JP2019160135A - 情報処理装置、工程計画表示方法及び工程計画表示プログラム - Google Patents

情報処理装置、工程計画表示方法及び工程計画表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】工程計画の良し悪しを確認しやすくする。【解決手段】工程計画策定部が、製品の組立に関する工程計画を変更し、表示制御部が、変更後作業順序を第1軸(横軸)とし、変更前作業順序を第2軸(縦軸)とした座標系上に各作業をプロットしたマップを表示するとともに、変更後作業順序を第1軸(横軸)とし、製品構成作業表の構成に基づく順序を第2軸(縦軸)とした座標系上に各作業をプロットしたマップを並べて表示する。【選択図】図15

Description

本発明は、情報処理装置、工程計画表示方法及び工程計画表示プログラムに関する。
ライン生産の工程設計においては、情報処理装置が、人(作業者)やロボットなどの自動機に対して作業を割り当て、それぞれの作業負荷を負荷表(山積み表)で表して工程設計者に提示することで、工程設計者に割り当て結果の妥当性を確認させることがある。また、生産ラインを取り巻く環境は時々刻々と変化するため、工程計画を検討しなおす頻度は増加しており、工程設計者による工程計画の妥当性確認の回数は増えている。
特開平7−141438号公報 特開平6−52178号公報
しかしながら、工程設計者は、負荷表を確認するだけでは工程計画の良し悪しを判断することが難しい。
1つの側面では、本発明は、工程計画の良し悪しを確認しやすくすることが可能な情報処理装置、工程計画表示方法及び工程計画表示プログラムを提供することを目的とする。
一つの態様では、情報処理装置は、製品の組立に関する複数の作業が複数の工程に割り振られた工程計画を変更する変更部と、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、変更前の工程計画における各作業の実施順を第2軸とした第1座標系上に各作業をプロットした第1のマップを表示する第1表示部と、製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした第2座標系上に各作業をプロットした第2のマップを前記第1のマップと並べて表示する第2表示部と、を備えている。
工程計画の良し悪しを確認しやすくすることができる。
一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を概略的に示す図である。 情報処理装置の機能ブロック図である。 図3(a)は、一実施形態において組み立てる製品を示す図であり、図3(b)は、図3(a)の製品の製品構成データを示す図である。 変更前の負荷表を示す図である。 ロボットシステムを示す図である。 情報処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。 設定画面を示す図である。 変更後の負荷表を示す図である。 各工程の負荷量を示すマップである。 変更前の工程計画と変更後の工程計画との差異を示すマップである。 図11(a)、図11(b)は、保護率の算出方法を説明するための図である。 変更後の工程計画において前後関係になった作業間の、部品構成に基づく作業順序の差分を示すマップである。 製品構成作業表を示す図である。 図14(a)、図14(b)は、ユニット集約率の算出方法を説明するための図である。 図15(a)〜図15(c)は、マップの表示例を示す図(その1)である。 図16(a)〜図16(c)は、マップの表示例を示す図(その2)である。 図17(a)〜図17(c)は、マップの表示例を示す図(その3)である。
以下、工程設計者による工程計画の立案を支援する情報処理装置の一実施形態について、図1〜図17に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の情報処理装置10は、人とロボットシステムとを含む組立ラインにおける工程計画(人やロボットシステムに対する作業の割り当て計画)を生成し、工程計画に関する情報を表示する装置である。工程設計者は、表示された情報に基づいて、工程計画の妥当性を判断し、必要に応じて工程計画を修正する。
本実施形態において、組立ラインは、ベルトコンベア(不図示)などにより製品を工程から工程へ搬送する。組立ラインの各工程には、人又はロボットシステムが配置される。各工程に配置された人又はロボットシステムは、組立ラインにおいて搬送される製品に対して工程計画により割り当てられた作業を実施して製品を製造する。なお、人やロボットシステムの数は任意である。したがって、ロボットシステムは、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、ロボットシステムが存在しなくてもよい。
図1には、情報処理装置10のハードウェア構成が示されている。情報処理装置10は、例えばPC(Personal Computer)などであり、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、可搬型記憶媒体用ドライブ99、表示部93、入力部95等を備えている。表示部93は液晶ディスプレイ等を含み、入力部95は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含む。これら情報処理装置10の構成各部は、バス98に接続されている。情報処理装置10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(工程計画表示プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(工程計画表示プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図2に示す各部の機能が実現される。なお、可搬型記憶媒体91は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記憶媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリなどである。また、図2の各部の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図2には、情報処理装置10の機能ブロック図が示されている。図2に示すように、情報処理装置10は、CPU90がプログラムを実行することで、受付部としての入力受付部20、変更部及び策定部としての工程計画策定部24、表示制御部26、として機能する。
入力受付部20は、工程設計者が入力部95を介して入力する、組立ラインで実施する必要がある作業の情報を受け付け、作業DB50に格納する。
ここで、本実施形態の組立ラインにおいては、図3(a)に示すような製品を組み立てる作業を実行するものとする。また、作業DB50には、図3(b)においてツリー構造で示す、製品の部品構成データ(製品構成データとも呼ばれる)が含まれている。図3(b)に示すように、図3(a)の製品は、ユニットA_assy、B_assy、G_assyを有しており、各ユニットA_assy、B_assy、G_assyが複数の部品により構成されている。また、作業DB50には、図4に示すような情報処理装置10が計画を策定する前の負荷表(変更前の負荷表)が含まれている。変更前の負荷表は、例えば、製品設計者が各工程に作業を仮に割り振ったときの、各工程に対して割り振られた作業とその負荷(工数)をまとめた表である。なお、後述する工程計画策定部24において新たに工程計画が策定された場合には、新たな工程計画の負荷表が「変更前の負荷表」として作業DB50に格納される。なお、本実施形態では、組立ラインに2人の作業者(#1、#2)と、ロボットシステム(M1)が存在しているものとし、図4は、2人の作業者とロボットシステムに対して各作業を割り振った場合の負荷表が示されている。なお、作業DB50には、変更前の負荷表以外にも、例えば、各作業を作業者が行った場合とロボットシステムが行った場合の動作の情報や作業種、必要な工具、負荷などのデータが含まれている。また、作業DB50には、各作業の優先度のデータや各作業の順序制約に関するデータなども含まれている。
ここで、本実施形態では、ロボットシステムとして、図5に示すような、2つのアームR1、R2を有するロボットシステムM1を用いることとしている。アームR1の可動領域には、ツール(工具)供給部32及び部品供給部34が設けられ、アームR2の可動領域には、ツール供給部36及び部品供給部38が設けられている。ツール供給部32、36においては、アームR1、R2が使用する工具の交換(ツールチェンジ)を行う。また、部品供給部34、38においては、アームR1、R2が部品をピックアップする動作を実行する。そして、図5に示す作業領域においては、アームR1、R2がそれぞれ又は協調して、作業を実行する。本実施形態においては、アームR1、R2が協調して作業することもあるため、各アームの可動領域が一部重複している。この重複する領域は、アームR1、R2が干渉する可能性のある「干渉領域」であり、各アームの可動領域のうち干渉領域以外の領域が「非干渉領域」である。本実施形態では、一方のアームが干渉領域で単腕作業(協調作業以外の作業)を行う間は、アーム同士の衝突を避けるため、他方のアームは非干渉動作を行うか、非干渉領域で待機するものとする。
図2に戻り、工程計画策定部24は、作業DB50に格納されているデータを用いて、組立ラインの各工程に配置される人やロボットシステムに対して作業を割り当て、工程計画を策定する。工程計画策定部24は、人やロボットシステムの作業性に関するパラメータなどの複数のパラメータを考慮して、タブーサーチや焼きなまし法などの局所探索法により、各工程に配置される人やロボットに作業を割り当てる。パラメータには、例えば、各工程間の時間ばらつき、同一工具を特定の工程に集約できているか否か、予め定められている優先度に従っているか、各作業が順序制約に違反していないかなどのパラメータが含まれる。
表示制御部26は、工程計画策定部24により策定された工程計画に基づいて表示画面を作成し、作成した表示画面を表示部93に対して表示させる。なお、表示画面においては、工程計画の修正情報を受け付けることができるものとする。この場合、入力受付部20は、工程設計者が表示部93に表示された工程計画を修正すると、修正情報の入力を受け付けて、該修正情報を工程計画策定部24に受け渡す。
(処理について)
次に、情報処理装置10による工程計画策定時の処理について、図6のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ、詳細に説明する。なお、図6の処理は、工程設計者が入力した工程計画策定に必要な情報を入力受付部20が受け付けた段階で開始される処理である。なお、作業DB50には、変更前の負荷表として、図4に示す負荷表が格納されているものとする。
(ステップS10)
ステップS10では、入力受付部20が、製造要件を設定する。この場合、入力受付部20は、図7に示すような詳細設定画面を表示部93上に表示し、工程設計者が詳細設定画面に入力した情報を受け付けると、受け付けた情報を工程計画策定部24に送信する。なお、図7の詳細設定画面においては、「ユニットごとに集約」及び「初期状態を極力保持」のそれぞれについて、「強」、「弱」を選択することができるようになっている。工程設計者は、後述するユニット集約率を重視して工程計画を策定したい場合には、「ユニットごとに集約」を「強」に設定し、あまり重視しない場合には「ユニットごとに集約」を「弱」に設定する。また、工程設計者は、後述する保護率を重視して工程計画を策定したい場合には、「初期状態を極力保持」を「強」に設定し、あまり重視しない場合には、「初期状態を極力保持」を「弱」に設定する。なお、ユニット集約率や保護率を重視しない場合には、工程設計者は、「強」、「弱」のいずれも選択しないこととする。
入力受付部20は、工程設計者がOKボタンを押したときに詳細設定画面において選択されている情報を取得し、工程計画策定部24に送信する。
(ステップS12)
次いで、ステップS12では、工程計画策定部24が工程計画を策定する。工程計画策定部24は、作業DB50に格納されているデータ等を用いて各工程に各作業を割り振ることで、工程計画を策定する。図8には、ステップS12を実施したことにより生成された工程計画の負荷表(変更後の負荷表)の一例が示されている。図8の工程計画では、作業c、j、q、sが割り振られている工程が図4の工程計画から変化している。
(ステップS14)
次いで、ステップS14では、表示制御部26が計画結果を表示する処理を実行する。表示制御部26は、計画結果を表示する際に、3つのマップ(第3のマップとしての図9のマップ、第1のマップとしての図10のマップ、第2のマップとしての図12のマップ)を作成して、表示する。以下、各マップについて詳細に説明する。
<図9のマップ>
図9のマップは、各工程の負荷量を示すマップである。図9のマップは、横軸(第1軸)に変更後作業順序をとり、縦軸(第2軸)に負荷量をとり、各工程の負荷量を示している。なお、破線矢印は順序制約を意味し、破線矢印の始点の作業が行われた後に破線矢印の終点の作業が行われるべきことを示している。なお、順序制約に違反している場合には、矢印が右から左に伸びる。この場合、表示制御部26は、他の矢印とは異なる態様(例えば赤色など)で矢印を表示することで、矢印を目立つように(見やすく)表示してもよい。なお、図9のアルファベットの小文字(a〜s)は、作業IDを意味する。また、作業者(#2)のアルファベットの大文字(R、S)はリセット及びセットを意味している。
また、図9のマップにおいて、ロボットシステムM1のアームR1には作業rが割り振られ、アームR2には作業qが割り振られている。各作業r、qはアームに割り振られると、複数の動作(図9の「M」、「pc」など)の組み合わせとして表すことができる。図9においては、アームの動作のうち、白抜き表示(黒塗り表示)されている動作が干渉領域での動作を意味し、白塗り表示されている動作が非干渉領域での動作を意味する。いずれか一方のアームが他方のアームの動作の終了を待つ間の時間(待ち時間)は、破線枠及びアルファベット「w」で表されている。
また、図9のマップには、「ΣCT」、「CT」、「工程数」、「編成効率」、「平準化率」を示した表が記載されている。これらのうち、CTは、サイクルタイムであり、作業者が実施する工程のうち最も高い負荷量を意味する。ΣCTは、作業者が実施する工程のサイクルタイムの合計を意味する。工程数は、作業者が実施する工程の数を意味する。編成効率は、作業者が実施する各工程のサイクルタイムの合計(ΣCT)を、サイクルタイム(CT)と工程数の積で除した値に100を掛けて百分率にて表した値である。平準化率は、作業者が実施する各工程のサイクルタイムの平均をサイクルタイムで除した値に100を掛けて百分率にて表した値である。図9のように作業者(#1、#2)が実施する各工程のサイクルタイムが一致している場合には、編成効率と平準化率は100%となる。
<図10のマップ>
図10のマップは、変更前の工程計画と変更後の工程計画との差異を示すマップである。より詳細には、図10のマップは、各作業の実施順序が変更後と変更前との間でどれだけ変化したかを示すマップである。図10のマップでは、横軸(第1軸)に変更後作業順序をとり、縦軸(第2軸)に変更前作業順序をとっている。また、図10においては、各作業の変更後作業順序が変更前作業順序から変化した分を、黒塗りの矩形部分の横方向の長さにてわかりやすく表示している。例えば、作業cは、変更前作業順=3から変更後作業順=10に変化したため、作業cの左側に7作業分の黒塗り矩形が示されている。また、作業d〜iは変更後に1作業分ずれたため、作業d〜iの右側には1作業分の黒塗り矩形が示されている。また、作業sは、変更前作業順=19から変更後作業順=9に変化したため、作業sの右側に10作業分の黒塗り矩形が示されている。なお、図10のマップの縦軸近傍には、変更後作業順と変更前作業順の差分Δsqが各変更前計画順序に対応付けて示されている。また、図10のマップには、差分Δsqの合計値ΣΔsqが示されている。
更に、図10のマップの右端には、「作業数」と「保護率」を示した表が記載されている。「作業数」は、全作業(a〜s)の数を意味する。「保護率」は、最もΣΔsqが大きくなるケース(最悪ケース)のΣΔsqに対して、今回のΣΔsqが小さいほど大きい値を示す指標値である。保護率の値が大きいことは、変更前作業順序からの変化が少ない(変更前作業順序が保護されている)ことを意味する。保護率を重視する工程設計者にとって、保護率の値が大きいほど、作業レイアウトの変更や部品配置順序の変更が少ないため、都合が良い。
ここで、図11(a)、図11(b)に基づいて、保護率の算出方法について説明する。
図11(a)には、一例として6つの作業を含む工程計画を変更した場合の最悪ケース(ΣΔsqが最も大きくなるケース)のマップが示されている。図11(a)に示すように、最悪ケースでは、Δsqの合計値(ΣΔsq’とする)は18となっている。なお、最悪ケースのΣΔsq’は、作業数を用いて、次式(1)にて求めることができる。
ΣΔsq’=(作業数×作業数)/2 …(1)
この場合において、図11(b)に示すような工程計画の変更があったとする。図11(b)の場合のΔsqの合計値(ΣΔsq)は6である。この場合、保護率は、次式(2)にて求めることができる。
保護率={1−(ΣΔsq/ΣΔsq’)}×100 …(2)
したがって、図11(b)の場合、保護率は、{1−(6/18)}×100≒66.7%となる。
本実施形態においても、上式(1)、(2)を用いて保護率を求めることができる。なお、本実施形態の例(図10)では、上式(1)、(2)より、
保護率={1−(32/(192/2))}×100≒82.3%となる。
なお、保護率は、変更前後の各作業の実施順の差分から求まる工程計画の変更度合に関連する第1の指標値であるといえる。
なお、図10のマップにおいても、図9のマップと同様、各作業の順序制約が破線矢印にて示されている。
<図12のマップ>
図12のマップは、変更後の工程計画において前後関係になった作業間の、構成に基づく順序(構成順情報とも呼ばれる)の差分を示すマップであり、ユニットに対する作業が集約されているかを示すマップである。なお、図12のマップにおいても、図9、図10のマップと同様、各作業の順序制約が破線矢印にて示されている。
以下、図12のマップの作成手順について、詳細に説明する。
まず、表示制御部26は、図13に示すような、製品構成作業表を作成する。この製品構成作業表は、図3(b)においてツリー構造(木構造)で示す、製品の部品構成データに含まれる各部品に対して、各部品を組み付け等する作業(ID及び作業内容)を紐付け、部品構成データに基づいて、各作業内容に対して順序を示す番号(構成に基づく順序)を付与したものである。構成に基づく順序の値が近い作業ほど作業間の移動距離(手動線の距離)が短いため、まとめて実施すべき作業であることを意味する。
次いで、表示制御部26は、横軸(第1軸)を変更後作業順序とし、縦軸(第2軸)を構成に基づく順序として、各作業をプロットする。また、表示制御部26は、各作業の構成に基づく順序と、その前に実施される作業の構成に基づく順序との差分を、黒塗りの矩形部分の縦方向の長さにて見やすく表示する。例えば、作業bの構成に基づく順序(=18)は、その前に実施される作業aの構成に基づく順序(=1)との間に17の差があるため、図12において、作業bの下に17個分の黒塗り矩形を示している。また、作業dの構成に基づく順序(=17)は、その前に実施される作業bの構成に基づく順序(=18)との間に1の差があるため、図12において、作業dの上に1個分の黒塗り矩形を示している。また、例えば、作業jの構成に基づく順序(=2)は、その前に実施される作業cの構成に基づく順序(=19)との間に17の差があるため、図12において、作業jの上に17個分の黒塗り矩形を示している。
また、表示制御部26は、図12の縦軸近傍に示すように、各作業の構成に基づく順序とその前に実施する作業の構成に基づく順序との差分sqを表示し、sqの合計値(Σsq)を算出して表示する。
更に、表示制御部26は、算出したΣsqを用いて、ユニット集約率を算出し、図12のマップの右端において「作業数」と「ユニット集約率」を示す表を表示する。
「作業数」は、全作業(a〜s)の数を意味する。「ユニット集約率」は、最もsqが大きくなるケース(最悪ケース)のsqに対して、今回のsqが小さいほど大きい値を示す指標値である。ユニット集約率の値が大きいことは、作業間の作業者の手の移動が少ないことを意味する。ユニット集約率を重視する工程設計者にとって、ユニット集約率の値が大きいほど、製品の配置面積の効率化が図られ、作業者の手の移動が少ない(手動線の効率化が図られている)ため、都合が良い。
ここで、図14(a)、図14(b)に基づいて、ユニット集約率の算出方法について説明する。
図14(a)には、一例として6つの作業を含む工程計画を変更した場合の最悪ケース(Σsqが最も大きくなるケース)のマップが示されている。図14(a)に示すように、最悪ケースでは、sqの合計値(Σsq’とする)は15となっている。なお、最悪ケースのΣsq’は、作業数を用いて、次式(3)にて表すことができる。
Σsq’=(作業数×(作業数−1))/2 …(3)
この場合において、図14(b)に示すような工程計画の変更があったとする。図14(b)の場合のsqの合計値(Σsq)は9である。この場合、ユニット集約率は、次式(4)にて求めることができる。
ユニット集約率={1−(Σsq/Σsq’)}×100 …(4)
したがって、図14(b)の場合、ユニット集約率は、{1−(9/15)}×100≒40%となる。
本実施形態においても、上式(3)、(4)を用いてユニット集約率を求めることができる。なお、本実施形態の例(図12)では、上式(3)、(4)より、
ユニット集約率={1−(81/(19×18/2))}×100≒52.6%となる。
なお、ユニット集約率は、前後に実施される作業それぞれの構成に基づく順序の差分から求まる、作業間における作業者の手の移動距離に関連する第2の指標値であるといえる。
図6のステップS14では、表示制御部26は、表示部93上に図15(a)〜図15(c)に示すような3つのマップを並べて表示する。
この場合、表示制御部26は、各指標値を用いて総合指標を算出し、表示部93に表示させる。図15(a)〜図15(c)においては、一例として、図15(c)のマップの一部に総合指標を表示することとしている。
ここで、総合指標は、例えば、次式(5)から求めることができる。
総合指標=α×編成効率+β×平準化率+γ×保護率+δ×ユニット集約率
…(5)
上式(5)の重み係数α、β、γ、δの値には、工程設計者の好みを反映させることができる。例えば重み係数γ、δについては、ステップS10において工程設計者が詳細設定画面(図7)上で選択した情報に基づいて決定することができる。例えば、詳細設定画面の「初期状態を極力保持」において「強」が選択された場合には、γ=2とし、「弱」が選択された場合には、γ=1.5とし、いずれも選択されなかった場合には、γ=1とする、などすることができる。同様に、「ユニットごとに集約」において「強」が選択された場合には、δ=2とし、「弱」が選択された場合には、δ=1.5とし、いずれも選択されなかった場合には、δ=1とする、などすることができる。同様に、重み係数αやβについても工程設計者の好みを反映させることができる。ただし、これに限らず、重み係数α、β、γ、δの少なくとも1つを固定値としてもよい。なお、総合指標は、上式(5)以外の式に従って求めることとしてもよい。
(ステップS16)
次いで、図6のステップS16では、入力受付部20が、修正受付処理を実行する。この場合、入力受付部20は、表示部93に表示された3つのマップにおいて、工程設計者が作業順の修正を行うと、修正情報を取得し、工程計画策定部24に受け渡す。
例えば、図15(a)〜図15(c)の3つのマップを見た工程設計者は、図15(b)の「保護率」に着目し、保護率が改善するように、変更前後の順序乖離が大きい作業sを作業pの後ろに移動して、作業者#2に割り振る旨の入力(作業sの右側へのドラッグ)を行ったとする。この場合、入力受付部20は、作業sの作業順を修正するという修正情報を取得し、工程計画策定部24に受け渡す。
(ステップS18)
次いで、ステップS18では、工程計画策定部24が、修正を反映させて工程計画を策定し直す。そして、表示制御部26が、修正後の工程計画の情報を表示部93に表示させる。この場合、表示制御部26は、図16(b)において太枠で示すように、作業sを作業pの後ろ(右側)に移動したマップを作成する。また、表示制御部26は、図16(a)において太枠で示すように、作業sの負荷量を作業pの右隣に移動したマップを作成する。更に、表示制御部26は、図16(c)において太線枠で示すように、作業sを作業pの右隣に移動したマップを作成する。そして、表示制御部26は、図16(a)〜図16(c)の3種類のマップを表示部93に表示させる。
(ステップS20)
次いで、ステップS20では、入力受付部20が、修正終了か否か、すなわち工程設計者が修正を終了する旨の入力を行ったか否かを判断する。なお、工程設計者は、例えば総合指標の値を参照することで、修正を終了するか否かを判断することができる。このステップS20の判断が否定された場合には、ステップS16に戻る。そして、ステップS16、S18を再度実行する。例えば、図16(a)〜図16(c)のマップを見た工程設計者が、図16(c)の「ユニット集約率」に特に着目して、ユニット集約率が改善するように、前後作業との構成に基づく順序の差分が大きい作業cを作業bの直後に移動して、作業者#1に割り振る旨の入力(作業cの左側へのドラッグ)を行ったとする。この場合、ステップS18では、表示制御部26が、3種類のマップを作成し直し(図17(a)〜図17(c)参照)、表示部93に表示させる。その後は、ステップS20の判断が肯定されるまでステップS16、S18の処理を繰り返し、ステップS20の判断が肯定された段階で、図6の全処理が終了する。
以上のように、本実施形態では、工程設計者は、保護率やユニット集約率などの複数の指標値、及び総合指標に基づいて、作業順を適切に修正することができる。また、工程設計者による作業順の修正が順序制約に違反していた場合に、矢印の表示態様を変更して分かりやすく表示することとしているので、工程設計者は、修正が順序制約に違反しているか否かを容易に認識することができる。
これまでの説明からわかるように、本実施形態では、表示制御部26により、図10のマップを表示する第1表示部、図12のマップを表示する第2表示部(又は表示部)、及び図9のマップを表示する第3表示部としての機能が実現されている。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、工程計画策定部24が、製品の組立に関する工程計画を変更し、表示制御部26が、変更後作業順序を第1軸(横軸)とし、変更前作業順序を第2軸(縦軸)とした座標系上に各作業をプロットしたマップ(図10)を表示するとともに、変更後作業順序を第1軸(横軸)とし、製品構成作業表(図13)の構成に基づく順序を第2軸(縦軸)とした座標系上に各作業をプロットしたマップ(図12)を並べて表示する。これにより、工程設計者は、共通の横軸を有する複数のマップを見ることで、工程計画の良し悪しを容易に確認することができる。また、複数のマップを見ながら工程計画を修正することで、複数の指標(保護率やユニット集約率)を考慮しつつ適切に工程計画を修正することができる。例えば負荷表のみに基づいて負荷バランスが改善されるように工程計画を修正しても、他の指標が悪化する場合があるため修正が難しい場合があるが、本実施形態では、各マップを確認することで、複数の指標が適切になるように修正を行うことが可能である。
また、本実施形態によれば、入力受付部20が、工程設計者による作業の実施順の修正を受け付けると、表示制御部26は、修正後の各作業の実施順に基づいて各マップを修正して表示する。これにより、工程設計者は、工程計画の修正が適切かどうかを確認することができる。
また、本実施形態によれば、表示制御部26は、図10のマップにおいて保護率を表示するので、工程設計者は、保護率の大小を考慮して、どの作業の実施順を修正するかを検討することができる。また、本実施形態によれば、表示制御部26は、図12のマップにおいてユニット集約率を表示するので、工程設計者は、ユニット集約率の大小を考慮して、どの作業の実施順を修正するかを検討することができる。
また、本実施形態によれば、図10のマップにおいて、変更前と変更後の各作業の実施順の差分を黒塗りの矩形の長さで見やすく表示しているので、工程設計者は、保護率を高める観点から、どの作業の実施順を変更すべきかを適切に判断することができる。また、本実施形態によれば、図12のマップにおいて、前後の作業の構成に基づく順序の差分を黒塗りの矩形の長さで見やすく表示しているので、工程設計者は、ユニット集約率を高める観点から、どの作業の実施順を変更すべきかを適切に判断することができる。
また、本実施形態によれば、表示制御部26は、変更後作業順序を第1軸(横軸)とし、負荷量を第2軸(縦軸)とした座標系上に各作業をプロットしたマップ(図9)を、図10、図12のマップと並べて表示する。これにより、工程設計者は、各工程の負荷量を更に考慮して、各作業の実施順を修正することができる。また、図9のマップにおいては、編成効率や平準化率を示す表が表示されているため、工程設計者は、編成効率や平準化率に基づいて、工程計画を適切に修正することができる。
また、本実施形態によれば、表示制御部26は、各マップとともに、編成効率、平準化率、保護率、ユニット集約率を含む総合指標を表示するため、工程設計者は、総合指標の値に基づいて、工程計画を適切に修正することができる。
なお、上記実施形態では、図9、図10、図12のマップにおいて、第1軸が横軸、第2軸が縦軸である場合について説明したが、これに限らず、第1軸を縦軸、第2軸を横軸としてもよい。
なお、上記実施形態では、図13に示す構成に基づく順序を各作業に付与する際に、ユニット間に所定の差を設けることとしてもよい。例えば、G_assyに関する作業の構成に基づく順序の最大値と、B_assyに関する作業の構成に基づく順序の最小値との差分を1よりも大きい値に設定してもよい。また、B_assyに関する作業の構成に基づく順序の最大値と、A_assyに関する作業の構成に基づく順序の最小値との差分を1よりも大きい値に設定してもよい。
なお、上記実施形態では、図9、図10、図12のマップを並べて表示する場合について説明したが、これに限らず、図9、図10、図12のマップから取捨選択したマップを表示することとしてもよい。また、図9、図10、図12のマップ以外のマップを併せて表示することとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記憶媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記憶媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記憶媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 製品の組立に関する複数の作業が複数の工程に割り振られた工程計画を変更する変更部と、
変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、変更前の工程計画における各作業の実施順を第2軸とした第1座標系上に各作業をプロットした第1のマップを表示する第1表示部と、
製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした第2座標系上に各作業をプロットした第2のマップを前記第1のマップと並べて表示する第2表示部と、
を備える情報処理装置。
(付記2) 前記変更後の工程計画における作業の実施順の修正を受け付ける受付部を更に備え、
前記受付部が実施順の修正を受け付けると、前記第1表示部及び前記第2表示部は、修正後の各作業の実施順に基づいて前記第1のマップ及び前記第2のマップを修正して表示する、ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3) 前記第1表示部は、変更前後の各作業の実施順の差分から求まる、前記工程計画の変更度合に関連する第1の指標値を前記第1のマップとともに表示する、ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4) 前記第2表示部は、前後に実施される作業それぞれの前記構成順情報の差分から求まる、作業時の移動距離に関連する第2の指標値を前記第2のマップとともに表示する、ことを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記5) 前記第1表示部は、前記第1のマップにおいて、変更前後の各作業の実施順の差分を見やすく表示する、ことを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記6) 前記第2表示部は、前記第2のマップにおいて、前後の作業の構成順情報の差分を見やすく表示する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7) 前記変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、各作業の負荷量を第2軸とした第3座標系上に各作業をプロットした第3のマップを、前記第1のマップ及び前記第2のマップと並べて表示する第3表示部を更に備える、付記1〜6のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8) 製品の組立に関する複数の作業を複数の工程に割り振ることで、工程計画を策定する策定部と、
製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、前記工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした座標系上に各作業をプロットしたマップを表示する表示部と、
を備える情報処理装置。
(付記9) 製品の組立に関する複数の作業が複数の工程に割り振られた工程計画を変更し、
変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、変更前の工程計画における各作業の実施順を第2軸とした第1座標系上に各作業をプロットした第1のマップを表示し、
製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした第2座標系上に各作業をプロットした第2のマップを前記第1のマップと並べて表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする工程計画表示方法。
(付記10) 前記変更後の工程計画における作業の実施順の修正を受け付け、
前記受け付ける処理において実施順の修正を受け付けると、修正後の各作業の実施順に基づいて前記第1のマップ及び前記第2のマップを修正して表示する、
処理を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする付記9に記載の工程計画表示方法。
(付記11) 前記第1のマップを表示する処理では、変更前後の各作業の実施順の差分から求まる、前記工程計画の変更度合に関連する第1の指標値を前記第1のマップとともに表示する、ことを特徴とする付記9又は10に記載の工程計画表示方法。
(付記12) 前記第2のマップを表示する処理では、前後に実施される作業それぞれの前記構成順情報の差分から求まる、作業時の移動距離に関連する第2の指標値を前記第2のマップとともに表示する、ことを特徴とする付記9〜11のいずれかに記載の工程計画表示方法。
(付記13) 前記第1のマップを表示する処理では、前記第1のマップにおいて、変更前後の各作業の実施順の差分を見やすく表示する、ことを特徴とする付記9〜12のいずれかに記載の工程計画表示方法。
(付記14) 前記第2のマップを表示する処理では、前記第2のマップにおいて、前後の作業の構成順情報の差分を見やすく表示する、ことを特徴とする付記9〜13のいずれかに記載の工程計画表示方法。
(付記15) 前記変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、各作業の負荷量を第2軸とした第3座標系上に各作業をプロットした第3のマップを、前記第1のマップ及び前記第2のマップと並べて表示する、処理を前記コンピュータが更に実行する付記9〜14のいずれかに記載の工程計画表示方法。
(付記16) 製品の組立に関する複数の作業を複数の工程に割り振ることで、工程計画を策定し、
製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、前記工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした座標系上に各作業をプロットしたマップを表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする工程計画表示方法。
(付記17) 製品の組立に関する複数の作業が複数の工程に割り振られた工程計画を変更し、
変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、変更前の工程計画における各作業の実施順を第2軸とした第1座標系上に各作業をプロットした第1のマップを表示し、
製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした第2座標系上に各作業をプロットした第2のマップを前記第1のマップと並べて表示する、
処理をコンピュータに実行させるための工程計画表示プログラム。
(付記18) 製品の組立に関する複数の作業を複数の工程に割り振ることで、工程計画を策定し、
製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、前記工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした座標系上に各作業をプロットしたマップを表示する、
処理をコンピュータに実行させるための工程計画表示プログラム。
10 情報処理装置
20 入力受付部(受付部)
24 工程計画策定部(変更部、策定部)
26 表示制御部(第1表示部、第2表示部、表示部)

Claims (9)

  1. 製品の組立に関する複数の作業が複数の工程に割り振られた工程計画を変更する変更部と、
    変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、変更前の工程計画における各作業の実施順を第2軸とした第1座標系上に各作業をプロットした第1のマップを表示する第1表示部と、
    製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした第2座標系上に各作業をプロットした第2のマップを前記第1のマップと並べて表示する第2表示部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記変更後の工程計画における作業の実施順の修正を受け付ける受付部を更に備え、
    前記受付部が実施順の修正を受け付けると、前記第1表示部及び前記第2表示部は、修正後の各作業の実施順に基づいて前記第1のマップ及び前記第2のマップを修正して表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1表示部は、変更前後の各作業の実施順の差分から求まる、前記工程計画の変更度合に関連する第1の指標値を前記第1のマップとともに表示する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2表示部は、前後に実施される作業それぞれの前記構成順情報の差分から求まる、作業時の移動距離に関連する第2の指標値を前記第2のマップとともに表示する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1表示部は、前記第1のマップにおいて、変更前後の各作業の実施順の差分を見やすく表示する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2表示部は、前記第2のマップにおいて、前後の作業の構成順情報の差分を見やすく表示する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、各作業の負荷量を第2軸とした第3座標系上に各作業をプロットした第3のマップを、前記第1のマップ及び前記第2のマップと並べて表示する第3表示部を更に備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 製品の組立に関する複数の作業が複数の工程に割り振られた工程計画を変更し、
    変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、変更前の工程計画における各作業の実施順を第2軸とした第1座標系上に各作業をプロットした第1のマップを表示し、
    製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした第2座標系上に各作業をプロットした第2のマップを前記第1のマップと並べて表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする工程計画表示方法。
  9. 製品の組立に関する複数の作業が複数の工程に割り振られた工程計画を変更し、
    変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、変更前の工程計画における各作業の実施順を第2軸とした第1座標系上に各作業をプロットした第1のマップを表示し、
    製品に含まれる部品の構成を木構造で示した製品構成データに基づいて、まとめて実施すべき作業ほど値が近似する構成順情報を前記複数の作業に割り当て、変更後の工程計画における各作業の実施順を第1軸とし、前記構成順情報を第2軸とした第2座標系上に各作業をプロットした第2のマップを前記第1のマップと並べて表示する、
    処理をコンピュータに実行させるための工程計画表示プログラム。
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