JP2019158568A - 電流センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】導体から感磁素子への熱伝達を、出力特性の直線性を確保しつつ、抑制する。【解決手段】電流センサ(100)は、電流が流れ、一の方向に延びる導体(20)と、前記一の方向と交わる他の方向から見て、導体から空間(50)を隔てて配置され、導体を流れる電流により生じる磁界を検出する感磁素子(10)と、を備える。前記他の方向から見て、導体の感磁素子に対向する部分は、導体の感磁素子に対向する側から導体の中心に向かって、且つ、導体の感磁素子に対向する側とは反対側から中心に向かって、細くなっている。【選択図】図2
Description
本発明は、導体を流れる電流により生じる磁界を検出する電流センサの技術分野に関する。
この種のセンサとして、例えば電流が流れる導体としてのバスバ上に、感磁素子としてのホール素子が配置されたセンサが提案されている(特許文献1参照)。
上述の背景技術では、バスバの温度が雰囲気温度よりも高くなると、バスバからの熱に起因してホール素子が比較的高温になる。このとき、ホール素子の保護の観点から、バスバに流れる電流量が制限されると、例えば、電力が供給される機器に、供給すべき電力が供給されないという問題が生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、導体から感磁素子への熱伝達を、出力特性の直線性を確保しつつ抑制することができる電流センサを提供することを課題とする。
本発明の一態様に係る電流センサは、電流が流れ、一の方向に延びる導体と、前記一の方向と交わる他の方向から見て、前記導体から空間を隔てて配置され、前記導体を流れる電流により生じる磁界を検出する感磁素子と、を備え、前記他の方向から見て、前記導体の前記感磁素子に対向する部分は、前記導体の前記感磁素子に対向する側から前記導体の中心に向かって、且つ、前記導体の前記感磁素子に対向する側とは反対側から前記中心に向かって、細くなっているというものである。
電流センサに係る実施形態について図1及び図2を参照して説明する。図1は、実施形態に係る電流センサの断面図である。図2は、図1のA−A´断面図である。尚、図1及び図2では、図面上で各部材を視認可能とするために、部材毎に縮尺を変更している。
実施形態に係る電流センサ100は、ホールIC(Integrated Circuit)10、バスバ20、コア30並びに樹脂部41及び42を備えて構成されている。バスバ20は、図2のZ軸方向に沿って延びている。当該電流センサの動作時には、バスバ20に電流が流れる。ホールIC10は、バスバ20に流れる電流により生じる磁界を検出する。集磁用のコア30は、ホールIC10を通る磁束密度を高めるために、X−Y平面上(図1参照)において、バスバ20及びホールIC10を囲むように配置されている。当該電流センサ100では特に、ホールIC10は、バスバ20から空間50を隔てて配置されている。
(技術的効果)
例えばハイブリッド車両、電気自動車等の移動体に搭載される機器は、その小型化が図られる。小型化の手法の一つとして、例えば構成部品同士を一体化して、部品点数を減らす手法がある。しかしながら、構成部品同士の一体化によるデメリットが発生する可能性がある。
例えばハイブリッド車両、電気自動車等の移動体に搭載される機器は、その小型化が図られる。小型化の手法の一つとして、例えば構成部品同士を一体化して、部品点数を減らす手法がある。しかしながら、構成部品同士の一体化によるデメリットが発生する可能性がある。
具体的には、移動体に搭載されるインバータでは、該インバータの一部を構成するバスバと一体として構成された電流センサが提案されている。しかしながら、バスバと一体として構成されたことにより、電流センサのホールICとバスバとの間の距離が、バスバと電流センサとが別体として構成されている場合に比べて、近くなる。この結果、ホールICが、バスバの熱の影響を受けやすくなるというデメリットが生じている。
当該電流センサ100では、図2に示すように、バスバ20のうちホールIC10に対向する部分の幅が、他の部分より細くされている。加えて、ホールIC10とバスバ20との間に空間50が形成されている。このように構成することにより、バスバ20の熱がホールIC10に伝わることを抑制することができる。特に、空間50が形成されることにより、雰囲気温度がバスバ20の温度より低い場合には、バスバ20の熱がホールIC10に伝わることを一層抑制することができる。
バスバ20の形状を、バスバ20のホールIC10に対向する側(図2の上側)からバスバ20の中心に向かって細くするとともに、バスバ20のホールIC10に対向する側とは反対側(図2の下側)からバスバ20の中心に向かって細くすることによって、バスバ20を流れる電流の偏りを抑制することができる。この結果、当該電流センサ100の出力特性の直線性を確保することができる。
以上に説明した実施形態から導き出される発明の各種態様を以下に説明する。
発明の一態様に係る電流センサは、電流が流れ、一の方向に延びる導体と、前記一の方向と交わる他の方向から見て、前記導体から空間を隔てて配置され、前記導体を流れる電流により生じる磁界を検出する感磁素子と、を備え、前記他の方向から見て、前記導体の前記感磁素子に対向する部分は、前記導体の前記感磁素子に対向する側から前記導体の中心に向かって、且つ、前記導体の前記感磁素子に対向する側とは反対側から前記中心に向かって、細くなっているというものである。
当該電流センサでは、感磁素子は、導体から空間を隔てて配置されている。従って、当該電流センサによれば、導体から感磁素子への熱伝達を抑制することができる。尚、上述の実施形態においては、「バスバ20」が「導体」の一例に相当し、「ホールIC10」が「感磁素子」の一例に相当する。実施形態に係る「Z軸方向」が「一の方向」の一例に相当し、「X軸方向」が「他の方向」の一例に相当する。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電流センサもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10…ホールIC、20…バスバ、30…コア、41、42…樹脂部、50…空間、100…電流センサ
Claims (1)
- 電流が流れ、一の方向に延びる導体と、
前記一の方向と交わる他の方向から見て、前記導体から空間を隔てて配置され、前記導体を流れる電流により生じる磁界を検出する感磁素子と、
を備え、
前記他の方向から見て、前記導体の前記感磁素子に対向する部分は、前記導体の前記感磁素子に対向する側から前記導体の中心に向かって、且つ、前記導体の前記感磁素子に対向する側とは反対側から前記中心に向かって、細くなっている
ことを特徴とする電流センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018045193A JP2019158568A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 電流センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018045193A JP2019158568A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 電流センサ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019158568A true JP2019158568A (ja) | 2019-09-19 |
Family
ID=67993852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018045193A Pending JP2019158568A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 電流センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019158568A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013044705A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 電流検出装置 |
US20150160267A1 (en) * | 2013-12-11 | 2015-06-11 | Eaton Corporation | Current sensing assembly employing magnetic sensors |
JP2016212094A (ja) * | 2015-05-09 | 2016-12-15 | レム・インテレクチュアル・プロパティ・エスエイLem Intellectual Property Sa | 一体化した一次導体棒を備える電流変換器 |
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2018
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Patent Citations (3)
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