JP2018055766A - 照明監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】照明器具の監視を効率良く行うこと。
【解決手段】実施形態に係る照明監視システムは、センサと、分析サーバと、監視端末と、を有する照明監視システムであって、センサは、照明器具に関する複数の情報を測定する測定部と、測定部による測定結果を、インターネットを経由して所定のサーバに送信する送信部と、を具備し、分析サーバは、測定結果を基に、複数の情報間の関係を示す所定の値を計算し、所定の値が所定の条件を満たしているか否かを判定する判定部を具備し、監視端末は、測定結果及び判定部による判定結果を分析サーバから取得する取得部を具備する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態に係る照明監視システムは、センサと、分析サーバと、監視端末と、を有する照明監視システムであって、センサは、照明器具に関する複数の情報を測定する測定部と、測定部による測定結果を、インターネットを経由して所定のサーバに送信する送信部と、を具備し、分析サーバは、測定結果を基に、複数の情報間の関係を示す所定の値を計算し、所定の値が所定の条件を満たしているか否かを判定する判定部を具備し、監視端末は、測定結果及び判定部による判定結果を分析サーバから取得する取得部を具備する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、照明監視システムに関する。
照明器具の性能や状態は、時間の経過により変化することが知られている。このため、計測器を用いた人手による測定を定期的に行うことで、照明器具の状態や変化を把握する方法が知られている。
"照明器具個別制御システム T/Flecs(ティーフレックス) | 照明監視システム | 商品紹介 | 東芝ライテック(株)"、[online]、[平成28年9月20日検索]、インターネット<http://www.tlt.co.jp/tlt/products/system/t_flecs.htm>
しかしながら、従来の方法には、照明器具の監視を効率良く行うことが困難であるという問題があった。例えば、非特許文献1に記載されているような、監視のための機能が備わっていない照明システムにおける照明器具の詳細な変化を把握するためには、測定の時間間隔を短くすることが考えられるが、その場合、多くの人手や測定器が必要となり、効率が低下することが考えられる。
本発明が解決しようとする課題は、照明器具の監視を効率良く行うことができる照明監視システムを提供することである。
実施形態に係る照明監視システムは、センサと、サーバと、端末と、を有する照明監視システムであって、前記センサは、照明器具に関する複数の情報を測定する測定部と、前記測定部による測定結果を、インターネットを経由して所定のサーバに送信する送信部と、を具備し、前記サーバは、前記測定結果を基に、前記複数の情報間の関係を示す所定の値を計算し、前記所定の値が所定の条件を満たしているか否かを判定する判定部を具備し、前記端末は、前記測定結果及び前記判定部による判定結果を前記サーバから取得する取得部を具備する。
以下で説明する実施形態に係る照明監視システム1は、センサ11等と、分析サーバ30と、監視端末40と、を有する。センサ11等は、照明器具10等に関する複数の情報を測定し、測定結果を、インターネットを経由して分析サーバ30に送信する。分析サーバ30は、測定結果を基に、複数の情報間の関係を示す所定の値を計算し、計算した所定の値が所定の条件を満たしているか否かを判定する。監視端末40は、センサ11等による測定結果、及び分析サーバ30による判定結果を、分析サーバ30から取得する。センサ11等は、測定部及び送信部を有するセンサの一例である。また、監視端末40は、取得部を有する端末の一例である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明監視システム1において、センサ11等は、照明器具10の照度、周囲の温度、部品の温度及び入力電圧のうちの少なくとも1つを測定してもよい。
また、以下で説明する実施形態に係る照明監視システム1において、監視端末40は、は、測定結果及び判定結果を、グラフ又は表の形式で表示してもよい。また、監視端末40は、表示部を有する端末の一例である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明監視システムを説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
図1〜4を用いて、実施形態に係る制御システムついて説明する。
図1〜4を用いて、実施形態に係る制御システムついて説明する。
[照明監視システムの構成]
図1は、実施形態に係る照明監視システムの構成例を示す図である。図1に示すように、照明監視システム1は、照明器具10、センサ11及び12、中継器20、分析サーバ30及び監視端末40を有する。なお、照明器具10には、照明器具10a、10b、10c及び10dが含まれる。また、センサ11には、センサ11a、11c及び11dが含まれる。また、センサ12には、センサ12a、12b、12c及び12dが含まれる。また、中継器20には、中継器20a、20b及び20cが含まれる。また、図1の照明器具10、センサ11及び12、中継装置20装置の数は一例であり、照明監視システム1の構成に応じて適宜変更することができる。
図1は、実施形態に係る照明監視システムの構成例を示す図である。図1に示すように、照明監視システム1は、照明器具10、センサ11及び12、中継器20、分析サーバ30及び監視端末40を有する。なお、照明器具10には、照明器具10a、10b、10c及び10dが含まれる。また、センサ11には、センサ11a、11c及び11dが含まれる。また、センサ12には、センサ12a、12b、12c及び12dが含まれる。また、中継器20には、中継器20a、20b及び20cが含まれる。また、図1の照明器具10、センサ11及び12、中継装置20装置の数は一例であり、照明監視システム1の構成に応じて適宜変更することができる。
また、センサ11及び12と中継器20との間、中継器20と分析サーバ30との間、及び、分析サーバ30と監視端末40との間は、無線又は有線により直接的又は間接的に通信可能に接続されている。また、センサ11及び12と、分析サーバ30とを直接接続することで、照明監視システム1を、中継器20を有さない構成としてもよい。また、分析サーバ30は、クラウド2上に設置され、各装置とインターネットを介して接続されている。
また、センサ11及び12は、照明器具10の照度、周囲の温度、部品の温度及び入力電圧等の情報のうち、1つ又は複数を測定する。センサ11及び12は、例えば、照度センサ、温度センサ、電圧計等である。また、センサ11及び12は、例えば、照度センサ、温度センサ、電圧計等のうちの複数の機能を有する装置であってもよい。センサ11は、照明器具10の内部に設置される。このとき、センサ11は、照明器具10の1つの機能として、照明器具10に一体として組み込まれていてもよい。また、センサ12は、照明器具10の外部に設置される。また、監視端末40は、例えば、タブレット端末、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)等である。センサ11及び12は、照明器具10を特定できる識別情報とともに測定結果を分析サーバ30に送信する。このとき照明器具10の識別情報はサーバ側で少なくとも形番、ロット、器具の種別等を特定できるように紐付られるか、識別情報自体が少なくとも形番、ロット、器具の種別等を特定できることが好ましい。
図2を用いて、分析サーバ30の構成について説明する。図2は、実施形態に係る分析サーバの構成例を示す図である。図2に示すように、分析サーバ30は、制御部31及び記憶部32を有する。
制御部31は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、分析サーバ30内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。図2に示すように、制御部31は、判定部311を有する。
また、記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子等の記憶装置によって実現される。
分析サーバ30は、センサ11及び12から受け取った測定結果を、記憶部32に記憶させる。図3は、実施形態に係る測定結果の一例を示す図である。図3に示すように、測定結果には、設置場所ID、センサID、照度、周囲温度、部品温度、入力電圧、測定日時等が含まれる。
設置場所IDは、測定対象の照明器具の設置場所を識別するためのIDである。また、センサIDは、測定を行ったセンサを識別するためのIDである。また、照度、周囲温度、部品温度及び入力電圧は、センサ11及び12によって測定された数値である。また、測定日時は、センサ11及び12によって測定が行われた日時である。
ここで、例えば、図1の照明器具10aは設置場所IDが「A01」である場所に設置され、センサ11a及び12aのセンサIDがそれぞれ「B001」及び「B002」であるとする。また、センサ11aは照明器具10aに一体として組み込まれており、照度、所定部品の温度、入力電圧を測定することができることとする。また、センサ12aは、照明器具10aの近傍に設置されており、照度及び周囲の温度を測定することができることとする。また、測定結果は例えば器具の種別ごとに図3に示すテーブルが生成される。
ここで、図3のNo.1は、センサ11aが、2016/9/20 15:00に、照度を500ルクス、部品温度を60℃、入力電圧を100V、と測定したことを示している。また、図3のNo.2は、センサ12aが、2016/9/20 15:00に、照度を600ルクス、周囲温度を30℃と測定したことを示している。
判定部311は、所定の計算方法に基づき、測定結果間の関係を示す値を計算し、計算した値が所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部311は、入力電圧に対する部品温度の比を計算し、当該比があらかじめ設定した範囲内にない場合、照明器具に異常があると判定する。ここで、あらかじめ設定した範囲は測定結果から導きだすようにしてもよい。例えば、同じ種別の器具において測定結果の分散を計算し所定以上の範囲を異常と判定してもよい。また、測定結果間の関係は測定データの蓄積に応じて種々変更してもよく、異常との相関関係が高い測定データの組み合わせを採用することができる。
また、判定部311は、上記のように1つの測定結果に基づく計算だけでなく、複数の測定結果に基づく計算を行ってもよい。例えば、判定部311は、まず、No.1の部品温度とNo.2の部品温度との差を計算し、次にNo.1の入力電圧に対する当該差の比を計算してもよい。これにより、判定部311は、室温を考慮に入れた判定を行うことが可能となる。
さらに、判定部311は、測定結果の時系列変化に基づく計算を行ってもよい。例えば、1時間以内の部品温度の最大値と最小値との差が所定の閾値以上であった場合、照明器具に異常があると判定するようにしてもよい。
また、判定部311は、異常であるか否かを判定するだけでなく、測定結果を基に、照明器具の残り寿命の計算や、照度補正の要否の判定を行ってもよい。例えば、判定部311は、既に寿命を迎えた照明器具の測定結果の時系列変化をあらかじめ学習データとして学習し、寿命を予測するためのモデルを生成しておき、当該モデルに測定結果を当てはめることで、寿命の予測を行ってもよい。
監視端末40は、分析サーバ30から測定結果や判定結果を取得する。これにより、ユーザは、監視端末40を介して測定結果や判定結果を閲覧することができる。監視端末40は、ある時点から現在までの測定結果や判定結果を時系列で表示することができる。また、監視端末40は、測定結果や判定結果をグラフや表の形式で表示することができる。
また、監視端末40は、定期的に分析サーバ30の判定部311による判定結果を自動的に取得し、取得した判定結果が照明器具に異常があることを示している場合、照明器具に異常がある旨のメッセージを、電子メール等により管理者に通知するようにしてもよい。また、照明器具側でなんらかの異常判定が可能な場合には、照明器具から異常を通知するようにしてもよく、その場合には当該照明器具の過去及び現在の測定データを計算し、異常と判定するための所定の条件を設定、更新してもよい。
[操作装置による処理の手順]
図4は、実施形態に係る照明監視システムの処理の手順を示すシーケンス図である。図4に示すように、センサ11は、照明器具に関する各情報を測定する(ステップS101)。そして、センサ11は、測定した各情報を測定結果として分析サーバ30宛に送信する(ステップS102)。中継器20は、センサ11によって送信された測定結果を中継し、分析サーバ30に送信する(ステップS103)。
図4は、実施形態に係る照明監視システムの処理の手順を示すシーケンス図である。図4に示すように、センサ11は、照明器具に関する各情報を測定する(ステップS101)。そして、センサ11は、測定した各情報を測定結果として分析サーバ30宛に送信する(ステップS102)。中継器20は、センサ11によって送信された測定結果を中継し、分析サーバ30に送信する(ステップS103)。
分析サーバ30は、受信した測定結果を基に所定の値を計算し、異常の有無を判定する(ステップS104)。ここで、監視端末40から分析サーバ30に対して判定結果の要求があった場合(ステップS105)、分析サーバ30は判定結果を監視端末40に送信する(ステップS106)。
[実施形態の効果]
上述してきたように、実施形態に係る照明監視システム1は、センサ11等による測定結果に基づく計算及び判定を分析サーバb30に実行させ、測定結果及び判定結果を監視端末40に取得させることができる。これにより、ユーザは、監視端末40を参照することで照明器具の監視を効率良く行うことができ、従来のように人手による測定を定期的に行う必要がなくなる。
上述してきたように、実施形態に係る照明監視システム1は、センサ11等による測定結果に基づく計算及び判定を分析サーバb30に実行させ、測定結果及び判定結果を監視端末40に取得させることができる。これにより、ユーザは、監視端末40を参照することで照明器具の監視を効率良く行うことができ、従来のように人手による測定を定期的に行う必要がなくなる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、この実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
1 照明監視システム
10、10a、10b、10c、10d 照明器具
11、11a、11c、11d、12、12a、12b、12c、12d センサ
20、20a、20b、20c 中継器
30 分析サーバ
40 監視端末
10、10a、10b、10c、10d 照明器具
11、11a、11c、11d、12、12a、12b、12c、12d センサ
20、20a、20b、20c 中継器
30 分析サーバ
40 監視端末
Claims (3)
- センサと、サーバと、端末と、を有する照明監視システムであって、
前記センサは、
照明器具に関する複数の情報を測定する測定部と;
前記測定部による測定結果を、インターネットを経由して前記サーバに送信する送信部と;
を具備し、
前記サーバは、
前記測定結果を基に、前記複数の情報間の関係を示す所定の値を計算し、前記所定の値が所定の条件を満たしているか否かを判定する判定部;
を具備し、
前記端末は、
前記測定結果及び前記判定部による判定結果を前記サーバから取得する取得部;
を具備することを特徴とする照明監視システム。 - 前記測定部は、前記照明器具の照度、周囲の温度、部品の温度及び入力電圧のうちの少なくとも1つを測定することを特徴とする請求項1に記載の照明監視システム。
- 前記端末は、
前記取得部によって取得された前記測定結果及び前記判定結果を、グラフ又は表の形式で表示する表示部;
をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016186494A JP2018055766A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 照明監視システム |
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JP2016186494A JP2018055766A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 照明監視システム |
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KR102124963B1 (ko) * | 2019-07-31 | 2020-06-22 | 하나네트웍스 주식회사 | IoT 및 5G LoRa 통신 기반의 스마트 등기구 유지관리 방법 및 시스템 |
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