JP2019152769A - 画像検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】稀に生じる画像異常の原因が、交換した特定の部品やその交換作業にあることを検出可能な画像検査システムを提供する。【解決手段】画像形成装置10から出力された用紙を光学的に読み取るインラインスキャナ12と、読み取り画像を解析して用紙上に形成された画像の異常を検出する画像異常検出部21と、画像形成装置10の部品交換履歴を管理する部品交換履歴管理部22と、部品交換履歴と画像異常検出部21が検出した異常の発生状況との相関に基づいて、画像の異常の原因が部品交換にあるか否かを判定する異常原因判定部24とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置が出力した用紙を光学的に読み取って得た画像を解析して画像の異常を判定する画像検査システムに関する。
近年、画像形成装置が出力する画像の異常を検出する方法として、画像形成装置の後段の搬送路上にスキャナを設け、印刷出力された各用紙の画像を光学的に読み取って解析して異常を検出する方法がある。たとえば、下記特許文献1には、検出した各異常の検出情報を、スキャン画像に埋め込んで表示し、これを見たユーザの評価により異常とするかどうかを判断する方法が開示される。
特開2017−191979号公報
従来は、画像形成装置の部品を交換する場合、部品交換後に出力テストを行い、正常に作業が完了したことを確認していた。
しかし、交換した部品に、出荷検査をすり抜けるような微妙な不具合、たとえば、基板上の電子部品の接触不良などがある場合には、部品交換後の出力テストで異常が検出されず、部品交換後の運用中に稀に異常が発生することがある。このような場合、異常の原因を特定することは極めて難しい。
また、部品交換作業時に作業者の不手際で、基板やコネクタに微妙な接続不良が生じたような場合についても、同様の問題が生じる。更には、生産上の問題で同一の製造ロットの部品に微妙な不具合が潜んでいる場合には、異常の再現性が低いため、製造ロット単位での異常であることを見極めることは極めて難しい。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、稀に生じる画像異常の原因が、交換した特定の部品やその交換作業にあることを検出可能な画像検査システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]用紙に画像を形成する画像形成装置から出力された用紙を光学的に読み取る読み取り部から前記用紙の読み取り画像を取り込む取込部と、
前記取込部が取り込んだ前記読み取り画像を解析して前記用紙上に形成された画像の異常を検出する画像異常検出部と、
前記画像形成装置の部品交換履歴を管理する部品交換履歴管理部と、
前記部品交換履歴管理部が管理している部品交換履歴と前記画像異常検出部が検出した異常の発生状況との相関に基づいて、前記用紙上に形成された画像の異常の原因が部品交換にあるか否かを判定する異常原因判定部と、
を有する
ことを特徴とする画像検査システム。
上記発明では、部品交換履歴と異常の発生状況との相関に基づいて、用紙上に形成された画像の異常の原因が部品交換にあるか否かを判定する。
[2]前記用紙上に形成された画像の異常発生履歴を記憶する異常発生履歴記憶部をさらに備え、
前記異常原因判定部は、前記異常発生履歴と前記部品交換履歴に基づいて、前記画像形成装置で所定の部品が交換される前の異常の発生率と前記部品が交換された後の異常の発生率を算出してこれらを比較し、前記部品の交換前に比べて前記部品の交換後に前記異常の発生率が一定以上増加した場合に、前記部品の交換が前記異常の原因であると判定する
ことを特徴とする[1]に記載の画像検査システム。
上記発明では、部品交換前の異常発生率に比べて、部品交換後の異常発生率が一定以上増加した場合は、その部品交換が異常の原因であると判定する。
[3]前記異常原因判定部は、異常の種類毎に、所定の部品が交換される前の異常の発生率と前記部品が交換された後の異常の発生率を比較する
ことを特徴とする[2]に記載の画像検査システム。
上記発明では、異常の種類毎に異常の発生率を比較することで、特定の種類の異常の原因が部品交換にあるか否かを判定する。
[4]前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の発生率が、画像データを処理する制御基板の交換前に比べて前記制御基板の交換後に一定以上増加した場合は、前記制御基板の交換が前記濃度異常の原因であると判定する
ことを特徴とする[3]に記載の画像検査システム。
[5]前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の発生率が、画像データを伝送する束線の交換前に比べて前記束線の交換後に一定以上増加した場合は、前記束線の交換が前記濃度異常の原因であると判定する
ことを特徴とするを[3]に記載の画像検査システム。
[6]前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の発生率が、画像データを伝送する束線のコネクタが抜き差しされる前に比べて前記コネクタの抜き差しの後に一定以上増加した場合は、部品交換の際に行われた前記コネクタの抜き差し作業が前記濃度異常の原因であると判定する
ことを特徴とするを[3]に記載の画像検査システム。
[7]前記異常原因判定部は、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを処理する制御基板の交換前に比べて前記制御基板の交換後に一定以上増加した場合は、前記制御基板の交換が前記スジの出る異常の原因であると判定する
ことを特徴とする[3]に記載の画像検査システム。
[8]前記異常原因判定部は、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを伝送する束線の交換前に比べて前記束線の交換後に一定以上増加した場合は、前記束線の交換が前記スジの出る異常の原因であると判定する
ことを特徴とするを[3]に記載の画像検査システム。
[9]前記異常原因判定部は、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを伝送する束線のコネクタが抜き差しされる前に比べて前記コネクタの抜き差しの後に一定以上増加した場合は、部品交換の際に行われた前記コネクタの抜き差し作業が前記スジの出る異常の原因であると判定する
ことを特徴とするを[3]に記載の画像検査システム。
[10]前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の原因は画像データバスの異常であると判定し、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の原因は画像データの上位bitの信号、主走査領域信号、副走査領域信号、主走査インデックス信号のいずれかの異常であると判定する
ことを特徴とする[3]乃至[9]のいずれか1つに記載の画像検査システム。
[11]前記異常原因判定部は、複数の画像形成装置について部品交換履歴と異常発生情報を収集し、複数の画像形成装置で異常の原因となった部品交換を検出する
ことを特徴とする[2]乃至[10]のいずれか1つに記載の画像検査システム。
上記発明では、複数の画像形成装置から情報を収集することで、複数の画像形成装置で共通して異常の原因となった部品交換を特定する。
[12]前記部品交換履歴には、部品交換の作業者の情報が含まれ、
前記異常原因判定部は、複数の画像形成装置について部品交換履歴と異常発生情報を収集し、異常の原因が特定の作業者の作業不手際であることを検出する
ことを特徴とする[1]乃至[11]のいずれか1つに記載の画像検査システム。
上記発明では、複数の画像形成装置から情報を収集することで、異常の原因が特定の作業者の不手際であることを検出する。
[13]前記部品交換履歴には、部品の製造ロットを特定可能な情報が含まれ、
前記異常原因判定部は、複数の画像形成装置について部品交換履歴と異常発生情報を収集し、異常の原因が特定の製造ロットの部品の交換にあることを検出する
ことを特徴とする[1]乃至[12]のいずれか1つに記載の画像検査システム。
上記発明では、複数の画像形成装置から情報を収集することで、異常の原因が特定の製造ロットの部品の交換にあることを検出する。
[14]前記用紙の読み取り画像に、前記部品交換履歴を埋め込む情報付加部と、
前記情報付加部によって情報が埋め込まれた画像を記憶する記憶部と、
をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[13]のいずれか1つに記載の画像検査システム。
上記発明では、読み取り画像に部品交換履歴が埋め込まれて保存される。
[15]前記画像形成装置を構成する部品の情報である部品構成情報を管理する部品構成管理部をさらに備え、
前記情報付加部は、前記用紙の読み取り画像に、前記部品構成情報をさらに埋め込む
ことを特徴とする[14]に記載の画像検査システム。
上記発明では、読み取り画像に、さらに画像形成装置の部品構成を示す情報が埋め込まれて保存される。
[16]用紙に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置から出力された用紙を光学的に読み取る読み取り部と、
をさらに備える
ことを特徴とする[1]乃至[15]のいずれか1つに記載の画像検査システム。
[17]前記読み取り部は、前記画像形成装置の後段に接続されたインラインスキャナである
ことを特徴とする[16]に記載の画像検査システム。
本発明に係る画像検査システムによれば、稀に生じる画像異常の原因が、交換した特定の部品やその交換作業にあることを検出することができる。
本発明の実施の形態に係る画像検査システムの概略構成を示す図である。 インラインスキャナ内の通紙経路の一例を示す図である。 画像検査システムにおける異常の原因特定に関するデータの流れを示す図である。 印刷時に画像形成装置で行われる処理を示す流れ図である。 画像の濃度異常、スジが出る異常の例を示す図である。 コネクタの接触不良等により、画像データバスの特定のビットの値が本来の「1」から「0」になった例を示す図である。 異常解析サーバが行う異常原因判定処理の一例を示す流れ図である(異常の生じやすい部品交換を判定)。 異常解析サーバが行う異常原因判定処理の一例を示す流れ図である(特定の製造ロットの部品異常を判定)。 異常解析サーバが行う異常原因判定処理の一例を示す流れ図である(要注意作業者を判定)。
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像検査システム3の概略構成を示している。画像検査システム3は、外部の情報処理装置から印刷データを受信し、該印刷データに基づいて用紙に画像を形成(印刷)して出力する複数台の画像形成装置10と、各画像形成装置10から画像の異常発生に関する情報を収集して解析する異常解析サーバ30とをネットワーク2を介して通信可能に接続して構成される。
各画像形成装置10は、用紙上に画像を形成する本体部11と、本体部11の後段に接続されたインラインスキャナ12と、インラインスキャナ12の後段に接続されたフィニッシャ13と、用紙毎に用紙上に形成された画像(出力画像)の異常を検出しその原因が部品交換にあるか否か等の判定を行う画像検査部20を備えている。
本体部11は、無端で環状に掛け渡された中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに沿って配置されたC,M,Y,K各色の像形成ユニットを備え、像形成ユニットによって中間転写ベルト上にC,M,Y,K各色のトナー像を重畳してフルカラーのトナー像を形成する。そして、本体部11は、中間転写ベルト上に形成したトナー像を、給紙トレイから搬送されてきた用紙に転写し、さらに定着器で用紙に熱定着させた後、該用紙を後段の装置に向けて出力する。本体部11は、上記のようなタンデム式の電子写真方式のものに限定されず、用紙に画像を形成する方式は任意でよい。
なお、本体部11は、用紙に画像形成する毎にカウンタをカウントアップして当該装置における印刷の総枚数を計数する。また、本体部11は、ジョブを実行する毎に、そのジョブの実行に係る情報(ジョブ実行情報)を累積記憶してジョブ実行履歴を作成する。ジョブ実行履歴として保存される情報にはジョブの実行開始時点等における上記カウンタの値やジョブの実行日時等が含まれる。
インラインスキャナ12は、本体部11から受け入れた用紙を自装置の後段のフィニッシャ13へ搬送すると共に、搬送中に用紙の両面をスキャンして該用紙の両面の画像を光学的に読み取り、その読み取り画像の画像データを画像検査部20へ出力する。画像検査部20へ入力された画像を検査画像とする。フィニッシャ13は、インラインスキャナ12から搬送されてきた用紙に対して、指定された後処理を施した後、排紙トレイに排出する。
画像検査部20は、CPU(Central Processing Unit)や記憶デバイスを主要部として構成されており、記憶デバイスに保存されているプログラムをCPUが読み出して実行することでその機能が実現される。なお、画像検査部20の機能の一部または全部をASIC等の回路で構成してもよい。
画像検査部20は、画像異常検出部21、部品交換履歴管理部22、異常履歴記憶部23、異常原因判定部24、部品構成管理部25、情報付加部26、記憶部27、取込部28等の機能を果たす。
取込部28は、インラインスキャナ12から画像データ(検査画像)を取り込む。画像異常検出部21は、取込部28が取り込んだ検査画像を解析し、濃度異常、画像の一部欠落(たとえば、白スジの発生)などの異常を検出する。
部品交換履歴管理部22は、本体部11における部品の交換履歴を管理する。ここでは、部品交換毎に、交換された部品の種類を示す部品ID、交換された部品に固有のシリアル番号(これは製造ロットを特定し得る情報である)、作業者名、部品交換作業が行われた日時、作業内容(交換、点検、コネクタの抜き差しなど)、部品交換が行われたときのカウンタ値、等の情報を含む部品交換情報が蓄積記憶される。累積的に記憶された部品交換情報の集合を部品交換履歴とする。部品交換履歴管理部22への部品交換情報の登録は、部品交換の作業者によって行われる。なお、自動検出可能な情報については自動登録するようにしてもよい。
異常履歴記憶部23は、画像異常検出部21によって検出された異常に関する情報(異常発生情報)を累積記憶して管理する。異常発生情報には、異常発生の日時、異常の内容、後述する異常原因判定部24によって特定された異常の原因などが含まれる。異常履歴記憶部23への異常発生情報の登録は、異常検出時に装置が自動で行う。累積的に記憶した異常発生情報の集合を異常発生履歴とする。
異常原因判定部24は、部品交換履歴管理部22に記憶されている部品交換履歴と異常履歴記憶部23に記憶されている異常発生履歴とから、部品交換と異常発生との相関をとって、異常の原因となった部品交換や部品交換作業を判定(推定)する。たとえば、異常原因判定部24は、画像形成装置10の本体部11で所定の部品が交換される前の異常の発生状況と該部品が交換された後の異常の発生状況を比較し、該部品の交換後に異常の発生件数や発生率が一定上増加している場合に、その部品交換もしくは部品交換作業が異常の原因であると判定する。
また、異常原因判定部24は、異常の種類毎に、部品交換前の異常の発生率と部品交換後の異常の発生率を集計して比較することも可能である。たとえば、画像異常検出部21が画像の濃度異常を検出した場合、所定の部品の交換前における濃度異常の発生率と、該部品の交換後における濃度異常の発生率を算出して比較し、該部品の交換前後で濃度異常の発生率が一定以上増加している場合に、該部品の交換もしくは交換作業が濃度異常の原因であると判定する。
部品構成管理部25は、本体部11がどのような部品で構成されているかを示す部品構成情報を記憶管理する。ここでは、本体部11を構成するすべての部品のリストおよび各部品の部品ID、シリアル番号等を部品構成情報として管理する。部品構成情報は不揮発メモリに記憶される。部品構成管理部25には、工場にて装置メーカから提供されて部品構成情報が初期登録され、その後は、部品交換された場合等にその作業者によって更新される。
情報付加部26は、取込部28が取得した検査画像に、部品交換履歴や部品構成情報、検出された異常に関する異常発生情報などを埋め込み、不揮発メモリである記憶部27に保存する機能を果たす。
異常解析サーバ30は、CPUや記憶デバイスを主要部として構成された情報処理装置であり、ネットワーク2を通じて画像形成装置10やその他の装置と通信する機能を備えている。異常解析サーバ30はプログラムに基づいて動作し、第2の異常原因判定部31としての機能を果たす。第2の異常原因判定部31は、ネットワーク2に接続されている複数の画像形成装置10から部品交換履歴や異常発生情報を収集し、該収集した情報に基づいて、複数の画像形成装置10で共通的に発生している異常を検出してその原因を推定したり、複数の画像形成装置10で発生した異常の原因がある製造ロットの部品にあると推定したり、特定の作業者が作業ミスを犯しやすいことを検出したりする機能を果たす。
なお、画像検査部20あるいはその一部(たとえば、部品交換履歴管理部22など)は、画像形成装置10の本体部11の外部に、たとえば、ネットワーク2上などに設けられてもよい。画像検査部20の各部は必要な部分間で通信可能に接続されていれば、複数個所に分散して設けられてよい。
図2は、インラインスキャナ12内の通紙経路の一例を示している。インラインスキャナ12は、用紙の両面を1パスで読み取るため、用紙の表面を読み取る上面側ラインイメージセンサ15と、用紙の裏面を読み取る下面側ラインイメージセンサ16が、用紙搬送方向に距離を置いて互いに異なる位置に配置されている。この例では下側面ラインイメージセンサ16は、上面側ラインイメージセンサ15より用紙搬送方向の上流に配置されている。また、上面側ラインイメージセンサ15のさらに下流に、測色計18を備えている。
各々のラインイメージセンサ15、16の前後には、用紙を保持、搬送するための用紙搬送機構が設けてある。用紙搬送機構は、対向配置された一対の搬送ローラ17等により構成される。
上面側ラインイメージセンサ15、下面側ラインイメージセンサ16は、搬送路上の特定箇所に固定されており、これらの読み取り位置に対して、搬送される用紙が相対移動することで該用紙の表裏の画像がラインイメージセンサ15、16によって読み取られる。用紙の搬送方向を副走査方向、用紙上でこれに直交する方向を主走査方向とする。読取装置15は、副走査方向に搬送される用紙に対して主走査方向のライン単位の読み取りを繰り返すことで用紙を二次元に読み取る。
図3は、画像検査システム3における異常の原因の判定に関するデータの流れを示している。画像形成装置10の本体部11で画像形成されて出力された用紙は、フィニッシャ13へと搬送され、その途中でインラインスキャナ12によって用紙上の画像が読み取られる。インラインスキャナ12は用紙を光学的に読み取って得た画像データを画像検査装置20の取込部28へ出力し、取込部28は取り込んだ画像データを検査画像として画像異常検出部21へ出力する。
画像異常検出部21は検査画像に異常があるか否かや異常の種類を判定する。
情報付加部26は検査画像に、部品交換履歴、部品構成情報、異常発生情報等を埋め込む。該情報が埋め込まれた検査画像は記憶部27に保存される。
異常原因判定部24は、部品交換履歴管理部22から取得した部品交換履歴、および異常履歴記憶部23から取得した異常発生履歴に基づいて検査画像に生じた異常の原因を判定して、該異常の原因となった部品交換や部品交換作業を特定(推定)する。
また、画像検査部20は、画像異常検出部21によって検査画像に異常が検出された場合は、該異常の発生に関する情報を異常解析サーバ30に通知する。たとえば、画像検査部20は、部品交換履歴、部品構成情報、異常の原因に関する情報を含む異常発生情報等を異常解析サーバ30に送信する。これらの情報が埋め込まれた検査画像を異常解析サーバ30に送信してもよい。
図4は、印刷時に画像形成装置10が行う処理を示す流れ図である。なお、前述したように、部品構成管理部25への部品構成情報の登録や部品交換履歴管理部22への部品交換情報の登録は、工場出荷時や部品交換の際に作業者等によって実施されている。
印刷指示を受けた本体部11は用紙に画像形成し、該用紙がフィニッシャ13へ搬送される途中でインラインスキャナ12は用紙上の画像を読み取る(ステップS101)。画像検査部20の取込部28はインラインスキャナ12から該用紙の読み取り画像(検査画像)を取得する。
画像検査部20の情報付加部26は、取込部28が取得した画像(検査画像)に、部品交換履歴、部品構成情報などを埋め込んで記憶部27に保存する(ステップS102)。
画像検査部20の画像異常検出部21は、検査画像を解析して画像異常の有無、および異常の種類を検出する(ステップS103)。異常がなければ(ステップS104;No)、本処理は終了する。
画像の異常が検出された場合は(ステップS104;Yes)、異常発生情報を異常履歴記憶部23に登録する。異常発生情報には、異常発生の日時、異常の種類(内容)、前述のカウンタの値、異常原因判定部24で後に特定された異常の原因に関する情報などが含まれる。
次に、画像検査部20の異常原因判定部24は部品交換履歴管理部22を参照し(ステップS106)、登録されているすべての部品交換について、その部品交換が異常の原因であるか否かの確認が終了しているか否かを判断する(ステップS107)。
上記の確認がすべての部品交換について終了している場合(部品交換が一切行われていない場合を含む)は(ステップS107;Yes)、本処理を終了する。
上記の確認が成されていない部品交換が存在する場合は(ステップS107;No)、未確認の1つの部品交換を、着目する部品交換に設定する(ステップS108)。そして、異常履歴記憶部23を参照して、今回発生した異常と同じ種類の異常について、着目する部品交換の前の異常の発生率と、着目する部品交換の後の異常の発生率をそれぞれ算出する(ステップS109)。
具体的には、部品交換履歴管理部22が管理する部品交換情報には部品交換の日時の情報が含まれ、異常履歴記憶部23が管理する異常発生情報には異常発生の日時と異常の種類の情報が含まれている。そこで、着目する部品交換の日時を基準に、その部品交換から後の所定期間(たとえば現時点まで)に発生した該当する種類の異常と、着目する部品交換の前の所定期間に発生した該当する種類の異常を集計してそれぞれの期間における異常の発生回数を求める。
また、部品交換情報には部品交換時のカウンタ値が含まれ、異常発生情報には異常発生時のカウンタ値が含まれている。さらに、ジョブの実行履歴にはジョブ実行時のカウンタ値や日時が含まれている。そこで、これらの情報を基に着目する部品交換から後の所定期間における印刷枚数と、着目する部品交換の前の所定期間における印刷枚数を求める。そして、着目する部品交換の後の所定期間における印刷枚数と異常発生回数から部品交換後の異常の発生率を求め、着目する部品交換の前の所定期間における印刷枚数と異常発生回数から部品交換前の異常の発生率を求める。
着目する部品交換前に比べて着目する部品交換後に異常の発生率が一定以上増加していなければ(ステップS110;No)、着目する部品交換は今回の異常の原因ではないと判定し、ステップS106に戻って処理を継続する。
着目する部品交換後に異常の発生率が一定以上増加している場合は(ステップS110;Yes)、着目する部品交換が今回の異常の原因であると判定(推定)する(ステップS111)。そして、ステップS102で保存した検査画像に、異常の原因等を含む異常発生情報を埋め込む(ステップS112)。さらに、異常の発生を異常解析サーバ30に通知して(ステップS113)、ステップS106に戻って処理を継続する。
ここでは、部品交換履歴、部品構成情報、今回発生した異常に関する異常発生情報(発生日時、種類、原因など)を異常解析サーバ30に送信して通知する。なお、これらの情報が埋め込まれた検査画像のデータを異常解析サーバ30に送信してもよい。
すべての部品交換について異常の原因であるか否かの確認が終了したら(ステップS107;Yes)、ステップS111で判定(推定)した異常の原因を本体部11の操作パネル等に表示して(ステップS114)、本処理を終了する。なお、2以上の部品交換が異常の原因に判定(推定)された場合はそれら複数の原因を表示する。
本実施の形態に係る画像検査部20の異常原因判定部24は、異常の原因についてさらに以下のような判定(推定)も行う。
・画像の濃度異常の発生率が、画像データを処理する制御基板の交換前に比べて該制御基板の交換後に一定以上増加した場合は、該制御基板の交換が濃度異常の原因であると判定する。
・画像の濃度異常の発生率が、画像データを伝送する束線の交換前に比べて該束線の交換後に一定以上増加した場合は、該束線の交換が濃度異常の原因であると判定する。
・画像の濃度異常の発生率が、画像データを伝送する束線のコネクタが抜き差しされる前に比べて該コネクタの抜き差しの後に一定以上増加した場合は、部品交換の際に行われた該コネクタの抜き差し作業(部品交換作業)が濃度異常の原因であると判定する。
・画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを処理する制御基板の交換前に比べて該制御基板の交換後に一定以上増加した場合は、該制御基板の交換がスジの出る異常の原因であると判定する。
・画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを伝送する束線の交換前に比べて該束線の交換後に一定以上増加した場合は、該束線の交換がスジの出る異常の原因であると判定する。
・画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを伝送する束線のコネクタが抜き差しされる前に比べて該コネクタの抜き差しの後に一定以上増加した場合は、部品交換の際に行われた該コネクタの抜き差し作業がスジの出る異常の原因であると判定する。
さらに、画像の濃度異常の原因は画像データバスの異常であると判定し、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の原因は、画像データの上位bitの信号、主走査領域信号、副走査領域信号、主走査インデックス信号のいずれかの異常であると判定する。
図5は、画像の濃度異常やスジが出る異常の例を示している。
制御基板の不良には、基板の配線不良、電子部品の半田付け不良、端子曲がりなどの実装不良などがあり、これらは濃度異常やスジの出る異常の原因になる。
束線の不良には、断線、コネクタと電線の接触不良があり、これらも濃度異常やスジの出る異常の原因になる。
コネクタの接続不良には、コネクタの半差しによる接触不良等があり、この場合も濃度異常やスジの出る異常の原因になる。
上記の不良が画像データに関する箇所であれば、図6に示すように、データbitの一部の値が本来「1」となるべき所で稀に「0」になると、濃度が変わったり、特に画像データの上位bit、もしくは全bitが「0」になると画像にスジのような濃度異常が出たり白抜けになったりする。
更に画像データの領域を制御する信号(主走査領域信号、副走査領域信号、主走査インデックス信号など)に異常があれば、画像サイズが1から数ライン欠損することが考えられる。なお、画像データが通過する(伝送される)基板や束線の不良によって発生する異常としては、画像が数画素やある領域で入れ替わったり、同じデータが繰り返し描画されたりする異常も考えられる。
次に、異常解析サーバ30による異常の原因の判定について説明する。
各画像形成装置10の画像検査部20は、図4のステップS113で説明したように、異常が発生してその原因の部品交換を判定(推定)できた場合に、異常発生情報と部品交換履歴を異常解析サーバ30に通知する。異常解析サーバ30は、複数の画像形成装置10から異常発生情報等を収集して解析することで、複数の画像形成装置10で発生した異常に共通する、異常の原因を判定(推定)する。以下の説明では、異常解析サーバ30は、画像形成装置10から、異常発生情報と部品交換履歴が埋め込まれた検査画像を受信するものとする。
図7は、異常解析サーバ30が行う異常原因判定処理の一例を示している。異常解析サーバ30は、いずれかの画像形成装置10から異常発生情報と部品交換履歴が埋め込まれた検査画像を受信すると、これを自装置が有する不揮発性の記憶デバイスに保存する(ステップS201)。
次に異常解析サーバ30の第2の異常原因判定部31は、ステップS201で受信した検査画像に埋め込まれている異常発生情報から異常の原因となった部品交換を特定する(ステップS202)。
第2の異常原因判定部31は、前述の記憶デバイスに多数累積保存されている検査画像を検索して、ステップS202で特定した部品交換と同一部品の部品交換が異常の原因であった異常の発生回数を集計する(ステップS203)。
第2の異常原因判定部31は、ステップS203で集計した異常の発生回数が一定値以上か否かを調べ(ステップS204)、一定値以上の場合は(ステップS204;Yes)、ステップS202で特定した部品交換を、要注意の部品交換(異常が発生し易い部品交換)であると判定し(ステップS205)、これを管理者に通知して(ステップS206)、本処理を終了する。
ステップS203で集計した異常の発生回数が一定値以上でなければ(ステップS204;No)、本処理を終了する。
図8は、異常解析サーバ30が行う異常原因判定処理の他の一例を示している。異常解析サーバ30は、いずれかの画像形成装置10から異常発生情報と部品交換履歴が埋め込まれた検査画像を受信すると、これを自装置が有する不揮発性の記憶デバイスに保存する(ステップS221)。
次に異常解析サーバ30の第2の異常原因判定部31は、ステップS221で受信した検査画像に埋め込まれている異常発生情報から異常の原因となった部品交換で交換された部品の部品IDやシルアル番号を調べ、これらの情報から該部品の製造ロットを特定する(ステップS202)。
第2の異常原因判定部31は、前述の記憶デバイスに多数累積保存されている検査画像を検索して、ステップS222で特定した製造ロットと同じ製造ロットの部品の交換が異常の原因であった異常の発生回数を集計する(ステップS223)。
第2の異常原因判定部31は、ステップS223で集計した異常の発生回数が一定値以上か否かを調べ(ステップS224)、一定値以上の場合は(ステップS224;Yes)、ステップS222で特定した製造ロットの部品に異常があると判定し(ステップS225)、これを管理者に通知して(ステップS226)、本処理を終了する。
ステップS223で集計した異常の発生回数が一定値以上でなければ(ステップS224;No)、本処理を終了する。
これにより、特定の製造ロットの部品に、出荷検査等では検出されなかった微妙な異常が潜んでいることを検出することができる。
図9は、異常解析サーバ30が行う異常原因判定処理の他の一例を示している。異常解析サーバ30は、いずれかの画像形成装置10から異常発生情報と部品交換履歴が埋め込まれた検査画像を受信すると、これを自装置が有する不揮発性の記憶デバイスに保存する(ステップS241)。
次に異常解析サーバ30の第2の異常原因判定部31は、ステップS241で受信した検査画像に埋め込まれている異常発生情報と部品交換履歴から異常の原因となった部品の交換作業を行った作業者を特定する(ステップS242)。
第2の異常原因判定部31は、前述の記憶デバイスに多数累積保存されている検査画像を検索して、ステップS242で特定した作業者と同じ作業者による部品交換で異常が生じた回数を集計する(ステップS243)。
第2の異常原因判定部31は、ステップS243で集計した異常の発生回数が一定値以上か否かを調べ(ステップS244)、一定値以上の場合は(ステップS244;Yes)、ステップS242で特定した作業者を要注意作業者(不手際を犯しやすい作業者)であると判定し(ステップS245)、これを管理者に通知して(ステップS246)、本処理を終了する。
ステップS243で集計した異常の発生回数が一定値以上でなければ(ステップS244;No)、本処理を終了する。
このように、異常解析サーバ30は、各画像形成装置10から収集した情報を解析することで、異常発生の傾向を推定することができる。
図7〜図9に示す処理は一例であり、これら以外の解析を異常解析サーバ30が行うようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、部品交換の前後における異常の発生率の増加に基づいて、異常の原因となった部品交換を判定(推定)したが、異常の発生回数の増加に基づいて判定してもよい。たとえば、部品交換前の所定期間における異常の発生回数と部品交換後の所定期間における異常の発生回数とを比較して、異常の発生回数が一定以上増加している場合に、その部品交換が異常の原因であると判定する。
本発明は、異常解析サーバ30を設けなくてもよく、画像検査部20のみの構成とされてもよい。また、異常解析サーバ30と画像検査部20を含むシステムとされてもよい。さらには、これに画像形成装置10やインラインスキャナ12を加えたシステムとされてもよい。
2…ネットワーク
3…画像検査システム
10…画像形成装置
11…本体部
12…インラインスキャナ
13…フィニッシャ
15…上面側ラインイメージセンサ
16…下面側ラインイメージセンサ
17…搬送ローラ
18…測色計
20…画像検査部
21…画像異常検出部
22…部品交換履歴管理部
23…異常履歴記憶部
24…異常原因判定部
25…部品構成管理部
26…情報付加部
27…記憶部
28…取込部
30…異常解析サーバ
31…第2の異常原因判定部

Claims (17)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置から出力された用紙を光学的に読み取る読み取り部から前記用紙の読み取り画像を取り込む取込部と、
    前記取込部が取り込んだ前記読み取り画像を解析して前記用紙上に形成された画像の異常を検出する画像異常検出部と、
    前記画像形成装置の部品交換履歴を管理する部品交換履歴管理部と、
    前記部品交換履歴管理部が管理している部品交換履歴と前記画像異常検出部が検出した異常の発生状況との相関に基づいて、前記用紙上に形成された画像の異常の原因が部品交換にあるか否かを判定する異常原因判定部と、
    を有する
    ことを特徴とする画像検査システム。
  2. 前記用紙上に形成された画像の異常発生履歴を記憶する異常発生履歴記憶部をさらに備え、
    前記異常原因判定部は、前記異常発生履歴と前記部品交換履歴に基づいて、前記画像形成装置で所定の部品が交換される前の異常の発生率と前記部品が交換された後の異常の発生率を算出してこれらを比較し、前記部品の交換前に比べて前記部品の交換後に前記異常の発生率が一定以上増加した場合に、前記部品の交換が前記異常の原因であると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像検査システム。
  3. 前記異常原因判定部は、異常の種類毎に、所定の部品が交換される前の異常の発生率と前記部品が交換された後の異常の発生率を比較する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像検査システム。
  4. 前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の発生率が、画像データを処理する制御基板の交換前に比べて前記制御基板の交換後に一定以上増加した場合は、前記制御基板の交換が前記濃度異常の原因であると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像検査システム。
  5. 前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の発生率が、画像データを伝送する束線の交換前に比べて前記束線の交換後に一定以上増加した場合は、前記束線の交換が前記濃度異常の原因であると判定する
    ことを特徴とするを請求項3に記載の画像検査システム。
  6. 前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の発生率が、画像データを伝送する束線のコネクタが抜き差しされる前に比べて前記コネクタの抜き差しの後に一定以上増加した場合は、部品交換の際に行われた前記コネクタの抜き差し作業が前記濃度異常の原因であると判定する
    ことを特徴とするを請求項3に記載の画像検査システム。
  7. 前記異常原因判定部は、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを処理する制御基板の交換前に比べて前記制御基板の交換後に一定以上増加した場合は、前記制御基板の交換が前記スジの出る異常の原因であると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像検査システム。
  8. 前記異常原因判定部は、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを伝送する束線の交換前に比べて前記束線の交換後に一定以上増加した場合は、前記束線の交換が前記スジの出る異常の原因であると判定する
    ことを特徴とするを請求項3に記載の画像検査システム。
  9. 前記異常原因判定部は、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の発生率が、画像データを伝送する束線のコネクタが抜き差しされる前に比べて前記コネクタの抜き差しの後に一定以上増加した場合は、部品交換の際に行われた前記コネクタの抜き差し作業が前記スジの出る異常の原因であると判定する
    ことを特徴とするを請求項3に記載の画像検査システム。
  10. 前記異常原因判定部は、画像の濃度異常の原因は画像データバスの異常であると判定し、画像の一部欠落によって画像にスジが出る異常の原因は画像データの上位bitの信号、主走査領域信号、副走査領域信号、主走査インデックス信号のいずれかの異常であると判定する
    ことを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1つに記載の画像検査システム。
  11. 前記異常原因判定部は、複数の画像形成装置について部品交換履歴と異常発生情報を収集し、複数の画像形成装置で異常の原因となった部品交換を検出する
    ことを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1つに記載の画像検査システム。
  12. 前記部品交換履歴には、部品交換の作業者の情報が含まれ、
    前記異常原因判定部は、複数の画像形成装置について部品交換履歴と異常発生情報を収集し、異常の原因が特定の作業者の作業不手際であることを検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の画像検査システム。
  13. 前記部品交換履歴には、部品の製造ロットを特定可能な情報が含まれ、
    前記異常原因判定部は、複数の画像形成装置について部品交換履歴と異常発生情報を収集し、異常の原因が特定の製造ロットの部品の交換にあることを検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1つに記載の画像検査システム。
  14. 前記用紙の読み取り画像に、前記部品交換履歴を埋め込む情報付加部と、
    前記情報付加部によって情報が埋め込まれた画像を記憶する記憶部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1つに記載の画像検査システム。
  15. 前記画像形成装置を構成する部品の情報である部品構成情報を管理する部品構成管理部をさらに備え、
    前記情報付加部は、前記用紙の読み取り画像に、前記部品構成情報をさらに埋め込む
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像検査システム。
  16. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置から出力された用紙を光学的に読み取る読み取り部と、
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1つに記載の画像検査システム。
  17. 前記読み取り部は、前記画像形成装置の後段に接続されたインラインスキャナである
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像検査システム。
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