JP2019153003A - 記録装置、制御装置、記録方法および記録プログラム - Google Patents

記録装置、制御装置、記録方法および記録プログラム Download PDF

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【課題】負荷からの応答が無い場合における原因の特定を容易にする。【解決手段】記録装置(家電制御装置1)は、取得部と、記憶処理部とを具備する。取得部は、負荷における稼働状態の変更を指示する操作指示に基づいて変更が行われた場合に、少なくとも負荷を識別する識別情報を含む状態変更通知を取得する。記憶処理部は、取得部が取得した状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報を記憶部に記憶する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、記録装置、制御装置、記録方法および記録プログラムに関する。
近年、例えば1つの家庭内ネットワーク内において、様々なメーカーの家電機器が接続される場合がある。また、かかる家庭内ネットワークには、家電機器を制御する制御装置が接続される。家電機器は、制御装置から受け付けた制御指示に基づいて制御を行い、かかる制御を行った旨を制御装置やネットワークに接続された機器へ通知する。
特許第6053842号公報
ここで、家庭内ネットワークには、1つの家電機器に対して複数の制御装置が接続される場合がある。そして、かかる場合に、制御装置から送信した制御指示に対して、上記した通知による家電機器からの応答が無いことがある。しかしながら、従来は、家電機器からの応答が無い場合に、その原因を特定することが難しいという課題があった。
本発明が解決しようとする課題は、負荷からの応答が無い場合における原因の特定を容易にすることができる記録装置、制御装置、記録方法および記録プログラムを提供することを目的とする。
実施形態に係る記録装置は、取得部と、記憶処理部とを具備する。前記取得部は、負荷における稼働状態の変更を指示する操作指示に基づいて前記変更が行われた場合に、少なくとも当該負荷を識別する識別情報を含む状態変更通知を取得する。前記記憶処理部は、前記取得部が取得した前記状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報を記憶部に記憶する。
図1は、実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る家電制御装置の構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る通知情報の説明図である。 図4は、実施形態に係る通信システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 図5は、変形例に係る通知情報の説明図である。
以下で説明する実施形態に係る家電制御装置1(記録装置および制御装置の一例)は、取得部31と、記憶処理部32とを具備する。取得部31は、負荷50における稼働状態の変更を指示する操作指示に基づいて変更が行われた場合に、少なくとも負荷50を識別する識別情報を含む状態変更通知を取得する。記憶処理部32は、取得部31が取得した状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報41を記憶部4に記憶する。
以下で説明する実施形態に係る取得部31は、負荷50の種別、稼働状態の変更の種類および稼働状態の変更の内容のうち少なくとも1つをさらに含む状態変更通知を取得する。
以下で説明する実施形態に係る家電制御装置1は、抽出部33と、出力部34とをさらに具備する。抽出部33は、記憶部4に記憶された通知情報41に基づいて負荷50から応答が無かった操作指示である失敗指示を抽出する。出力部34は、抽出部33によって抽出された失敗指示を含む失敗情報を外部装置(表示端末51または家電管理装置100)へ出力する。
以下で説明する実施形態に係る取得部31は、負荷50に接続される通信媒体に関する通信媒体情報をさらに取得する。記憶処理部32は、通知情報41に通信媒体情報を対応付けて記憶部4に記憶する。
以下で説明する実施形態に係る家電制御装置1は、記憶部4(記録装置の一例)と、制御部3とを具備する。制御部3は、負荷50を制御するための制御指示を送信する。
(実施形態)
まず、図1を用いて、実施形態に係る通信システムSについて説明する。図1は、実施形態に係る通信システムSの構成例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る通信システムSは、例えば、HEMSであり、家電制御装置1と、家電管理装置100と、負荷50と、表示端末51と、他制御装置60とを備える。
通信システムSにおいて、家電制御装置1と、家電管理装置100とは、例えば、無線通信が可能な外部ネットワークNによって接続される。また、家電制御装置1と、負荷50と、表示端末51と、他制御装置60とは、例えば、有線または無線通信が可能なホームネットワークHNによって接続される。また、HEMSにおけるホームネットワークHNは、ECHONET Liteと呼ばれる通信プロトコルを使用して、各種情報の送受信を行う通信媒体である。
家電管理装置100は、家電制御装置1から送信される情報を収集する情報収集機能を有する。また、家電管理装置100は、例えば、収集した情報に基づいて負荷の制御や、家電制御装置1から収集した情報を表示端末51へ出力する等の制御を行う。
また、家電管理装置100は、例えば、図示しない電力会社からの要請に応じて、負荷50を制御して、電力量を調整する機能を有する。例えば、家電管理装置100は、電力会社と宅内の契約者とを仲介するアグリゲータのサーバ装置であってもよい。
負荷50は、例えばエアコンや照明等の家電機器や、分散電源として機能する蓄電池等を含む。なお、負荷50は、家電機器や分散電源に限定されるものではなく、ホームネットワークHNに接続可能な電子機器であればよい。
負荷50は、例えば、ホームネットワークHNに接続される装置に対して、稼働状態の変更が行われたことを示す状態変更通知を送信する。稼働状態とは、例えばエアコンの場合、電源オンや、冷暖房設定、温度設定等の制御の状態であり、例えば蓄電池の場合、充電や、放電等の充放電制御の状態を示す。また、状態変更通知には、負荷50を識別する識別情報や、負荷50の種別、稼働状態の変更の種類、変更の内容に関する情報が含まれるが、かかる点については、図3で後述する。
表示端末51は、各種情報を表示する。例えば、表示端末51は、家電管理装置100から送信される情報や、家電制御装置1から送信される情報を表示する。具体的には、表示端末51は、宅内における電力使用量の履歴情報や、負荷50の現在の稼働状態等を表示する。
なお、表示端末51は、宅内に設置される据置型の電子機器であってもよく、あるいは、スマートフォン等の可搬性の電子機器であってもよい。
家電制御装置1は、例えばHEMSコントーラであり、ホームネットワークHNに接続された負荷50を制御するための制御指示を負荷50へ送信する。制御指示には、負荷50の稼働状態を変更する操作指示や、負荷50の現在の稼働状態を要求する要求指示等が含まれる。
具体的には、家電制御装置1は、例えば負荷50がエアコンの場合、電源オンや、冷暖房設定、温度設定等の稼働状態の変更を指示する操作指示を負荷50へ送信する。これにより、負荷50は、制御指示に基づく処理を行う。
また、家電制御装置1は、負荷50から上記の状態変更通知を受け付ける。家電制御装置1が取得する状態変更通知は、家電制御装置1が送信した制御指示に基づくものと、他制御装置60が送信した制御指示に基づくものとがある。換言すれば、家電制御装置1は、自身が制御指示を送信したか否かに関わらず、負荷50の稼働状態が変更されると状態変更通知を取得する。
他制御装置60は、上記した家電制御装置1と同様に、例えばHEMSコントーラであり、ホームネットワークHNに接続された負荷50を制御するための制御指示を負荷50へ送信する。なお、家電制御装置1および他制御装置60は、HEMSコントローラに限定されるものではなく、負荷50を制御可能な装置であればよい。
ここで、家電制御装置1が負荷50に対して制御指示を送信したにも関わらず、負荷50から制御指示に対する応答が無い場合がある。負荷50から応答が無い原因としては、例えば、家電制御装置1および負荷50間の通信障害や、負荷50自体の故障、あるいは、負荷50が他制御装置60から受けた制御指示に基づく処理を実行中で、家電制御装置1へ応答できない場合等、様々考えられるが、従来の技術では、これらの原因を特定することが難しいという課題があった。
特に、HEMSのように、複数の負荷50の電力量を統合的に管理するシステムにおいては、負荷50の現在の稼働状態を把握することが重要であり、上記の原因を特定できない場合、負荷50を正確に制御できなくなるおそれがある。
そこで、実施形態に係る家電制御装置1は、負荷50から受信した状態変更通知に時刻を対応付けて通知情報41(図2参照)として記憶する処理を行う。そして、例えば、家電制御装置1は、記憶した通知情報41を家電管理装置100へ送信する。
そして、例えば、家電制御装置1から送信した制御指示に対して負荷50から応答が無い状況が発生したとする。このとき、例えば、家電管理装置100の管理者が、通知情報41を参照して、応答が無かった制御指示の時刻よりも後の時刻における状態変更通知の受信記録を発見した場合、応答が無い原因が稼働状態の変更の処理中であること、つまり、かかる制御指示が他の制御装置の制御指示と重なったことが原因であったと特定できる。
また、通知情報41の中に、応答が無かった制御指示の時刻よりも後の時刻に状態変更通知を受信した形跡がなかった場合、応答が無い原因が通信障害もしくは負荷50自体の故障等の異常によるものであると特定できる。
このように、実施形態に係る家電制御装置1によれば、負荷50から通知される状態変更通知に時刻を対応付けて記憶しておくことで、負荷50から応答が無かった場合に、その原因の特定を容易にすることができる。
なお、上記では、家電管理装置100へ通知情報41を送信し、管理者によって応答が無い(制御指示が失敗)原因を特定する場合を示したが、例えば、家電制御装置1がかかる制御指示の失敗の原因を抽出してもよいが、かかる点については後述する。
なお、実施形態に係る家電制御装置1は、負荷50に対して制御指示を送信する機能を備えたが、これに限定されるものではなく、例えば、制御指示の送信機能を備えず、単に状態変更通知を受信して、時刻を対応付けた通知情報41を記憶する記録装置であってもよい。
次に、図2を用いて、実施形態に係る家電制御装置1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る家電制御装置1の構成の一例を示す図である。図2に示すように、家電制御装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを備える。
通信部2は、無線通信処理や有線通信処理を行うためのネットワークデバイスである。具体的には、通信部2は、図1に示した家電管理装置100の間で、無線通信により各種情報を送受信する。また、例えば、通信部2は、図1に示した負荷50、表示端末51および他制御装置60との間で、有線や無線通信により各種情報を送受信する。
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部4は、通知情報41を記憶する。
制御部3は、取得部31と、記憶処理部32と、抽出部33と、出力部34とを備える。制御部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路であり、家電制御装置1の全体制御を実行する。
取得部31は、負荷50から状態変更通知を取得する。例えば、取得部31は、家電制御装置1や他制御装置60から送信された制御指示に基づいて負荷50における稼働状態の変更が行われたことを示す状態変更通知を取得する。
取得部31が取得する状態変更通知には、少なくとも負荷50を識別する識別情報が含まれればよいが、例えば、負荷50の種別や、稼働状態の変更の種類、変更の内容等が含まれてもよい。
記憶処理部32は、取得部31が取得した状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報41を記憶部4に記憶する。状態変更通知に対応付けられる時刻は、家電制御装置1自体が計測した時刻を用いてもよく、あるいは、家電管理装置100やホームネットワークHNに接続される他の装置から時刻を取得して用いてもよい。
ここで、図3を用いて、通知情報41について説明する。図3は、通知情報41の説明図である。図3に示すように、通知情報41には、「ID」、「日時」、「機器種別」、「変更種類」、「変更内容」および「機器ID」といった項目が含まれる。
「ID」は、各通知情報41を識別する識別情報である。「日時」は、取得部31が状態変更通知を取得した日時を示す情報である。「機器種別」は、負荷50の種別を示す情報である。「変更種類」は、稼働状態の変更の種類を示す情報である。「変更内容」は、稼働状態の変更の内容を示す情報である。「機器ID」は、負荷50を識別する識別情報であり、「MAC#1」は、MAC(Media Access Control)アドレスであることを示す。
つまり、記憶処理部32は、「ID」および「日時」の情報を、状態変更通知である「機器種別」、「変更種類」、「変更内容」および「機器ID」に対応付けて通知情報41として記憶する。
図3に示す例において、ID「1」の通知情報41は、「2017−11−30,10:00:01,0x013001,0x080,0x30,MAC#1」という文字列が記憶されていることを示している。
すなわち、ID「1」の通知情報41は、MAC#1によって識別される負荷50であるエアコンが2017年11月30日10時00分1秒に電源がオンされたことを示す。
図2に戻って、抽出部33について説明する。抽出部33は、記憶部4に記憶された通知情報41に基づき、家電制御装置1が送信した制御指示のうち、負荷50からの応答が無かった制御指示である失敗指示を抽出する。
例えば、抽出部33は、負荷50の現在の稼働状態を要求する要求指示に対して負荷50から現在の稼働状態を示す情報が返信されない場合、かかる要求指示を失敗指示として抽出する。具体的には、抽出部33は、要求指示が送信された後、かかる要求指示とは無関係の他の状態変更通知を受け付けた場合に、かかる要求指示を失敗指示として抽出する。
つまり、抽出部33は、他制御装置60が送信した制御指示に基づく処理(例えば、稼働状態の変更処理)を負荷50が行っている期間に、家電制御装置1が負荷50へ送信した要求指示を失敗指示として抽出する。換言すれば、抽出部33は、失敗原因が通信障害や負荷50の故障等ではなく、他の制御指示と重なったことによるものである制御指示を失敗指示として抽出する。
これにより、抽出部33が抽出した失敗指示を後述の出力部34が外部装置(家電管理装置100や表示端末51)へ出力することで、宅内のユーザや、家電管理装置100を管理する管理者が失敗の原因を容易に特定できる。
なお、抽出部33によって抽出される失敗指示は、上記した要求指示に限らず、例えば、家電制御装置1から負荷50に対して送信される操作指示であってもよく、家電制御装置1から送信される制御指示であればよい。
また、抽出部33は、送信した制御指示に対する応答が無く、状態変更通知を受け付けた場合に、失敗指示を抽出したが、例えば、制御指示が送信されてから所定時間経過した場合に、かかる制御指示を失敗指示として抽出してもよい。つまり、抽出部33は、状態変更通知を受け付けたか否かに関わらず、制御指示が送信されてからの時間経過により失敗指示を抽出してもよい。
なお、抽出部33は、制御指示を送信する毎に、かかる制御指示が失敗指示であるか否かを抽出してもよく、あるいは、ユーザや管理者等から失敗指示の取得要求があった場合に失敗指示を抽出してもよい。
かかる場合、まず、抽出部33は、家電制御装置1から送信された制御指示を時刻とともに対応付けて記憶しておく。そして、抽出部33は、失敗指示の取得要求があった場合に、記憶した制御指示と、記憶部4に記憶された通知情報41とを比較して失敗指示を抽出する。具体的には、抽出部33は、制御指示が送信された時刻の前後に状態変更通知を受信していた場合に、かかる制御指示を失敗指示として抽出する。
出力部34は、各種情報を出力する。例えば、出力部34は、記憶部4に記憶された通知情報41を外部装置である表示端末51や家電管理装置100へ出力する。また、出力部34は、抽出部33によって抽出された失敗指示を含む失敗情報を出力する。
例えば、出力部34は、抽出部33によって抽出された失敗指示とともに、かかる失敗指示の前後の時刻に受信した状態変更通知を含む通知情報41を外部装置へ送信する。これにより、例えば、失敗指示の前後に状態変更通知があった場合、ユーザや管理者は、失敗指示が他の制御指示と重なったことが原因で発生したと特定できる。また、例えば、失敗指示の前後に状態変更通知がなかった場合、失敗指示の発生原因が通信障害や負荷50の故障によるものと特定できる。
このように、失敗指示とともに、前後の時刻に受信した状態変更通知を送信することで、ユーザや管理者がかかる失敗指示の発生原因を容易に特定することができる。
なお、出力部34による出力タイミングは、任意である。例えば、出力部34は、抽出部33によって失敗指示が抽出される毎に出力してもよく、あるいは、ユーザや管理者から失敗指示や通知情報41の取得要求があった場合に出力してもよい。
かかる場合に、出力部34は、取得要求があった場合に抽出部33に対して失敗指示の抽出処理を指示することで失敗指示を取得してもよく、あるいは、取得要求がある以前に抽出部33から予め失敗指示を取得して記憶部4等に記憶しておいてもよい。
また、出力部34は、失敗情報の送信先に少なくとも家電管理装置100を含ませることが好ましい。つまり、失敗情報をサーバ管理することで、例えば、宅内で発生した失敗指示を遠隔で確認できるとともに、失敗指示に対して遠隔から迅速に対応することができる。
また、出力部34の出力タイミングは、失敗指示の抽出時や、取得要求時等の所定のトリガがあった場合に限定されるものではない。例えば、出力部34は、定期的に通知情報41等をまとめて送信してもよい。
例えば、出力部34は、家電管理装置100や家電制御装置1の処理負荷が少なくなる時間帯(例えば、夜間等)として予め決められた時間帯に通知情報41を出力するようにしてもよい。
次に、図4を用いて、実施形態に係る通信システムSにおける処理の流れについて説明する。図4は、実施形態に係る通信システムSの処理の一例を示すシーケンス図である。図4では、家電制御装置1と、他制御装置60と、エアコンである負荷50とが行う処理のシーケンス図について説明する。また、図4では、家電制御装置1は、他制御装置60が送信する制御指示に基づく状態変更通知を通知情報41として記憶する処理および失敗指示を抽出する処理を行うこととする。
図4に示すように、他制御装置60は、まず、電源オンを指示する操作指示を負荷50へ送信する(ステップS101)。負荷50は、電源オンの操作指示を受信すると、電源オンの処理を行う(ステップS102)。換言すれば、ステップS102の処理は、電源の稼働状態をオフからオンにする処理である。
つづいて、負荷50は、電源オンの処理を完了すると、家電制御装置1および他制御装置60に対して状態変更通知を送信する(ステップS103)。そして、家電制御装置1は、負荷50から状態変更通知を受信すると、かかる状態変更通知と時刻とを対応付けて通知情報41として記憶部4に記憶する(ステップS104)。
つづいて、他制御装置60は、冷房設定を指示する操作指示を負荷50へ送信する(ステップS105)。そして、負荷50は、冷房設定の操作指示を受信すると、冷房設定の処理を行う(ステップS106)。
そして、負荷50によってステップS106の処理を実行中に、家電制御装置1は、負荷50の現在の稼働状態を要求する要求指示を負荷50へ送信する(ステップS107)。
つづいて、負荷50は、冷房設定の処理を完了すると、家電制御装置1および他制御装置60に対して状態変更通知を送信する(ステップS108)。なお、この時点で、負荷50は、ステップS107における要求指示に対する応答を行っていない。そして、家電制御装置1は、負荷50から状態変更通知を受信すると、かかる状態変更通知と時刻とを対応付けて通知情報41として記憶部4に記憶する(ステップS109)。
さらに、家電制御装置1は、記憶部4に記憶された通知情報41に基づき、ステップS107における要求指示を失敗指示として抽出する(ステップS110)。
つづいて、他制御装置60は、温度設定を指示する操作指示(例えば、1℃上げる等)を負荷50へ送信する(ステップS111)。負荷50は、温度設定の操作指示を受信すると、温度設定の処理を行う(ステップS112)。
つづいて、負荷50は、温度設定の処理を完了すると、家電制御装置1および他制御装置60に対して状態変更通知を送信する(ステップS113)。家電制御装置1は、負荷50から状態変更通知を受信すると、かかる状態変更通知と時刻とを対応付けて通知情報41として記憶部4に記憶し(ステップS114)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る家電制御装置1は、取得部31と、記憶処理部32とを具備する。取得部31は、負荷50における稼働状態の変更を指示する操作指示に基づいて変更が行われた場合に、少なくとも負荷50を識別する識別情報を含む状態変更通知を取得する。記憶処理部32は、取得部31が取得した状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報41を記憶部4に記憶する。これにより、記憶部4に記憶された通知情報41を解析することで、負荷50からの応答が無い場合における原因の特定を容易にすることができる。
なお、上述した実施形態に係る通知情報41は一例であって、これに限定されるものではない。ここで、図5を用いて、通知情報41の他の例について説明する。図5は、変形例に係る通知情報41の説明図である。
図5に示す変形例に係る通知情報41は、上述した実施形態に係る通知情報41と比べて、「通信媒体」の項目をさらに有する点で異なる。「通信媒体」は、ホームネットワークHNにおける家電制御装置1(あるいは他制御装置60)と負荷50との間の通信媒体を示す情報(通信媒体情報)である。通信媒体情報は、例えば、取得部31によって取得可能な情報である。
図5に示す例において、ID「1」の通知情報41は、操作指示を送信した家電制御装置1(あるいは他制御装置60)と負荷50との間が有線で接続された状態で受信された情報であることを示している。
また、図5に示す例において、ID「10」の通知情報41は、操作指示を送信した家電制御装置1(あるいは他制御装置60)と負荷50との間が無線で接続された状態で受信された情報であることを示している。
ここで、家電制御装置1(あるいは他制御装置60)と負荷50とが無線で接続された状態である場合、記憶された通知情報41は、一時的な通信障害等により負荷50からの状態変更通知の送信が失敗して、その後の再送信により受信されたものである可能性がある。なお、一般に、有線では、上記の通信障害が起こりにくいため、送信が失敗する可能性は低い。つまり、無線により受信された通知情報41の「日時」は、再送信時に受信した時刻であるため、負荷50の処理が完了した実際の時刻よりも遅くなっている可能性がある。
このため、出力部34は、「通信媒体」を含む通知情報41を外部装置へ送信することで、例えば、ユーザや管理者が通知情報41の正確な受信時間を把握することができるたえ、失敗指示の原因特定を正確に行うことができる。
また、抽出部33によって制御指示から失敗指示を抽出する際にも、制御指示が送信された時刻を正確に把握できるため、より正確に失敗指示を抽出することができる。
なお、上記した家電制御装置1の機能に加えて、ホームネットワークHNと外部ネットワークNとを中継するデートウェイ機能を有してもよい。換言すれば、家電制御装置1は、ホームゲートウェイとして機能してもよい。
また、家電制御装置1は、自装置が接続されたホームネットワークHNにおける状態変更通知を収集してもよい。また、ゲートウェイ機能を有さない他制御装置60や、単なるログ収集装置、家電管理装置100等の家電制御装置1以外の装置が状態変更通知を収集してもよい。すなわち、実施形態に係る記録装置は、ホームネットワークHN上の状態変更通知を収集可能な任意の装置が適用可能である。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 家電制御装置
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
31 取得部
32 記憶処理部
33 抽出部
34 出力部
41 通知情報
50 負荷
51 表示端末
60 他制御装置
100 家電管理装置
HN ホームネットワーク
N 外部ネットワーク
S 通信システム

Claims (7)

  1. 負荷における稼働状態の変更を指示する操作指示に基づいて前記変更が行われた場合に、少なくとも当該負荷を識別する識別情報を含む状態変更通知を取得する取得部と;
    前記取得部が取得した前記状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報を記憶部に記憶する記憶処理部と;
    を具備することを特徴とする記録装置。
  2. 前記取得部は、
    前記負荷の種別、前記変更の種類および前記変更の内容のうち少なくとも1つをさらに含む前記状態変更通知を取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記憶部に記憶された前記通知情報に基づいて前記負荷から応答が無かった前記操作指示である失敗指示を抽出する抽出部と;
    前記抽出部によって抽出された前記失敗指示を含む失敗情報を外部装置へ出力する出力部と;
    を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記取得部は、
    前記負荷に接続される通信媒体に関する通信媒体情報をさらに取得し、
    前記記憶処理部は、
    前記通知情報に前記通信媒体情報を対応付けて前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の記録装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の記録装置と;
    前記負荷を制御するための制御指示を送信する制御部と;
    を具備することを特徴とする制御装置。
  6. 負荷における稼働状態の変更を指示する操作指示に基づいて前記変更が行われた場合に、少なくとも当該負荷を識別する識別情報を含む状態変更通知を取得する取得ステップと;
    前記取得ステップによって取得された前記状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報を記憶部に記憶する記憶処理ステップと;
    を含むことを特徴とする記録方法。
  7. コンピュータに、
    負荷における稼働状態の変更を指示する操作指示に基づいて前記変更が行われた場合に、少なくとも当該負荷を識別する識別情報を含む状態変更通知を取得する取得手順と;
    前記取得手順が取得した前記状態変更通知に時刻を対応付けた通知情報を記憶部に記憶する記憶処理手順と;
    を実行させることを特徴とする記録プログラム。
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WO2016021208A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 京セラ株式会社 管理装置、管理装置の制御方法、及び管理システムの制御方法

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WO2016021208A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 京セラ株式会社 管理装置、管理装置の制御方法、及び管理システムの制御方法

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