JP2019158160A - 極低温冷凍機および極低温冷凍機の配管システム - Google Patents

極低温冷凍機および極低温冷凍機の配管システム Download PDF

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Abstract

【課題】極低温冷凍機の運転継続性をより確実にする。【解決手段】極低温冷凍機10は、第1圧縮機12と第2圧縮機14から合流部25を経てコールドヘッド16の高圧ポート16aへと冷媒ガスが流れることができる高圧ライン24と、コールドヘッド16の低圧ポート16bから分流部27を経て第1圧縮機12と第2圧縮機14に冷媒ガスが流れることができる低圧ライン26とを備える。高圧ライン24は、第1圧縮機12を合流部25に接続し、第1逆止弁28を有する第1高圧サブライン24bと、第2圧縮機14を合流部25に接続し、第2逆止弁29を有する第2高圧サブライン24cとを備える。低圧ライン26は、分流部27を第1圧縮機12に接続し、第3逆止弁30を有する第1低圧サブライン26bと、分流部27を第2圧縮機14に接続し、第4逆止弁31を有する第2低圧サブライン26cとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、極低温冷凍機および極低温冷凍機の配管システムに関する。
典型的に、極低温冷凍機は、一台の冷凍機と、この冷凍機に冷媒ガスを供給する一台の圧縮機との組み合わせとして構成することができる。冷凍機は、コールドヘッドまたは膨張機とも称される。何らかの理由により稼働中の圧縮機が異常停止したとすると、それ以降冷凍機は所望の冷凍能力を提供し続けることが困難となる。圧縮機の異常停止の原因としては、例えば、停電そのほか圧縮機への給電系統の不調や、冷却水など冷媒の異常な品質低下など圧縮機の冷却設備の不具合、あるいは、気温や湿度、気圧など圧縮機の設置環境の想定を超える過酷な変動など、極低温冷凍機自体では制御不能または対処困難な種々の外部的要因がありうる。
そこで、一台の冷凍機について二台の圧縮機を設置し、一方を主たる圧縮機とし他方を予備の圧縮機とする構成が提案されている。主たる圧縮機が何らかの異常により停止した際には予備の圧縮機が起動される。一台の冷凍機から延びる冷媒ガスの配管が途中で分岐して二台の圧縮機それぞれに接続されている。冷媒ガス配管の分岐点には電気的に動作する3ポート切替弁が配置されている。3ポート切替弁は、通常は冷凍機を主たる圧縮機に接続するとともに予備の圧縮機を冷凍機から切り離す一方、主たる圧縮機の異常停止時には主たる圧縮機を冷凍機から切り離すとともに冷凍機を予備の圧縮機に接続するように、電気信号によって切り替えられる。
特開2000−292024号公報
上述の構成においては、3ポート切替弁は、供給される電気信号に依存して作動する。そのため、3ポート切替弁への電気信号の供給系統における何らかの不具合または誤動作が生じる可能性もありうることを考慮すると、3ポート切替弁の切替動作が必要なタイミングで確実に行われることが保証されているとは言えない。もし必要な切替動作が行われなければ予備の圧縮機から冷凍機への冷媒ガス配管の接続は無いので、たとえ予備の圧縮機が動作していても予備の圧縮機から冷凍機に冷媒ガスは供給されず、冷凍機はやはり冷凍能力を提供し続け難い。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、極低温冷凍機の運転継続性をより確実にする技術を提供することにある。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、第1圧縮機と、第2圧縮機と、高圧ポートと低圧ポートとを有するコールドヘッドと、前記第1圧縮機と前記第2圧縮機から合流部を経て前記コールドヘッドの前記高圧ポートへと冷媒ガスが流れることができるように構成された高圧ラインであって、前記第1圧縮機を前記合流部に接続し、第1逆止弁を有する第1高圧サブラインと、前記第2圧縮機を前記合流部に接続し、第2逆止弁を有する第2高圧サブラインと、を備える高圧ラインと、前記コールドヘッドの前記低圧ポートから分流部を経て前記第1圧縮機と前記第2圧縮機に前記冷媒ガスが流れることができるように構成された低圧ラインであって、前記分流部を前記第1圧縮機に接続し、第3逆止弁を有する第1低圧サブラインと、前記分流部を前記第2圧縮機に接続し、第4逆止弁を有する第2低圧サブラインと、を備える低圧ラインと、を備える。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機の配管システムは、第1圧縮機と第2圧縮機から合流部を経てコールドヘッドの高圧ポートへと冷媒ガスが流れることができるように構成された高圧ラインであって、前記第1圧縮機を前記合流部に接続し、第1逆止弁を有する第1高圧サブラインと、前記第2圧縮機を前記合流部に接続し、第2逆止弁を有する第2高圧サブラインと、を備える高圧ラインと、前記コールドヘッドの低圧ポートから分流部を経て前記第1圧縮機と前記第2圧縮機に前記冷媒ガスが流れることができるように構成された低圧ラインであって、前記分流部を前記第1圧縮機に接続し、第3逆止弁を有する第1低圧サブラインと、前記分流部を前記第2圧縮機に接続し、第4逆止弁を有する第2低圧サブラインと、を備える低圧ラインと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、極低温冷凍機の運転継続性をより確実にする技術を提供することができる。
第1実施形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。 第1実施形態に係る極低温冷凍機における冷媒ガスの流れを概略的に示す図である。 第1実施形態に係る極低温冷凍機における冷媒ガスの流れを概略的に示す図である。 第1実施形態に係る極低温冷凍機の他の例を概略的に示す図である。 第2実施形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。 第2実施形態に係る極低温冷凍機の動作を概略的に示す図である。 第2実施形態に係る極低温冷凍機の動作を概略的に示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。説明および図面において同一または同等の構成要素、部材、処理には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施の形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、第1実施形態に係る極低温冷凍機10を概略的に示す図である。
極低温冷凍機10は、第1圧縮機12と、第2圧縮機14と、コールドヘッド16とを備える。第1圧縮機12は、極低温冷凍機10の冷媒ガスをコールドヘッド16から回収し、回収した冷媒ガスを昇圧して、再び冷媒ガスをコールドヘッド16に供給するよう構成されている。同様に、第2圧縮機14は、極低温冷凍機10の冷媒ガスをコールドヘッド16から回収し、回収した冷媒ガスを昇圧して、再び冷媒ガスをコールドヘッド16に供給するよう構成されている。このように、一台のコールドヘッド16に二台の圧縮機(12,14)が並列に設置されている。
後述するように、第1圧縮機12は、極低温冷凍機10において通常使用される主の圧縮機として極低温冷凍機10に設けられている。第2圧縮機14は、何らかの要因により第1圧縮機12が停止したときに第1圧縮機12の代替として使用される予備の圧縮機として極低温冷凍機10に設けられている。第1圧縮機12と第2圧縮機14は、同時に運転されることも可能である。
コールドヘッド16は、膨張機または冷凍機とも称され、室温部18と、少なくとも1つの低温部20とを有する。図示されるように、コールドヘッド16が二段式の場合には、コールドヘッド16は第1段と第2段にそれぞれ低温部20を有する。低温部20は、冷却ステージとも称される。
第1圧縮機12(または第2圧縮機14)とコールドヘッド16との間の冷媒ガスの循環がコールドヘッド16内での冷媒ガスの適切な圧力変動と容積変動の組み合わせをもって行われることにより、極低温冷凍機10の冷凍サイクルが構成され、低温部20が所望の極低温に冷却される。それにより、低温部20に熱的に結合された例えば超伝導電磁石またはそのほか任意の被冷却物を目標冷却温度に冷却することができる。冷媒ガスは、通例はヘリウムガスであるが、適切な他のガスが用いられてもよい。理解のために、冷媒ガスの流れる方向を図1に矢印で示す。
極低温冷凍機10は、一例として、単段式または二段式のギフォード・マクマホン(Gifford-McMahon;GM)冷凍機であるが、パルス管冷凍機、スターリング冷凍機、またはそのほかのタイプの極低温冷凍機であってもよい。コールドヘッド16は、極低温冷凍機10のタイプに応じて異なる構成を有する。第1圧縮機12および第2圧縮機14は、極低温冷凍機10のタイプによらず、同じ構成を用いることができる。一例として、第1圧縮機12は、水冷式の圧縮機であり、第2圧縮機14は、空冷式の圧縮機であってもよい。
なお、一般に、第1圧縮機12、第2圧縮機14からコールドヘッド16に供給される冷媒ガスの圧力と、コールドヘッド16から第1圧縮機12、第2圧縮機14に回収される冷媒ガスの圧力は、ともに大気圧よりかなり高く、それぞれ第1高圧及び第2高圧と呼ぶことができる。説明の便宜上、第1高圧及び第2高圧はそれぞれ単に高圧及び低圧とも呼ばれる。典型的には、高圧は例えば約2〜3MPaの範囲にあり、低圧は例えば約0.5〜1.5MPaの範囲にある。
第1圧縮機12は、第1吐出ポート12aと第1吸入ポート12bとを有する。第1吐出ポート12aは、第1圧縮機12により高圧に昇圧された冷媒ガスを第1圧縮機12から送出するために第1圧縮機12に設けられた冷媒ガスの出口であり、第1吸入ポート12bは、低圧の冷媒ガスを第1圧縮機12に受け入れるために第1圧縮機12に設けられた冷媒ガスの入口である。同様に、第2圧縮機14は、第2吐出ポート14aと第2吸入ポート14bとを有する。
第1圧縮機12は、冷媒ガスの圧縮運転の実行と停止(すなわちオンとオフ)を、例えば手動により、または電気的な制御により、切り替えられるように構成されている。同様に、第2圧縮機14は、冷媒ガスの圧縮運転の実行と停止(すなわちオンとオフ)を、例えば手動により、または電気的な制御により、切り替えられるように構成されている。
コールドヘッド16は、高圧ポート16aと低圧ポート16bとを有する。高圧ポート16aは、コールドヘッド16の低温部20の内部に高圧の作動ガスを受け入れるためにコールドヘッド16の室温部18に設けられた冷媒ガスの入口である。低圧ポート16bは、コールドヘッド16の低温部20の内部での冷媒ガスの膨張により減圧された低圧の冷媒ガスをコールドヘッド16から排出するためにコールドヘッド16の室温部18に設けられた冷媒ガスの出口である。
また、極低温冷凍機10は、第1圧縮機12、第2圧縮機14とコールドヘッド16との間で冷媒ガスを循環させるべくこれらを接続する配管システム22を備える。配管システム22は、高圧ライン24と低圧ライン26とを備える。高圧ライン24は、第1圧縮機12と第2圧縮機14から合流部25を経てコールドヘッド16の高圧ポート16aへと冷媒ガスが流れることができるように構成されている。低圧ライン26は、コールドヘッド16の低圧ポート16bから分流部27を経て第1圧縮機12と第2圧縮機14に冷媒ガスが流れることができるように構成されている。
高圧ライン24は、高圧メインライン24aと、第1高圧サブライン24bと、第2高圧サブライン24cとを有する。高圧メインライン24aは、コールドヘッド16の高圧ポート16aを合流部25に接続する。第1高圧サブライン24bは、合流部25を第1圧縮機12の第1吐出ポート12aに接続する。第2高圧サブライン24cは、合流部25を第2圧縮機14の第2吐出ポート14aに接続する。
高圧ライン24は第1圧縮機12、第2圧縮機14からコールドヘッド16への冷媒ガスの流路であるから、第1圧縮機12、第2圧縮機14からコールドヘッド16に向かう流れ方向を、高圧ライン24の順方向と呼び、その反対方向を高圧ライン24の逆方向と呼ぶことができる。順方向は、図示されている矢印の向きにあたる。
第1高圧サブライン24bは、第1逆止弁28を有し、第2高圧サブライン24cは、第2逆止弁29を有する。第1逆止弁28は、順方向の冷媒ガス流れを許容し、逆方向の冷媒ガス流れを遮断するように、第1高圧サブライン24bに配置されている。同様に、第2逆止弁29は、順方向の冷媒ガス流れを許容し、逆方向の冷媒ガス流れを遮断するように、第2高圧サブライン24cに配置されている。
また、低圧ライン26は、低圧メインライン26aと、第1低圧サブライン26bと、第2低圧サブライン26cとを有する。低圧メインライン26aは、コールドヘッド16の低圧ポート16bを分流部27に接続する。第1低圧サブライン26bは、分流部27を第1圧縮機12の第1吸入ポート12bに接続する。第2低圧サブライン26cは、分流部27を第2圧縮機14の第2吸入ポート14bに接続する。
低圧ライン26は、コールドヘッド16から第1圧縮機12、第2圧縮機14への冷媒ガスの流路であるから、コールドヘッド16から第1圧縮機12、第2圧縮機14に向かう流れ方向を、低圧ライン26の順方向と呼び、その反対方向を低圧ライン26の逆方向と呼ぶことができる。
第1低圧サブライン26bは、第3逆止弁30を有し、第2低圧サブライン26cは、第4逆止弁31を有する。第3逆止弁30は、順方向の冷媒ガス流れを許容し、逆方向の冷媒ガス流れを遮断するように、第1低圧サブライン26bに配置されている。同様に、第4逆止弁31は、順方向の冷媒ガス流れを許容し、逆方向の冷媒ガス流れを遮断するように、第2低圧サブライン26cに配置されている。
第1逆止弁28、第2逆止弁29、第3逆止弁30、第4逆止弁31はいずれも、順方向上流側(すなわち逆止弁への入口側)での冷媒ガス圧力が順方向下流側(すなわち逆止弁の出口側)での冷媒ガス圧力を超える場合に開き、逆に順方向上流側での冷媒ガス圧力が順方向下流側での冷媒ガス圧力を超えない場合に閉じるように構成されている。言い換えれば、各逆止弁(28〜31)は、その逆止弁を流れる順方向の冷媒ガス流れがあるときには、逆止弁が順方向流れに生じさせる圧力損失によって自然に開く。一方、各逆止弁(28〜31)は、その逆止弁の出入口間に冷媒ガスの逆流を生み出しうる圧力差(すなわち出口圧が入口圧より高い)が発生すると、閉じる。このように上流側と下流側との間の差圧の作用により開閉する逆止弁は一般に入手可能であり、各逆止弁(28〜31)は、そうした汎用の逆止弁を適宜採用することができる。
また、一例として、高圧ライン24、低圧ライン26は、フレキシブル管により構成されるが、リジッド管で構成されてもよい。
なお、極低温冷凍機10の給電系統は、種々の既知の構成を採用可能である。例えば、第1圧縮機12、第2圧縮機14、コールドヘッド16は、共通電源21に接続されていてもよい。共通電源21は、商用電源などの主電源と、発電機及び/またはバッテリなどの予備電源とを必要に応じて自動的に切り替えるように構成されていてもよい。
図2および図3は、第1実施形態に係る極低温冷凍機10における冷媒ガスの流れを概略的に示す図である。理解を助けるために、高圧ライン24、低圧ライン26において冷媒ガスが流れている部分を太線で示し、冷媒ガスが流れていない部分を細線で示す。
図2には、極低温冷凍機10が正常に動作している通常時における冷媒ガスの流れを示す。上述のように、通常時には第1圧縮機12が運転され、第2圧縮機14は停止している。
第1圧縮機12により圧縮された高圧の冷媒ガスは、第1圧縮機12の第1吐出ポート12aから高圧ライン24に送出される。冷媒ガスは、第1高圧サブライン24bから合流部25、高圧メインライン24aを経てコールドヘッド16の高圧ポート16aに流入する。冷媒ガスは高圧ライン24の順方向に流れているから、第1逆止弁28を通じて流れることができる。第2圧縮機14は停止しているから、第2圧縮機14の第2吐出ポート14aから冷媒ガスは吐出されない。そのため、第2高圧サブライン24cの第2逆止弁29については、その順方向上流側での冷媒ガス圧力が順方向下流側での冷媒ガス圧力を下回り、第2逆止弁29は閉鎖される。よって、第2逆止弁29は、第1高圧サブライン24bから第2高圧サブライン24cへの冷媒ガスの逆流を遮断する。
このようにして、高圧ライン24を通じて第1圧縮機12からコールドヘッド16へと高圧の冷媒ガスを供給することができる。また、第1圧縮機12から第2圧縮機14への高圧ライン24を通じた逆流が防止される。
コールドヘッド16から排出される低圧の冷媒ガスは、コールドヘッド16の低圧ポート16bから低圧ライン26に送出される。冷媒ガスは、低圧メインライン26aから分流部27、第1低圧サブライン26bを経て第1圧縮機12の第1吸入ポート12bに流入する。冷媒ガスは低圧ライン26の順方向に流れているから、第3逆止弁30を通じて流れることができる。第2圧縮機14は停止しているから、第2圧縮機14の第2吸入ポート14bから冷媒ガスは吸入されない。そのため、第2低圧サブライン26cの第4逆止弁31については、その順方向下流側で順方向上流側よりも圧力が高くなり、第4逆止弁31は閉鎖される。よって、第4逆止弁31は、第2低圧サブライン26cから第1低圧サブライン26bへの冷媒ガスの逆流を遮断する。
このようにして、低圧ライン26を通じてコールドヘッド16から第1圧縮機12へと低圧の冷媒ガスを回収することができる。また、第2圧縮機14から第1圧縮機12への低圧ライン26を通じた逆流が防止される。
なお、第2圧縮機14においては、通例、停止しているとき第2吐出ポート14aと第2吸入ポート14bは均圧化されている。すなわち、第2吐出ポート14aと第2吸入ポート14bはともに高圧と低圧の平均圧となっている(例えば高圧が2MPaで低圧が0.6MPaであれば平均圧は1.3MPaである)。よって、第2逆止弁29と第4逆止弁31はともに、出口圧が入口圧よりも顕著に高くなり、この圧力差によって確実に閉鎖される。
図3には、何らかの要因により第1圧縮機12が停止した異常時における冷媒ガスの流れを示す。第1圧縮機12は停止し、予備の圧縮機としての第2圧縮機14が運転されている。前述のように、第1圧縮機12は、停電、冷却設備の不具合、あるいは、気温や湿度、気圧など周囲環境の異常変動など、極低温冷凍機10自体では制御不能または対処困難な種々の外部的要因により異常停止しうる。
第2圧縮機14により圧縮された高圧の冷媒ガスは、第2圧縮機14の第2吐出ポート14aから高圧ライン24に送出される。冷媒ガスは、第2高圧サブライン24cから合流部25、高圧メインライン24aを経てコールドヘッド16の高圧ポート16aに流入する。冷媒ガスは高圧ライン24の順方向に流れているから、第2逆止弁29を通じて流れることができる。第1圧縮機12は停止しているから、第1圧縮機12の第1吐出ポート12aから冷媒ガスは吐出されない。そのため、第1高圧サブライン24bの第1逆止弁28については、その順方向上流側での冷媒ガス圧力が順方向下流側での冷媒ガス圧力を下回り、第1逆止弁28は閉鎖される。よって、第1逆止弁28は、第2高圧サブライン24cから第1高圧サブライン24bへの冷媒ガスの逆流を遮断する。
このようにして、高圧ライン24を通じて第2圧縮機14からコールドヘッド16へと高圧の冷媒ガスを供給することができる。また、第1圧縮機12から第2圧縮機14への高圧ライン24を通じた逆流が防止される。
コールドヘッド16から排出される低圧の冷媒ガスは、コールドヘッド16の低圧ポート16bから低圧ライン26に送出される。冷媒ガスは、低圧メインライン26aから分流部27、第2低圧サブライン26cを経て第2圧縮機14の第2吸入ポート14bに流入する。冷媒ガスは低圧ライン26の順方向に流れているから、第4逆止弁31を通じて流れることができる。第1圧縮機12は停止しているから、第1圧縮機12の第1吸入ポート12bから冷媒ガスは吸入されない。そのため、第1低圧サブライン26bの第3逆止弁30については、その順方向下流側で順方向上流側よりも圧力が高くなり、第3逆止弁30は閉鎖される。よって、第3逆止弁30は、第1低圧サブライン26bから第2低圧サブライン26cへの冷媒ガスの逆流を遮断する。
このようにして、低圧ライン26を通じてコールドヘッド16から第2圧縮機14へと低圧の冷媒ガスを回収することができる。また、第1圧縮機12から第2圧縮機14への低圧ライン26を通じた逆流が防止される。
第1圧縮機12においても第2圧縮機14と同様に、停止しているとき第1吐出ポート12aと第1吸入ポート12bは通例、均圧化されている。よって、第1逆止弁28と第3逆止弁30はともに、出口圧が入口圧よりも顕著に高くなり、この圧力差によって確実に閉鎖され、逆流が防止される。
したがって、第1実施形態に係る極低温冷凍機10によると、通常時には、第1圧縮機12を使用してコールドヘッド16を冷却することができる。配管システム22はサブライン(24b、24c、26b、26c)それぞれに逆止弁(28〜31)を有する。そのため、図2に示されるように、第2圧縮機14がコールドヘッド16から切り離された状態を、電気的な制御を要することなく冷媒ガス流れに伴う差圧の作用によって自然に実現することができる。
一方、極低温冷凍機10は、第1圧縮機12の異常停止時には、第2圧縮機14を使用してコールドヘッド16を冷却することができる。また、図3に示されるように、第1圧縮機12がコールドヘッド16から切り離された状態を、電気的な制御を要することなく自然に実現することができる。
こうして、第1実施形態に係る極低温冷凍機10は、稼動する圧縮機を第1圧縮機12から第2圧縮機14へと切り替えて、コールドヘッド16の冷却運転を継続することができる。第1実施形態に係る極低温冷凍機10によれば、電気的に切替が制御される3ポート切替弁を有する従来構成に比べて、より確実に極低温冷凍機10の運転を継続することがことができる。
本発明者の試作によれば、第1実施形態に係る極低温冷凍機10においては、二台の圧縮機(12,14)間の運転切替の直後には、ある程度の冷媒ガスの圧力変動とコールドヘッド16の低温部20の冷却温度変化が見られた。しかし、そうした変化は許容時間内に速やかに収束し、それ以降は圧縮機の運転切替前と同様に、コールドヘッド16を所望の目標冷却温度に維持することができることが確認されている。
また、本発明者の考察によれば、電気的に制御される3ポート切替弁を採用する場合、切替弁には二台の圧縮機からの冷媒ガスが集まり、切替弁を通じて流れる冷媒ガス流量が比較的大きくなることから、大型で高価な3ポート切替弁が必要とされうる。これは、極低温冷凍機の製造コストの低減という観点から不利である。これに対して、第1実施形態に係る極低温冷凍機10によれば、差圧で動作する汎用の逆止弁を採用でき、こうした逆止弁は比較的単純な構成を有し安価であるので、製造コストの低減にも役立つ。
加えて、極低温冷凍機10は、第1圧縮機12と第2圧縮機14を同時に運転することも可能である。
この場合、図1に示されるように、第1圧縮機12により圧縮された高圧の冷媒ガスは、第1圧縮機12の第1吐出ポート12aから第1高圧サブライン24bに送出される。冷媒ガスは高圧ライン24の順方向に流れているから、第1逆止弁28を通じて流れることができる。同様に、第2圧縮機14により圧縮された高圧の冷媒ガスは、第2圧縮機14の第2吐出ポート14aから第2高圧サブライン24cに送出される。冷媒ガスは高圧ライン24の順方向に流れているから、第2逆止弁29を通じて流れることができる。2つの冷媒ガス流れは合流部25にて合流し、高圧メインライン24aを経てコールドヘッド16の高圧ポート16aへと流れる。こうして、第1圧縮機12と第2圧縮機14から高圧ライン24を通じてコールドヘッド16へと高圧の冷媒ガスを供給することができる。
コールドヘッド16から排出される低圧の冷媒ガスは、コールドヘッド16の低圧ポート16bから低圧メインライン26aに送出され、分流部27で第1低圧サブライン26bと第2低圧サブライン26cに分流される。冷媒ガスは低圧ライン26の順方向に流れているから、第3逆止弁30、第4逆止弁31それぞれを通じて第1圧縮機12の第1吸入ポート12b、第2圧縮機14の第2吸入ポート14bへと流れることができる。こうして、コールドヘッド16から低圧ライン26を通じて第1圧縮機12と第2圧縮機14に低圧の冷媒ガスを回収することができる。
このように、二台の圧縮機(12,14)を同時に運転することにより、一台の圧縮機からコールドヘッド16に供給可能な冷媒ガス流量よりも多くの冷媒ガスをコールドヘッド16に供給することができる。よって、二台の圧縮機の同時運転により、極低温冷凍機10は、より高い冷凍能力を提供することができる。
所望される冷凍能力に応じて二台の圧縮機(12,14)の同時運転と一台の圧縮機のみの運転とを使い分けることは、極低温冷凍機10の消費電力の低減に役立つ。例えば、高い冷凍能力が望まれる特別な状況で圧縮機の同時運転を行い、それほど高い冷凍能力は必要とされない定常的な状況では一台の圧縮機のみを運転することにより、常に圧縮機の同時運転をする場合に比べて、極低温冷凍機10の消費電力は低減されうる。
また、両方の圧縮機からコールドヘッド16に冷媒ガスを供給する配管システム22の構成と、一方の圧縮機のみからコールドヘッド16に冷媒ガスを供給し他方の圧縮機をコールドヘッド16から切り離した配管システム22の構成とを、電気的な制御を要することなく、個々の圧縮機のオンオフのみによって簡単に切り替えることができる。
上述の実施形態においては、4つの逆止弁それぞれが個別の部品として用意され、フレキシブル管などの連結配管を用いて配管システム22に個別的に組み込まれているが、これは必須ではない。ある実施形態においては、図4を参照して以下に言及するように、配管システム22は、4つの逆止弁をまとめた単一部品を有してもよい。
図4は、第1実施形態に係る極低温冷凍機10の他の例を概略的に示す図である。極低温冷凍機10の配管システム22は、高圧ライン24と低圧ライン26それぞれの一部を構成するマニホールド32を備える。マニホールド32は、合流部25と分流部27を有し、第1逆止弁28、第2逆止弁29、第3逆止弁30、および第4逆止弁31を内蔵している。図4に示される極低温冷凍機10のそのほかの部分の構成は、図1から図3を参照して説明した実施形態と共通するので、同様の構成要素については同一の符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
マニホールド32は、例えば直方体状またはそのほか適切な立体的な外形を有し、その内部にいくつかの内部流路が形成されたマニホールドブロック32aを備える。図4においては、内部流路の理解を容易にするために、それら内部流路を含むマニホールドブロック32aの断面が概略的に示されている。
マニホールドブロック32aには、第1高圧流路33および第2高圧流路34が形成され、これらは合流部25へと合流している。第1高圧流路33および第2高圧流路34それぞれの入口端(すなわち合流部25とは反対側の端)には、第1逆止弁28および第2逆止弁29が配置されている。合流部25は、マニホールドブロック32aの一つの壁面32bに高圧出口37を形成し、高圧出口37は高圧メインライン24aによってコールドヘッド16の高圧ポート16aに接続されている。
マニホールドブロック32aには、第1低圧流路35および第2低圧流路36が形成され、これらは分流部27から分岐している。第1低圧流路35および第2低圧流路36それぞれの出口端(すなわち分流部27とは反対側の端)には、第3逆止弁30および第4逆止弁31が配置されている。分流部27は、高圧出口37と同じマニホールドブロック32aの壁面32bに低圧入口38を形成し、低圧入口38は低圧メインライン26aによってコールドヘッド16の低圧ポート16bに接続されている。
第1逆止弁28と第3逆止弁30は、高圧出口37および低圧入口38とは別のマニホールドブロック32aの一つの壁面32cに設置されている。これら2つの壁面32b,32cは互いに隣り合う面である。また、第2逆止弁29と第4逆止弁31は、高圧出口37と低圧入口38が設けられている壁面32bに設置されている。
このような高圧出口37、低圧入口38、および逆止弁(28〜31)の配置によれば、マニホールド32の内部流路(33〜36)をマニホールドブロック32aの壁面32b,32cからの穴開け加工によって製作することができる。製作容易であり、有利である。
ただし、このような高圧出口37、低圧入口38、および逆止弁(28〜31)の配置は一例であり、他の壁面への設置も様々に可能であることは容易に理解されよう。例えば、高圧出口37と低圧入口38をマニホールドブロック32aの一面(例えば壁面32b)に設置し、第1逆止弁28と第3逆止弁30をこれと隣り合う面(例えば壁面32c)または反対側の面に設置し、第2逆止弁29と第4逆止弁31をこれら二面に隣り合う面(例えばマニホールドブロック32aの上面または下面)に設置するといった配置も可能である。
高圧の冷媒ガスは、第1圧縮機12から第1高圧サブライン24b、第1逆止弁28を通じてマニホールド32に流入することができる。冷媒ガスは、第1高圧流路33、合流部25、高圧出口37を通ってマニホールド32から高圧メインライン24aに流出し、コールドヘッド16へと供給される。同様に、高圧の冷媒ガスは、第2圧縮機14から、第2高圧サブライン24c、第2逆止弁29を通じてマニホールド32に流入することができる。冷媒ガスは、第2高圧流路34、合流部25、高圧出口37を通ってマニホールド32から高圧メインライン24aに流出し、コールドヘッド16へと供給される。
また、コールドヘッド16から排出される低圧の冷媒ガスは、低圧メインライン26aを通じて低圧入口38からマニホールド32に流入する。冷媒ガスは、分流部27、第1低圧流路35、第3逆止弁30を通ってマニホールド32から第1低圧サブライン26bに流出し、第1圧縮機12へと回収される。あるいは、冷媒ガスは、分流部27、第2低圧流路36、第4逆止弁31を通ってマニホールド32から第2低圧サブライン26cに流出し、第2圧縮機14へと回収される。
このように、第1高圧流路33、第2高圧流路34、合流部25、高圧出口37は、マニホールドブロック32a内に高圧領域39を形成し、第1低圧流路35、第2低圧流路36、分流部27、低圧入口38は、マニホールドブロック32a内に低圧領域40を形成する。マニホールド32は、高圧領域39と低圧領域40を互いに分離するように構成されている。
マニホールド32は、4つの逆止弁(28〜31)を組み込んだ単一部品として構成されている。このようにすれば、4つの逆止弁が個別部品として用意される場合に比べて、極低温冷凍機10が使用される現場での配管接続作業を容易にすることができる。
図5は、第2実施形態に係る極低温冷凍機10を概略的に示す図である。第2実施形態に係る極低温冷凍機10は、既述の各実施形態にも適用可能な有用な給電構成をさらに備える。第2実施形態に係る極低温冷凍機10の配管システム22は、既述の実施形態のものと共通するので、同様の構成要素については同一の符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
第2実施形態においても第1実施形態と同様に、第1圧縮機12は、極低温冷凍機10において通常使用される主の圧縮機として極低温冷凍機10に設けられている。第2圧縮機14は、何らかの要因により第1圧縮機12が停止したときに第1圧縮機12の代替として使用される予備の圧縮機として極低温冷凍機10に設けられている。第1圧縮機12と第2圧縮機14は、同時に運転されることも可能である。
第1圧縮機12は、コールドヘッド16の主電源としてコールドヘッド16に電気的に接続され、第2圧縮機14は、コールドヘッド16の予備電源としてコールドヘッド16に電気的に接続されている。極低温冷凍機10は、第1圧縮機12の運転状態に応じてコールドヘッド16への電源供給を第1圧縮機12と第2圧縮機14との間で切り替えるように構成された切替装置42をさらに備える。
第1圧縮機12は、第1圧縮機12の運転状態を表す第1圧縮機信号S1を切替装置42に出力するように構成されている。第1圧縮機信号S1は、第1圧縮機12の運転状態として例えば、第1圧縮機12のオンまたはオフのいずれかを表す信号である。切替装置42は、コールドヘッド16への電源供給を第1圧縮機12と第2圧縮機14との間で切り替えるスイッチ44と、第1圧縮機信号S1に基づいて第2圧縮機14の起動タイミングとスイッチ44を制御するスイッチ制御部46と、を備える。
スイッチ制御部46は、第1圧縮機信号S1に基づいて第2圧縮機14の起動指令信号S2を第2圧縮機14に出力するように構成されている。第2圧縮機14は、起動指令信号S2に応じて起動するように構成されている。すなわち、第2圧縮機14は、起動指令信号S2を受信するとオフからオンに切り替わる。
なお、切替装置42は、ハードウェア構成としてはコンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や回路で実現され、ソフトウェア構成としてはコンピュータプログラム等によって実現されるが、図5では適宜、それらの連携によって実現される機能ブロックとして描いている。これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
スイッチ44は、例えば、機械的スイッチ、半導体スイッチングデバイス、または、電気接続を切替可能なそのほか任意の形式のスイッチであってもよい。スイッチ制御部46は、スイッチ44をオンオフを制御するように構成された、例えばリレーまたはそのほか任意の形式のスイッチ制御回路であってもよい。
第1圧縮機12は、商用電源などの主電源48から給電され、第2圧縮機14は、例えばバッテリ、発電機などの予備電源50から給電される。切替装置42は、切替装置電源52から給電される。切替装置電源52は、予備電源50であってもよいし、あるいは予備電源50とは別の予備電源であってもよい。
第1圧縮機12と切替装置42は、第1給電線54で接続され、第2圧縮機14と切替装置42は、第2給電線56で接続されている。また、コールドヘッド16の室温部18と切替装置42は、コールドヘッドケーブル58で接続されている。スイッチ44は、スイッチ制御部46の制御のもとで、第1給電線54または第2給電線56のいずれかをコールドヘッドケーブル58に接続する。コールドヘッドケーブル58は、給電線と信号線のいずれかまたは両方を含む。一例として、第1給電線54、第2給電線56、およびコールドヘッドケーブル58の給電線は、AC200Vの給電線である。
また、第1圧縮機12と切替装置42は、第1信号線60で接続され、第2圧縮機14と切替装置42は、第2信号線62で接続されている。第1信号線60は、第1圧縮機信号S1を第1圧縮機12からスイッチ制御部46に伝達し、第2信号線62は、起動指令信号S2をスイッチ制御部46から第2圧縮機14に伝達する。一例として、第1信号線60および第2信号線62は、DC24Vの信号線である。
第1圧縮機12は、稼動しているとき第1圧縮機信号S1を切替装置42のスイッチ制御部46に出力し、停止しているとき第1圧縮機信号S1を出力しないように構成されている。第1圧縮機12の運転状態が第1圧縮機信号S1の有無によって表される。一例として、第1圧縮機信号S1は、例えばDC24Vまたはその他の定電圧信号であり、第1圧縮機12の稼働中は常時出力され、異常停止など停止中は出力されない。
あるいは、第1圧縮機12は、稼動中には稼動状態(オン)を表す第1圧縮機信号S1を切替装置42のスイッチ制御部46に出力し、停止する際に停止状態(オフ)を表す第1圧縮機信号S1を出力するように構成されていてもよい。第1圧縮機12は、少なくともオンからオフに切り替わるタイミングで第1圧縮機12のオフを表す第1圧縮機信号S1を切替装置42のスイッチ制御部46に出力するように構成されていてもよい。第1圧縮機信号S1は、電圧、電流、またはそのほかの適切な電気的出力の二値的な高低によって、第1圧縮機12が稼動しているか、または停止しているかを表してもよい。第1圧縮機信号S1は、第1圧縮機12の運転状態を表す任意の電気信号または制御信号であってもよい。
スイッチ制御部46は、第1圧縮機信号S1から定まる第2圧縮機14の起動タイミングにて起動指令信号S2を出力するように構成されている。起動指令信号S2の有無によって第2圧縮機14の起動タイミングが表される。一例として、起動指令信号S2は、例えばDC24Vまたはその他の定電圧信号であり、第2圧縮機14の起動タイミングに限って出力される。起動指令信号S2は、電圧、電流、またはそのほかの適切な電気信号または制御信号であってもよい。
図6および図7は、第2実施形態に係る極低温冷凍機10の動作を概略的に示す図である。図6には、極低温冷凍機10が正常に動作している通常時における冷媒ガスの流れと切替装置42の状態を示す。図7には、何らかの要因により第1圧縮機12が停止した異常時における冷媒ガスの流れと切替装置42の状態を示す。理解を助けるために、高圧ライン24、低圧ライン26において冷媒ガスが流れている部分を太線で示し、冷媒ガスが流れていない部分を細線で示す。
図6に示されるように、通常時には第1圧縮機12が稼動しているから、切替装置42に入力される第1圧縮機信号S1は第1圧縮機信号S1がオンであることを表す。このように、第1圧縮機信号S1がオンを表す場合には、スイッチ制御部46は、スイッチ44を第1給電線54に接続する。よって、第1圧縮機12がコールドヘッド16に電力を供給することになる。
この場合、スイッチ制御部46は、第2圧縮機14を起動せずオフのままとする。すなわち、スイッチ制御部46は、起動指令信号S2を出力しないか、またはオフを指示する信号を第2信号線62を通じて第2圧縮機14に出力する。
図6に示される配管システム22における冷媒ガス流れは、図2に示されるものと同様である。第1圧縮機12が運転され、第2圧縮機14は停止しているので、高圧ライン24を通じて第1圧縮機12からコールドヘッド16へと高圧の冷媒ガスが供給され、低圧ライン26を通じてコールドヘッド16から第1圧縮機12へと低圧の冷媒ガスが回収される。第2逆止弁29により第1圧縮機12から第2圧縮機14への高圧ライン24を通じた逆流は防止され、第4逆止弁31により第2圧縮機14からの低圧ライン26を通じた逆流も防止される。
図7に示されるように、スイッチ制御部46は、第1圧縮機信号S1がオフを表す場合には、スイッチ44を第2給電線56に接続する。第1圧縮機信号S1がオンからオフに切り替わると同時に、スイッチ44も第1給電線54から第2給電線56に切り替わる。それと同時に、スイッチ制御部46は、第2圧縮機14に起動指令信号S2を第2圧縮機14に出力する。こうして、第2圧縮機14はオフからオンに切り替わり、第2圧縮機14の運転が開始される。第1圧縮機12が停止しても、第2圧縮機14が継続してコールドヘッド16に電力を供給する。
図7に示される配管システム22における冷媒ガス流れは、図3に示されるものと同様である。第2圧縮機14が運転され、第1圧縮機12は停止しているので、高圧ライン24を通じて第2圧縮機14からコールドヘッド16へと高圧の冷媒ガスが供給され、低圧ライン26を通じてコールドヘッド16から第2圧縮機14へと低圧の冷媒ガスが回収される。第1逆止弁28により第2圧縮機14から第1圧縮機12への高圧ライン24を通じた逆流は防止され、第3逆止弁30により第1圧縮機12からの低圧ライン26を通じた逆流も防止される。
このようにして、第2実施形態に係る極低温冷凍機10は、第1圧縮機12をコールドヘッド16の主電源とし第2圧縮機14をコールドヘッド16の予備電源とする給電系統を有する。この給電系統は、第1圧縮機12がオンであるときは第1圧縮機12を利用する一方、第1圧縮機12がオフであるときは第2圧縮機14を利用するように、第1圧縮機12の運転状態に応じて切り替わる。したがって、コールドヘッド16への給電は第1圧縮機12の運転状態によらず継続される。
また、第1圧縮機12は第1圧縮機信号S1を切替装置42に出力し、切替装置42はスイッチ44とスイッチ制御部46とを備える。これにより、上述のように、第1圧縮機12の異常停止に際して、コールドヘッド16の電源と冷媒ガス源を第2圧縮機14にまとめて迅速に切り替えることができる。例えば、極低温冷凍機10は、第1圧縮機12が停止した直後に、例えば約30秒以内または約1分以内に、コールドヘッド16の電源と冷媒ガス源を第2圧縮機14に自動的に切り替えられる。こうして、極低温冷凍機10は、低温部20の冷却を維持することができる。
なお、同様にして、切替装置42は、第2圧縮機14が停止するとき第1圧縮機12を起動するように構成されていてもよい。この場合、第2圧縮機14は、第2圧縮機14の運転状態を表す第2圧縮機信号を切替装置42に出力するように構成されていてもよい。第2圧縮機信号は、第1圧縮機信号S1と同様に例えばDC24Vの定電圧信号またはそのほかの電気信号であってもよい。スイッチ制御部46は、第2圧縮機信号に基づいて第1圧縮機12の起動タイミングとスイッチ44を制御してもよい。
このようにすれば、第1圧縮機12の異常停止後に第1圧縮機12の修理または交換を完了したとき、第1圧縮機12を極低温冷凍機10に復帰させる作業が容易になる。第2圧縮機14をオンからオフに切り替えることによって、自動的に第1圧縮機12を再び稼動させることができる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
ある実施の形態に関連して説明した種々の特徴は、他の実施の形態にも適用可能である。組合せによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態それぞれの効果をあわせもつ。
上述の実施の形態においては、極低温冷凍機10は、一台のコールドヘッド16と二台の圧縮機(12,14)を有するが、このような組み合わせには限られない。例えば、極低温冷凍機10は、一台のコールドヘッド16と三台またはそれより多数の圧縮機を有してもよい。
10 極低温冷凍機、 12 第1圧縮機、 14 第2圧縮機、 16 コールドヘッド、 16a 高圧ポート、 16b 低圧ポート、 22 配管システム、 24 高圧ライン、 24b 第1高圧サブライン、 24c 第2高圧サブライン、 25 合流部、 26 低圧ライン、 26b 第1低圧サブライン、 26c 第2低圧サブライン、 27 分流部、 28 第1逆止弁、 29 第2逆止弁、 30 第3逆止弁、 31 第4逆止弁、 32 マニホールド、 42 切替装置、 44 スイッチ、 46 スイッチ制御部、 S1 第1圧縮機信号。

Claims (5)

  1. 第1圧縮機と、
    第2圧縮機と、
    高圧ポートと低圧ポートとを有するコールドヘッドと、
    前記第1圧縮機と前記第2圧縮機から合流部を経て前記コールドヘッドの前記高圧ポートへと冷媒ガスが流れることができるように構成された高圧ラインであって、
    前記第1圧縮機を前記合流部に接続し、第1逆止弁を有する第1高圧サブラインと、
    前記第2圧縮機を前記合流部に接続し、第2逆止弁を有する第2高圧サブラインと、を備える高圧ラインと、
    前記コールドヘッドの前記低圧ポートから分流部を経て前記第1圧縮機と前記第2圧縮機に前記冷媒ガスが流れることができるように構成された低圧ラインであって、
    前記分流部を前記第1圧縮機に接続し、第3逆止弁を有する第1低圧サブラインと、
    前記分流部を前記第2圧縮機に接続し、第4逆止弁を有する第2低圧サブラインと、を備える低圧ラインと、を備えることを特徴とする極低温冷凍機。
  2. 前記第1圧縮機は、前記コールドヘッドの主電源として前記コールドヘッドに電気的に接続され、
    前記第2圧縮機は、前記コールドヘッドの予備電源として前記コールドヘッドに電気的に接続され、
    前記極低温冷凍機は、前記第1圧縮機の運転状態に応じて前記コールドヘッドへの電源供給を前記第1圧縮機と前記第2圧縮機との間で切り替えるように構成された切替装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機。
  3. 前記第1圧縮機は、前記第1圧縮機の運転状態を表す第1圧縮機信号を前記切替装置に出力するように構成され、
    前記切替装置は、
    前記コールドヘッドへの電源供給を前記第1圧縮機と前記第2圧縮機との間で切り替えるスイッチと、
    前記第1圧縮機信号に基づいて前記第2圧縮機の起動タイミングと前記スイッチを制御するスイッチ制御部と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の極低温冷凍機。
  4. 前記合流部と前記分流部を有し、前記第1逆止弁、前記第2逆止弁、前記第3逆止弁、および前記第4逆止弁を内蔵したマニホールドを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の極低温冷凍機。
  5. 第1圧縮機と第2圧縮機から合流部を経てコールドヘッドの高圧ポートへと冷媒ガスが流れることができるように構成された高圧ラインであって、
    前記第1圧縮機を前記合流部に接続し、第1逆止弁を有する第1高圧サブラインと、
    前記第2圧縮機を前記合流部に接続し、第2逆止弁を有する第2高圧サブラインと、を備える高圧ラインと、
    前記コールドヘッドの低圧ポートから分流部を経て前記第1圧縮機と前記第2圧縮機に前記冷媒ガスが流れることができるように構成された低圧ラインであって、
    前記分流部を前記第1圧縮機に接続し、第3逆止弁を有する第1低圧サブラインと、
    前記分流部を前記第2圧縮機に接続し、第4逆止弁を有する第2低圧サブラインと、を備える低圧ラインと、を備えることを特徴とする極低温冷凍機の配管システム。
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