JP2019155031A - 掃除機能付き履物 - Google Patents
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Abstract
【課題】掃除の手間と時間を短縮し、容易に入手可能な市販のお掃除シートを使って集塵、髪の毛などのゴミを歩きながら掃除することができる掃除機能付き履物を提供する。【解決手段】甲被部及び足裏と接する側に設けた中敷板部4と、着地面と接する底板部5とを備えた履物において、市販の掃除シート7が底板部5に密着するように、該中敷板部4と底板部5とに挟まれた中間板部1の縁部内側に掃除用シート7を係止するための弾性変形可能な複数の切目によって形成された係止片を複数設け、掃除シート7を係止後、余ったシート部分が、中敷板部4と中間板部1との間に収納することができることを特徴とする掃除機能付き履物。【選択図】図2
Description
本発明はスリッパ、サンダル等履物の底面に市販のお掃除シートを密着するように固定し、履いているだけで掃除ができる履物に関する。
従来、例えば特許文献1には、スリッパの裏に4つ穴を開けフローリングワイパー取り替えシートを差し込んで使用することが可能なスリッパが開示され、特許文献3には、シート着脱用の係止切れ目を備えた裏底部材が開示されている。また特許文献4には、スリッパの底面にマジックテープ(登録商標)を固定させシートを装着するスリッパが開示されている。
前記特許文献1のように、スリッパの裏の穴にシートを押しこんでシートを装着する場合には、シートの端のもたつきが歩行の支障となることが心配される。
前記特許文献3のように、スリッパの本体底面に接着する着脱用裏底部材は、係止切れ目のシート固定時の変形によるがたつきが、着地時に違和感が足裏に伝わり、また切れ目が床面を傷つける心配がある。
前記特許文献4のように底面にマジックテープ(登録商標)で密着させる場合には、底面からはみ出たシートの処理に悩み、解決方法としてシートを底の形状に合わせて裁断する事も考えられるがその場合にも手間や不便が生じる。
本発明の課題は、上記問題を解決するため、市販のお掃除シートを裁断することなくそのまま使用出来、また裏底からはみ出だ部分のシートも収まりが良く、シートがもたつかず、好適に使用できる掃除機能付き履物を提供することにある。
甲被部及び足裏と接する側に設けた中敷板部と、着地面と接する底板部とを備えた履物において、市販の掃除シートが底板部に密着するように、該中敷板部と底板部とに挟まれた中間板部の上面縁部内側に掃除用シートを係止するための弾性変形可能な複数の切目によって形成された係止片を複数設け、掃除シートを係止後、余ったシート部分が、中敷板部と中間板部との間に収納することができることを特徴とする。
また本発明の掃除機能付き履物は、中敷板部と底板部とに挟まれた中間板部にシートを係止し固定することにより、床の接地面と係止片との適度な距離により係止片にシートを押しこみ易く、容易に着脱可能で好適に使用することができる。
本発明により、市販のお掃除シートを裁断することなくそのまま使って歩きながら掃除をすることができ、汚れれば簡単にシートを取り換えるだけで本体の洗濯の手間もなく、効率的に掃除ができる掃除機能付き履物を提供することができる。
甲被部及び足裏と接する側に設けた中敷板部と、着地面と接する底板部とを備えた履物において、市販のお掃除シート(シート)が底板部に密着することが可能となるように、縁部内側にシートを係止するための弾性変形可能な複数の切目によって形成された係止片を複数有した中間板部を該中敷板部と底板部との間に挟みこむ。なお中間板部は中敷板部と底板部との間に挟まれていればよく、クッション性を上げる目的等で中間板部と中敷板部、底板部との間に他に部材を挟むなど、中間板部と中敷板部、中間板部と底板部との距離や構成される層の数は限定されない。
また係止片を有した中間板部は、底板部と繋ぎ合わされ一体形成されていても良い。
中間板部が有する係止片は切り目で構成され、切り目の形状は、直線、鋭く不揃いなアウトライン、連続した尖ったきざみ目のような切り目など、それらの切り目を複数組み合わせて係止片とし、係止片へ親指等を使ってのシートの押しこみを容易にするため、中間板部のアウトラインに平行した切り目の長さは35ミリ前後が好ましく、また切り目を組み合わせた係止片は、シートを係止ししっかり固定できるよう先端は尖っていることが好ましい。
中間板部部材は、ポリプロピレンや、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマーなどの合成樹脂など可撓性を有する部材であって、中間板部全体が同一のシートであってもよいし、係止片部分以外の部材が別体構造、別部材で繋ぎ合わされ形成されていてもよく、あるいは係止片を有した部分を断片的に切断して用いたり、係止片を有した部分を残したドーナツ状であってもよく、また係止部分の弾性変形を容易にし、反対にその他の部分の弾性変形を抑えるよう部材の厚さを調整してもよく、限定されない。
中間板部の係止片にシートを容易に装着するため、中敷板部は、接着面以外の縁部を上方向に反らせることを可能にするような厚みであることが好ましく、あるいは、底板部はクッション性を高めるため厚みがあることが好ましいが、中敷板部が反らない硬さのものであれば、底板部は接着面以外の縁部を下方向に反らせることが可能な厚みにしてもよく、履物の部材の性質や構成により、この限りではない。
本発明は、様々な構造の履物を対象とし、特定の構造に限定されるものではなく、履物の構造や、履物を構成する生地等の部材、型紙、縫製、装飾等がどのようなものであっても構わない。
底板部部材は掃除シートで清掃する際のクッション性を高める部材が好ましいが、合成ゴム板や、合成樹脂を発泡させて形成したスポンジ板、繊維板など、一般的に底板とされる部材であればよく、また係止片を有した中間板部と繋ぎ合わされ一体形成される場合には、中間板部材で使用する部材を用いたり、あるいは組み合わせ形成しても良い。
次に、本発明を実施例として図面を参照して説明する。なお、図面に示された実施態様は、一実施形態であり何らの限定を受けるものではない。
図1は本発明に係る中間板部の一実施形態を示すものである。シートの係止片2を有する中間板部1と底板部5との接着は、シート7を収納するスペースとなる空間を確保するため、中間板部1上面は、つま先と踵の先端を接着した後、他の部分は該先端からなだらかに弧を描きながら縁部から内側に向かい、係止片2を1センチ程超えた、シートを収納する領域を確保した位置から中心に向かって接着部3となる中心部領域を接着剤あるいは両面接着テープ等による接着等の方法によって接着する事が好ましい。なおシートを収納する領域は適宜でよく、限定されるものではない。
前記係止片2の配置は、接着されたつま先と踵の先端付近を除く中間板部1のアウトラインに沿って適宜の間隔を有して左右対称に形成されているのが好ましく、その数はシートを安定して固定するのに適する数で良く限定されない。
図2参照の実施例1は、中敷板部4の部材が上方向に反らせることが可能な部材の場合の実施例である。中間板部1の係止片2にシートを指等で押しこむ際は、軽く中敷板部4の縁部を上へ反らして、指の関節の動きの邪魔にならないような空間を作ることが可能になる。
前記実施例1の底板部5は、シートの係止を容易にするため、中間板部1の係止片2と上下で重ならないように中間板部1より小さめに形成され、また底板部の厚みすなわち、垂直な方向の長さが、スリッパを履いたまま指を押しこみシートを装着することも出来るよう、床との接地面と中間板部1との距離を確保するため厚みを有していた方が好ましい。
図3参照の実施例2は、中敷板部4と底板部5が上下に反らせることが難しい部材などの場合の実施例である。中間板部1は、シート挿入を容易にするため、中間板部の係止片が、中敷板部4と底板部5とに重ならないように、中敷板部4と底板部5よりはみ出るように大きく形成される。
図4参照の実施例3は、中間板部1と、底板部5とが繋ぎ合わされ一体形成され、底板部5に、中間板部1の係止片2が形成されている領域の、該係止片の下部にあたる部分に凹部6を形成し、そのことにより、シートを係止させる際の該係止片の弾性変形を容易にすることが可能とするものである。
1 中間板部
2 係止片
3 接着部
4 中敷き板部
5 底板部
6 凹部
7 シート
2 係止片
3 接着部
4 中敷き板部
5 底板部
6 凹部
7 シート
Claims (2)
- 甲被部及び足裏と接する側に設けた中敷板部と、着地面と接する底板部とを備えた履物において、市販のお掃除シートが底板部に密着するように、該中敷板部と底板部とに挟まれた中間板部の縁部内側に掃除用シートを係止するための弾性変形可能な複数の切目によって形成された係止片を複数設けたことを特徴とする掃除機能付き履物。
- 甲被部及び足裏と接する側に設けた中敷板部と、着地面と接する底板部とを備えた履物において、市販のお掃除シートが底板部に密着するように、該中敷板部と底板部とに挟まれ、縁部内側に掃除用シートを係止するための弾性変形可能な複数の切目によって形成された係止片を複数有する中間板部と、底板部とが繋ぎ合わされ一体形成されていることを特徴とする掃除機能付き履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018057135A JP2019155031A (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | 掃除機能付き履物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018057135A JP2019155031A (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | 掃除機能付き履物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019155031A true JP2019155031A (ja) | 2019-09-19 |
Family
ID=67992871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018057135A Pending JP2019155031A (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | 掃除機能付き履物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019155031A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10611664B2 (en) | 2014-07-31 | 2020-04-07 | Corning Incorporated | Thermally strengthened architectural glass and related systems and methods |
-
2018
- 2018-03-07 JP JP2018057135A patent/JP2019155031A/ja active Pending
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US10611664B2 (en) | 2014-07-31 | 2020-04-07 | Corning Incorporated | Thermally strengthened architectural glass and related systems and methods |
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