JP2019158610A - バランス計測装置及びバランス修正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バランス計測装置の修正加工精度を確保する。【解決手段】回転体を有する回転機械が固定される固定台と、上記固定台を支持する弾性体とを備え、上記回転機械のバランスを計測するバランス計測装置であって、上記回転機械の設置時と上記回転機械の加工時との少なくともいずれかにおいて、上記固定台の移動を規制可能な移動規制機構を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、バランス計測装置及びバランス修正装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、高速回転機器(回転機械)のバランス調整を行うためのバランス調整装置(バランス計測装置)が開示されている。このようなバランス調整装置は、剛性台(固定台)の共振回転数近傍で高速回転機器を回転させ、剛性台の振動量を検出することによって、高速回転機器のバランス計測を行うことが記載されている。特許文献1のバランス調整装置は、高速回転機器を支持する剛性台が、支持ばねにより支持されることが記載されている。
しかしながら、所謂ソフトマウントタイプのバランス計測装置においては、バランス計測装置の固定台が剛性の低い支持ばねのみにより支持されている。このため、回転機械を固定台に設置する際に、意図しない過大な荷重(回転体設置時の衝撃、作業者のミス等)により支持ばねが塑性変形し、正確なバランス計測が不可能となる恐れがある。また、バランス計測修正装置上で、回転体の自重により支持ばねが弾性変形し、回転機械の姿勢が一意に決まらないことで、修正加工時の軸固定に支障をきたし、修正加工精度を悪化させたり、回転機械に過度の加工反力を与える可能性がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、安定したバランス計測精度またはバランス修正精度を確保することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の手段として、回転体を有する回転機械が固定される固定台と、上記固定台を支持する弾性体とを備え、上記回転機械のバランスを計測するバランス計測装置であって、上記回転機械の設置時において、上記固定台の移動を規制可能な移動規制機構を備える、という構成を採用する。
第2の手段として、上記第1の手段において、上記固定台から下方に突出する被把持部を有し、前記移動規制機構は、前記被把持部を把持する把持部と、前記把持部を作動させるアクチュエータとを有する、という構成を採用する。
第3の手段として、上記第1の手段において、上記移動規制機構は、鉛直方向に昇降可能かつ上昇時に上記固定台の移動を規制可能な昇降ピンと、上記昇降ピンを昇降させるアクチュエータとを有する、という構成を採用する。
第4の手段として、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバランス計測装置と、上記バランス計測装置の計測結果に基づいて上記回転機械のバランスを修正する工具とを備える、という構成を採用する。
本発明によれば、回転機械の設置時において、移動規制機構により、固定台の移動を規制する。これにより、固定台の姿勢が一意に決定されるため、固定台が揺れることがなく、回転機械を安定した状態で設置することができる。したがって、支持ばねの塑性変形を防ぐことができ、安定したバランス計測精度の確保が可能となる。また、回転体の把持を正確にできることによって、回転機械の破損防止や、バランス修正加工精度を確保することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るバランス計測装置の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るバランス修正装置1の全体を示す斜視図である。また、図2は、本実施形態に係るバランス修正装置1のY方向に沿う縦断面図である。
なお、以下の説明においては、水平方向に沿う第1の方向をX方向、水平方向に沿うと共に第1の方向に直交する第2の方向をY方向、鉛直方向をZ方向として説明する。
なお、以下の説明においては、水平方向に沿う第1の方向をX方向、水平方向に沿うと共に第1の方向に直交する第2の方向をY方向、鉛直方向をZ方向として説明する。
本実施形態のバランス修正装置1は、ワークW(回転機械)のバランスを修正する装置である。ワークWは、ケーシングに全体が覆われており、回転軸W1と、回転軸W1と共に回転されると共にケーシングから露出する不図示のインペラと、回転軸W1を回転させる不図示のモータとを有している。なお、本実施形態において、回転軸W1及びインペラが回転体に相当する。バランス修正装置1は、図1に示すように、支持機構2と、第1チャック機構3と、第2チャック機構4と、マウント機構5(固定台)と、ファイバセンサ部6と、工具(不図示)とを備えている。このようなバランス修正装置1は、ワークWのバランスを計測することが可能とされ、本発明におけるバランス計測装置としても機能する。支持機構2は、6本の脚柱2aと、支持板2bとを有している。脚柱2aは、中心軸が鉛直方向に沿うように、水平面に対して設置される略円柱形状の部材である。また、脚柱2aは、弾性体により構成されており、外部の振動が支持板2bに伝わることを抑制する。支持板2bは、脚柱2aに支持され、長手方向がY方向に沿い、表裏面がZ方向に向けられた板部材であり、第1チャック機構3、第2チャック機構4、マウント機構5及びファイバセンサ部6が上面に固定されている。
第1チャック機構3は、第1チャック固定板3aと、2本の直動レール3bと、移動ブロック3cと、支持部3dと、割出ハンドル3eと、チャック3fと、移動用アクチュエータ3gとを有している。第1チャック固定板3aは、支持板2bの上面に固定された板状の部材であり、直動レール3bを設置するための溝が平行に2本形成されている。直動レール3bは、長尺状の部材であり、Y方向に沿って平行に2本設けられることにより、移動ブロック3cをY方向に移動可能としている。移動ブロック3cは、2本の直動レール3bに跨って配置され、直動レール3b上を移動可能とされている。支持部3dは、移動ブロック3cの上に固定され、鉛直方向に突出した板状の部位に、割出ハンドル3e及びチャック3fが固定されている。
割出ハンドル3eは、軸部3e1と、ハンドル部3e2とを有している。ハンドル部3e2は、軸部3e1が軸受により軸支されることで、Y方向に沿う回転軸芯を中心に回転可能に支持部3dに対して固定されている。また、ハンドル部3e2は、軸部3e1を介してチャック3fと接続されている。このような割出ハンドル3eを作業者が回転させることにより、ワークWの回転軸W1が回転され、ワークWの回転軸W1及びインペラの回転方向における位置決めを行うことができる。チャック3fは、3本の爪を有しており、爪によりワークWの回転軸W1を把持することができる。また、チャック3fは、回転可能とされ、割出ハンドル3eの回転が伝えられることにより回転される。移動用アクチュエータ3gは、第1チャック固定板3aに固定され、移動ブロック3cに動力を伝えている。移動用アクチュエータ3gにより、移動ブロック3cが直動レール3bに沿って移動し、ワークWに対するY方向における位置決めを行うことができる。
このような第1チャック機構3は、移動ブロック3c、支持部3d、割出ハンドル3e及びチャック3fが一体として直動レール3bに沿って移動可能とされている。ワークWの固定時には、図2の二点鎖線に示すように、第1チャック機構3をワークWに近づけることが可能である。
第2チャック機構4は、図2の図面において、ワークWを挟んで第1チャック機構3と左右対称となるように設けられ、と第2チャック固定板4aと、2本の直動レール4bと、移動ブロック4cと、支持部4dと、割出ハンドル4eと、チャック4fと、移動用アクチュエータ4gとを有している。第2チャック固定板4aは、支持板2bの上面に固定された板状の部材であり、直動レール4bを設置するための溝が平行に2本形成されている。直動レール4bは、長尺状の部材であり、Y方向に向けて平行に2本設けられることにより、移動ブロック4cをY方向に移動可能としている。移動ブロック4cは、2本の直動レール4bに跨って配置され、直動レール4b上を移動可能とされている。支持部4dは、移動ブロック4cの上に固定され、鉛直方向に突出した板状の領域に、割出ハンドル4e及びチャック4fが固定されている。
割出ハンドル4eは、軸部4e1と、ハンドル部4e2とを有している。ハンドル部4e2は、軸部4e1が軸受により軸支されることで、Y方向に沿う回転軸芯を中心に回転可能に支持部4dに対して固定されている。また、ハンドル部4e2は、軸部4e1を介してチャック4fと接続されている。このような割出ハンドル4eを作業者が回転させることにより、ワークWの回転軸W1が回転され、ワークWの回転軸W1及びインペラの回転方向における位置決めを行うことができるチャック4fは、3本の爪を有しており、爪によりワークWの回転軸W1を把持することができる。また、チャック4fは、回転可能とされ、割出ハンドル4eの回転が伝えられることにより回転される。移動用アクチュエータ4gは、第2チャック固定板4aに固定され、移動ブロック4cに動力を伝えている。移動用アクチュエータ4gにより、移動ブロック4cが直動レール4bに沿って移動し、ワークWに対する位置決めを行うことができる。
このような第2チャック機構4は、移動ブロック4c、支持部4d、割出ハンドル4e及びチャック4fが一体として直動レール4bに沿って移動可能とされている。ワークWの固定時には、第2チャック機構4をY方向に移動させることにより、ワークWに近づけることが可能である。
バランス修正装置1は、第1チャック機構3と、第2チャック機構4とを移動させてチャック3f、4fによりワークWの回転軸W1の両端を把持することで、ワークWを両側から保持することができる。
バランス修正装置1は、第1チャック機構3と、第2チャック機構4とを移動させてチャック3f、4fによりワークWの回転軸W1の両端を把持することで、ワークWを両側から保持することができる。
図3は、本実施形態に係るバランス修正装置1が備えるマウント機構5を含むX方向断面図である。
マウント機構5は、図2及び図3に示すように、機構支持台5aと、ワーク支持台5bと、支持ばね5cと、マウント5dと、移動規制部5e(移動規制機構)と、突起部5f(被把持部)とを有している。機構支持台5aは、支持板2bに固定され、支持ばね5cが固定される平板状の部材である。ワーク支持台5bは、支持板2bに固定され、ワークWを下方から支持する部材である。支持ばね5cは、略角柱状とされ、長手方向がZ方向に沿って設置されている。支持ばね5cは、X方向に離間してマウント5dを挟んで2箇所に設けられている。
マウント機構5は、図2及び図3に示すように、機構支持台5aと、ワーク支持台5bと、支持ばね5cと、マウント5dと、移動規制部5e(移動規制機構)と、突起部5f(被把持部)とを有している。機構支持台5aは、支持板2bに固定され、支持ばね5cが固定される平板状の部材である。ワーク支持台5bは、支持板2bに固定され、ワークWを下方から支持する部材である。支持ばね5cは、略角柱状とされ、長手方向がZ方向に沿って設置されている。支持ばね5cは、X方向に離間してマウント5dを挟んで2箇所に設けられている。
マウント5dは、図2に示すように、Y方向に沿う平板状領域5d1と、Z方向に沿う平板状領域5d2とを有し、X方向から見て略L字型とされ、平板状領域5d1において、図1及び図3に示すように、下方に配置された支持ばね5cにより支持されている。また、マウント5dは、平板状領域5d2に、Y方向に沿ってワークWの回転軸W1を通し、ワークWを全周において固定するため貫通孔が形成されている。さらに、図3に示すように、マウント5dの下部には、突起部5fが取り付けられている。図2に示すように、ワークWは、このようなマウント5dに対して第1チャック機構3側に配置され、インペラが貫通孔から露出した状態で、ケーシングが平板状領域5d2の第1チャック機構3側の面に固定されることにより、マウント5dに固定される。なお、マウント5dには、ワークWの振動を計測する振動計測センサ(不図示)が設けられている。
移動規制部5eは、アクチュエータ支持部5e1と、アクチュエータ5e2と、把持部5e3とを有している。アクチュエータ支持部5e1は、支持板2bに固定され、上面にアクチュエータ5e2が固定される。アクチュエータ5e2は、把持部5e3を作動させる動力源であり、把持部5e3をX方向に沿って移動させる。把持部5e3は、突起部5fを挟んでX方向に沿って2箇所に設けられており、X方向において突起部5fに向けて突出した突出部を有している。
突起部5fは、中心軸がマウント5dの下部からZ方向下側に向けられて取り付けられた略円柱状の部材である。また、突起部5fには、Z方向における中央部が縮径されることにより、くびれ部が形成されている。突起部5fのくびれ部に対して、把持部5e3の突出部がX方向において両側から係合する。
ファイバセンサ部6は、マウント5dの貫通孔の近傍に設けられ、ワークWのインペラの回転速度及び位相を検出する。具体的には、ファイバセンサ部6は、ワークWのインペラに設けられたマークを検出することにより、回転速度及び位相を検出している。
また、本実施形態のバランス修正装置1は、ワークWが有する回転用モータによりワークWの回転軸W1を回転させる。さらに、バランス修正装置1は、ワークWの回転軸W1のバランス修正加工を行うための工具を有する。
また、本実施形態のバランス修正装置1は、ワークWが有する回転用モータによりワークWの回転軸W1を回転させる。さらに、バランス修正装置1は、ワークWの回転軸W1のバランス修正加工を行うための工具を有する。
このような本実施形態のバランス修正装置1にワークWを設置する場合には、まず、作業者は、図2に示すように、第1チャック機構3及び第2チャック機構4のY方向における距離が広がるように、第1チャック機構3及び第2チャック機構4を移動させる。そして、作業者は、第1チャック機構3とマウント機構5との間にワークWを配置し、マウント機構5のワーク支持台5bに仮置きする。次に、作業者は、ワークWがマウント5dの貫通孔に嵌合するようにワークWを移動させる。そして、作業者は、マウント5dにワークWのケーシングを固定し、マウント機構5にワークWを取り付ける。なお、マウント5dにワークWが固定された状態において、ワーク支持台5bとワークWとは接触しない状態となる。また、作業者は、ワークWの不図示のモータの配線をバランス修正装置1に接続する。
そして、作業者の操作により、ワークWのモータが起動されると、ワークWの回転軸W1及びインペラが回転される。この際、ワークWにアンバランスがある場合、ワークWの回転軸W1が振動する。ファイバセンサ部6は、ワークWの回転軸W1の回転速度及び位相を計測し、ワークWの回転速度及び位相を検出する。また、不図示の振動計測センサにより、ワークWの振動を計測し、ワークWのアンバランスを検出する。
図4は、本実施形態に係るバランス修正装置1が備えるマウント機構5の概略図である。
図4に示すように、マウント機構5では、ワークWがバランス修正装置1に設置される際に、アクチュエータ5e2が駆動し、把持部5e3がX方向において突起部5fに向けて移動される。さらに、両側の把持部5e3の突出部が突起部5fのくびれ部に係合した状態で、アクチュエータ5e2は停止される。これにより、マウント5dは、全方向おいて移動が規制される。また、ワークWのインペラが不図示のモータにより回転されるバランス計測時には、把持部5e3により突起部5fの把持が解除され、マウント5dが移動可能となる。さらに、ワークWの修正加工時には、再びアクチュエータ5e2が駆動し、突起部5fを把持した状態となる。
なお、アクチュエータ5e2の駆動・停止は、作業者による手動操作としても、制御装置による自動操作としてもよい。
図4に示すように、マウント機構5では、ワークWがバランス修正装置1に設置される際に、アクチュエータ5e2が駆動し、把持部5e3がX方向において突起部5fに向けて移動される。さらに、両側の把持部5e3の突出部が突起部5fのくびれ部に係合した状態で、アクチュエータ5e2は停止される。これにより、マウント5dは、全方向おいて移動が規制される。また、ワークWのインペラが不図示のモータにより回転されるバランス計測時には、把持部5e3により突起部5fの把持が解除され、マウント5dが移動可能となる。さらに、ワークWの修正加工時には、再びアクチュエータ5e2が駆動し、突起部5fを把持した状態となる。
なお、アクチュエータ5e2の駆動・停止は、作業者による手動操作としても、制御装置による自動操作としてもよい。
本実施形態に係るバランス修正装置1によれば、移動規制部5eにより、ワークWの設置時及びワークWの修正加工時にマウント5dを固定することができる。したがって、ばねの剛性が小さい支持ばねを用いるソフトマウントのバランス計測装置において、ワークWの設置時に、マウント5dが揺れることがなく、安定した姿勢となるため、ワークWを正確な位置に設置することができる。また、バランス計測時には、移動規制部5eを解除することにより、正確にワークWのバランス計測を行うことができる。
また、本実施形態に係るバランス修正装置1によれば、移動規制部5eは、突起部5fを把持部5e3により両側から把持することにより移動を規制している。これにより、把持部5e3は、突起部5fの中心を捉えた状態で移動を規制することができ、マウント5dが正確な位置で静止することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
(1)上記実施形態においては、移動規制部5eは、突起部5fを把持部5e3により把持することにより移動を規制するものとしたが、本発明はこれに限定されない。移動規制部5eが昇降可能な昇降ピンを有し、マウント5dの下面にピン穴が形成され、該ピン穴に鉛直方向下側から上昇した昇降ピンが挿入されることで、移動が規制されるものとしてもよい。
(2)また、上記実施形態においては、バランス修正装置1は、ワークWの修正加工が可能としたが、本発明はこれに限定されない。バランス修正装置1は、ワークWのアンバランスを計測するのみで、修正加工を行わない装置としてもよい。
(3)また、ワークWは、インペラを有さず、他の回転体を有する構成とすることも可能である。すなわち、本発明に係るバランス計測装置は、一般的な回転機械のアンバランス修正において適用可能である。
(4)さらに、上記実施形態においてワークWはモータを有する構成としたが、本発明はこれに限定されない。ワークWは、モータを有さず、バランス修正装置1上で外部のアクチュエータ等により回転される構成とすることも可能である。
(5)また、修正加工は、作業員により手動で行われるものとしても、不図示の制御装置により制御された加工具7による全自動の加工としてもよい。
1 バランス修正装置
2 支持機構
2a 脚柱
2b 支持板
3 第1チャック機構
3a 第1チャック固定板
3b 直動レール
3c 移動ブロック
3d 支持部
3e 割出ハンドル
3e1 軸部
3e2 ハンドル部
3f チャック
3g 移動用アクチュエータ
4 第2チャック機構
4a 第2チャック固定板
4b 直動レール
4c 移動ブロック
4d 支持部
4e 割出ハンドル
4e1 軸部
4f チャック
4g 移動用アクチュエータ
5 マウント機構
5a 機構支持台
5c 支持ばね
5b ワーク支持台
5d マウント
5d1 平板状領域
5d2 平板状領域
5d3 貫通孔
5e 移動規制部
5e1 アクチュエータ支持部
5e2 アクチュエータ
5e3 把持部
5f 突起部
6 ファイバセンサ部
W ワーク
W1 回転軸
2 支持機構
2a 脚柱
2b 支持板
3 第1チャック機構
3a 第1チャック固定板
3b 直動レール
3c 移動ブロック
3d 支持部
3e 割出ハンドル
3e1 軸部
3e2 ハンドル部
3f チャック
3g 移動用アクチュエータ
4 第2チャック機構
4a 第2チャック固定板
4b 直動レール
4c 移動ブロック
4d 支持部
4e 割出ハンドル
4e1 軸部
4f チャック
4g 移動用アクチュエータ
5 マウント機構
5a 機構支持台
5c 支持ばね
5b ワーク支持台
5d マウント
5d1 平板状領域
5d2 平板状領域
5d3 貫通孔
5e 移動規制部
5e1 アクチュエータ支持部
5e2 アクチュエータ
5e3 把持部
5f 突起部
6 ファイバセンサ部
W ワーク
W1 回転軸
Claims (4)
- 回転体を有する回転機械が固定される固定台と、前記固定台を支持する弾性体とを備え、前記回転機械のバランスを計測するバランス計測装置であって、
前記回転機械の設置時において、前記固定台の移動を規制可能な移動規制機構を備えることを特徴とするバランス計測装置。 - 前記固定台から下方に突出する被把持部を有し、
前記移動規制機構は、前記被把持部を把持する把持部と、前記把持部を作動させるアクチュエータとを有する
ことを特徴とする請求項1記載のバランス計測装置。 - 前記移動規制機構は、鉛直方向に昇降可能かつ上昇時に前記固定台の移動を規制可能な昇降ピンと、前記昇降ピンを昇降させるアクチュエータとを有することを特徴とする請求項1記載のバランス計測装置。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のバランス計測装置と、
前記バランス計測装置の計測結果に基づいて前記回転機械のバランスを修正する工具と
を備えることを特徴とするバランス修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018045850A JP2019158610A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | バランス計測装置及びバランス修正装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018045850A JP2019158610A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | バランス計測装置及びバランス修正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019158610A true JP2019158610A (ja) | 2019-09-19 |
Family
ID=67996114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018045850A Pending JP2019158610A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | バランス計測装置及びバランス修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019158610A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102251797B1 (ko) * | 2019-12-17 | 2021-05-13 | 주식회사 계양정밀 | 차량의 터보차저 밸러싱 장치 |
-
2018
- 2018-03-13 JP JP2018045850A patent/JP2019158610A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102251797B1 (ko) * | 2019-12-17 | 2021-05-13 | 주식회사 계양정밀 | 차량의 터보차저 밸러싱 장치 |
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