JP2019157962A - 電磁クラッチの電磁コイル - Google Patents

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今井 雄一
Yuichi Imai
雄一 今井
昌憲 玉
Masanori Gyoku
昌憲 玉
一郎 平野
Ichiro Hirano
一郎 平野
規夫 北嶋
Norio Kitajima
規夫 北嶋
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Abstract

【課題】本開示の目的は、樹脂注入と加熱硬化の工程を行うのに必要であった時間の短縮化、廃却品の削減及び製造工数の削減を実現することが可能である電磁クラッチの電磁コイルを提供することである。【解決手段】本発明に係る電磁クラッチの電磁コイルは、円環状に形成されたコイルケース11と、コイルケース11の底壁11aの外面に接合されるとともに気体圧縮機100のハウジングに固定されるフランジ12と、コイルケース11内に収容されたコイル13と、を有する気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルにおいて、コイル13は、発泡樹脂体15によってコイルケース11に固定されている。【選択図】図4

Description

本開示は、自動車用空調装置の気体圧縮機用電磁クラッチに関し、特に電磁コイルの内部構造に関するものである。
自動車用空調装置には、冷媒ガスを高圧の圧縮気体に圧縮する圧縮室を有する気体圧縮機が用いられている。この気体圧縮機のうち外部から動力を受けて動作するものは、その動力の断接を切り替えるために、電磁クラッチを備えている。電磁クラッチは、プーリと一体的に回転するロータと、回転軸回りに円環状に形成された電磁コイルと、電磁コイルの通電によって発生した磁束によりロータの摩擦面に接し、電磁コイルの通電停止によって磁束が消失することによりロータの摩擦面から離れる、回転軸に結合されたアーマチュアと、を備えている。
電磁コイルは、銅線が巻かれたコイル本体であるコアが、コイルハウジングに収容されている。コイルハウジングは、コアが収容される円環状のコイルケースと、コイルケースに接合されて、気体圧縮機のハウジングに固定されるフランジプレートとを有している。フランジプレートとコイルケースとは、溶接やカシメなどの方法で接合されている(例えば、特許文献1を参照。)。
自動車用空調装置の気体圧縮機の電磁クラッチに於いて、電磁コイルは金属製のコイルケースの内部に銅線が巻かれたコイルを保持している部品である。従来品では、2液式の液状のエポキシ樹脂を混合してコイルケースの内部に注入し、その樹脂を加熱硬化させることによって、コイル巻き線をコイルケースの内部に固定し、絶縁性と防水性を確保している(例えば、特許文献2を参照。)。
特開2016−205532号公報 実開平4−125412号公報
コイルケースの内部に注入されるエポキシ樹脂は、コイルケースの内部にスムーズに流入させる必要があり、とても流動性の高いものが採用されている。コイルケースの内部にエポキシ樹脂を注入し硬化させるまでの工程において、コイルケースの下部のゴム栓部分からの樹脂漏れや、コイルケースの上端部からの樹脂こぼれなどの問題が発生し、そのまま硬化してしまうものが少なからずある。そのような製品は気体圧縮機へ正しく組み付けることができないため、廃却される。
また、樹脂注入と加熱硬化の工程を行うためには、予熱及び加熱硬化のために合計で3〜4時間程度の長い時間と、コンベヤー式の連続炉を置く広いスペースとが必要であり、生産設備の運用、維持及び管理に大きな手間と費用がかかる。
この液状のエポキシ樹脂の注入工程をもっと簡易的な工法に置き換えることができれば、廃却品の削減、製造工数の削減が実現できる。
そこで本開示は、樹脂注入と加熱硬化の工程を行うのに必要であった時間の短縮化、廃却品の削減及び製造工数の削減を実現することが可能である電磁クラッチの電磁コイルを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討したところ、電磁コイルにおいて、液状のエポキシ樹脂の代わりに発泡樹脂シートを使ってコイル巻き線をコイルケース内に固定する構造とすることで、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明に係る気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルは、円環状に形成されたコイルケースと、該コイルケースの底壁の外面に接合されるとともに気体圧縮機のハウジングに固定されるフランジと、前記コイルケース内に収容されたコイルと、を有する気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルにおいて、前記コイルは、発泡樹脂体によって前記コイルケースに固定されていることを特徴とする。
本発明に係る気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルでは、前記コイルケースは、前記発泡樹脂体の抜け防止用の溝を有することが好ましい。これによって、発泡樹脂体がより確実にコイルケースに固定されるため、絶縁性をより高めることができる。
本発明に係る気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルでは、前記発泡樹脂体は、熱伝導性フィラーを含有していることが好ましい。これによって、発泡樹脂体の放熱性が高くなるため、電磁コイルの過熱を抑制することができる。
本発明に係る気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルでは、前記発泡樹脂体は、少なくとも、前記コイルケースの収容空間内の内面と前記コイルとの間に充填されていることが好ましい。これによって、コイルケースとコイルとの接触が防止されるため、絶縁性をより高めることができる。
本発明に係る気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルでは、前記発泡樹脂体は、前記コイルに対して側面外側の発泡率が側面内側の発泡率よりも低いことが好ましい。これによって、コイルの側面外側と側面内側とで発泡樹脂体をより均等に発泡させることができるため、コイルをより確実に固定することができる。
本発明に係る気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルでは、前記コイルケースは天面が開口しており、かつ、前記発泡樹脂体の天面が金型の転写面であることが好ましい。これによって、発泡樹脂体の発泡時には金型によって樹脂があふれ出すことをより確実に防止することができるとともに、発泡樹脂体の発泡後は金型を取り外すことによって電磁コイルをより軽量化することができる。
本開示によれば、樹脂注入と加熱硬化の工程を行うのに必要であった時間の短縮化、廃却品の削減及び製造工数の削減を実現することが可能である電磁クラッチの電磁コイルを提供できる。
本実施形態に係る電磁コイルを備える気体圧縮機の一例を示す部分断面図である。 本実施形態に係る電磁コイルの一例を示す底面図である。 本実施形態に係る電磁コイルの一例を示す平面図である。 図3のA−A線断面図である。 図4の発泡樹脂体の発泡前の状態を示す図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の一態様を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。本発明の効果を奏する限り、種々の形態変更をしてもよい。
図1は、本実施形態に係る電磁コイルを備える気体圧縮機の一例を示す部分断面図である。気体圧縮機100は、例えば、車両用空調装置の冷凍サイクルの構成要素の一つである。気体圧縮機100は、電磁クラッチ1を備える。電磁クラッチ1は、気体圧縮機100に対して動力を伝達又は遮断する機械要素部品であり、図1に示すように、電磁コイル10と、ロータ2と、アーマチャアッセンブリ3とを備える。電磁コイル10は、内蔵するコイル13によって、アーマチャアッセンブリ3がロータ2に吸引されるための電磁力を発生させる。ロータ2は、エンジン稼働中は常時回転しており、エンジンの駆動力をアーマチャアッセンブリ3に伝達させる。アーマチャアッセンブリ3は、回転軸111に結合されており、電磁コイル10の通電によってロータ2に吸着し、通電の遮断によってロータ2から離間する。これによって、ロータ2からの駆動力が気体圧縮機100へ伝達される。
本実施形態に係る電磁コイルについて、図2〜図4を参照してより詳細に説明する。本実施形態に係る気体圧縮機用の電磁クラッチ1の電磁コイル10は、図2〜図4に示すように、円環状に形成されたコイルケース11と、コイルケース11の底壁11aの外面に接合されるとともに気体圧縮機のハウジングに固定されるフランジ12と、コイルケース11内に収容されたコイル13(図4に図示)と、を有する気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイルにおいて、コイル13は、図4に示すように、発泡樹脂体15によってコイルケース11に固定されている。
コイルケース11は、図2〜図4に示すように、円環状の底壁11aと、底壁11aから立設する側壁11b、11c(図4に図示)と、底壁11aに対向する天面11d(図3又は図4に図示)と、底壁11a及び側壁11b、11cで囲まれた収容空間11e(図3又は図4に図示)とを有する。コイルケース11の天面11dは、図4に示すように開口しているか、又は金型(不図示)などによって閉塞していてもよい。
本実施形態に係る気体圧縮機用の電磁クラッチ1の電磁コイル10では、コイルケース11は、図4に示すように、発泡樹脂体15の抜け防止用の溝14を有することが好ましい。これによって、発泡樹脂体15がより確実にコイルケース11に固定されるため、絶縁性をより高めることができる。溝14は、例えば、図4に示すように側壁11b,11cのうち外側の側壁11cに設けるか、内側の側壁11bに設けるか、又は外側の側壁11c及び内側の側壁11bの両方に設けてもよい。
フランジ12は、図2〜図4に示すように円環状の板部材である。フランジ12は、コイルケース11の底壁11aの内周縁よりもコイルケース11の径方向内側に張り出した状態でコイルケース11に固定されている。
コイル13は、銅線などのコイル巻き線を有し、コイル巻き線は、図1に示すように樹脂製のボビン13aに巻き回されているか、又はボビンレスで巻き回されていてもよい。コイル13は、図4に示すように、コイルケース11の収容空間11e内に収容される。コイル13は、図1に示すように、グロメット16を介して電源供給ケーブル(不図示)のリード線17に接続される。また、コイル13には、温度ヒューズ18が取り付けられていることが好ましい。ボビン13aを用いるとき、コイル13の浮き上がり防止のため、ボビン13aの一部が、コイルケース11の内部に設けた溝部(不図示)に引っかかる構造にしてもよい。このような構造は、例えば、ボビン13aの底面に突起を設け、コイルケース11の内面に溝部を設け、ボビン13aの突起をコイルケース11の溝部に係合させる構造である。溝部を設ける位置は、特に限定されないが、例えば底壁11aである。
コイル13とコイルケース11の底面(底壁11aの内面)との間には、図1に示すように、コイル13の位置決め及び絶縁性確保のために樹脂又はゴムなどからなるスペーサ19を配置することが好ましい。スペーサ19は、コイル13と別体であるか、又は一体であってもよい。スペーサ19がコイル13と一体である形態は、例えば、スペーサ19が、図1に示すようにコイル13のボビン13aのコイルケース11の底壁11aに対面する部分に設けられた凸部である形態である。
発泡樹脂体15は、加熱などによって合成樹脂を発泡させた成形体である。発泡樹脂体15の材質は、特に限定されないが、例えば、エポキシ発泡樹脂、フェノール発泡樹脂などである。
本実施形態に係る気体圧縮機用の電磁クラッチ1の電磁コイル10では、発泡樹脂体15は、熱伝導性フィラーを含有していることが好ましい。これによって、発泡樹脂体15の放熱性が高くなるため、電磁コイル10の過熱を抑制することができる。熱伝導性フィラーは、例えば、アルミナ、窒化アルミニウム、炭化ケイ素又は窒化ホウ素などの電気絶縁タイプである。
本実施形態に係る気体圧縮機用の電磁クラッチ1の電磁コイル10では、発泡樹脂体15は、少なくとも、コイルケース11の収容空間11e内の内面とコイル13との間に充填されていることが好ましい。これによって、コイルケース11とコイル13との接触が防止されるため、絶縁性をより高めることができる。また、発泡樹脂体15は、図4に示すように、コイルケース11の収容空間11e内の内面とコイル13との間に加えて、コイル13とコイルケース11の天面11dとの間の空間に更に充填されていてもよい。
本実施形態に係る気体圧縮機用の電磁クラッチ1の電磁コイル10では、発泡樹脂体15は、コイル13に対して側面外側の発泡率が側面内側の発泡率よりも低いことが好ましい。これによって、コイル13の側面外側と側面内側とで発泡樹脂体15をより均等に発泡させることができるため、コイル13をより確実に固定することができる。
次に、電磁コイル10に関し、コイル13を、発泡樹脂体15によってコイルケース11に固定する方法を説明する。
図5は、図4の発泡樹脂体の発泡前の状態を示す図である。まず、図5に示すように、発泡性を有する樹脂を含有する樹脂シート5をコイル13の表面に貼り付ける。樹脂シート5は、貼り付け前において、工程紙とカバーフィルムとの間に挟まれた状態であることが好ましい。工程紙と樹脂シート5との間を剥離し、樹脂シート5をコイル13の表面の所定の位置に貼り付けた後、樹脂シート5からカバーフィルムを剥がすことによって、樹脂シート5をより簡易かつ確実にコイル13の所定の位置に貼り付けることができる。樹脂シート5の貼り付け位置は、図5では一例としてコイル13の側面である形態を示したが、本発明はこれに限定されず、コイルケース11の内部の隙間の状況によって部品使用ごとに適宜決定される。
次いで、樹脂シート5が貼り付けられたコイル13をコイルケース11に収容し、加熱する。そうすると、図4に示すように、樹脂シート5が加熱されて膨み、コイルケース11内部とコイル13との間の隙間を埋める。そして、膨らんだ樹脂シート5、すなわち発泡樹脂体15が、コイル13を包み込んだ状態で固定し、絶縁性及び防水性を確保することができる。加熱方法は特に限定されないが、例えば、連続式加熱炉やバッチ式加熱炉などがある。
本実施形態に係る気体圧縮機100用の電磁クラッチ1の電磁コイル10では、図4に示すように、コイルケース11は天面11dが開口しており、かつ、発泡樹脂体15の天面15aが金型20の転写面であることが好ましい。金型20は、図5に示すように、コイルケース11の天面11dを閉塞する部品であり、コイルケース11の蓋のような役割を担う。金型20によって、コイルケース11の外部に樹脂があふれ出ることをより確実に防止することができる。金型20は、例えば、金属板又は樹脂成型品である。また、樹脂ボビン13a(図1に図示)を使う場合、樹脂ボビン13aのコイルケース11の天面11d側の面に金型20の機能を設けてもよい。「発泡樹脂体15の天面15aが金型20の転写面である」とは、加熱して樹脂シート5を発泡させる時、図5に示すように、コイルケース11の天面11dが金型20で閉塞されていたことを意味する。金型20は、取り外し可能なようにコイルケース11に取り付けられ、樹脂シート5が発泡・硬化後に取り外される。その結果、発泡樹脂体15の天面15aは金型20の転写面となる。これによって、発泡樹脂体15の発泡時には金型20によって樹脂があふれ出すことをより確実に防止することができるとともに、発泡樹脂体15の発泡後は金型20を取り外すことによって電磁コイル10をより軽量化することができる。
これまで、金型20が樹脂シート5の発泡・硬化後に取り外される形態について説明してきたが、本発明はこの形態に限定されない。金型20が取り外されずに、コイルケース11に圧入又はカシメ固定されていてもよい(不図示)。
また、本実施形態では、樹脂シート5が発泡する際に、コイル13がコイルケース11内部から浮き上がってこないようにするために、コイル13をおさえるストッパー部材(不図示)をコイル13とコイルケース11に設けられた金型20の間にとりつけてもよい。
コイル13のコイルケース11への固定に発泡樹脂体15を用いることで、次の効果が得られる。
・従来の液状のエポキシ樹脂によるコイル13の固定では、固定工程が、樹脂の注入、予熱及び加熱硬化を有し、3〜4時間程度の長い時間を要していた。これに対して、本実施形態の発泡樹脂体15によるコイル13の固定では、固定工程が、樹脂シート5のコイル13への貼り付け及び加熱だけであるため、生産時間を例えば1時間程度に短縮することができる(製造費用の削減)。
・従来の液状のエポキシ樹脂によるコイル13の固定では、生産設備としてコンベヤー式の連続炉が用いられており広いスペースが必要であった。これに対して、本実施形態の発泡樹脂体15によるコイル13の固定では、生産設備としてコンベヤー式連続炉を短い工程にして用いられるため、生産設備の運用、維持、管理を簡素化することができる(製造費用の削減)。
・本実施形態の発泡樹脂体15は、従来の液状のエポキシ樹脂に比べて、コイルケース11内部の質量を約1/6に軽量化することができる。
・従来の液状のエポキシ樹脂では、樹脂の注入時にコイルケース11から樹脂が漏れたりこぼれたりして、そのまま硬化されてしまう場合があり、そのような製品は気体圧縮機に適正に装着することができないため廃却されていた。これに対して、本実施形態の発泡樹脂体15では、樹脂漏れなどによる廃却品を削減することができる(廃却品費用の削減)。
・従来の液状のエポキシ樹脂では、主剤と硬化剤との配合比間違いによる不良品が生産されるおそれがあった。これに対して、本実施形態の樹脂発泡体15では、配合の必要がないため、配合比間違いによる不良品の生産を根絶することができる。
1 電磁クラッチ
2 ロータ
3 アーマチャアッセンブリ
5 樹脂シート
10 電磁コイル
11 コイルケース
11a 底壁
11b、11c 側壁
11d 天面
11e 収容空間
12 フランジ
13 コイル
13a ボビン
14 溝
15 発泡樹脂体
15a 天面
16 グロメット
17 リード線
18 温度ヒューズ
19 スペーサ
20 金型
100 気体圧縮機
111 回転軸

Claims (6)

  1. 円環状に形成されたコイルケース(11)と、該コイルケース(11)の底壁(11a)の外面に接合されるとともに気体圧縮機(100)のハウジングに固定されるフランジ(12)と、前記コイルケース(11)内に収容されたコイル(13)と、を有する気体圧縮機(100)用の電磁クラッチ(1)の電磁コイル(10)において、
    前記コイル(13)は、発泡樹脂体(15)によって前記コイルケース(11)に固定されていることを特徴とする気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイル。
  2. 前記コイルケース(11)は、前記発泡樹脂体(15)の抜け防止用の溝(14)を有することを特徴とする請求項1に記載の気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイル。
  3. 前記発泡樹脂体(15)は、熱伝導性フィラーを含有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイル。
  4. 前記発泡樹脂体(15)は、少なくとも、前記コイルケース(11)の収容空間(11e)内の内面と前記コイル(13)との間に充填されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイル。
  5. 前記発泡樹脂体(15)は、前記コイル(13)に対して側面外側の発泡率が側面内側の発泡率よりも低いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイル。
  6. 前記コイルケース(11)は天面(11d)が開口しており、かつ、前記発泡樹脂体(15)の天面(15a)が金型(20)の転写面であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の気体圧縮機用の電磁クラッチの電磁コイル。
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