に基づいて、前記車両提供者が前記車両を使用しない期間である車両不使用期間を推定し、該車両不使用期間に基づいて前記車両の貸出可能期間を設定する貸出可能期間設定部とを備えていることを特徴とする。
かかる本発明によれば、スケジュール情報取得部により、車両提供者のスケジュール情報が取得される。そして、貸出可能期間設定部により、スジュール情報に基づいて車両の不使用期間が推定され、不使用期間に基づいて車両の貸出可能期間が設定される。そのため、車両提供者は、車両の貸出可能期間を全て自身で設定する必要がないので、貸出可能期間の設定にかかる負担を軽減することができる。
かかる本発明によれば、スケジュール情報取得部により、車両提供者のスケジュール情報が取得される。そして、貸出可能期間設定部により、スジュール情報に基づいて車両の不使用期間が推定され、不使用期間に基づいて車両の貸出可能期間が設定される。そのため、車両提供者は、車両の貸出可能期間を全て自身で設定する必要がないので、貸出可能期間の設定にかかる負担を軽減することができる。
また、前記貸出可能期間設定部は、前記車両不使用期間に基づいて前記車両の貸出可能期間の候補である仮貸出可能期間を設定して、該仮貸出可能期間を示して貸出可能期間の確認を求める仮貸出可能期間情報を、前記車両提供者が使用する提供者端末に送信し、該仮貸出可能期間情報の受信に応じて該提供者端末から送信された前記仮貸出可能期間の承認又は修正を示す貸出可能期間確認情報に基づいて、前記貸出可能期間を設定する構成としてもよい。
この構成によれば、車両不使用期間に基づいて設定した仮貸出可能期間について、車両提供者の確認をとる処理を行うことにより、車両提供者の意に反した車両貸出可能期間が設定されることを防止することができる。
この構成によれば、車両不使用期間に基づいて設定した仮貸出可能期間について、車両提供者の確認をとる処理を行うことにより、車両提供者の意に反した車両貸出可能期間が設定されることを防止することができる。
また、前記車両の借入を要請する利用者が使用する利用者端末から、前記車両の使用予定期間を含む借入要請情報を受信したときに、前記車両の扉を開錠するための仮想鍵を含む借入承認情報を、前記利用者端末に送信する車両借入受付部と、前記仮想鍵による前記車両の扉の開錠が可能な期間を、前記使用予定期間内に制限する仮想鍵使用条件設定部とを備えている構成としてもよい。
この構成によれば、仮想鍵により車両の扉の開錠が可能な期間を、利用者による使用予定期間内に制限することによって、使用予定期間外に車両が無断で使用されることを防止することができる。
この構成によれば、仮想鍵により車両の扉の開錠が可能な期間を、利用者による使用予定期間内に制限することによって、使用予定期間外に車両が無断で使用されることを防止することができる。
また、前記貸出可能期間設定部は、前記車両の車室を荷物の預入スペースとして貸出す場合の前記貸出可能期間を設定し、前記預入スペースへの荷物の預入を要請する利用者が使用する利用者端末から、前記預入スペースの使用予定期間を含む借入要請情報を受信したときに、前記車両の扉を開錠するための仮想鍵を含む借入承認情報を、前記利用者端末に送信する車両借入受付部と、前記仮想鍵による開錠が可能な前記車両の扉を、所定の扉のみに制限する仮想鍵使用条件設定部とを備えている構成としてもよい。
この構成によれば、例えば、開錠が可能な扉をトランクのみに制限して、乗員室に荷物が収容されことを回避し、荷物の出し入れ時に乗員室が汚されることを防止することができる。
この構成によれば、例えば、開錠が可能な扉をトランクのみに制限して、乗員室に荷物が収容されことを回避し、荷物の出し入れ時に乗員室が汚されることを防止することができる。
また、前記車両が位置している地域の天候情報を取得する天候情報取得部を備え、前記貸出可能期間設定部は、前記天候情報取得部により取得された前記天候情報に基づいて、前記貸出可能期間を設定する構成としてもよい。
この構成によれば、例えば、天候が雨や雪であって、車の使用時に降水により車室内が汚れる可能性が高い場合に、降水が予想される期間を貸出可能期間から除外することで、車室内が汚されることを防止することができる。
この構成によれば、例えば、天候が雨や雪であって、車の使用時に降水により車室内が汚れる可能性が高い場合に、降水が予想される期間を貸出可能期間から除外することで、車室内が汚されることを防止することができる。
また、前記車両の車載機器の状態を認識する車両状態認識部を備え、前記貸出可能期間設定部は、前記車両状態認識部により認識された前記車両の車載機器の状態に基づいて、前記貸出可能期間を設定する構成としてもよい。
この構成によれば、例えば、車両のバッテリの残蓄電量が少ない状態で、車両が貸し出され、車両の扉の開錠はできたが、施錠ができない状況になる等の不都合が生じることを防止することができる。
この構成によれば、例えば、車両のバッテリの残蓄電量が少ない状態で、車両が貸し出され、車両の扉の開錠はできたが、施錠ができない状況になる等の不都合が生じることを防止することができる。
[1.貸出システムの構成]
図1は、本実施形態における貸出システム1の構成図である。図1を参照して、貸出システム1は、車両100の所有者又は所有者と所定関係を有する者である車両提供者Psにより提供される車両100の車室の預入スペース101を、利用者Puに貸出すサービスをサポートする。ここで、所有者と所定関係を有する者としては、所有者の家族、同居人等であって、車両100を日常的に使用する者が該当する。
図1は、本実施形態における貸出システム1の構成図である。図1を参照して、貸出システム1は、車両100の所有者又は所有者と所定関係を有する者である車両提供者Psにより提供される車両100の車室の預入スペース101を、利用者Puに貸出すサービスをサポートする。ここで、所有者と所定関係を有する者としては、所有者の家族、同居人等であって、車両100を日常的に使用する者が該当する。
貸出システム1は、通信ネットワーク500を介して、預入スペース101を提供する車両提供者Psが使用する端末装置(以下、提供者端末という)105、及び預入スペース101を使用する利用者Puが使用する端末装置(以下、利用者端末という)90と、通信可能に接続されている。これらの通信要素間の通信接続は、有線接続でも無線接続でもよい。提供者端末105及び利用者端末90としては、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等が使用される。
貸出システム1は、CPU(Central Processing Unit)10、メモリ30、通信部40、各種インターフェース回路(図示しない)等により構成されたコンピュータシステムである。CPU10は、メモリ30に保存された貸出システム1の制御用プログラム31を読み込んで実行することにより、貸出登録情報管理部11、貸出登録情報取得部12、スケジュール情報取得部13、車両借入受付部14、仮想鍵使用条件設定部15、車両貸出条件設定部16、天候情報取得部17、車両状態認識部18、貸出可能期間設定部19、及び使用状況認識部20として機能する。
メモリ30には、制御用プログラム31の他に、貸出システム1を利用した預入スペースの貸出サービスの利用登録を行った各車両提供者と預入スペースの情報等を記録した貸出登録情報32等が保存されている。
図1の例では、貸出登録情報管理部11は、車両提供者Psの提供者端末105から送信される提供者情報Usi(氏名、車両の情報等を含む)と、車両提供者Psの行動予定を示すスケジュール帳情報Schi(本発明のスケジュール情報に相当する)を受信して、車両提供者Psの識別情報である提供者IDを発行し、貸出登録情報32を生成してメモリ30に保存する。また、貸出登録情報管理部11は、預入スペースとして提供される車両100の扉を開錠するための仮想鍵を、提供者端末105から受信する。
図4に示したように、貸出登録情報32には、預入スペースの貸出登録を行った各提供者の提供者ID32aと対応付けて、提供者情報32b(提供者の氏名、提供者が使用する提供者端末の通信アドレス等)、車両情報32c(駐車位置、車種、登録番号、色、仮想鍵等)、仮想鍵使用条件32d(仮想鍵による開錠が可能な扉の制限等)、貸出条件32e(収容可能な荷物のサイズ、天候による貸出可能期間の制限等)、スケジュール帳32f、貸出可能期間32g、使用予定期間32h、及び利用者情報32i(利用者端末の通信用アドレス等)が記録されている。
貸出登録情報取得部12は、メモリ30に保存された貸出登録情報32を読出して、貸出登録情報32に記録された情報を取得する。また、貸出登録情報32が、貸出システム1以外の外部サーバー等に保存されている場合には、貸出登録情報取得部12は、外部サーバー等にアクセスして、貸出登録情報32に記録された情報を読み出す。
スケジュール情報取得部13は、提供者端末105から送信されるスケジュール帳情報Schiを受信して、貸出登録情報32に記録する。車両借入受付部14は、利用者端末90から送信される借入要請情報Curqを受信して、預入スペースの使用の申込を受け付け、車両100の仮想鍵を含む借入承認情報Cuacを利用者端末90に送信する。
仮想鍵使用条件設定部15は、車両提供者Psから貸与される車両100の仮想鍵の使用条件を、車両提供者Psの要望に応じて、例えば以下のように設定する。
(使用条件1) 仮想鍵による車両の起動(イグニッションON)を禁止する。これにより、預入スペースとしての使用以外の車両の使用を不能とする。
(使用条件2) 仮想鍵による車両の扉の開錠が可能な期間を、預入スペースの使用予定期間内のみに制限し、使用予定期間外での仮想鍵による車両の扉の開錠を禁止する。これにより、使用予定時間外に車両の扉が開錠されることを回避することができる。
(使用条件3) 仮想鍵を用いた車両の扉の開錠を運転席以外の扉に限定し、運転席については仮想鍵を用いた開錠を禁止する。これにより、荷物を運転席に収容する際に運転席の位置が変更され、その後車両を使用する際に、運転者が運転席の位置を合わせ直さなければならなくなることを回避することができる。
(使用条件4)仮想鍵を用いた車両の扉の開錠をトランクのみに限定し、トランク以外の扉の開錠を禁止する。これにより、乗員室に荷物が出し入れされて、乗員室が汚れてしまうことを防止することができる。
(使用条件1) 仮想鍵による車両の起動(イグニッションON)を禁止する。これにより、預入スペースとしての使用以外の車両の使用を不能とする。
(使用条件2) 仮想鍵による車両の扉の開錠が可能な期間を、預入スペースの使用予定期間内のみに制限し、使用予定期間外での仮想鍵による車両の扉の開錠を禁止する。これにより、使用予定時間外に車両の扉が開錠されることを回避することができる。
(使用条件3) 仮想鍵を用いた車両の扉の開錠を運転席以外の扉に限定し、運転席については仮想鍵を用いた開錠を禁止する。これにより、荷物を運転席に収容する際に運転席の位置が変更され、その後車両を使用する際に、運転者が運転席の位置を合わせ直さなければならなくなることを回避することができる。
(使用条件4)仮想鍵を用いた車両の扉の開錠をトランクのみに限定し、トランク以外の扉の開錠を禁止する。これにより、乗員室に荷物が出し入れされて、乗員室が汚れてしまうことを防止することができる。
天候情報取得部17は、天候情報サーバー510にアクセスして、車両100が駐車している地域の天候情報を取得する。車両状態認識部18は、車両100の制御ユニット102から送信される車両100の車載機器の状態(バッテリの残量、故障等)を示す車載機器状態情報を取得する。
車両貸出条件設定部16は、車両100の預入スペース101を貸出す場合の貸出条件を、車両提供者Psの要望に応じて、例えば、以下のように設定する。
(貸出条件1) 天候情報取得部17により取得された天候情報から、降水が予想される期間は、貸出を禁止する。貸出条件1を設定することにより、雨、雪、みぞれ等が降っている降水時に、車室が預入スペースとして貸し出され、車室に荷物を出し入れする際に車室内が濡れてしまうことを回避ことができる。
(貸出条件2)車両状態認識部18により取得された車載機器状態情報から、車両の不具合が認識された場合は、貸出を禁止する。貸出条件2を設定することにより、例えば、バッテリの残容量が少ない場合に預入スペースを貸出し、荷物を出し入れする際に、扉の開錠はできたが、その後に施錠ができなくなる等の状況となることを防止することができる。
(貸出条件1) 天候情報取得部17により取得された天候情報から、降水が予想される期間は、貸出を禁止する。貸出条件1を設定することにより、雨、雪、みぞれ等が降っている降水時に、車室が預入スペースとして貸し出され、車室に荷物を出し入れする際に車室内が濡れてしまうことを回避ことができる。
(貸出条件2)車両状態認識部18により取得された車載機器状態情報から、車両の不具合が認識された場合は、貸出を禁止する。貸出条件2を設定することにより、例えば、バッテリの残容量が少ない場合に預入スペースを貸出し、荷物を出し入れする際に、扉の開錠はできたが、その後に施錠ができなくなる等の状況となることを防止することができる。
貸出可能期間設定部19は、貸出登録情報32のスケジュール帳32fに基づいて、車両100の預入スペース101の貸出可能時間を設定する。貸出可能期間設定部19は、例えば、スケジュール帳32fに、以下の対象行動予定が登録されている場合に、貸出可能期間設定部19は、対象予定の期間を貸出可能期間に設定する。なお、貸出可能期間の設定処理の詳細については、後述する。
(対象行動予定) 電車やバス等の公共交通機関による外出。車両提供者Psが公共交通機関で外出する場合は、車両100が使用されないため、車両不使用期間であると推定することができる。そのため、車両不使用期間を貸出可能期間に設定することで、空いている車両100の車室を有効に活用することができる。
(対象行動予定) 電車やバス等の公共交通機関による外出。車両提供者Psが公共交通機関で外出する場合は、車両100が使用されないため、車両不使用期間であると推定することができる。そのため、車両不使用期間を貸出可能期間に設定することで、空いている車両100の車室を有効に活用することができる。
使用状況認識部20は、預入スペース101を提供する車両提供者Psの提供者端末105から送信される預入スペース101の使用開始及び使用終了等の情報に基づいて、貸出登録情報32に登録されている各預入スペースの使用情報を監視する。
[2.貸出登録情報の記録と貸出可能期間の設定]
次に、図2に示したフローチャートに従って、図1に示した状況で、提供者端末105から送信される情報に基づいて、貸出システム1が、車両100の預入スペース101の貸出登録情報の生成と、貸出可能期間の設定を行う処理について説明する。
[2.貸出登録情報の記録と貸出可能期間の設定]
次に、図2に示したフローチャートに従って、図1に示した状況で、提供者端末105から送信される情報に基づいて、貸出システム1が、車両100の預入スペース101の貸出登録情報の生成と、貸出可能期間の設定を行う処理について説明する。
提供者端末は、ステップS10で、預入スペース101を提供する車両提供者Psの操作に応じて、車両提供者Psの提供者情報Usiを貸出システム1に送信する。貸出システム1の貸出登録情報管理部11は、ステップS20で提供者情報Usiを受信する。そして、貸出登録情報管理部11は、続くステップS21で、図4に示したように、車両提供者Psに対して発行した提供者ID32a、提供者情報Usiに含まれる提供者情報32b、車両情報32c、仮想鍵使用条件32d、車両貸出条件32eを、貸出登録情報32に記録する。
ステップS11で、提供者端末105は、提供者端末105で使用されているスケジュール管理アプリにより管理されているスケジュール帳情報Schiを貸出システム1に送信する。ステップS22で、スケジュール情報取得部13は、スケジュール帳情報Schiを受信し、続くステップS23で、スケジュール情報取得部13は、スケジュール帳情報Schiを、貸出登録情報32の32fに記録する。
スケジュール管理アプリは、スケジュール帳に登録される車両提供者Psのスケジュールに、追加、修正、変更があったときに、更新したスケジュール帳情報Schiを貸出システム1に送信する。そして、スケジュール情報取得部13は、更新されたスケジュール帳情報Schiを受信して、貸出登録情報32のスケジュール帳32fを更新する。
次のステップS24で、貸出可能期間設定部19は、貸出登録情報32のスケジュール帳32fに記録されている車両提供者Psのスケジュールに基づいて、上述したように、預入スペース101の貸出可能期間の候補として仮貸出可能期間を設定する。そして、ステップS25で、貸出可能期間設定部19は、仮貸出可能期間を示す仮貸出可能期間情報TTSiを提供者端末に送信する。
提供者端末は、ステップS12で仮貸出可能期間情報TTSiを受信し、続くステップS13dで、仮貸出可能期間を表示部に表示して、車両提供者Psによる確認と修正を促す貸出可能期間の確認・修正処理を実行する。貸出可能期間の確認・修正処理により、車両提供者Psによる確認済みの貸出可能期間が確定する。車両提供者Psは、提供者端末105により貸出システム1にアクセスして、確定した貸出可能期間をいつでも確認することができる。
次のステップS14で、提供者端末は、車両提供者による確認済みの貸出可能期間を示す貸出可能期間確認情報TSiを貸出システム1に送信する。ステップS26で、貸出システム1の貸出可能期間設定部19は、貸出可能期間確認情報TSiを受信する。続くステップS27で、貸出可能期間設定部19は、貸出可能期間確認情報TSiにより示される貸出可能期間を、貸出登録情報32の32gに記録する。
貸出登録情報管理部11は、このようにして貸出登録情報32に記録された各預入スペースの貸出可能期間32g内で、利用者Puの利用者端末90から送信される借入要請情報Curqによる預入スペース101の使用の申込を受け付ける。そして、申込があった使用予定期間32hと、申込を行った利用者Puの利用者情報32iとを貸出登録情報32に順次記録する。
図4の例では、提供者IDにPs−001が割り当てられた利用者について、貸出可能期間TFS−Aが設定され、貸出可能期間TFS−A内で、使用予定期間UTA−001,UTA−002,UTA−003,…と、利用者情報PuIF−001,PuIF−002,PuIF−003,…が登録されている。
[3.預入スペースの貸出可能期間の設定例]
次に、図3を参照して、車両提供者の1日(0時から24時)のスケジュールに基づいて、預入スペースの貸出可能期間を設定する例を説明する。図3は、3人の車両提供者Ps1,Ps2,Ps3が、1台1の車両を日常的に使用する場合を示しており、車両提供者Ps1,Ps2,Ps3は、例えば、同居している家族である。
次に、図3を参照して、車両提供者の1日(0時から24時)のスケジュールに基づいて、預入スペースの貸出可能期間を設定する例を説明する。図3は、3人の車両提供者Ps1,Ps2,Ps3が、1台1の車両を日常的に使用する場合を示しており、車両提供者Ps1,Ps2,Ps3は、例えば、同居している家族である。
車両提供者Ps1のスケジュール帳には、8時から20時まで、電車で通勤して就労する行動計画が登録されている。また、車両提供者Ps2及びPs3のスケジュール帳には、共に11時から19までバスで外出する行動計画が登録されている。
貸出可能期間設定部19は、3人の車両提供者Ps1,Ps2,Ps3のいずれもが、車両を使わずに外出して、車両が使用されることがない車両不使用期間を推定する。図3の例では、11時から19時までの間、3人の車両提供者Ps1,Ps2,Ps3がいずれも公共交通機関(電車、バス)を利用して外出する予定となっている。そこで、貸出可能期間設定部19は、11時から19までの間を車両不使用期間と推定し、車両不使用期間を貸出可能期間TFSに設定する。
なお、車両提供者Ps1,Ps2,Ps3の行動予定が多少変更されることも考えられるため、車両不使用期間よりも短い期間を貸出可能期間に設定してもよい。例えば、図3の例では、11時から19時までの車両不使用期間内の12時から18時までを、貸出可能期間に設定してもよい。
[4.他の実施形態]
上記実施形態では、貸出システム1により、車両100の車室を預入スペース101として貸出す場合を例示したが、車両100自体を貸出す場合にも、本発明の適用が可能である。この場合は、貸出システム1から利用者Puの端末装置90に対して、車両100の扉の開錠に加えて車両100の起動も可能な仮想鍵を送信する構成となる。
[4.他の実施形態]
上記実施形態では、貸出システム1により、車両100の車室を預入スペース101として貸出す場合を例示したが、車両100自体を貸出す場合にも、本発明の適用が可能である。この場合は、貸出システム1から利用者Puの端末装置90に対して、車両100の扉の開錠に加えて車両100の起動も可能な仮想鍵を送信する構成となる。
上記実施形態では、仮想鍵使用条件設定部15により、仮想鍵による車両100の扉の開錠が可能な期間を、車両100の預入スペース101の使用予定期間内に制限したが、この制限を行わない場合にも、本発明の効果を得ることができる。
上記実施形態では、仮想鍵使用条件設定部15により、仮想鍵による開錠が可能な車両100の扉を制限したが、この制限を行わない場合にも、本発明の効果を得ることができる。
上記実施形態では、車両貸出条件設定部16は、天候情報及び車両100の状態に応じて、車両100の貸出可能時間を制限したが、天候情報と車両100の状態のいずれかに応じて貸出可能期間を制限してもよく、また、貸出可能期間の制限を行わない構成としてもよい。
なお、図2は、本願発明の理解を容易にするために、貸出システム1の機能構成を、主な処理内容により区分して示した概略図であり、貸出システム1の構成を、他の区分によって構成してもよい。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアユニットにより実行されてもよいし、複数のハードウェアユニットにより実行されてもよい。また、各構成要素の処理は、1つのプログラムにより実行されてもよいし、複数のプログラムにより実行されてもよい。
1…貸出システム、10…CPU、11…貸出登録情報管理部、12…貸出登録情報取得部、13…スケジュール情報取得部、14…車両借入受付部、15…仮想鍵使用条件設定部、16…車両貸出条件設定部、17…天候情報取得部、18…車両状態認識部、190…貸出可能期間設定部、20…使用状況認識部、30…メモリ、31…制御用プログラム、32…貸出登録情報、40…通信部、90…利用者端末、95…荷物、100…車両、101…預入スペース、102…制御ユニット。
Claims (6)
- 車両の所有者又は該所有者と所定関係を有する者である車両提供者のスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得部と、
前記スケジュール情報に基づいて、前記車両提供者が前記車両を使用しない期間である車両不使用期間を推定し、該車両不使用期間に基づいて前記車両の貸出可能期間を設定する貸出可能期間設定部と
を備えていることを特徴とする貸出システム。 - 前記貸出可能期間設定部は、前記車両不使用期間に基づいて前記車両の貸出可能期間の候補である仮貸出可能期間を設定して、該仮貸出可能期間を示して貸出可能期間の確認を求める仮貸出可能期間情報を、前記車両提供者が使用する提供者端末に送信し、該仮貸出可能期間情報の受信に応じて該提供者端末から送信された前記仮貸出可能期間の承認又は修正を示す貸出可能期間確認情報に基づいて、前記貸出可能期間を設定することを特徴とする請求項1に記載の貸出システム。
- 前記車両の借入を要請する利用者が使用する利用者端末から、前記車両の使用予定期間を含む借入要請情報を受信したときに、前記車両の扉を開錠するための仮想鍵を含む借入承認情報を、前記利用者端末に送信する車両借入受付部と、
前記仮想鍵による前記車両の扉の開錠が可能な期間を、前記使用予定期間内に制限する仮想鍵使用条件設定部と
を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貸出システム。 - 前記貸出可能期間設定部は、前記車両の車室を荷物の預入スペースとして貸出す場合の前記貸出可能期間を設定し、
前記預入スペースへの荷物の預入を要請する利用者が使用する利用者端末から、前記預入スペースの使用予定期間を含む借入要請情報を受信したときに、前記車両の扉を開錠するための仮想鍵を含む借入承認情報を、前記利用者端末に送信する車両借入受付部と、
前記仮想鍵による開錠が可能な前記車両の扉を、所定の扉のみに制限する仮想鍵使用条件設定部と
を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貸出システム。 - 前記車両が位置している地域の天候情報を取得する天候情報取得部を備え、
前記貸出可能期間設定部は、前記天候情報取得部により取得された前記天候情報に基づいて、前記貸出可能期間を設定することを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の貸出システム。 - 前記車両の車載機器の状態を認識する車両状態認識部を備え、
前記貸出可能期間設定部は、前記車両状態認識部により認識された前記車両の車載機器の状態に基づいて、前記貸出可能期間を設定することを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の貸出システム。
Priority Applications (1)
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